JPH0651782U - 連続式タンブラー - Google Patents

連続式タンブラー

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JPH0651782U
JPH0651782U JP3868593U JP3868593U JPH0651782U JP H0651782 U JPH0651782 U JP H0651782U JP 3868593 U JP3868593 U JP 3868593U JP 3868593 U JP3868593 U JP 3868593U JP H0651782 U JPH0651782 U JP H0651782U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】布帛を長手方向に前後に往復運動させながら、
布帛に熱風を吹きつけるとともに揉みほぐすことによ
り、布帛を乾燥仕上げ処理する連続式タンブラの提供。 【構成】布帛を第1の布帛停留ステーション6から第2
の布帛停留ステーション7にまたはその逆方向に搬送す
るコンベヤネット13が設けられる。搬送される布帛に
熱風を吹きつける第1のノズル群23aおよび第2のノ
ズル群23bが配置される。第1の布帛ステーションと
コンベヤネットの間を搬送される布帛に順次衝突される
第1の枠車ローラ14と、第2の布帛ステーションとコ
ンベヤネットの間を搬送される布帛に順次衝突される第
2の枠車ローラ15が配置される。布帛が連続的に第1
の布帛停留ステーションに供給され、第1の布帛停留ス
テーションおよび第2の布帛停留ステーションの間を所
定回数だけ往復運動せしめられた後、第2の布帛停留ス
テーションから排出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、布帛を長手方向に前後に往復運動させながら、布帛に熱風を吹きつ けるとともに揉みほぐすことによって、布帛を乾燥し仕上げ処理する連続式タン ブラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より知られたこの種の装置として、例えば、特開平2−25683号公報 に記載されたものがある。図5には、この装置が示してある。 図5に示したように、この装置においては、第1室50と第2室51の間に繊 維が通過する通路52が設けられ、通路52には、空気を第1室に向けて送り込 む第1群の溝53と、空気を第2室に向けて送り込む第2群の溝54が設けられ ている。そして、第1群の溝53および第2群の溝54から交互に加熱された空 気流を送り込み、通路52内を流れる加熱空気流によって、繊維を第1室50お よび第2室51の間で往復運動させるようになっている。 また、各室における通路の繊維出入り口にほぼ面する位置には、繊維受取装置 55、56が設けられており、空気の通過を許容するとともに、通路52から各 室に送り込まれる繊維を保持することなく受け取るようになっている。
【0003】 そして、繊維は、第1室50に徐々に供給されながら、空気流によって第1室 50および第2室51の間を所定の回数往復運動せしめられ、この往復運動の間 に繊維受取装置55、56に受け取られることにより、乾燥され、仕上げ処理さ れるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように繊維を空気流によって搬送する構成とすると、重い 繊維を搬送すること、または繊維を高速で搬送することが容易ではない。しかも これらの場合に、布帛の搬送方向に及ぼされる張力が増大し、ニット等の延びや すい布帛の場合に問題となる。
【0005】 加えて、この構成においては、図6に示したように、第1群の溝53および第 2群の溝54は、第1群の溝53が第2室側に、第2群の溝54が第1室側にそ れぞれ位置するように配置されている。このため、例えば、繊維を第1室から第 2室に向けて搬送する場合、図6の矢印で示したように、第1群の溝53から通 路52内に吹き出した空気流の一部が、第2群の溝54内に進入した後、再び第 2群の溝54から通路52内に吹き出してしまうことがある。その結果、第1室 から第2室に向かう空気流が妨げられ、繊維が円滑に搬送されず、通路中に詰ま ってしまうという問題を生じる。
【0006】 本考案の課題は、上記の問題を解決するため、布帛の重量に関係なく、また布 帛の搬送方向に及ぼされる張力を抑制しつつ、布帛を高速かつ円滑に前後に交互 に搬送し、その間に布帛を乾燥しかつ揉みほぐすことができる連続式タンブラー を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本考案は、第1の布帛停留ステーションと、前記 第1の布帛停留ステーションから一定の間隔をおいて配置された第2の布帛停留 ステーションと、前記第1の布帛停留ステーションの上方の所定位置と前記第2 の布帛停留ステーションの上方の所定位置との間に設けられた、正逆両方向に駆 動され得るエンドレスコンベヤネットであって、前記第1の布帛停留ステーショ ンから前記コンベヤネットの上側コンベヤネット部分の上面を経て前記第2の布 帛停留ステーションに至る布帛往復搬送路を形成するものと、布帛を連続的に前 記第1の布帛停留ステーションに供給する布帛供給手段と、布帛を連続的に前記 第2の布帛停留ステーションから排出する布帛排出手段と、布帛が前記布帛往復 搬送路に沿って搬送される間に、前記布帛に熱風を吹きつける手段と、前記第1 の布帛停留ステーションおよび前記コンベヤネットの間における前記布帛往復搬 送路中に配置され、前記第1の布帛停留ステーションと前記コンベヤネットの間 を搬送される布帛に衝突されることによって前記布帛を揉みほぐす第1の布帛揉 みほぐし手段と、前記第2の布帛停留ステーションおよび前記コンベヤネットの 間における前記布帛往復搬送路中に配置され、前記第2の布帛停留ステーション と前記コンベヤネットの間を搬送される布帛に衝突されることによって前記布帛 を揉みほぐす第2の布帛揉みほぐし手段とを有していることにより、前記布帛が 連続的に前記第1の布帛停留ステーションに供給され、前記第1の布帛停留ステ ーションと前記第2の布帛停留ステーションとの間において所定の回数だけ往復 運動せしめられた後、前記第2の布帛停留ステーションから連続的に排出される ものであることを特徴とする連続式タンブラーを構成したものである。
【0008】 本考案の好ましい実施例においては、前記上側コンベヤネット部分は、両端部 においてそれぞれ前記第1および第2の布帛揉みほぐし手段に向かって下方に傾 斜している。 本考案の別の好ましい実施例においては、前記布帛に熱風を吹きつける手段は 、前記上側コンベヤネット部分の上側および下側の少なくとも一方において、前 記上側コンベヤネット部分から間隔をおいて配置され、前記上側コンベヤベルト に向けられた複数個のノズルと、ファンと、前記ファンと前記ノズルとの間に配 置されたダクト手段と、前記空気を加熱するスチームヒータとを有している。 本考案のさらに別の好ましい実施例においては、前記上側コンベヤネット部分 は周囲を遮蔽板によって実質上包囲されており、前記複数個のノズルは前記遮蔽 板に設けられている。
【0009】 本考案のさらに別の好ましい実施例においては、前記複数個のノズルは、前記 第1の布帛停留ステーション側に斜めに向けられた第1のノズル群と、前記第2 の布帛停留ステーション側に斜めに向けられた第2のノズル群とからなっており 、前記第1および第2のノズル群は、前記第1のノズル群が前記第1の布帛停留 ステーション側に位置し、前記第2のノズル群が前記第2の布帛停留ステーショ ン側に位置するように、互いに分離して配置されており、布帛が前記第1の布帛 停留ステーションから前記第2の布帛停留ステーションに向けて搬送されるとき 、前記第1のノズル群は作動しないが、前記第2のノズル群は空気を吹きつける べく作動し、布帛が前記第2の布帛停留ステーションから前記第1の布帛停留ス テーションに向けて搬送されるとき、前記第1のノズル群は空気を吹きつけるべ く作動するが、前記第2のノズル群は作動しないようになっている。
【0010】 本考案のさらに別の好ましい実施例においては、前記第1および第2の布帛揉 みほぐし手段が、水平な回転軸と、前記回転軸に同心的に取り付けられ互いに間 隔をおいて配置された2枚の円板と、前記各円板の外周縁に等間隔に取り付けら れ、前記円板の間にのびる複数の補助ロッドと、実質上正弦波形状を有し、前記 回転軸と前記各補助ロッドの間に、山と谷がそれぞれ前記回転軸および前記補助 ロッドに接触するように配置された部材とからなっており、前記回転軸と、前記 実質上正弦波形状の部材および前記補助ロッドのそれぞれとによって形成された 、前記回転軸から放射状にのびる衝突面に前記布帛が衝突するようになっている 。この構成によって、コンベヤネット上を搬送された布帛は、回転する衝突面に 順次衝突し、または隣接する衝突面の間に折り重なった状態で一時的に捕獲され 、揉みほぐされる。
【0011】
【作用】
以上の構成において、布帛が、布帛供給手段によって外部から第1の布帛停留 ステーションに順次供給される。第1の布帛停留ステーションに布帛が一定量供 給されると、供給された布帛の先頭から一定の長さだけが、コンベヤネットによ って布帛往復搬送路に沿って第1の布帛停留ステーションから第2の布帛停留ス テーションに供給される。この間に、布帛は、熱風を吹き付けられ、また第1お よび第2の布帛揉みほぐし手段に順次衝突することによって乾燥されかつ揉みほ ぐされる。布帛が第2の布帛停留ステーションに搬送されると、搬送された布帛 の最後部から一定の長さだけが、再びコンベヤネットによって布帛往復搬送路に 沿って第2の布帛停留ステーションから第1の布帛停留ステーションに搬送され る。この間に、布帛は、熱風を吹き付けられ、また第1および第2の布帛揉みほ ぐし手段に順次衝突することによって乾燥されかつ揉みほぐされる。一方、第1 の布帛停留ステーションに搬送されずに第2の布帛停留ステーションに留まって いる布帛は、布帛排出手段によって順次外部に送り出される。 こうして、布帛は、外部から第1の布帛停留ステーションに順次供給され、第 1の布帛停留ステーションと第2の布帛停留ステーションの間を所定の回数往復 運動した後、第2布帛停留ステーションから順次外部に排出される。
【0012】 また、上側コンベヤネット部分の周囲を遮蔽板によって実質上包囲し、複数個 のノズルを遮蔽板に設けた場合には、布帛往復搬送路の周囲が遮蔽板によって包 囲されるので、ノズルから吹きつけられた熱風が高温状態に維持されたまま布帛 往復搬送路に沿って流れるようになるので、布帛の乾燥および表面処理の効果が より向上する。 さらに、複数のノズルが第1および第2のノズル群からなる構成とした場合に は、布帛の運動方向に向かって熱風が吹きつけられるので、布帛を第1および第 2の布帛揉みほぐし手段に効果的に衝突させることができる。
【0013】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実施例について説明する。 図1は、本考案による連続式タンブラーの1実施例を概略的に示した断面図で ある。本考案による連続式タンブラーは、一側部に布帛取り入れ口1を、他側部 に布帛吐き出し口2をそれぞれ有している。 布帛取り入れ口1および布帛吐き出し口2は、それぞれ、装置の内側において 側壁に沿ってのびる縦通路3、4の側部開口として形成されている。
【0014】 装置の内側底面は、平坦な中央部分5と、中央部分5の布帛取り入れ口側に位 置する凹部6と、中央部分5の布帛吐き出し口側に位置する凹部7とからなって いる。これらの凹部6、7は、中央部分5から下方にのびる第1傾斜面6a、7 a、傾斜面に連続する平坦面6b、7b、および平坦面から上方にのびる第2傾 斜面6c、7cから形成されている。 縦通路3、4は、それぞれ、対応する凹部6、7の第2傾斜面6c、7cに向 かって下方に開口している。 凹部6、7は、それぞれ、第1の布帛停留ステーション6および第2の布帛停 留ステーション7を形成している。
【0015】 内側底面の平坦な中央部分5の上方、よって、第1および第2の布帛停留ステ ーション6、7の上方には、4本の水平なローラ8、9、10、11が、それぞ れ等脚台形の各頂点に配置されている。4本のローラ8〜11のうち、下側の一 方のローラ9は駆動ローラとなっており、それ以外のローラ8、10、11はア イドルローラとなっている。各ローラの両端の外周には断面V字状の溝が形成さ れ、この溝を通じて、4本のローラ間にエンドレスのVベルトが張設されている 。さらに、4本のローラ間には、全幅にわたって、エンドレスネット12が張設 され、コンベヤネット13が形成されている。ネット12は、耐熱性を有する合 成繊維から形成されており、1mm2 〜10mm2 のメッシュを有している。コ ンベヤネット13は、後述するように、時計回りにまたは反時計回りに駆動され 得るようになっている。
【0016】 こうして、第1の布帛停留ステーション6からコンベヤネット13の上側コン ベヤネット部分の上面を経て第2の布帛停留ステーション7に至る実質上逆U字 形状の布帛往復搬送路が形成されている。また、コンベヤネット13の上側コン ベヤネット部分に沿って、上側コンベヤネット部分の周囲を包囲する遮蔽板30 が配置され、遮蔽板の内側には、四角形の断面を有し、内部に上側コンベヤネッ ト部分を収容する通路38が形成されている。布帛往復搬送路は、上側コンベヤ ネット部分の領域においてこの通路38内に位置している。
【0017】 上側および下側遮蔽板30の水平部分には、それぞれ、布帛往復搬送路の上側 および下側から布帛往復搬送路に向けられた複数個のノズルが、布帛往復搬送路 に沿って配置されている。これらのノズルは、空気を第1の布帛停留ステーショ ン6に向けて斜めに吹きつける第1のノズル群23aと、空気を第2の布帛停留 ステーション7に向けて斜めに吹きつける第2のノズル群23bとからなってお り、第1および第2のノズル群は、第1のノズル群23aが第1の布帛停留ステ ーション側に位置し、第2のノズル群23bが第2の布帛停留ステーション側に 位置するように、分離して配置されている。 また、遮蔽板30には送風ダクト22の一端が取り付けられ、ノズル23a、 23bの吹き込み口に接続されている。送風ダクト22は、隔壁24によって縦 に二等分され、一方のダクト部分22aが第1のノズル群23a専用として、他 方のダクト部分22bが第2のノズル群23b専用として使用されるようになっ ている。送風ダクト22の他端は後述する熱風供給室37に接続されている。そ して、第1および第2のノズル群23a、23bから吹きつけられた空気は、通 路38、よって布帛往復搬送路に沿って、それぞれ第1の布帛停留ステーション 6および第2の布帛停留ステーション7に向けて吹き出すようになっている。
【0018】 装置内の上部には、中央に熱風供給室37が設けられ、熱風供給室37の布帛 取り入れ口側および布帛吐き出し口側にはそれぞれ空気清浄室25aおよび25 bが設けられている。熱風供給室37の中央上部には循環ファン36が配置され ている。熱風供給室37と空気清浄室25a、25bとの連通口には、それぞれ スチームヒーター20および21が取り付けられている。スチームヒータ20、 21は、それぞれ、空気清浄室側の面にフィルター20a、21aを備えている 。
【0019】 空気清浄室25a、25bの底面には、装置の内部空間との通気口27a、2 7bが形成され、通気口27a、27bに隣接して排気ダクト26a、26bの 一端が開口している。排気ダクト26、27の他端は、装置の外部に配置された (図示はしない)排気ファンに接続されている。さらに、空気清浄室25a、2 5bの底面には、空気清浄室の内側から、通気口27a、27bおよび排気ダク ト26a、26bの開口を同時に被覆可能なフィルター28a、28bが取り付 けられている。このフィルター28a、28bは、通気口27a、27bおよび 排気ダクト26a、26bの開口の中間位置に回転軸を有し、この回転軸のまわ りに回転可能になっている。 循環ファン36の吸込口は、熱風供給室37内に開口しており、吹出し口には 前述のように送風ダクト22の他端が接続されている。
【0020】 こうして、循環ファン36を駆動させることにより、スチームヒータ20、2 1によって適当に加熱された熱風供給室37内の空気が、送風ダクト22内に送 り込まれる。このとき、(図示はしない)ダンパによって、一方の送風ダクト部 分22aおよび他方の送風ダクト部分22bに対する送風の切り換えが適宜行わ れるようになっている。その後、空気は、ノズル23aまたは23bを通じて布 帛往復搬送路に向けて斜めに吹きつけられ、通路38から装置内部、さらには通 気口27aまたは27bを経て空気清浄室25aまたは25b内に送り込まれる 。このとき、フィルター28a、28bの下面に埃、糸クズ等が吸着され、除去 される。そして、一部は、スチームヒータ20、21を経て装置内を再び循環し 、一部は、排気ダクト26a、26bを通じて外部に排出される。このとき、ス チームヒータ20、21のフィルター20a、21aによって埃、糸クズ等が吸 着され、除去される。また、フィルター28a、28bの上面に埃等が吸着され ると同時に、下面に吸着された埃等は、排気ダクト26a、26bを通じて外部 に排出される。この空気循環が行われる間に、フィルター28a、28bは適宜 回転されるようになっている。装置に対する新たな空気の供給は、布帛取り入れ 口1、布帛吐き出し口2等を通じて行われる。
【0021】 第1の布帛停留ステーション6とコンベヤネット13の間、および第2の布帛 停留ステーション7とコンベヤネット13の間における布帛往復搬送路中には、 それぞれ第1の枠車ローラ14および第2の枠車ローラ15が水平に配置されて いる。第1および第2の枠車ローラ14、15は、同一の構成を有しているので 、以下、第2の枠車ローラ15について説明する。
【0022】 枠車ローラ15は、図2に示したように、回転軸16と、回転軸16に同心的 に取り付けられ、互いに間隔をおいて配置された2枚の円板17a、17bと、 2枚の円板の外周縁に等間隔に取り付けられ、これらの円板の間にのびる複数本 、この実施例では6本の補助ロッド18a〜18fとを有している。 さらに、回転軸16と各補助ロッド18a〜18fの間には、実質上正弦波形 状の部材19a〜19fが、その山と谷をそれぞれ回転軸16および補助ロッド 18a〜18fに接触させながら、回転軸16の軸方向にのびるようにして配置 されている。そして、回転軸16と、各部材19a〜19fおよび補助ロッド1 8a〜18fとから、回転軸16から放射状にのびる6つの衝突面が形成されて いる。
【0023】 第2の枠車ローラ15の回転軸16には、プーリー等の回転駆動伝達手段が取 り付けられている。さらに、回転軸16は、第1の駆動ベルト32を介して、タ ンブラーの内側底面の下側に配置されたモータ31の駆動軸に連結されている。 さらに、枠車ローラ15の回転軸16は、第2の駆動ベルト33を介してコンベ ヤネット13の駆動ローラ9に連結されている。 また、図示はしないが、第1の枠車ローラ14の回転軸もまた、第2の枠車ロ ーラ15と同様に、駆動ベルトを介してモータ31の駆動軸に連結されている。 なお、第1の枠車ローラ14の回転軸とコンベヤネット13の駆動ローラ9は、 連結されていない。 こうして、第1および第2の枠車ローラ14、15の回転運動と、コンベヤネ ット13の駆動ローラ9の回転運動とが連動し、コンベヤネット13が第1の布 帛停留ステーション6から第2の布帛停留ステーション7に向けて駆動されると きは、第1および第2の枠車ローラ14、15は時計回りに回転し、コンベヤネ ット13が逆方向に駆動されるときには、第1および第2の枠車ローラは反時計 回りに回転するようになっている。 この場合、駆動ローラ9の回転数の方が第1および第2の枠車ローラ14、1 5の回転数よりも大きくなるように設定されている。この実施例では、コンベヤ ネット13の駆動ローラ9の回転数が20m/秒〜50m/秒であり、枠車ロー ラ14、15の回転数が5m/秒〜20m/秒であるように設定されている。
【0024】 布帛取り入れ口1および布帛吐き出し口2には、それぞれ水平な布帛供給コン ベヤネット31および水平な布帛排出コンベヤネット32が配置されている。コ ンベヤネット31、32の一端部は、布帛取り入れ口1および布帛吐き出し口2 から縦通路3、4の略中央まで進入している。 さらに、(図示はしない)タイマーが設けられ、布帛供給コンベヤネット31 、布帛排出コンベヤネット32およびモータ31、並びに送風ダクト22の送風 の切り換えを行うダンパの作動が制御されるようになっている。
【0025】 次に、本発明による連続式タンブラーの布帛処理の動作について説明する。 まず最初、装置外側の布帛取り入れ口側に配置された処理すべき布帛の先端が 、布帛供給コンベヤネット31から、布帛取り入れ口1を通じて第1の布帛停留 ステーション6まで、さらに第1の枠車ローラ14の上面、上側コンベヤネット 部分、第2の枠車ローラ15の上面を経て第2の布帛停留ステーション7まで、 さらに布帛吐き出し口2を通じて布帛排出コンベヤネット35まで導かれ、装置 外側の布帛吐き出し口側に取り出される。
【0026】 その後、布帛が、布帛供給コンベヤネット34によって、布帛取り入れ口1か ら縦通路3を経て第1の布帛停留ステーション6に連続的に供給される。第1の 布帛停留ステーション6に布帛が一定量供給されると、供給された布帛の先頭か ら一定の長さだけが、コンベヤネット13によって第1の布帛停留ステーション 6から第2の布帛停留ステーション7に搬送される。この搬送の間に、第2のノ ズル群23bから布帛に向けて熱風が吹きつけられ、布帛は乾燥され表面を荒ら される。このとき、第1のノズル群23aは作動しない。この場合、図3に示し たように、第2のノズル群23bから吹き出した熱風は、第1のノズル群23a 内に進入することがなく、布帛の搬送方向に沿って円滑な流れを形成するように なっている。
【0027】 また、布帛は、第1の布帛停留ステーション6からコンベヤネット13に至る 間において、回転する第1の枠車ローラ14の、主として補助ロッド18a〜1 8fに順次衝突しながら上方に引き上げられる。その結果、第1の布帛停留ステ ーション6に折り重なった状態で供給された布帛のしわの引き延ばしが行われる 。またコンベヤネット13から第2の布帛停留ステーション7に至る間において 、布帛は、コンベヤネット13の搬送運動に伴ってコンベヤネット13から回転 する第2の枠車ローラ15に向けて放出され、第2の枠車ローラ15の衝突面に 衝突し、2つの衝突面の間に折り重なった状態で一時的に捕捉される。このとき 、熱風の流れによって布帛の放出が助けられる。布帛が衝突面の間に捕捉される と、布帛は衝突面の正弦波形状の部材19a〜19fによって左右に複雑に折れ 、布帛の糸がほぐれる。この作用と布帛乾燥時の糸のほぐれとが相まって、布帛 は柔らかくされかつ表面を適当に荒らされ、良好な風合いが得られる。その後、 第2の枠車ローラ15の回転につれて、布帛は第2の布帛停留ステーション7に 向けて落下する。
【0028】 布帛が第2の布帛停留ステーション7に搬送されると、搬送された布帛の最後 部から一定の長さだけが、コンベヤネット13によって第2の布帛停留ステーシ ョン7から第1の布帛停留ステーション6に逆方向に搬送される。このとき、第 2のノズル群23bは作動を停止する一方、第1のノズル群23aから熱風が吹 きつけられ、布帛は乾燥され、表面を荒らされる。この搬送の間、前述の順方向 の搬送の場合と逆の過程が生じることによって、再び布帛は、揉みほぐされて、 表面および内部に物理的な変化を及ぼされる。 一方、第1の布帛停留ステーション6に搬送されずに第2の布帛停留ステーシ ョン7に留まっている布帛は、布帛排出コンベヤネット35によって、布帛吐き 出し口2から順次外部に送り出される。
【0029】 以上のように、本考案によれば、布帛をコンベヤネット上に載せた状態で搬送 するようにしによって行うようにしたので、空気流によって搬送する場合に比べ て、布帛の搬送方向に及ぼされる張力を抑制しながら、しかも高速で搬送するこ とができる。また、この布帛の搬送の間に、布帛の搬送方向に沿って熱風を布帛 に吹きつけるようにしたので、布帛が熱風によって乾燥されるとともに、熱風の 流れによってコンベヤネットによる布帛の放出が助けられ、布帛を枠車ローラに 効果的に衝突させることが可能となり、布帛は十分に揉みほぐされ、柔らかくさ れ、表面を適度に荒らされ良好な風合いを与えられる。
【0030】 図1の実施例では、枠車ローラをコンベヤネットの駆動にともなって回転させ 、布帛をコンベヤネットから放出して、枠車ローラに衝突させる構成としたが、 枠車ローラをアイドルローラとしておき、コンベヤネットをさらに高速で駆動さ せ、コンベヤネット上を搬送される布帛の慣性力を利用して、布帛を枠車ローラ に衝突させて揉みほぐすようにした構成を考えることもできる。この構成を図4 に示した。 図4において、コンベヤネット13は、図1の場合より、傾斜部の角度が緩や かとなるように形成されており、また、枠車ローラ14、15は、コンベヤネッ トの下側ローラ8、9のほぼ真横に、少しの間隔をおいて回転自在に配置されて いる。 以上の構成において、布帛は、コンベヤネット13によって前後に高速で往復 運動せしめられると、コンベヤネット13から放出される際に、布帛は一定の運 動量を得て枠車ローラ14、15に衝突し、枠車ローラを回転させながら第1ま たは第2の布帛停留ステーション6、7に落下する。このとき、布帛の搬送方向 に沿って熱風を吹きつけるようにすれば、布帛の放出が助けられる。 この実施例においても、図1の実施例の場合と同様の効果を得ることができる 。
【0031】
【考案の効果】
上述のように、本考案によれば、布帛をコンベヤネット上に載せて搬送するよ うにしたので、布帛の搬送方向に及ぼされる張力を抑制しながら、布帛を正逆交 互に高速かつ円滑に搬送できる。そして、布帛を搬送する間に、布帛に熱風を吹 きつけ、布帛を布帛揉みほぐし手段に確実に衝突させて、布帛を揉みほぐし、柔 らかくし、表面を荒らすことによって、布帛に良好な風合いを与えることができ る。 さらに、布帛の搬送方向に沿って熱風を布帛に吹きつけるようにした場合には 、熱風の流れによってコンベヤネットからの布帛の放出が助けられ、布帛を布帛 揉みほぐし手段に効果的に衝突させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による連続式タンブラーの1実施例を概
略的に示した断面図である。
【図2】同実施例の枠車ローラの拡大図であり、(A)
は斜視図、(B)は軸方向の縦断面図である。
【図3】同実施例の第1のノズル群および第2のノズル
群の構成を示した拡大断面図である。
【図4】本考案による連続式タンブラーの変形例を概略
的に示した断面図である。
【図5】連続式タンブラーの従来例を概略的に示した断
面図である。
【図6】図5の連続式タンブラーの第1群の溝および第
2群の溝の構成を示した拡大断面図である。
【符号の説明】
1 布帛取り入れ口 2 布帛排出口 6 第1の布帛停留ステーション 7 第2の布帛停留ステーション 13 コンベヤネット 14 第1の枠車ローラ 15 第2の枠車ローラ 20、21 スチームヒータ 22 送風ダクト 23a 第1のノズル群 23b 第2のノズル群 34 布帛供給コンベヤネット 35 布帛排出コンベヤネット 36 循環ファン

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の布帛停留ステーションと、 前記第1の布帛停留ステーションから一定の間隔をおい
    て配置された第2の布帛停留ステーションと、 前記第1の布帛停留ステーションの上方の所定位置と前
    記第2の布帛停留ステーションの上方の所定位置との間
    に設けられた、正逆両方向に駆動され得るエンドレスコ
    ンベヤネットであって、前記第1の布帛停留ステーショ
    ンから前記コンベヤネットの上側コンベヤネット部分の
    上面を経て前記第2の布帛停留ステーションに至る布帛
    往復搬送路を形成するものと、 布帛を連続的に前記第1の布帛停留ステーションに供給
    する布帛供給手段と、 布帛を連続的に前記第2の布帛停留ステーションから排
    出する布帛排出手段と、 布帛が前記布帛往復搬送路に沿って搬送される間に、前
    記布帛に熱風を吹きつける手段と、 前記第1の布帛停留ステーションおよび前記コンベヤネ
    ットの間における前記布帛往復搬送路中に配置され、前
    記第1の布帛停留ステーションと前記コンベヤネットの
    間を搬送される布帛に衝突されることによって前記布帛
    を揉みほぐす第1の布帛揉みほぐし手段と、 前記第2の布帛停留ステーションおよび前記コンベヤネ
    ットの間における前記布帛往復搬送路中に配置され、前
    記第2の布帛停留ステーションと前記コンベヤネットの
    間を搬送される布帛に衝突されることによって前記布帛
    を揉みほぐす第2の布帛揉みほぐし手段とを有している
    ことにより、前記布帛が連続的に前記第1の布帛停留ス
    テーションに供給され、前記第1の布帛停留ステーショ
    ンと前記第2の布帛停留ステーションとの間において所
    定の回数だけ往復運動せしめられた後、前記第2の布帛
    停留ステーションから連続的に排出されるものであるこ
    とを特徴とする連続式タンブラー。
  2. 【請求項2】 前記上側コンベヤネット部分は、両端部
    においてそれぞれ前記第1および第2の布帛揉みほぐし
    手段に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請
    求項1に記載の連続式タンブラー。
  3. 【請求項3】 前記布帛に熱風を吹きつける手段は、 前記上側コンベヤネット部分の上側および下側の少なく
    とも一方において、前記上側コンベヤネット部分に沿っ
    てこれから間隔をおいて配置され、前記上側コンベヤベ
    ルトに向けられた複数個のノズルと、 ファンと、 前記ファンと前記ノズルとの間に配置されたダクト手段
    と、 前記空気を加熱するスチームヒータとを有していること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の連続式タ
    ンブラー。
  4. 【請求項4】 前記上側コンベヤネット部分は周囲を遮
    蔽板によって実質上包囲されており、前記複数個のノズ
    ルは前記遮蔽板に設けられていることを特徴とする請求
    項3に記載の連続式タンブラー。
  5. 【請求項5】 前記複数個のノズルは、前記第1の布帛
    停留ステーション側に斜めに向けられた第1のノズル群
    と、前記第2の布帛停留ステーション側に斜めに向けら
    れた第2のノズル群とからなっており、前記第1および
    第2のノズル群は、前記第1のノズル群が前記第1の布
    帛停留ステーション側に位置し、前記第2のノズル群が
    前記第2の布帛停留ステーション側に位置するように、
    互いに分離して配置されており、布帛が前記第1の布帛
    停留ステーションから前記第2の布帛停留ステーション
    に向けて搬送されるとき、前記第1のノズル群は作動し
    ないが、前記第2のノズル群は空気を吹きつけるべく作
    動し、布帛が前記第2の布帛停留ステーションから前記
    第1の布帛停留ステーションに向けて搬送されるとき、
    前記第1のノズル群は空気を吹きつけるべく作動する
    が、前記第2のノズル群は作動しないようになっている
    ことを特徴とする請求項4に記載の連続式タンブラー。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の布帛揉みほぐし手
    段が、水平な回転軸と、前記回転軸に同心的に取り付け
    られ互いに間隔をおいて配置された2枚の円板と、前記
    各円板の外周縁に等間隔に取り付けられ、前記円板の間
    にのびる複数の補助ロッドと、実質上正弦波形状を有
    し、前記回転軸と前記各補助ロッドの間に、山と谷がそ
    れぞれ前記回転軸および前記補助ロッドに接触するよう
    に配置された部材とからなっており、前記回転軸と、前
    記実質上正弦波形状の部材および前記補助ロッドのそれ
    ぞれとによって形成された、前記回転軸から放射状にの
    びる衝突面に前記布帛が衝突することを特徴とする請求
    項1〜請求項5のいずれかに記載の連続式タンブラー。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102914129A (zh) * 2012-10-29 2013-02-06 吴江市科时达纺织有限公司 布料平整度高的烘干机

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