JPH065094Y2 - 電動ホッチキスにおけるスタートスイッチ - Google Patents

電動ホッチキスにおけるスタートスイッチ

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JPH065094Y2
JPH065094Y2 JP3846589U JP3846589U JPH065094Y2 JP H065094 Y2 JPH065094 Y2 JP H065094Y2 JP 3846589 U JP3846589 U JP 3846589U JP 3846589 U JP3846589 U JP 3846589U JP H065094 Y2 JPH065094 Y2 JP H065094Y2
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JP
Japan
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switch
magazine
base
bound
clincher
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JP3846589U
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JPH02130778U (ja
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俊幸 金井
信行 秋沢
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電動モータにより上下駆動されるマガジンのセ
ンター下方に配置されて上記マガジンを始動させるスタ
ートスイッチに関する。
(従来技術とその問題点) 一般に可動マガジンを備えた電動ホッチキスは、前端に
クリンチャ部を有する基台と、後端が上記基台に対し回
動可能に枢支され且つ回動時に上記クリンチャ部に向け
てステープルを打ち出すマガジンと、上記マガジンを電
動モータにより回転駆動する駆動源とを備えている。そ
して、従来はクリンチャ部より少し内側の側部にスター
トスイッチが配置され、被綴り材をクリンチャ部とマガ
ジンとの間に押し込むときに、被綴り材の端部で上記ス
タートスイッチを押圧して入力操作することにより上記
マガジンを駆動していた。
しかしながら、被綴り材のクリンチャ部はマガジンの下
方にあるのに対し、スタートスイッチはマガジンの可動
範囲から外れた基台側部に設けられている。この場合、
被綴り材の押し込み方向とクリンチャ部とセンタースイ
ッチに当接する部位とを結ぶ方向が異なるため、被綴り
材をクリンチャ部とマガジンとの間に押し込む際に被綴
り材がスタートスイッチの受け部に当たったとき、被綴
り材はこの受け部を中心に回動してしまうことになるか
ら、被綴り材の実際の綴り位置は狙った位置よりも少し
ずれてしまうことがある。
(考案の目的) 本考案は上記欠点を解決し、ホッチキスのクリンチャ部
との位置を被綴り材の押し込み方向に整合させることに
より、常に被綴り材を正確に綴ることができる電動ホッ
チキスにおけるスタートスイッチを提供することをその
目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る電動ホッチキス
におけるスタートスイッチは、前端にクリンチャ部を有
する基台と、後端が上記基台に対し回動可能に枢支され
且つ回動時に上記クリンチャ部に向けてステープルを打
ち出すマガジンと、上記マガジンを回転駆動する電動モ
ータとを備える電動ホッチキスにおいて、 上記基台の上記マガジンの下面に対向し且つ上記クリン
チャ部の後方に対応する位置には、上記基台上に固定さ
れた入力スイッチと該入力スイッチの入力動作をするス
イッチレバーとを備えるスタートスイッチを配設し、上
記スイッチレバーを上記基台上に前後及び上下方向に移
動可能に設け、該スイッチレバーを常時は入力スイッチ
から離反し且つ前記クリンチャ部より上方に突出する方
向に付勢し、且つ被綴り材と接触時に入力スイッチを押
圧し、マガジン回動時にマガジンの下面に押圧されて下
方に移動するように配置したことを特徴とする。
なお、前記スイッチレバーの被綴り材の受け部には被綴
り材の角部を逃がす角逃がし部を形成するのが好まし
い。
(考案の作用、効果) 以上の構成によれば、被綴り材をマガジンと基台のクリ
ンチャ部との間に押し込んで挿入して、被綴り材の端部
をマガジンとクリンチャ部との間に位置しているスター
トスイッチを押すことにより入力操作すると、電動モー
タのスイッチがオンされ、マガジンが駆動されて被綴り
材の綴り動作が行なわれる。ところで、ホッチキスのク
リンチャ部とスタートスイッチの位置は前後に整合し、
被綴り材を押し込んでスタートスイッチの被綴り材受け
部に当たっても、その端部がスタートスイッチにぶつか
る部位と綴り部位とがマガジンの下方にあって、これら
の部位を結ぶ方向は押し込み方向と一致するから、被綴
り材が回動することがない。したがって、常に正確な綴
りを達成することができる。
また、スイッチレバーの被綴り材受け部には被綴り材の
角部を逃がす角逃がし部が形成されていると、被綴り材
を充分に綴り可能な位置まで押し込むことができるか
ら、被綴り材の角部を良好に綴ることができる。
(実施例) 以下、図面によって本考案の実施例について説明する。
第1図は電動ホッチキスを示す。この電動ホッチキス
は、前端にクリンチャ部1を有する基台2と、後端が上
記基台2に対し回動可能に枢支され且つ回動時に上記ク
リンチャ部1に向けてステープルを打ち出すマガジン3
と、上記マガジン3を回転駆動する電動モータ4とを備
えるもので、マガジン3の前端にはドライバ5が上下動
可能に装着されているとともにステープル針(図示せ
ず)が装填されており、電動モータ4の回転力をカム6
を介してコンロッド7と作動リンク8の上下運動に変換
し、このコンロッド7、作動リンク8によりマガジン3
を基台2のクリンチャ部1上に上下動させてクリンチャ
部1上にセットした被綴り材9を綴るものである。
次に、上記基台2の上記マガジン3の下面に対向すると
ともに上記クリンチャ部1の後方位置には、第2図及び
第3図に示すように、上記基台2上に固定された入力ス
イッチ10aと該入力スイッチ10aの入力動作をする
スイッチレバー10bとを備えるスタートスイッチ10
が配設されている。
入力スイッチ10aは基台2に一体的に設けられたスイ
ッチホルダ11に固定されている。このスイッチホルダ
11は基板12の中央に2つの立ち上り板13、14を
対向形成してなるもので、基板12はホッチキス基台2
に固定され、入力スイッチ10aは可動接点部15が前
方を向くようにしてネジ16により長い方の立ち上り板
13の上端部に固定されている。なお、上記立上り板1
3の下部には上下方向に長孔16が形成されている。
スイッチレバー10bは両側に突軸17を有する箱形部
18の一側の上方に板状レバー片19を形成し、該レバ
ー片19の中途部から一方にスイッチ押し片20を直角
に張出すとともに、上端の反対側には被綴り材の受け部
21を形成したものである。そして、スイッチレバー1
0bはスイッチホルダ11の対向立上り板13、14の
間に配置され、箱形部18とスイッチホルダ11の基板
12との間にはコイルバネ22が設けられ、またスイッ
チレバー10bとスイッチホルダ11の上記突軸17は
スイッチレバー10bの長孔16に係合されている。ス
イッチ押し片20は入力スイッチ10aの可動接点部1
5と向き合うように配置されている。
スイッチレバー10bはコイルバネ22と長孔16とに
より上下方向に移動可能となり、また突軸17を中心に
揺動して前後方向に移動可能となる。そして、コイルバ
ネ22により常時はスイッチレバー10bの被綴り材受
け部21は基台2のクリンチャ部1よりも上方に突出
し、且つスイッチ押し片20は可動接点部15から離反
する方向に付勢されている。
スタートスイッチ10は基台2の上記マガジン3の下面
に対向するとともに上記クリンチャ部1の後方位置に配
設されている。したがって、ホッチキスのクリンチャ部
1とスタートスイッチ10の位置は前後に整合する。
次に、以上の構成において綴りを行なうときは、被綴り
材9をマガジン3と基台2のクリンチャ部1との間に押
し込んで挿入する。被綴り材9の端部はマガジン3とク
リンチャ部1との間に位置しているスタートスイッチ1
0のスイッチ押し片20を押すので、スイッチレバー1
0bはコイルバネ22の中心保持力に抗して後方に移動
し、上記スイッチ押し片20が入力スイッチ10aの可
動接点部15を押して入力操作する。これにより電動モ
ータ4のスイッチがオンされ、コンロッド7、作動リン
ク8によりマガジン3が下降して被綴り材9の綴り動作
がなされる。その際、マガジン3の下面によりスタート
スイッチ10のレバー片19の上端を下方に押圧する
と、スタートスイッチ10はコイルバネ22に抗して下
方に逃げる。マガジン3が上昇すれば、コイルバネ22
によりスイッチレバー10bが再びクリンチャ部1より
も上方に上昇し、綴り済みの被綴り材9を取り出すこと
により、コイルバネ22の復元作用によりスイッチ押し
片20は再び入力スイッチ10aの可動接点部15から
離反する。
このように、ホッチキスのクリンチャ部1とスタートス
イッチ10の位置は前後に整合し、被綴り材9を押し込
んでスタートスイッチ10の被綴り材受け部21に当た
っても、その端部がスタートスイッチ10にぶつかる部
位と綴り部位とがマガジン3の下方にあって、これらの
部位を結ぶ方向は押し込み方向と一致するから、被綴り
材9が回動することがない。したがって、常に正確な綴
りを達成することができる。
なお、第4図(a)(b)のスイッチレバー10bの被綴り材
9の受け部21には、被綴り材9の角部9aを逃がす角
逃がし部23が形成されている。この構成により、被綴
り材9を充分に綴り可能な位置まで押し込むことができ
るから、被綴り材9の角部9aを良好に綴ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電動ホッチキスの斜視図、第2図
は上記電動ホッチキスのスタートスイッチの斜視図、第
3図は上記スタートスイッチの分解斜視図、第4図(a)
(b)はスイッチレバーの上端の他の実施例の斜視図であ
る。 符号1……クリンチャ部、2……基台、3……マガジ
ン、4……電動モータ、9……被綴り材、10……スタ
ートスイッチ、10a……入力スイッチ、10b……ス
イッチレバー、21……被綴り材受け部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端にクリンチャ部を有する基台と、後端
    が上記基台に対し回動可能に枢支され且つ回動時に上記
    クリンチャ部に向けてステープルを打ち出すマガジン
    と、上記マガジンを回転駆動する電動モータとを備える
    電動ホッチキスにおいて、 上記基台の上記マガジンの下面に対向し且つ上記クリン
    チャ部の後方に対応する位置には、上記基台上に固定さ
    れた入力スイッチと該入力スイッチの入力動作をするス
    イッチレバーとを備えるスタートスイッチを配設し、上
    記スイッチレバーを上記基台上に前後及び上下方向に移
    動可能に設け、該スイッチレバーを常時は入力スイッチ
    から離反し且つ前記クリンチャ部より上方に突出する方
    向に付勢し、且つ被綴り材と接触時に入力スイッチを押
    圧し、マガジン回動時にマガジンの下面に押圧されて下
    方に移動するように配置したことを特徴とする電動ホッ
    チキスにおけるスタートスイッチ。
  2. 【請求項2】前記スイッチレバーの被綴り材の受け部に
    は綴り材の角部を逃がす角逃がし部を形成した請求項
    (1)記載の電動ホッチキスにおけるスタートスイッチ。
JP3846589U 1989-03-31 1989-03-31 電動ホッチキスにおけるスタートスイッチ Expired - Lifetime JPH065094Y2 (ja)

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JPH02130778U JPH02130778U (ja) 1990-10-29
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JPH02130778U (ja) 1990-10-29

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