JPH06508623A - 抗ウィルス剤としてのインフルエンザウィルスのm−蛋白質ペプチド - Google Patents
抗ウィルス剤としてのインフルエンザウィルスのm−蛋白質ペプチドInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
抗ウィルス剤としてのインフルエンザウィルスのM−蛋白質ペプチド発肌幻宵景
発肌q技丑分野
本発明は、ペプチドに基づく抗ウィルス剤およびその使用に関するものである。
より詳細には本発明は、配列においてインフルエンザマトリックス蛋白質の領域
に実質的に対応するペプチドに基づいた抗ウィルス剤に関するものである。
従来技五〇賑盟
インフルエンザウィルス、すなわち一本1jRNAウイルスの種類は、世界中で
重大な呼吸病を発生させ続けている。A型インフルエンザウィルスは、特に長両
にて肺炎および死亡をもたらす、B型インフルエンザウィルスはA型よりも弱年
層に感染する傾向を有し、レイ症候群と関連する。抗原ドリフトによりB型イン
フルエンザウィルスは全ゆる年齢層にて病気を発生させつる。インフルエンザの
経済的コストは相当なものである:米国にてインフルエンザに基づく病気の年間
経費は46億ドル〜100億ドルであると推定される。
インフルエンザは些細な病気でない。典型的なインフルエンザの場合は発熱、喉
啜れおよび数日間の倦怠感に続く平穏な回復に限られるが、より重大な肺病、−
次的ウィルス性肺炎または二次的細菌性肺炎も生しうる〔アトバイザリ−・コミ
ティ・オン イミュニゼーション・プラクチス、MMWR1第35S、第317
〜331頁(1986))、長両者または心肺病もしくは他の慢性肺病に罹1色
した患者は特に危険である。
インフルエンザに対する唯一の有効な抗ウイルス薬剤はアマンタジンまたはその
近緑のリマンタジンである。これら薬剤はインフルエンザに対し極めて有効であ
るが、A型インフルエンザウィルスによって発生した病気にしか有効でなく、極
めて高い罹1色率および死亡率の危険にある群の個人、すなわち長両者において
は充分に耐えられない。低い腎クリアランスを有する個人の場合、薬剤が蓄積し
て痙tを引起こすこともある。他のCNS作用はふらつき、眩量および集中性に
おける問題である〔同上;並びにドリノおよびヘントレイ、「インフルエンザの
管理に関する諸選択」、ケンダおよびバトリアル力(編)、アランR,リス・イ
ンコーポレーシッン社、ニューヨーク(1986L第317〜326頁〕、さら
に、この薬剤は予防剤として最も効果的に作用し、したがってインフルエンザに
よる実際の感染がなければ副作用の危険を伴う。米国における過去10例のイン
フルエンザ流行のうち4例にて主たる流行病の原因であったB型インフルエンザ
では相当な罹患率および死亡率も生ずる(MMWR1第35巻、第470〜47
9頁(1986))。
本発明は、ウィルス転写を標的として機能する抗ウィルス剤を提供する。これう
薬剤はインフルエンザウィルスに対し特異性であるだけでなく、インフルエンザ
ウィルスの表面抗原、すなわちヘマグルチニンおよびニューラミニダーゼに関連
した抗原シフトおよびドリフトも存在しない、したがって、これら抗ウィルス剤
はA型およびB型インフルエンザウィルスの転写を抑制すると共に、人間および
動物の病気の原因となるパラミクソウィルスおよびラブドウィルス群を包含する
他の陰性ストランドウィルスのRNAポリメラーゼにも拡大しうる広範なスペク
トルを存する。
M、(「マトリックス蛋白質」)はインフルエンザとりオンの主たる構造成分で
あって、全ウィルス蛋白質の約30%を構成すると共にエンベロブも表面糖蛋白
質とりポヌクレオ蛋白質複合体との間の重要位置を占める〔パイロロジー、第4
2巻、第890〜904頁(1979))、M、はりボソームまたは平面パイレ
ーヤー脂質膜のいずれかとしてパイレーヤー中に混入する(D、J、ブハー等、
j、パイロロジー、第36巻、第586〜590頁(1980);D、J、ブハ
ー等、インターパイロロジー、第14巻、第69〜77頁(198B)、および
M、 W、カーノ等、J、クリニカル・マイクロバイオロジー、第16巻、第1
15〜122頁(1982))。
Mlはインフルエンザウィルス転写を抑制することが示されており、この活性は
15kdアミノ末端断片に位置することが示されている〔ザボナルイエフおよび
ゲーンドン、J、パイロロジー、第33巻、第583〜586頁(1980);
およびZ、イエ等、J、パイロロジー、第61巻、第239〜246頁(198
7))、この作用はモノクローナル抗体によって逆転することができるCR。
W、ハンキンス等、ウィルス・ジーン、第3巻、第111〜126頁(1986
))、Z、イエ等(J、パイロロジー、第63巻、第3586〜3594頁(1
989))は転写抑制を検討すると共に、抗−表現型抗体と合成ペプチドとを用
いてRNA結合ドメインを決定した。背景として本出願人等はモノクローナル抗
体(MAb)を用いてMlの免疫蛍光分析を行ない、複製サイクルおよび細胞質
におけるMlとアクチンフィラメントとの結合に際し核へのM、の移動を観察し
たCD、ブハー等、J、パイロロジー、第63巻、第3622〜3633頁(1
989))、M、は、極めて変化しやすい表面抗原へマグルチニンおよびニュー
ラミニダーゼとは異なり高度に保持される。インフルエンザ株A/PR/8/3
4およびインフルエンザ株A/ウドーン/72からのM、におけるアミノ酸配列
の比較は、38年間にわたって変化した7種のみのアミノ酸を示す〔ウィンター
およびフィールズ、ヌクレイツク・アシッズ・リサーチ、第8巻、第1965〜
1974頁(1980)、並びにラムおよびライ、パイロロジー、第112巻、
第746〜751頁(1981))、さらに、これら変化はたとえば1ie−+
A1aおよびArg→Lysのような変化を含み保存性である。ヘマグルチニン
における抗原ドリフトは、A/NT/60/68対A/パンコック779株につ
き見られるように、サブタイプ内でアミノ酸の0.9〜1%/1年の割合で生ず
る〔ハトレストンおよびブラウンリー、ヌクレイツク・アシッズ・リサーチ、第
1O巻、第1029〜1038頁(1982))、A型とB型とのM1間におけ
る全体的配列ホモロジーは54%であると判明した。しかしながら、成る領域に
おいては70%より高いホモロジーが存在する。したがって、広範な活性スペク
トルを有する抗ウイルス性ペプチド(A型およびB型の両者)は、ウィルス転写
抑制活性を有するM1中に存在する保持配列を組込めば生ずると思われる。
M、蛋白質に関する他の研究は、M、が脂質パイレーヤーリポソームまたは平面
膜に組込まれることを示している〔ブハー(1980)、上記〕、インフルエン
ザワクチンを接種した或いは野生型の循環性ウィルスを感染させた臨床患者にお
けるM1成分に対する抗体反応につき研究されている(M、 W、カーフ等、J
、クリニカル・マイクロバイオロジー、第11.11813頁(1982))。
Mlは臨床試料におけるA型インフルエンザウィルスの一般的検出のための有効
な目標となりうることか示されている(D、J、プハー等、J、イミュノロジカ
ル・メリンス、第96巻、第77〜85頁(1987))、Mlの数個の抗原部
位に対するモノクローナル抗体のパネルが開発されて、ウィルス検出に用いられ
ている〔同上;およびり、プハー等、第v11回ウィルス学国際会議、エドモン
トン、カナダ、要約R2328]、本出願人等は、合成ペプチドを用いてM、0
3種の免疫反応性セグメントを位置決定した〔ブハー(1989L上記;および
米国特許第4,981,782号〕。
これら初期の研究は免疫化を介するインフルエンザ感染のメカニズムおよび潜在
的予防につき貴重な洞察を与えているが、直接的な抗ウィルス作用により病気に
介入する薬剤につき重要なニーズが残されている0本発明が解決しようとするの
はこのニーズである。
■桝
以下の引例は本発明者等が集めたものであって、インフルエンザ、インフルエン
ザウィルス、ペプチドの抗ウィルス活性など一般的な主題に関するものである、
これら引例の多くを本明細書の全体にわたって引用する。
1、 ナショナル・アカデミ−・オン・サイエンス、新たなワクチン開発、優先
権の確立、第1巻、米国における重大な病気、ワシントンD、 C,、ナショナ
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V、B、 ダレゴリエフ、S、 M、クリメンコおよびJ、F、デービス、リポ
ソーム中へのインフルエンザウィルス膜蛋白質の組込み、J、パイロロジー、第
36巻、第586〜590頁<1980)。
7、D、J、ブハー、1.G、 h−’J ト、t7:+7、D、K、 ルホフ
、T、■、ピシンおよびH,M、リー、ヒトおよび鳥類から分離されたインフル
エンザウィルスH2(アジア)へマグルチニンの比較研究、インターパイロロジ
ー、第14巻、第69〜77頁(198B)。
8、M、W、カーフ、M、ガラガー、D、プハー、c、p、セリー二およびE、
D、キルボーン、酵素結合の免疫吸着分析によるインフルエンザウィルスのニュ
ーラミーダーゼ−特異性抗体の検出、J、クリニカル・マイクロバイオロジー、
第16巻、第115〜122頁(1982)。
9、A、Y、ザボナルイエフおよびY、Z、ゲーンドン、インビトロにおけるイ
ンフルエンザAウィルスピリオン転写活性およびリマンタジンに対するその感受
性に対する膜(M)蛋白質の影響、J6 バイオロジー、第33巻、第583〜
586頁(1980)。
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,”)フナ−、インフルエンザウィルスのマトリックス(M)IF白質の機能性
および抗原性ドメイン、J、パイロロジー、第61巻、第239〜246頁(1
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A、イシハマ、転写抑制に関与するインフルエンザウィルスマトリックス蛋白質
エピトープのモノクローナル抗体分析、ウィルス・ジーン、第3巻、第111〜
126頁(1989)。
12、 Z、イエ、N、 W、ヘイシーおよびR,R,ワグナ−2抗遺伝子型抗
体および合成ペプチドでマツピングしたインフルエンザAウィルスマトリックス
蛋白質の転写−抑制およびRNA結合性ドメイン、J、パイロロジー、第63巻
、第3586〜3594頁(1989)。
13、 D、ブハー、S、ポプル、M、ハエル、A、ミハイル、Y、F、 ゴン
グ、C,ホワイトカー、E、パオレンチおよびA、シュド、インフルエンザウィ
ルスのM蛋白f(Ml):モノクローナル抗体による抗原分析および細胞内位置
決定、J、パイロロジー、第63巻、第3622〜3633頁(1989)。
14、 G、ウィンターおよびS、フィールズ、Ml中へのインフルエンザDN
Aのクローン化、A/PR/8/34マトリックス蛋白質をコードするRNAセ
グメントの配列、ヌクレイツク・アシソズ・リサーチ、第811、第1965〜
1974頁(1980)。
15、 R,A、ラムおよびC,J、ライ、HINIおよびH3N3株における
インフルエンザウィルス膜蛋白t(ML)アミノ酸配列の保持および第2蛋白質
(M2)をコードするRNAセグメント7の開放読枠、パイロロジー、第112
巻、第746〜751頁(1981)。
16、 J、A、ハトレストンおよびG、G、 ブラウンリー、ヒトインフルエ
ンザAウィルス株A/NT/60/68の核蛋白質遺伝子の配列、ヌクレイツク
・アシッズ・リサーチ、第1O巻、第1029〜1038頁(1982)。
17、 D、J、ブハー、インフルエンザウィルスの主ポリペプチドのクロマト
グラフ分離、ザ・ネガティブ・ストランド・ウィルス、B、 W、J、マーヒー
およびRoD、バリー(編)、第1巻、アカデミツク・プレス社(1975)、
第133〜143頁。
1B、 D、J、ブハー、S、S、L、リ−1J、 M、ケホーおよびE、D。
キルボーン、インフルエンザウィルスワクチンからのへマグルチニンポリペプチ
ドのクロマトグラフ分離およびそのアミノ末端配列の決定、プロシーディング・
ナショナル・アカデミ−・サイエンス、USA、第73巻、第238〜242頁
(1976)。
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ルスからのニューラミニダーゼの精製、ハイオヒミカ・ハイオフィジカ・アクタ
、第483巻、第393〜399頁(1977)。
20、M、ガラガー、D、J、ブハー、R,ドールマスキン、J、F、デービス
、G、ロゼン及びE、 D、キルボーン、遺伝子手法と生化学手法との組合せに
よるヒトインフルエンザウィルスの免疫原二エーラミニダーゼの分離、J、クリ
ニカル・マイクロバイオロジー、第20巻、第89〜93頁(1984)。
21、M、W、カー7、D、J、プハー、A、K、 コウル、G、カリンシュお
よびE、 D、キルボーン、酵素結合免疫吸着分析によるインフルエンザウィル
スM蛋白質に対する抗体の検出、J、クリニカル・マイクロバイオロジー、第1
6巻、第813頁(19B2)。
22、 D、J、 ブハー、I、G、 カリトネンコフ、M、W、カー7、A、
バロ、D、ハロウェイおよびA、ミカイル、M−蛋白質抗原の選択的吸着および
検出によるインフルエンザウィルスの検出、J、イミュノロジカル、メソツズ、
第96巻、第77〜85頁(1987)。
23、 D、プハー、A、ミカイル、S、ポプル、M、バエルおよびC,ホワイ
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迅速検出、第V11回ウィルス学国際会議、エドモントン、カナダ、要約R23
28゜
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れたインフルエンザウィルスへマグルチニンおよびニューラミニダーゼは抗体反
応の刺激において均等であるが対称的種類の感染に対する免疫性を誘発する、J
、パイロロジー、第63巻、第1239〜1246頁(1989)。
44、A、ブレボリアデス、感染細胞の核および細胞質におけるインフルエンザ
ウィルス誘発蛋白質、パイロロジー、第79巻、第449〜454頁(1977
)。
発皿Ω説所
今回、本発明者等は、インフルエンザAマトリックス蛋白質(M、)の148〜
166SJI域に実質的に対応する合成ペプチドがマトリックス蛋白質自身によ
り示されるよりも顕著に高いインフルエンザ転写抑制剤としての活性を示すこと
を突き止めた。−面において本発明は、これら活性ペプチド自身およびその同族
体を提供する。他面において本発明は、これらペプチドを含む抗ウイルス組成物
およびこれら組成物を用いる抗ウイルス療法を提供する。
旧厘匁囚単文説所
添付図面を参照して本発明を説明する。
第1図は抑制活性につき提案したメカニズムを示す本発明によるペプチドの略図
であり、
第2図はM、のポリメラーゼ抑制活性を本発明によるペプチドの活性と比較する
グラフである。
本明細書においては、一般的なしアミノ酸およびアキラルグリシンにつき次の1
文字記号を用いて説明する:
ヱ亙Z伐 土文字記ユ
アラニン A
アルギニン R
アスパラギン酸 D
アスパラギンもしくはアスパラギン酸Bグルタミン酸 E
グルタミンもしくはグルタミン酸 Z
大して一般的でないアミノ酸については3文字コードで示す:D−アラニンにつ
きD−Ala、N−メチルアラニンにつきNMe−Ala、D−アルギニンにつ
きD−ArgおよびN−メチルアルギニンにつきNMe−Arg、これらペプチ
ドは、そのアミノ末端を左側かつ酸末端を右側にした配列で示す。
「アシル」はアルキル含有カルボニル基、たとえばR−C(−0)−を示し、こ
こでRは1〜8個の炭素原子を有するアルキル基は、たとえばメチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、ヘキシル、オクチルなどである。本発明で一般に
好適なアシル基はアセチルである。アシル基は、ポリペプチドの末端アミノ基を
封鎖するために使用される。
「インフルエンザ」は、インフルエンザウィルスの感染によりもたらされる病的
状態を意味する。インフルエンザウィルスにはA型およびB型ウィルスが存在す
る。これらA型およびB型は当業界で認識されている。これらの多数が同定され
ており、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションに存在して入手するこ
とができる。これら代表的な材料は「アメリカン・タイプ・カルチャー・コレク
ション・カタログ・オプ・ストレインII、第4版J (1983)、R,ヘイ
等、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション、ロックビル、メリーラン
ドの第272〜276頁(参考のためここに引用する)に記載されている。
「結合体」とはキャリヤに化学結合した抗原もしくはハブテンを意味し、結合体
は他の基をも含有することができる。
「対応する」もしくは「実質的に対応する」とは、互いに同一であり或いは約4
もしくは5アミノ酸単位以下だけ互いに相違する2種のアミノ酸配列の性質を意
味する。これら配列は、所定位置に異なるアミノ酸を有することにより或いは余
分のアミノ酸を育することにより或いはアミノ酸を欠失することにより相違する
ことができる。好ましくは、これら配列は最高1〜4つの相違点を有する。この
意味での規定に関する説明は次の通りである。
「低級アルキル」とは1〜4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖の飽和炭
化水素基、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル
、イソブチル、5ec−ブチルおよびt−ブチルを意味する。
「マトリックス蛋白質」もしくは「M蛋白質」または「Ml」とは、インフルエ
ンザおよび関連ウィルスの蛋白質成分を意味する。これについては背景の説明に
て詳細に記載されている。
「ペプチド」もしくは「ポリペプチド」という用語は、加水分解に際し2種もし
くはそれ以上のアミノ酸を生成する比較的低分子量の化合物を意味する。
「医薬上許容しうる塩」および「塩」とは、原ポリペプチドの所望の抗ウィルス
活性を保持する塩を意味する。「医薬上許容しうる塩」とは、摂取もしくは非経
口投与などに適し、何ら望ましくない毒物学的作用を与えない塩を意味する。
この種の塩および医薬上許容しうる塩の例は(a)無機酸、たとえば塩酸、臭化
水素酸、硫酸、燐酸、硝酸などで生成される酸付加塩;および有機酸、たとえば
酢酸、修酸、酒石酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、グルコン酸、クエン酸
、リンゴ酸、アスコルビン酸、安息香酸、タンニン酸、アルギン酸、ポリグルタ
ミン酸、ナフタレンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、ポリガラクチュロン
酸などで生成される塩; (b)−価および多価金属陽イオン、たとえばナトリ
ウム、カリウム、亜鉛、カルシウム、バリウム、マグネシウム、アルミニウム、
銅、コバルト、ニッケル、カドミウムなどとの塩;またはN、N’−ジベンジル
エチレンジアミンもしくはエチレンジアミンから生成される有機陽イオンとの塩
ヨ並びに(C)たとえばタンニン酸亜鉛塩などの上記(a)と(b)との組合せ
を包含する。
「保持的1換」とは、ペプチドの抗ウィルス活性もしくは抑制活性を阻害もしく
は減少させないペプチドにおけるアミノ酸置換を意味すべく使用される。
ニプチ上
本発明のペプチドは、インフルエンザAマトリックス蛋白質の148〜166領
域に実質的に対応する。原材料におけるこの領域は次の配列;C−A−T−C4
−Q−I−A−D−3−Q−H−R−3−1’1−R−Q−1’l−Vを有する
。
ペプチドは、次の特徴を存するならば、この領域に「実質的に対応する」と規定
される:
1個もしくは2個のアミノ酸残基により離間した原148および151C残基に
対応する第1および第2C残基と、1個もしくは2個のアミノ酸残基により離間
した原159および162H残基に対応する第1および第2H残基とを有し、4
〜7個の残基が第2C残基と第1H残基との間に位置し、さらに第2H残基を越
えて少なくとも約1〜7個までのアミノ酸残基を含み、さらに全部で12〜20
個のアミノ酸を有し、その少なくとも75%が原材料に存在する同し配列(欠失
及び付加を許容する)における原材料のアミノ酸である。
これら基準を用い、アミノ酸は次のように規定することができる:AAa 1−
AAa2− AAa3−CI −AAbl−AAb2−C2−AAcl −AA
c2− AAc3−AAc4−AAc5−AAc6−AAc7−Hl−AAdl
−^Ad2−H2−AAel−AAe2−^Ae3−AAe4−AAe5−AA
e6式中:
AAalは欠失するか或いはGまたはGに関する保持的置換、たとえばAもしく
はLであり;
AAa2は欠失するか或いはLまたはLにつき保持的置換、たとえば■もしくは
■であり;
AAa3は欠失するか或いはVまたは■につき保持的置換、たとえばI、Lもし
くはAである。
好ましくはAAal、2および3の全てが欠失し、この場合は必要に応じCにて
遊離したNHよ基はアシル化することができる。
AAblは欠失するか或いはAまたはAにつき保持的置換、たとえばD−ala
もしくはNMe−alaであり;
AAb2は欠失するか或いはTまたはTにつき保持的置換、たとえばSである好
ましくはAAblおよびAAb2の少な(とも一方、より好ましくは両者が存在
し、それぞれAおよびTの原型で存在する。
AAclはEであるか或いは欠失し、または已につき保持的置換、たとえばDで
あり;
AAc2はQであるか或いは欠失し、またはQにつき保持的置換、たとえばNで
あり;
AAc3は■であるか或いは欠失し、またはIにつき保持的置換、たとえばLも
しくはVであり;
AAc4はAであるか或いは欠失し、またはAにつき保持的置換、たとえばLで
あり;
AAc5はDであるか或いは欠失し、またはDにつき保持的置換、たとえばEで
あり;
AAc6はSであるか或いは欠失し、またはSにつき保持的置換、たとえばAも
しくはTであり;
AAc7はQであるか或いは欠失し、またはQにつき保持的置換、たとえばAも
しくはNである。
好ましくは、これらAAc隣接アミノ酸の0〜4個は省略され或いはこのAAC
配列における最高1個もしくは2個のアミノ酸が置換される:AAdlはRであ
るか或いは欠失し、またはRにつき保持的置換、たとえばAもしくはKであり;
AAd2はSであるか或いは欠失し、またはSにつき保持的置換、たとえばAも
しくはTである。
好ましくはAAdlおよびAAd2の少なくとも一方がその原型で存在する。
より好ましくは、両者がその原形に存在する。
AAelはRであるか或いは欠失し、またはRにつき保持的置換、たとえばD−
argもしくはKであり;
AAe2はQであるか或いは欠失し、またはQにつき保持的置換、たとえばAも
しくはNであり;
AAe3はMであるか或いは欠失し、またばMにつき保持的置換、たとえばAで
あり;
AAe4はVであるか或いは欠失し、または■につき保持的置換、たとえば■、
LもしくはAであり;
AAe5はTであるか或いは欠失し、またはTにつき保持的置換、たとえばSで
あり;
AAe6はTであるか或いは欠失し、またはTにつき保持的置換、たとえばSで
ある。
少なくとも1個、好ましくは4個のAAeアミノ酸が存在すれば好適である。
これらペプチド配列自身の他に、ケトメチレン−およびヒドロキシエチレン−含
有ペプチドも使用することができ、同様にこれら化合物の医薬上許容しつる塩も
可能である。
1群の好適配列を第1表に示す。
:I:I:I ゴ :I :! ッ :I ス コ ッ ゴ ッ ゴooooo
aooooaaa<
匡 匡 匡 工 匡 匡 【 筐 匡 ζ に 匡 く cIエエエエ=工==
エエ=:I
CnvJtn の の の の ψ の の く1 の の匡 a: 匡 C!
: 匡 ご 匡 ;:;〈 匡 C区エエエエエ=エエエエエエエI
oooao<ooooaoo。
tu w uu w < tu w tu 111 1JJ tu w us
wO口C)C)C)000口QC)OOC))−1−←4J←←μ←←←←ト←
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0: a:c −ソ 匡 匡 匡 匡 匡 に 匡 に 匡 C工 工===
エエーエエエエ=工工
%0 の ψ ψ ψ 勢 ψ′ の ψ ψ の の φ ←l ψC匡 A
−ソ − 匡 = 【 匡 Cに ;【【エ エエ==工==== 工=:=
工
舊(<<<<<<<<<<<<<<
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く
<<<<<<<<<<<<<<
j −) ) > > > > ) ) ) >:Iスコツココ2ツツx2@
C1、C2、H及びH2アミノ酸残基を含むこれらペプチドが極めて活性である
理由の一つの説明は、亜鉛と結合して亜鉛フィンガーと呼ばれるフィンガーを構
成し、次いでRNAに結合することである。第1図は、Mlの環148〜166
領域におけるペプチド(ペプチド6)のこの亜鉛フィンガーの配列を示す。
ペプチドの人 および
ペプチドは、ベックマンモデル990C型自動化ペプチド合成装置または多重ペ
プチド合成装置(アムリット・シュド、P、I、SRIインターナショナル社に
より設計、16ペプチドを同時に合成する能力を存する)にてポリスチレン樹脂
に結合した市販のt−BOCアミノ酸と、次の側鎖保護基:AspおよびCIU
につき0−ベンジルエステル;ThrおよびSerにつきO−ベンジルエーテル
;Argにつきトシル;HisにつきDNP;Cysにつきp−メトキシ−ベン
ジル;Lysにつき0−クロルベンジルオキシ−カルボニル;およびTyrにつ
き2,6−ジクロルベンジルを有するt−BOC保護アミノ酸とを用い固相技術
〔エリクソンおよびメリフィールド、ザ・プロティン、第1I巻、H2ニューラ
ス編、アカデミツク・プレス・インコーボレーシゴン社、NY、第255〜52
7頁(1976))によって合成することができる。カップリングは全て、樹脂
上のアミノ酸のミリ当量数よりも3モル過剰のt−BOCアミノ酸とジシクロへ
キシルカルボジイミド(DCC)とを用いて行うことができる。AsnおよびG
inの場合は、3モル過剰のt−BOCアミノ酸とDCCとヒドロキシベンゾト
リアゾール(HOBT)とを使用すべきである。掃去剤として0.1%インドー
ルおよび10%アニソールを含有するTFA−CH,CI□ (40%)を、B
OC保護解除に用いることができる0合成サイクルの詳細を第2表に示す。
第2表
2上でペプチドを 上し゛る工 のス ジニール、IJ 濱遁□□□拭圭 侍間
A髭虹
1、 CH2Cl□X3 1. 5
2、40%TFA/CH,CI!予備洗浄 53、40%T F A / CH
z Cl z 304、 CHt Clz x5 1. 55、80%イソプロ
パツール/CI(z C12X3 1. 56、 CH1CI□×31・ 5
7、5%ジイソプロピルエチルアミン/ CHz Clx x2 108、 C
Ht C1,x3 1.5
9、カップリング;3倍過剰のt−BOCアミノ酸、 120CH2CI2 :
DMF (9: l ; v/v)DCC/CH,cl。
10、 CHt C1,x3 1.5
11、 80%イソプロパツール/CH! CI、X3 1.5合成を完了した
後、ペプチドは掃去剤としての10%アニソールおよび1%エタンジチオールの
存在下に4°Cにて1時間にわたり無水弗化水素を用いて樹脂から離脱させるこ
とができる。
HisのDNP基は、20倍過剰のチオフェノールでの処理によるHF開裂の前
に除去される〔スチュワードおよびヤング、固相ペプチド合成(1984)、第
83頁〕、各種の有機副生物は、エーテルでの抽出によりペプチドから分離する
と共に50%酢酸での抽出により樹脂から単離し、水で約5%まで希釈して凍結
乾燥することができる。粗製ペプチドは、バイダック15〜20umc+@を充
填した60cm/20mmIJ4製用カラムを用いるHPLCにより精製するこ
とができる。
ケトメチレン−およびヒドロキシエチレン−A ペプチド のムケトメチレンー
含有ペプチドを作成するには多くの合成手段がある。全ての場合、最初の工程は
適する側鎖保護基とアミノ末端保護基とを有するケトメチレン含有ジペプチド単
位の合成を特徴とする特定のケトメチレン−含有ジペプチドを作成するため選択
される方法は、置換につき選択されるジペプチドの側鎖の性質に依存する。この
種の合成につき一般に用いられる方法は文献〔ハーベソンおよびリッチ、J、メ
ジカル・ケミストリー、第32巻、第137B〜1392頁(1989);ガル
シアロペツ等、テトラヘドロン、第44巻、第5131〜5138頁(1988
)および第29S、第1577〜1580頁(1988);ジョンソンおよびミ
ラー、インターナショナル・ジャーナル・ペプチド・プロティン・リサーチ、第
23巻、第581〜590頁(1984)およびジェニングスーホワイトおよび
アルムキット、テトラヘドロン・レタース、第23巻、第2533〜2534頁
(1982))に記載されている。より大型のペプチドに対するケトメチレン含
有ジペプチドの組込みは、アミノ末端のBOC保護を用いる固相合成により行わ
れる。この方法はロナルド・アルムキスト博士によりSF?Iインターナショナ
ル社で開発され、同じペプチドにおけると同数の2個のケトメチレン結合を有す
るペプチド類似体を作成することに成功している(RlG、アルムキスト等、J
、メジカル・ケミストリー、第31巻、第561頁(1988)〕。
ヒドロキシエチレン結合は、硼水素化ナトリウムでの簡単な還元によりケトメチ
レン含有ペプチドから合成することができる。所望ならばケトメチレン〔ハーベ
ソンおよびリッチ(1982)、上記〕およびヒドロキシエチレン含有ジペプチ
ド〔プラサドおよびリッチ、テトラヘドロン・レタースミ第31巻、第1803
〜1806頁(1990))の両者を製造すべく立体選択的方法を用いることが
できる。
ジペプチド類似体の合成は、SAR試験に基づき到達する最も活性なペプチドの
ケトメチレン含有同族体を与えるよう行うことができる1反応式1は、ジペプチ
ド類似体を作成すべく使用しうるArg−5erケトメチレンの合成を示してい
る。
同様な合成ルートを用いてZs Ar g−KmN l eを合成すると共に、
これを、インプロパツール、ブタノール、アセトン、ジオキサンもしくはテトラ
ヒドロ固相合成によりペプチド中に組込む本発明者等の実験が示したところでは
、ケト基に隣接する光学中心はHF開裂に際しセラミ化し、次いでCl8−HP
LC精製に際し水性TFAを加える。セリンの光学中心もラセミ型である為、ア
ルギニンケトメチレンジペプチドを含有するペプチドで4種のジアステレオマー
が得られる。これら4種のジアステレオマーの全てを分離することができる。L
ysもしくは他の残基によるArgの置換はこの望ましくないラセミ化を防止す
る。
ケトメチレン含をペプチドからヒドロキシエチレン誘導体への変換は、NaBH
4での精製ケトメチレン含有ペプチドの処理によって達成される。
塩形成
遊離塩基型のペプチドは、化学量論的に過剰の適する有機もしくは無機酸、たと
えば燐酸、ピルビン酸、塩酸もしくは硫酸などでの処理により酸付加塩まで変換
することができる。典型的には、遊離塩基をたとえばエタノールもしくはメタノ
ールのような極性有機溶剤に溶解し、酸をこれに添加する。温度を約20〜10
0゛Cの範囲に維持する。得られた酸付加塩は自然に沈殿し、或いは極性の低い
溶剤で溶液から分離させることができる。
本発明によるペプチドの他の医薬上許容しうる無毒性の塩誘導体は、遊離酸を適
量の医薬上許容しつる塩基で処理して製造される0代表的な医薬上許容しうる塩
基は水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化アンモニウム
、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化第一鉄、水酸化亜鉛、水酸化
銅、水酸化第一マンガン、水酸化アルミニウム、水酸化第二鉄、水酸化第二マン
ガン、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール
、2−ジエチルアミノエタノール、リジン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイ
ン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、グルコ
サミン、メチルグルカミン、テオブロミン、プリン、ピペラジン、ピペリジン、
N−エチルピペリジン、ポリアミン樹脂などである0反応は水中で単独に或いは
不活性な水混和性の有機溶剤と組合せて約0〜約100°Cの温度、好ましくは
室温で行われる。典型的な不活性の水混和性有機溶剤はメタノール、エタノール
フランを包含する0本発明のペプチドと用いる塩基とのモル比は、特定の塩につ
き所望される比を与えるよう選択される。たとえばカルシウム塩もしくはマグネ
シウム塩を製造するには、遊離酸の出発物質を少なくとも半モル当量の医薬上許
容しうる塩基で処理して中性塩を生成させることができる0本発明のペプチドの
アルミニウム塩を製造する場合は、中性塩生成物が望ましければ、少なくとも1
/3モル当量の医薬上許容しうる塩基を用いる。
本発明によるペプチドの塩誘導体は、その各遊離酸まで前記塩を酸(好ましくは
無機酸、たとえば塩酸、硫酸など)により約0〜約50°Cの温度(好ましくは
室温)で酸性化して再変換することができる。
ユ爽づ1土工□□□金底
小型ペプチドの薬理上効果的な細胞内濃度は、しばしば浸透性向上を用いて達成
される。たとえば、しばしばペプチドを改変して膜浸透性を向上させることが有
利である。これを達成するには、次の2つの手段のいずれかを用いることができ
る。(1)トリパルミイルー3−グリセリルシスティン(PsC3S)をプレス
等の手順〔ネイチャー、第342巻、第561〜564頁(1989))にした
がって組込むことができる。この改変は親油性ペプチドを生成させる。この種の
ペプチドは、細胞膜への付着および細胞質中への浸入を媒介することが報告され
ている(同上)。(2)親油性n−アルキルアミノ酸オリゴマーをN−もしくは
C−末端にて付加することにより、ペプチド候補を誘導化させることもできる、
これら誘導体は、ペプチドの細胞吸収を増大させると報告されているC1.トス
等、第11回アメリカン・ペプチド・シンポジウムのプロシーディング(199
0)]。
ボソーム へのペプチドの ・
本発明のペプチドは、リポソーム中へ包封して細胞中へのペプチドの浸入を誘発
させることもできる。大型マルチラメラリポソームはジパルミトイルホスファチ
ジル−コリンとコレステロールとジパルミトイルホスファチジン酸との2.0:
1.5:0.2のモル比における混合物からそれぞれ製造される(Y、サンチェ
ズ等、Infect、 I++nun、、第30巻、第728〜733頁(19
80))。
生籾ヱ的試験
実施例に示すように、ペプチド6として同定されたペプチドはウィルス転写の抑
制剤として予想外の高活性を示した0次の方法により、他のペプチド候補の活性
を決定することができる。
生惣ヱ敗評価
本発明によるペプチドおよびペプチド同族体の実験的評価は、明確な亜型を示す
A型インフルエンザ主株およびB型インフルエンザに対する抗ウィルス活性を持
った化合物を得るための必要性に基づいている。抗ウィルス活性は、(a)転写
を抑制し、(b)RNAに結合し、(C)プラク形成を抑制し、さらに(d)プ
ラク寸法を減少させるペプチドもしくはペプチド同族体の能力によって評価され
る。さらに、ペプチド候補を各ペプチド候補の皮下投与もしくは鼻孔内点薬およ
びウィルス複製に対するその作用の測定によりマウスにて生体内試験する。これ
ら生物学的分析の詳細につき下記する。
ウィルスの および 1
インフルエンザウィルス(A/PR8/34)は、10日齢の胎生卵にて増殖さ
せることができる(M、ガラガー等、J、クリニカル・マイクロバイオロジー、
第20巻、第89〜93頁(1984))、1000個の卵は100mgのウィ
ルス蛋白質をもたらすと推定される。感染部からアラントイン液を集めると共に
低速度で遠心分離して残骸を除去した後、アラントイン液調製物を20,000
rpmで1時間にわたり遠心分離してウィルスをペレット化させる。ウィルスを
さらに30/60%蔗糖濃度勾配の界面上に遠心分離して精製する。B型インフ
ルエンザウィルス(B/リーフ40)を増殖させ、同様に精製する。
琶り少精裂
M、は、従来開発されているSDS (ドデシル硫酸ナトリウム)ゲルクロマト
グラフ技術〔ブハー等、上記:およびり、J、ブハー等、プロシーディング・ナ
ンゴナル・アカデミ−・サイエンス、USA、第73巻、第238〜242N(
197’6))にしたがって精製される。精製されたベレット化つィルスをlO
%SDSにより音波処理および56°Cでの15分間にわたる加熱によって破壊
させ、次いでセファロース6B−CLカラムに施す、ヘマグルチニンのジスルフ
ィド結合を維持するには還元剤を添加しない、非還元性条件下で、Mlは25,
000の分子量を有するクロマトグラフで分離される唯一のウィルス成分である
。カラムフラクションをSDSゲル電気泳動によりMlにつき分析し、純粋フラ
クションを集める。不純物を伴うMlを含有するフラクションを循環して純度を
向上させる。各アマンタジンを、PM−10膜を装着したアミコン限外濾過セル
で濃縮する。数日間の透析と複数回の蒸留水(4℃)の交換によってSDSを除
去する。この技術を用いてA型およびB型の両インフルエンザウィルスがらMl
を精RNA−)ランスクリブターゼコアをO,M、 ロチッパンスキー、パイロ
ロジー、第73巻、第327〜338頁(1976)の方法(J、J、プロッチ
等、セル、第23ti、第847〜858頁(1981)により改変〕にしたが
って作成する。ペレット化したインフルエンザウィルスを、0.1MのKCIと
5mmのMgC+、と1.5mMのDTTと5%グリセリンと1.5%トリトン
N−101と1%リソレクチンとを含有する1mlの緩衝液、すなわちO,LM
トリスHCI (pH7,8)にて31℃で25分間培養することにより破壊さ
せる。この混合物を0.05M)リスHC1(pH7,8)および0.15M
NaC1における30%〜60%(w / v )のグリセリン濃度勾配にて5
9,000rpmで3時間にわたり4℃にてW3650−ターで遠心分離する。
1mlの70%グリセリン平衡剤はグリセリン濃度勾配の基礎となる。精製され
たウィルスコアは、30%〜60%のグリセリン濃度勾配のほぼ中間に沈降する
。この実験室における手順を用いて、下記に分析するようにポリメラーゼの比活
性が21.3倍増大したコア調製物を得た。
トランスクリプターゼ抑制につき一層鋭敏な分析は、A、カド−等によりウィル
ス・リサーチ、第3t=、第115〜127頁(1985))に記載されたよう
に作成した一層高度に精製したコアで得られる。これら著者の報告によれば、ホ
スホセルロースクロマトグラフィーによるポリメラーゼ複合体がらのM、の完全
除去はトランスクリプターゼ活性の60倍の増加をもたらした。この手順は、5
W270−夕における22.00Orpmでの12時間にわたるウィルス溶解物
の遠心分離に続<C5TFA1度勾配からのコアの精製を必要とする。ホスホセ
ルロースクロマトグラフィーは、20%グリセリンと1mM DTTとを含有す
る10mMのトリスHCI (pH7,8)で予備平衡化されたカラムにより2
0m1の比容積を用いて行われる。トランスクリプターゼ活性を有する各アマン
タジンを0〜IMの直線NaC1濃度勾配で溶出させる。2%NP40を含有す
るカラム緩衝液で平衡化された第二ホスホセルロースカラムでの再クロマトグラ
フィーおよび0〜IMのNAC+直線濃度勾配による溶出は、出発ウィルス調製
物よりも比活性が3000倍高いトランスクリプターゼ活性を有する精製RNA
ポリメラーゼRNA複合体を与える。
八り旦処理R)Aボリメー−ゼゞ およびその に るトランスクリブターゼ活
性をカド−(上記)により記載されたように分析する、分析は、0.1mlの最
終容積にて30°Cで30分間行なう0反応混合物は50mMのトリスMCI
(25℃にてpH7,8)と1mMのMgC1,と100mMのNaClと5m
MのDTTとを含有すると共にApG (250μM) 、200μM (H”
)ATP (約3.OXIOSdpm/nM)および200 uMのそれぞれ
CTP、GTPおよびUTPを添加する0反応を等容積の10%冷TCA溶液の
添加によって停止させる。TCA不溶性放射能をGF/Cガラスフィルタ(ワッ
トマン)上に集め、液体シンチレーションによって計数する。精製されたMlは
「比較」抑制剤として役立つ0反応の特異性は、抑制を逆転させるMlに対し特
異性のモノクローナル抗体を用いて証明することができる〔ハンキンス(198
9L上記およびプハー等(1989)、上記〕。
M およびペプチドのRNA 人゛
精製されたM、並びに合成ペプチドおよびペプチド同族体を、イエ等(1989
、上記)により記載されたようにRNA結合活性につき試験する。インフルエン
ザウィルスをMDCK細胞モ細胞モル−イヤー、1を含有する燐酸塩フリーの最
小必須培地の存在下に増殖させて、ウィルスRNAをP3!で標識する。RNA
をボスおよびエアーの方法〔ヨーロピアン・ジャーナル・バイオケミストリー、
第96巻、第363〜372頁(1970))の方法により抽出し、この方法は
SDSおよびプロテナーゼにと共に培養し、次いでフェノールおよびクロロホル
ムで抽出することを含む、ペプチドまたはMlをスロット−プロット装置により
ニトロセルロース上にプロットし、BSAとフィコールとEDTAとNaC1と
ポリビニルピロリドンとを含有する検査用トリス緩衝液で洗浄し、次いで1:4
000の比にてP3″標識ウィルスRNAをキャリヤ酵母tRNAと共に含有す
る検査用緩衝液で洗浄する(同上)0次いで各シートを検査用緩衝液で数回洗浄
し、乾燥させ、次いで放射能写真技術にかける。プロットをヘーファー密度計で
の走査によって定量する。
亡り に る
ペプチドおよびペプチド同族体を、プラク形成を抑制し或いはMDCK細胞モ細
胞モル−イヤーるインフルエンザウィルスのプラク寸法減少をもたらす能力につ
き評価する。30〜100個のプラグを生成するのに充分なウィルス接種量を用
いて、60mmプレートにおけるモルイヤーに感染させる。最小必須培地におけ
る4mlの0. 5%寒天上層を加える。さらにペプチドにはトリプシン感受性
部位が存在しないと仮定して、トリプシン(2Mg/ml)を寒天に添加する、
ペプチドおよびペプチド同族体を寒天上層に種々異なる希釈率で添加する。プレ
ートを5%CO!の下で35℃にて2〜3日間にわたり培養し、プラク抑制また
はプラグ寸法の減少をクリスタルバイオレットでのプレートの染色後に評価する
。
マウスにおしるペプチドおよびペプチドロ の ウィルス・ペプチドおよびペプ
チド同族体を、2つのルート(すなわち皮下投与または鼻孔内点薬)のいずれか
によりマウスにおける抗ウィルス活性につき試験する。マウス群に軽いエーテル
麻酔の下でA/PR/8/34の100回の50%マウス感染投与量を鼻腔内感
染させるCB、 E、 ヨハンソン等、J、パイロロジー、第63巻、第123
9〜1246頁(1989))。最初の手順と同様に、化合物(またはブラセボ
)を種々異なる投与レベルにてウィルス感染の数時間前、感染の6時間後、およ
びその後の2日間それぞれで投与する。アマンタジンを陽性比較として用いる。
感染の3日間後、マウスを殺し、ホモゲナイズした肺懸濁物の10−2スクリー
ニング希釈物を10日齢の雛胎芽に注射する。ウィルス陽性の肺を、集めた肺液
におけるヘマグルチニン化によって同定する。抗ウィルス活性をブラセボ処理比
較に対するヘマグルチニン化活性における減少に基づいて評価する。
マウス対A/Pr/8/34にて活性であると判明した化合物の抗ウィルス活性
を、過去10年間を代表する他のA型インフルエンザウィルス株(HI N 1
およびH3N2)並びにB型インフルエンザ株につき試験する。
ペプチドおよびペプチドd の および の4 ゛(+tSで標識したペプチド
およびペプチド同族体を用いて、MDCKm胞モルイヤーによる吸収程度および
細胞内の位置を決定することができる。標識した化合物を細胞媒体に添加すると
共に、MDCK細胞モルイヤー上に上層として載せる。細胞モルイヤーを37゛
Cにて0時間、2時間、6時間および24時間にわたり培養する。細胞を冷凍さ
せ、EDTA/)リプシンで処理し、次いで洗浄する。細胞の1部を、全細胞数
を計数するため貯蔵する。細胞をダウンス・ホモゲナイザでホモゲナイズして細
胞質抽出液を得る(A、ダレボリアデス、パイロロジー、第79巻、第449〜
454頁(1977))、NP−40を用いかつ上記したように蔗11$1衝剤
に沈降させて核を作成する。■+25のカウント数を全細胞にて個々に測定し、
さらに核抽出物および細胞質抽出物にて測定する。I目5の化学形態については
HPLCにより評価して、細胞による代謝程度を決定する。先ず最初に細胞抽出
物をHPLCにより分析して、ペプチドが完全であるか或いは代謝されているか
どうかを決定する0次いで細胞質および核の抽出物を分析して、ペプチドの位置
を決定する。
蛋史1分M試駁
(a)マウス ホモ゛ イズ
新たなマウス呼吸器官を生理食塩水でホモゲナイズする。ペプチドをホモゲナイ
ズ物と混合し、次いで37°Cの浴内で振とうする1分解をHPLCにより監視
する。
(b)マウス ホモ゛ イズ
釈たなマウスの胃を生理食塩水でホモゲナイズする。ペプチドを0.INのNa
OHに溶解させ、水中の0.25%のメチルセロソルブと混合する。この溶液を
0.1N HCIで部分中和する。この溶液をマウスの胃ホモゲナイズ物と混合
し、37°Cで培養する0分解を)IPLCにより監視する。
(c)マウス ホモ゛ イズ
マウスの小腸をマウスを殺した直後に副出し、クレブス・リンガ−溶液で細裁す
る。ペプチド試料をホモゲナイズ物と混合し、次いで37°Cの浴中で振とうす
る0分解をHPLCにより監視する。
大剋繊衣惣
本発明のペプチド、その塩、並びにそのリポソームおよび脂質などとのアダクト
などは抗ウィルス活性を示し、したがって抗ウイルス薬物としての用途を有する
。
これら物質は非経口(注射、皮下、筋肉内もしくは静脈内)、経口、吸入または
鼻孔内の投与、または他の浸透性投与ルートに適する乾燥型に処方することがで
きる。
目的とする投与方式に応し使用する組成物は固体、半固体または液体投与形態物
、たとえば錠剤、座薬、丸薬、カプセル、粉末、液体、懸濁液などとすることが
でき、好ましくは正確な投与量における1回の投与に適した単位投与形態物とす
ることができる。
非経口投与は一般に皮下、筋肉内または静脈内の注射を特徴とする。注射液は液
体溶液として或いは懸濁液、注射する前に液体に溶解もしくは懸濁させるのに適
した固体型または乳液として慣用の形態で作成することができる。適する賦形薬
はたとえば水、塩水、デキストロース、グリセリン、エタノールなどである。
さらに、所望ならば投与すべき医薬組成物は少量の無毒性の補助物質、たとえば
湿潤剤もしくは乳化剤、pHtl衝刑など、たとえば酢酸ナトリウム、ソルビタ
ンモノラウレート、トリエタノールアミンオレエートなどをも含有することがで
きる。
固体組成物については、慣用の無毒性固体キャリヤはたとえば医薬縁のマニトー
ル、乳糖、澱粉、ステアリン酸マグネシウム、ナトリウムサッカリン、タルク、
セルロース、グルコース、蔗糖、炭酸マグネシウムなどを包含する。上記したよ
うな活性化合物は、たとえばポリアルキレングリコール(たとえばプロビレ・ン
グリコール)をキャリヤとして用い座薬として処方することができる。液体の医
薬投与しうる組成物は、たとえば上記活性化合物と適宜の医薬アジエバントとを
たとえば水、塩水、デキストロース水溶液、グリセリン、エタノールなどのキャ
リヤに溶解もしくは分散させて摂取もしくは注射に適する溶液もしくは懸濁液を
形成させて作成することにより調製することができる。所望ならば、投与すべき
医薬組成物はさらに少量の無毒性補助物質、たとえば湿潤剤もしくは乳化剤、P
H¥Ik衝剤など、たとえば酢酸ナトリウム、ソルビタンモノラウレート、トリ
エタノールアミン、酢酸ナトリウム、トリエタノールアミンオレエートなどをも
含有することができる。この種の投与形態物を作成する実際の方法は公知であり
、或いは当業者には明らかである〔たとえばレミントン・ファーマスーチカル・
サイエンス、マツグ・パブリッシング・カンパニー社、イーストン、ペンシルバ
ニア、最新版、参照〕、投与すべき組成物はいずれにせよ処置すべき患者の徴候
を軽減するのに有効な量の活性化合物を含有する。
経口投与については、しばしばたとえばケトメチレン基を有するようなペプチド
誘導体を用いて胃腸管におけるペプチドの安定性を向上させると共にウィルス自
身に対するペプチドの供給を増大させることが好ましい。
本発明の1つの特徴はその化合物の高活性である。したがって、比較的低レベル
の化合物を用いることができ、たとえば患者の体重1kg当り約1μg〜約5m
gの範囲の投与量で用いられる。それより多量もしくは少量も所望に応し使用す
ることができる。
これら薬剤形態物は典型的には、完全な投与方式が1〜20回の連続投与を含み
うるよう経時的に複数回の投与として投与される。いずれにせよ有効な投与量お
よびパターン(すなわち抗ウイルス効果を有するのに充分な方式)を用いるべき
である。
実施別
叉施拠よ
ニブ土工■金底
本発明によらないペプチド1〜5および本発明によるペプチド6(全てMlに存
在し、かつ全て第3表に示す)を作成して比較した。これらは、メリーフィール
ド固相技術[エリクソンおよびメリフィールド、ザ・プロテインス、第+r巻、
H,ニューラス編、アカデミンク・プレス・インコーポレーシゴン社、NY、第
255〜527頁(1976))を用いベックマン・モデル990C型の自動化
ペプチド合成装置で合成した。粗製ペプチドをセファデックスLH−20により
或いは製造用高圧液体クロマトグラフィー(HP’LC)により逆相バイダック
CI@カラム(15〜20μm)を用いて精製した。ペプチドの純度を分析用H
PLCおよびアミノ酸分析によって検査した。ペプチドは全て少なくとも99%
の純度であった。
免疫学的試験のため、ペプチドをアクタおよび共同研究者により記載された方法
CM、Z、アクタ等、バイオヒミク・バイオフィジーク・アクタ、第670巻、
第300〜302頁(1981))によりキャリヤ蛋白質キーホールリンベント
・ヘモシアニン(KLH) 、牛血清アルブミン(BSA)またはチログロブリ
ンに結合させた。
第3表
ペプチドのアミノ
1、 LTVPSERGLQRRR
2、ALNGNGDPNNMDKAVKLY3、 KREITFIIGAKEI
SLS4、 EQ IADSQ)IR5HRQMV5、 GTHPSSSAGL
l[NDLLEN6、 CATCEQIADSQHRSIIRQMVィルス M
および「コア の
(a)インフルエンザウィルスの および IA/PR/8/34株のインフル
エンザウィルスを10日齢の胎生卵で増殖させたCM、ガラガー等、J、クリニ
カル・マイクロバイオロジー、第20巻、第89〜93頁(1984))。
(b)MユΩ精I
Mlを非還元性条件下でドデシル硫酸ナトリウム(SDS)ゲルクロマトグラフ
ィーにより精製したCD、J、ブハー等、J、パイロロジー、第36巻、第58
6〜590頁(1980))、SDSゲル電気泳動により純度を測定した〔ガラ
ガー、上記)、SDSを多量の蒸留水に対する徹底的な透析によって除去したR
NAポリメラーゼ−RNA複合体をロチラバンスキーの方法(0,M、 ロチョ
バンスキー、パイロロジー、第73巻、第327〜338頁(1976))の方
法〔ブロッナおよび共同研究者により改変、J、J、ブロッナ等、セル、第23
巻、第847〜858頁(1981))にしたがって精製した。この手l@によ
り、21.3倍の比活性の増加を伴うコア調製物を得た。
ヨ’7−2A113に−1た近
トランスクリブクーゼ活性をカド−および共同研究者の方法(A、カド−等、ウ
ィルス・リサーチ、第3巻、第115〜127頁(1985))にしたがって分
析した。
結果殻夷び検討
ペプチド1は50nMfi度にて35%の抑制を示したのに対しペプチド4は5
0n、Mにて38%の抑制を示した(第4表)0M−蛋白質の抑制活性を第2図
および第5表に示す、ペプチド2.3および5はポリメラーゼ活性の増大を示し
た(第4表)、従来の試験CM、ブハー等、(1989)、上記]におけるこれ
らペプチドは、免疫優性領域であると同定された(同上)。
完全な亜鉛フィンガーモチーフを含有するペプチド6は、M、蛋白質自身よりも
ずっと活性であることが判明した0MI蛋白質の場合の50%抑制は1MM〜0
、 1MMの範囲であったのに対し、ペプチドの場合はピコモル範囲であった(
第6表、第2図)。
こ詐ら結果が示すように、インフルエンザウィルスのリボ核蛋白質の転写を完全
に抑制しうるMI配列からの断片が同定され、この転写抑制は投与量依存性であ
る。したがって、このペプチドはインフルエンザ用の抗ウイルス薬剤の開発に極
めて有力である。さらに、ペプチドは示した陰性ストランドウィルスに対しても
抗ウィルス活性を有する。
ベプチ゛モル′ 0
(μ g/100 μ l) (μM) ベノチF 1 ペプチド 2 ベブチ
F 3 ベブチF 4 ベブチF 510 50 35 −13@ −30@
32 −30”1 5 9 −20@ −9’ 23 10.1 0.5 2
−10” 8 22 140.01 0.05 3 −37’ 9 38 16
増大%
第5表
M−白 によるポリメーーゼの
一二狡」肛E[−到LUIに −押胴Δ−(μg7100μ]) (μM)
2.5 1 64
0.25 0.1 19
0、 025 0. 01 22
0.0025 0.001 21
第6表
ペプチド6148〜166 によるボ1メー−ゼのモル濃度 抑制%
M M−ペプチド6148〜166
100 ND 81
10 95 9B
1 64 >to。
実施斑l
ペプチド6を、1ml当たり100μgのペプチド6を注射用塩水に溶解して注
射液薬剤型に処方した。この溶液を注射用の注射器に充填した。
実施斑主
ペプチド6をリポソームに混入した。ジパルミトイルホスファチジルコリンとコ
レステロールとホスファチジン酸〔シグマ・ケミカル・カンパニー社、セントル
イス、MO)とから、それぞれ1 :1.5 :o、2のモル比にてマルチラメ
ラリポソームを作成した8次いで、この脂質混合物の乾燥フィルムを形成させ、
ペプチド6の溶液で膨潤させた。比較として、これをリポソーム物質に補捉され
たペプチドの量を決定するためCI’標識のペプチド6を用いて反復した。この
物質を反復洗浄し、18.00Orpmで遠心分離して、捕獲されない物質を除
去した。
この物質を次いで注射用塩水に懸濁して、10〜1000μm範囲における有効
投与量の蛋白質6を供給した。この形態にて、リポソームはウィルス粒子中への
ペプチドの通過を促進した。
実施用土
ペプチド6を長アルキル側鎖を有するα−アミノ酸(いわゆる脂肪族アミノ酸)
と縮合させた。これら物質を、ペプチドのNもしくはC末端を介し簡単なアミド
もしくはエステル結合によりカップリングさせた。用いた脂肪族アミノ酸はα−
アミノ(C9〜C19)線状アルキル酸またはアミド結合を介し互いに結合した
各アルキルペプチド中に9〜19個の炭素原子を有する生物分解性のオリゴアル
キルペプチドである〔トス等、第11回アメリカ・ペプチド・シンポジウム、上
記参照〕。
これら縮合は複数の異なる蛋白質6をもたらし、そのそれぞれはウィルス粒子中
へのペプチドの移動を促進するのに適した線状アルキル基を有した。したがって
、物質を注射用薬剤に処方する場合(10〜1,000μg/kg投与レベル)
、これは益々効果的になる。
実施斑五
162〜166におけるアミノ酸の代わりにケトメチレン基を挿入してペプチド
6を合成した。これは胃腸管安定性の増大した物質を生成した。これを次のよう
に経口投与形態物に処方した:
ペプチド 30mg
コーンスターチ 115mg
乳糖 150mg
ステアリン酸マグネシウム 5mg
これら物質を混合すると共に経口投与のための錠剤までプレスした。
2施撚隻
第1表に含まれる他のペプチド並びに保持性置換および欠失を伴って作成した同
族体を、リポソームおよび/または「脂肪族アミノ酸」改変を伴い或いは伴わず
に作成して薬荊形態物に処方した0次いで、これら物質を上記手順にしたがい第
1図
濃度(IM)
第2図
国際調査報告
+e+++r++++ieI1m+aI*l1calla*Na pc↑/US
92105186国際調査報告
フロントページの続き
(81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、PR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、CA、JP
(72)発明者 ブツチャー、トリス・ジエイアメリカ合衆国ニューヨーク州
10128、カント・ストリート129
Claims (21)
- 1.インフルエンザ転写を抑制する能力によりインフルエンザウィスルに対し抗 ウィルス活性を有するペプチドにおいて、インフルエンザAマトリックス蛋白質 の148〜166領域に実質的に対応する配列を有することを特徴とするペプチ ド。
- 2.前記蛋白質が148および151 Csと159および162 Hsと16 3 R、164 Q、165 Mおよび166 Nから選択される残基の少なく とも1つとを含む配列を有する請求の範囲第1項に記載のペプチド。
- 3.実質的に148CATCEQIADSQHRSHRQMV166に対応する 請求の範囲第2項に記載のペプチド。
- 4.実質的に148CATCEQIADSQHRSHRQMV166よりなる請 求項第3項に記載のペプチド。
- 5.163 R、164 Q、165 Mおよび166 N残基のうち少なくと も2つを有する請求の範囲第2項に記載のペプチド。
- 6.163 R、164 Q、165 Mおよび166 N残基のうち3つを有 する請求の範囲第2項に記載のペプチド。
- 7.163 R、164 Q、165 Mおよび166 N残基の4つ全てを有 する請求の範囲第2項に記載のペプチド。
- 8.リボソーム内に包封された請求の範囲第1項に記載のペプチドからなる組成 物。
- 9.リボソーム内に包封された請求の範囲第2項に記載のペプチドからなる組成 物。
- 10.脂質に結合した請求の範囲第1項に記載のペプチドからなるリポペプチド 。
- 11.脂質に結合した請求の範囲第2項に記載のペプチドからなるリポペプチド 。
- 12.少なくとも1個のケトメチレン置換基を有する請求の範囲第1項に記載の ペプチドからなるケトメチレンペプチド誘導体。
- 13.少なくとも1個のヒドロキシエチレン置換基を有する請求の範囲第1項に 記載のペプチドからなるヒドロキシエチレンペプチド誘導体。
- 14.請求の範囲第1項に記載のペプチドを医薬上許容しうるキャリヤ中に含む 抗ウィルス医薬組成物。
- 15.請求の範囲第2項に記載のペプチドを医薬上許容しうるキャリや中に含む 抗ウィルス医薬組成物。
- 16.請求の範囲第3項に記載のペプチドを医薬上許容しうるキャリヤ中に含む 抗ウィルス医薬組成物。
- 17.請求の範囲第8項に記載の組成物を医薬上許容しうるキャリヤ中に含む抗 ウィルス医薬組成物。
- 18.請求の範囲第9項に記載の組成物を医薬上許容しうるキャリヤ中に含む抗 ウィルス医薬組成物。
- 19.請求の範囲第10項に記載のリポペプチドを医薬上許容しうるキャリヤ中 に含む抗ウィルス医薬組成物。
- 20.請求の範囲第11項に記載のリポペプチドを医薬上許容しうるキャリヤ中 に含む抗ウィルス医薬組成物。
- 21.ウィルス感染した患者に、抗ウィルス上有効な投与処方の請求の範囲第1 4項に記載の組成物を投与することを特徴とする抗ウィルス治療法。
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