JPS6011434Y2 - 熱風式乾燥・加熱処理機 - Google Patents

熱風式乾燥・加熱処理機

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Publication number
JPS6011434Y2
JPS6011434Y2 JP6687481U JP6687481U JPS6011434Y2 JP S6011434 Y2 JPS6011434 Y2 JP S6011434Y2 JP 6687481 U JP6687481 U JP 6687481U JP 6687481 U JP6687481 U JP 6687481U JP S6011434 Y2 JPS6011434 Y2 JP S6011434Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
nozzle
mesh belts
air drying
staggered manner
Prior art date
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Expired
Application number
JP6687481U
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English (en)
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JPS57179093U (ja
Inventor
隆 片尾
Original Assignee
寿工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 寿工業株式会社 filed Critical 寿工業株式会社
Priority to JP6687481U priority Critical patent/JPS6011434Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、編・織物や不織布等を無緊張で且つ嵩高性に
仕上げる為に使用する所謂エアータンプリング機能を有
する熱風乾燥・加熱処理機の改良に関するものである。
一般に、編・織物や不織布等は、脱衣や衣服等の製品と
した場合の使用中若しくは洗濯後の縮みを防止するため
に、原反の段階に於いてこれに所謂揉み加工を施し、、
収縮効果を上げると同時に嵩高性に仕上げるのが普通で
ある。
而して、前記編・織物等を嵩高性に仕上げる装置として
は、7編・織物に与える収縮率が高くて秀れた嵩高性を
附与し得る所謂タンブラ−乾燥機が、従来から一般に広
く利用されてきた。
然し乍ら、当該タンブラ−乾燥機は、処理機構がバッチ
方式であるために作業能率の点に問題があり、そのうえ
水分の蒸発速度が遅いので大幅な生産性の向上を図り難
いという大きな欠点を有していた。
又、処理済み布に捩れや皺を生じ易く、その後始末に多
くの手数を要するという欠点があった。
一方、前記タンブラ−乾燥機に於ける上述の、如き欠点
を除去し、連続処理方式によって生産性の大幅な向上を
可能とするものとして、最近エアータンプリング機能を
有する熱風処理装置が開発され、従前のタンブラ−乾燥
機に代って編・織物や不織布等の処理に使用され始めて
来ている。
即ち、一定の間隙を持って走行する二枚のガイドネット
の各背面にエアーノズルを夫々千鳥状に配列し、前記ガ
イドネットの間隙内をガイドネットによって案内走行す
る布に上下より熱風を吹き付け、これによって布に屈曲
を繰り返し与えつつ連続的に乾燥・加熱処理するように
したものである。
而して、上述の如き構成の連続式エアータンブラ−乾燥
機に於いては、連続的処理が可能であるため生産性とい
う面では特に優れた実用的効果を発揮することができる
然し乍ら、従前のタンブラ−乾燥機の特徴である布に与
えるより高い収縮率と嵩高性という点では、そのタンプ
リング機能の相違から従前のタンブラ−乾燥機に比較し
て若干不充分であり、この点に改善すべき問題点が残さ
れている。
本考案は、この種連続式エアータンブラー乾燥機に於け
る上述の如き問題点の解決を課題とするものであり、編
・織物等に高い収縮率の優れた嵩高性を保有せしめ得る
と共に、生産性の大幅な向上を可能としたエアータンブ
ラ−機能を有する連続式熱風乾燥・加熱処理機の提供を
目的とするものである。
以下、第1図乃至第5図に示す本考案の一実施例に基づ
いて、その詳細を説明する。
第1図は、本考案に係る熱風乾燥・加熱処理機の縦断面
概要図であり、図に於いて、1は処理機本体、2a、2
bは処理機本体への布Aの入・出口、3at 3bは
合繊製又は金属製のメツシュベルトである。
前記2枚のメツシュベルト3a、3bは、一定の間隙G
を持って相対するベルト面が夫々同一方向に走行するよ
うに、各コンベアーローラ4c。
4b・・・・・・に巻回されており、駆動装置(図示省
略)により矢印イ方向へ適宜の速度で走行駆動されてい
る。
5a及び5bは、前記相対する2枚のメツシュベル)3
as3bを挟んでその裏面側に近接し、且つ上下方向に
互に千鳥状に配列された箱型の熱風ノズルであり、処理
すべき布の横幅と略等しい長さの細幅状開口部を有して
いる。
当該上部熱風ノズル5aと下部熱風ノズル5bは、第1
図に示す如く一定の間隔りをもって規則的に配列されて
おり、各ノズル5a、5a・・・・・・若しくは5b、
5b・・・・・・間を相互にエンドレス状に連続して駆
動輪6と従動輪7間に巻回されている。
又、エンドレス状に巻回された上部熱風ノズル5aと下
部熱風ノズル5bとは、駆動輪6,6を夫々矢印口方向
へ等速回転することにより、前記両メツシュベル)3a
、3bの走行方向と逆向に、両ノズル5a、5bの上下
方向の千鳥配列の位置関係を保ちつつ、一定の速度で走
行する構成となっている。
尚、第1図に於いて、8は上部熱風ダクト、9は下部熱
風ダクト、10及び11は熱風供給ダクトである。
第2図は、前記下部熱風ノズル5bの一部組立状態を示
す斜面図であり、上面を開放した箱型の下部熱風ダクト
9の両側板上端面9a上に、耐熱性のシール部材12を
介して左右方向への摺動自在に配設支持されている。
前記ノズル5b、5bは金属プレートの中央部に四角形
の細幅状噴出口を突出せしめた状態に形成されており、
相隣り合うノズル5b、5b間は、シール部材13を介
設したうえビン14,14により回動自在に連結されて
いる。
第3図は、上部ノズル5aの装着状態を示す縦断面図で
あり、ノズル5a自体の構成と相互間の連結機構は前記
下部熱風ノズル5bの場合と全く同一である。
唯だ上部ノズル5aの場合には、内側に曲げ込んだ上部
熱風ダクト8の両側板端部上に、シール部材15を介し
て摺動自在に懸架する構成となっている点が異なってお
り、当該構成とすることにより、上部ノズル5a連の弛
みを有効に防止することが出来る。
尚、第4図は前記上部熱風ノズル5aの上部熱風ダクト
8への出入部を示す断面図であり、上部熱風ダクト8の
端板8aに形成した開口部8bを通って、上部熱風ノズ
ル5aが出入する。
又、第4図に於いて、16は前記開口部8bの周縁に嵌
着されたシール部材であり、これにより熱風の漏洩を防
止している。
本考案に於いては、前記上部熱風ノズル5aと下部熱風
ノズル5bとを、第2図乃至第4部に示す如き構成とし
ているが、両ノズル5a、5bの構成としてはその他に
適宜の構造を採用することが出来、例えば、駆動軸の両
端部にスプロケットホイールを固定し、これにアタッチ
メント付のチェーンを巻回してその毎リンクに、屈曲自
在に構成し且つエンドレス状に連結した熱風ノズルの両
端部を固定する様な構成としても良いことは勿論である
次に、本願考案に係る熱風式乾燥・加熱処理機の作動と
その作用効果について説明する。
処理されるべき布Aは、メツシュベルト3aと3bの間
隙G内に挿通され、該ベルト3a、3bのベルト面によ
って布Aの走行及び案内が行なわれる。
一方、上・下方向に千鳥型に配列された上・下熱風ノズ
ル5a、5bへは、一定の圧力を有する1200〜15
0°Cの熱風が供給されており、各ノズルより噴出する
熱風によって布Aは上下に屈曲され、〜状に彎曲される
ことになる。
而して、本願考案に於いては、上・千両熱風ノズル5a
t5bが、千鳥配列の位置関係を保持した状態で布Aの
走行方向と逆向きに一定の速度で走行駆動されており、
その結果、熱風ノズル5a、5bを固定状態とした従前
のこの種熱風乾燥機に比較して、布Aに与えるタンプリ
ング作用が著しく増強されることになる。
即ち、布生地Aの走行速度の同速度で熱風ノズルを逆向
きに走行させた場合には、エアータンプリング回数が2
倍になることになり、又それ以上の高速で熱風ノズルの
走行を行なえばエアータンプリング作用を数倍にも倍加
させることが可能となり、より優れた嵩高性を布Aに与
えることが出来る。
又、同熱風ノズル5av5bを夫々熱風ダクト8.9に
よって摺動支持する構成としているため、エンドレス状
に連なったノズルであっても弛むことが全く無く、極め
て円滑に摺動走行させることが出来る。
本考案は上述の通り、秀れた実用的効用を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る連続式熱風乾燥・加熱処理機の縦
断面図であり、第2図は下部熱風ノズルの組立状態を示
す斜面図である。 第3図は第1図のA−A視断面図であり、第4図は第1
図のB−B視断面図である。 A・・・・・・処理布、C・・・・・・間隙、L・・・
・・・熱風ノズルのピッチ、1・・・・・・処理機本体
、2・・・・・・布出入口、3a、3c・・・・・・メ
ツシュベルト、4 at 4 b・・・・・・コンベ
アーローラ、5a・・・・・・上部熱風ノズル、5b・
・・・・・下部熱風ノズル、6・・・・・・ノズル駆動
輪、7・・・・・・従動輪、訃・・・・・上部熱風ダク
ト、9・・・・・・下部熱風ダクト、10.11・・・
・・・熱風供給ダクト、12.13,15・・・・・・
シール部材、14・・・・・ゼン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 処理機本体1内に一定間隙Gを持って等速走行する2枚
    のメツシュベルト3a、3bを配設し、両メツシュベル
    ト3a、3bの各裏面側にはこれに近接して複数個の上
    部熱風吹出しノズル5aと下部熱風吹出しノズル5bを
    上下方向に互に千鳥状に配列すると共に、該両熱風吹出
    しノズル5a、5bを上下方向の千鳥配列の関係位置を
    保ちつつ前記両メツシュベル) 3 a、 3 bと
    逆向に走行させ、両メツシュベルト3at3b間に挟ま
    れて走行する布Aに対するタンプリング作用を増強する
    ことを特徴とする熱風式乾燥・加熱処理機。
JP6687481U 1981-05-08 1981-05-08 熱風式乾燥・加熱処理機 Expired JPS6011434Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6687481U JPS6011434Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08 熱風式乾燥・加熱処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6687481U JPS6011434Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08 熱風式乾燥・加熱処理機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57179093U JPS57179093U (ja) 1982-11-12
JPS6011434Y2 true JPS6011434Y2 (ja) 1985-04-16

Family

ID=29862898

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JP6687481U Expired JPS6011434Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08 熱風式乾燥・加熱処理機

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JPS57179093U (ja) 1982-11-12

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