JPH06510240A - 金属鋳造鋳型用中空崩壊性中子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属鋳造鋳型用中空崩壊性中子 本発明の背景 ダイ類に中子群を配置するために、ダイのキャビチー（ｃａｖｉｔｙ）への突起 部ポケット群の形成はよく知られており、本出願人の譲渡人であるコッチその他 に対し、′１９９０年４月３日に許可された米国特許第４．９１３．２１７号、 　１９９０年７月２４日に許可された同特許第４．９４２．９１７号及び１９９ １年１月１日に許可された同特許第４．９８１．１６８号に開示された如き突起 部からなっている。

本発明の概要 本発明の崩壊性中子は少なくとも１つの開放端部又は鋳物用のダイの型割り面に 隣接する側面を有する鋳物を製作するダイカストダイ部用である。この中子は鋳 物を形成するダイのキャビチー内に配設してあり、かつ該中子に一体状に接続さ れた突起部部分によりその中に適切に保持されているが、該ダイ内の鋳物用のキ ャビチーの周囲から外方にかつ離して延在している。該中子の突起部分は該ダイ の鋳造キャビチーに縁をつけ又は包囲しており、かつ該鋳造キャビチーの周囲か らも離れているダイの型割り面内に形成された突起部ポケット内に装着しである 。ダイの閉鎖はそのポケット内の突起部とダイキャビチー内に配置された対応す る中子で保持する。突起接続部はまた中子自体と中子から離しである突起の縁部 間の中子と一体状に形成しである。

目的及び長所 本発明の目的はダイカストダイ用の有効、経済的かつ簡単な崩壊性中子を製造す ることである。

その他の目的はダイ内に適切に中子を保持するための別個の手段を必要としない 、ダイカストダイ用の崩壊性中子を製造することであり、従って前記コッチ外の 米国特許を超えた改良である。

従ってこの中子及び縁付（ｆｒａｍｅｄ）突起部のその他の目的は、壁部が実質 的にテーパーのない、即ち１７２度又はそれ以下のテーパーである、空所を有す るダイ鋳物を容易に形成することである。

その他の目的は、実質的に均一な壁厚（又は肉厚）を有する鋳物を崩壊性中子を 有する高圧ダイカストダイで製造することであり、前記鋳物壁は薄く、従って何 れにしても僅かな機械加工ですむ緻密な表面を有する。

更に他の目的は、重量をへらしかつ少ない多孔性の高圧ダイカスト鋳物の製造が 可能である中子を製造することである。

更に別の目的は、開放端部を有するダイカストダイ用の崩壊性中子を提供するこ とであり、該中子は優れた機械的強度を有し、剛性でありかつ該中子を保持する ための突起部がダイ内のキャビチーから離されているにも拘らず、ダイカストダ イ内の中子の位置を維持する。

図面の簡単な説明 前述した及び他の特徴、目的及び利点及びこれらの達成子段は添付図面に示す本 発明の具体例を引用して以下に詳述する： 第１図は本発明による中子の一例の斜視図である；第２図は可動型ダイの梨割り 面の位置で、第１図図示の中子とその包囲した縁付突起部を開いた場合の可動型 ダイ中を見た図であり、この可動型ダイはまた突起部分の縁部及び中子へのその 接続部のためのポケット群を有している； 第３図は第１図及び第２図に示す中子により形成されたキャビチーを有する鋳物 を形成するための閉じた（型合せした）ダイカストダイのキャビチ一部分を矢印 ｌｌｌ−ＩＩＩの方向の断面図： 第４図は、第３図図示より低いテーパーでかつより均一な厚さの壁厚を有する鋳 物中央キャビチーのダイ群の別のセットを示す、第１図及び第２図図示の中子の ＩＶ−ＩＶ線に沿った断面である。

図示の例の詳細な説明 まず第１図には、鋳物の延伸したキャビチーを形成するための崩壊性成形中子１ ０の一具体例の斜視図が図示しである。この中子自体は鋳物にキャビチーを形成 するための中空部１２からなっており、該中空部１２の上方縁部群は包囲状長方 形突起縁部１６に突起接続部１４により一体状に接続かつ架橋しである。

第２図〜第４図には、特定の中子ｌＯが型合せしたダイカストダイの可動型ダイ のポケット群２３及び２５及び／又は空所２１内に配設されているものが図示し である。これらダイ群のそれぞれの鋳物又は鋳造部のみが図示してあり、該ダイ 群の残部は省略しである。図示されたこの鋳造部は可動型及び固定型ダイ群２ｏ 及び２２の型割り面３ｏ及び３２であり、これらの型割り面群は第１図及び第２ 図に図示された中子及び中子の突起部用のポケット群及びキャビチーに加えて、 その中に形成された鋳物、即ち鋳物Ｂ又はＢ′を有している。

第２図〜第４図に図示のダイ部分群は２個の対向するスライド２４及び２６を担 持する、固定型ダイ２ｏと可動型ダイ２２からなっており、後者の３個の可動型 ダイ群は第３図及び第４図に図示された矢印の方向に摺動する。第２図には、可 動型ダイ２２が中子１ｏの突起部群１４及び１６を包囲しかつ設置したもののみ が図示しである。

第２図、第３図及び第４図には、鋳物Ｂ及びＢ′の内側に中空部を形成するため の鋼製マンドレル類又は中子類４０．４０’及び４Ｉも図示しである。鋼製マン ドレル類４゜及び４０′は可動型ダイ２２に固着しである。第４図には、鋼製中 子類４０′及び４１がそれぞれ可動型ダイ２２及び固定型ダイ２０に取り付けて あり、かつそれらのそれぞれの開口端部から鋳物Ｂ′の中空部に亘って半分まで だけ延在している。従って、テーパーの半分又はそれ以下は鋳物Ｂ′の内壁上に 形成してよく、従って該内壁は比較的薄くかつ実質的に均一な厚さである。この ことは中空部内で行われる機械加工の量を減少する。従って、この特徴は鋳物壁 の厚さを減じ、鋳物の密度を改善し、鋳物の多孔性を減少し、鋳物重量を減少し 、かつより均一な壁厚を有する鋳物を生成する。更に、形成した突起部はコアボ ックス内にアンダーカット状の可動部分を有することかない、コアボックス内に 形成すべき中子群を提供し得る。

本発明の具体例を中空鋳物用の中子について詳述したか、他の形状の中空鋳物を 縁部をつけた突起部を有する崩壊性中子類で造ることかできることを明確に理解 すべきてあり、該鋳物は少なくとも一方側に開口しており、即ち第２図に示しで あるようなダイ群間に型割れ面を有し、縁部付突起部を有する他の形状の崩壊性 中子群を有するものである。

特別の装置に関連して本発明の原理を上述したか、単に実施例として記載したも のであり、本発明の要旨を限定するものでないことを明確に理解すべきである。

−子ｒＩＧ、’１ 補正書の翻訳文の提出書（特許法第１８４条の７第１功平成５年１１月２９日

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．鋳造用ダイのキャビテー用崩壊性中子であって、該中子は該中子と一体状の 突起部を有しかつ該中子を包囲しかつ離して配置してあり、該中子のキャビテー からも離して配置してある、崩壊性中子。
2. ２．開放側面を有するダイカスト用キャビテーを有する可動型及び固定型の型割 り面を有するダイカストダイ用崩壊性中子であって、前記可動型の型割り面が外 側に間隔を置きかつ前記キャビテーを包囲する突起部ポケットを有し、前記中子 がダイキャビテーの外側に延在する突起縁部に接続してありかつ該突起部ポケッ トに装着してある、ダイカスト用崩壊性中子。
3. ３．長大な中空部を有する鋳造用崩壊性中子であって、該中子は次の構成からな っている： Ａ）前記中空部の同一開放側面からの多数の突起接続部、及び Ｂ）前記中空部を包囲しかつ間隔を置いた突起部フレーム及び前記突起接続部に よりそれらに一体状に取り付けてあり、それによって前記フレームが該中子を強 化して溶融金属の圧力によりよい抵抗性を与えかつより正確な鋳物を形成する。
4. ４．鋳型が、型割り面、鋳造用キャビテー及び該キャビテーに装着された請求項 １記載の崩壊性中子を有し、前記型割り面も前記突起接続部及び前記突起縁部用 のポケットを有し、該ポケットが前記キャビテーから間隔を置いて配置してある 、鋳型。
5. ５．固定側ダイ部と協動する可動側ダイ部を有する高圧ダイカストダイであって 、前記ダイ部群は次の構成からなっている： １）ダイ鋳造キャビテー、 ２）前記キャビテーとは別個でかつ間隔を置いて配置した突起部ポケット、 ３）前記キャビテー内に延在する崩壊性中子、及び４）前記キャビテー内に前記 中子を配置するために前記突起部ポケット内に装着させるために該中子に接続さ れた突起縁部。
6. ６．前記ダイが崩壊性中子を有し、型合せしたダイ内で溶融金属を固化させ、前 記ダイを型開きし、鋳物を取り出し、かつ該鋳物から中子を分離することからな る、請求項５記載の型合せしたダイ中に溶融金属を圧入することからなる、鋳物 の鋳造法。
7. ７．前記ダイが崩壊性中子を有し、型合せしたダイ内で前記溶融金属を固化させ 、前記ダイを型開きし、鋳物を取り出しかつ該鋳物から該中子を分離することか らなる、請求項１記載の型合せしたダイ中に溶融金属を圧入することからなる、 鋳物の鋳造法。