JPH06509881A - 写真分散液の製造 - Google Patents

写真分散液の製造

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JPH06509881A
JPH06509881A JP5503976A JP50397693A JPH06509881A JP H06509881 A JPH06509881 A JP H06509881A JP 5503976 A JP5503976 A JP 5503976A JP 50397693 A JP50397693 A JP 50397693A JP H06509881 A JPH06509881 A JP H06509881A
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    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/388Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 写真分散液の製造 本発明は一般的には写真用分散液の製造に関し、更に詳しくは写真製品に使用さ れる活性写真成分を含む分散液の製造方法に関する。
この方法はカラーフィルム又は印画紙の製造の間、乳剤中にカプラー又は色素形 成性物質を含有させるために使用される分散液に適用できる。本発明はその応用 に限定されるものではないことか認識されるへきであるが、以下、本発明の方法 をその適例となる応用に関して開示することが便利であろう。
関連技術の記述 カプラーを写真乳剤中に含有させるための従来の方法には、カブ→−を溶媒に溶 解し、次いて界面活性剤/セラチン/水中に分散させて乳剤ベースを形成するこ とか含まれている。溶解は普通高温で生じ、カプラー溶液を高温で比較的長時間 維持することを必要とする。これは著しいカプラーの分解につなかることか認め られた。
このような方法において、含有させるカプラーか特に熱分解を受1寸易い場合、 低温でのカプラーの溶解を可能にするために高濃度の溶媒か使用される。しかし ながら、過剰の溶媒は次に洗浄又は蒸発IJどの手段によって溶液から除去しな くてはならない。これは廃棄物か増加することになり、その結果製造コストが増 加することになる。これらの分散液は、より少ない溶媒で製造されるもの一部の ような製造に於いて望ましい性質−よりも小さい粒子サイズを有している。
発明の要約 本発明の目的は、これらの欠点を、特にカプラー分散乳剤に適している、代替で きる改良された分散液製造方法で軽減することにある。
別の目的は、製造の間のカプラーの熱分解の恐れを低減する写真カプラー溶液の 製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、写真カプラー分散液を連続ベースで製造することがてきる 方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、方法が従来の回分式分散液製造方法の一部を形成すること ができるカプラー溶液の改良された製造方法を提供することにある。
これらの目的を念頭において、本発明は広く、カプラー及び溶媒を混合してカプ ラー/溶媒混合物を形成すること、及び次いてカプラー/溶媒混合物をマイクロ 波エネルギーに付して混合物を加熱し、それによりカプラーを溶解させることを 含む、写真カプラー分散液の製造方法を提供する。
マイクロ波エネルギーの適用は従来の対流又は伝導加熱に比較して、比較的迅速 な混合物の加熱を達成する。これはカプラーのカプラー溶液への迅速な溶解及び それによるカプラーの熱分解の恐れを最小にする利点を有する。
カプラー/溶媒混合物をマイクロ波エネルギーに付す時間は、マイクロ波エネル ギーの出力及び加熱する混合物の体積を含む多数の要因に依存して変わるであろ うことが認められるであろう。しかしながら、例示として、少なくとも一つの態 様に於いてカプラー/溶媒混合物は約2分間より短い時間マイクロ波エネルギー に付される。
少なくとも一つの態様に於いて、カプラー/溶媒混合物は混合物をマイクロ波エ ネルギーに付す加熱ステーションを通して連続ベースに供給される。別の態様に 於いて、カプラー/溶媒混合物はマイクロ波エネルギーに付すための加熱ステー ションに回分方式て置くことができる。
少なくとも一つの態様に於いて、この方法は更にカプラー・を乳剤ヘースと混合 することを含む。
一つの配列に於いて、混合はカプラー溶液と乳剤ベースとの間で行う。即ち、カ プラー溶液が加熱ステーションから出てくるか又は取り出される場合には、これ は乳剤ベースと混合される。
別の配列に於いて、カプラーと水及び界面活性剤のような乳剤ベース成分とは、 マイクロ波エネルギーでそれらか加熱される前に、−緒に混合される。溶媒もま たこの配列の中に含まれる。
−緒にしたカプラー溶液及び乳剤ベースは粗乳剤又はプレミックス番作る。約0 .5μmの粒子径を有するブレミ・ソクスが一つの態様に於いて提供される。
本発明の方法の少なくとも一つの態様に於いて、乳剤ベースも連続法で別々に製 造される。別の態様に於いて、乳剤ベースは回分式で製造される。この製造は適 当に時間調節して一緒に混合することか可能なカプラー溶液の製造と整合させる 。この混合は好ましくは、カプラー溶液と乳剤ベースとを別々に製造した後で、 実質的な保持時間無しに行う。更に、カプラー溶液と乳剤ベースとを連続法で製 造する場合には、次にこれらの製造を順次−緒の混合が可能なように整合させる 。
任意の適当な組成物の乳剤ベースも関連技術分野の当業者によく知られている。
一つの態様に於いて、乳剤ベースはゼラチン/水溶液からなる。この態様に於い て、界面活性剤もこの溶液に含まれていてよい。
そして乳剤ヘースを加熱したカプラー溶液と混合する場合、少なくとも一つの態 様に於いて、乳剤ベースを混合する前に別に予熱する。この乳剤ベース加熱は、 一つの態様に於いて、カプラー溶液と混合する直前に行う。ゼラチン/水溶液の 最初の加熱は界面活性剤と混合する前に行ってもよい。この加熱は、マイクロ波 エネルギー及び対流又は伝導加熱エネルギーを含む全てのエネルギー源に乳剤ヘ ースを付すことによって行われる。
少なくとも一つの態様に於いて、この方法には更にカプラー溶液/乳剤ベースプ レミックスをホモジナイズして乳剤配合物を形成することか含まれる。
次いて乳剤配合物は冷却し、使用する前に貯蔵するか又は写真フィルム製造ライ ンの塗布ステーションに直接移送してもよい。
好ましい態様の説明 下記の記述は、本発明の方法の好ましい態様を行う際に使用される連続製造プラ ントの一例に関連する。本発明の好ましい方法の理解を容易にするために、添付 する図面に図解的に示すようなこの装置を参照する。本発明の方法はこの例示的 プラントの使用に限定されるものでないことはいうまでもない。
図面を引用して、カプラー分散液を有する写真乳剤配合物を製造する方法に使用 するためのプラント1の図解レイアウトが一般的に示されている。
プラントlには、カプラー及び溶媒の別々の供給源が含まれている。カプラーは 供給容器2から供給ライン3を通して供給される。
それに連結された駆動モーター6により駆動されるスクリューコンヘヤー5のよ うなコンベヤー装置4でライン3を通るカプラーを計量する。溶媒の構成成分は 供給ライン8を通して別々の容器7がら供給する。ライン8の中に取り付けられ た制御バルブ9により、これらの構成成分の制御した供給か可能になる。
プラント1にはまた、そこでカプラーと溶媒とを一緒に混合するカプラー混合物 製造装置か含まれる。装置10には製造容器11が含まれ、これにカプラーと溶 媒との計量したバッチをライン3及び8を通して供給する。この容器11は各バ ッチでのカプラー及び溶媒の正確な計量を確実にするために取り付けることがで きる。この目的で、容器11をロードセル(load cell)又はその他の 計量装置12の上に載せることかできる。
製造装置IOにはまたカプラー及び溶媒のバッチを混合するための混合装置13 か設けられている。装置13には、カプラー及び溶媒を十分に混合するために回 転を起こさせるための、駆動モーター15に回転可能に連結された少なくとも1 枚の混合羽根14が含まれている。
製造装置10は環境温度でカプラー及び溶媒を混合する。しかしなから、別の適 用に於いては、混合を別の特定の温度て行うことかてきることを認識すべきであ る。高い混合温度は、プロセスを進める製造容器11及びプラント1のその他の 構成成分を加圧することを含む。
製造容器11にはそれからの出口16か設けられ、製造装置IOにはまたカプラ ー/溶媒混合物バッチを取り出すための出口16に接続された供給ポンプ17か 含まれている。ポンプI7は適当なモーター19により駆動されるスクリューポ ンプ18を含む。
図示するように、プラント1には、カプラー/溶媒混合物を次の処理の前に貯留 することかできる貯留装置20か含まれていてもよい。
この装置20には貯槽21か含まれ、この貯槽中に輸送ライン22を通してポン プ17により混合物を送液する。駆動モーター25により駆動される少なくとも 1枚の回転可能な混合羽根24からなる別の混合装置23か、貯槽21内の混合 物の定常性を維持するために設けられている。
カプラー/溶媒混合物の少なくとも一部を製造容器11に戻すことかできるよう にするために、戻しライン26を制御バルブ27を介して輸送ライン22内に接 続しても′よい。この戻しは容器11のために補給供給物を与えるために使用さ れ、それによりバッチ間のカプラー/溶媒混合物のブレンドを改良することがで きる。
貯槽21にはそれからの出口28が設けられ、貯留装置20には必要なときカプ ラー/溶媒混合物を取り出すための出口28の接続された供給ポンプ29が含ま れている。
プラントlには更に、カプラー/溶媒混合物をマイクロ波エネルギーに付してカ プラー溶液を形成するための加熱手段30が含まれている。加熱手段30には供 給ポンプ29からの供給ライン32が貫通している加熱チャンバー31が含まれ ている。供給ライン32には加熱チャンバー31内に加熱区域33か設けられ、 カプラー/溶媒混合物がマイクロ波エネルギーに付されるのはこの区域33内で ある。
この態様に於いて、供給ライン32の加熱区域33はコイル形状をしている。こ れはカプラー/溶媒混合物の供給速度及びマイクロ波エネルギーの出力を考慮し て比較的小さい加熱チャンバー31内て満足できる加熱を行うために十分な長さ の加熱区域33を与える。他の加熱区域の構成も等しく適していることが認めら れる。
加熱手段30はマイクロ波加熱ユニット34を含み、チャンバー31が設けられ ている。この加熱ユニット34にはチャンバー31へのマイクロ波エネルギーの 供給を制御するための適当な制御器(図示せず)か設けられている。
供給ライン32の少なくとも加熱区域33は、マイクロ波放射線に対して透過性 の材料からなっている。この材料にはテフロンのようなプラスチック材料が含ま れていてよい。
加熱ユニット34は加熱区域33に沿って通過するカプラー/溶媒混合物を迅速 に加熱するのに適した加熱容量を有している。加熱ユニット34の二つの例は、 約2分間よりも短(て混合物の加熱を行うために600ワツト及び3キロワツト の出力を有する。
プラントlにはサージ容器(surge vessel) 35が含まれ、次の 処理の前に脱気し貯留するために、その中に加熱したカプラー溶液を流す。サー ジ容器35には必要なときに、溶液を引き出す供給ライン36か設けられている 。
プラントlには、分散カプラー配合物を形成するためにカプラー溶液と混合する だめの乳剤ベースの別の製造か設けられている。乳剤ベース製造にはゼラチン、 水及び界面活性剤を含む乳剤ベース構成成分の別々の供給源が含まれている。
セラチンは供給容器37から供給ライン38を通って供給される。それに連結さ れた駆動モーター41により駆動されるスクリューコンベヤー40のようなコン ベヤー装置39で、ライン38を通るゼラチンを計量する。乳剤ベース用の水及 びその他の構成成分は別々の容器42から供給ライン43を通して供給する。ラ イン43の中に取り付けられた制御パルプ44により、これらの構成成分の粗い 又は微細な供給を含む制御した供給が可能になる。
供給ライン38及び43を通して供給されるゼラチン、水及びその他の構成成分 を一緒に混合するために、乳剤ベース製造装置45が設けられている。装置45 には製造容器46が含まれ、その中に構成成分の計量したバッチを供給する。
製造装置45にはまた、容器46内で乳剤ベース構成成分を混合するための混合 装置47が含まれている。装置47には構成成分を十分に混合するために回転を 起こさせるための、駆動モーター49に回転可能に連結された少なくとも1枚の 混合羽根48が含まれている。
製造容器46にはそれからの出口5oが設けられ、製造装置45には乳剤ベース を取り出すための輸送ライン52を介してそれに接続された供給ポンプ51か含 まれている。
製造装置45には製造の間乳剤ベースを加熱するための加熱装置53か含まれて いる。図示するプラント1に於いては、加熱装置53は容器46の外側に配置さ れており、乳剤ベースを加熱装置53を通して循環させる。かかる目的に従って 、循環ライン54が製造容器46との間に輸送ライン52、ポンプ51の下流、 制御バルブ55を介して接続されている。この循環ライン54には加熱装置53 が含まれ、そして乳剤ベースを製造容器46から加熱装置53を通して循環し製 造容器46に戻すことかできる。
加熱装置53は任意の適当な構造のものとすることができる。これに関して、装 置53はマイクロ波加熱ユニット又は対流若しくは伝導加熱ユニットとしてもよ い。
製造装置45には、乳剤ベースを次に処理する前に貯留することができる貯留装 置56が設けられていてもよい。貯留装置56には貯槽57か含まれ、乳剤ベー スを輸送ライン52を通してその中に供給することができる。駆動モーター6o により駆動される少なくとも1枚の回転混合羽根59からなる別の混合装置58 が、乳剤ベース内の定常性(consistency)を維持するために設けら れている。
貯槽57には出口61が設けられ、それから供給ライン62が延びている。
乳剤ベース製造装置45には更に界面活性剤を供給することができる。この界面 活性剤は供給容器63がら、供給ライン62に接続された供給ライン64を介し て供給される。
製造装置45には、界面活性剤添加の下流の乳剤ベースを再加熱するための別の 加熱装置65が含まれていてもよい。この端に、加熱装置65か供給ライン64 との接続の下流で供給ライン62の中に取り付けられている。加熱装置65は任 意の適当な製造のものであってもよい。
プラント1にはまた、プレミックス装置66が設けられており、その中でカプラ ー溶液と乳剤ベースとを一緒に混合する。プレミックス装置66にはプレミック ス攪拌器67が含まれ、それに供給ライン36及び62か接続されている。プレ ミックス攪拌器67はカプラー溶液と乳剤ベースとを緊密に混合するように操作 することかできる。攪拌器67はフロースルーアタッチメント(flow th rough attachment)を有するローター−ステーター高速型のも のであってよい。
供給ライン36及び62の接続は、攪拌器67へのカプラー溶液と乳剤ベースと の正確な比率を計量するための操作可能である計量装置68を介していてもよい 。この計量装置68には計量ポンプ69が含まれ、それを供給ライン36.62 及び64か貫通するようにしてもよい。
プラント1にはまたプレミックスをホモジナイズしてカプラー配合物を作るため にホモジナイザー又は同様の粉砕装置(図示せず)か含まれていてもよい。この ホモジナイザーはプレミックス装置66、特にカプラー溶液と乳剤ベースとを同 時に混合してホモジナイズするために攪拌器67内に入れることができる。また 、粗乳剤又はプレミックスを続いてホモジナイズするために別のホモジナイザー を設けることもてきる。
本発明の方法によりカプラー分散液配合物を製造するためにプラントlを使用す る際に、カプラーと溶媒とを製造容器II内で混合して均一なペース1〜混合物 を形成する。この混合物は供給ポンプ17により貯槽2Iに輸送する。
同時に、乳剤ヘースを製造装置45により製造する。乳剤構成成分を製造容器4 6に供給し、そこでこれらを−緒に混合し、加熱装置53により加熱する。次い てこの乳剤ヘースを輸送ライン52を通して貯槽57に供給する。
次いて、カプラー/溶媒混合物及び乳剤ベースを連続法でそれらの貯槽21及び 57から別々に取り出す。カプラー/溶媒混合物を供給ポンプ29により、マイ クロ波加熱ユニット34を貫通する供給ライン32を通して連続的に送液する。
混合物の流速は変えることができるが、通常マイクロ波加熱チャンバー31内の 混合物の滞留時間は約1分間である。加熱チャンバー31からの出口で、カプラ ーは完全に溶解してカプラー溶液を形成している。
次いてカプラー溶液は、サージ容器35中を通過させ、ポンプ69を通して計量 してプレミックス攪拌器67に輸送する。
乳剤ベースはその貯槽57から取り出し、ポンプ69及び加熱装置65を通して 計量してプレミックス攪拌器67に送る。カプラー溶液と乳剤ベースとをプレミ ックス攪拌器67内で連続的に混合して粗乳剤又はプレミックスを形成せしめる 。
プレミックス攪拌器67から、プレミックスをホモジナイザーに送り、そこで粒 子サイズを所望のレベルまで低下させることができる。
本発明のバッチ方法の一例に於いて、1k[iのカプラー、5−[2−(2,4 −ジ−t−アミルフェノキシ)−へキサンアミド月−2−(p−シアノフェニル ウレイド)フェノールを、室温で1kgの溶媒、フタル酸ブチルと混合して、均 一なペーストを形成した。
下記の組成を有する乳剤ベースも製造し、66°Cの温度に保持した。
アルカノール(Alkanol) XC(10%溶液) 257g次いてカプラ ー/溶媒混合物を42g/分の速度でマイクロ波加熱ユニットを通して送液した 。混合物を加熱チャンバー内で138°Cに加熱し、全てのカプラーが溶解した 透明な液体として出てきた。加熱チャンバー内の混合物の滞留時間は約1.7分 間であった。
次いて加熱したカプラー溶液を、十分な時間攪拌されている乳剤ベース内に送り 、400gを添加した。このようにして形成した粗孔剤又はプレミックスは、次 いでホモジナイザーを通る単一の流れになった。
得られた乳剤配合物は0.28μmの平均粒子径を存し、著しいカプラー結晶化 を示さなかった。マイクロ波加熱したカプラー溶液試料の分光光学的測定で、従 来法により加熱した溶液の試料の吸収の約1/7の450 nmでの吸収が示さ れ、カプラー分解及び着色不純物の形成か非常に低いレベルであることが示され た。
本発明の方法の第二の例に於いて、上記のようにして製造した粗孔剤又はプレミ ックスを、ホモジナイザーに繰り返して通した。得られた粒子は下記の通りであ った。
2回通過させた後で得られた粒子サイズは、洗浄配合で得られたものと匹敵する ものであった。
本発明の方法は、カプラー分散液配合物を製造するための従来法を越えた幾つか の利点を示す。これらの利点はカプラー/溶媒混合物の加熱の方法及び方法の連 続性の両方に関係している。
マイクロ波加熱が本明細書に記載した新規な連続製造方法の一部として有利に適 用できることが分かるであろう。また、従来のバッチ式方法の一段階を形成する こともできる。
本発明の方法において、この混合物のマイクロ波エネルギー加熱は非常に迅速に 起きる。更に、混合物の高温表面との接触が無く、それて一般的に均一な加熱が 起きる。その結果として、従来法に於ける加熱に比較した場合に、カプラーの熱 分解が減少する。
マイクロ波エネルギーを使用することによりまた混合物を有効に加熱することが できる。
後て洗浄又は蒸発させる過剰の溶媒を使用することを含む先行技術の方法に比較 して、カプラー溶液に少ない量の溶媒を使用することは、運転コストの低減、廃 液投棄の減少、及び溶液の物理的品質の改良をもたらす。
本発明の方法の連続方式は、バッチ対バッチ配合において明らかな配合の変動を 避ける。
更に、写真製品を製造する上で使用することが必要な配合物を製造する能力は、 全体的な製造生産性を改良し、廃物を減少させることができる。配合物の「ジャ ストインタイム」製造及び供給が確立した場合配合物を冷却貯蔵する必要性を減 じる。
バッチ式処理に含まれるサイクル時間も連続プロセスの実施で減少し、効率的な 運転に導く。
最後に、種々の変形及び/又は追加を特徴とする請求の範囲に定義した本発明の 範囲から離れることなくこの方法で行ってもよいことを了解されたい。
国際調査報告 1−+ie+ul+pplicatie++N。
Fo+w PCT、′l5AI’!10イeo+mmu++jan o「net + +heel full fluly 199!l m−■O 国際調査報告 11′〜″−1臂瞳″−N0PCTIAL192m cued 7nThe abo:e”mem+on’cd ’;:e’rn:+ jan’4”5earc’h’rey+’n’、’Th2’`Ts+:〒:w  Pare:”0’(nc”e’:jn’:’way’n:::efor the se pm1cul@rs winch @re merely given  (or +he purpose o(in■盾窒高≠獅盾■ フロントページの続き

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.カプラーと溶媒とを混合してカプラー/溶媒混合物を形成せしめ、そしてカ プラー/溶媒混合物をマイクロ波エネルギーに付してこの混合物を加熱すること によってカプラーを溶解させることを含む、写真カプラー分散液の製造方法。
  2. 2.カプラーと溶媒との連続混合物をマイクロ波加熱ステーションを通して前進 的に供給して連続混合物を順次加熱することによってカプラー/溶媒混合物をマ イクロ波エネルギーに付す、請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.カプラーと溶媒とのバッチ混合物をマイクロ波加熱ステーション内に置き、 そしてバッチ混合物を加熱することによってカプラー/溶媒混合物をマイクロ波 エネルギーに付す、請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.前記カプラーを更に乳剤ベースと混合することを含む、請求の範囲第1項記 載の方法。
  5. 5.前記カプラーを溶解させる加熱に続いて乳剤ベースをカプラー/溶媒混合物 と混合する、請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 6.カプラー溶液と混合する前に乳剤ベースを加熱することを更に含む、請求の 範囲第5項記載の方法。
  7. 7.前記カプラーを溶解させる加熱の前に、乳剤ベースの構成成分をカプラーと 混合する、請求の範囲第4項記載の方法。
  8. 8.一緒にしたカプラー溶液と乳剤ベースとで、約0.5μmの粒子径を有する 粗乳剤を製造する、請求の範囲第4項記載の方法。
  9. 9.加熱されたカプラー溶液を乳剤ベースと混合することを更に含み、連続的に 供給されるカプラー/溶媒混合物中に加熱ステーションからの加熱されたカプラ ー溶液の排出に続いて、乳剤ベースを順次導入してこれと混合する、請求の範囲 第2項記載の方法。
  10. 10.加熱されたカプラー溶液と混合する前に乳剤ベースを加熱することを更に 含む、請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 11.加熱されたカプラー溶液を乳剤ベースと混合することを更に含み、バッチ 加熱されたカプラー/溶媒混合物中に加熱ステーションからの加熱されたカプラ ー溶液の排出に続いて、乳剤ベースのバッチを導入してこれと混合する、請求の 範囲第3項記載の方法。
  12. 12.加熱されたカプラー溶液と混合する前に乳剤ベースを加熱することを更に 含む、請求の範囲第11項記載の方法。
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