JPH06509461A - 丸みのある魚を切断及び清浄するための方法及び装置 - Google Patents

丸みのある魚を切断及び清浄するための方法及び装置

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JPH06509461A
JPH06509461A JP4504878A JP50487892A JPH06509461A JP H06509461 A JPH06509461 A JP H06509461A JP 4504878 A JP4504878 A JP 4504878A JP 50487892 A JP50487892 A JP 50487892A JP H06509461 A JPH06509461 A JP H06509461A
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fish
abdomen
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throat
head
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マッティアソン,アスゲイル
クリスティンソン,シグルドゥール
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ヨーナタン,ホー.エフ.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 丸みのある魚を切断及び清浄するための方法及び装置本発明は、丸みのある魚す なわちタラなどの実質的に丸い横断面をもつ魚を自動的に洗浄するための装置及 び方法において、魚をつかんでからこれをまず頭の後ろにおいて腹部から横方向 に次に長手方向に腹部まで切り開き、最終的に内臓を除去する装置及び方法に関 する。
現在、魚の洗浄は、漁船の船上で大部分が行なわれている。この洗浄(ノドを切 り開き内臓を除去すること)は長い聞手で行なわれてきた。しかしながら近年に なって、このエネルギーも時間もかかる手作業をひき受けるよう設計された機械 及び装置が利用できるようになった。これらの機械は、ノド及び腹部の切開及び 内臓の除去を一回の同じ作業で行なうよう設計されてきた。しかし、満足のいく 結果が達成されていないというのが一般的な見解である。ノド切りすなわちノド 及びノドの腫の切断、胃袋に対し横方向の胃袋切断、特に長手方向での腹部切開 すなわちノドから後方へ肛門に至るまで魚を切開(ことは、この装置では充分精 確に行なわれなかった。しかしこの切断を適切に実施することは、魚の品質に大 幅に影響を及ぼし魚が不適切に切開かれている場合には魚肉が台無しになり魚の 価格が下がることになりかねないことから、きわめて重要な問題なのである。そ の上このことは魚の内臓をさらに加工する可能性に対し影響を及ぼしつる。魚は 、ノドに対し横方向にすなわち魚の長手方向軸に対して直角に及びその腹部に対 して長手方向に切り開かれなくてはならない。
この種の装置及び方法について記述している米国特許第3.510.910号及 び4.979.268号、ドイツ特許第3.327.968号及び英国特許第1 、358.851号といった特許を参照されたい。
手で魚のノドを切りその内臓を除去することは時間のかかる作業である。熟練し た作業員であれば、連続的に作業をした場合1分に5〜7尾の魚を処理できると 仮定されている。実際には、これは1分あたり最高3〜4尾の魚を意味している 。以下で記述する発明は、ノド切りすなわちノドと胃袋の切開及び腹部切開すな わちノドから後方へ肛門までの魚の切開及び内臓のそぎ落しを手でない手法で行 なうための装置及び方法に関する。魚は、装置内にまず頭から先に腹部を上向き にして挿入され、その眼窩にてつかまれ、かくして機械の中を引っ張られる。ま ず第1に魚はその長手方向軸に対して横方向に、ノドとノドの腫を切る装置を通 過して誘導され、次に眼のくぼみホルダー内で頭を先にして腹部を上向きにして 90°回転させられる。その後、魚の腹部は腹部切断ナイフで魚の肛門までまっ すぐ後ろに切開され、最終的に内臓が洗い出され切り離されてから魚は機械の外 へ落とされてさらなる加工を受けることになる。
以下に記述するこの方法及び装置を用いると、1分あたり最高20〜30尾の魚 を処理することが可能になる。
本発明の目的は、異なるサイズのタラといった魚のノドを切り内臓を除去するた めの装置及び方法において、単純かつ迅速でしかも可能なかぎり最高の品質か得 られるような形でナイフその他の装置の調整又は再配置を必要とせずに精確なノ ド切り、腹部切開及び内臓の洗浄を行なうことのできる方法及び装置を提供する ことにある。
本発明のこの目的は、添付のクレーム、第1項から15項の特徴づけ項において 開示されている装置及び方法によって得られる。
本発明は、添付図面を参考にしながらさらに詳しく記述される。
図1は、装置の一実施態様の側面図である。
図2は、装置の第2の実施態様の側面図である。
図3は、挿入手段及びノド切り手段の一実施態様を示す。
図4は、ノド及び頚部の切断手段の一実施態様を示す。
図5は、ノド及び頚部の切断手段の運動を示す。
図6は、魚つかみ用手段を示す。
図7は、魚つかみ用及び挿入用手段を示す。
図8は、腹部切断及び内臓抜きの間の魚の配置を示している。
図9は、腹部切断手段及び内臓そぎ落し手段との関係における魚の配置を示す。
図1Oは、内臓そぎ落し手段を示す。
図11は、補給用溝路を示す。
図12は、内臓スクレーパの端部を示す。
図13−17は、内臓そぎ落し手段の運動を示す。
図18−21は、装置内を通って搬送される魚との関係における内臓そぎ落し手 段の運動を示す。
図22−23は、補給用溝路を示す。
図24は、内臓そぎ落し手段を示す。
図1及び図2は、2つのスプロケット16.17のまわりを回転させられ上向き にほぼ水平なコンベヤベルトを形成するエンドレスチェーン15を含む装置の一 実施態様の主な特徴を示している。保持及び締めつけ用装置(サドル)2がこの チェーンにとりつけられており、チェーンが電動機により前方に動かされた時点 で、前記保持・締めつけ用装置は挿入手段3内に挿入され、ここで保持・締めつ け用装置は眼で魚をつかみ、眼のくぼみでそれを保持し、機械の中をさらに引っ 張っていく。まず第1に魚は、その腹部を上向きにしてその長手方向軸に対して 横方向に引張られる。このとき魚は、その中央で保持・締めつけ装置(サドル) 2のすぐ後ろに置かれたレスト71によって支持されている。魚は、ノド切りナ イフ4、膜ナイフ5及びうき袋ナイフ7を通過して引張られる。ノド切断が行な われた時点で、魚は、ピボット6を中心にしてサドルの90°回転だけ回転させ られ、かくして魚の頭は前方を向き腹部は上向きになる。魚はさらにコンベヤベ ルトによって引張られ、その腹部が溝路9の中へ落下するようにスプロケット1 7のまわりを回転させられ、腹部を拡大してそれをノドから後ろ向きに肛門まで 切り開く腹部切断ナイフ10に向かって誘導され、その完了時点で魚はさらに内 臓スクレーパ11゜100まで引張られる。内臓スクレーパは魚の腹部から外へ 内臓をそぎ落し魚から内臓を切り離し、その後で保持・締めつけ装置が、この保 持・締めつけ装置(サドル)から魚を解放するサドルオープナ−13及び離脱装 置14に接近し、かくしてサドルはコンベヤベルトと共にさらに動くことができ 、新しい魚を加工のために受け入れることができるようになる。
図2は、図1に示されている手段とはやや異なる内臓そぎ落し手段11の一実施 態様を示している。
図3は、挿入手段3及びノド切りナイフ4. 5. 7の一実施態様を示してい る。挿入手段3は実質的に、アイフック21を端部に伴うアーム20といった構 成要素を含んでいる。このアイフック21は、魚が挿入手段内に誘導されると直 ちに魚の眼の中に進入し、サドルのアイビン22は魚の眼の中に進入してアイフ ックの上に閉じる。バックプレートと保持用プレー1−19.25は魚を挿入レ スト内へと誘導する。保持用プレート25は、魚か横方向前方に引張られた時点 で上昇させられる。別のオープナ−26か、保持用プレートのロックを開放する 。サドルか保持用プレート内でさらに引っ張られると、前記保持用プレートはも ち上げられ、誘導用装置27が、上下運動用ロッド30のための誘導用ビン29 に向かって誘導される。このロッドは同時に切断用装置4を持ち上げ、この切断 用装置はベース31上でシャフト32のまわりで回転している。上下運動用ロッ ド30は魚のアゴを押すと同時に、魚のノドが切られるノド切り装置38〜41 に向かって魚の動きを誘導し、魚はさらに可動式の細長く湾曲した平たいナイフ 5(膜力ツタ−)まで引張られ、このナイフ5はさらに魚の膜及び胃袋の内部ま で切り下げる。鋭い縁部37をもつ膜力ツタ−は、魚のノドの中の膜を切り、胃 袋は胃袋ビン43によって持ち上げられ、胃袋ナイフ44が胃袋まで横方向に切 り入れる。この時点で、膜ゆるめ装置が切断中に膜をゆるめることによって補助 を行なう。上下運動用ロッド30と平行に、頚部面42が存在し、この面上に魚 の後頚部が頚のすぐ後ろで支持され、この面は魚のこの部分をノドカットにおい て上向きに押す。いわゆる上下運動ロッド30は魚のアゴ上に突き当たるように され、かくして魚のノドに向かって適正な高さで正確にノド切りナイフを誘導す ることになる。
図4は、ノドナイフの一実施態様を示している。ナイフは、アーム33上で上下 に動くことのできる上下運動用ロッド30の上に置かれている。ノドナイフ39 はシャフト50のまわりで回転できる。ナイフの端部47は魚の腹部の最前方点 の下で動かされ、ナイフの切刃は頚部を切り開く、回転アーム41を伴ういわゆ るラップウィング40が、ナイフと同じ平面内に旋回点がある状態で上下運動用 ロッド上にとりつけられている。切断用ナイフにとりつけられている誘導用トラ ック48上の表面46に沿って滑動するガイドビン147がナイフの開放を制御 する(図5参照)。このナイフの設計により、頚部のその他の部分が切断されな いような形でノドを切り開くことができる。
図5は、ノド切りが行なわれている時点で、切断用ナイフとラップウィングが、 移動、回転させられているときにいかに相互作用するかを示している。
図6は、サドル2、サドルビン67、及び閉鎖用装置66、68ならびにそのベ ース69.70、そして、腹部切断の前及び間に魚か長手方向に搬送されている ときにこの魚を支持するこの後ろのサポー1−71の設計を示している。
図7は、固定用装置2と相互作用する挿入手段3の設計を示す。
図8は、眼53を通して保持・締めつけ手段2の中に締めつけられた魚52を示 している。魚は、ノド切断に用いられる切断用ナイフに対して頚部の背をもち上 げて押しつける頚部プレート又はレール42によって頚部の背で支持されている 。切断用ナイフを通過して魚か動かされた時点で、レスト又はロッド71は、魚 の動きがサドル2の動きと調和させられていることから、魚の側面上に突き当た る。上下運動用口・ノド30は、もち上げることのできるロッド33の端部に置 かれたノドナイフ4かノド54を切断し次に続く膜ナイフが膜をさらにノドの下 へと切り下げることかできるように、魚のアゴに対し突き当たる。
図9は、魚の眼53を通してサドル2内に締めつけられている魚52を示してい る。魚は、スプロケット17の片端で誘導用溝路9の中に置かれている。ノド5 4は切り開かれ、かくして腹部は前方で開放しており、そのため腹部ビン57の 端部55は魚の腹部内へ誘導され得、又腹部ナイフ56は魚かさらに搬送された 時点で魚の腹部を切断することかできるようになっている。ビンは、腹部開口部 内に誘導されると同時にもち上げられる。このとき、魚は腹部切断ビンに沿って さらに引張られ、魚の胃袋は、魚かその内臓をそぎ落す内臓そぎ落し手段100 を通過し最終的に魚から内臓をゆるめ去る装置を通過してさらに引張られるのと 同時に拡大される。
図10は、端部105で接合されたいわゆる内臓スクレーパ111である、U字 形アームを含む内臓そぎ落し手段100を示している。一対の内部アーム又はナ イフ106 (ならびにこの図では示されていない一対の外部アーム107)が 内臓スクレーパを取り囲んでいる。内臓スクレーパ105の端部は継手機構11 3のまわりで回転させることができ、内側端部上で切刃を備えている。アームは 、内部アーム及び外部アームが両方共水平及び垂直方向に回転されつるのに対し て内臓スクレーパが水平面内で回転されうるベース161に対して連結されてい る。内臓そぎ落し手段100にはさらに、魚の腹部内への内臓そぎ落し手段の挿 入が魚のサイズに応じて自動的に調整されるように、調整用機構が具備されてい る。一般にこの調整用機構は以下の要領で作動する:すなわち、保持・締めつけ 用装置2の上に、湾曲した誘導用溝路171が置かれる。湾曲した誘導用溝路が 誘導・持ち上げ用アーム172の下を通りこのアームとかみ合わせられると、こ の溝路は一定数のアームを介してさらにもち上げられ、内臓スクレーパを持ち上 げる。固定用部材156に連結されているサイズ調整装置179は、アーム機構 に対する吊上げアーム172の結合を遅らせかくして内臓スクレーパの持上げを 遅らせるべく、調整用アーム173の下で調整用装置を魚の鼻部が持上げた時点 で、開放する。
図11及び図22−23は、誘導用アーム20の端部においてアイフック21に 向かって魚を誘導するための補給用溝路251を示す。魚は、頭を先に腹部を上 向きにして誘導用溝路の中に置かれている。魚は、アイフックに向かって回転さ せられその眼がアイフックと係合されうるように溝路に連結されたロックを開放 する固定用ゲート253にその鼻部か突き当たるまで、アイフックを通過して溝 路に沿って誘導される。
図12は、内臓スクレーパ111の端部105及びその内側V字形切刃104を 示す。
図13−17は、内部アーム及び外部アームとの関係における内臓スフレーバの 動きを示す。
図18−21は、魚の体内を通過する間の魚との関係における内臓スクレーパの 位置及びその動き及び内臓抜き作業を示している。
図24は、内臓スクレーパ、内部及び外部アームならびに、ナイフの下向き及び 外向きの運動において腹部の外側面を支持するための外部アームを具備した支持 用プレート107を示す。
上述の発明は、基本的考え方から原則として逸脱することなく数多くの異なる方 法で実施することができる。−例を挙げると、他の部分は魚との関係において垂 直及び水平に前方へと動かされている状態で、魚はその頭を上向きに尾部を下向 きにして、懸垂状態に保持されていてもよい。
°\ ′ つ 、ψ L 10 一\ i ) 、 ≧ 特表平6−509461 (6) 刃 6つ 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成5年8月9日

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.タラなどの魚を自動的に洗浄するための方法であって、魚をつかみ次にまず は魚の腹部から頭の後ろに横方向にそしてその後腹部に沿ってその長手方向に切 り開き、最後に内臓をとり除くことを含む方法において、魚は、その腹部を上に して中を通る軸を実質的に中心にして回転可能な形で保持されている状態で眼窩 においてつかまれること、又魚はその軸に対して平行に移動させられ、魚の頭を 後方に押すアゴ持ち上げ手段に向かってその背が支持された状態でかつ魚を横方 向に切断するためののど切り手段を通りすぎるように運動させられること、次に 魚はかくして後方に曲げられ、魚の連続した前進運動中腹部の内側に沿って魚の 中へと通る腹部拡大手段及びこの腹部拡大手段と直接連結して長手方向に腹部を 切り開くナイフと係合するよう運動させられること、次に魚は切り開かれた腹部 が前方を向いた状態で自由に下にぶら下がってさらに運動させられること、そし てその後内臓は、内臓そぎ落し手段上で魚を引張ることによって引き出されるこ とを特徴とする方法。
  2. 2.タラなどの魚を自動的に洗浄するための装置において、頭のアゴ部分が上を 向いた状態で自らの運動方向に対して横方向に魚の頭を向けるための魚頭方向づ け手段、及び魚の眼のくぼみと係合し眼のくぼみを通って横方向に延びる1本の 軸を中心にして回転する形でコンベヤの運動方向に頭を保持するためのつかみ用 手段、魚の重心の前で魚の長手方向に対して横方向に延びる1本のラインに沿っ て実質的に魚を支持するための背支持手段、魚の連続的前進運動中横方向に魚の のどを部分的に切断するためののど切り手段、のど切り後コンベヤに対して直角 に延びる軸との関係において約90°つかみ用手段を回転させ、このとき魚の頭 部が運動方向において最も前方にあるようにする手段、コンベヤの底側への魚の 移送中長手方向に腹部を切り開くための腹部切り開き手段及び内臓そぎ落し手段 を有するエンドレスコンベヤが含まれていること、又魚は、コンベヤより下に自 由にぶら下がっている一方で内臓そぎ落し手段に対して引っ張られその上を滑動 させられることを特徴とする装置。
  3. 3.魚頭方向づけ手段には、つかみ用手段の径路にすぐ隣接した1つの位置まで 延びる実質的に水平な補給用プレート、タラの頭に対応する狭窄する通路を構成 し補給用プレートからつかみ用手段の径路内へと頭が突出している状態で魚を停 止させるための突当たり手段を有する第1及び第2の実質的に垂直な誘導用プレ ートが含まれることを特徴とする、請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 4.第1の誘導用プレートがつかみ用手段との関係において最も前方に位置づけ されこれらの手段の通過のためのスロットを有する一方、もう1つの誘導用プレ ートはつかみ手段により起動された時点でこのつかみ手段の径路から離れるよう に揺れるよう弾性的かつ柔軟に吊り下げられていることを特徴とする、請求の範 囲第3項に記載の装置。
  5. 5.つかみ用手段には、魚の一方の眼のくぼみの中を通って及びもう一方の眼の くぼみから外へと通過するよう適合されているテーパーピン、ならびに、テーパ ー付き端部が魚の体内を通りもう一方の誘導用プレートが離れるように揺れた時 点でそのテーパー付き端部でピンに対し直角に揺れるためのバネバイヤス式の固 定用フラップが含まれていることを特徴とする、請求の範囲第4項に記載の装置 。
  6. 6.のど切り手段には、第1の取り外し可能な形で取りつけられた分岐ナイフと 第2の固定した細長く取り外し可能な形でとりつけられた湾曲したナイフが含ま れ、この第1の分岐ナイフはV字形をしておりそのV字形内側部分に鋭い切刃が 備わりその1つの自由端部を中心にほぼ水平な平面内で回転可能であること、さ らにのど切り手段には、同じ平面内で回転可能でありかつ誘導用溝路を介してV 字形ナイフと相互作用ししかもそれに対してほぼ直角にその自由端で突出する湾 曲したロッドが備わっている誘導用装置が含まれていることを特徴とする、請求 の範囲第2項乃至第5項のいずれか1項又は複数項に記載の装置。
  7. 7.のど切り手段が、突当たり手段により起動された時点で各々の個々の魚との 関係において所定の位置へと押し下げられる継手機構に対し締めつけられており 、適正な位置はあご誘導プレートによって決定され、このあご誘導プレートに対 して魚のアゴ部分が押しつけられて同時にこのプレートを持ち上げるようになっ ていることを特徴とする、請求の範囲第6項に記載の装置。
  8. 8.腹部切断手段には、魚の腹部がそれに向かって引張られるような湾曲した固 定溝路が含まれており、溝路の長手方向は魚の径路に従っており、溝路の形状は 魚の腹部を外向きにかつコンベヤから離れる方向にやや前方に拡大させること、 腹部切断手段にはさらに、固定溝路の放出端部の直ぐ下流に位置づけされ横方向 ののど切りを介して魚の通過中に魚の腹腔内へと入りしかも長手方向に腹部を切 り開くべく固定したナイフの通過中魚の腹部を支持するように適合されている腹 部拡大手段が含まれており、ここで魚の尾部は自由に曲がることができかくして 魚の肛門における腹部拡大手段の自動的撤去を可能にしこの位置での切断を停止 させることを特徴とする、請求の範囲第7項に記載の装置。
  9. 9.それに対して魚が引張られそれに沿って滑動させられる内臓そぎ落し手段に は、第1及び第2の水平軸を中心にして可動であるU字形内臓スクレーパが含ま れ、その端部には内部V字形切断手段が具備され、この端部は第2の水平軸を中 心にして回転可能であり、その2つの外部アーム及び2つの内部アームは水平方 向及び垂直方向に可動であることを特徴とする、請求の範囲第2項乃至第8項の いずれか1項又は複数項に記載の装置。
  10. 10.魚は頭を最初にして腹部を下方にして内臓そぎ落し手段に向かって動かさ れ、内臓スクレーパが第1の位置において腹部内へ挿入されそのU字形端部が魚 の背と突合せ係合状態に位置づけされ、内部アームは外部アームが腹部の内側表 面と係合しこの表面を支持するのと同時に腹部の内側表面と係合されること、魚 の連続的な前進運動の間、スクレーパの特定の第2の位置において、アームは魚 との関係において下向き及び外向きに動かされて、内臓スクレーパが背から内臓 を切りとるのと同時に腹部の側面から内臓を切りとること、スクレーパの特定の 第3の位置においてその端部が腹部の底面に達した時点で、スクレーパは約18 0°回転し端部の内側の切刃が内臓を腹部から完全に切り離すことを特徴とする 、請求の範囲第1項に記載の自動的に魚を洗浄するための方法。
  11. 11.魚及びその動きとの関係における内臓スクレーパの位置が魚の眼又は鼻部 との関係において制御されることを特徴とする、請求の範囲第10項に記載の方 法。
  12. 12.内臓そぎ落し手段のアームは、魚に沿って水平面から約35°下向き及び 外方へ動かされることを特徴とする、請求の範囲第10項に記載の方法。
  13. 13.内臓そぎ落し手段には、水平軸を中心にして約180°動くことができる U字形内臓スクレーパが含まれ、一方その端部は継手機構を介して水平軸を中心 に約180°動くことができ、この端部には内側に、垂直軸及び水平軸を中心に 動くことのできる一対の内部及び外部アームを伴うほぼV字形の切刃が具備され ており、内臓そぎ取り手段の運動は魚の眼又は鼻部との関係における装置内の魚 の位置と同期化されていることを特徴とする、請求の範囲第2項に記載の装置。
  14. 14.第1の特定の位置に置かれた誘導用溝路、この誘導用溝路をゲートが開放 された時点で第2の定位置まで動かすための前記溝路に連結された固定用ゲート を伴う補給用機構が含まれ、溝路に沿って動かされる魚はつかみ用手段によって 係合されることを特徴とする、請求の範囲第2項に記載の装置。
  15. 15.魚は、その眼を通してつかまれ、その頭を上向きに尾部を下向きにして垂 直位置にぶら下がり、内臓そぎ落し手段は垂直平面内で上下に動かされる、請求 の範囲第1項乃至第14項の少なくとも1に記載の魚を自動的に洗浄するための 方法及び装置。
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