JPH06510591A - ドラムブレーキ捩じり／圧縮ストラットバネ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 図１は、本発明を含むドラムブレーキの側面図である。

図２は、図１のｊ１１２−２における断面図である。

図３は、分解され、控え位置にある、本発明の捩じり／圧縮ストラットバネの端 面図である。

図４は、図３の線４−４における断面図である。

図１は、全体的に参照番号１０で指示し、本発明を内部に有するドラムブレーキ を示す。ドラムブレーキｌＯは、ドラムブレーキシュー１２及び１４を押し離す ホイールシリンダ１１を有する。ドラムブレーキシュー１２及び１４の上端は、 戻しバネ１８及び２０によって付勢されて、アンカー１６と係合する。ドラムブ レーキシュー１２及び１４の下端は、代表的なスターホイールライニング磨耗ア ジャスター装置２２に係合し、このアジャスター装置２２は、ケーブル２６及び バネ２８と連結された爪２４によって作動される。ドラムブレーキシュー１４は 、図示しないパーキングブレーキケーブルによって作動されるパーキングブレー キレバー４０用の回動連結部３０を有する。パーキングブレーキレバー４０は、 凹部４２を有し、凹部内にパーキングブレーキストラット５０のフォーク端５２ と、フォーク脚部５３（１つだけを示す）とを緩く受け入れている。パーキング ブレーキストラット５０は、反対側に位置したフォーク端５４を有し、この端５ ４はドラムブレーキシュー１２のウェブ１２Ａのまわりに通常緩く受け入れられ た２つの脚部５６（１つだけを示す）を有する。ウェブ１２Ａは、本発明の捩じ り／圧縮バネ６０用の座をなすように寸法状めされた、全体的にＵ字形の凹部１ ２Ｂを有する。捩じり／圧縮コイルバネ６０は、反対位置に配置された楕円形の 端６２と６４とを有する。図３及び図４に示すように、楕円形の端６２は、楕円 形の端６４の長手方向の中心線に対して９０°の角度に置かれた中心線を有する 。バネ６０は、これがフォーク端５４に取り付けられたとき、フォークのまわり に所定量の弛み又は遊びを有するように製造され、その結果、一方の楕円形の端 が固定されたとき、楕円形の両端は、ストラット５０に捩じり力又は回転力を及 ぼす。

図２は、矢印Ａの方向の捩じり力がストラット５０のフォーク端５４に及ぼされ るようにフす−ク端５４のまわりに設置された楕円形の端６２を示す。図１に示 すように、楕円形の端６４は、Ｕ字形凹部１２Ｂ内に捕捉され、且つ固定され、 ストラット５０のまわりに遊びをもって位置決めされたバネは、楕円形の端６２ を介してストラット５０に捩じり力を及ぼす。これによりレバー４０及びウェブ １２Ａのまわりに緩く受け入れられた、フォーク端５２の脚部５３及び端５４の 脚部５６（それぞれ前側の脚部だけを示す）を、レバー４０及びウェブ１２Ａの それぞれの側に係合させ、それらの間のガタガタ運動を除去する。さらに、捩じ り／圧縮ストラットバネ６０は、ストラットを付勢してフォーク端５２でパーキ ングブレーキレバー４０と係合させ、それによってそれらの間のガタガタ運動を 除去するために、ストラット５０に矢印Ｂ（図４）の方向の付勢力を及ぼす。端 ６２は、ストラット５０の拡大部５１に係合して、ストラットに横方向の付勢力 を及ぼす。

本発明の捩じり／圧縮ストラットバネは、以前の組立体に利用されたスロット付 開口をもつワッシャーを効果的に除去し、しかもパーキングブレーキストラット を横方向に付勢して、パーキングブレーキレバーと係合させ、且つ各々のフ才一 り端の脚部が、ドラムブレーキシューのウェブ及びパーキングブレーキレバーの それぞれの側に係合するようにパーキングブレーキストラットを捩じり付勢する ２重の機能を行う。

本発明の捩じり／圧縮ストラットバネは、ストラット、シューウェブ及びパーキ ングブレーキレバーの間の騒音発生運動を効果的に除去しながら、ストラットを パーキングブレーキレバー及びドラムブレーキシューのウェブに対して位置決め するのに存効な機構であることがわかった。

手続補正書 ６．４．１６ 平成　年　月　日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）レバー（４０）と、該レバー（４０）とドラムブレーキシュー（１２）と の間に延びるストラット（５０）とを有し、該ストラット（５０）は、前記ドラ ムブレーキシュー（１２）のウェブ（１２Ａ）によって摺動自在に受け入れられ た端（５４）を有し、さらに前記ストラット（５０）の前記端（５４）のまわり に設置され、前記ストラット（５０）を前記ドラムブレーキシュー（１２）のウ ェブ（１２Ａ）から押し離すバネを有するドラムブレーキ（１０）において、バ ネ（６０）は、捩じり力を互いに対して及ぼす、楕円形の両端部（６２、６４） を有する捩じり及び圧縮コイルバネ（６０）からなり、両端部（６２、６４）は ストラット（５０）の端（５４）のまわりに隙間をもって設置され、ストラット （５０）の自由端に最も近く設置された一方の端部（６４）は、ドラムブレーキ シュー（１２）のウェブ（１２Ａ）によって固定的に位置決めされるように前記 ウェブ（１２Ａ）内に受け入れられ、他方の端部（６２）は、バネ（６０）がス トラット（５０）にドラムブレーキシュー（１２）に対する捩じり力を及ぼし、 且つストラット（５０）をレバー（４０）の方に横方向に付勢するように、前記 ストラット（５０）の拡大部（５１）に係合することを特徴とするドラムブレー キ。 （２）前記バネ（６０）は、前記ストラットから分解されたとき、前記バネ（６ ０）の控え位置で互いに９０°離れて設置された、端部（６２、６４）の長手方 向中心線を有し、ストラット（５０）と組立てられたとき、バネ（６０）はスト ラット（５０）の対角線的に対向した隅を付勢することを特徴とする請求項１に 記載のドラムブレーキ。 （３）前記自由端は、前記ドラムブレーキシュー（１２）のウェブ（１２Ａ）を 内部に受け入れるフォーク端（５４）であり、前記バネ（６０）により前記スト ラットを前記ストラットの長手方向中心線に対して回転させ、前記フォークの各 脚部（５６）が前記ウェブ（１２Ａ）のそれぞれの側に係合することを特徴とす る請求項１に記載のドラムブレーキ。 （４）前記ウェブ（１２Ａ）は、前記一方の端部（６４）を前記ブレーキシュー （１２）に対して固定し、且つ前記バネ（６０）をしてレバー（４０）に捩じり 力を及ぼさせるために、前記一方の端部（６４）を捕捉する、全体的にＵ字形の 凹部（１２Ｂ）を有することを特徴とする請求項３に記載のドラムブレーキ。