JP3004135U - 額 縁 - Google Patents
額 縁Info
- Publication number
- JP3004135U JP3004135U JP1994006235U JP623594U JP3004135U JP 3004135 U JP3004135 U JP 3004135U JP 1994006235 U JP1994006235 U JP 1994006235U JP 623594 U JP623594 U JP 623594U JP 3004135 U JP3004135 U JP 3004135U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- substrate
- pressing plate
- work
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡易で、安価な額縁を提供する。
【構成】 枠体23の格納部31に、基板33を収納
し、掛け止め金具43で外れないようにする。基板の前
面37上に作品45を載置し、その上に透明体の押さえ
板47を載せ、ボルト51とナット57で固定する。
し、掛け止め金具43で外れないようにする。基板の前
面37上に作品45を載置し、その上に透明体の押さえ
板47を載せ、ボルト51とナット57で固定する。
Description
【0001】
本考案は額縁に関し、特に書道の作品等を飾るのに好適な、簡易で安価、且つ 額縁に対して作品の位置出しを行いやすい額縁に関する。
【0002】
従来、絵画、色紙或いは写真等を壁等に掛けて飾るのに、額縁が使用されてい るが、例えば書道の作品を飾るための額縁、所謂書道額としては、第3図に示す 形式のものがある。
【0003】 図3は従来の書道額の構成を示す断面図であり、この額縁1は、長方形の枠体 3を備えている。枠体3は、平面形状長方形の枠を形成する側壁部5と、この側 壁部5の前面部において全周に渡って形成された、内方へ拡がる鍔部7とを備え 、その鍔部7は内側に長方形の開口9を形成している。枠体3内には格納部11 が形成され、この格納部11に基板13が収納され、留め具15で回動可能に枠 体3に取り付けられた掛け止め部材、通称トンボ金具17等を用いて外れないよ うになっている。そして書道の作品19は、基板13の表側に貼り付け、さらに 布貼り等して枠体3に納め、所謂表装をしてある。
【0004】 ところで、この表装を行うには熟練した技術を要するものであり、素人が簡単 に行えるものではない。従って最終的に作品を表装して出来上がる額縁はきわめ て高価なものとなってしまい、例えば一般の人達が自分あるいは家族の作品を記 念に飾っておこうとするような場合、あるいは学校などでの児童、生徒の作品の 展覧会等に使用するには、費用の面で問題がある。
【0005】 また、児童の書道展覧会等で、作品を展示するためにセロテープで止めたりす ると、後にそのセロテープを剥がす際に作品を破いてしまう可能性もある。
【0006】
本考案は上記のような問題点に鑑みなされたものであり、わざわざ表装を行わ ずに、素人でも簡単に書道の作品を飾ることが出来る、安価で簡易な額縁を提供 することを目的とする。
【0007】 また本考案は、額縁に対して作品の位置を容易に決めることの出来る額縁を提 供することをもその目的とする。
【0008】
上記課題を解決するために、本考案においては、従来行っていた表装を行わず 、基板をそのままの状態で枠体に取り付け、この基板上に作品を載置し、その上 側に固定手段を用いて取り外し可能に透明体の押さえ板を固定する構造としたも のである。この固定手段は、基板に取り付けられた第1の部材と、押さえ板の前 面上に載置した状態で第1の部材に係合可能な第2の部材とを備えている。
【0009】 一実施例においては、固定手段の第1の部材は、基板の後面側から、基板と押 さえ板にそれぞれ互いに対応した位置で形成された貫通孔を通って伸びるボルト からなり、第2の部材はそのボルトに螺合するナットから構成されている。
【0010】
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1は本考案の一実施例 に係る額縁の使用状態を示す平面図であり、図2は図1の2−2線に沿って取ら れた拡大断面図である。
【0011】 図1及び2において、23は額縁21の枠体であり、所定の厚みを備え、閉じ た枠を形成する側壁部25と、該側壁部25の一面側すなわち前面側において、 側壁部25に直交する方向で内方へ延びて形成されている鍔部27とを備えてい る。鍔部27は平面方向内側に図示の如く本実施例においては縦長の長方形の開 口29を形成するとともに、その背面側に、側壁部25と協働して格納部31を 形成している。
【0012】 格納部31には基板33が嵌め込まれ、枠体23の側壁部25の後面に止め具 たる鋲41で回動可能に取り付けられた掛け止め部材、通称トンボ金具43が基 板33の後面35を押さえることにより外れないようになっている。
【0013】 基板33の前面37上のしかるべき位置に、作品45が広げて載置される。次 にその作品45の上に、例えばアクリル等の透明材料で作られた押さえ板47が 重ねられる。押さえ板の大きさは、作品45の全体を十分に覆うことのでき、開 口29より小さい寸法になっている。
【0014】 基板33及び押さえ板47には、それぞれ互いに対応した位置で、本実施例に おいては4か所に貫通孔39と49が形成されている。そして、ボルト51が基 板33の後面35側から貫通孔39と49を通って挿通され、そのネジを刻まれ た軸部55の先端が押さえ板47の上面48を越えて伸びている。このボルト5 1の頭部53は本実施例においては接着剤を用いて基板に固定してある。突出し たボルト51の先端には、袋ナット57が螺合され、これを回転させることによ り、押さえ板47を基板33に押しつけ、両者の間に作品45を挟持する。袋ナ ットの形状は装飾性を考慮して、種々の形態を採ることが出来る。
【0015】
以上説明した通り、本考案における額縁では、枠体に取り付けた基板上に書道 等の作品を載置し、それを基板の前面側に取り付ける押さえ板で押さえる構成に したので、従来のように基板に作品を表装する必要がなく、簡易で安価な額縁を 提供することが出来る。また、通常の絵画、写真等の展示に使用される額縁のよ うに、額の後面側から作品をセットするのとは異なり、本考案においては、枠体 に基板を取り付けた状態で下に置き、その基板の前面上に作品を載置するので、 作品の額に対する位置を確認しながらその取り付けが出来、きわめて好都合であ る。
【図1】本考案の第1実施例に係る額縁の平面図であ
る。
る。
【図2】図1の2−2線に沿って採られた拡大断面図で
ある。
ある。
【図3】従来の書道額の構成を示す断面図である。
21 額縁 23 枠体 25 側壁部 27 鍔部 29 開口 31 格納部 33 基板 43 掛け止め部材 45 作品 47 押さえ板 51 ボルト 57 ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の厚みを有し、閉じた枠を形成して
いる側壁部と、該側壁部の前面部において内方へ向けて
形成され、内側に所定の形状の開口を有するとともに背
部に前記側壁部と協働して格納部を形成する鍔部とを備
えた枠体と、前記枠体の前記格納部に収受される基板
と、前記基板の前記格納部からの離脱を阻止できる掛け
止め部材と、前記枠体の前記開口側から前記基板の前面
上に載置可能な透明材料で形成された押さえ板と、前記
押さえ板を前記裏板に対し取り外し可能に取り付け、固
定する固定手段を備えてなり、前記固定手段は、前記基
板に取り付けられた第1の部材と、前記押さえ板の前面
上に載置した状態で前記第1の部材に係合可能な第2の
部材とを含んでなることを特徴とする額縁。 - 【請求項2】 請求項1に記載の額縁において、前記固
定手段の前記第1の部材は、前記基板の後面側から、前
記基板及び前記押さえ板のそれぞれに互いに対応した位
置で形成された貫通孔を通って伸びるボルトからなり、
前記第2の部材は前記ボルトに螺合するナットからなる
ことを特徴とする額縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006235U JP3004135U (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 額 縁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006235U JP3004135U (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 額 縁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004135U true JP3004135U (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=43140072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994006235U Expired - Lifetime JP3004135U (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 額 縁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004135U (ja) |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP1994006235U patent/JP3004135U/ja not_active Expired - Lifetime
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