JPH06508195A - 摩擦クラッチ被動板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 摩擦クラッチ被動板 本発明は車両用摩擦クラッチ被動板とくに自動車用摩擦クラッチ被動板に関する 。

通常の動力車両エンジンは、摩擦クラッチを介して車両の歯車箱に連結され、摩 擦クラッチは圧力板およびエンジンに連結されたフライホイール、およびそれら の間に挟持され車両の歯車箱に連結されたクラッチ被動板を含んでいる。

エンジンからの駆動を入力する際クラッチ係合を円滑にするため、クラッチ被動 板は一般にその向合った摩擦フェーシングの間のある種の軸方向緩衝装置、およ びエンジンに係合する摩擦フェーシングと歯車箱に連結された被動板ハブとの間 の捩り緩衝装置を有する。

本出願人の出願、ＰＣＴ　（英国）９１−００００１＋：はハブおよび反対方向 に向いた摩擦フェーシングを存する摩擦クラッチ被動板が記載され、各方向の摩 擦フェーシングはそれぞれ同軸の環状キャリヤ板に取付けられ、キャリヤ板の少 なくとも一つはハブの周りて回転可能であり、二つのキャリヤ板は互いに背中合 わせに一方のキャリヤ板が他方のキャリヤ板に対して回転可能に固定されている 。そのような被動板を以下この型の被動板と称することにする。

本発明によれば、摩擦緩衝装置が前記回転を持続するように作用するこの種の被 動板が得られる。

そのような被動板はクラッチの捩り振動（ジャダ）を防止し、クラッチ係合の開 始を改善する。

二つのキャリヤ板はそれらの整合した孔を貫通する固定装置によって一緒に固定 され、少なくとも一方のキャリヤ板の前記孔は前記一方のキャリヤ板が他方のキ ャリヤ板に対して回転方向に移動しうるように固定装置に対して拡大されるのが 好ましく、二つのキャリヤ板は一方が他方と摩擦係合するのが便利である。

キャリヤ板の半径方向内方部分は、皿はね（ベレビーユはね）として作用するよ うに形成され、少なくとも一方のキャリヤ板は他方のキャリヤ板に対して押圧さ れるのが好ましい。

そうでなければ、ハブは半径方向外向きに延びるフランジを存し、二つのキャリ ヤ板はハブフランジの一方の軸側に配置されたディスクアダプタに固定され、デ ィスクアダプタはフランジの他方の軸側のリテーナ板に固定され、前記固定装置 はハブフランジの共働する孔を通って軸方向に延び、ディスクアダプタおよびリ テーナ板がハブの周りに回転方向に移動することを可能にし、ハブフランジとデ ィスクアダプタの間に軸方向に設置された二つのキャリヤ板および各固定装置の 周りに設置された弾性装置はキャリヤ板を一緒に押付けるように作用する。

弾性装置は皿はねてあり、少なくとも一つのばねが各固定装置と同軸に設置され るのが好ましく、また各皿はねはリテーナ板とディスクアダプタの間で、固定装 置上で摺動しつるスリーブを介して作用するのが好ましい。

そうでなければ、摩擦緩衝装置は前記一方のキャリヤの面に係合するハブに固定 された摩擦ワッシャを有する。

前記相対回転は二つのキャリヤの間で作用する弾性装置の抵抗をうけるのが好ま しい。

本発明を例示として、添付図面を参照して説明するが、その中で 第１図は本発明による、摩擦クラッチ被動板の正面図であり、 第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線に沿う断面図であり、第３図は第１図の被動板の 固定キャリヤ板の正面図であり、 第４図は第１図の被動板の可動キャリヤ板の正面図で様の断面図であり、 第８図は本発明による摩擦クラッチ被動板の別の実施例の正面図であり、 第９図は第８図のＩＸ−ＩＸ線に沿う断面図であり、第１０図は第８図に示す固 定装置および弾性装置の拡大図である。

添付図面の第１図ないし第４図を参照すると、図示の摩擦クラッチ被動板は（図 示しない）歯車箱入力軸に連結するための内歯スプライン１２および半径方向外 向きに延びる環状フランジ１３を存する。

一対の環状摩擦フェーシング１４および１５は、それぞれ環状キャリヤ板１６お よび１７に取付けられている。

各キャリヤ板１６および１７は、その外周から外向きに突出する、複数の円周方 向に離れた半径方向に延びるフィンガ１８を有する環状板である。

フェーシング１４および１５は、各キャリヤ板１６または１７のフィンガ１８に 、適当な装置たとえばリベツＩ・、結合型リベット、タブ金具、接着剤によって 固定されている。フェーシング１４または１５の背面に同心にまたはらせん状に 塗布されたシリコンゴム接着剤は、とくに適当であることが分かっている。シリ コンゴム接着剤を使用するこの型のキャリヤ板に対するフェーシングの接着の一 層詳細な説明に関しては、ＥＰ２５２５８３゜ＥＰ３２３０３６およびＷＯ３９ １０５４１１を参照されたい。とくにクラッチ圧力板に隣接して使用するフェー シング１５に対してシリコンゴム接着剤をまたフライホイールに隣接して使用す るフェーシング１４に対して通常の剛性接着剤を使用することは育利である。

キャリヤ板１６および１７は、使用中フライホイールおよび圧力板と係合するた め反対方向に向いたフェーシング１４および１５を背中合わせに配置される、平 らな鋼板である。二つのキャリヤ板１６および１７はノ＾ブフランジ１３の一方 の軸側に設置され、四つの等距離に離されたリベットまたはストップピン２２に よって、キャリヤ板１６および１７の軸方向外方に設置されたアダプタ２１に固 定される。また、ストップピン２２はディスクアダプタ２１をハブフランジ１３ の他方の軸側に設置されたリテーナ板２３に固定するのに役立っている。ストッ プピン２２は、ハブフランジ１３の外周の共働する孔２４を貫通し、キャリヤ板 １６．１７、ディスクアダプタ２１．およびリテーナ板２３を含むキャリヤ集合 体はハブ１１に対して回転可能である。

相対回転は孔２４の半径方向端部に対するストップピン２２の接触によって制限 される。キャリヤ集合体全体は、ハブ１１とリテーナ板２３またはディスクアダ プタ２１との間に設置された（図示しない）ブツシュ上で容易に回転するように 取付けられている。

二つのキャリヤ板１６および１７は、使用中フライホイールに隣接する一方のキ ャリヤ板１６が、板１６の孔２６に密に係合したストップピン２２によってディ スクアダプタアダプタ２１に対して回転方向に確実に固定され、一方使用中圧力 板に隣接する第２のキャリヤ板１７は、第１キヤリヤ板１６に対し制限された角 度回転することが可能である、ように配置されている。この回転は板１７の円周 方向の長孔２７に適合するピン２２によって可能となり、そこで、両回転方向に おいてキャリヤ板１６および１７の間にほぼ５°の運動を、またりブ１１に対し て第２のキャリヤ板１７の回転を可能にする。そうでなければ、キャリヤ板１６ および１７一方向のみに相対回転が可能である。

この配置は図６および７に示すように反対にすること可能で、ハブフランジ１３ に隣接するキャリヤ板１７はストップビン２２に固定され、ディスクアダプタ２ １に隣接するキャリヤ板１６はそれがハブの周りに移動しつるように長孔を有す る。

キャリヤ板１７は使用中圧力板に隣接し、キャリヤ板１６は使用中フライホイー ルに隣接する。

さらに別の実施例において、両方のキャリヤ板は長孔を有し、各板にある限定さ れた円周方向運動を可能にしている。ふたたび、相対運動は互いにかつ被動板中 心に対して一方向のみとすることができる。

ハブ１１に対する摩擦フェーシング１４および１５の相対回転運動は弾性装置、 好ましくははね２８の抵抗をうけ、ばね２８はハブフランジ１３、キャリヤ板１ ６および１７、ディスクアダプタ２１およびリテーナ板２３における、ばね窓と して知られた、−組の孔２９に収容されている。この実施例においては、四つの ばね２８が四組の孔２９に収容されているが、他の数のばねたとえば三つないし 八つのばねを使用することもできる。

各組の孔２９はディスクアダプタはね窓３１、固定キャリヤ板はね窓３２、可動 キャリヤ板はね窓３３、ハブフランジはね窓３４およびリテーナ板はね窓３５を 有する。

ばね２８は二つの直径方向に向合った弱い捩り緩衝はね２８Ａおよび二つの直径 方向に向合った主捩り緩衝はね２８Ｂを育し、それらは最初は二つのキャリヤ板 １６および１７の間の、その後はキャリヤ集合体およびハブ１１との間の相対回 転に抵抗するように作用する。

主捩り緩衝はね２８Ｂは、キャリヤ集合体とハブ１’　１との間の相対回転に抵 抗するように作用する。

ハブフランジ１３とキャリヤ板１７の間に設置された皿はね３０は、キャリヤ板 １６および１７の半径方向内周を押圧して摩擦係合させる。そこで、二つのキャ リヤ板１６および１７間の相対回転に抵抗するいくらかの摩擦緩衝作用を生ずる 。板１６および１７は積層鋼板とすることができるか、またはたとえばりん酸処 理によって被覆することができるかもしくは異なった摩擦係数のものとすること ができる。

摩擦クラッチ被動板の作用を、ハブが静止したままでトルク負荷が摩擦フェーシ ングに加えられ、第１図に示すように矢印“Ａ“の方向に回転するものとして説 明する。

クラッチが始動する間、ばねのクランプ負荷によって圧力板とフライホイールと の間に摩擦係合が始まるとき、圧力板に隣接する摩擦フェーシング１５は、普通 、他のフェーシングがフライホイールと係合する前にまず係合する。

摩擦フェーシング１５が圧力板に係合するとき、捩り負荷は可動キャリヤ板１７ を固定キャリヤ板１６に対して回転し、一方、固定キャリヤ板１６は固定キャリ ヤ板はね窓３２Ｂに係合する主捩りはね２８Ｂによってノ１ブ１１に対して静止 したままである。キャリヤ板１７が回転されるとき、弱いばね２８Ａは、一方で は固定キャリヤ板１７、ディスクアダプタ２１およびリテーナ板２３のばね窓３ １Ａ、３２Ａおよび３５Ａの向合った半径方向面と、また可動キャリヤ板はね窓 ３３Ａの向合った半径方向面の間で圧縮される。

同時に、主捩り緩衝はね２８Ｂの周りのはね窓３３Ｂの隙間は、可動キャリヤ板 １７が、隙間がなくなるまで、主はね２８Ｂからの干渉なしに回転することを可 能にしている。

隙間がなくなると、可動キャリヤ板１７は孔２７の端部を介してストップビン２ ２に係合し、二つのキャリヤ板の相対位置は固定され、フェーシングＩ５のそれ 以上の回転運動はキャリヤ板１６を回転させ、両方の板は一緒に弱いばね２８Ａ がその各ハブフランジ窓３４Ａの端部に接触するまで弱いばねをさらに圧縮する 。

はね２８Ａがハブフランジ窓３４Ａの端部に接触する回転の度合は、主捩り緩衝 はね２８Ｂに対する可動キャリヤ叛意３３Ｂのまた孔２７の端部に対するストッ プはね２２の接触と一致する。

しかしながら、相対回転曲線に対する所要のトルクを達成するため、隙間を所望 に応じて種々の大きさに変更することができる。

二つのキャリヤ板１６および１７は、孔２７の端部に対するストップビン２２の 接触により、または突然のかつ大きいはねクランプ負荷の適用によって回転方向 に固定され、ハブの周りのキャリヤ集合体のそれ以上の回転は公知のようにすべ てのばね２８による抵抗をうける。

第５図を参照すると、二つのキャリヤ板１６および１７の半径方向内方部分４１ ．４２が皿はね部分として形成され、互いに押圧して二つのキャリヤ板１６およ び１７の間に摩擦係合を生ずることを除いて、被動板は第１図ないし第４図に示 されたものと同じである。回転板１７の皿ばね部分４２はハブフランジ１３に対 して作用し、他方のキャリヤ板１６に対してそれ自体押圧する。

第６図を参照すると、キャリヤ板１７はハブフランジ１３と摩擦係合し、はねワ ッシャ４３、好ましくはディスクアダプタ２１とキャリヤ板１６に隣接する摩擦 ワッシャ４４の間に作用する波状ワッシャによって、ノ１ブフランジ１３に押圧 される。摩擦ワッシャ４４はハブ１１またはアダプタ２１に対して回転方向に固 定され、ノ１ブ１１ならびにアダプタ２１に対するキャリヤ板１６の最初の運動 は、摩擦ワッシャ４４とキャリヤ板１６の間の摩擦係合により、また二つの板１ ６および１７の間の摩擦係合によって抵抗をうける。

第７図を参照すると、二つの同心摩擦緩衝ワッシャ４６．４７がキャリヤ板１６ および１７との間に設けられていることを除いて、第６図に示されたものと同じ 実施例が示されている。固定キャリヤ板１７は二つのワッシャに適合するように 皿状にされ、一方のワッシャ４６はハブ１１に隣接し、他方のワッシャ４７はス トップピン２２の半径方向外側にある。皿はね４８はディスクアダプタ２１と可 動キャリヤ板１６の間に作用してキャリヤ板１６を摩擦ワッシャ４６に対して押 圧する。摩擦ワッシャ４６および４７は固定キャリヤ板に固定されている。

さて、第８図ないし第１０図を参照すると、本発明による別の摩擦クラッチ被動 板１１０が図示されている。

第１図ないし第４図を参照して説明したものと同じ被動板１１０のこれらの要素 は同じ符号を付されており、以下相違点のみを説明する。

フランジ１３は第１図ないし第７図に示されたようにハブに対して固定されるか 、またはハブ１１の周りに制限された角運動をすることができる（図示のように ）。

ハブフランジ１３とハブとの間の運動は、第１段緩衝装置１２０によって持続さ れる。第１段緩衝装置１２０の作用はＥＰ　０４１４３６０に詳細に記載されて いる。

ストップピン集合体１２２は段付きリベットの形式とすることができるが、この 場合はスペーサスリーブ１２５内に包囲された、止めねじおよびナツト１３０と して示されている。またストップピン集合体１２２は、ディスクアダプタ２１を ハブフランジ１３の他方の軸側に設置されたリテーナ板２３に固定するのにも役 立っている。

ハブフランジ１３に対するキャリヤ集合体１６．１７゜２１．２３の回転は、孔 ２４の半径方向端部に対するストップピン集合体１２２の接触によって制限され る。キャリヤ板１６ならびに１７は、相対的にまたストップピン１２２に対し限 定された角度回転することができる。

ストップピン１２２はそれぞれスペーサスリーブ１２５を貫通し、スペーサスリ ーブ１２５はリテーナ板２３からディスクアダプタ２１を隔てるのに役立ってい る。板１６および１７の円周方向に長い孔１２７に適合する、ストップピン集合 体１２２によって回転が可能となっており、そこで両方向への回転が約５°可能 となり、またキャリヤ板１６または１７０回転はストップピン集合体１２２に対 して固定され、他方のキャリヤ板がハブの周りに移動することを可能にするため そこに長い孔を有する。

各ストップピン集合体１２２はスペーサ１２５上で軸方向に自由に移動しうる中 空円筒形スリーブ１３１によって囲まれている。スリーブ１３１はリテーナ板２ ３に対して作用する皿はね１３２によってキャリヤ板１７に対して押圧されてい る。皿はねの押圧は二つの板１６および１７を一緒に保持し、その間で摩擦係合 させる。

摩擦フェーシング１４および１５のハブ１１に対する相対的回転は、−組の整合 したばねワッシャ２９に収容されたらせんはねまたはゴムばねのいずれかである 主捩り緩衝袋ｆ１２８によって、また第１段緩衝装置１２０によって抵抗をうけ る。

図示しない別の構造において、皿はね１３２はスリーブ３１の他端に設置してキ ャリヤ板１７に直接作用させるようにすることができる。

スリーブ２５の長さは、皿ばねの負荷を変更することにより異なった車両に対し て、所要のレベルに摩擦緩衝を設定するメニューを提供するため、ねじ装置によ って調節可能とすることができる。

さらに別の実施例において、スリーブおよび皿ばねをらせんはねと置換すること ができる。

皿ばねの数は所要のはね負荷に対して必要なものより一つ多くすることができる 。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、ＧＢ、ＪＰ 、ＫＲ，ＵＳ

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．ハブおよび反対方向に向いた摩擦フェーシングを有し、各方向の摩擦フェー シングはそれぞれ同軸のキャリヤ板に、少なくともキャリヤ板の上でハブの周り で回転可能に取付けられ、二つのキャリヤ板は互いに背中合わせに固定されかつ 相対的に回転可能であり、前記回転は摩擦緩衝作用の抵抗をうける摩擦クラッチ 被動板。
2. ２．両方のキャリヤ板はハブに対して自由に回転する請求項１に記載の摩擦クラ ッチ被動板。
3. ３．二つのキャリヤ板は向合う方向に押圧され二つのキャリヤ板の隣接面が摩擦 係合する請求項１または２に記載の摩擦クラッチ被動板。
4. ４．二つのキャリヤ板の半径方向内方部分は皿ばね部分として形成されかつ前記 隣接面を向合う方向に押圧する請求項３に記載の摩擦クラッチ被動板。
5. ５．二つのキャリや板は二つの板の整合した孔を貫通する固定装置によって互い に背中合わせに固定され、少なくとも一方の板の前記孔は前記一方のキャリヤ板 を他方のキャリヤ板に対して移動するため固定装置に対して拡大され、弾性装置 は少なくとも一方の上において二つのキャリヤ板を一緒に押圧する請求項１ない し３のいずれか一項に記載の摩擦クラッチ被動板。
6. ６．両方のキャリヤ板は前記固定装置に対して拡大された孔を有する請求項５に 記載の摩擦クラッチ被動板。
7. ７．ハブは半径方向外方に延びるフランジを有し、二つのキャリヤ板はフランジ の一方の軸側に設置され、キャリヤ板はフランジとフランジの前記一方の軸側の ディスクアダプタとの間に設置され、ディスクアダプタに隣接するキャリヤ板は そこに固定され、拡大孔を有する前記一方のキャリヤ板はハブフランジに隣接し 、ばね装置はハブフランジと前記一方のキャリヤ板との間で作用する請求項５に 記載の摩擦クラッチ被動板。
8. ８．ハブは半径方向外方に延びるフランジを有し、二つのキャリヤ板はハブフラ ンジの一方の軸側に配置されたディスクアダプタに固定され、ディスクアダプタ は固定装置によってフランジの他の軸側のリテーナ板に固定され、前記固定装置 は軸方向にハブフランジの共働する孔を通って延び、共働する孔はディスクアダ プタおよびリテーナ板がハブの周りに回転方向に移動することを可能にし、二つ のキャリヤ板はハブフランジとディスクアダプタとの間に軸方向に設置され、各 固定装置の周りに設置された弾性装置はキャリヤ板を一緒に押圧する請求項５ま たは６に記載の摩擦クラッチ被動板。
9. ９．弾性装置は皿ばねで、少なくとも一つのばねが各固定装置と同軸に設置され ている請求項８に記載の摩擦クラッチ被動板。
10. １０．各皿ばねはリテーナ板とディスクアダプタとの間で固定装置上で摺動可能 なスリーブを通って作用する請求項９に記載の摩擦クラッチ被動板。
11. １１．少なくとも一つの摩擦係合装置が押圧されてキャリヤ板の少なくとも一つ の相対的に回転可能な部分と摩擦係合する請求項１または２、および請求項１ま たは２に従属する請求項５、６または７に記載の摩擦クラッチ被動板。
12. １２．摩擦係合装置は二つのキャリヤ板の間に設置されキャリヤ板の少なくとも 一方と摩擦係合して作用しうる少なくとも一つの摩擦ワッシャを有する請求項１ １に記載の摩擦クラッチ被動板。
13. １３．摩擦係合装置は拡大孔を有する前記一方のキャリヤ板に対して押圧される 請求項５または６に従属する請求項１１または１２に記載の摩擦クラッチ被動板 。
14. １４．摩擦係合装置はディスクアダプタと前記一方のキャリヤ板との間に設置さ れ、ディスクアダプタに対して作用するばねワッシャによって前記一方のキャリ ヤ板に対して押圧される請求項７に従属する請求項１３に記載の摩擦クラッチ被 動板。
15. １５．摩擦係合装置はキャリヤ板に固定され他方のキャリヤ板と摩擦係合する請 求項１３または１４に記載の摩擦クラッチ被動板。
16. １６．二つの同心の摩擦ワッシャが設けられ、それらは固定キャリヤ板の皿状部 分に適合しかつそこに固定されまた他方の相対的に可動のキャリヤ板と摩擦係合 する請求項１２に記載のもしくは請求項１２に従属する請求項１５に記載の摩擦 クラッチ被動板。