JPH0651244U - オゾン発生器 - Google Patents
オゾン発生器Info
- Publication number
- JPH0651244U JPH0651244U JP072807U JP7280792U JPH0651244U JP H0651244 U JPH0651244 U JP H0651244U JP 072807 U JP072807 U JP 072807U JP 7280792 U JP7280792 U JP 7280792U JP H0651244 U JPH0651244 U JP H0651244U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- concentration
- constant
- ozone generator
- air
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ０．１ppm以下の低濃度のオゾンガスを精度
よく一定濃度に発生させることのできる小型で安価なオ
ゾン発生器を提供すること。 【構成】 オゾンガスセンサにより一定オゾン濃度に制
御した槽から一定濃度のオゾンを取り出し、空気との混
合率を変えることにより発生させるオゾン濃度を制御さ
せる。
よく一定濃度に発生させることのできる小型で安価なオ
ゾン発生器を提供すること。 【構成】 オゾンガスセンサにより一定オゾン濃度に制
御した槽から一定濃度のオゾンを取り出し、空気との混
合率を変えることにより発生させるオゾン濃度を制御さ
せる。
Description
【０００１】
本考案は、一定濃度のオゾンを発生することのできるオゾン発生器に関する。
【０００２】
オゾンガスはその性質上、酸化、脱臭、脱色、殺菌等に効果があるため、医療 、食品工業、廃水処理他のあらゆる産業に亘って利用されている。しかしながら 強い毒性も有するため、その許容濃度は人体に対して０．１ppmと規定されてい る。このため、オゾン発生器にオゾン漏れ検知用として半導体式や隔膜式の安価 なオゾンガスセンサが取り付けられるようになった。 しかし、これらのガスセンサは使用される環境によっては長期的安定性、再現 性に乏しい面があり、定期的に校正を行う必要があった。 しかし、オゾンガスは消費しやすいガスのため、一定濃度を一定空間に保持す ることができず、一般のガスのような標準ガスがないため、オゾンガスセンサ校 正用としての一定濃度のオゾンガスを精度よく発生させる小型のオゾン発生器が 望まれていた。
【０００３】 従来よりオゾンガスの発生方法としては、ＵＶランプ、セラミック放電体等を 用いて空気もしくは酸素を原料として発生させる方法があるが、この場合、ＵＶ ランプ、セラミック放電体等の発生方法では発生量の安定性、再現性に乏しく、 特に０．１ppm以下の発生量を一定に保つのが困難であった。
【０００４】
本考案は、０．１ppm以下の低濃度のオゾンガスを精度よく一定濃度に発生さ せることのできる小型で安価なオゾン発生器を提供することを目的とする。
【０００５】
以上の課題を達成させるために、本考案はオゾンガスセンサにより一定オゾン 濃度に制御した槽から一定濃度のオゾンを取り出し、空気との混合率を変えるこ とにより発生させるオゾン濃度を制御することを特徴とするオゾン発生器を提供 することである。
【０００６】
本考案のオゾン発生器は、オゾンガスセンサにより一定オゾン濃度にしたもの を空気により希釈して、任意のオゾン濃度を正確に作り出すことができ、構造も 簡易で安価であるという特徴をもっている。 一定オゾン濃度の槽を作り出すには、オゾンガスセンサによりその槽のオゾン 濃度を検知してオゾン発生部のＯＮ／ＯＦＦ制御、もしくは電力制御等を行うこ とにより一定濃度に制御可能となる。この場合、オゾン発生部としてセラミック 放電体、ＵＶランプ等を用いることができ、オゾンガスの原料は大気中の空気を 用いることができる。
【０００７】 一定オゾン濃度の槽を作り出すことができれば、その槽のオゾンガスを含む空 気を更に空気により希釈すれば、その混合率によってオゾン濃度が決まる。この ため、一定オゾン濃度の槽のオゾン濃度より低い濃度のオゾンガスを任意に発生 させることができる。この場合、一定オゾン濃度の槽はオゾン発生部が長期安定 性に優れているオゾン濃度を選ぶことができるため、希釈後のオゾン濃度に関係 なく長期に亘って安定したオゾンを発生させることができる。このため、特に０ ．１ppm以下の低濃度のオゾンガスにおいても混合する系を精度よく保つことに より、安定した発生が可能となる。
【０００８】
以下図面に基づき本考案の具体例について説明する。 （実施例１） 図１は本考案の一実施例の構成図である。 ケース１はオゾン発生器の本体のケースである。一定オゾン濃度の槽２はオゾ ンガスセンサ７、オゾン発生部制御回路６、オゾン発生部８により一定オゾン濃 度に制御されている。そしてスライド板４をスライドさせて空気と混合させるた めのオゾンガスの出口の大きさを変化させて空気との混合率を変える。 このときファン３により吸入された空気と混合し、攪拌板５によって均一に混 合することにより一定濃度のオゾンガスが発生する。
【０００９】 （実施例２） 図２は本考案の別実施例の構成図である。一定オゾン濃度の槽の構成は実施例 １と同様であるが、空気との混合方法としてポンプ９を用いる。ポンプ９の各流 量を制御することによりその流量比から混合率を変えることができる。
【００１０】
以上説明した通り、本発明は０．１ppm以下のオゾンガスに対しても正確に再 現性のある濃度発生を行うことができる上、構造も簡易で安価であるオゾン発生 器を提供し得ることによりオゾンガスセンサの校正が容易となる。
【００１１】
【図１】本考案の一実施例の構成図。
【図２】本考案の別実施例の構成図。
【符合の説明】 １ 本体ケース ２ 一定オゾン濃度の槽 ３ 吸入ファン ４ スライド板 ５ 攪拌板 ６ オゾン発生部制御回路 ７ オゾンガスセンサ ８ オゾン発生部 ９ ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】 オゾンガスセンサにより一定オゾン濃度
に制御した槽から一定濃度のオゾンを取り出し、空気と
の混合率を変えることにより発生させるオゾン濃度を制
御することを特徴とするオゾン発生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP072807U JPH0651244U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | オゾン発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP072807U JPH0651244U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | オゾン発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651244U true JPH0651244U (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=13500045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP072807U Pending JPH0651244U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | オゾン発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651244U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09142808A (ja) * | 1995-11-14 | 1997-06-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | オゾン発生装置の制御方法 |
| JPH09142807A (ja) * | 1995-11-14 | 1997-06-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | オゾン濃縮貯蔵装置とその制御方法 |
| JP2018024546A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | ウシオ電機株式会社 | オゾン発生装置 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP072807U patent/JPH0651244U/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09142808A (ja) * | 1995-11-14 | 1997-06-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | オゾン発生装置の制御方法 |
| JPH09142807A (ja) * | 1995-11-14 | 1997-06-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | オゾン濃縮貯蔵装置とその制御方法 |
| JP2018024546A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | ウシオ電機株式会社 | オゾン発生装置 |
| WO2018030144A1 (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | ウシオ電機株式会社 | オゾン発生装置 |
| US10556029B2 (en) | 2016-08-09 | 2020-02-11 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | Ozone generation device |
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