JPH06508120A - ベンゾジアゼピンレセプターのリガンドとして6−アザインドール類から誘導された化合物とそれらを含有した薬剤 - Google Patents

ベンゾジアゼピンレセプターのリガンドとして6−アザインドール類から誘導された化合物とそれらを含有した薬剤

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JPH06508120A
JPH06508120A JP4511067A JP51106792A JPH06508120A JP H06508120 A JPH06508120 A JP H06508120A JP 4511067 A JP4511067 A JP 4511067A JP 51106792 A JP51106792 A JP 51106792A JP H06508120 A JPH06508120 A JP H06508120A
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ドワジー,ザビエ
ロシエ,ジャン
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サントル、ナショナール、ド、ラ、ルシェルシュ、シアンティフィク、(セーエヌエルエス)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベンゾジアゼピンレセプターのリガンドとして6−アザインドール類から誘導さ れた化合物とそれらを含有した薬剤 本発明はベンゾジアゼピンレセプターのりガントとして新規6−アザインドール 誘導体、これらの化合物を含有した医薬組成物、上記化合物の製造プロセスと更 にその製造プロセスで中間体として特に有用である化合物に関する。
1.4−ベンゾジアゼピン類〔例えばバリウム(Val full))はそれら の不安緩解、抗産学、鎮静/催眠及び筋肉弛緩活性のために広く処方される薬剤 のクラスを構成する。ベンゾジアゼピン類の作用メカニズムは中枢神経系のニュ ーロン膜におけるこれら分子の特異的結合部位(又は“レセプター”)の発見ま で長期間にわたり認識されないままであった。これらレセプターの生理学的重要 性は一方でそのレセプターに対する様々なベンゾジアゼピン類の親和性の値(放 射性ベンゾジアゼピンの置換により測定される)と他方でそれらの治療有効性と の間における良好な相互関係の存在により証明された。
同様に、あるβ−カルボリン類はベンゾジアゼピンレセプターの作動剤として挙 動することがゎがった。
このため、不安緩解剤としてシエリング(Scheri ng)により開発され たアベカルニル(Abecarnil) :は臨床試験中である。ZK9342 3及びZK91296のような他の関連β−カルボニル類もインビボでジアゼパ ムの場合に類似した性質(不安緩解、抗痙章等)を有する。
ベンゾジアゼピンレセプターの内在性リガンドに関する調査中に、Braest rupら(Proc、Natl、Acad、Sci、、USA。
77.2288−2292.1980) はヒト尿から抽出されてベンゾジアゼ ピン類の中枢レセプターと非常に良好な親和性で結合する分子、β−カルボリン −3−カルボン酸のエチルエステル(β−CCE)を発見した(IC5o”4n M、インビトロ、ラット脳)。他方、β−CCEはベンゾジアゼピン類の場合と 反対である薬理効果をインビボで有する。このため、β−CCEはマウスにおい て副痙牽剤(proconvulsant)であり、ペンチレンチトラゾールの ような他の剤により引き起こされる産学を促進する:“逆作動剤”という用語は ベンゾジアゼピン類の場合と完全に又は部分的に反対である活性を有するベンゾ ジアゼピンレセプターのこれらリガンドを表すためにここでは用いられる。
β−カルボリン類の治療利点はいくつかのレベルで存在する。このため、本発明 の開発者である本チームはこのような分子(例えば、下記β−CCM):ベンゾ ジアゼピンレセプターの逆作動剤が学習及び記憶に関してポジティブな効果を有 することを立証した最初のチームであった(Venaultら、Nature、 321,864−8[i6゜1986)。β−CCMはその高い産学活性のせい でその記憶向上効果についてヒトで試験できず、ベンゾジアゼピンレセプターの 拮抗剤であるZK93426又はフルマゼニルのような他のアナログがヒトで試 験され、その場合にそれらの記憶向上性質が明らかにされた((lukaら、P sychopharsacology、93.42−427.1987及びLa lら、 Pharmacol 、Biochem、Behav、 、 35 、 747−750 、1990)。
このため、ベンゾジアゼピンレセプターの拮抗剤又は部分的逆作動剤はアルツハ イマー病のようなある知覚問題の治療に有用であると思われる。
更に、6−アザインドール誘導体は公知であり、その一部が中枢神経系でそれら の適合性について試験された。
こうして、本発明の開発者らはフリートマン法により2.5−ジカルボエトキシ −6−アザインドールの合成について記載している( Doddら、Heter ocycles、28.1101−1113.1989)。この分子はインビト ロでベンゾジアゼピンレセプターと非常に弱い親和性を有するだけである( I  C3o−84,000oM)。
他の化合物も他の研究者らと共同して本発明の開発者らの一部により記載された ( Doddら、 J 、Med、Chell、 、 32 。
1272−1276.1989及びDel 1ouve−Court I to nら、Tetrahectron。
46.3245−3266.1990)。
しかしながら、ベンゾジアゼピンレセプターに関するそれらの性質についての指 摘は報告されなかった。
例えば、下記式の化合物: はDel 1ouve−Court l Ionによる前記文献で記載された。
同様に、下記6−アザインドール類(−1二及び三置換)も文献で記載された( Frydsanら、J、Am、Chem、Soc、。
87.3530−3531,1965; Frydmanら、J、Org、Ch em、、33.3782−3788、1968HFlscherら、J、Med 、Chem、、15.1LH−1171,1972;Prokopovら 、C hea、Het、Co5pounds、4,408−410,1978HC1a rkら、J、Chem、Soc、、(C)、498−501,1970; Fi scherら、J、Het。
Chem、、6.775−778,1969; Yakhontovら、Ru5 sian Chew。
Rev、、49.428−444.1980)。
R−H,OCH5OCH2C6H5 R−−H、、CH2CH2Co2T(、CHN(CH) 、CHo 。
CI”NOR,CN 、 CH3、CH2NH,、、No2、BrR’−HS  COH、Co CHC0NH、CN。
2 2 2 5ゝ 2 C6H5、CH2CH20H これら分子はいずれもベンゾジアゼピンレセプターと相互作用することが知られ ている。
最後に、ドイツ特許第DE−A−3,525,928号明細書は5.6,7.8 −テトラヒドロ−β−カルボリン誘導体の合成について記載している。
その結果、本発明の目的の1つは少くとも部分的な逆作動効果を有しながらベン ゾジアゼピンレセプターと親和性を有する新規化合物を提供することである。
である新規治療組成物を提供することである。
本発明のもう1つの目的は学習及び記憶に関してポジティブな効果を有しかつ例 えばアルツハイマー病のような知覚問題の治療に使用できる新規治療組成物を提 供することである。
本発明は第一に下記式の6−アザインドール:〔上記式中ニ ーRは水素原子又は基R−0−CH−を表す(R5は1つ又はいくっがのアルコ キシ、アルキルチオ、アルキルカルボニル、アミノ、ニトロもしくはシアノ基で 場合により置換されたアルキル基あるいは式Ar−Zの基に相当する): 上記においてニ ーZは好ましく バーCl−1−CH2C12−、−CH−CH−又は−CH− CH−CH2−から選択される1〜5の原子を有した飽和又は不飽和二価基であ る; −Arは1〜3の^・テロ原子を含む環中に5〜6の原子を有した場合により置 換されたフェニル又はヘテロアリール基である; −R2はアルコキシ、シクロアルコキシ、アラルコキシ、アラルコキシ、N−ア ルキル置換アミノ、N−シクロアルキル置換アミノ又はN−フェニル買換アミノ 基である(芳香族部分が場合により置換されることは可能である); ” R3、R4は独立して水素原子又はアルキル基を表す; 但しR1、R3及びR4が水素原子で、R2がN−(2−カルボキシフェニル) アミノ基である化合物は除く〕及びこれら化合物の薬理学上許容される塩に関す る。
本記載において、アルキル又はアルコキシ基は好ましくは1〜6の炭素原子を有 し、直鎖又は分岐鎖(好ましくは直鎖)である。アリール又はアリールオキシ基 は好ましくは6〜10の炭素原子を有し、アラルキル又はアラルコキシ基は7〜 11の炭素原子を有する。
ヘテロアリール基の中では1.2又は3−ピリジル、1.2又は3−ピロリル、 2又は3−チェニル、2又は3−フリル、1.2.3又は4−イミダゾリル基あ るいは様々なピリミジニル基が挙げられる。
フェニル又はヘテロアリール化合物の置換基の中ではハロゲン原子又はニトロ、 シアノ、場合によりハロゲン化されたアルコキシ、場合によりハロゲン化された C1− C3アルキル、C3のケースでは直鎖、特にCF3もしくはSO2F基 のような弱い障害をうけたドナー基が挙げられる。
更に、ある化合物は1つ又はいくつかの不斉中心を有する。したがって、それら は1つ又はいくつかの光学活性体で存在できる。このケースにおいて、本発明は これら化合物の上記光学活性体も含む。
これらの塩の中では塩化物、塩酸塩、酒石酸塩又はフマル酸塩が挙げられる。
好ましい変形例によれば、R1基は下記式の基に相当する: 上記式中ニ ーXは弱い障害をうけた電子供与基である;−〇は6未満の正の整数又はOであ る;nが1より大であるときX基は同一でも又は異なっていてもよい。
電子供与X基の中では好ましくはハロゲン原子又はニトロ、シアノ、場合により ハロゲン化されたアルコキシ、場合によりハロゲン化されたC −Cアルキル、 03のケースでは直鎖、特にCF もしくは503H基が及び好ましくはn−0 ,1,2又は3が挙げられる。
好ましい変形例によれば、R1基は下記式II+の基に又はR1はアルコキシ基 で置換されたメチル基であり、C0R2は好ましくはエステル官能基である。
もう1つの好ましい変形例によれば、R1は水素原子であり、C0R2は好まし くはアミド官能基であり、R2は有利にはカルボキシル、スルホン酸又は酸ホス ホン酸基から選択される1つ又はいくつかの基で場合により置換されたN−アリ ールアミド、特にN−フェニルアミドである。
本発明によるあるアミド類はラット皮質に関して親和性を示し、これはエステル の場合より大きいことが完全に予想外で実際にわかった。
更に、β−CCMシリーズにおいて、望ましい目標に関して良い性質を有するア ミド基を有した分子が初めて提供された。これらの分子はいくつかの利点ニー更 に良い加水分解安定性; −ベンゾジアゼピンレセプターとの相互作用の新たな点;を更に有する。
本発明は本発明による化合物の製造プロセスにも関する。
以下の記載において、他で指摘された場合を除き、R工〜R5置換基は上記と同 じ意味を有する。
a)RR及びR4が前記の意味のうち1つを有しかつRがR−0CR2基に相当 する式Iの化合物の製造プロセス: このプロセスは下記式の化合物二 〔上記式中R6及びR7は独立して水素原子又はCニーCアルキル基である;R は(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)アリ−ル又は( C−C11)アラルキルである;芳香環は場合によりR2の場合のように置換さ れている〕を還流下において対応無水物中カルボン酸R9C0OH(R9−C− 04アルキル)、特に酢酸のナトリウム塩の存在下で反応させて下記式の化合物 : を得、しかる後後者の化合物を弱酸(例えばp−トルエンスルホン酸)及びアセ トニトリルのような極性非プロトン溶媒の存在下でアルコールR5oHと反応さ せて式1の望ましい化合物を得ることからなる。5位におけるエステル官能基は 既知方法でアミド官能基に変換される。
第一ステップにおいて、C00R8エステル基をアミド基(化合物Va)に変換 させ、しかる後R50H基を反応させることもできる。
式!■の化合物は下記式の化合物: のハライドと反応させることにより製造される。
b)R2、R3及びR4が前記の意味のうち1つを有しかつR1が水素原子に相 当する式1の化合物の製造プロセス: このプロセスは下記式の化合物: を既知方法でアミド又はエステル官能基に変換することからなる。
例えば、アミド官能基の形成はDel Iouve−Court I Ionに よる前記文献の指示に従い実現される。
このため、本発明の主題の1つは更に下記式の化合物:■v1 及び上記製造プロセスで中間体として特に有用であるVaである。
式V11の化合物は対応酸V+のエステル化により製造され、後者はアルデヒド Vl11の酸化によりそれ自体が製造される。後者は例えばDel 1ouve −Court I Ionらによる前記文献で記載された反応経路に従い既知方 法で得られる。
本発明は本発明による化合物のうち1つと前記のようにRR及びRが水素原子で R2がN−(2−力1 ゝ 3 4 ルポキシフェニル)アミノ基である式1の化合物からなる薬剤並びにこれら薬剤 のうち少くとも1種と許容されるビヒクルを含有する医薬組成物にも関する。こ れらの薬剤及び組成物は神経系の機能に関するある障害の医学又は獣医学治療に とり有用である。
これらの薬剤及び組成物は特にベンゾジアゼピン類と組合せて後者の使用による 有害作用を補償するために用いるつもりである。これらの化合物自体もヒトにお いて学習と情報の蓄積を促進する。
このため、これらの薬剤及び組成物は神経系の変性疾患、特にアルツハイマータ イプ痴呆症に対して有効な療法に関与しうると有利に考えることができる。
医薬組成物は特に内服又は注射されるように処方される。それにもかかわらず、 他の様式も本発明の関係内で考えることができる。
用量は治療される病気及びその重篤度と個体のタイプ(体重、年齢)に一部依存 する。
0.1〜20 mg/kg範囲の用量力(有利と考えられる。
下記例は本発明について示すニ ー5−カルボン酸メチルの製造 −Lμゴニ上二Lヨし!之皇ム1ビJJN、N−ジメチルメチレンイミニウムク ロ1ノド234.4mg(2,5C1wsol)を乾燥アセトニド1ノル301 中エステル(R−R−R−H。
R−0CR)296.0sg(1,68ssol)lこ加え、混合液を還流下で 一夜維持する。反応の進行はTLC(クロロホルム/メタノール80/20>で モニターする。次いで反応混合液を冷却し、真空下で濃縮する。次いでそれを飽 和炭酸水素ナトリウム溶液で塩基性化し、しかる後抽出をジクロロメタンで行う 。有機相を合わせ、水しかる後塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム で乾燥させる。溶媒を減圧下で蒸発させて残渣を得、これをジクロロメタン及び アセトニトリルの混合液から結晶化させてアザグラミン171.2mg(43% )を得る。
M、P、’(ジクロロメタン/アセトニトリル) −217℃上記アザグラミン 51. 2mg (0,22mwol)及び無水酢酸ナトリウム44 、 6  mg (0、54gaol)を蒸留無水酢酸111に溶解し、混合液を還流下で 1時間維持する。
反応の進行をTLC(クロロホルム/メタノ−Jし80/20)でモニターし、 それが終了したとき反応混合液を冷却する。次いでそれを飽和炭酸水素ナトIJ ウム溶液で中和し、ジクロロメタンで抽出する。有機相を合わせ、水洗し、硫酸 マグネシウムで乾燥させる。溶媒を減圧下で蒸発させて残渣を得、これをブレ、 <ラテイブプレート(ジクロロメタン/エタノール97.5/2.5)でクロマ トグラフィーに付してジアセチル化誘導体を得、これをクロロホルム、酢酸エチ ル及びn−へキサンの混合液から結晶化させる(50.41g: 79%)。
M、P、 (クロロホルム/酢酸エチル/n−ヘキサン)−乾燥アセトニトリル 31中上記ジアセテート9.6mg(0,03maol) 、p−トルエンスル ホン酸−水和物9.8■g (0,05+u+ol)及びベンジルアルコール4 、1μΩ ( 0 、 0 4 ++vol)を還流下で48時間維持する。出 発物質の消失はTLC (ジクロロメタン/エタノール90/10)でモニター する。溶液を冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で塩基性化し、ジクロロメタ ンで抽出する。有機相を合わせ、水しかる後飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥し、しかる後真空下で蒸発させる。残液をプレパラティ ブプレート(ジクロロメタン/エタノール90/10)でクロマトグラフィーに 付し、しかる後クロロホルム及びn−ヘキサンの混合液から結晶化させ、3−ベ ンジルオキシメチル誘導体5.41g(55%)を得る。
M.P. (クロロホルム/n−へキサン) − 191℃同じ合成プロセスを 用いることにより、但し適切な出発物質から下記化合物を得た: 例 旦、0 立 2 CH3 156 6 2NO2−PhCHっ 266 7 3NO2−PhCHっ 260 8 4NO2−PhCHっ 238 9 3MeO phCH2188 10 PhCH2CI(2233 酸(R1−R3−R4−H,R2−OH)(31.2■g、0. 19mmol )を乾燥テトラヒドロフラン3111こ溶解し、それに蒸留トリエチルアミン1 20μgを加える。
反応混合液を0℃に冷却し、蒸留クロロギ酸エチル50μm ( 0 、6 4  mmol)を滴下する。溶液を室温まで戻し、しかる後温度を40℃にする。
反応の進行をTLC (ジクロロメタン)でモニターし、それが終了したとき混 合液を冷却し、蒸発乾固させる。乾燥テトラヒドロフラン51及びアントラニル 酸メチル26ufl (0、2 0 mmol)をそれに加え、混合液を還流さ せる。反応の進行をTLC(ジクロロメタン)でモニターし、それが終了したと き混合液を冷却し、蒸発乾固させる。残渣をジクロロメタンに溶解し、飽和炭酸 水素ナトリウム溶液で塩基性化する。水相をジクロロメタンで抽出する。有機相 を合わせ、水しかる後飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾 燥させる。溶媒を真空下で蒸発させて残渣を得、これをプレバラティブプレート (ジクロロメタン)でクロマトグラフィーに付す。化合物16をジクロロメタン 及びn−ヘキサンの混合液から結晶化させる(31.2B,44%)。
M.P. (、ジクロロメタン/ n−ヘキサン) − 198−199℃同方 法に従い、但し対応する芳香族アミン類から下記化合物を得た: 13 H225 143−C0OH310(分解) 15 4−C0OH305(分解) 化合物16 (31B、 0. 08mmol)を10%水性エタノール51に 溶解し、それにIN水酸化ナトリウム溶液420μgを加え、混合液を還流させ る。1時間後に反応を終了させる(ジクロロメタン/エタノール9515)。反 応混合液を冷却し、エタノールを蒸発させる。
数滴の水を加え、酸12を酢酸の制御的添加により沈澱させる。4℃で一夜放置 後に沈澱物を濾取し、水洗し、乾燥させ、酸12の21.5mg(91%)を得 る。
例1〜15の化合物をベンゾジアゼピンレセプターに対するそれらの親和性を調 べるためにラット皮質膜で試験した。
測定値は下記表でまとめられている。
9 1000G この研究はアフリカッメガエル卵母細胞における電気生理学的試験からなる。ニ ワトリ視葉の細胞は偶然にもGABAに対して良好な応答性を有する。全RNA をそれから抽出し、オリゴ(dT)アフィニティーカラムに通し、こうして粗製 メツセンジャーRNAをそれから分離することができるが、その理由は後者がそ のカラムのオリゴ(dT)残基との相補性により結合するポリ(A)末端尾部を 有するからである。次いでこれらのメツセンジャーRNAはアフリカッメガエル 卵母細胞に注入されるが、これはただ1つのみの細胞である。次いでこれらの卵 母細胞はインキュベートされ、2日目にメツセンジャーRNAは発現され、こう して卵母細胞の細胞機構のおかげでGABAレセプター/ペンゾジアゼピンレセ ブター/クロリドチャンネル複合体を形成するようになる。
次いでこれらの大タンパク質自体が細胞内で移動し、膜に到達し、こうしてこの レセプターとそれと結合される経膜イオンチャンネルとが遭遇することが可能に なる。
次いで卵母細胞をリンゲル溶液中の10−5M GABA浴にいれ、2本の小型 電極A及びBをその中に導入し、第三の小型電極は参照として作用させるためセ ル外におく。小型電極Aは卵母細胞の内外間における電位差(PD)を測定する ために用いられる。60■VのPDが卵母細胞で形成され、小型電極Bはこの望 ましいPDを維持するために用いられる。
ジアゼパムのような作動剤を潅流させることにより、後者と培地中に存在するG ABAはレセプターのレベルでアロステリック効果を発揮し、当然の結果として イオンチャンネルを開ける。したがってクロリドの卵母細胞内侵入があり、PD はかなり増加する。他方、β−00Mのような逆作動剤はレセプターへのGAB Aの結合を減少させ、結果的にクロリドチャンネルの開放時間は減少してPDは 小さくなる。
拮抗剤はベンゾジアゼピンレセプターの結合部位を占めるが、但しGABAの結 合に影響を有しない。したがって、クロリドチャンネルの開放は妨げられず、P Dは変わらない。
化合物1を10−6Mの濃度で卵母細胞をいれた培地で潅流させたところ、ジア ゼパムの大きな増加とβ−00Mの有意な減少と比較して、PDをわずかに減少 させた。
したがって、分子1は部分的逆作動剤であり、一方ZK91296は部分的作動 剤である。
インビボ試験 化合物1をその痙学性質について最初に試験した。試験はA B P / L  e種に属する2月齢のマウス14匹(塩5匹及び酸9匹)で行った。この特定種 はβ−カルボリン類により誘導される産学に対して非常に感受性である。
化合物1を20 mg/kgの用量で腹腔内投与し、観察を30分間後に行った 。いずれのマウスも全く置傘を示さなかった。したがってその化合物は産学剤で はない。
次いで化合物1を学習について試験した。この試験、即ち単一試験で学習する受 動的回避は2月齢の雌性スイスマウス30匹で行った。化合物1を20 mg/ kgの用量でマウス15匹に投与し、他の15匹は生理血清の注射をうけた。
装置はドアでブラックボックスに接続されたホワイトボックスからなる。ホワイ トボックスは25c謹の距離でおかれた100Wランプにより照明され、マウス が暗所で安心感を覚えるため自発的に入れるブラックボックスは帯電金属フロア を有する。ボックスは2群のマウス15匹の各々の前で内部におかれた動物によ りマウスの臭いで覆われている。
試験は2つのセツションで行う:第一は学習であり、第二は24時間後に行う回 避試験そのものである。
学習の10分前に、マークされたマウスは生理血清又は化合物1の腹腔内注射を うける。注射は試験された分子が獲得現象のレベルで記憶について作用するかど うかを確かめるためにその試験で行う。情報の蓄積期について調べたときは、注 射は学習試験後に行った。次いでマウスを照射されたホワイトボックス内に1匹 ずついれ、ブラックボックスへの到着時間を記録する。この時間は平均24秒で あり、用いられた基準はマウスの四肢がブラックボックス内部にあることである 。まさにその瞬間に、直流75μAの電気ショックが2秒間与えられる。
24時間後に回避試験を行う:マウスをホワイトボックスにいれ、マウスが3分 間でブラックボックスに入るかどうかについて電気ショックを与えることなく記 録する。マウスが3分間以下でブラックボックスに入るならば試験された分子は °ブラックボックスー電気ショック”という情報の獲得を改善せず、記録された 時間が3分間よりかかっているならばその分子は作用したと思われる。
その分子で処置された動物において、それらの大部分(75%)は電気ショック を回避することを学習したことが記録される。したがって、その化合物の記憶向 上効果は単一試験で学習する受動的回避試験中に現れた。
国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 ドワジー、ザビエ フランス国ベルサイユ、リュ、サン−トル、7 (72)発明者 ロシエ、シャン フランス国パリ、リュ、サン−ジャック、(72)発明者 プラト、ド、カルバ ロ、リアフランス国パ1バリュ、アルベール、28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記式の6−アザインドール: ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔上記式中: −R1は水素原子又は基R5−O−CH2−を表す(R5は1つ又はいくつかの アルコキシ、アルキルチオ、アルキルカルボニル、アミノ、ニトロ又は特にシア ノ基で場合により置換されたアルキル基あるいは式Ar−Zの基に相当する): 上記において; −Zは好ましくは−CH2−、−CH2CH2、−、−CH=CH−又は−CH =CH−CH2−から選択される1〜5の原子を有した飽和又は不飽和二価基で ある; −Arは1〜3のヘテロ原子を含む環中に5〜6の原子を有した場合により置換 されたフェニル又はヘテロアリール基である; −R2はアルコキシ、シクロアルコキシ、アリールオキシ、アラルコキシ、N− アルキル置換アミノ、N−シクロアルキル置換アミノ又はN−フェニル置換アミ ノ基である(芳香族部分が場合により置換されることは可能である); −R3、R4は独立して水素原子又はアルキル基を表す; 但しR1、R3及びR4が水素原子で、R2がN−(2−カルボキシフェニル) アミノ基である化合物は除く〕及びこれら化合物の薬理学上許容される塩。
  2. 2.Ar−Zが下記基: ▲数式、化学式、表等があります▼II〔上記式中: Xは弱い障害をうけた電子供与基である;nは6未満の正の整数又は0である; nが1より大であるとき基Xは同一でも又は異なっていてもよい〕に相当する、 請求項1に記載の6−アザインドール。
  3. 3.Xがハロゲン原子又はニトロ、シアノ、場合によりハロゲン化されたアルコ キシ、場合によりハロゲン化されたC1−C3アルキル、C3のケースでは直鎖 、特にCF3基もしくはSO3H基から選択される、請求項1に記載の6−アザ インドール。
  4. 4.nが0、1、2又は3である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の6−ア ザインドール。
  5. 5.R1が下記式IIIの基: ▲数式、化学式、表等があります▼III(上記においてR1はアルコキシ基で 置換されたメチル基である)に相当する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の 6−アザインドール。
  6. 6.COR2がエステル基である、請求項5に記載の6−アザインドール。
  7. 7.R1が水素原子である、請求項1に記載の6−アザインドール。
  8. 8.COR2がアミドである、請求項7に記載の6−アザインドール。
  9. 9.R2がカルボキシ、スルホン酸又は酸ホスホン酸基から選択される1つ又は いくつかの基で場合により置換されたN−アリールアミド、特にN−フェニルア ミド基である、請求項8に記載の6−アザインドール。
  10. 10.R1が水素原子以外である請求項1〜9のいずれか一項で記載された化合 物の製造方法であって、下記式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼V が弱酸の存在下で式R5OHのアルコールと反応せしめられ、COR8基が化合 物Vの反応前(化合物Vaを得るため)又は後にそのエステルのエステル交換又 はアミド化により変換されることができる方法。
  11. 11.R1が水素原子である請求項1〜9のいずれか一項で記載された化合物の 製造方法であって、下記式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼VIがアミド又はエステル官能基に変換され る方法。
  12. 12.R8置換基は(C1−C4)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、 (C6−C10)アリール又は(C7−C11)アラルキルである;芳香環はR 2の場合のように置換されている;VaのケースにおけるR2はアミノ基である ;R3及びR4は請求項1の場合と同じ意味を有する;R9はC1−C4アルキ ルである;1H−ピロロ(2,3−c)ビリジン−5−カルボン酸を除く、式V 、Va又はVIの化合物。
  13. 13.請求項1〜9のいずれか一項で記載された化合物とR1、R3及びR4が 水素原子でかつR2がN−(2−カルボキシフェニル)アミノ基である式Iの化 合物からなる薬剤。
  14. 14.請求項13で記載された少くとも1種の薬剤と許容されるビヒクルを含有 する医薬組成物。
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