JPH06514Y2 - 水平循環式駐車装置 - Google Patents
水平循環式駐車装置Info
- Publication number
- JPH06514Y2 JPH06514Y2 JP1991090598U JP9059891U JPH06514Y2 JP H06514 Y2 JPH06514 Y2 JP H06514Y2 JP 1991090598 U JP1991090598 U JP 1991090598U JP 9059891 U JP9059891 U JP 9059891U JP H06514 Y2 JPH06514 Y2 JP H06514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- carrier
- parallel
- straight line
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、平面上を循環移動する
水平循環式駐車装置において、両端部で搬送台の移動形
態が円弧状である所謂円形循環式の駐車装置に係るもの
である。
水平循環式駐車装置において、両端部で搬送台の移動形
態が円弧状である所謂円形循環式の駐車装置に係るもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来からこの種の駐車装置としては、図
６に示すように、搬送台をチエンに直接連結したものが
提案されている。
６に示すように、搬送台をチエンに直接連結したものが
提案されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記の従来型では図か
ら明らかなように、搬送台同志の干渉を避けるために、
両端部の円弧状の旋回部の占める空間が極めて大きくな
り、敷地当たりの収容効率が極めて悪かった。
ら明らかなように、搬送台同志の干渉を避けるために、
両端部の円弧状の旋回部の占める空間が極めて大きくな
り、敷地当たりの収容効率が極めて悪かった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は前述の欠点を改
善すべく、軸心を鉛直としてチエン噛合部を水平方向に
配した前後のスプロケット間に張設して駆動されるチエ
ンと該チエンに一端を連結され所要ピッチ間隔で外方に
向けて突設したアームからなる循環機構と、前記アーム
に係合するとともにレール上に載置してレール上を走行
自在とした走行体と該走行体に回動自在に係合した矩形
状の搬送台からなり、チエンの直線移行部において搬送
台のチエンに対する姿勢を搬送台の一辺を直線移行部の
チエンに平行に保持制御するとともにチエンの円弧移行
部において搬送台のチエンに対する姿勢を搬送台の前記
一辺を直線移行部のチエンに平行に変更制御する姿勢制
御機構とを備え、搬送台の一辺を常に直線移行部のチエ
ンに平行状態で循環することを特徴とするものである。
善すべく、軸心を鉛直としてチエン噛合部を水平方向に
配した前後のスプロケット間に張設して駆動されるチエ
ンと該チエンに一端を連結され所要ピッチ間隔で外方に
向けて突設したアームからなる循環機構と、前記アーム
に係合するとともにレール上に載置してレール上を走行
自在とした走行体と該走行体に回動自在に係合した矩形
状の搬送台からなり、チエンの直線移行部において搬送
台のチエンに対する姿勢を搬送台の一辺を直線移行部の
チエンに平行に保持制御するとともにチエンの円弧移行
部において搬送台のチエンに対する姿勢を搬送台の前記
一辺を直線移行部のチエンに平行に変更制御する姿勢制
御機構とを備え、搬送台の一辺を常に直線移行部のチエ
ンに平行状態で循環することを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】本考案は、レール上に載置してレール上を走行
自在とした走行体を水平方向に配したチエンで循環さ
せ、該走行体に搬送台を回動自在に係合し、且つ循環の
全行程を通じて搬送台の一辺を常に直線移行部のチエン
に平行になるように姿勢を制御しているので、搬送台同
志の干渉を避けることができ、両端部の円弧状旋回部の
占める空間を極端に小さくすることができ、面積当たり
の収容台数を大きくすることができる。
自在とした走行体を水平方向に配したチエンで循環さ
せ、該走行体に搬送台を回動自在に係合し、且つ循環の
全行程を通じて搬送台の一辺を常に直線移行部のチエン
に平行になるように姿勢を制御しているので、搬送台同
志の干渉を避けることができ、両端部の円弧状旋回部の
占める空間を極端に小さくすることができ、面積当たり
の収容台数を大きくすることができる。
【０００６】
以下図面に示した実施例について説明すると、図１、図
２において、１は、軸心を鉛直としてチエン噛合部を水
平方向に配した前後のスプロケット２、３に張設して駆
動する（駆動装置は図示していない。）チエンであっ
て、該チエン１のリンクプレート４に一端を回動自在に
連結した１組２本のアーム５を外方に向けて突設し、チ
エン１の所要のピッチ間隔毎に前記構成のアーム５を設
け、本実施例では１０組のアームを設け、以上で循環機
構を構成している。次に、前記アーム５の他端には、格
納庫の枠材６上に敷設したレール７上を転動するローラ
８を下面に装着した走行体９をピン接合１０し、それぞ
れの走行体９上には搬送台１１を回動自在に載置してい
る。
２において、１は、軸心を鉛直としてチエン噛合部を水
平方向に配した前後のスプロケット２、３に張設して駆
動する（駆動装置は図示していない。）チエンであっ
て、該チエン１のリンクプレート４に一端を回動自在に
連結した１組２本のアーム５を外方に向けて突設し、チ
エン１の所要のピッチ間隔毎に前記構成のアーム５を設
け、本実施例では１０組のアームを設け、以上で循環機
構を構成している。次に、前記アーム５の他端には、格
納庫の枠材６上に敷設したレール７上を転動するローラ
８を下面に装着した走行体９をピン接合１０し、それぞ
れの走行体９上には搬送台１１を回動自在に載置してい
る。
【０００７】次に姿勢制御機構を図面右側の搬送台１１
が矢印方向に移行する場合について説明する。１２ａは
チエン１の右側の直線移行部において格納庫に固設した
直線ガイドであって、搬送台１１の下面に設けたガイド
ローラ１３ａ、１３ｂが当接して、チエン１の直線移行
中に、搬送台１１の短辺が常にチエンに平行状態で移行
するよう搬送台１１の姿勢を制御しており、１４ａはチ
エン１の円弧移行部に設けた溝状の曲線ガイドであっ
て、搬送台１１の下面に設けたガイドローラ１５ａ、１
５ｂの内の１５ａが当接して、チエン１の円弧移行中に
搬送台１１の短辺が常に直線移行部のチエンに平行状態
で移行するよう搬送台１１の姿勢を制御している。な
お、このガイドローラ１３ａは、チエン１の矢印方向へ
の円弧移行に従って、曲線ガイド１４ａと左右対称位置
に設けた曲線ガイド１４ｂに係合し、やがて、ガイドロ
ーラ１５ｂおよび１５ａは直線ガイド１２ａと左右対称
位置に設けた直線ガイド１２ｂに係合し、搬送台１１の
循環中常に搬送台１１の短辺が直線移行部のチエンに平
行状態で移行するよう姿勢を制御している。
が矢印方向に移行する場合について説明する。１２ａは
チエン１の右側の直線移行部において格納庫に固設した
直線ガイドであって、搬送台１１の下面に設けたガイド
ローラ１３ａ、１３ｂが当接して、チエン１の直線移行
中に、搬送台１１の短辺が常にチエンに平行状態で移行
するよう搬送台１１の姿勢を制御しており、１４ａはチ
エン１の円弧移行部に設けた溝状の曲線ガイドであっ
て、搬送台１１の下面に設けたガイドローラ１５ａ、１
５ｂの内の１５ａが当接して、チエン１の円弧移行中に
搬送台１１の短辺が常に直線移行部のチエンに平行状態
で移行するよう搬送台１１の姿勢を制御している。な
お、このガイドローラ１３ａは、チエン１の矢印方向へ
の円弧移行に従って、曲線ガイド１４ａと左右対称位置
に設けた曲線ガイド１４ｂに係合し、やがて、ガイドロ
ーラ１５ｂおよび１５ａは直線ガイド１２ａと左右対称
位置に設けた直線ガイド１２ｂに係合し、搬送台１１の
循環中常に搬送台１１の短辺が直線移行部のチエンに平
行状態で移行するよう姿勢を制御している。
【０００８】なお、本実施例ではアームを２本としてピ
ン接合しているが、これは別のリンクに跨がってアーム
を取り付けたためであって、１本のリンクからアームを
突設するのであれば固着することも、また１本にするこ
ともでき、また、本実施例では直線ガイドと曲線ガイド
を内側と外側にそれぞれ設けているが、搬送台は走行体
との回動中心で制御されているので、内側または外側の
いずれか一方を省略することができる。
ン接合しているが、これは別のリンクに跨がってアーム
を取り付けたためであって、１本のリンクからアームを
突設するのであれば固着することも、また１本にするこ
ともでき、また、本実施例では直線ガイドと曲線ガイド
を内側と外側にそれぞれ設けているが、搬送台は走行体
との回動中心で制御されているので、内側または外側の
いずれか一方を省略することができる。
【０００９】次に、姿勢制御機構については、図１〜図
３に示した実施例では、それぞれ個別に格納庫に固設し
た直線ガイド１２ａ、１２ｂと、曲線ガイド１４ａ、１
４ｂ、該直線ガイドと曲線ガイドに係合する搬送台１１
に装備した４個のガイドローラ１３ａ、１３ｂ、１５
ａ、１５ｂからなっているが、これを図４、図５に示し
た実施例のように、格納庫に固設した直線部と曲線部と
が連続している一連の溝状の連続ガイド１６と、搬送台
１１の回動中心から偏位した位置において搬送台１１に
固着したガイドローラ１７とで構成し、連続ガイド１６
を、搬送台１１の一辺を常に直線移行部のチエンに平行
状態で循環したときのガイドローラ１７の移動軌跡に合
致させることによって、搬送台のチエンに対する姿勢を
一辺が常に直線移行部のチエンに平行状態で循環するこ
とができる。
３に示した実施例では、それぞれ個別に格納庫に固設し
た直線ガイド１２ａ、１２ｂと、曲線ガイド１４ａ、１
４ｂ、該直線ガイドと曲線ガイドに係合する搬送台１１
に装備した４個のガイドローラ１３ａ、１３ｂ、１５
ａ、１５ｂからなっているが、これを図４、図５に示し
た実施例のように、格納庫に固設した直線部と曲線部と
が連続している一連の溝状の連続ガイド１６と、搬送台
１１の回動中心から偏位した位置において搬送台１１に
固着したガイドローラ１７とで構成し、連続ガイド１６
を、搬送台１１の一辺を常に直線移行部のチエンに平行
状態で循環したときのガイドローラ１７の移動軌跡に合
致させることによって、搬送台のチエンに対する姿勢を
一辺が常に直線移行部のチエンに平行状態で循環するこ
とができる。
【００１０】以上の各実施例は、自走乗り入れの単層式
であるが、本考案に自動車を積み換える積換装置を接続
することもでき、例えば、図１の仮線で示すように前後
のスプロケットの軸心を結ぶ線上の搬送台に近接した位
置に積換装置１８を設け、該装置本体から掬い込みの無
端帯を装備した受渡体を伸縮させて積み換えたり、搬送
台および受渡体をフオーク状に形成してフオークによる
積み換えをすることもでき、また該積換装置をエレベー
タ枠内で昇降させるようにして格納室を多層式とするこ
ともできる。
であるが、本考案に自動車を積み換える積換装置を接続
することもでき、例えば、図１の仮線で示すように前後
のスプロケットの軸心を結ぶ線上の搬送台に近接した位
置に積換装置１８を設け、該装置本体から掬い込みの無
端帯を装備した受渡体を伸縮させて積み換えたり、搬送
台および受渡体をフオーク状に形成してフオークによる
積み換えをすることもでき、また該積換装置をエレベー
タ枠内で昇降させるようにして格納室を多層式とするこ
ともできる。
【００１１】
【考案の効果】搬送台をチエンに対して回動自在に取り
付けるとともに姿勢制御機構によって搬送台の一辺を常
に直線移行部のチエンに平行に保ったまま旋回するよう
にしたので、搬送台同志の干渉が少なくなり、容積当た
りの駐車台数を大きくすることができ、また、レール上
に載置して走行する走行体に搬送台を係合しているの
で、搬送台が安定するとともに各装置を格納室床面のみ
に装備することができて構造簡単となり、しかも搬送台
上には邪魔物が全くなく自動車の出し入れが容易であ
り、またアームを介してチエンに連結しているのでスプ
ロケットを小さくすることができて安価に製造できるな
どの効果を奏するものである。
付けるとともに姿勢制御機構によって搬送台の一辺を常
に直線移行部のチエンに平行に保ったまま旋回するよう
にしたので、搬送台同志の干渉が少なくなり、容積当た
りの駐車台数を大きくすることができ、また、レール上
に載置して走行する走行体に搬送台を係合しているの
で、搬送台が安定するとともに各装置を格納室床面のみ
に装備することができて構造簡単となり、しかも搬送台
上には邪魔物が全くなく自動車の出し入れが容易であ
り、またアームを介してチエンに連結しているのでスプ
ロケットを小さくすることができて安価に製造できるな
どの効果を奏するものである。
【図１】本考案の水平循環式駐車装置の平面図（格納庫
の枠材は省略している。）である。
の枠材は省略している。）である。
【図２】図１のＡ−Ｂ−Ｃ−Ｄ−Ｅ−Ｆ矢視拡大断面図
である。
である。
【図３】図１において循環中の搬送台の状態を示す部分
平面図である。
平面図である。
【図４】別の実施例を示す平面図（格納庫の枠材は省略
している。）である。
している。）である。
【図５】図４のＰ−Ｑ矢視拡大断面図である。
【図６】従来の水平循環式駐車装置の一部を示す平面図
である。
である。
【符号の説明】 １ チエン ２ スプロケット ３ スプロケット ５ アーム ７ レール ８ ローラ ９ 走行体 １１ 搬送台 １２ａ 直線ガイド １２ｂ 直線ガイド １３ａ ガイドローラ １３ｂ ガイドローラ １４ａ 曲線ガイド １４ｂ 曲線ガイド １５ａ ガイドローラ １５ｂ ガイドローラ １６ 連続ガイド １７ ガイドローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 軸心を鉛直としてチエン噛合部を水平方
向に配した前後のスプロケット２、３間に張設して駆動
されるチエン１と該チエン１に一端を連結され所要ピッ
チ間隔で外方に向けて突設したアーム５からなる循環機
構と、前記アーム５に係合するとともにレール７上に載
置してレール７上を走行自在とした走行体９と該走行体
９に回動自在に係合した矩形状の搬送台１１からなり、
チエン１の直線移行部において搬送台１１のチエン１に
対する姿勢を搬送台１１の一辺を直線移行部のチエン１
に平行に保持制御するとともにチエン１の円弧移行部に
おいて搬送台１１のチエン１に対する姿勢を搬送台１１
の前記一辺を直線移行部のチエン１に平行に変更制御す
る姿勢制御機構とを備え、搬送台１１の一辺を常に直線
移行部のチエン１に平行状態で循環することを特徴とす
る水平循環式駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991090598U JPH06514Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 水平循環式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991090598U JPH06514Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 水平循環式駐車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0495955U JPH0495955U (ja) | 1992-08-19 |
| JPH06514Y2 true JPH06514Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31825495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991090598U Expired - Lifetime JPH06514Y2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 水平循環式駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06514Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP1991090598U patent/JPH06514Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0495955U (ja) | 1992-08-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050120 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050307 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050711 |