JPH06510516A - 溶融ガラスの単数または複数のストランドを個々のゴブに分離するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 溶融ガラスの単数または複数のストランドを個々のゴブに分離するための装置 本発明は、溶融ガラスの単数または複数のストランドを個々のゴブに分離するた めの装置であって、分離すべきストランドの数に等しい数のシアーブレード対が 備えられており、各シアーブレード対の１シアーブレードが第１の支持アームに 、かつ各シアーブレード対の他方のシアーブレードが第２の支持アームに配置さ れており、かつ支持アームが互いに接近移動および離反移動可能であり、かつ支 持アームの相互の接近移動および離反移動のために駆動ユニットが設けられた形 式のものに関する。

上記の種類の現在公知の装置は構成が比較的複雑であるかまたはこれらは支持ア ームの移動の同期性および（または）装置の構成部材の位置決め精度に対する要 求を満たさない。

本発明の課題は構造的に比較的簡単な手段を用いて装置の互いに協働する構成部 材の正確な同期性および関係構成部材の高い調整精度が保証される、溶融ガラス の単数または複数のストランドを個々のゴブに分離するための装置を見出すこと である。

この課題を解決するための本発明の手段は、駆動ユニットが２方向に駆動可能な りランク軸を備えており、互いに１８０度ずらされた２つのクランクピンがクラ ンク軸とともに可動であり、これらのうちの第１のクランクピンが第１のクラン クロットを介して第１の支持アームと駆動結合しており、かつ第２のクランクピ ンが第２のクランクロッドを介して第２の支持アームと駆動結合していることで ある。本発明による構成の溶融ガラスの単数または複数のストランドを個々のゴ ブに分離するための装置によってシアーブレード対の両シアーブレードが正確に 同期して移動せしめられることが保証されるとともに、さらに７アーブレード対 のツアープレートが各切断過捏時に同一位置を取ることが保証される。したがっ て溶融ガラスのストランドの、容量、重量および形状に関して全く同様のゴブへ の分離が可能である。

各クランクロッドがクランクピンから遠い方の端部でクランクロッドのクランク 運動時ないしは旋回運動時に往復運動する調整部材と結合されており、調整部材 自体が対応する支持アームと駆動結合されていると、クランク軸ないしはクラン クロッドのクランク運動が各クランクロットに配設された支持アームの対応する 行程運動に確実に変換されることが保証される。

調整部材が締付は板として構成されており、締付は坂から遠い端部て対応する支 持アームと結合された、直線形に案内されるロット装置に締付は板が固定可能で あると、支持アームの正確に直線形の行程運動が達成され、これによって質的に 一定の優れた切断過程が保証される。

締付は板と協働するロッド装置が少な（とも２つの、二重に支承された、互いに 平行に配置されたロッドないしは管を備えていると、支持アームひいてはツアー プレートの位置決め精度の一層の改善が得られる。

装置の構成部材の位置決め精度をさらに高めるためには、優れた構成によれば各 ロッドが、クランク軸と同じ側で締付は板に配置された第１の軸受内およびクラ ンク軸とは反対側で締付は板に配置された第２の軸受内で案内され、かつ保持さ れており、この場合第１と第２の軸受間の距離が締付は板の運動方向でみて、装 置の運転時および待機時に必要な締付は板の行程を許すのに十分である。

相対回動不能に、かつ軸方向に不動にクランク軸に配置されたクランク板に両ク ランクピンが配置されていると、クランクロッドによって生ぜしめられる行程を クランク板の直径に依存して増大せしめることができる。

各クランクピンがこれに配設されたクランクロッドを貫通しており、第１のクラ ンクピンがクランク板から遠い方の端部で第１の支承板に保持されており、該支 承板が相対回動不能にかつ軸方向に不動にクランク軸と結合されており、かつ第 ２のクランクピンがクランク板から遠い方の端部で第２の支承板に保持されてお り、該支承板が、クランク軸に整列した支承軸と相対回動不能にかつ軸方向に不 動に結合されており、かつクランク板と支承板との間の距離がクランク軸の軸方 向のクランクロッドの寸法にほぼ等しいと、本発明による装置の特に摩耗のない 、したがって運転確実なｅｌｌ成が得られる。さらにはこれによってクランク軸 の軸方向におけるクランクロッドの信頼性の高い固定が達成され、これはクラン クロッドのクランク行程の一様化に寄与する。

有利には駆動ユニットをサーボモータとして構成することができ、サーボモータ は、溶融ガラスのストランド切断時に支持アームの移動速度が最大値に達し、こ れによりその都度最適な切断過程が保証されるように調節される。

以下において図面を参照しながら本発明を実施例につき詳説する。

図１は本発明による溶融ガラスの単数または複数のストランドを個々のゴブに分 割するための装置の平面図であり、かつ図２は図１による装置の側面図である図 １および図２に示されているような、本発明による溶融ガラスの単数または複数 のストランドを個々のゴブに分割するための装置は図示されていない駆動ユニッ トを備えている。駆動ユニットは有利にはサーボモータであり、これは同様に図 示されていない前置の伝動装置（これは有利には変速比１＝１０　：　１を有す る）を介してクランク軸１を駆動する。

サーボモータは、切断過程（これでもって以下に記載される装置の構成部材が溶 融ガラスのストランドを個々のゴブに分割する）の間に回転数が最大値に達し、 こうして切断過程が最適化されるようにして制御される。以下に記載の構成部材 の戻りではサーボモータの回転数はゼロに向けて制御され、その際にサーボモー タは回転方向逆転の直後待機位置にとどまる。引続く切断過程のためにサーボモ ータは運動の半周期の間に回転数上口から最大値へ制御される。上記の前置の伝 動装置ではサーボモータの回転数を最大値へ増大させるにはサーボモータは５回 転が使用される。

前置の伝動装置は遊びのない伝動装置であり、装置の他の構成部材の位置決めに 際して不正確さを十分に排除する。

前置の伝動装置の出力部にクランク軸１が配置され、クランク軸はサーボモータ の１作業周期の間に１方向へ１８０度の回転を、かつサーボモータの引続く作業 周期の間に逆の方向に１８０度の回転をする。

クランク軸１は回転方向および軸方向に不動に第１の支承板２と結合されており 、支承板はクランク軸１に同軸的に配置されている。第１の支承板２の裏面には クランクピン３が保持されている。

第１のクランクビン３は適切に形成された孔を通って第１のクランクロッド４を 貫通していて、しかも第１のクランクロッド４を通って突出した区分でもってク ランク板５の前面内で保持されている。

クランク軸５の裏面には第１のクランクピン３に対して１８０度ずらされて第２ のクランクビン６が保持されている。このクランクピンは適切に形成された孔を 通って第２のクランクロッドを貫通していて、しかも第２のクランクロッド７を 通って突出した区分でもって第２の支承板８の前面内に保持されている。

第２の支承板８は相対回動不能にかつ軸方向に不動に支承軸９に配置されており 、支承軸は支承板から遠い方の端部でもって回転可能に軸支承装置１０内に支承 されている。

装置の、第１のクランクロッド４に続（構成部材は構成、機能および作用の点で 第２のクランクロッド７に続く構成部材に等しく、したがって以下では第１のも のについてのみ説明される。

第１のクランクロッド、１はクランクピンから遠い方の端部に締付は板１１とし て構成された調整部材にヒンン結合されている。締付は板１１は４つの孔を有し ており、締付は板はこれらの孔のところで詳細には図示されていない締付は装置 を用いて４つのロッドないしは管に固く締付けられている。ロッドないしは管は 中空軸１２．１３．１．４．１５として構成されている各中空軸１２，１３，１ ４．１５は締付は板１１の両側に十分な距離を置いてそれぞれ第１の軸受１６お よび第２の軸受１７内に第１のクランクロッド４の行程方向に摺動可能に支承さ れ、かつ案内されており、そのために第１のクランクロッド４のクランク運動な いしはクランク行程は締付は板１１の直線形の往復運動に変換される。

互いに平行に配置された、同一長さの中空軸１１゜１２．１３．１４はクランク ロッドから遠い方の端部で第１の支持アーム１８の保持区分と固定的に結合され ている。

第１の支持アーム１８には第１のシアーブレード１９が配置され、このシアーブ レードは第２の支持アーム２１に取付けられた第２のシアーブレード２０ととも に図示されていない溶融ガラスのストランドを切断するシアーブレード対１９． ２０を形成している。第２の支持アームは第１の支持アーム１８と同様に第２の 締付は板２２および別の中空軸２３．２４．２５゜２６を用いて第２のクランク ロッド７に接続されている。

以下で上記の溶融ガラスの単数または複数のストランドを個々のゴブに分割する ための装置の作用形式が述べられる。

２つのクランクビン３．６の出発位置は図１に示された１点鎖線２７上にある。

クランク軸１が出発位置から９０度時計回り方向に回転すると締付は板１．１． ２２はクランク軸１に最も近い位置からクランク軸１から最も遠い位置へ移動す る、すなわち支持アーム１８．２１は切断位置から待機位置へ移動せしめられる 。

クランク軸１をさらに９０度時計回り方向に回転させると締付は板１１．２２は クランク軸１に最も遠い位置からクランク軸１にもつとも近い位置へ移動する、 すなわち支持アーム１８．２１は待機位置から切断位置へ移動せしめられる。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．溶融ガラスの単数または複数のストランドを個々のゴブに分離するための装 置であって、分離すべきストランドの数に等しい数のシアーブレード対（１９， ２０）が備えられており、各シアーブレード対（１９，２０）の１シアーブレー ド（１９）が第１の支持アーム（１８）に、かつ各シアーブレード対（１９，２ ０）の他方のシアーブレード（２０）が第２の支持アーム（２１）に配置されて おり、かつ支持アーム（１８，２１）が互いに接近移動および離反移動可能であ り、かつ支持アームの相互の接近移動および離反移動のために駆動ユニットが設 けられた形式のものにおいて、駆動ユニットが２方向に駆動可能なクランク軸（ １）を備えており、互いに１８０度ずらされた２つのクランクピン（３，６）が クランク軸とともに可動であり、これらのうちの第１のクランクピン（３）が第 １のクランクロッド（４）を介して第１の支持アーム（１８）と駆動結合してお り、かつ第２のクランクピン（６）が第２のクランクロッド（７）を介して第２ の支持アーム（２１）と駆動結合していることを特徴とする、溶融ガラスの単数 または複数のストランドを個々のゴブに分離するための装置。
2. ２．各クランクロッド（４，７）がクランクピンから遠い方の端部でクランクロ ッド（４，７）のクランク運動時ないしは旋回運動時に往復運動する調整部材（ １１，２２）と結合されており、調整部材自体が対応する支持アーム（１８，２ １）と駆動結合されている、請求項１記載の装置。
3. ３．調整部材が締付け板（１１，２２）として構成されており、締付け板から遠 い端部で対応する支持アーム（１８，２１）と結合された、直線形に案内される ロッド装置（１２，１３，１４，１５；２３，２４，２５，２６）に締付け板が 固定可能である、請求項２記載の装置。
4. ４．ロッド装置が少なくとも２つの、二重に支承された、互いに平行に配置され たロッドないしは管を備えている，請求項３記載の装置。
5. ５．各ロッド（１２）が、クランク軸（１）と同じ側で締付け板（１１）に配置 された第１の軸受（１６）内およびクランク軸（１）とは反対側で締付け板（１ １）に配置された第２の軸受（１７）内で案内され、かつ保持されており、この 場合第１（１６）と第２の軸受（１７）間の距離が締付け板（１１）の運動方向 でみて、装置の運転時および待機時に必要な締付け板（１１）の行程を許すのに 十分である、請求項３または４記載の装置。
6. ６．相対回動不能に、かつ軸方向に不動にクランク軸（１）に配置されたクラン ク板（５）に両クランクピン（３，６）が配置されている、請求項１から５まで のいずれか１項記載の装置。
7. ７．各クランクピン（３，６）がこれに配設されたクランクロッド（４，７）を 貫通しており、第１のクランクピン（３）がクランク板から遠い方の端部で第１ の支承板（２）に保持されており、該支承板が相対回動不能にかつ軸方向に不動 にクランク軸（１）と結合されており、かつ第２のクランクピン（６）がクラン ク板から遠い方の端部で第２の支承板（８）に保持されており、該支承板が、ク ランク軸（１）に整列した支承軸（８）と相対回動不能にかつ軸方向に不動に結 合されており、かつクランク板（５）と支承板（２，８）との間の距離がクラン ク軸（１）の軸方向のクランクロッド（４，７）の寸法にほぼ等しい，請求項６ 記載の装置。
8. ８．駆動ユニットとしてサーボモータが設けられており、サーボモータが、溶融 ガラスのストランド切断時に支持アーム（１８，２１）の移動速度が最大値に達 するように調節される、請求項１から７までのいずれか１項記載の装置。