JPH0651016Y2 - 電子機器のカバー構造 - Google Patents

電子機器のカバー構造

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JPH0651016Y2
JPH0651016Y2 JP1954989U JP1954989U JPH0651016Y2 JP H0651016 Y2 JPH0651016 Y2 JP H0651016Y2 JP 1954989 U JP1954989 U JP 1954989U JP 1954989 U JP1954989 U JP 1954989U JP H0651016 Y2 JPH0651016 Y2 JP H0651016Y2
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JP
Japan
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front cover
cover
metal fitting
main body
locking metal
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JPH02113375U (ja
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浩司 安達
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子機器の内部機構を覆うカバー構造に関するもので、
特に、カバーを開閉する際の、開閉操作にともなう事故
を未然に防止して安全性を向上させた電子機器のカバー
構造に関し、 本体カバーに対してフロントカバーを引き出し,並びに
収納可能に設置した電子機器のカバー構造において、フ
ロントカバーの引き出し操作並びに収納操作の途中で、
フロントカバーが本体カバーに対してロックされ、オペ
レータにこのロックを解除する操作を必要とすることに
より、オペレータに事故の危険を認識させ、事故を未然
に防止するようにした電子機器のカバー構造を提供する
ことを目的とし、 電子機器の内部機構を覆う本体カバー並びにフロントカ
バーとから構成され、本体カバーに対して、フロントカ
バーを引き出し、並びに収納可能に設置した電子機器の
カバー構造において、前記フロントカバーに、長尺状の
ロック用金具の一端が軸支され、このロック用金具の他
端が左右方向に回動可能に取り付けられているととも
に、上記ロック用金具の他端側が外方に拡開する方向に
バネ付勢され、かつ、ロック用金具の外側面にロック用
係止爪が、ロック用金具の先端部分に緩衝用クッション
材が取り付けられていることにより、フロントカバーの
引き出し時、ロック用金具の係止爪が、本体カバーの開
口フランジの裏面側に係止して、フロントカバーの引き
出し操作が規制されるとともに、フロントカバーの収納
時、ロック用金具の先端部分に設けた緩衝用クッション
材が本体カバーの開口フランジの前面側に突き当り、フ
ロントカバーの収納操作が規制されることを特徴とす
る。
〔産業上の利用分野〕
この考案は、電子機器のカバー構造に関するもので、特
に、カバーの開閉に際し、オペレーターが誤って、指等
をカバーに挟み込む等の事故を未然に防止した安全性の
高い電子機器のカバー構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に電子機器は、第8図に示すように内部のメカ部分
を本体カバー1と、この本体カバー1に対して引き出し
並びに収納可能に設置されたフロントカバー2とにより
覆う構成であり、第8図に示す装置稼動時の状態から、
装置のメインテナンスを行なう際に、第8図に示すよう
に本体カバー1に対してフロントカバー2を矢印方向に
引き出して、内部のメカ部分3を外部に露出させて、保
守点検を行なっている。
そして、このようにフロントカバー2を本体カバー1に
対して、この引き出し並びに収納操作する際、例えば、
フロントカバー1の引き出し操作時、オペレーターの足
をローラ4により傷めたり、またフロントカバー2の収
納操作時、フロントカバー2と本体カバー1との間にオ
ペレータの指を挟み込んだりする等の事故がたびたび起
こっており、この種の事故の防止策として、オペレータ
ーに注意を喚起するコーションラベル等が貼付されてい
る。
また、別途対策として、内部のメカ部分を搭載したレー
ルにストッパーを設ける等の対策も提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような対策、すなわち、コーションラ
ベルを貼付する方法では、実際問題として、オペレータ
ーの指を挟み込んだり、足を傷めたりする事故を避ける
ことはできず、有効な対策ではなかった。また、内部の
メカ部分の搭載レールにストッパーを設ける対策では、
ロック解除のために、フロントカバー2を逆方向に引き
出さなければならず、第8図中点線部分で示す寸法だ
け、保守エリアを大きく設定しなければならず、室内ス
ペース上不利であり、有効スペース利用に反するという
問題点が指摘されている。
この考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、本考案
の目的とするところは、電子機器の内部機構を本体カバ
ー並びにこの本体カバーに対して引き出し並びに収納可
能に設置されたフロントカバーとからなる電子機器のカ
バー構造であって、フロントカバーの引き出し時、フロ
ントカバー底面に設置したローラによりオペレータの足
を損傷したり、また、フロントカバーの収納時、フロン
トカバーと本体カバーとの間にオペレータの指を挟み込
んだりする等のフロントカバーの開閉操作に伴う事故を
未然に防止でき、安全性を著しく高めた電子機器のカバ
ー構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は電子機器10の内部
機構13を覆う本体カバー11並びにフロントカバー12とか
ら構成され、本体カバー11に対して、フロントカバー12
を引き出し,並びに収納可能に設置した電子機器10のカ
バー構造において、 前記フロントカバー12に、長尺状のロック用金具14の一
端が軸支され、このロック用金具14の他端が左右方向に
回動可能に取り付けられているとともに、上記ロック用
金具14の他端側が外方に拡開する方向にバネ付勢され、
かつ、ロック用金具14の外側面にロック用係止爪17が、
ロック用金具14の先端部分に緩衝用クッション材18が取
り付けられていることによりフロントカバー12の引き出
し時、ロック用金具14の係止爪が、本体カバー11の開口
フランジ20の裏面側に係止して、フロントカバー12の引
き出し操作が規制されるとともに、フロントカバー12の
収納時、ロック用金具14の先端部分に設けた緩衝用クッ
ション材18が本体カバー11の開口フランジ20の前面側に
突き当り、フロントカバー12の収納操作が規制されるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
以上の構成から明らかなように、フロントカバーにロッ
ク用金具が引き出し方向に沿って取り付けられており、
本体カバーに対してフロントカバーを引き出し操作する
際、ロック用金具の係止爪が本体カバーのフランジに係
止してロックされるため、フロントカバーの引き出し操
作が途中で規制され、オペレータはこのロック状態を解
除して、引き出し操作を続行しなければならないため、
安全操作を喚起させることができる。
一方、フロントカバーを本体カバーに対して収納する
際、ロック用金具の先端部分の緩衝用クッション材が本
体カバーの開口フランジ前面に突き当たるため、フロン
トカバーの収納操作が途中で規制され、このロック状態
を解除した後、オペレータはフロントカバーの収納操作
を続行することになり、同様に安全操作を喚起すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案による電子機器のカバー構造の一実施例に
ついて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図において本考案が適用されたプリンタ装置10′が
示されている。このプリンタ装置10′は、機構部13を収
容する筐体130の前面に形成されるフロントカバー12と
稼動時において第1図(a)に示すように、筐体130を
収容する本体カバー11を有して構成され、 フロントカバー12には、オペレータパネル120、スタッ
カ部121、給紙カセット収納空間を開閉自在に閉塞する
扉122が形成されている。このように構成されるフロン
トカバー12及び筐体130は、補守時等に。第1図(b)
に示すように前方に引出し可能となっており、フロント
カバー12の側面部には、引出し用の取手123が形成され
ている。
さらに、第2図に示すようにこのフロントカバー12に
は、ロック用金具14が取り付けられており、このロック
用金具14は、引き出し方向に沿って設置され、また、上
記ロック用金具14の一端が、フロントカバー12の内面側
に設けたブラケット12aに軸支ピン15を介して取り付け
られており、第2図中矢印方向で示すようにこのロック
用金具14の他端、すなわち先端側は左右方向に所定角度
回動可能に取り付けられている。さらに、この軸支ピン
15にコイルスプリング6が巻装されており、このコイル
スプリング16のバネ力によりロック用金具14はその先端
が常時外方に拡開する方向にバネ付勢されている。
そしてこのロック用金具14には、外側面に係止爪17が設
けられ、かつ先端部分にゴム等の緩衝用クッション材18
が取り付けられている。
なお、フロントカバー12を引き出した際、本体カバー11
に形成される開口19の周縁に沿ってフランジ20が形成さ
れている。
次に、第3図乃至第6図に基づいて、フロントカバー12
の引き出し操作並びに収納操作について説明する。
まず、第3図,第4図はフロントカバー12の引き出し操
作に関するもので、第3図に示すように、フロントカバ
ー12を本体カバー11に対して所定量引き出した際、ロッ
ク用金具14の係止爪17が本体カバー11の開口19フランジ
20の裏面20a側に係止して、フロントカバー12の引き出
し操作がこの状態で規制される。
したがって、オペレータは第3図中矢印方向にロック用
金具14を押圧してやり,第3図中破線で示す位置までロ
ック用金具14を後退させて、フランジ20と係止爪17との
ロック状態を解除する必要がある。そして、その後フロ
ントカバー12を第4図に示す位置まで引き出すことが可
能となる。
このように第3図で示す状態で一旦フロントカバー12が
ロック状態となるため、オペレータはこのロック状態を
解除する操作が必要となり、そのため操作を安全に行な
うための注意が喚起されることになり、オペレータの足
にフロントカバー12のローラが当たる等の事故が未然に
防止できる。
次に、メインテナンス等が終了した後フロントカバー12
を本体カバー11に対して収納操作する際の操作について
第5図乃至第6図に基づいて説明する。
まず第4図に示すように、フロントカバー12を本体カバ
ー11に対して収納した際、第5図に示すようにロック用
金具14の先端部分に設けた緩衝用クッション材18が本体
カバー11の開口19フランジ20の前面20bに突き当り、フ
ロントカバー12の収納操作がこの状態で規制されること
になる。
そして、オペレータはこのロック用金具14を矢印方向に
押圧してやり、第5図中破線で示す位置までロック用金
具を後退させた後、第6図に示す位置までフロントカバ
ー12を収納操作して、本体カバー11とフロントカバー12
とにより、内部機構13を覆い、装置を稼動可能な状態に
する。
このとき、第5図で示す位置でフロントカバー12の収納
操作が一旦規制され、このロック状態を解除するため
に、ロック用金具14を押圧操作する必要があり、この操
作により、オペレータは安全面での注意が喚起され、本
体カバー11とフロントカバー12との間に指を挟み込んだ
りする事故が未然に防止できる。
〔考案の効果〕
以上の記載から明らかなように、本考案による電子機器
のカバー構造によれば、本体カバーに対して引出し並び
に収納可能に設置されたフロントカバーにロック用金具
を設置して、本体カバーに対してフロントカバーを引き
出し操作並びに収納操作を行なう際、引き出し操作の途
中並びに収納操作の途中で、このロック用金具がロック
され、引き出し操作並びに収納操作が規制することにな
り、この規制状態すなわちロック状態を解除する操作が
オペレータにとって必要となり、フロントカバーを本体
カバーに対して引き出し操作、並びに収納操作する際、
このようなロック用金具のロックを解除する操作をする
ことにより、オペレータは安全面での注意が喚起され、
フロントカバーの引き出し操作並びに収納操作にともな
う事故が未然に防止でき、事故防止につながるため、本
考案は安全面に大きく貢献することができるという効果
がある。
さらに、従来のように内部メカの搭載レールにストッパ
を設ける方式に比べ、本考案はフロントカバーの引き出
し操作途中、並びに収納操作途中でロック用金具により
フロントカバーが本体カバーに対しロックされるという
ものであるから、余分なスペースをとることがなく室内
スペースの有効利用という点でも効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体斜視図、 第2図は本考案のフロントカバーとロック用金具を示す
分解斜視図、 第3図,第4図はフロントカバーの引き出し操作を説明
する同カバー構造の各平面図、 第5図乃至第6図はフロントカバーの収納操作を説明す
る同カバー構造の各平面図、 第7図乃至第8図は従来の電子機器のカバー構造を示す
もので、第7図は装置の駆動状態を示す側面図、第8図
は装置のメインテナンス時を示す側面図である。 図において、 10、10′……電子機器、 11……本体カバー、 12……フロントカバー、 13……内部機構、 14……ロック用金具、 15……軸支ピン、 16……コイルスプリング、 17……係止爪、 18……緩衝用クッション材、 20……フランジである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器(10)の内部機構(13)を覆う本
    体カバー(11)並びにフロントカバー(12)とから構成
    され、本体カバー(11)に対して、フロントカバー(1
    2)を引き出し、並びに収納可能に設置した電子機器(1
    0)のカバー構造において、 前記フロントカバー(12)に、長尺状のロック用金具
    (14)の一端が軸支され、このロック用金具(14)の他
    端が左右方向に回動可能に取り付けられているととも
    に、上記ロック用金具(14)の他端側が外方に拡開する
    方向にバネ付勢され、かつ、ロック用金具(14)の外側
    面にロック用係止爪(17)が、ロック用金具(14)の先
    端部分に緩衝用クッション材(18)が取り付けられてい
    ることにより、フロントカバー(12)の引き出し時、ロ
    ック用金具(14)の係止爪が、本体カバー(11)の開口
    フランジ(20)の裏面側に係止して、フロントカバー
    (12)の引き出し操作が規制されるとともに、フロント
    カバー(12)の収納時、ロック用金具(14)の先端部分
    に設けた緩衝用クッション材(18)が本体カバー(11)
    の開口フランジ(20)の前面側に突き当り、フロントカ
    バー(12)の収納操作が規制されることを特徴とする電
    子機器のカバー構造。
JP1954989U 1989-02-23 1989-02-23 電子機器のカバー構造 Expired - Lifetime JPH0651016Y2 (ja)

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JPH02113375U JPH02113375U (ja) 1990-09-11
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