JPH0650811Y2 - Dat用のエンベロープアナライザ - Google Patents

Dat用のエンベロープアナライザ

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JPH0650811Y2
JPH0650811Y2 JP7496389U JP7496389U JPH0650811Y2 JP H0650811 Y2 JPH0650811 Y2 JP H0650811Y2 JP 7496389 U JP7496389 U JP 7496389U JP 7496389 U JP7496389 U JP 7496389U JP H0650811 Y2 JPH0650811 Y2 JP H0650811Y2
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JP
Japan
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envelope
dat
signal
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converter
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JP7496389U
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棟人 松崎
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はDATのテープパスの評価、または、調整に好
適なDAT用のエンベロープアナライザに関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来より、DATのテープパスの調整は、DATヘッドより得
られるRF信号を直接オシロスコープで観測し、その波形
の変動を目視で確認することによりトラック上のヘッド
のトレース状態を判断しこの判断結果に基づき調整を行
っていた。
しかし、上記した従来の調整作業は調整者の感と熟練度
にたよっていたため調整者により調整誤差が生じ、また
調整に時間がかかるという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、テープパスの状態を定量的に把
握することのできるDAT用のエンベロープアナライザを
提供することにある。
(ハ)問題を解決するための手段 第1図はこの考案の機能ブロック図であり、この考案の
DAT用のエンベロープアナライザは、DATのヘッドがテー
プ上のトラックをトレースすることにより得られるRF信
号を増幅するRFアンプと、このRFアンプの出力を検波す
る包絡線検波回路と、この包絡線検波回路の出力電圧を
サンプリングしホールドするサンプリングホールド回路
と、このサンプリングホールド回路の出力電圧をディジ
タル電圧に変換するA/Dコンバータと、サンプリングホ
ールド回路とA/Dコンバータとを制御するマイクロコン
ピュータと、このマイクロコンピュータの演算結果を表
示する表示器とで構成したDAT用のエンベロープアナラ
イザにおいて、RF信号のエンベロープを複数回計測する
エンベロープ計測手段と、このエンベロープ計測手段が
複数回計測した計測値の平均値を演算する第1の演算手
段と、既に演算した複数の平均値から最大値を探索する
最大値探索手段と、最小値を探索する最小値探索手段
と、最大値探索手段で得られた最大値と最小値探索手段
で得られた最小値との比率を演算する第2の演算手段と
を設け、第2の演算手段の演算結果を前記表示器に表示
するように構成したものである。
(ニ)作用 この考案の作用を第1図を用いて説明する。
この考案によれば、DATのヘッドがテープ上のトラック
をトレースすることにより得られるRF信号を増幅するRF
アンプと、このRFアンプの出力を検波する包絡線検波回
路と、この包絡線検波回路の出力電圧をサンプリングし
ホールドするサンプリングホールド回路と、このサンプ
リングホールド回路の出力電圧をディジタル電圧に変換
するA/Dコンバータと、サンプリングホールド回路とA/D
コンバータとを制御するマイクロコンピュータと、この
マイクロコンピュータの演算結果を表示する表示器とで
構成したDAT用のエンベロープアナライザにおいて、RF
信号のエンベロープを複数回計測するエンベロープ計測
手段と、このエンベロープ計測手段が複数回計測した計
測値の平均値を演算する第1の演算手段と、既に演算し
た複数の平均値から最大値を探索する最大値探索手段
と、最小値を探索する最小値探索手段と、最大値探索手
段で得られた最大値と最小値探索手段で得られた最小値
との比率を演算する第2の演算手段とを設け、第2の演
算手段の演算結果を前記表示器に表示するように構成し
たもので、RF信号の波形変動の大小が時間と共に表示さ
れる。このため、テープパスの状態を定量的に把握する
ことができる。
(ホ)実施例 この考案に係るDAT用のエンベロープアナライザの実施
例を第1図乃至第5図に基づき説明する。
第1図は機能ブロック図、第2図はハードウェアのブロ
ック図、第3図はタイミング図であって、第3図(A)
はヘッド切換信号の波形図、第3図(B)はRF信号の波
形図、第4図(A)はテープ上のトラックをヘッドがト
レースする状態を模式的に示した図、第4図(B)はト
レース状態に応じたRF信号の波形図、第5図(A)及び
第5図(B)はフローチャートである。
図中、1はDATのヘッドがテープ上のトラックをトレー
スすることにより得られるRF信号をこのエンベロープア
ナライザに入力するための入力端子、1aはRF信号、2は
RF信号1aを増幅するRFアンプ、3はRFアンプ2の出力を
検波する包絡線検波回路、4は包絡線波回路3の出力電
圧をサンプリングしホーールドするサンプリングホール
ド回路、5はサンプリングホールド回路4の出力電圧を
ディジタル電圧に変換するA/Dコンバータ、6はサンプ
リングホールド回路4とA/Dコンバータ5とを制御する
と共にA/Dコンバータ5の出力を取りこみ、更に、演算
処理をするマイクロコンピュータ、7はDATのA,Bヘッド
のヘッド切換信号をマイクロコンピュータ6に入力する
ための入力端子、7aはヘッド切換信号、8はマイクロコ
ンピュータ6の演算結果を表示するための表示器、9は
表示器8をドライブするための表示回路、10は表示器8
の表示状態(例えば、Aヘッドのデータ,Bヘッドのデー
タなど)を切換えるための操作スイッチである。
そして、サンプリングホールド回路4とA/Dコンバータ
5と入力端子7と操作スイッチ10とはマイクロコンピュ
ータ6の入出力ポートを介して接続していて、このマイ
クロコンピュータ6は、このエンベロープアナライザの
プログラムを格納するROMと演算結果をメモリさせるRAM
と測定タイミングを計時するためのタイマーとから構成
されている。
このように構成されたエンベロープアナライザにおい
て、入力端子7にはヘッド切換信号7aが入力されるよう
になっていて、第3図に示すように、ヘッド切換信号7a
はAヘッドからRF信号1a1が得られる時には“L"レベ
ル、BヘッドからRF信号1a2が得られるときには“H"レ
ベルのパルス信号がマイクロコンピュータ6に入力され
るようになっている。
なお、第3図に示した1乃至8の番号は、Aヘッドまた
はBヘッドから得られたRF信号1a1,1a2のエンベロープ
の電圧レベルが測定されるポイントを示しており、この
実施例では図示した通り8回計測される。
第4図(A)はテープ上のトラックをヘッドがトレース
する状態を模式的に示した図、第4図(B)はトレース
の結果得られたRF信号の波形図である。
図において、TAはテープ、trはテープTA上に記録された
トラック、TはテープTAの走行方向、,,はヘッ
ドHのトレース方向である。
そしてヘッドHが矢印のようにトラックtrの略中央部
をトレースする時には第4図(B)に示すような所定の
レベルh1のRF信号1a3が得られ、ヘッドHが矢印,
のようにトラックtrの中央部をトレースしないときには
低いレベルh2のRF信号1a4が得られる。
そして、この考案は上記した波形変動の状態を定量的に
把握することができるように構成したものである。
次に、上記した実施例の動作を第5図(A)(B)に示
すフローチャートに基づいて説明する。
計測を開始するとヘッド切換信号7aのエッジの検出を行
う(ステップS1)。エッジを検出し立ち下がりエッジ
を検出すれば、Aヘッドで得られたRF信号1a1を計測
し、立ち上がりエッジを検出すれば、Bヘッドで得ら
れたRF信号1a2を計測するためのエッジの判定(ステッ
プS2)を行った後、タイマーをスタートさせる(ステッ
プS3)。タイマーのスタート後一定時間経過すると(ス
テップS4)、マイクロコンピュータ6は包絡線検波回路
3の出力をサンプルホールドするように命令し(ステッ
プS5)、更に、A/Dコンバータ5はサンプリングホール
ド回路4の出力電圧をディジタル電圧に変換するための
A/D変動動作を開始する(ステップS6)。A/D変換が完了
すると(ステップS7)、マイクロコンピュータ6はA/D
コンバータ5の出力データを読み込み(ステップS8)、
このデータをRAMに格納する。
今、Aヘッドの測定中であるとすれば、上記した状態に
おいては第3図のRF信号1a1の1のポイントのエンベロ
ープの電圧を測定したことになる。
この実施例では上記したエンベロープの測定を8回繰り
返すことになっているので、再び、ステップS3からステ
ップS9までの実行を繰り返し行う。そして、RF信号1a1
のポイント2,3,4,5,6,7,8のエンベロープの電圧を順に
測定する。
RF信号1a1の8回の測定を終了すると、今測定した8つ
のデータの平均値を演算して、この平均値をRAMに格納
する(ステップS10,S11)。
そして、次に、既に計測した32回前までの平均値データ
を読み出して、これらの平均値データの最大値と最小値
を求める(ステップS12,S13)。
次に、得られた最大値と最小値の比(最小値/最大値)
を演算して、この演算結果を表示器8に表示する(ステ
ップS14,S15)。
このように、この考案のDAT用のエンベロープアナライ
ザは、DATのヘッドがテープ上のトラックをトレースす
ることにより得られるRF信号を増幅するRFアンプと、こ
のRFアンプの出力を検波する包絡線検波回路と、この包
絡線検波回路の出力電圧をサンプリングしホールドする
サンプリングホールド回路と、このサンプリングホール
ド回路の出力電圧をディジタル電圧に変換するA/Dコン
バータと、サンプリングホールド回路とA/Dコンバータ
とを制御するマイクロコンピュータと、このマイクロコ
ンピュータの演算結果を表示する表示器とで構成したDA
T用のエンベロープアナライザにおいて、 RF信号のエンベロープを複数回計測するエンベロープ計
測手段と、このエンベロープ計測手段が複数回計測した
計測値の平均値を演算する第1の演算手段と、既に演算
した複数の平均値から最大値を探索する最大値探索手段
と、最小値を探索する最小値探索手段と、最大値探索手
段で得られた最大値と最小値探索手段で得られた最小値
との比率を演算する第2の演算手段とを設け、第2の演
算手段の演算結果を前記表示器に表示するように構成し
たものである。
(ヘ)考案の効果 この考案に係るDAT用のエンベロープアナライザによれ
ば、前述のように構成したので、DATのテープパスの状
態を定量的に把握できる。
従って、この考案によるDAT用のエンベロープアナライ
ザでDATデッキのテープ走行系のメカニズム部分の調整
を行えば、調整者による個人誤差がなく、且つ、短時間
で調整を行うことができる。
しかも、構造が簡単であって、また安価に構成すること
ができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案に係るDAT用のエンベロー
プアナライザの実施例を示し、第1図は機能ブロック
図、第2図はハードウェアのブロック図、第3図はタイ
ミング図であって、第3図(A)はヘッド切換信号の波
形図、第3図(B)はRF信号の波形図、第4図(A)は
テープ上のトラックをヘッドがトレースする状態を模式
的に示した図、第4図(B)はトレース状態に応じたRF
信号の波形図、第5図(A)及び第5図(B)はフロー
チャートである。 主な符号の説明 1,7:入力端子 1a,1a1,1a2,1a3,1a4:RF信号 2:RFアンプ 3:包絡線検波回路 4:サンプリングホールド回路 5:A/Dコンバータ 6:マイクロコンピュータ 7a:ヘッド切換信号 8:表示器 9:表示回路 10:操作スイッチ TA:テープ tr:トラック H:ヘッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】DATのヘッドがテープ上のトラックをトレ
    ースすることにより得られるRF信号を増幅するRFアンプ
    と、このRFアンプの出力を検波する包絡線検波回路と、
    この包絡線検波回路の出力電圧をサンプリングしホール
    ドするサンプリングホールド回路と、このサンプリング
    ホールド回路の出力電圧をディジタル電圧に変換するA/
    Dコンバータと、サンプリングホールド回路とA/Dコンバ
    ータとを制御するマイクロコンピュータと、このマイク
    ロコンピュータの演算結果を表示する表示器とで構成し
    たDAT用のエンベロープアナライザにおいて、 RF信号のエンベロープを複数回計測するエンベロープ計
    測手段と、このエンベロープ計測手段が複数回計測した
    計測値の平均値を演算する第1の演算手段と、既に演算
    した複数の平均値から最大値を探索する最大値探索手段
    と、最小値を探索する最小値探索手段と、最大値探索手
    段で得られた最大値と最小値探索手段で得られた最小値
    との比率を演算する第2の演算手段とを設け、第2の演
    算手段の演算結果を前記表示器に表示するように構成し
    たことを特徴とするDAT用のエンベロープアナライザ。
JP7496389U 1989-06-28 1989-06-28 Dat用のエンベロープアナライザ Expired - Lifetime JPH0650811Y2 (ja)

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