JPH06510604A - 回転センサ - Google Patents
回転センサInfo
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- JPH06510604A JPH06510604A JP5505273A JP50527393A JPH06510604A JP H06510604 A JPH06510604 A JP H06510604A JP 5505273 A JP5505273 A JP 5505273A JP 50527393 A JP50527393 A JP 50527393A JP H06510604 A JPH06510604 A JP H06510604A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
回転センサ
置皿9分野
本発明は回転センサに係り、より詳細には、シリコンマイクロジャイロ回転セン
サに係る。
先行扶酉
多くの形式の航空機のための航行及び慣性誘導システムは、航空機の運動の角速
度に関するデータをしばしば用いて航空機の所望の動きを制御している。角度運
動に関するデータを供給する1つの装置は、良く知られたジャイロスコープであ
る。しかしながら、ジャイロスコープには多数の欠点がある。これらは、物理的
に太き(且つ重たい上に、多大なコストをかけて非常に高精度で取り付けねばな
らず、しかも、低レベルの衝撃や振動でもダメージを受けることがある。衝撃や
振動の影響を最小にするために、重量のある取付器具によって保護しなければな
らず、これにより、サイズや、重量や、コストが更に増大する。更に、ベアリン
グのような重要な可動素子は通常は使用に伴って摩耗するので、ジャイロスコー
プは制度を保持するために頻繁に保守を行わねばならない。このように頻繁な保
守や高い精度が要求されるにもかかわらず、1時間当たりに数分の1°というエ
ラードリフトレートが生じる。
従来のジャイロスコープの欠点を解消するよう試みる別の形式の角度運動センサ
が、ユーゲンHスタウテ氏の米国特許第4,899,587号に開示されている
。該特許は、水晶で作られた第1及び第2の同調フォークより成る角速度センサ
を開示している。これらのフォークの柄は対称軸に沿って端と端が一緒に結合さ
れ、それらの刃が互いに離れる方を向いて1つの平面内に存在するようにされる
。この二重フォーク構造体を支持体に取り付けるために取付部が設けられる。
発振器に接続された一対の電極を介して第1フオークの刃にエネルギーが与えら
れる。発振器の信号により第1フオークの刃がその平面内で振動させられる。こ
の構造体が対称軸の周りで回転するときには、コリオリの力により第2フオーク
の刃が上記平面に直角の方向に振動させられる。この第2フオークの刃の振動は
出力電極で感知され、その単一軸に関する角度運動を表す信号が発生される。
不都合なことに、フォークを駆動しそしてその振動運動を感知するのに必要な電
子装置は、非常に複雑で、抽出するのが困難である。この装置は、音響及び振動
の干渉をかなり受け昌く、叉、水晶の圧電特性によりこの装置は漂遊キャパシタ
ンスに非常に敏感なものとなる。フォーク構造体を取り付ける支持体は、不所望
なストレスや破壊点を生じ、又、水晶の温度変則性により他の電気的及び機械的
な問題が生じる。史に、各装置は単一の軸に沿った回転しか感知しない。
2皿9変り
本発明は、2つの軸に対する回転を感知することのできるシリコンのマイクロジ
ャイロであって、公知の写真平板及びエツチング技術を用いてシリコン基体から
完全な構造体がマイクロ加工されたマイクロジャイロに係る。構造体の重要な部
品は一体的に形成され、従って、不所望な機械的ストレスは排除される。マイク
ロ加工されたチップは、2つのエツチングされたシリコンカバーの間に収容され
る。これらのシリコンカバーは互いに溶融されて、温度係数の差がない単一の均
質なシリコン構造体が形成される。この回転センサを動作するのに使用される電
子装置は、シリコンへの直接的な拡散によるか又はASICチップをハウジング
に接合することにより、容易にハウジングに配置することができる。
本発明による回転センサの一実施例においては、複数の刃が円形ベースの外周面
から半径方向に且つ同一平面内に延びるようにシリコンチップがマイクロ加工さ
れる。ベースを支持体に取り付けるために第1及び第2の取付部材がベースから
延びている。第1の取付部材は、第2の取付部材に対し一般的に垂直に配置され
る。パルス発生器は複数の刃の次々の自由端に静電又は電磁パルスを印加し、6
刃がベースの周囲に沿って回転シーケンスで平面内において瞬間的に振動するよ
うにする。次々の振動は、スピンするホイールを近似する実効角運動量を確立し
、第1には第2の取付部材の一方の軸の周りでセンサが回転することによってそ
の他方の部材にコリオリカによる変形を受けさせる。ホイートストンブリッジを
形成するように相互接続された複数の圧電抵抗歪ゲージが第1及び第2の取付部
材に配置され、第1及び第2の取付部材の変形をブツシュ−プル式に各々感知す
る。ILいに逆状態にされた歪ゲージのブツシュ−プル作用により、ノイズ及び
エラーが打ち消されるという効果が得られる。従って、歪ゲージからの出力信号
は、角運動の確実な指示を与える。
水晶をベースとする回転センサとは対照的に、同じチップ上に回転センサと共に
任意の直線加速度計を組み合わせることができる。このような3個のチップを組
み合わせて、3つの軸に対する回転及び直線加速度を感知する慣性測定ユニット
(IMU)を形成することができる。
図面の簡単な説明
図1は、本発明によるシリコンのマイクロジャイロ回転センサ及び任意の直線加
速度計の特定の実施例を示す上面図である。
図2は、図1に示すマイクロジャイロのハウジングの特定の実施例を示す分解図
である。
図3は、3つの軸に対する回転及び直線加速度を感知するIMUの特定の実施例
を示す斜視図である。
ましい の。 な説I
図1は、本発明によるシリコンのマイクロジャイロ回転センサ1oの特定実施例
を示す上面図である。このマイクロジャイロ10は、円形ベース14を備え、こ
こから複数の刃18が延びている。より詳細には、これらの刃18は、ベース1
4の外周面22から同一平面において延びており、6刃18はT字型の自由端2
4を有している。第1の取付部材28は、ベース14から図示されたX軸に沿っ
て両方向に延びており、構造体を支持体32に取り付けている。第2の取付部材
36も同様にベース14から図示されたY軸に沿って両方向に延びている。ベー
ス14、刃18、第1取付部材28、第2取付部材36、及び支持体32は、標
準的なシリコン写真平板及びエツチング技術を用いてシリコンウェハから一体的
にマイクロ加工される。
第1の取付部材28内に拡散されるのは、圧電抵抗歪ゲージRX1−RX8であ
り、歪ゲージRX1−RX4と、RX5−RX8は、2つのホイートストンブリ
ッジ40及び44を各々形成するよう相互接続され、第1取付部材28の変形(
例えば、撓み、歪、圧縮、ねじれ、等)を感知する。同様に、圧電抵抗歪ゲージ
RYI−RY8は、第2の取付部材36内に拡散され、該第2の取付部材36の
変形を感知するための2つのホイートストンブリッジ48及び52を形成するよ
うに相互接続される。
支持体32」二には複数の電極60が配置されており、これらは、公知の金属化
技術により金属層を付着及びエツチングすることによって形成される。電極6゜
は、刃18のT字型自由端24に対して傾斜されるのが好ましい。支持体32に
任意に付着されるのは、拡散圧電抵抗歪ゲージRA1−RA8であり、これらは
良く知られたように相互接続されて直線加速度計を形成する。ホイートストンブ
リッジ40.44.48及び52、電極60.及び加速度計78に対する接続は
バス66を形成し、これは次いで信号処理ユニット7o及びパルスユニット74
に接続される。
動作に際し、パルスユニット74は、約20kH2で時計方向又は半時計方向の
スピン方向に電極60を経て静電的又は電磁的に6次々の刃を順次にパルス付勢
する。傾斜した電極60からの各パルスは、それに関連した刃を矢印で示された
ように平面内で瞬間的に前後に振動させる。その正味作用は、刃の振動のスピン
「ポケット」を形成することであり、これは構造体の周りを円形に進行して、ス
ピンホイールを近似する実効角運動量を形成する。従って、構造体がY軸の周り
を回転する場合には、コリオリカによって第1の取付部材28が変形を受用一方
、構造体がX軸の周りを回転する場合には、コリオリカによって第2の取付部材
36が変形を受ける。変形の量は、対応するホイートストンブリッジ40゜44
又は48.52によって感知され、その信号が信号処理ユニット7oによって処
理されて、角度回転の量の直接的な指示が形成される。又、信号処理ユニット7
0は、加速度計78からの信号も処理し、マイクロジャイロ構造体の直線加速度
の量の指示を与える。
図2は、マイクロジャイロ1oを収容するための本発明による任意構造体8゜を
示す分解図である。このハウジングは、エツチングされたシリコンカバー82及
び84より成る。これらのカバーは、イオン注入によって接合され、熱係数の差
がないシリコンの一体部片を形成する。ASIC又は他の電子装置88がチップ
92上に形成され(或いは部材82又は84の表面に拡散され)そしてスペース
を効率的に使用するようにマイクロジャイロ1oに接続がなされる。電子装置8
8は、もし所望ならば、信号処理ユニット7o及び/又はパルスユニット74の
部分を含んでもよい。
図3は、3つの軸に対する角回転及び直線加速度を感知する本発明による3軸二
重冗長のIMU95を示す斜視図である。この実施例では、3つのマイクロジャ
イロ10(1つしか示されていない)が3つの垂直軸に沿ってシリコン立方体9
8に接合される。これら3つのマイクロジャイロは、3つの軸に対する回転を二
重の冗長度で感知しく各マイクロジャイロが2つの垂直軸に関する回転を感知す
るので)、そして3つの直線加速度計が3つの軸に沿った直線変位加速度を測定
する。
本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、種々の変形を使用すること
ができる。例えば、特定の回転率感知要件に対して運動スピン率を最適化するこ
ともできるし、半径方向に対向したスポークを同時にパルス付勢して、構造体の
周りを円形に進行する刃振動の2つ以上のポケットを形成することもできる。
従って、本発明の範囲は、請求項に記載する以外のもので限定されることはない
ものとする。
F/θ /
F1a 2
Claims (29)
- 1.回転センサのための刃構造体において、ベースと、 上記ベースから半径方向に且つ少なくとも2つの直交する方向に延びる複数の刃 と、 上記ベースを支持体に取り付けるための取付手段とを備えたことを特徴とする刃 構造体。
- 2.回転センサのための刃構造体において、外周面を有する一般的に円形のベー スと、上記ベースの外周面から半径方向に延びる複数の刃と、上記ベースを支持 体に取り付けるための取付手段とを備えたことを特徴とする刃構造体。
- 3.回転センサのための刃構造体において、複数の半径方向に延びる刃と、 上記複数の刃が実効角運動を確立するように各刃を振動させる駆動手段とを備え たことを特徴とする刃構造体。
- 4.上記複数の刃を支持体に取り付けるための取付手段を更に備え、選択された 軸の周りでの刃構造体の回転が上記取付手段の変形を生じさせるようにした請求 項3に記載の刃構造体。
- 5.複数の半径方向に延びる刃と、 上記複数の刃が実効角運動を確立するように各刃を振動させる駆動手段と、上記 複数の刃を支持体に取り付けるための取付手段であって、選択された軸の周りで の構造体の回転がこの取付手段を変形させるようになった取付手段と、上記取付 手段に配置され、上記取付手段の変形を感知するための変形感知手段とを備えた ことを特徴とする回転センサ。
- 6.上記複数の刃は一般的に同一平面にある請求項5に記載の回転センサ。
- 7.上記駆動手段は、各刃が平面内で順次瞬間的に振動するように上記複数の刃 の自由端にパルスを供給するためのパルス手段を備えた請求項6に記載の回転セ ンサ。
- 8.上記複数の刃の自由端は円を定める請求項6に記載の回転センサ。
- 9.ベースを更に備え、上記複数の刃はこのベースから延びている請求項8に記 載の回転センサ。
- 10.上記ベースは一般的に円形の外周面を有し、上記複数の刃はこの外周面か ら延びている請求項9に記載の回転センサ。
- 11.上記複数の刃は、上記ベースの周りに均一に配置される請求項10に記載 の回転センサ。
- 12.ベースを更に備え、上記複数の刃はこのベースから発している請求項5に 記載の回転センサ。
- 13.上記取付手段は、上記ベースから支持体へと延びている請求項12に記載 の回転センサ。
- 14.上記変形感知手段は、上記取付手段に配置されてホイートストンブリッジ を形成するように相互接続された複数の歪ゲージを備えている請求項13に記載 の回転センサ。
- 15.上記取付手段は、 上記ベースから支持体へと延びる第1の取付部材と、上記ベースから支持体へと 延びる第2の取付部材とを備え、上記第2の取付部材は、第1の取付部材に一般 的に垂直に配置される請求項12に記載の回転センサ。
- 16.上記変形感知手段は、 上記第1の取付部材に配置されて、その第1の取付部材の変形を感知するための 第1ホイートストンブリッジを形成するように相互接続された第1の複数の歪ゲ ージと、 上記第2の取付部材に配置されて、その第2の取付部材の変形を感知するための 第2ホイートストンブリッジを形成するように相互接続された第2の複数の歪ゲ ージとを備えた請求項15に記載の回転センサ。
- 17.上記支持体に配置されたASICを更に備えた請求項5に記載の回転セン サ。
- 18.第1のシリコンカバーと、 第2のシリコンカバーとを備え、 上記複数の刃、取付手段及び支持体は、これら第1と第2のシリコンカバーの間 に配置され、そして 上記第1及び第2のシリコンカバーは互いに接合される請求項5に記載の回転セ ンサ。
- 19.上記第1及び第2のシリコンカバーは、上記複数の刃、取付手段及び支持 体のための一体的なハウジングを形成するようにイオン注入によって互いに接合 される請求項18に記載の回転センサ。
- 20.上記第1のシリコンカバーに配置されたASICを更に備えている請求項 18に記載の回転センサ。
- 21.一般的に円形の外局面を有するベースと、上記ペースの外周面から半径方 向に且つ同一平面内に延びる複数の刃と、上記ベースを支持体に取り付けるため に上記ベースから延びる第1の取付部材と、 上記ベースを支持体に取り付けるために上記ベースから延びる第2の取付部材と を備え、 上記第2の取付部材は、上記第1の取付部材に一般的に垂直に配置され、更に、 各刃が平面内で順次瞬間的に振動して実効角運動を確立するように上記複数の刃 の自由端にパルスを供給するためのパルス手段を備え、上記第1取付部材又は第 2取付部材の一方に対するセンサの回転がその他方の取付部材を変形させるよう になっており、更に、上記第1取付部材に配置されて、その第1取付部材の変形 を感知するための第1ホイートストンブリッジを形成するように相互接続された 第1の複数の歪ゲージと、 上記第2取付部材に配置されて、その第2取付部材の変形を感知するための第2 ホイートストンブリッジを形成するように相互接続された第2の複数の歪ゲージ とを備えたことを特徴とする回転センサ。
- 22.上記複数の刃は、上記ベースの周りに均一に配置される請求項21に記載 の回転センサ。
- 23.上記複数の刃の自由端は円を定める請求項22に記載の回転センサ。
- 24.上記ベース、複数の刃、第1取付部材、及び第2取付部材は、各々シリコ ンで形成される請求項23に記載の回転センサ。
- 25.シリコンウエハで形成された慣性測定ユニットにおいて、複数の半径方向 に延びる刃と、 上記複数の刃が実効角運動を確立するように各刃を振動させる駆動手段と、上記 複数の刃を支持体に取り付けるために取付手段であって、選択された軸の周りで の構造体の回転がこの取付手段を変形させるようになった取付手段と、上記取付 手段に配置されて、その取付手段の変形を感知するための変形感知手段と、 上記支持体に配置された直線加速度計とを備えたことを特徴とする慣性測定ユニ ット。
- 26.上記直線加速度計は、複数の相互接続された歪ゲージを備えている請求項 25に記載の慣性測定ユニット。
- 27.上記複数の歪ゲージは上記支持体に拡散される請求項26に記載の慣性測 定ユニット。
- 28.上記支持体に配置されたASICを更に備えた請求項25に記載の慣性測 定ユニット。
- 29.シリコンウエハから各々形成された第1、第2及び第3の慣性測定チップ を備え、その各々は、 複数の半径方向に延びる刃と、 上記複数の刃が実効角運動を確立するように各刃を振動させる駆動手段と、上記 複数の刃を支持体に取り付けるために取付手段であって、選択された軸の周りで の構造体の回転がこの取付手段を変形させるようになった取付手段と、上記取付 手段に配置されて、その取付手段の変形を感知するための変形感知手段と、 上記支持体に配置され、直線加速度計を形成するように相互接続された複数の歪 ゲージとを備え、 上記第1、第2及び第3の慣性測定チップは互いに一般的に垂直に取り付けられ ることを特徴とする慣性測定ユニット。
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