JPH0651136B2 - スチ−ム発生装置のノズル - Google Patents

スチ−ム発生装置のノズル

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JPH0651136B2
JPH0651136B2 JP6624186A JP6624186A JPH0651136B2 JP H0651136 B2 JPH0651136 B2 JP H0651136B2 JP 6624186 A JP6624186 A JP 6624186A JP 6624186 A JP6624186 A JP 6624186A JP H0651136 B2 JPH0651136 B2 JP H0651136B2
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JP
Japan
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steam
nozzle
water
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steam generator
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博 難波
善紀 油
美樹 磯貝
修平 越智
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明はスチームを噴射するスチーム発生装置のノズル
に関するものである。
【背景技術】
発生させたスチームをノズルから噴出させるもの、殊に
スチーム式美顔器や吸入器などのように人体に向けてス
チームを噴射させるものにおいては、ノズルの構造が非
常に重要である。スチームのみが噴射されるか、スチー
ムと共に熱い結露水滴(湯玉)が噴き出すかが、ノズル
によって決定されてしまうことが多いからであり、スチ
ームのみが噴射されるものとなっていなくては、やけど
のおそれがある。 しかるに従来のノズルにおいては、結露水滴の噴き出し
を確実に防ぐことができるようにはなっておらず、時と
して熱い結露水滴が噴き出して使用者に熱い思いをさせ
ていた。すなわち、第6図に示すように、ノズルブロッ
ク9に取り付けられているノズル19は、その内径が軸
方向全長にわたり同一とされていたために、スチームの
流入側と吐出側との間で結露した熱い水滴は、スチーム
の流れによって押されることで、ノズル19内面を順次
加速されながら走り、第7図に示すように、吐出側の開
口から勢いよく飛び出してしまうものであった。
【発明の目的】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは、熱い結露水滴の噴き出しがなくて
安全であるスチーム発生装置のノズルを提供するにあ
る。
【発明の開示】
しかして本発明に係るスチーム発生装置のノズルは、先
端吐出側を大径、スチーム流入側を小径とする段差を内
面に形成していることに特徴を有して、内面に付着した
熱い結露水滴が吐出側へと転がり出しても、段差を越え
た時点でスチームの流れで加速されなくなるようにした
ものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、図面
例はイオン化したスチームを噴射する美顔器であって、
美顔器としての全体構成から説明すると、これは給水タ
ンク2が上面凹所に設置されるハウジング3と、このハ
ウジング3外面の受け31に軸32でもって上下に首振
り自在に取り付けられたアーム4とから構成されてお
り、アームホルダー40を緩めることで角度を変えられ
るアーム4の先端に、スチームを噴射するノズル19を
備えたノズルブロック9が設けられている。ノズル19
から噴射するスチームを発生させるスチーム発生室1
は、ハウジング3内にその底板から脚35でもって浮か
された状態で設置されているもので、天板から垂下され
た邪魔板14により、内部が底部において連通する2室
に仕切られており、1室の天面に上記ノズル19に連な
るスチーム吐出口17が、底面に加熱用のヒータ5が配
され、他室に水位センサーS1が設置されている。 この水位センサーS1はスチーム発生室1の天板から垂
下されたリードスイッチ部S11およびリードスイッチ部
11に外挿されたフロート部S12(リードスイッチ駆動
用の永久磁石を具備している)よりなるフロートスイッ
チ方式で、スチーム発生室1への露出部は電気絶縁され
た状態で取り付けられている。この水位センサーS1
初期の満水位LHを検知し、ヒータ5および高圧放電ユ
ニット61に通電し、以降は下限水位LLの検知にて後
述する電磁バルブ8の動作を行わせるものである。尚、
満水位LHとなった時点においても、スチーム発生室1
内の水量は少なく、ヒータ5による加熱を開始してから
すぐにスチームが発生する。 スチーム発生室1には、前記給水タンク2から水が供給
されるのであるが、ハウジング3より着脱自在とされた
給水タンク2は、ばねにて常時閉じる方向に付勢されて
いる弁が組み込まれたキャップ21を備えているもので
あって、ハウジング3上面に凹所として形成されている
補給室7を経てスチーム発生室1に水を供給する。補給
室7は、その上部に給水タンク2が載る段部70を備
え、また底面からはピン71が立設されているととも
に、リードスイッチ部S21及びフロート部S22よりなる
フロートスイッチとしての水位センサーS2が設けられ
たものであり、更にその底面が給水管75を通じて、ス
チーム発生室1の給水口15に接続されている。ピン7
1は、キャップ21を下方に向けた状態で補給室7上部
に載置される給水タンク2の上記弁を押し開き、給水タ
ンク2内の水を補給室7内に導くものである。尚、補給
室7内における水位は、給水タンク2内が空になるま
で、下方を向いたキャップ21の下面のレベルL1に保
たれる。また、上記水位センサーS2は、補給室7にお
ける水位が上記のレベルL1である時に導通状態となっ
ており、補給室7内の水位が低下して図中L0レベル以
下になると遮断されてしまうものであって、水切れセン
サーとして機能している。 そして給水管75の途中には電磁バルブ8が設けられて
いる。これはスチーム発生室1における水位センサーS
1の出力に応じて開閉されるもので、スチーム発生室1
内の水位が下限水位LLに至れば所定時間だけ開いて、
補給室7の水をスチーム発生室1へと送る。 スチーム発生室1内の水をヒータ5で加熱することによ
って得られるスチームは、スチーム吐出口17から前記
ノズル19へと導かれるのであるが、ここでノズル19
が一端に設けられている弾性管18とスチーム吐出口1
7とは直接接続されておらず、放電電極6が設置された
放電管60を介して接続されている。高圧放電ユニット
(図示せず)に接続された放電電極6間の放電により、
スチームがイオン化されるようにしているものである。 さてノズルブロック9にホルダー47によって装着され
たノズル19であるが、これはその噴射方向及びスチー
ムの流入側の開口がここに至るまでのスチーム通路と直
交する方向に形成されているとともに、スチーム通路の
ほぼ中央部にまで流入側の端部が突出するように形成さ
れることによって、スチーム通路内の壁面で結露した熱
い水滴がノズル19に入ることがないようにされてお
り、またノズル19に流入するスチームの流れのバラン
スがよくされているのであるが、更にノズル19の内面
はその途中で段差41が形成されることによって、スチ
ームの流入側の内径よりも、吐出側の内径の方が大きく
されており、第4図に示すように、ノズル19の内面に
付着した結露水滴がスチーム流れによって押されて吐出
側へと移動を始めても、段差41を越えて大径側に移っ
た時に、ノズル19内面との衝突でその速度が緩められ
ると同時に、この大径部ではスチームの流れによる加速
を受けにくくなるために、もはや勢いよく飛び出すよう
なことはなく、ノズル19が熱良導体で形成されている
ことや大径部の内壁との衝突で水滴が広げられているこ
ともあって、水滴は大径部において蒸発したり、吐出側
の開口から流れ落ちてノズル19とホルダー47との間
に配された吸水体44に吸収されてしまうものである。
尚、図示例では段差41から吐出側の開口までの距離、
つまり大径部の長さlをノズル19のスチーム流入側の
内径Dのほぼ1/2となるようにしている。 第5図に他の実施例を示す。ここではノズル19を小径
の筒体42とこの筒体42の先端部に被せられる大径の
筒体43との2部材で構成して、筒体42の肉厚で内部
に段差41を形成するとともに、スチームの流入側とな
る筒体42を四弗化エチレン樹脂製の押出チューブ品、
筒体43を銅製としている。つまり、スチーム流入側の
内面を、熱容量が小さくて加熱されやすいものとすると
ともに撥水性を有するものとして、付着した結露水滴を
直ぐにまた蒸発させてしまうことで最終的に付着する結
露水滴の量を少なくするとともに、水滴の凝集を防いで
粒径を小さいままとしたり大きな水滴は小さな水滴に分
散させてしまうものとし、更に吐出側を親水性熱良導体
とすることで、つまりは水滴を広げてしまうことと熱を
与えやすくすることで、水滴は急速に蒸発してしまうよ
うにしているものである。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、段差を越えて大径側に
移った熱い結露水滴は、その勢いが殺されることとスチ
ームの流れによる加速を受けにくくなるために、熱を受
けて蒸発したり吐出側の開口から流れ出してしまうもの
であって、吐出側の開口から勢いよく飛び出してしまう
ようなことがなく、従って、やけどのおそれがなくて安
全なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例を備えた美顔器の断面図、第2
図は同上の斜視図、第3図は同上のノズルの断面図、第
4図は同上の作用を示す断面図、第5図は他の実施例の
断面図、第6図及び第7図は従来例の断面図であって、
19はノズル、41は段差、42は四弗化エチレン樹脂
製の筒体、43は銅製の筒体を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端吐出側を大径、スチーム流入側を小径
    とする段差を内面に形成して成ることを特徴とするスチ
    ーム発生装置のノズル。
  2. 【請求項2】大径の先端吐出側を銅材で、小径のスチー
    ム流入側を四弗化エチレン樹脂で形成していることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のスチーム発生装置
    のノズル。
  3. 【請求項3】スチーム流入側の端面はここに至るまでの
    スチーム流路に対して直交する方向に開口するとともに
    スチーム流路内に突出していることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のスチーム発生装置のノズル。
JP6624186A 1986-03-25 1986-03-25 スチ−ム発生装置のノズル Expired - Fee Related JPH0651136B2 (ja)

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