JP2005266583A - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顕微鏡本体の側面に突出するものがなく、ステージ操作をスムーズにすること。
【解決手段】 投光ユニット3を顕微鏡本体1の底面に形成された開口部32から顕微鏡本体1の投光光学系収納部H内に収納し、この収納された投光ユニット3に対して顕微鏡本体1の側面に形成された開口部75からレバー31や各ツマミ30、ライトガイド24の取り付けを行うようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、透過照明観察可能な顕微鏡装置に関する。
近年、顕微鏡は、種々の検査に用いられ、例えば顕微鏡のステージ上面に半導体ウエハ等の大型の標本を載置し、ステージを移動させながら標本面上における任意点の検査を行う。標本の中でも光の透過率の高い標本に対しては、透過照明観察により検査を行なうことが知られている。
透過照明光を標本に照射する顕微鏡としては、予め顕微鏡本体に備えているものもあるが、例えば特許文献1に開示されているような後付ユニットタイプのものもある。この特許文献1には、標本に対して透過照明を行う透過照明ユニットを顕微鏡本体の側面に対して着脱自在した顕微鏡が開示されている。この顕微鏡は、顕微鏡本体の側面に第1の取付け嵌合穴を設け、この取付け嵌合穴に標本を透過照明する透過照明投光装置を着脱する。
この透過照明投光装置は、外部からの透過照明光を導入するファイバ光源(ライトガイド)を位置決めし保持すると共に各光学素子の保持を兼ねたアダプタ枠と、照明系の視野絞り装置と、ライトガイドから出射された透過照明光を対物レンズの光軸方向に曲げる折り曲げミラーと、各光学素子を保持する枠とからなる。又、透過照明投光装置には、視野絞り装置用のレバーや、芯出しつまみ、ライトガイドを挿入するための挿入部などが設けられている。
特開2001−33706号公報
しかしながら、特許文献1に記載の顕微鏡は、顕微鏡本体の側面に設けた第1の取付け嵌合穴に対して透過照明投光装置を挿入しているが、顕微鏡本体の側面から透過照明投光装置が大きく突出して設けられていた。
通常、顕微鏡観察では、ステージの下部に設けられたステージ操作ハンドルを操作することにより、標本を載置しているステージを同一平面内で前後左右に移動させている。
ところが、特許文献1に記載の顕微鏡では、顕微鏡本体の側面に透過照明投光装置が大きく突出して設けられていたため、この突出した透過照明投光装置がステージ操作ハンドルの操作の邪魔になって、ステージ移動のためのハンドル操作の妨げになっていた。
本発明は、観察光学系を通して標本の観察像を取得する顕微鏡装置において、少なくとも観察光学系を備えた顕微鏡本体と、顕微鏡本体外に設けられた光源と、光源から出射された光を伝送するライトガイドと、ライトガイドより伝送された光を集光光学系に伝送する投光光学系と、投光光学系から伝送された光を観察光学系の光軸上に載置される標本に導くための集光光学系と、顕微鏡本体に設けられる開口部を有する投光光学系収納部と、を具備し、投光光学系を顕微鏡本体の投光光学系収納部に着脱可能に収納した顕微鏡装置である。
本発明は、投光光学系を顕微鏡本体内に収納するようにしたことで、ステージ操作をスムーズにできるなど、スムースな検鏡を可能とする顕微鏡装置を提供できる。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は顕微鏡装置を側面から見た部分断面図である。顕微鏡本体1は、コ字形状に形成され、ベース部2とアーム部4とを有している。アーム部4の上面は、観察光軸Lに沿って観察鏡筒5が設けられ、この観察鏡筒5に接眼レンズ6が取り付けられている。アーム部4の下面には、レボルバ7が回転可能に設けられている。
このレボルバ7には、それぞれ異なる倍率の複数の対物レンズ8が取り付けられている。レボルバ7は、回転して所望の倍率を有する対物レンズ8を観察光軸L上に配置する。
ベース部2には、ステージ取付け部材9が設けられている。このステージ取付け部材9上には、標本10を載置するステージ11が設けられている。このステージ11は、観察光軸Lを含む平面(Z平面)に直交する平面(XY平面)内で前後左右自在に動かすことが可能である。このステージ11における下面の縁部には、下方に向って棒状のステージ操作ハンドル12が設けられている。
ステージ取付け部材9におけるベース部2内部に隠れている側面には、ラック13がビス14により固定されている。又、ベース部2には、ピニオンで構成された軸15がベース部2に対して回転可能に設けられている。この軸15の両端部には、それぞれ各焦準ハンドル16が設けられている。この軸15には、ベース部2に対して回転可能に設けられた歯車17が噛み合っている。この歯車17は、ラック13に対して噛み合って設けられている。従って、焦準ハンドル16を回転操作すると、この焦準ハンドル16の回転が軸15、歯車17を介してラック13に伝達される。このラック13は、歯車17の回転を上下方向への移動に変換し、ステージ取付け部材9に伝達する。これにより、ステージ11は、上下移動する。このステージ11の上下移動により標本10と対物レンズ8との距離が調整され、標本10へのピント調整が行なわれる。
なお、ステージ11は、観察光軸Lを含む平面(Z平面)に直交する平面(XY平面)内で前後左右自在に動かすことが可能である。ベース部2の背面側には、安定性を高める足18が顕微鏡本体1の正面から見て左右に広がるように設けられている。
一方、顕微鏡の光学系について説明すると、顕微鏡本体1の背面側には、光源19を有する落射照明装置20が組み付けられている。この落射照明装置20の光源19から出射される照明光の光路上には、各投光レンズL、L及びハーフミラーMが設けられている。このハーフミラーMは、観察光軸L上に配置され、落射照明装置20の光源19から出射された照明光を観察光軸L上に沿って対物レンズ8側に反射し、標本10を落射照明する。又、ハーフミラーMは、対物レンズ8を通ってきた標本10からの光を観察鏡筒5側に透過する。
次に、本発明の顕微鏡装置の特徴部分について図2に示すベース部側面の部分断面図、図3に示すステージ取付け部の上面図、図4に示すベース部正面の断面図を参照して説明する。
顕微鏡本体1のベース部2には、観察光軸L上に投光ユニット(投光光学系)3が設けられている。又、ステージ取付け部材9の内部には、集光レンズユニット(集光光学系)21が設けられている。
投光ユニット3には、ライトガイド取付け部22が設けられている。このライトガイド取付け部22は、透過照明用の光源23に接続されたライトガイド24を図示しないビス等により取り付け固定する。この投光ユニット3は、ライトガイド24から出射された透過照明光を集光レンズユニット21に導く。この投光ユニット3は、嵌合板25と、この嵌合板25の上面に設けられた円筒状の下部枠体26と、この下部枠体26上に設けられた円筒状の上部枠体27とを有する。なお、光軸Lと透過照明の軸を合わせるために、嵌合板25は、投光ユニット3の光学系の軸を中心として設けられる。
これら下部枠体26と上部枠体27とは、図示しないビスや接着等により結合され、投光ユニット3を一体的に構成している。下部枠体26の側面には、ライトガイド取付け部22の他に、例えばポラライザやフィルタ等の各種光学素子を備えたスライダを挿脱するための各スライダ挿入部28、29や、後述するツマミ30及びレバー31が設けられている。なお、これらスライダ挿入部28、29は、観察光軸Lに対して直交する方向に設けられている。
ベース部2の底面には、当該ベース部2の内部に投光ユニット3を挿入するための開口部32が設けられている。この開口部32からベース部2及びステージ取付け部材9の内部は、投光ユニット3を挿入するための投光光学系収納部Hが形成されている。なお、開口部32には、嵌合部33が、光軸Lを中心にとして設けられている。
嵌合部33は、投光ユニット3の嵌合板25と嵌合する。この開口部32の大きさは、投光ユニット3の外径よりも若干大きく形成され、投光ユニット3を挿入可能である。
投光ユニット3の嵌合板25にはザグリ孔34が形成され、かつこのザグリ孔34に対応する位置のベース部2にネジ部35が形成され、嵌合板25のザグリ孔34を介してビス36がネジ部35に螺合され、投光ユニット3がベース部2に固定されている。これにより、投光ユニット3の光軸は、観察光軸Lに一致して設けられる。
投光ユニット3の下部枠体26内には、図4に示すように偏向素子として例えばミラー37が配置される。このミラー37は、観察光軸Lとライトガイド24から出射される透過照明光の光路とが垂直に交われば、これら観察光軸Lと透過照明光の光路とに対して角度45°に配置され、ライトガイド24から出射された透過照明光を観察光軸Lに一致させて反射する。このミラー37は、下部枠体26に対して例えば接着や不図示の板バネ等により固定される。
投光ユニット3内の観察光路L上には、各光学素子38〜41が設けられている。これら光学素子38〜41は、ミラー24により反射された透過照明光を集光レンズユニット21に導く。これら光学素子38〜41は、例えば接着や不図示の板バネ等によりそれぞれ下部枠体26、上部枠体27の内部に保持される。
又、下部枠体26の上部には、視野絞り装置42が設けられている。この視野絞り装置42は、観察光軸L上の絞り径を調節する。この視野絞り装置42は、2つのはね保持枠43、44からなる。これらはね保持枠43、44には、複数の絞りはね45がピン46等で保持されている。このうちはね保持枠43には、レバー31を取り付けるようにネジ部47が設けられる。このはね保持枠43は、観察光軸Lを中心に回転すると、絞り径を調節するようにに構成されている。このときはね保持枠44と下部枠体26とには、レバー31を自由に回転するようにそれぞれ溝48、49がそれぞれ設けられている。これら溝48、49は、レバー31を観察光軸Lを中心に回転させたときに、視野絞り装置42の絞り径が最大から最小まで調節できるように構成されている。
又、下部枠体26には、図2に示すようにネジ部50が設けられ、このネジ部50にツマミ30がねじ込まれる。このツマミ30をねじ込むと、このツマミ30は、はね保持枠44に到達する。下部枠体26には、図示しないプランジャー等がツマミ30と対向する位置からはね保持枠44を押すように取り付けられている。
レバー31とツマミ30とは、それぞれ投光ユニット3に対して着脱可能に設けられている。
集光レンズユニット21は、投光ユニット3から導かれた透過照明光を標本10に集光する。この集光レンズユニット21は、図3に示すようにビス51によりステージ取付け部材9に固定される。このステージ取付け部材9には、挿入部52が形成されている。この挿入部52は、図4に示すように集光レンズユニット21を当て付け面53まで挿入可能に設けられる。
この集光レンズユニット21は、ステージ取付け部材9に対して図3に示すようにビス51等で固定された筒状の外枠54と、この外枠54内に接触して設けられた筒状の中枠55と、この内に接触して設けられた筒状の枠体56とを有する。枠体56の内部には、観察光軸L上に沿って各光学素子57〜60が保持されている。これら光学素子57〜60は、観察光軸Lに沿って入射した透過照明光を標本10に照射する。これら光学素子57〜60は、例えば枠体56に対して接着や不図示の板バネ等により保持される。なお、これら光学素子57〜60は、枠体56と共に観察光軸Lと同一方向に上下動可能である。
枠体56の下部には、開口絞り装置61が設けられている。この開口絞り装置61は、観察光軸L上の開口絞り径を調整する。この開口絞り装置61は、2つのはね保持枠62、63に対して複数の絞りはね64をピン65等により保持している。
レバー66は、はね保持枠63に対して回転可能に設けられ、観察光軸Lを中心に回転することにより絞り径を調節する。このレバー66は、折り曲げられた形状で、図2及び図3に示すようにステージ取付け部材9の側面に形成された開口部67から外部に突出している。この開口部67の開口幅は、レバー66を観察光軸Lを中心に回転させたときに、開口絞り装置61の絞り径を最大から最小まで調節可能な幅に形成されている。
枠体56の側面には、図2に示すようにピン68が立設されている。中枠55には、図5に示すように観察光軸Lの方向に対して傾斜するカム溝74が形成されている。ピン68は、カム溝74に対して嵌合し、かつカム溝74内を摺動する。又、外枠54には、溝70が設けられている。この溝70は、ピン68を観察光軸Lの方向に移動するようにガイドし、かつその移動範囲を規定する。
中枠55の上部には、歯車71が形成されている。この歯車71には、歯車72が噛み合っている。この歯車72は、図2に示すように外枠54に対して軸73で回転自由に保持されている。中枠55は、外枠54に対して回転可能に保持されているので、歯車72は、ステージ取付け部材9の開口部67を通して手動により操作可能である。
なお、各光学素子57〜60の上下動は、カム機構に限らず、ラックとピニオンを用いた方法でも構わない。
図2及び図4に示すようにベース部2の側面には、例えば四角形状の開口部75が設けられている。この開口部75には、例えば蓋69が各ビス70により取り付け、取り外し可能になっている。この開口部75は、投光ユニット3における各スライダ挿入部28、29、ツマミ30、レバー31及びライトガイド取付け部22を覗く位置に設けられている。この開口部75を通して各スライダ挿入部28、29に対する例えばポラライザやフィルタ等の各種光学素子を備えたスライダの挿脱、ツマミ30やレバー31の操作、ライトガイド取付け部22に対するライトガイド24の取付け、取り外し操作を可能としている。
次に、上記の如く構成された顕微鏡装置の作用について説明する。
投光ユニット3から予めレバー31及び各ツマミ30が取り外される。これにより、投光ユニット3は、顕微鏡装置のベース部2の底面に形成されている開口部32から投光光学系収納部H内に挿入可能になる。
投光ユニット3を開口部32から投光光学系収納部H内に挿入させて、嵌合板25を嵌合部33に嵌合する。嵌合板25は、各ビス36によりベース部2の底面に固定される。これにより、投光ユニット3は、各光学素子38〜41の光軸を観察光軸L上に一致して設けられる。
次に、顕微鏡本体1の側面の蓋69が取り外される。これにより、開口部75が開放され、投光ユニット3における各スライダ挿入部28、29、ツマミ30、レバー31及びライトガイド取付け部22が開口部75を通して覗かれる。この状態で、投光ユニット3に対してレバー31が各はね保持枠43、44に取り付けられると共に、各ツマミ30が下部枠体26に取り付けられる。
又、ライトガイド24は、光源23にセットされる。このライトガイド24は、ライトガイド取付け部22に対して図示しないビス等により固定される。このように投光ユニット3は、顕微鏡本体1の内部に収納されるので、顕微鏡本体1の外装面より突出しない。
集光レンズユニット21は、ステージ11を取り外すことにより、図3に示すステージ取付け部材9の挿入部67に挿入できる。この集光レンズユニット21は、ステージ取付け部材9に対してビス51により着脱可能である。この集光レンズユニット21もステージ取付け部材9の内部に保持されるので、顕微鏡本体1より突出しない。
光源23から出射された透過照明光は、ライトガイド24を伝送して投光ユニット3に導かれる。この透過照明光は、ライトガイド24から出射されると、ミラー37で上方に反射し、観察光軸L上を伝播し、各光学素子38、39、視野絞り装置42、各光学素子40、41に導かれる。
このとき、下部枠体26に設けられたツマミ30をねじ込んだり戻したりすると、下部枠体26に対して視野絞り装置42におけるはね保持枠44が観察光軸Lと垂直な平面内で動き、当該視野絞り装置42の心出しが行なわれる。
又、レバー31を観察光軸Lを中心に回転させると、視野絞り装置42の絞りはね45が開いたり閉じたりする。これにより、観察に適した絞り径に調節できる。
投光ユニット3を通った透過照明光は、集光レンズユニット21の開口絞り装置61、各光学素子57〜60に導かれる。開口絞り装置61では、投光ユニット3と同様に、レバー66を観察光軸Lを中心に回転させると、絞りはね64が開いたり閉じたりする。これにより、観察に適した絞り径に調節される。
又、図2に示す歯車72が回転操作されると、この歯車72の回転に連動して中枠55の歯車71が回転し、当該中枠55も回転する。この中枠55が回転すると、この中枠55のカム溝74内に沿ってピン68が摺動する。このピン68は、外枠54に設けられた溝70によって回転できないように規制されているので、枠体56は、観察光軸Lに沿って上下動する。これにより、集光レンズユニット21の各光学素子57〜60は、観察光軸Lに沿って上下動する。
又、観察時の用途に応じて投光ユニット3の下部枠体26に設けられた各スライダ挿入部28、29内にフィルタやポラライザ等を保持したスライダを挿脱できる。
このように上記第1の実施の形態によれば、投光ユニット3を顕微鏡本体1の底面に形成された開口部32から顕微鏡本体1の投光光学系収納部H内に収納し、この収納された投光ユニット3に対して顕微鏡本体1の側面に形成された開口部75からレバー31や各ツマミ30、ライトガイド24の取り付けを行うようにした。これにより、投光ユニット3は、顕微鏡本体1の外装面から突出せずに顕微鏡本体1に収納できる。
又、集光レンズユニット21は、ステージ取付け部材9の内部に保持し、かつステージ11を取り外すことによりステージ取付け部材9に対して着脱可能である。これにより、集光レンズユニット21も顕微鏡本体1より突出することはない。
このように投光ユニット3及び集光レンズユニット21は、顕微鏡本体1から突出しないので、標本10の観察時に、ステージ11の下部に設けられたステージ操作ハンドル12を何も邪魔にならずに操作でき、スムーズにステージ11を同一平面内で前後左右に移動できる。
又、投光ユニット3を顕微鏡本体1の内部に収納しかつ蓋69で閉じるので、塵、挨等が付きにくくコンタミ性に優れ、かつ外部衝撃等からの光学系保護につながる。又、投光ユニット3は、顕微鏡本体1に対して着脱可能であるので、保守性等にも優れる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、図1乃至図5と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図6及び図7は顕微鏡装置の構成図であって、図6は投光ユニット3、集光レンズユニット21及びステージ取付け部材9の断面図、図7は投光ユニット3を上方から見た部分断面図である。この顕微鏡装置は、投光ユニット3を顕微鏡本体1の側面から着脱可能に構成する。投光ユニット3は、2つの枠体80、81からなる。これら枠体80、81は、接着若しくは図示しないビス等により結合されて一体的に構成される。
顕微鏡本体1の側面には、開口部82が設けられている。この開口部82は、投光ユニット3を顕微鏡本体1内に挿入可能な四角形状に形成されている。この開口部82は、幅が投光ユニット3の長手方向の長さよりも若干長く、高さが投光ユニット3の短手方向の長さよりも若干長く形成されている。この開口部82には、蓋83がビス84により固定される。
枠体80には、ライトガイド取付け部77が設けられている。このライトガイド取付け部77には、ライトガイド24が取り付けられる。このライトガイド24から出射される透過照明光の光路上には、ミラー86が設けられている。このミラー86は、ライトガイド24から出射された透過照明光を直角方向に折り曲げる。このミラー86は、枠体80に設けられた固定面87に対して接着又は図示しない板バネ等により固定されている。この固定面87は、ミラー86に入射する透過照明光及びその反射光を含む面に垂直で、かつ入射する透過照明光及び反射光のどちらとも45度を成して形成されている。ミラー86の背面には、L字型の板金であるカバー88がビス76等により枠体80に固定されている。
一方、ミラー86の反射光路上で、ミラー86から各光学素子38〜40を介したところには、ミラー89が設けられている。このミラー89は、枠体81に形成された固定面90に例えば接着又は図示しない板バネ等により固定されている。
固定面90は、ミラー89に入射する透過照明光及びその反射光を含む面に垂直で、入射する透過照明光及びその反射光の両方に対して角度45°を成すように形成されている。ミラー89の背面には、板金であるカバー91が不図示のビスなどにより枠体81に固定されている。このミラー89によって折り曲げられた透過照明光は、観察光軸L上を進行する。ミラー89によって折り曲げられた透過照明光の光路上すなわち観察光軸L上には、光学素子41が設けられている。
この光学素子41は、枠体81に設けられた取付け部92に接着等により固定されている。なお、ミラー89は、各光学素子40、41との間に配置したが、光学性能上問題なければどこに配置してもよい。
投光ユニット3の底面には、摺動部材であるオスアリ93がビス94により取り付けられている。顕微鏡本体1には、摺動受け部であるメスアリ95がビス96により固定されている。又、メスアリ95の直線状で開口部82と対向する側には、図7に示すように突き当て面97が設けられている。この突き当て面97は、メスアリ95の方向に対して垂直方向の面である。この突き当て面97は、投光ユニット3のミラー89で折り曲げられた光線が、光軸を観察光軸Lに一致するように投光ユニット3を位置決めする。これにより、投光ユニット3を開口部82から顕微鏡本体1内に挿入し、オスアリ93をメスアリ95に挿入し、オスアリ93をメスアリ95に沿って押し込むと、投光ユニット3は突き当て面97に突き当たる。これにより、投光ユニット3の光軸と観察光軸Lとが一致し、投光ユニット3が位置決めされる。
又、メスアリ95上には、図8に示すように投光光学系3を保持する保持部を構成する開口部98と、ネジ部99と、孔100と、工具挿入部101とが設けられている。このメスアリ95上の開口部98には、オスアリ93とメスアリ95を固定するコマ102がピン103を中心に回転可能に設けられている。このコマ102は、押し付け面104とテーパ部105とを有する。押し付け面104は、メスアリ95と同じ角度に形成されている。なお、オスアリ95を顕微鏡本体1の突き当て部97に突き当てたとき、コマ102は、オスアリ93の側面に位置するように開口部98が設けられている。
ネジ部106には、段付きビス107がねじ込まれている。この段付きビス107は、外部から挿入される工具によりねじ込み可能である。この段付きビス107は、先端部108とネジ部106とからなる。先端部108は、孔100内を移動可能になっている。
又、工具挿入部101は、メスアリ95の内部に当該メスアリ95の形成方向に沿って形成されている。この工具挿入部101は、段付きビス107及び当該段付きビス107をねじ込む工具を顕微鏡本体1の側面側から挿入可能に設けられる。
テーパ部105は、段きビス107をねじ込むと、コマ102のテーパ部105が押され、コマ102がピン103を中心に回転するように設けられている。段付きビス107をねじ込むと、例えば図中破線のようにコマ102は回転する。
次に、上記の如く構成された顕微鏡装置の作用について説明する。
顕微鏡本体1の側面に設けられた蓋83をビス84を取り外すと、開口部82が開放される。この状態で、投光ユニット3を開口部82から顕微鏡本体1内に挿入し、顕微鏡本体1に設けられたメスアリ95に対して投光ユニット3に設けられたオスアリ93を挿入する。そして、投光ユニット3をメスアリ95に沿って押し込むと、投光ユニット3は突き当て面97に突き当たる。これにより、投光ユニット3の光軸と観察光軸Lとが一致し、投光ユニット3が位置決めされる。
次に、図8に示すように顕微鏡本体1の側面側から工具挿入部101より不図示の工具を差込み、段付きビス107をねじ込む。ねじ込まれた段付きビス107の先端は、コマ102のテーパ部105を押す。このとき、コマ102は、オスアリ93の側面に位置し、押されたコマ102はピン103を中心にオスアリ93の方向に回転しようとする。これにより、コマ102は、オスアリ93をメスアリ95に押し付け、投光光学系3が顕微鏡本体1に固定される。
なお、段付きビス107は、段付き形状で構成されているので、オスアリ93を挿入していないときにねじ込みすぎても顕微鏡本体1内に落下するのを防止できる。
このように投光ユニット3を突き当て面97まで挿入し、段付きビス107により顕微鏡本体1に固定すると、ミラー89で上方に反射され、光学素子41より導かれる透過照明光は、観察光軸Lに一致する。これにより、透過照明光は、集光レンズユニット21に導かれる。
投光ユニット3を取り外す場合は、顕微鏡本体1に固定していた段付きビス107を緩め、ツマミ30等を持って引き抜けばよい。
ライトガイド取付け部77には、ライトガイド24が取り付けられる。このライトガイド24から出射された透過照明光は、ミラー86により折り曲げられ、各光学素子38、39、視野絞り装置42、光学素子40を透過し、ミラー89に入射する。
透過照明光は、このミラー89により上方に向って折り曲げられ、光学素子41に入射する。そして、投光ユニット3を通った透過照明光は、集光レンズユニット21に入射する。
このように上記第2の実施の形態によれば、投光ユニット3を顕微鏡本体1の側面に形成された開口部82から顕微鏡本体1内に収納するようにした。これにより、上記第1の実施の形態と同様に、標本10の観察時に、ステージ11の下部に設けられたステージ操作ハンドル12を邪魔にならずに操作でき、スムーズにステージ11を同一平面内で前後左右に移動できる。
又、投光ユニット3を顕微鏡本体1の側面から顕微鏡本体1内に収納するので、顕微鏡本体1を裏返したり、持ち上げた状態で投光ユニット3を着脱する必要がなく、上記第1の実施の形態よりも着脱性の面で優れる。
そのうえ、投光ユニット3を取り付ける際に、視野絞り装置42のレバー31やツマミ30を取り外す必要がなく、着脱操作が煩雑にならずに使い勝手がよく、メンテナンス性にも優れる。
又、各カバー88、91を設けたので、各ミラー86、89を保護できる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、前述した図1乃至図7と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図9及び図10は顕微鏡装置の構成図であって、図9は投光ユニット3、集光レンズユニット21及びステージ取付け部材9の断面図、図10は投光ユニット3を上方から見た部分断面図である。
この顕微鏡装置は、各ミラー86、110、111からの折り曲げ光学系を有する。
投光ユニット3は、2つの枠体80、112からなる。枠体112は、略直角に折れ曲がったL字形状に形成されている。これら枠体80、112は、接着若しくは図示しないビス等により結合されて一体的に構成される。
ライトガイド24から出射された透過照明光は、ミラー86によって直角方向に折り曲げられる。この折り曲げられた透過照明光は、各光学素子38〜40を透過してミラー110に入射する。このミラー110は、枠体112内に設けられている。このミラー110に入射する透過照明光とその反射光を含む平面は、観察光軸Lと垂直になるように設けられている。
枠体112には、ミラー110を接着又は図示しない板バネ等により固定する固定面113が設けられる。ミラー110の背面には、L字の板金であるカバー114がビス115により枠体112に固定されている。ミラー110によって折り曲げられた透過照明光の光路上には、ミラー111が設けられている(図11参照)。
このミラー111は、観察光軸Lと一致するように投光ユニット3の枠体112内に設けられるこの枠体112の固定面116に対して接着又は図示しない板バネ等によって固定される。ミラー111の背面には、板金であるカバー117が不図示のビスなどにより枠体112に固定されている。
この枠体112には、光学素子41を取り付ける取付け部118が設けられている。光学素子41は、取付け部118に対して例えば接着等により固定される。
なお、ミラー110とミラー111とは、投光ユニット3の操作部端面119と顕微鏡本体1の側面がほぼ同一面となるような距離で設けられる。
ここでは、ミラー110を光学素子40と41との間に配置したが、光学性能上問題なければ、どこに配置してもよい。
次に、上記の如く構成された顕微鏡装置の作用について説明する。
先ず、ビス84を取り外して、顕微鏡本体1の側面に設けられた蓋83を取り外すと、開口部82が開放される。この状態で、投光ユニット3を開口部82から顕微鏡本体1内に挿入し、顕微鏡本体1に設けられたメスアリ95に対して投光ユニット3に設けられたオスアリ93を挿入する。そして、投光ユニット3をメスアリ95に沿って押し込むと、投光ユニット3は突き当て面97に突き当たる。これにより、投光ユニット3の光軸と観察光軸Lとが一致し、投光ユニット3が位置決めされる。
このとき、投光ユニット3に設けられている各スライダ挿入部28、29、ツマミ30やレバー31が露出する位置及びライトガイド取付け部85は、開口部82の開口際に配置される。
このうちライトガイド取付け部85には、ライトガイド24が取り付けられる。このライトガイド24から出射された透過照明光は、ミラー86により折り曲げられ、各光学素子38、39、視野絞り装置42、光学素子40を透過し、ミラー110に入射する。
透過照明光は、このミラー110で折り曲げられ、さらにミラー111により上方に向って折り曲げられ、光学素子41に入射する。そして、投光ユニット3を通った透過照明光は、集光レンズユニット21に入射する。
このように上記第3の実施の形態によれば、投光ユニット3に各ミラー86、110、111からなる折り曲げ光学系を設けたので、投光ユニット3に設けられている各スライダ挿入部28、29、ツマミ30やレバー31の露出する位置及びライトガイド取付け部85は、開口部82の開口際に配置できる。これにより、蓋83の視野絞り装置42のレバー31やツマミ30の位置に対応した開口部から露出した視野絞り装置42のレバー31の操作やツマミ30の調節、蓋83の各スライダ挿入部28、29に対応する開口部からの各スライダ挿入部28、29へのスライダーの挿脱操作、蓋83のライトガイド取付け部85に対応する開口部からのライトガイド24の挿脱等の操作がし易くなる。従って、投光ユニット3の操作性及び視認性が向上し、作業者による操作がしやすく使い勝手がよい。
また、顕微鏡本体側面の開口を最小限にすることで、さらに塵、埃がつきにくくコンタミ性に優れた顕微鏡が実現できる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、前述した図1乃至11と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図12は顕微鏡装置の構成図である。顕微鏡本体1の側面には、開口部120が設けられている。この開口部120は、投光ユニット3を顕微鏡本体1内に挿入可能な四角形状に形成されている。この開口部120は、幅が投光ユニット3の長手方向の長さよりも若干長く、高さが投光ユニット3の短手方向の長さよりも若干長く形成されている。
顕微鏡本体1の側面には、開口部120と顕微鏡本体背面121との間にライトガイド24の格納部122が形成されている。この格納部122は、ライトガイド24を収納可能とする幅及び深さを有し、ライトガイド取付け部85に取り付けられたライトガイド24を配設する。なお、ライトガイド24の光源23は、顕微鏡本体1の外部に設けられている。
図13の格納部122のA−A断面図に示すように、格納部122の近傍には、板状のライトガイド保持部材123が設けられている。このライトガイド保持部材123は、作業者の指にかかりやすいように、先端が多少起き上がるように形成してもよい。
又、ライトガイド保持部材123は、嵌合部124を設けおり、この嵌合部124に嵌合する段付軸125により顕微鏡本体1の側面に保持される。このとき、ライトガイド保持部材123は、顕微鏡側面1に対して簡単に回転しないように、顕微鏡本体1の間に例えばサラバネ126を加え、回転方向に対して適度な重さが得られるように構成する。
次に、上記の如く構成された顕微鏡装置の作用について説明する。
顕微鏡本体1に取り付けられた投光ユニット3のライトガイド取付け部85に対してライトガイド24を取り付ける。このライトガイド取付け部85と光源23とを接続するライトガイド24は、顕微鏡本体1の側面に設けた格納部122内に配設される。
ライトガイド保持部材123は、格納部122内にライトガイド24を配設し易いように、格納部122にかからない位置で保持する。
ライトガイド24を格納部122内に配設したら、格納部122に横たわるようにライトガイド保持部材123を回転させる。これにより、ライトガイド24は、顕微鏡本体1より脱落せず収納される。
ライトガイド24を取り外す場合は、ライトガイド保持部材123を回転させることにより格納部122内から容易に取り出すことができる。
なお、ライトガイド保持部材123は、1つのみ設けたが、複数個設けてもよい。
このように上記第4の実施の形態によれば、顕微鏡本体1の側面に格納部122を形成し、この格納部122内にライトガイド24を収納するようにしたので、装置周辺が煩雑にならず、また標本10の観察時の操作の邪魔にならず操作性がよい。
なお、この発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。例えば、ライトガイド24は、顕微鏡本体1の側面に設けた格納部122内に収納しているが、顕微鏡本体1内に配設して顕微鏡本体背面121から導出してもよい。
又、ライトガイド24を格納部122内に収納したり、顕微鏡本体1内に配設して顕微鏡本体背面121から導出する取り付け方は、上記第1乃至第3の実施の形態に適用できる。
又、投光ユニット3の底面にオスアリ93を設け、顕微鏡本体1にメスアリ95を設けるのに限らず、この逆で投光ユニット3の底面にメスアリ95を設け、顕微鏡本体1にオスアリ93を設けてもよい。
なお、上述した実施の形態では、嵌合部を投光光学系の端部に形成するものであったが、これに限られるものではなく、例えば光軸上で投光光学系の位置決めを行なえるのであれば、投光光学系の光軸に対して直交する平面であれば投光光学系のどこに形成してもよい。
次に、本発明の他の特徴とするところについて説明する。
本発明は、観察光学系を通して標本の観察像を取得する顕微鏡装置において、
少なくとも前記観察光学系を備えた顕微鏡本体と、
前記顕微鏡本体外に設けられ、前記標本に照射するための照明光を出力する光源と、
前記光源から出力された前記照明光を伝送するライトガイドと、
各種光学素子を挿脱するスライダ挿脱部、前記ライトガイドを取り付けるライトガイド取付部、前記観察光学系の視野絞りを行う視野絞り装置のうち少なくとも1つを有し、前記ライトガイドにより伝送された前記照明光を前記観察光学系の光軸上に投光する投光光学系と、
前記投光光学系によって投光された前記照明光を前記標本に集光する集光光学系と、
前記顕微鏡本体に形成され、前記投光光学系及び前記集光光学系を着脱可能に収納して当該投光光学系及び前記集光光学系を前記観察光学系の光軸上に配置するための開口部を有する投光光学系収納部と、
前記顕微鏡本体に設けられた前記投光光学系収納部に形成された嵌合受け部と、
前記投光光学系における前記投光光学系の光軸方向に直交する面に形成され、前記投光光学系を前記投光光学系収納部に挿入したときに前記嵌合受け部に嵌合させて前記投光光学系の光軸を前記観察光学系の光軸上に合わせる嵌合部材と、
前記顕微鏡本体の側面に形成され、前記投光光学系の前記スライダ挿脱部に前記各種光学素子を挿脱する開口部、前記ライトガイド取付部に前記ライトガイドを取り付けるための開口部、前記視野絞りを操作する前記視野絞り装置が露出する開口部のうち少なくとも1つの開口部と、
前記開口部を閉じる蓋と、
を具備したことを特徴とする顕微鏡装置。
本発明は、観察光学系を通して標本の観察像を取得する顕微鏡装置において、
少なくとも前記観察光学系を備えた顕微鏡本体と、
前記顕微鏡本体外に設けられ、前記標本に照射するための照明光を出力する光源と、
前記光源から出力された前記照明光を伝送するライトガイドと、
各種光学素子を挿脱するスライダ挿脱部、前記ライトガイドを取り付けるライトガイド取付部、又は前記観察光学系の視野絞りを行う視野絞り装置のうち少なくとも1つを有し、前記ライトガイドにより伝送された前記照明光を前記観察光学系の光軸上に投光する投光光学系と、
前記顕微鏡本体の側面に開口部を有する投光光学系収納部と、
前記投光光学系収納部内の底面に形成された摺動受け部と、
前記投光光学系における光軸方向に対して平行な各側面のうちいずれか一側面に設けられ、前記投光光学系を前記開口部を通して前記投光光学系収納部内に挿入し、前記摺動受け部に嵌め込んで摺動させて前記投光光学系の光軸を前記観察光学系の光軸上に合わせるための摺動部材と、
前記摺動受け部に設けられ、前記前記投光光学系の光軸を前記観察光学系の光軸上に位置合わせする光軸合わせ部と、
を具備したことを特徴とする顕微鏡装置。
本発明は、観察光学系を通して標本の観察像を取得する顕微鏡装置において、
少なくとも前記観察光学系を備えた顕微鏡本体と、
前記顕微鏡本体外に設けられ、前記標本に照射するための照明光を出力する光源と、
前記光源から出力された前記照明光を伝送するライトガイドと、
各種光学素子を挿脱するスライダ挿脱部、前記ライトガイドを取り付けるライトガイド取付部、又は前記観察光学系の視野絞りを行う視野絞り装置のうち少なくとも1つを有し、前記ライトガイドにより伝送された前記照明光を前記観察光学系の光軸上に投光する投光光学系と、
前記投光光学系に設けられ、前記投光光学系の透過照明光の光軸を折り曲げる折り曲げ光学系と、
前記顕微鏡本体の側面に開口部を有する投光光学系収納部と、
前記投光光学系収納部内の底面に形成された摺動受け部と、
前記投光光学系における光軸方向に対して平行な各側面のうちいずれか一側面に設けられ、前記投光光学系を前記開口部を通して前記投光光学系収納部内に挿入し、前記摺動受け部に嵌め込んで摺動させて、前記折り曲げ光学系を通して前記投光光学系の光軸を前記観察光学系の光軸上に合わせる摺動部材と、
を具備したことを特徴とする顕微鏡装置。
本発明に係る顕微鏡装置の第1の実施の形態を側面から見た部分断面図。 同顕微鏡装置におけるベース部側面の部分断面図。 同顕微鏡装置におけるステージ取付け部の上面図。 同顕微鏡装置におけるベース部正面の断面図。 同顕微鏡装置における中枠の構成図。 本発明に係る顕微鏡装置の第2の実施の形態における投光ユニット、集光レンズユニット及びステージ取付け部材の断面図。 同顕微鏡装置における投光ユニットを上方から見た部分断面図。 同顕微鏡装置におけるアリ機構の固定部を示す構成図。 本発明に係る顕微鏡装置の第3の実施の形態における投光ユニット、集光レンズユニット及びステージ取付け部材の断面図。 同顕微鏡装置における投光ユニットを上方から見た部分断面図。 同顕微鏡装置における折り曲げ光学系の一部を示す図。 本発明に係る顕微鏡装置の第4の実施の形態を示す構成図。 同顕微鏡装置におけるライトガイドの格納部の断面図。
符号の説明
1:顕微鏡本体、2:ベース部、3:投光ユニット、4:アーム部、5:観察鏡筒、6:接眼レンズ、7:レボルバ、8:対物レンズ、9:ステージ取付け部材、10:標本、11:ステージ、12:ステージ操作ハンドル、13:ラック、14:ビス、15:軸、16:焦準ハンドル、17:歯車、18:足、19:光源、20:落射照明装置、L,L:投光レンズ、M:ハーフミラー、21:集光レンズユニット、22:ライトガイド取付け部、23:光源、24:ライトガイド、25:嵌合板、26:下部枠体、27:上部枠体、28,29:スライダ挿入部、30:ツマミ、31:レバー、32:開口部、33:嵌合部、34:ザグリ孔、35:ネジ部、36:ビス、37:ミラー、38〜41:光学素子、42:視野絞り装置、43,44:はね保持枠、45:絞りはね、46:ピン、47:ネジ部、48,49:溝、50:ネジ部、51:ビス、52:挿入部、53:当て付け面、54:外枠、55:中枠、56:枠体、57〜60:光学素子、61:開口絞り装置、62,63:はね保持枠、64:絞りはね、65:ピン、66:レバー、67:開口部、68:ピン、69:蓋、70:溝、71,72:歯車、73:軸、74:カム溝、75:開口部、76:ビス、77:ライトガイド取付け部、80,81:枠体、82:開口部、83:蓋、84:ビス、85:ライトガイド取付け部、86:ミラー、87:固定面、88:カバー、89:ミラー、90:固定面、91:カバー、92:取付け部、93:オスアリ、94:ビス、95:メスアリ、96:ビス、97:突き当て面、98:開口部、99:ネジ部、100:孔、101:工具挿入部、102:コマ、103:ピン、104:押し付け面、105:テーパ部、106:ネジ部、107:段付きビス、108:先端部、110,111:ミラー、112:枠体、113:固定面、114:カバー、115:ビス、116:固定面、117:カバー、118:取付け部、119:操作部端面、120:開口部、121:顕微鏡本体背面、122:格納部、123:ライトガイド保持部材、124:嵌合部、125:段付軸、126:サラバネ。

Claims (7)

  1. 観察光学系を通して標本の観察像を取得する顕微鏡装置において、
    少なくとも前記観察光学系を備えた顕微鏡本体と、
    前記顕微鏡本体外に設けられた光源と、
    前記光源から出射された光を伝送するライトガイドと、
    前記ライトガイドより伝送された光を集光光学系に伝送する投光光学系と、
    前記投光光学系から伝送された光を前記観察光学系の光軸上に載置される前記標本に導くための集光光学系と、
    前記顕微鏡本体に設けられる開口部を有する投光光学系収納部と、
    を具備し、
    前記投光光学系を前記顕微鏡本体の前記投光光学系収納部に着脱可能に収納した
    ことを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 前記投光光学系は、各種光学素子を挿脱するスライダ挿脱部、前記ライトガイドを取り付けるライトガイド取付部及び前記観察光学系の視野絞りを行う視野絞り装置のうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1記載の顕微鏡装置。
  3. 前記投光光学系収納部は、前記開口部を前記顕微鏡本体の底面に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の顕微鏡装置。
  4. 前記投光光学系収納部は、前記開口部を前記顕微鏡本体の側面に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の顕微鏡装置。
  5. 前記投光光学系に設けられ、前記投光光学系の光軸と同軸に形成された嵌合部と、前記投光光学系収納部に設けられ、前記観察光学系の光軸と同軸に形成された嵌合受け部とを有し、
    前記嵌合受け部に対して前記嵌合部を挿脱可能に嵌装したことを特徴とする前記3項記載の顕微鏡装置。
  6. 前記投光光学系の一側面に設けられた固定部材と、
    前記投光光学系収納部に設けられた固定受け部材とを有し、
    前記固定受け部材に対して前記固定部材を装着するにあたり、前記固定部材の少なくとも3面を当て付け面として前記固定受け部材に位置決めすることを特徴とする前記4項記載の顕微鏡装置。
  7. 前記ライトガイドを前記顕微鏡本体側面に設けられる溝に配設したことを特徴とする前記5又は6項記載の顕微鏡装置。
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