JPH0651204A - システム顕微鏡 - Google Patents

システム顕微鏡

Info

Publication number
JPH0651204A
JPH0651204A JP4201425A JP20142592A JPH0651204A JP H0651204 A JPH0651204 A JP H0651204A JP 4201425 A JP4201425 A JP 4201425A JP 20142592 A JP20142592 A JP 20142592A JP H0651204 A JPH0651204 A JP H0651204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
column
tube
light
epi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4201425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3365791B2 (ja
Inventor
Akira Watanabe
章 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP20142592A priority Critical patent/JP3365791B2/ja
Publication of JPH0651204A publication Critical patent/JPH0651204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3365791B2 publication Critical patent/JP3365791B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ステージサイズを選択可能であって、光学性能
が損なわれず、剛性を確保できるシステム顕微鏡を提供
することにある。 【構成】鏡脚上に載置され、焦準装置を有する鏡基20
と、20に対して着脱自在に取付けられ、標本の種類に
応じて選択可能な複数のステージ18,19と、鏡基2
0に着脱自在に取付けられ、ステージ18,19に対応
して選択可能な複数の断面ほぼコ字状の鏡柱11,12
と、この鏡柱11,12の上端部に着脱自在に取付けら
れ、それ自体が剛性を有し、標本を観察するのに適した
状態にするため該標本に光を導く共通の投光管部13
と、この13の観察光軸上に着脱自在に取付けられ、標
本の種類に応じて選択可能な複数種類のレボルバ15と
を具備したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステージサイズ、レボ
ルバ等を選択可能であって、半導体、液晶等の検査にも
使用できるシステム顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体素子を製造する場合、生産
性の向上のため1枚のウェハからチップ、IC等を生産
するために、大型のウェハを用いる傾向がある。また、
液晶パネルも大型化が進み、製品はもとよりマスター基
板と呼ばれる素材のガラス板も大型になっている。
【0003】ところで、こうした素子の品質管理上、顕
微鏡検査が必要であるが、そのためにステージ上に単体
に分離前の連続状態の大型のウェハ、ガラス等を載置し
て顕微鏡観察を行っている。
【0004】従来、このような用途に使用可能な顕微鏡
の第1の例として、図7に示すような顕微鏡がある。図
7は、特開平3ー245113号公報に示す顕微鏡であ
り、顕微鏡の鏡脚に対しステージ7のサイズに合わせ
て、奥行き寸法(いわゆる、ふところ)を選べるように
長さの違う鏡柱1を選択的に取付け可能に構成されてい
る。図7(a)は、鏡柱1の奥行き寸法が短い場合であ
り、図(b)は、鏡柱1の奥行き寸法が長い場合であ
る。このように鏡柱1の奥行き寸法の違うものを予め準
備しておくことにより、鏡柱1を交換するだけで、ステ
ージ7の大きさに関係なく対応が可能である。なお、図
7中2はレボルバ、3は落射投光管、4はランプハウ
ス、5は鏡筒、6は落射投光管3のチューブ部分、8は
図示しない焦準装置を有する鏡基である。このような構
成の顕微鏡本体は、図示しない鏡脚(ベース)に載置固
定される。
【0005】図8は、図7のステージ7と鏡基8を除い
た顕微鏡の分解状態を示す図である。鏡柱1に対して、
レボルバ2と落射投光管3が挟む形で取付けられ、落射
投光管3の上にさらに鏡筒5が載置されている。落射投
光管3には、その照明用の光源であるランプハウス4が
取付けられるのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、レボルバ2と
落射投光管3の間の距離、すなわち、その部分の鏡柱1
の厚さL1は、一般的に厚くできない。この理由は、落
射投光管3の投光光学系の関係でレボルバ2、すなわ
ち、対物レンズとの距離が小さければ小さい程、光学性
能上有利であるからである。鏡柱1の厚さL1が厚い
と、照明光のムラ等や、観察側でのケラレ等の不具合が
生じやすいからである。
【0007】ところが、落射投光管3、鏡筒5は、それ
ぞれ光軸周辺で丸形のアリ継手で取付けられているた
め、それらの重量は、全て鏡柱1の先端の肉厚の薄い部
分に掛ることになり、剛性を確保できないおそれがあ
る。また、近年、鏡筒の代りに、線幅や分光測光等の測
定装置等の重量のある装置が載ることも多い。これは、
特に奥行き寸法の長い大型ステージ用では、振動を含め
た深刻な問題となる。
【0008】さらに、落射投光管3に取付けられるラン
プハウス4は、落射投光管3のチューブ部分6に取付け
られるが、落射投光管3と鏡柱1の取付けが高精度を要
するために、ランプハウス4自体の保持は、チューブ部
分6のみで、鏡柱1に対して浮かせた状態にしておくの
が、普通であり、重量のあるランプハウス4では落射投
光管3自体の剛性も留意しなければならないと言う欠点
がある。
【0009】図9は、以上のような問題点を除去するこ
とができる、従来の第2の例を示すもので、鏡柱1内
に、落射投光管3が内蔵されている。このため、鏡柱1
に取付けられるレボルバ2との距離は、短くてすみ、か
つデザイン的にスッキリすること、ゴミが付着しにくい
等のメリットがある。また、剛性面でも落射投光管3の
厚さ(図8のL2寸法)が鏡柱1として含まれるので、
単純な厚さという点では、図8でいうところのL2+L
3−L1分だけ確保できることになる。しかし、図9の
ような構成にすると、ステージ7に合わせた鏡柱1の交
換が困難になり、システム上各種ステージ7のサイズに
対応ができない。一方、最近のシステム顕微鏡において
は、図10(a)〜(d)に示すようなものがある。図
10(a)は、一般的な顕微鏡である。
【0010】図10(b)はレボルバ2自体に上下焦準
機構9が内蔵されたものである。図10(b)の場合、
半導体、液晶の分野では、標本が大型化してステージ7
を上下させるのが、困難であるため、レボルバ2自体に
有する上下焦準機構9が利用されることが多い。図10
(b)の場合、上下機構9に内蔵されているため、レボ
ルバ取付面ー対物レンズ2Lの取付面が、図10(a)
の一般的なものより長くなることが多い。
【0011】図10(c)は対物レンズの胴付ー焦点位
置が長いものであり、対物レンズ2LのW.Dを確保
し、さらに解像度や明るさを向上したいという要望か
ら、図10(a)の一般的なものより長い対物レンズ2
Lが使用される。
【0012】図10(d)はレボルバ2と対物レンズ2
Lの間に光学素子等のアダプタ10を入れたものであ
る。なお、図10における寸法は、参考のために一例が
記載されている。
【0013】図10(a)〜(d)の各用途に対応させ
るには、ステージ7を下げるか、または、レボルバ2の
取付け部を上げる必要があるが、大型のステージ7を載
置するため、この種の顕微鏡では、ステージ7の焦準ス
トロークを大きくとるのは困難である。また、レボルバ
2の取付け部を上げるためには、鏡柱1を交換するの
が、簡単であるが、図7のように鏡柱1を全て作り直す
のは、コスト的に不利であり、また図9のように鏡基8
と鏡柱1とが一体的である場合、鏡柱1の交換は不可能
である。本発明は、ステージサイズを選択可能であっ
て、光学性能が損なわれず、剛性を確保できるシステム
顕微鏡を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、鏡脚上に載置され、焦
準装置を有する鏡基と、この鏡基に対して着脱自在に取
付けられ、標本の種類に応じて選択可能な複数のステー
ジと、前記鏡基に着脱自在に取付けられ、前記ステージ
に対応して選択可能な複数の断面ほぼコ字状の鏡柱と、
この鏡柱の上端部に着脱自在に取付けられ、それ自体が
剛性を有し、前記標本を観察するのに適した状態にする
ため該標本に光を導く共通の投光管部と、この投光管部
の観察光軸上に着脱自在に取付けられ、前記標本の種類
に応じて選択可能な複数種類のレボルバとを具備したシ
ステム顕微鏡である。
【0015】
【作用】請求項1に対応する発明によれば、以下のよう
な作用が得られる。すなわち、複数種類のステージおよ
びレボルバが着脱自在であって、標本の種類に応じて選
択可能であるため、ステージサイズを選択できる。ま
た、投光管部の照明光軸とレボルバ取付面の距離が小さ
くできるので、光学性能が損なわれない。さらに、鏡柱
は、断面コ字状に形成され、かつ投光管部自体が剛性を
有しているので、全体の剛性を確保することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明するが、始めに図1および図2を参照して本発明
の概要について説明する。図1は本発明によるシステム
顕微鏡の使用形態の異なる例を説明するための図であ
り、図2は本発明によるシステム顕微鏡の使用形態を説
明するための図である。
【0017】鏡基20に対して、図1(a),(c)に
示すように、小さなステージ18のとき用いる鏡柱11
と、図1(b),(d)に示すように大きなステージ1
9のとき用いる鏡柱12が選択的に取付可能になってい
る。鏡柱11,12は、コ字形で一体構造になってお
り、これは縦方向や捩じれ方向に対する剛性を確保する
ためである。この剛性は、上方横長部の厚さ、強度と、
下方縦長部の厚さ、強度に依存するので、一体化しない
と不利になる。
【0018】そして、各鏡柱11,12は、共通の落射
投光管部13に対して取付可能な構造になっており、投
光部はそれ自体が剛性を有し、鏡柱11,12とと共に
全体剛性に寄与するような構造、例えば、幅広にすると
か、外側を一体部品で構成す等の構造になっている。
【0019】また、鏡柱11,12に対して投光管部1
3と同様な取付部を有する鏡柱アダプタ14が取付可能
になっていて、鏡柱アダプタ14上にさらに投光管部1
3が取付可能な構成となっている。
【0020】鏡柱11,12と投光管部13、鏡柱1
1,12と鏡柱アダプタ14、鏡柱アダプタ14と投光
管部13の各取付は、レボルバ15の取り付け面を含ま
ない平面(図1のP)により広い面積での固定が可能で
あり、組合わせた際、それらは一体構造に近い剛性が得
られるようにしている。
【0021】投光管部13には、光軸部に対して後述す
るレボルバ15(15A,15B,15C,15Dの総
称)が直接取付可能になっている。レボルバ15Aは普
通の対物レンズを有するレボルバであり、レボルバ15
Bはアダプタ付き対物レンズを有するアダプタ付レボル
バであり、レボルバ15Cは長対物レンズを有するレボ
ルバであり、レボルバ15Dは上下移動機構付対物レン
ンズを有するレボルバである。このようなレボルバ15
A〜15Dは、投光管部13の光軸部に対し直接取付が
可能であるが、焦点位置の違う組合わせの場合には、そ
れらの位置が合うように鏡柱アダプタ14を介する構造
となっている。
【0022】このように構成されているので、図1に示
すようにシステム上ステージ18,19のサイズを選ぶ
ことができ、かつレボルバ15の種類にも、鏡柱アダプ
タ14を図1のように選択して取付けることができる。
このことは、鏡柱11,12自体を幾つも揃えなくても
すむということである。図1(a)は、小さなステージ
18を使用し、かつ普通のレボルバ15Aを使用した場
合であり、図1(b)は、大きなステージ19を使用
し、かつ普通のレボルバ15Aを使用した場合であり、
図1(c)は、小さなステージ18を使用し、長対物レ
ンズを有するレボルバ15Cを使用した場合であり、図
1(d)は、大きなステージ19を使用し、かつ上下移
動機構付対物レンンズを有するレボルバ15Dを使用し
た場合である。 なお、図2において、16は落射投光
管部13とランプハウス17を接続するランプハウスア
ダプタであり、*1,*2,*3は同一記号同士を組合
せ可能な構成を示している。
【0023】また、鏡柱11,12と投光管部13が広
い面積で固定されるので、鏡柱11,12プラス投光管
部13(もしくは鏡柱アダプタ14の厚さ分の剛性が確
保でき、各種鏡筒や装置等の重量を支えるのに十分なも
のとなる。さらに、投光管部13自体が剛性のある構造
をとっているため、重量のあるランプハウス17等も問
題なく取付可能である。
【0024】次に、図3〜図6を参照して本発明の具体
的な実施例について説明する。図3は、本発明の第1の
実施例を説明するための図であり、この場合、小さいス
テージを取付可能な鏡柱11と、大きいステージを取付
可能な鏡柱12が用意され、落射投光管13には平行な
アリ13aが形成され、このアリ13aには鏡柱11,
12にそれぞれ形成されているアリ溝11a,12aの
いずれにも取付け取外しが可能になっている。落射投光
管13には、アリ13aの端部に段部13bが形成され
ているので、鏡柱11,12のアリ溝11a,12aの
後端部11b,12bの壁により正確に位置決めされ
る。
【0025】また、落射投光管13には、ランプハウス
17を取付けできるように円形穴13cが形成され、円
形穴13cにランプハウス17の円管状の光導出部17
aが挿入されるようになっており、落射投光管13に鏡
柱12組み合わされる場合には、ランプハウスアダプタ
16が、円形穴13cに挿入され、これにより奥行方向
の位置合せが行える。多くの場合、ランプハウス17か
らの照明光が平行光束になっているので、この部分の光
路が引延ばされても光学性能には影響しない。落射投光
管13の観察光軸部には、平行アリ13dが形成され、
この平行アリ13dに、レボルバ15に形成されている
アリ溝(図示しない)が着脱可能になっている。落射投
光管13の上面には、鏡筒(図示せず)を着脱可能にす
るための円形状のアリ穴13eが形成されている。
【0026】レボルバ15の取り付け部から焦点位置ま
での距離が延びる場合レボルバB,C,Dには、2種類
の鏡柱11,12に、アリ溝14aとアリ14bを有す
る鏡柱アダプタ14を取付け、鏡柱アダプタ14に落射
投光管13を取付けることになる。これにより、落射投
光管13とランプハウス17は、鏡柱11の上部に取付
けられるが、鏡柱11,12にはランプハウス光路用の
溝があるので、干渉等は生じない。
【0027】この第1の実施例によれば、鏡柱11,1
2と落射投光管13、鏡柱11,12と鏡柱アダプタ1
4、鏡柱アダプタ14と落射投光管13のそれぞれの取
付け部は、光軸は含まないが、精密な位置合せが可能で
あり、広い面当りで固定可能であり、それら全体が鏡柱
11,12として剛性に寄与することができる。すなわ
ち、従来例の図8のL2+L3の寸法の鏡柱厚さが確保
できるからである。
【0028】また、レボルバ15が落射投光管13に直
接取付けが可能であるため、照明光軸とレボルバ取付面
との距離(図8のL1寸法に当る)が短くできるので、
光学性能も心配はない。さらに、デザイン的には鏡柱1
内に落射投光管13を内蔵したタイプのものと比較し
て、そん色がなく、ゴミの心配もない。
【0029】また、システム的に見ても、生産者は投光
管13が共通となり、鏡柱11,12も、奥行長さの違
うものさえ用意しておけば、高さ方向は、鏡筒アダプタ
14という比較的小さな単純な部品で対応でき、幾つも
のの鏡柱11,12を用意する必要がなく、コスト面で
有利になる。
【0030】そして、図3(b)に示すように、落射投
光管13が鏡柱11,12を介さずに、レボルバ15と
鏡筒30類と一体となり、顕微鏡としてのユニット化が
でき、メカ的な取付け部により顕微鏡を含んだ大型の検
査装置や測定装置へのアプリケーションが簡易に行える
という利点もある。このことは、近年複雑、複合化して
いる半導体、液晶関連の装置市場では重要なことであ
る。
【0031】図4は、本発明の第2の実施例を示す図で
あり、図4(a)に示すように鏡柱21には落射投光管
22を収納可能な溝21が形成されており、ビス24で
両者は固定される。この場合の落射投光管22の位置決
めは、溝21aの幅と、鏡柱21の後部の壁により正確
に行われる。さらに、落射投光管22の観察光軸周辺部
23は鏡柱21に対して直接接触せず、レボルバ(図示
せず)、鏡筒(図示せず)が取付け可能になっている。
【0032】図4(b)は、図4(a)の外観略図であ
り、鏡柱21自体の剛性がさらに高くなり、デザイン上
も落射投光管内蔵タイプとほぼ同様の外観が達成可能で
ある。
【0033】図4(c)は、鏡柱アダプタ25を介して
組合わせると、落射投光管22の上部のみ鏡柱21から
突出する形となるが、剛性上問題を生じることことはな
い。図5(a)は、本発明の第3の実施例を示すもので
あり、鏡柱31には図4の実施例と同様に、溝31a形
成されており、これにより落射投光管32、または、鏡
柱アダプタ33の位置決めが行われる。鏡柱31には、
長穴34が形成され、これは落射投光管32の照明光路
として利用される。
【0034】鏡柱31に、投光管32を直接取付ける場
合、図5(b)に示すように投光管32の照明光路は、
下方にもぐり込む形となり、長穴34の下方を通過す
る。その場合、鏡柱31には、投光管32の照明光路と
合致するようなランプハウス17の取付部品36が取付
けられる。一方、鏡柱31に、鏡柱アダプタ33を介し
て投光管32を取付ける場合、図5(c)に示すように
投光管照明光路は上方に上り、長穴34の上下を通過す
る。このとき、鏡柱31に、上方のランプハウス取付部
品35を取付ける。このランプハウス取付部品35は、
上方に使い分けるだけなので、180度逆さに付けてお
くことにより、1つの部品ですむ。図5の実施例の構成
によれば、鏡柱31の剛性に加えて、ランプハウス17
のように、重量のあるものであっても直接投光管32に
取り付くわけでもないので、安心して使用できる。
【0035】このように、図5の実施例によれば、剛性
を確保しつつ各ステージ18やレボルバ15等の奥行寸
法と、高さの自由度を有するシステムが最小限のユニッ
ト数で構成できる。
【0036】図6は、本発明の第4の実施例を示すもの
であり、鏡柱41、鏡柱アダプタ42、投光管43の構
成は、前述の第1〜第3の実施例と同様な構成となって
いる。投光管43は、選択的に取付け可能な鏡柱アダプ
タ42を介し、または、これを介さず鏡柱41にビス4
4で固定されている。ビス44は投光管43の内部底面
に締結される。投光管43と鏡柱41が固定された状態
で投光管蓋45がビス46によって投光管43に固定さ
れる構成である。図6の実施例によれば、鏡柱41と投
光管43を取付るのに、短いビス44ですむ。また、投
光管43の構造上組み立てやすいという利点を有する。
【0037】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、ステージサ
イズを選択可能であって、光学性能が損なわれず、剛性
を確保できるシステム顕微鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム顕微鏡の概要を説明するため
の正面図。
【図2】本発明のシステム顕微鏡の概要を説明するため
の分解図。
【図3】本発明のシステム顕微鏡の第1の実施例を説明
するための図。
【図4】本発明のシステム顕微鏡の第2の実施例を説明
するための図。
【図5】本発明のシステム顕微鏡の第3の実施例を説明
するための図。
【図6】本発明のシステム顕微鏡の第4の実施例を説明
するための図。
【図7】従来のシステム顕微鏡の概念図。
【図8】従来のシステム顕微鏡の問題点を説明するため
の図。
【図9】図8の問題点を解決できる従来の顕微鏡を説明
するための図。
【図10】従来の顕微鏡の種類の異なる例を説明するた
めの図。
【符号の説明】
11,12…鏡柱、13…落射投光管部、15,15
A,15B,15C…レボルバ、16…鏡柱アダプタ、
17…ランプハウス、18,19…ステージ、20…鏡
基、30…鏡筒。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡脚上に載置され、焦準装置を有する鏡
    基と、 この鏡基に対して着脱自在に取付けられ、標本の種類に
    応じて選択可能な複数のステージと、 前記鏡基に着脱自在に取付けられ、前記ステージに対応
    して選択可能な複数の断面ほぼコ字状の鏡柱と、 この鏡柱の上端部に着脱自在に取付けられ、それ自体が
    剛性を有し、前記標本を観察するのに適した状態にする
    ため該標本に光を導く共通の投光管部と、 この投光管部の観察光軸上に着脱自在に取付けられ、前
    記標本の種類に応じて選択可能な複数種類のレボルバ
    と、 を具備したシステム顕微鏡。
  2. 【請求項2】 前記投光管部と前記鏡柱との間に、着脱
    自在に設けられ、高さ方向の寸法を調整するための鏡柱
    アダプタを備えた請求項1記載のシステム顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記投光管部の光源部分が前記鏡柱側に
    配設され、前記投光管部に取り付けたときに照光光軸が
    合致するようにした請求項1記載のシステム顕微鏡。
JP20142592A 1992-07-28 1992-07-28 システム顕微鏡 Expired - Fee Related JP3365791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20142592A JP3365791B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 システム顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20142592A JP3365791B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 システム顕微鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0651204A true JPH0651204A (ja) 1994-02-25
JP3365791B2 JP3365791B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=16440873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20142592A Expired - Fee Related JP3365791B2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 システム顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3365791B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09105866A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Olympus Optical Co Ltd 実体顕微鏡
JPH09113813A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡
JPH10142508A (ja) * 1996-11-12 1998-05-29 Nikon Corp 顕微鏡
JP2001027730A (ja) * 1999-05-13 2001-01-30 Keyence Corp 共焦点顕微鏡
JP2001066515A (ja) * 1999-06-21 2001-03-16 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡
JP2002031759A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡
JP2005266583A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Olympus Corp 顕微鏡装置
JP2006178158A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nikon Corp モジュール型装置
US7729048B2 (en) 2004-10-08 2010-06-01 Nikon Corporation Microscope system
JP2011095782A (ja) * 2011-02-17 2011-05-12 Olympus Corp 顕微鏡システム及び観察方法
US8040598B2 (en) * 2007-06-12 2011-10-18 Carl Zeiss Microimaging Gmbh Microscope for observing a sample in the bright field illumination by transmitted light or in fluorescence-contrast epi-illumination
JP2015094770A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 オリンパス株式会社 顕微鏡システム
JP2018077416A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 オリンパス株式会社 顕微鏡
DE102017213200A1 (de) * 2017-07-31 2019-01-31 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Modulare Probenkammer für die Lichtblatt-Mikroskopie
WO2019034751A1 (de) 2017-08-18 2019-02-21 Leica Microsystems Cms Gmbh Mikroskopieanordnung mit mikroskopsystem und haltevorrichtung sowie verfahren zur untersuchung einer probe mit einem mikroskop

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02247902A (ja) * 1989-03-17 1990-10-03 Tokyo Electric Co Ltd 照明器具
JP2004200134A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Shunji Kishimura 白色led照明装置
JP2009152169A (ja) * 2007-11-30 2009-07-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2010129488A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Toshiba Lighting & Technology Corp ランプ装置および照明器具
JP2010219049A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Fuzhun Precision Industry (Shenzhen) Co Ltd 発光ダイオードランプ
JP2010225762A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Toshiba Lighting & Technology Corp 配線基板収容装置および照明器具
JP2010277719A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 電気機器および照明器具
JP2010277924A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 電気機器及び照明器具

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02247902A (ja) * 1989-03-17 1990-10-03 Tokyo Electric Co Ltd 照明器具
JP2004200134A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Shunji Kishimura 白色led照明装置
JP2009152169A (ja) * 2007-11-30 2009-07-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2010129488A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Toshiba Lighting & Technology Corp ランプ装置および照明器具
JP2010219049A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Fuzhun Precision Industry (Shenzhen) Co Ltd 発光ダイオードランプ
JP2010225762A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Toshiba Lighting & Technology Corp 配線基板収容装置および照明器具
JP2010277719A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 電気機器および照明器具
JP2010277924A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 電気機器及び照明器具

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09105866A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Olympus Optical Co Ltd 実体顕微鏡
JPH09113813A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡
JPH10142508A (ja) * 1996-11-12 1998-05-29 Nikon Corp 顕微鏡
JP2001027730A (ja) * 1999-05-13 2001-01-30 Keyence Corp 共焦点顕微鏡
JP2001066515A (ja) * 1999-06-21 2001-03-16 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡
JP2002031759A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡
JP2005266583A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Olympus Corp 顕微鏡装置
US7729048B2 (en) 2004-10-08 2010-06-01 Nikon Corporation Microscope system
DE112005002465B4 (de) * 2004-10-08 2017-07-06 Nikon Corp. Mikroskopsystem
DE112005003882B3 (de) * 2004-10-08 2018-02-15 Nikon Corporation Mikroskopsystem, welches aus Einheiten zusammengesetzt ist
JP2006178158A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nikon Corp モジュール型装置
US8040598B2 (en) * 2007-06-12 2011-10-18 Carl Zeiss Microimaging Gmbh Microscope for observing a sample in the bright field illumination by transmitted light or in fluorescence-contrast epi-illumination
JP2011095782A (ja) * 2011-02-17 2011-05-12 Olympus Corp 顕微鏡システム及び観察方法
JP2015094770A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 オリンパス株式会社 顕微鏡システム
JP2018077416A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 オリンパス株式会社 顕微鏡
DE102017213200A1 (de) * 2017-07-31 2019-01-31 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Modulare Probenkammer für die Lichtblatt-Mikroskopie
DE102017213200B4 (de) * 2017-07-31 2019-04-18 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Probenkammer, System und Verfahren für die Lichtblatt-Mikroskopie
WO2019034751A1 (de) 2017-08-18 2019-02-21 Leica Microsystems Cms Gmbh Mikroskopieanordnung mit mikroskopsystem und haltevorrichtung sowie verfahren zur untersuchung einer probe mit einem mikroskop

Also Published As

Publication number Publication date
JP3365791B2 (ja) 2003-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11169366B2 (en) Compact microscope
JPH0651204A (ja) システム顕微鏡
EP0488023B1 (en) Microscope having a focus-adjusting mechanism
US4619503A (en) Transmitted light and/or incident light inverse microscope
JPH11344675A (ja) 倒立顕微鏡
US20070146872A1 (en) Invertible light-optical microscope
JP3670316B2 (ja) 倒立顕微鏡
JP4084061B2 (ja) 高安定性光学顕微鏡
US7298549B2 (en) Microscope
US9405113B2 (en) Microscope focusing mechanism with movable components formed of materials having different linear expansion coefficients
US7936502B2 (en) Microscope
JP4106139B2 (ja) 高解像マクロスコープ
JP2001013413A (ja) 顕微鏡
JP3631303B2 (ja) 大型標本観察用顕微鏡装置
JP5988629B2 (ja) 複数の光学ユニットを備えた顕微鏡
JP3690834B2 (ja) 倒立型顕微鏡用蛍光装置
JP6550315B2 (ja) 標本ホルダ
JP4819989B2 (ja) 顕微鏡
JP2001083430A (ja) 倒立顕微鏡装置
JPH10282430A (ja) 倒立型顕微鏡
JPH05323200A (ja) 顕微鏡
JPWO2006067846A1 (ja) 顕微鏡用照明装置及び顕微鏡用照明システム
JP2597646Y2 (ja) 顕微鏡
JPH11160627A (ja) 倒立顕微鏡
JPH05127092A (ja) 顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071101

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101101

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101101

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111101

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees