JPH0651482A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0651482A
JPH0651482A JP20656892A JP20656892A JPH0651482A JP H0651482 A JPH0651482 A JP H0651482A JP 20656892 A JP20656892 A JP 20656892A JP 20656892 A JP20656892 A JP 20656892A JP H0651482 A JPH0651482 A JP H0651482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
image
microcapsule
microcapsules
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20656892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Sugawara
宏人 菅原
Hideaki Ohira
英朗 大平
Masayuki Tsuda
政之 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP20656892A priority Critical patent/JPH0651482A/ja
Publication of JPH0651482A publication Critical patent/JPH0651482A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
    • G03B2227/325Microcapsule copiers

Landscapes

  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で受像紙上への不要カプセルの転
写を防止でき、画像汚れの無い画像形成装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 画像形成装置60内部には、カプセル保持部
材44と、前記カプセル保持部材44にマイクロカプセ
ル1を塗布するマイクロカプセル塗布部20と、露光部
10と、転写部材45が設けられている。前記カプセル
保持部材44は、円筒形状であり無数の貫通穴5を有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機及びプリンター
等に利用される画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、染料前駆体と光硬化性物質などを
内包したマイクロカプセルが塗工された感光媒体を画像
情報に基づいて露光し、マイクロカプセルを硬化させる
ことによって感光媒体に化学潜像を形成し、その後、前
記染料前駆体と反応して発色する顕色剤が予め塗工され
た受像紙と、前記感光媒体とを重ね合わせて加圧し、化
学潜像を圧力によって現像し、受像紙に画像を定着させ
る方式の画像形成装置が実用化されている。
【0003】光硬化の種類としては、光重合開始剤と重
合性化合物を用い、画像光の照射でマイクロカプセルを
光重合硬化させて化学潜像を得る方法があり、例えば特
開昭57−179836号、特開昭62−150238
号の各公報に開示されている。
【0004】また、上記の構成を改良して光重合硬化の
感度を上昇させた方法として、感光性ハロゲン化銀と還
元剤と重合性化合物を用い、画像光の照射で感光性ハロ
ゲン化銀に潜像核を形成させ、その後の加熱によって熱
重合硬化させて化学潜像を得る方法があり、例えば特開
昭61−278849号、特開昭62−232652号
の各公報に開示されている。
【0005】上記のいずれの画像形成装置に於いても、
表面に顕色剤層を有する特殊紙上にしか画像形成を行う
ことができなかった。
【0006】また、上記感光媒体を用いる画像形成装置
の異なる例として、本出願人らは、化学潜像が形成され
た感光媒体と普通紙である受像紙を、顕色剤層を中間に
して重ね合わせて加圧し普通紙に画像を形成する装置を
案出している。
【0007】しかしながら、いずれの画像形成装置に於
いても、用いられる感光媒体は、PETなどのプラステ
ィックフィルムを支持体とし、その表面に感光性マイク
ロカプセルを担持した媒体であった。
【0008】この感光媒体は使用後には回収され、一括
して廃棄されるか、あるいは画像形成の都度切断されて
廃棄される。したがってプラステイックフィルムという
本来画像の形成には必要のない支持体が消耗されてしま
うため、消耗品コストが高くなり、画像形成コストが高
価なものになっていた。
【0009】上記の問題点を解決するために、本出願人
らは、感光性マイクロカプセルをトナー化して、公知の
電子写真法等の画像形成プロセスで支持体上に塗布し、
必要なマイクロカプセルトナーのみが消耗されるような
構成の画像形成装置を特願平3−124919号、同平
3−124920、同平3−124921号の願書に添
付した明細書及び図面に開示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような本出願人に関わる画像形成装置に於いて、出力し
た画像を有する受像紙上に、光硬化して発色に関与しな
かったマイクロカプセルや、破壊され内包物を放出した
後のマイクロカプセルの殻などの不要カプセルが付着し
て画像汚れが発生するという問題点が生じた。この原因
は、マイクロカプセルを塗布した支持体と受像紙等とを
重ね合わせて加圧し発色させる際、前記不要カプセルが
支持体から離脱し受像紙等に付着するためである。通
常、不要カプセルを支持体上に保持させる方法は、静電
気力や電磁気力を用いた方法があったが、装置やマイク
ロカプセル自身の構成が複雑化してしまう割には不要な
カプセルを効率よく保持できなかった。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡易な構成で受像紙上への不要
カプセルの転写を防止でき、画像汚れの無い画像形成装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、現像手段として多孔質の材
料あるいは多数の小さな貫通穴を有する材料から構成さ
れたローラ等を用い、且つ少なくともその内部の一部分
が減圧に調整できる手段を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置にお
いては、多孔質の材料あるいは多数の小さな貫通穴を有
する材料から構成されたローラ等の内部を減圧にしてお
けば、現像時においては不要カプセルがこれに保持され
る。結果として受像紙上への不要カプセルの転写を防止
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0015】図1は、本発明を具体化した画像形成装置
の一実施例を示す構成の概略図である。
【0016】画像形成装置60に用いるマイクロカプセ
ル1は、壁材部と、その内包物である液状成分とから成
る。
【0017】前記液状成分としては、少なくとも、染料
あるいは顔料等の画像形成材料が含有されており、さら
に本実施例の場合には所定の波長に感応して機械的強度
が変化する感光性物質とが含まれている。
【0018】前記画像形成材料は、染料、顔料及び顕色
剤等と反応して変色する染料前駆体等が使用可能であ
る。染料としては、キサンテン系、クマリン系、メロシ
アニン系、チアジン系、アジン系、メチン系、オキサジ
ン系、フェニルメタン系、シアニン系、アゾ系、アント
ラキノン系、ピラゾリン系、スチルベン系、キノリン
系、フタロシアニン系、ロイコ染料等が挙げられ、顔料
としてはカーボンブラック、黄鉛、ベンガラ、酸化チタ
ン、モリブデン赤等の無機顔料及び有機顔料が挙げられ
る。また、染料前駆体としては、ジフェニルメタン系化
合物、トリフェニルメタン系化合物、ビスフェニルメタ
ン系化合物、キサンテン系化合物、チアジン系化合物、
フルオラン系化合物、スピロピラン系化合物等及びそれ
らの混合物が使用できる。なお、染料前駆体を画像形成
材料として用いたときには、顕色剤を吸収層として用い
る必要がある。
【0019】前記感光性物質は、光に感応し変性する樹
脂であり、光軟化性及び光硬化性樹脂等がある。前記光
硬化性樹脂は、通常光開始剤と重合性物質を混合して用
いられる。前記光開始剤は、光に感応し樹脂の重合を開
始させるものであり、例えばベンゾフェノン、ベンゾイ
ルイソプロピルエーテル等のベンゾイルアルキルエーテ
ル類、ミヒラーズケトン、金属アレーン化合物、2,4
−ジエチルチオキサントン等を挙げることができる。
【0020】前記重合性物質としては、例えば、N−ビ
ニル−2−ピロリドン、ビスフェノールAジアクリレー
トおよびメタクリレート、トリプロピレングリコールジ
アクリレートおよびメタクリレート、ポリエチレングリ
コールジアクリレートおよびメタクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレートおよびメタクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートおよびメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
およびメタクリレート、オリゴエステルアクリレートお
よびメタクリレート等が挙げられる。また、これらの重
合性化合物は、単独でも、2種以上を混合したものでも
よい。
【0021】上記構成のマイクロカプセル1は、すでに
当業界において公知の技術となっている方法で作製する
ことが可能である。例えば、米国特許第2800457
号、同第2800458号明細書等に示されるような水
溶液からの相分離法、特公昭38−1974号、同昭4
2−446号、同昭42−771号公報等に示されるよ
うな界面重合法、特公昭36−9168号、特開昭51
−9079号公報等に示されるモノマーの重合によるi
n−situ法、英国特許第952807号、同第96
5074号明細書に示される融解分散冷却法等がある
が、これに限定されるものではない。
【0022】また、外郭部2の形成材料としては、ゼラ
チン、アラビアゴム、デンプン、アルギン酸ソーダ、ポ
リビニルアルコール、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポルユリア、ポリウレタン、
ポリスチレン、ニトロセルロース、エチルセルロース、
メチルセルロース、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、
尿素−ホルムアルデヒド樹脂等が用いられるが、光を十
分に透過させるような材質がより好ましい。
【0023】マイクロカプセル1の外径は、小さい程画
質は向上すると考えられるが、小さくなれば凝集等が起
こり易くなるので、5〜20μm程度が望ましい。しか
しながら、特にこれに限定されるものではない。
【0024】前記画像形成装置60内部には、カプセル
保持部材44と、前記カプセル保持部材44にマイクロ
カプセル1を塗布するマイクロカプセル塗布部20と、
露光部10と、転写部材45が設けられている。
【0025】カプセル保持部材44は、円筒形状であり
無数の貫通穴5を有している。その穴径はマイクロカプ
セル1の粒径よりも小さければ特に限定されるものでは
ないが、平均粒径10μmのマイクロカプセルを用いた
ときには、3μm以下の穴が望ましい。また、保持部材
44の両端は閉鎖されていると共にその内部は減圧でき
るようにポンプPが接続されている。
【0026】転写部材45は円柱状あるいは円筒形状で
あり、前記転写部材45及びカプセル保持部材44の大
きさは限定されるものではないが、例えば直径30mm
〜200mm程度で、長さ(図1では紙面に垂直方向の
長さ)300mm程度である。さらにこの保持部材44
及び転写部材45は、マイクロカプセル1を破壊するた
めの加圧力に耐えることが必要であるため、ある程度の
硬い材料を用いるのが望ましい。必要であれば、前記保
持部材45及び転写部材45の周囲に、機能を付加する
ための樹脂材料がコーティングあるいは接合されていて
もよい。但し、保持部材44にコーティングする場合は
貫通穴を塞がないようにしなけらばならない。前記カプ
セル保持部材44と転写部材45によって挟まれた領域
は、マイクロカプセルの破壊部42を構成している。
【0027】露光部10は、露光ランプ11と、原稿台
ガラス15と、原稿カバー13と、画像の色調を調整す
るためのフィルタ14と、遮光板19とから構成されて
いる。
【0028】マイクロカプセル塗布部20は、前記保持
部材44にマイクロカプセルを乾式塗布するために設け
られ、マイクロカプセル1を貯蔵するケース21と、か
くはん機23と、マイクロカプセル1を担持する担持体
25と、担持体25にマイクロカプセルを供給するため
の供給体24とから構成されている。ここで、図示しな
い直流あるいは交流電源によって、前記保持部材44と
担持体25との間には、マイクロカプセル1を担持体2
5から保持部材44に向けて移動させるための電界が形
成されている。
【0029】次に、この装置の動作について説明する。
【0030】図示しない起動スイッチをONにすると、
保持部材44が図中の矢印の方向に回転を開始する、と
同時にポンプPのスイッチがはいり、保持部材44の内
部は減圧状態となる。。
【0031】マイクロカプセル塗布部20に於て、かく
はん機23と供給体24の回転によって担持体25にマ
イクロカプセル1が帯電されて担持される。担持された
マイクロカプセル1は、前記保持部材44と担持体25
の間に形成された電界によって、保持部材44の方向に
静電引力を受ける。この結果マイクロカプセル1が保持
部材44に向けて移動し、保持部材44に静電気力によ
って付着する。すなわち保持部材44に粉体状のマイク
ロカプセル1が塗布される。
【0032】マイクロカプセル1が塗布された保持部材
44は、図の矢印方向に回転しマイクロカプセル1が露
光部10の下部へ搬送される。ここで露光部10のハロ
ゲンランプ11が点灯し、原稿12を支持している原稿
台ガラス15が移動する。これによって原稿12に従っ
て露光操作が行なわれる。原稿12から反射した光は、
画像の色調を調整するためフィルタ14を通って、保持
部材44に塗布されたマイクロカプセル1の面に結像さ
れる。
【0033】このように画像情報に応じて露光されたマ
イクロカプセル1は、その露光エネルギーの程度に応じ
て、液状成分が重合反応するため硬化する。
【0034】さらに、マイクロカプセル1は破壊部42
に向けて搬送される。ここでマイクロカプセル1は、保
持部材44と転写部材45の間に挟まれ加圧される。前
記加圧されたマイクロカプセルのうち、前記露光による
露光の程度が弱いマイクロカプセル1は、破壊され画像
形成材料などが露光量に応じて流出する。このときマイ
クロカプセル1と転写部材45は接触しているので、流
出物は転写部材45に転写される。しかしながら、破壊
されたマイクロカプセル壁あるいは完全硬化したマイク
ロカプセルは、保持部材44内部が減圧状態となってい
るため貫通穴5から内部へ引き込まれようとし、結果的
に保持部材44表面に保持されることとなる(図2に、
転写部42の部分断面拡大図を示す)。
【0035】普通紙等の受像紙52は、給紙カセット5
1から取り出され、転写部材45とヒートローラ55の
間に送られる。
【0036】ヒートローラ55によって、受像紙52と
転写部材45が加熱されると、転写部材45に付着した
画像形成材料などは、受像紙52に転写される。その結
果、受像紙52に画像が形成、定着され装置外部に排出
される。
【0037】完全露光されたマイクロカプセル及びカプ
セル壁は、前記理由により保持部材44にとどまってい
るので、クリーニング部30のブレード31によって、
保持部材44からはぎ取られ回収される。
【0038】次に、図3を参照して、第2の実施例を説
明する。その説明中、同一作用を奏するものには、同一
符号を付して説明する。
【0039】図3に示す画像形成装置61は、保持部材
44及び転写ローラ46が円筒形状で無数の貫通穴6を
有しており、前記保持部材44と転写ローラ46との間
に受像紙52を挟んで現像し、前受像紙52に画像を形
成する装置である。
【0040】前記画像形成装置61内部には、カプセル
保持部材44と、前記カプセル保持部材44にマイクロ
カプセル1を塗布するマイクロカプセル塗布部20と、
露光部10と、転写部40が設けられている。
【0041】転写部40は、2本の転写ローラ46、4
7と前記転写ローラに巻き回された転写ベルト48とか
ら構成されている。転写ローラ46は、無数の貫通穴6
を有しており、転写ベルト48は空気を通過させる材料
から構成されているか、あるいは無数の貫通穴を有する
フィルム等で構成されている。前記転写ローラ46の両
端は閉鎖され、内部が減圧できるようにポンプPが接続
されている。
【0042】保持部材44内部は、円筒形状であり無数
の貫通穴6を有し、その内部には転写ローラ47と対向
する位置にV字板7が、クリーニング部30と対向する
位置にV字板8がそれぞれ設けられている。なおV字板
7、8は、保持部材44が回転しようともそれに伴って
動かないように固定されている。また、図中には示して
いないが、前記V字板7内部は減圧、前記V字板8内部
は加圧できるようにポンプPの吸入口及び吐出口に接続
されている。
【0043】その他の構成については、第1の実施例と
同一であるので、説明を省略する。
【0044】次に、第2の実施例について、その動作を
説明する。
【0045】図示しない起動スイッチをONにすると、
マイクロカプセル塗布部20によって、保持部材44に
粉体状のマイクロカプセル1が塗布される。
【0046】マイクロカプセル1が塗布された保持部材
44は、図の矢印方向に回転しマイクロカプセル1が露
光部10の下部へ搬送され、原稿12に従って露光操作
が行なわれる。
【0047】露光後、マイクロカプセル1は転写部40
に向けて搬送される。ここでマイクロカプセル1は、保
持部材44と転写ローラ46の間に挟まれ加圧現像され
る。その様子を図4を用いて説明する。マイクロカプセ
ル1が、転写ローラ46に接近してきたならば、転写ロ
ーラ46に接続されているポンプPが作動し、前記転写
ローラ46内部は減圧状態となる。また、普通紙等の受
像紙52は、給紙カセット51から取り出され、転写ロ
ーラ46と保持部材44の間に送られる。転写ローラ4
6と保持部材44との間において、受像紙52及び露光
後のマイクロカプセル1が加圧され、完全硬化していな
いマイクロカプセル1が破壊される。破壊されたマイク
ロカプセルからは、画像形成材料などが流出する。この
時転写ローラ46内部は減圧されているので、前記流出
物は転写ローラ46の貫通穴6に引き込まれようとす
る。
【0048】しかしながら、受像紙52が介在している
ために、受像紙52に流出物が付着し、画像が受像紙5
2に形成されることとなる。その後転写ベルト48及び
保持部材44の間に、画像が形成された受像紙52及び
破壊されたマイクロカプセル壁あるいは完全硬化したマ
イクロカプセルを挟んだ状態で転写ローラ47の所まで
搬送される。前記転写ローラ47において受像紙52と
保持部材44は分離されるが、この時V字板7内部は減
圧状態となっているため不要カプセルは保持部材44上
に保持されたままとなる。その後保持部材44の回転に
伴ってクリーニング部30付近に搬送されたならば、V
字板8内部の圧力によって保持部材44から取り除かれ
る。さらに、V字板8付近において取り除けなかった不
要カプセルは、クリーニング部30のブレード31によ
って取り除かれる。
【0049】画像が形成され転写ローラ47から分離さ
れた受像紙52は、ヒートローラ55によって定着され
装置外部に排出される。
【0050】尚、以上の本発明は上述した各実施例にと
らわれることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で変更は
可能である。
【0051】例えば、本実施例においてはマイクロカプ
セルを保持部材に乾式静電塗布したが、保持部材内部は
減圧されているので、その吸引力を利用して保持部材上
に担持してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明によれば、簡易な構成で受像紙上への不要カプセル
の転写を防止でき、画像汚れの無い画像形成装を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す画像形成装置の概略
図である。
【図2】前記第1実施例である画像形成装置の部分拡大
図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す画像形成装置の概略
図である。
【図4】前記第2実施例である画像形成装置の部分拡大
図である。
【符号の説明】
1 マイクロカプセル 10 露光部 20 塗布部 44 保持部材 45 転写部材 46 転写ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、染料及び顔料等の発色物質
    または顕色剤等と反応して変色する染料前駆体等の画像
    形成材料を含むマイクロカプセルを、支持体に塗布する
    ための塗布手段と、前記マイクロカプセルに内包される
    画像形成材料を流出させるための現像手段とを備える画
    像形成装置に於いて、 前記現像手段は、多孔質の材料あるいは多数の小さな貫
    通穴を有する材料から構成されたローラ等を用い、且つ
    少なくともその内部の少なくとも一部分を減圧状態に保
    つための手段を有することを特徴とする画像形成装置。
JP20656892A 1992-08-03 1992-08-03 画像形成装置 Pending JPH0651482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20656892A JPH0651482A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20656892A JPH0651482A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0651482A true JPH0651482A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16525555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20656892A Pending JPH0651482A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0651482A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743736B1 (ko) * 2005-10-31 2007-07-27 주식회사 하이닉스반도체 플래쉬 메모리 소자의 제조 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743736B1 (ko) * 2005-10-31 2007-07-27 주식회사 하이닉스반도체 플래쉬 메모리 소자의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6499893B2 (en) Image-recording device
JP3362745B2 (ja) 感光性マイクロカプセル型トナー
JPH0651482A (ja) 画像形成装置
JPH0635161A (ja) 画像形成装置
JPH0659492A (ja) マイクロカプセルトナー
US5305053A (en) Image forming apparatus
JPH0635177A (ja) 画像形成用マイクロカプセル
JPH06324511A (ja) 感光性マイクロカプセル型トナー
JPH0619127A (ja) マイクロカプセル
JPH05323557A (ja) 画像形成装置
JP2830546B2 (ja) 画像記録装置
JPH063817A (ja) マイクロカプセル及び画像形成装置
JPH0667415A (ja) マイクロカプセル
JPH0651501A (ja) 画像形成用マイクロカプセル
JPH06230549A (ja) 画像形成装置
JPH06110203A (ja) 画像形成用マイクロカプセル
JPH05323560A (ja) マイクロカプセル及び画像形成装置
JPH0675367A (ja) マイクロカプセル及び画像記録装置
JPH05346659A (ja) 画像記録装置
JPH06301188A (ja) 画像形成装置
JPH0627626A (ja) 画像形成装置
JPH0643632A (ja) マイクロカプセルおよび画像形成装置
JPH0619104A (ja) 画像形成装置
JPH05313337A (ja) 画像形成装置
JPH0667398A (ja) 画像形成装置