JPH065170U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH065170U
JPH065170U JP4201792U JP4201792U JPH065170U JP H065170 U JPH065170 U JP H065170U JP 4201792 U JP4201792 U JP 4201792U JP 4201792 U JP4201792 U JP 4201792U JP H065170 U JPH065170 U JP H065170U
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JP
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rotor
stator
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conductive member
fpc
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Pending
Application number
JP4201792U
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English (en)
Inventor
喜愛 木下
浩幸 和田
保彦 黒澤
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP4201792U priority Critical patent/JPH065170U/ja
Publication of JPH065170U publication Critical patent/JPH065170U/ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定部材に対し回動自在に連結された回動部
材を有するコネクタに関し、外部との配線作業が容易で
作業性が高く、低コスト化が可能なコネクタを提供す
る。 【構成】 固定部材2に配設された第1の導電部材11
と、固定部材2に対し回動自在に連結された一体成形さ
れてなる回動部材3と、回動部材3に配設され第1の導
電部材11に当接して電気的に接続されると共に外部よ
りの第2の導電部材30に当接して電気的に接続される
よう第2の導電部材30を着脱自在に保持する第3の導
電部材6とにより構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコネクタに係り、特に固定部材に対し回動自在に連結された回動部材 を有するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、本出願人が先に出願した実願平4−14158号により提案したコネ クタである所謂スイングコネクタの縦断面図である。同図中スイングコネクタ2 1は、大略、ステータ22(固定部材)とステータ22に対して回動自在に連結 されたロータ23(回動部材)とから構成される。
【0003】 ステータ22は、樹脂成型品のステータモールド27と、銅合金製の第1の導 電部材であるステータコンタクト28とから構成される。ステータコンタクト2 8は図示の如くプレス成型されてステータモールド27内に延在し、一端はステ ータモールド27よりまっすぐに突出して例えば回路基板に装着され半田付けさ れるよう形成され、他端はステータモールド27に形成された円筒部29に半円 状に密着するよう形成されている。
【0004】 ロータ23は、樹脂成型品のロータモールド24と、B1-B2 方向に摺動自在 にロータモールド24に係合して設けられた樹脂成型品のロータカバー25と、 図に現れない案内溝に案内されて互いに平行に等間隔でロータモールド24に配 設された複数の銅合金製ロータコンタクト26(第3の導電部材)とからなる。
【0005】 またロータ23には、ステータ22と係合し、ステータコンタクト28の円筒 部29の軸心Cを回動中心としてA1-A2 方向に回動自在にステータ22と連結 する連結部が形成されている。
【0006】 ロータコンタクト26は図示の如くプレス成型され弾性力を有しており、図中 下端に形成されたステータコンタクト側凸部26bがステータコンタクト28と 当接して電気的に導通し、図中上端に形成されたFPC側凸部26aが外部より のFPC(Flexible Printed Circuit Board;フレキシブルプリント基板)30と 当接して電気的に導通する。これにより、FPC30に接続される例えばモータ (図示せず)等と前記回路基板とが電気的に接続される。
【0007】 ところで、図3ではロータカバー25がロータモールド24よりB1 方向に引 き出された状態が破線で、FPC30が図に現れないロータモールド24の空隙 部に外部より挿入された後にロータカバー25がロータモールド24に装着され ロックされた状態が実線にて示されている。後者の状態では、FPC30はロー タカバー25の中央付近にテーパー状に形成された段部25aによりFPC側凸 部26a方向に押圧され、ロータコンタクト26の弾性力により支持される。
【0008】 上記のスイングコネクタ21はFPC30を外部より挿入する際の挿入力が小 さくて良く着脱自在であるため、配線作業が容易になる利点がある。
【0009】 また、上記のスイングコネクタ21が提案される以前には、一体成型されたロ ータモールドよりロータコンタクトが突出する構成のコネクタが知られていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記のスイングコネクタによれば、ロータ23は、ロータモール ド24とロータモールド24に係合するよう形成されたロータカバー25とを有 するため、それ以前のコネクタよりも破損する危険が多く、また、部品点数が増 加しコストが高くなる欠点があった。
【0011】 上記の点に鑑み本考案では、外部との配線作業が容易で作業性が高く、低コス ト化が可能なコネクタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記の問題は以下のとおり構成することにより解決される。
【0013】 すなわち、固定部材に配設された第1の導電部材と、固定部材に対し回動自在 に連結された一体成形されてなる回動部材と、回動部材に配設され第1の導電部 材に当接して電気的に接続されると共に外部よりの第2の導電部材に当接して電 気的に接続されるよう第2の導電部材を着脱自在に保持する第3の導電部材とを 設けることにより解決される。
【0014】
【作用】
上記構成の本考案によれば、回動部材は一体成形されてなり、また、外部より の第2の導電部材は第3の導電部材により着脱自在に保持されることにより第3 の導電部材を介して第1の導電部材と電気的に接続されるよう作用する。
【0015】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の要部の縦断面図、図2は本考案の一実施例のスイン グコネクタ1の三面図であり、図2(A)は平面図、図2(B)は正面図、図2 (C)は側面図である。
【0016】 図2においてスイングコネクタ1は、大略、ステータ2(固定部材)と、ステ ータ2に対し同図(C)中A1 −A2 方向に回動自在に連結されたロータ3(回 動部材)とから構成される。
【0017】 ロータ3は、ロータモールド4と、ロータモールド4に配設された第3の導電 部材である複数のロータコンタクト6とから構成される。
【0018】 ロータモールド4は絶縁性のPBT(ポリ・ブチレン・テレフタレート)樹脂 からなる成型品であり、射出成型により一体成型されている。また、ロータコン タクト6は銅合金をプレス成型し、金セレクティブメッキを施したものである。
【0019】 ロータモールド4には、同図(B)、(C)中上端部にテーパ状の開口を有す るスリット状の空隙部18が形成され、この空隙部18にフィルム状のFPC( 図示せず)が外部より挿入されるよう構成されている。同図(A)中、空隙部1 8の下側には、複数の案内溝7が例えば1.25mmの等ピッチで互いに平行に 形成されている。
【0020】 複数のロータコンタクト6は、夫々対応する案内溝により案内され、隣接する ロータコンタクトとの絶縁を保った状態で支持される。またロータモールド4の 同図(A),(B)中左右両端部には、円形の孔8a,8bが形成されている。
【0021】 ステータ2は、PBT樹脂成型品のステータモールド10と、金セレクティブ メッキされた銅合金製の第1の導電部材であるステータコンタクト11とから構 成される。ステータ2の同図(B)中左右両端部には円形の孔12a,12bが 夫々形成されたネジ止め部13a,13bが形成されており、ステータ2が例え ば回路基板にネジ止め固定可能なように構成されている。
【0022】 またステータ2には、同図(B)中左右方向に延在する略円筒部14が形成さ れている。略円筒部14の左右両端には円筒形の軸部15a,15bが略円筒部 14の長手方向に突出するよう形成されており、軸部15a,15bはロータモ ールド4に形成された円形の孔8a,8bに係合し軸支されている。これにより 、ロータ3とステータ2とは互いに回動自在となるよう連結される。
【0023】 略円筒部14の円周面には、ロータモールド4に形成された案内溝7と同様複 数の案内溝17が1.25mmの等ピッチで互いに平行に形成されている。案内 溝17には、後述する通りステータコンタクト11の「U」の字状に成型された 端部が配設され、ロータコンタクト6と当接し導通するよう構成されている。ス テータコンタクト11は、更に90°折曲されてステータ2内部に延在してステ ータ2の底面16に他端が千鳥状に配置されて突出する。
【0024】 次に、図1に戻って、ロータコンタクト6とステータコンタクト11の接続、 及びロータコンタクト6と外部との接続について詳しく説明する。図1(A)は スイングコネクタ1、図1(B)はスイングコネクタ1に外部より第2の導電部 材であるFPC30が接続された状態を夫々示している。
【0025】 同図(B)において30はベースフィルムに導電パターンが印刷形成された周 知のFPC(Flexible Printed Circuit Board;フレキシブルプリント基板)を示 しており、FPC30にはロータコンタクト6と同一ピッチの1.25mmピッ チで、銅箔からなる複数の導電パターン(第2の導電部材)31が互いに平行に 配設されている。ロータモールド4には前述の通り空隙部18(図1(A))が構 成され、図示の通りこの空隙部18にフィルム状のFPC30が外部より挿入さ れる。
【0026】 ロータコンタクト6は、図示の通りステータモールド10の略円筒部14に配 設されたステータコンタクト6に対して突出する凸部6aと、「ヘアピン」状に 湾曲して成型されてその先端部が「く」の字状とされた湾曲部6bとを両端に有 するようプレス成型され、前述の通りロータモールド4の案内溝7に配設されて いる。
【0027】 図1(A)において、凸部6aはステータコンタクト11の「U」の字状に成 型されて略円筒部14の案内溝17に配設された部分に当接して電気的に導通し 、また、湾曲部6bの先端は空隙部18の右側のロータモールド4の内壁に当接 して弾性力によりこれを図中右方に僅かに押圧している。
【0028】 ところで、FPC30が図1(B)に示す様に空隙部18に挿入される際には 、FPC30はロータコンタクト6の湾曲部6bにより作用する上記の弾性力に 抗して空隙部18に挿入される。したがって、この時若干の挿入力を必要とする が、容易にFPC30をロータ2に装着することが出来る。
【0029】 FPC30が装着されると、FPC30はロータコンタクト6の湾曲部6bの 先端と当接して導通し、ロータモールド4の内壁とロータコンタクト6により挟 持されて機械的に保持され、電気的な接続が保たれる。
【0030】 この結果、FPC30はロータコンタクト6を介してステータコンタクト11 と電気的に接続される。ロータモールド4は、凸部6aと湾曲部6bの先端にお いて、前述の通りその弾性力によってステータコンタクト11とFPC30との 接続を確実にしている。
【0031】 以上の通り、FPC30をロータコンタクト6の弾性力に抗してロータモール ド4の空隙部18に挿入することにより、容易、且つ確実にステータコンタクト 11とFPC30とがロータコンタクト6を介して電気的に接続され、ロータ3 がステータ2に対し回動してもステータコンタクト11とFPC30の導通は保 たれる。
【0032】 このようにして、ステータコンタクト11のステータモールド10の底面16 より突出する部分を図示しない回路基板に半田付け接続することにより、FPC 30の図に現れない一端に接続された例えばモータを回路基板と接続することが 出来る。
【0033】 前述の通りロータ3はステータ2に対して回動自在に構成されておりFPC3 0は周知のごとく折り曲げ自在であるため、回路基板に対し自由な方向にFPC 30を引き出すことが可能となりモータ等の部品を自由に配置することが出来、 また回路基板の部品交換を容易に行うことも出来、かつ配線作業は極めて容易と なる。
【0034】 更に、ステータモールド4を一体成型することにより、本出願人が先に提案し たコネクタに比べて簡単な構造となるので破損する危険が少なく、部品点数も少 なくて済むため低コストとなる利点がある。
【0035】 尚、ステータコンタクト6の凸部6aと湾曲部6bの形状は上記実施例に示さ れたものに限るものではなく、凸部6aはステータコンタクト11と確実に当接 し、湾曲部6bはFPC30と確実に当接し、かつこれを弾性力により支持出来 る形状であれば良い。
【0036】 またステータコンタクト6の材料は、FPC30を支持出来る適度な弾性力を 有し、電気的に導通可能なものであれば銅合金にでなくとも良いことは勿論であ る。ステータモールド10及びロータモールド4には、6Tナイロン等の強化樹 脂を使用することも考えられる。
【0037】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、外部よりの第2の導電部材は固定部材に配設され た第1の導電部材に第3の導電部材を介して電気的に接続されて固定部材に対し て回動する回動部材に着脱自在に保持されるため、例えば固定部材を回路基板に 配設すれば、回路基板と外部との電気的な接続を容易に行うことが出来、また回 路基板の部品交換を容易に行えて作業性が高い特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の縦断面図である。
【図2】本考案の一実施例の三面図である。
【図3】本出願人が先に提案したコネクタの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1,21 スイングコネクタ(コネクタ) 2,22 ステータ(固定部材) 3,23 ロータ(回動部材) 6,26 ロータコンタクト(第3の導電部材) 6a 凸部 6b 湾曲部 11,28 ステータコンタクト(第1の導電部材) 30 FPC(第2の導電部材)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に配設された第1の導電部材
    と、 該固定部材に対し回動自在に連結された一体成形されて
    なる回動部材と、 該回動部材に配設され、該第1の導電部材に当接して電
    気的に接続されると共に、外部よりの第2の導電部材に
    当接して電気的に接続されるよう該第2の導電部材を着
    脱自在に保持する第3の導電部材とを具備してなるコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記第3の導電部材は弾性力により前記
    第2の導電部材を前記回動部材に押圧保持してなる請求
    項1記載のコネクタ。
JP4201792U 1992-06-18 1992-06-18 コネクタ Pending JPH065170U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4201792U JPH065170U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4201792U JPH065170U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 コネクタ

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JPH065170U true JPH065170U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12624406

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JP4201792U Pending JPH065170U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 コネクタ

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JP (1) JPH065170U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305448A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Kyocera Corp 端末装置

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