JPH06507938A - 屈折率を整合させるために透明な熱硬化性のシリコンラバーと樹脂との組成物 - Google Patents
屈折率を整合させるために透明な熱硬化性のシリコンラバーと樹脂との組成物Info
- Publication number
- JPH06507938A JPH06507938A JP5516640A JP51664093A JPH06507938A JP H06507938 A JPH06507938 A JP H06507938A JP 5516640 A JP5516640 A JP 5516640A JP 51664093 A JP51664093 A JP 51664093A JP H06507938 A JPH06507938 A JP H06507938A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- transparent
- component
- weight
- units
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/12—Polysiloxanes containing silicon bound to hydrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/14—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
- C08G77/18—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to alkoxy or aryloxy groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/20—Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/42—Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
- C08G77/44—Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing only polysiloxane sequences
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/80—Siloxanes having aromatic substituents, e.g. phenyl side groups
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
屈折率を整合させるために透明な熱硬化性のシリコンラバーと樹脂との組成物
隻豆立1j
本発明は熱硬化性のシリコンラバー組成物に関する発明である。更に詳述するな
らば、本発明は希望する引裂き強度、耐油性および圧縮永久ひずみ特性を維持し
ながら、改良された透明性を有する熱硬化性のシリコンラバー組成物に関する。
当業者には透明な熱硬化性のシリコンラバー組成物は公知である。そのような公
知の組成物は1種あるいはそれ以上のポリマー、限定された粒径を持つ表面充填
物、指数を整合させたフェニルを含有したガムの混合物から成っている。5.3
モル%のフェニル置換基を有するポリジオルガノシロキサンガムおよびシリカ充
填物から成るブレンドは既に透過83.7%、貧化指数449、曇り17.1%
を示す実質的に透明なラバー化合物を提供していると報告されている。しかしな
がら、フェニルを主成分とする組成物は好ましくなく、その理由は製品が高価に
なり、さらに長年の間には有害な副産物を放出する可能性があるからである。
医療用チューブおよび装置のような特別の使用には、良好な物理特性を持つのみ
ならず、高い透明度および低い曇りを有するフェニルを主成分としない素材が入
用である。
透明なシリコンラバー組成物において重要なその他の特性は強度に関連した特性
である。特に、引裂き強度、引張り強さ、伸び、圧縮永久歪および硬さが関心の
ある物理特性である0インチあたりのポンドで測定した(pi)引裂き強度は機
械的な構造を破壊することなく連続的な摩耗に抵抗する素材の能力である。良好
な引裂き強度は強靭性の尺度であるので好ましい。
強靭性に加えて、大抵の利用のためにエラストマー性の素材は1平方インチあた
りのボンドで測定して高い引張り強さを持っていなければならない、素材の引張
り強さは破壊力あるいは引っ張る力に抵抗する能力に関係する。同時にそのよう
な素材は良好な伸びを要求しており、この伸びは破断することなく素材を伸長す
る能力である。伸びは当初の試料の大きさのパーセントとして測定される。幾つ
かの利用応用例では、ショアA尺度で測定される硬さは重要な物理特性である。
レジリエンスあるいは変形後に形態を回復する能力、特に圧縮力による、変形後
に形態を回復する能力のようなその他の特性も透明なラバー製品にあっては好ま
しい。
過去においては良好な物理特性を有する熱硬化性のシリコンエラストマー組成物
を製造する努力が行なわれた。そのような努力が以下に示す特許の引用文献を使
って本件のなかで議論されている。
米国特許4,539,357 (ボーベアー)は高粘性の、ビニル末端を有する
ジオルガノシロキサンガムと水素化物含有ポリシロキサンおよび過酸化物硬化剤
とのブレンドを含有する熱硬化性シリコン組成物を開示している。その組成物は
さらに約50重量%までのビニル含有オルガノポリシロキサン樹脂共重合体から
成っているにもかかわらず、ボーベアーの4,539.357は主に引裂き強度
を問題にしている。得られた製品の透明性は関心のある特性中でも測定されてい
ない、同じように、ワダ(Wada)等による米国特許3.652,475およ
び3,671.480は熱硬化性のエラストマー性の素材を開示しているが、し
かしながら、透明性は関心のある特性中でも測定されていない。
ボベアーによる米国特許4.061,609は水素化物樹脂成分を含有する白金
触媒によるシリコンラバー組成物を開示している。実施例中では引裂き強度は測
定されているが、しかし、透明性は測定されていない、ボベアーによる米国特許
3.660,345はオルガノポリシロキサンエラストマーのその他の例を示し
ている。
クリ−マー(Creamer)による米国特許3゜696.068およびジェラ
ム(Jeram)等による米国特許3,884.866も熱硬化性組成物を開示
しているが、しかし透明性は問題にされていない。
ヒライ(Hirai)等による米国特許4,891.393は強化シリカおよび
少量のメトキシグループ、オルガノハイドロゲンポリシロキサンおよび硬化触媒
によってガムから作成する熱硬化性オルガノシロキサン組成物を開示している。
これら素材は金属、ガラスおよびプラスチックを含む多数の基体に改良された接
着性を示している0表4に表示した幾つかの例は透明である。
モジツク(Mod i c)による米国特許4,746.699は樹脂性のオル
ガノポリシロキサン成分を含有する硬化性シリコンコーティング組成物を開示し
ている。細かく粉砕された無機の充填剤なしに配合されている素材が透明である
と報告されており、一方そのような充填剤を含有している組成物は半透明であり
、あるいは使用した充填剤によっては不透明になる。
ジェラムによる米国特許4,041,101もビニル含有ポリマーと樹脂、およ
び水素化物含有樹脂あるいは水素含有ポリシロキサン橋掛は剤のブレンドを有す
る溶媒抵抗性のあるシリコンラバー組成物を開示している。充填剤が存在しても
良い、透明性は討議には出ていない。
l豆皮l末
本発明は比較的少量のMQ樹脂がDおよびQ単位をそれぞれに圧倒的に含有する
成分間の適合剤として作用することを発見したことに基づいている。1実施態様
では、ビニル含有オルガノシロキサンガムおよびシリカ充填剤はMQあるいはM
DQ樹脂と結合され、あるいはそれらのブレンドと結合され、その結果オルガノ
−過酸化物触媒中に熱硬化性の透明なシリコンラバーを製造するのである。
本発明は良好な強度を有する透明な、熱硬化性のあるシリコンラバー組成物提供
する。その組成物は重量部として以下から成っている;
(A) 25℃で約3,000,000ないし約10o、ooo、oooセンチ
ポアズ(cps)の粘性を有するビニル含有オルガノポリシロキサン約100重
量部
(B) MQあるいはMDQ単位を有するオルガノポリシロキサン樹脂共重合体
的1ないし30重量部、ただし各M単位はMあるいはM′単位、例えばM−ビニ
ル単位を示し、各り単位はDあるいはD°単位、例えばD−ビニル単位を示し、
成分(A)に基づく約10重量%迄のビニルグループは以下から成っている、1
) R35iO+7i単位(MあるいはM゛単位および5ins単位(Q単位)
、ただし各Rはビニル基および脂肪族の不飽和のない1価の炭化水素基から成る
グループから独立して選択され、M単位対D単位の比は約0.5:1ないし1.
5:1に達し、共重合体は約0.5ないし10重量%のビニルグループを含有し
ているあるいは
2) Rs S i 01/□単位(MあるいはM°単位)おJ: U S i
Ox単位(Q単位)おJ: ヒRz S i Otyx単位(DあるいはD゛
単位、ただし各Rは上に定義した通りであり、M単位対D単位の比は約0.5+
1ないし約1.5:1であり、D単位はコポリマー中のシロキシ一単位の全モル
量に対して約1ないし70モル%の量存在し、樹脂性の共重合体は約0.5ない
し約10.0重量%のビニルグループを含有しているあるいは
3) 単位1および2の混合物および
(C) 約200重量部までの成分(A)に基づく微細に粉砕されたシリカ充填
剤。
熱硬化性のラバーを製造するために、有機過酸化物フリーラジカル開始剤あるい
は硬化剤の形態で成分(D)は供給される。
加工性あるいは特性を改善するために、組成物は1種あるいはそれ以上の下記の
成分を含有していてもよい。
(E) 25℃で約3ないし500センチポアズの低粘性のシラノール停止シロ
キサン流体のような加工助剤約10部まで、
(F) 約100重量部までの成分(C)に基づくジビニルテトラメチルシラザ
ン流体約20重量部まで、(G) PDMSおよびPMH3単位各々約100繰
返し単位のポリジメチルシロキサンポリメチルハイドロジエンシロキサンランダ
ム共重合体のような橋掛は剤約2.5重量部まで。
幾つかの応用例では(H)25℃で約5.oooないし500,0OOcpsポ
リジオルガノシロキサン流体を使用しても良い。
充填剤はサイクリックメチルテトラマーの成分(C)に基づく約20重量%まで
と配合する前に処理しても良い。
本発明の熱硬化性組成物は引裂き強度、引張り強さ、硬さ、圧縮永久ひずみ、伸
びおよび耐油性のようなその他の有利な物理特性を犠牲にすることなく良好な透
明性有するのである。
[[L二l工立豆j
図1は本発明の透明な熱硬化性のシリコンラバー組成物中の透明性に対する樹脂
含有量(成分(B))の効果を示すプロットである。
図2は充填剤処理および橋掛は剤の透明性および曇りに対する相互作用を示すプ
ロットである。
図3は充填剤処理および水分の透明性および曇りに対する相互作用を示すプロッ
トである。
図4は充填剤処理および水分の貧化に対する相互作用を示すプロットである。
l1立11
本発明は優れた透明性、良好な引裂き強度、良好な引張り強さ並びに好ましい硬
さ、圧縮永久ひずみ、伸び、耐油性を有する熱硬化性のシリコン組成物に焦点を
向けている。その組成物は25℃で約3.000゜000ないし100,000
,0OOcpsの粘性を有するビニル含有ジオルガノシロキサンガム1種あるい
はそれ以上を含有しており、MQあるいはMDQタイプのオルガノポリシロキサ
ン樹脂1種あるいはそれ以上(ただし各M単位はMあるいはM゛、例えばM−ビ
ニル単位を示し、更に各り単位はDあるいはD゛、例えばD−ビニル単位を示し
、約10重量%までのビニルグループを示す)および微細に粉砕したシリカ充填
剤を含有している0本発明に即して、樹脂は他の成分と十分な適合性を有する高
いQ含有量を持ち、基本的にはガム及び充填剤を持つ1相システムを形成するた
めである。適合性とは成分間の界面、特にガムおよび充填剤間の界面が実質的に
は見えなくなるという条件として定義される。
成分(A)は25℃で約3.000,000なり)し1OO1OoO5000粘
性を有するビニル含有ジオルガノシロキサンガムあるいはそれらのブレンドであ
る。好ましくは、そのガムは25℃で約3,000゜oooないし85,000
,0OOcpsの粘性を有する。さらに好ましくは約20,000,000なし
)し約50,000,000間の粘性を持ってし)る、そのガムは約5xlO−
’ないし約1重量%のビニル濃度を持っていてもよい、そのガムは好ましくは約
6.5xlO−’ないし約0.03の範囲の重量%のビニル濃度を持っていても
よく、さらに好ましくは約8x10−6乃至約1.5xlO−’、更に好ましく
は約8x1〇−5ないし約1.2x1.O−’の範囲の重量%のビニル濃度を持
っていてもよい、ガムのビニルポリマー1種またはそれ以上の中のオルガノグル
ープは全て1価の炭化水素基である。
成分(A)のビニルポリマービニルポリマー等は鎖中にビニルグループおよび末
端にビニルグループを持っていても良く、好ましくはそのポリマーはビニル末端
を有している。さらに、鎖末端以外ではビニル置換基がないことである。他の好
ましい実施態様では、成分(A)は式
%式%)
を持っており、ただしViはビニルであり、R1は独立して1価の炭化水素基か
ら選択され、脂肪族不飽和がなく、1ないし約8個の炭素原子を含有し、R2は
独立して1価の炭化水素基から選択され、工ないし約8個の炭素原子を含有し、
Xおよびyは成分(A)が25℃で約3,000,000ないし85,000゜
000cpsの範囲の粘性を有し、約5xlO−@ないし約2xlO−’重量%
のビニル濃度を持っており、さらに好ましくは約8xlO−’乃至約1.5xl
O−’、更に好ましくは約8xlO−’ないし約1.2xlO−’の範囲の重量
%のビニル濃度を持っていてもよいように選択された整数である。
成分(A)のビニル含有ポリマーは当業者に公知の方法で作製される、例えば目
的とする分子量のポリマーを得るために塩基性触媒の存在中に高温で低分子量の
直鎖のビニル鎖停止剤の存在中にシクロテトラシロキサンを反応させることによ
って製造する0反応終了後に触媒は中和され、余分な環状化合物は除去して、希
望するポリマーにする。鎖停止剤の量と反応温度を制御することによって、希望
するビニル−含有ポリマー最終製品の分子量は制御可能である。そのようなビニ
ル含有ポリマーを製造方法の詳細については、例えば本件のなかに引用文献とし
て引用されている米国特許3.660,345を参照すること。
本発明に即して、最終製品中に存在するガムの量は変動しても良い、しかしなが
ら、ここの説明の目的のためには、ガム100重量部が他の成分の変動する量と
結合されていることが考えられる。幾つかの実施例では、処方は成分(A)の8
0部である。各々の場合には、最終製品中の他の成分の量は計算可能であり、或
は他の方法で容易に推論することも可能である。以下の実施例では成分(A)は
長さとしてビニル停止ポリオルガノシロキサンガム約9000単位である。
成分(B)は(1)妥当な溶媒(例えばキシレン)に溶解したオルガノシロキサ
ン樹脂共重合体である。
樹脂共重合体Rs S i 0Iis 1官能性単位(M単位)およびS i
O* 4官能性単位(Q単位)を含有していても良く、ただし各Rは独立してヴ
イニル基および脂肪族の不飽和のない1価の炭化水素基から成るグループから選
択される1M単位対Q単位の比は約0.5=1ないし約1.5:1に達し、そこ
で樹脂は約0.5ないし10.0重量%のビニルグループを含有している。ある
いは成分(B)は(2)妥当な溶媒に溶解した上に定義した様なMおよびQを含
有するオルガノポリシロキサン樹脂共重合体およびRx S i 0ziz 2
官能性(D単位)から成り、ただし各Rは独立してヴイニル基および脂肪族の不
飽和のない1価の炭化水素基から成るグループから選択される。各M単位はMあ
るいはM゛、例えばM−ビニル単位を示し、各り単位はDあるいはD゛、例えば
D−ビニル単位を示す、M単位対D単位の比は0.5:1ないし約1.5:1に
達し、D単位は共重合体中のシロキシ単位の全モル数量に対して約1ないし70
モル%の量存在している。樹。
脂性の共重合体は約0.5ないし約10.0重量%のビニルグループを含有して
いる。成分(B)のオルガノポリシロキサン樹脂共重合体はMQあるいはMDQ
樹脂の混合物を含有していてもよい。
本組成物中の成分(B)のオルガノポリシロキサン樹脂共重合体及びその製造は
当業者には公知である。
そのような樹脂は通常は本件のなかに引用文献として引用されている米国特許3
,436.366に記載されているような方法によってクロロシランの加水分解
によって製造される。
成分(B)は成分(A)に対して約1.0から約30、しかも好ましくは1.0
から約7.5重量部の範囲の量で本発明の組成物中に存在する。しかしながらそ
の組成物中に存在する樹脂量は最も好ましくは最終組成物中の希望した透明性に
よって支配されている。
透明性は樹脂含有量が成分(A)100重量部にたいして1と7.5重量部間に
ある場合に大幅に上昇することが見出された。このことは最も良く図1に示され
ており、図1は透明性が一般的には成分(A)に対する成分(B)の重量%に関
係していることを示すグラフである。透明性が最大に増加するのは成分(B)が
あるいは樹脂含有量が成分(A)の約1および7.5重量部間である時である。
その後に、透明性は25重量部まで境界にそって増大し、その後には追加の樹脂
濃度は透明性には明らかに少しのあるいは目に見えるほどの正の効果を示さない
。
以下の実施例では成分(B゛)はキシレン中に分散させられた(B2)から成っ
ている。キシレンの大部分は真空中で除去され、60重量%固体および40重量
%キシレンから成る組成にするためである0組成物を製造する方法は最終化合物
から残余キシレンの除去を促進する加熱、除去工程を包含している。
成分(C)は成分(A)にたいして5iftのような強化充填剤の約5ないし約
200、好ましくは約10ないし100、さらに好ましくは20ないし75重量
部から成っている。より高い引裂き強度を得るためには充填剤は組成物中に必要
である。使用可能な強化充填剤の例はヒユームドシリカ(fumed 5ili
ca)および沈殿シリカを包含し、ただし、ヒユームドシリカのほうが好ましい
0例えばルカスによる米国特許2.938.009に開示されたようにシクロポ
リシロキサンによって、およびスミスによる米国特許3,635.743に開示
されているようにシラザンによって、組成物を構造化することから防ぐために充
填剤は種々の薬品で処理されてもよい、そこに存在するシクロポリシロキサンは
例えば充填剤の約15ないし20重量%の量で存在するシクロテトラメチルシロ
キサンであってもよい、以下の実施例では、成分(C)は上記のルカスと同じよ
うに約160m”7gmないし240m27gmの表面積を有しているヒユーム
ドシリカである。直鎖状のビニルを含有しているシラザンでさらに表面を処理す
ることはその場で行なわれてもよい。
熱硬化性のラバーを生成するためには、有機過酸化物フリーラジカル開始剤の形
の成分(D)あるいは硬化触媒が使用される。好ましい過酸化物硬化剤はシリコ
ンエラストマーを硬化するために通常使用される熱分解有機過酸化物である0本
発明のなかで使用される妥当な有機過酸化物フリーラジカル開始剤の例が本件の
なかに引用文献として紹介されているボベアーによる例えば米国特許4.539
.357の中に開示されており、妥当な過酸化物触媒はジターシャリ−ブチル過
酸化物、ターシャリブチル−トリエチルメチル過酸化物のようなジアルキル過酸
化物、ターシャリブチル−ターシャリブチル−ターシャリトリフェニル過酸化物
、t−ブチルパーベンゾエートおよびジクミル過酸化物のようなジターシャリア
ルキル過酸化物を包含している。水素化物を使用したときのような、以降に記載
した条件では、白金触媒を開始剤の代わりに使用しても良い、以下の実施例では
好ましい触媒は2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、例えば(ルーパーソール(Luperso I)登録商標101)のような
ビニル特異触媒である。
これ以降で討議される様にその他の成分も使用しても良い1例えば、ガムのなか
に充填剤を容易に導入するために、成分(E)加工助剤あるいは可塑剤を使用す
る。好ましい実施態様では成分(E)は25℃で3−500cps、好ましくは
3ないし50cpsの粘性を有する低粘性シラノール停止シロキサン流体である
。シロキサン流体は長さ方向に約4ないし約10、しかし好ましくは4および6
の間の繰返し単位を有する低分子量オリゴマーとオリゴマーと平衡状態にある最
少量の環状化合物との平衡混合物である。加工助剤(E)はHO(Rx 5iO
)−Hの形態をしていてもよい、ただし各RはCH3であり、Xは4と10の間
であり、好ましくは4と6の間であり、同じ単位数の環状化合物と平衡状態にあ
る。
本発明では、加工助剤は成分(A)にたいして20重量部までの量、好ましくは
成分(A)にたいして2とlOの間の重量部存在していてもよく、さらに好まし
くは3重量部存在していてもよい。典型的には使用される充填剤が多いほど、加
工助剤の量が多く使用されることば理解する必要がある。
他の成分(F)はジビニルテトラメチルシラザンのようなビニル停止直鎖状のシ
ラザンであってもよい。
この物質はガムに対する充填剤の結合を強化するために添加しても良い0本発明
ではシラザンはその場での充填剤処理剤の役を果している。成分(F)は成分(
A)の重量に対して好ましくは2重量%まで存在している。もっと好ましくは成
分(F)は成分(A)の重量100部について約0.3重量部までの量存在して
いる。
今までの記載に加えて、成分(G)は水素化物橋掛は剤の形で使用しても良い、
好ましい実施態様では、成分(G)はRs SiO(SfORH3iOR,)。
SiR,の形をしたポリジメチルシロキサン(PDMS)およびポリメチルへイ
ドロゲンシロキサン(PMH3)のランダム共重合体であっても良く、ただしこ
の式の中では、各Rは水素あるいは1価の炭化水素基であって、工ないし約8個
の炭素を含有する脂肪族の不飽和が存在せず、Xは約2ないし約100わたって
いる1本発明では、水素化物は成分(A)にたいして0.1ないし10重量部存
在しており、好ましくは成分(A)に対して0.5ないし8重量部、更に好まし
くは0.8ないし5重量部存在している。水素化物が使用されているときには、
白金触媒が組成物を硬化するだめに過酸化物触媒に代わって使用しても良い。成
分(G)では、(G)が25℃で約5ないし500cpsの範囲の粘性を持って
おり、好ましくは約10ないし約100cps、もっと好ましくは約10ないし
50cpsの範囲の粘性を持つようにXは変動しても良い、以下の実施例では成
分(G)は約30センチストークスの粘性を持っており、約0.8重量%の水素
化物含有量、および約100単位の鎖長さを持っている。
上記の直鎖状の水素化物は当業者に公知の多くの方法で製造することも可能であ
って、とくに妥当なりロロシランの加水分解によって製造することができる。
例えば本件のなかに文献として引用している米国特許4.041,101を参照
されたい。
成分(H)は成分(A)にたいして約19重量部の量まで存在していてもよい、
成分(H)は25℃で約5000ないし約500,000、好ましくは約40.
000ないし500.000、もっとも好ましくは約60.000ないし約15
0.000センチポアズの粘性を有するビニル含有ジオルガノポリシロキサンあ
るいはビニル含有ジオルガノポリシロキサンブレンドである。
成分(H)のビニルポリマー1種またはそれ以上ははビニル末端を有しているこ
とも可能であって、錆止にビニル単位を含有していることも可能である。好まし
い実施態様では、しかしながら、ビニルポリマーは錆止にビニル単位を持ってい
ない、好ましくは成分(H)のとニルポリマーは以下の式を持っている、ViS
iOR’*(SiOR” * )x (SiOR”*)yS r R’xV i
ただしこの式においてはViはビニルであり R1は1ないし約3個の炭素原子
を有するビニル基あるいはアルキル基からなるクラスから選択され、R2は工な
いし約8個の炭素原子を有するアルキル基であり、Xおよびyは(H)の粘性が
25℃で約5,000から500.000cpsに亙っており、ビニル濃度は約
0.02ないし約0.1重量%の範囲になるように変動する。
R1およびR2で示すアルキル基の例はメチル、エチルおよびビニル基を包含す
る。好ましくはR1はビニルあるいはメチルであり、R1はメチルである。
熱硬化性のラバーを生成するためには、有機過酸化物フリーラジカル開始剤ある
いは硬化触媒が使用される。好ましい過酸化物硬化剤はシリコンエラストマーを
硬化するために通常使用されている熱分解有機過酸化物である0本発明の中で使
用するための妥当な有機過酸化物フリーラジカル開始剤の例は例えば参考文献と
して本件中に引用されているボベアーによる米国特許4.539.357の中で
開示されている。妥当な過酸化物触媒はジターシャリ−ブチル過酸化物、ターシ
ャリ−ブチル−トリエチルメチル過酸化物のようなジアルキル過酸化物、ターシ
ャリブチル−ターシャリブチル−ターシャリトリフェニル過酸化物、t−ブチル
パーベンゾエートおよびジクミル過酸化物のようなジターシャリアルキル過酸化
物を包含している。水素化物が使用されたときのような、以降に記載した条件で
は、白金触媒を開始剤の代わりに使用しても良い。
以下の実施例では、好ましい触媒は2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサン、例えば(ルーパーソール 登録商標101)のようなビ
ニル特異触媒である。
少量の酸受容体、可塑剤およびその他の素材のようなその他の試薬も最終製品の
透明性に影響を及ぼさない限り、添加しても良い、酸受容体、例えば酸化マグネ
シウムは硬化中に放出された酸を浸漬する。そうでもしないと、この酸は製品の
鎖の裂解の原因になる。
同時係属出願中の米国特許出願 連続番号 071587.876、出願日19
90年9月25日、弁理士整理番号60SI−1336は本件中に引用文献とし
て採用されており、この出願は熱硬化性のシリコンラバー組成物を開示しており
、この物はビニル含有オルガノポリシロキサンガム、油、MQおよびMDQtl
脂、充填剤、加工助剤を含有するビニルのブレンドを含有しており、過酸化物開
始剤によって硬化される。
組成物は高い引裂き強度および低い圧縮永久ひずみ特性用に処方されている。高
い透明性および低い曇りのような光学特性はワードらが討議しなかった特性であ
るが、しかしながら、このなかで開示されている1種あるいはそれ以上の組成物
の変更は本発明の透明な、熱硬化性のあるシリコンラバー中で使用するための有
用な素材である。
以下の実施例では、全ての成分は160”Cで4時間タフミキサー中で結合され
る。成分(A)、(C)および(E)(往々にして以下では共通成分と呼ぶこと
もある)は成分(D)、(F)、(G)および(旧の変動量と配合される。
共通成分は25℃で約1300万cpBの粘性になるために約4,000ないし
約10,000の繰返し単位を持つビニル鎖停止ポリジメチルシロキサンガムか
らなる成分(A)80重量部、
表面積約240m”/gmを持つ微細に粉砕したシリカ充填剤からなる成分(C
)30重量部および25℃で3および30cps間の粘性を有するシラノール停
止流体から成る成分(E)4部を包含する。
及1臣上こユ上
共通成分は以下の成分の種々の割合で以下のように混合する。
以上に定義したように、キシレン中に分散した成分(B2)から成る成分(Bo
)の(A)に対して〇−10部、
約1.000繰返し単位および25Cで60,000cpsの粘性を有するビニ
ル鎖停止ポリジメチルシロキサン高粘性油からなる成分(H)O−15部約10
0繰返し単位を持つポリジメチルシロキサンポリメチルハイドロゲンシロキサン
水素化物ランダム共重合体から成る成分(G)0.6−1.s部ジビニルテトラ
メチルシラザランから成る組成物(F)O−,15部および水分0−11部。
表IA−ICは得られた成分および対応する特性を表に示している。
表ユニ二へ
成分
重量部
(B’) 5 10 0 10 5
(60重量
%固体)
(F) 0.075 0 0.15 0.15 0.075(H2O) 0.0
5 0.1 0.1 0.1 0.05■
透明性/曇り 22.1 18.4 27.1 16.6 17.7引裂き”B
” 173.0 206.0 224.0 185.0 183.0引張り 1
827.0 1840.0 1812.0 1642.0 1656.0伸び%
925.0 965.0 958.0 807.2 933.0硬さショアA
43.0 48.0 44.0 51.0 4B、0黄化指数 6.3 6.
8 7.2 7.7 6.9透過% 87.6 87.8 B5.1 86.1
86.1衣」ニニ旦
割In 6L し 」 丘
腹丘
重量部
(B’) 10 5 10 10 0
(60重量
%固体)
(H) 15 7.5 0 15 0
(G) 1.8 1.2 0.6 0.6 1.8(F) G O,07500
0
(H,O) 0 0.05 0 0.1 0■
透明性/曇り 16.3 17.0 19.8 17.6 18.6引裂き”B
″ 155.0 185.0 165.0 125.0 178.0引張り 1
538.0 1704.0 +483.0 1273.0 1443.0伸び%
910.0 936.0 B14.1) 762.0 1152.(1硬さシ
ョアA 46.0 44.0 47.0 45.0 35.0黄化指数 7.3
6.8 7.2 7.1 7.3透過% 86.5 86.7 86.1 8
6.4 86.5老」ミニ二
大m1例 11 12 13 14 長話
重量部
(B’) +0 0 10 0 10
(60重量
%固体)
(旧 0 15 15 15 0
(G) 0.6 0.6 0.6 G、6 1.8(F) 0.15 0.15
0.15 0 0.15(Hid) 0.1 0、l 0 0 0箆牲
透明性/曇り 13.3 15.1 15.8 28.4 13.9引裂き”B
” 189.0 151.0 164.0 147゜0 214.0引張り 1
537.0 +692.0 1377.0 +297.0 1859.0伸び%
667.0 865.0 66+、0 97+、0 840.0硬さショアA
56.0 4Q、0 48゜0 34.(15B、(1黄化指数 7.7 8
.3 9.0 9.2 6.3透過% 87.0 86.2 85.7 B5.
2 88.1試験結果は以下のASTM法および手法で得られた:ショアA−D
−2240、引張り、伸びおよびモデュラス−D−412(Die C);引裂
き−D−624(Die B)圧縮永久ひずみ−D−395(方法 B)表土二
」−
に塵t 廷 [艮 艮
腹分
重量部
(B’) 0 0 0 0
(60重量
%固体)
(旧 +5 0 0 15
(G) 1.8 0.6 0.6 1.8(F) 0.15 0 0.15 0
(■]20) 0 0.1 0 0.11ユ
透明性/曇り +5.3 22.1 18.7 23.5引裂き−B” 164
.0 179.0 206.0 +36.0引張り 1746.0 +228.
0 1727.0 1584.0伸び% 954.0 975.0 898.0
+104.0硬さショアA 41.0 36.Q 43.0 30.0黄化指
数 7.4 8.6 9.4 8.1透過% 85.9 85,1 85.2
84.5rA、IB、ICおよびIDの各表では、共通成分は個々の実施例を構
成するために記載されている成分の種々の割合で結合されている。
特性について全ての結果は少数点以下4桁まで記載した。
表−I工
U 曇り 貧化 透過 引裂き ショア 引張り 伸び注 上記(B″)は樹脂
(B’ )(60重量%固体)、上記(H)はビニル末端油(H)、
上記(G)は水素化物(G)、
上記(F)はLVS (F)を示す。
相互作用
のある
狙」1物
(c)/Hao S S S
+ 特性値の増加 S 顕著な効果あり一 特性値の減少 空欄 顕著な効果な
し表IIは実施例1−19について種々の特性を測定したときの測定結果を表示
している0表の上半分は5種類の修飾物質をリストしており、種々の特性に対す
る特異な効果を示している。この表に示す通り(+)印はその特異な修飾物質が
測定特性数値にたいして正のあるいは増加効果を示しており、(−)印は修飾物
質がその測定特性数値を減少させていることを示している。Sは顕著な効果が測
定されたこと、空欄は顕著な効果が測定されなかったことを意味している0本発
明に即して、樹脂量、成分(B’)、は透過あるいは透明性には正の効果を示し
、%透過を増加させ、曇り及び貧化指数両者を減少させている。成分(H)は通
常は樹脂担体として使用され、透明性には顕著な効果を持たず、ただし引裂きB
、ショアAおよび引張り強さを抑制しているかもしれない、水素化物橋掛は剤。
成分(G)は黄色みを減少させ、さらに強さにたいして正の効果を示す、同じよ
うに、直鎖状のビニルシラザン(F)の量を増加することは曇りおよび黄色みを
減少させ、さらに伸びには負の効果を示すが、しかし引裂きB、ショアおよび引
張り強さには正の効果を示す、水分は特性には直接的には何等の顕著な効果を示
さない模様である。
表IIの下半分は成分間の相互作用を示している。
これから明らかなことは水素化物、成分(G)および水分は曇り、黄色みおよび
引裂きBには顕著な相互作用効果を示している、同様に水素化物および直鎖のビ
ニルシラザン(F)は曇りにたいして顕著な効果を示している。樹脂(Bo)は
水素化物(G)と相互作用し、引裂きBに効果を示し、樹脂(Bo)は油(G)
および直鎖状のシラザン(F)両者に相互作用し、引っ張り強度に効果を及ぼす
。
図2はシラザンCF)と水素化物(G)間の相互作用を示している。シラザンの
量の増加は曇りおよび黄色みを水素化物を減少させたときに最も良く減少させて
いる。
図3は水分の量を増加し、それに対応して水素化物の量を減少するならば、ある
いは水分の量を減らし、さらに水素化物の含有量を上げるとともに、曇りが減少
し、それ故に透明性が増大することを示している。
図4は水素化物の含有量を上げるとともに、黄色みが減少することをグラフで示
しており、しかし、水分の含有量を増加させると、黄色みの有利な減少を抑制す
ることになることを示している。
表1 r r−(A)(B)および(C)は図2−4にグラフで示した効果を数
値で示したのである。水素化物CG)とシラザン(F)を比較するならば、シラ
ザン含有量が高くなり、水素化物含有量が低くなると曇りが減少し、このことは
本発明に即して好ましい、同様に、水素化物に比較して水分量を減少すると、曇
りが減少する(透明性が良くなる)、最終的には、水分を減少しながら水素化物
を増加させると、黄色みが減少する。そのことは表l1l−(C)に示す通りで
ある。
種々の特性の最高及び最低値は表III−(A)、(B)および(C)に示され
ている。しかしながら、以上のことから明らかなことは透明性の最も顕著な改善
はガム(成分A)および充填剤(成分C)の屈折率を最もよく一致させるように
組成物中の樹脂の量を増加させることよって得られる。
高 −低 15.72
低 −高 19.20
高 −高 18.22
最高値 28.40
最低値 13.30
III−B
L−−ユ
H20−(G)
低 −低 20. 67
高 −低 17.02
低 −高 16.02
高 −高 21.40
最高値 28.40
最低値 13.30
低 −低 8. 700
高 −低 7. 075
低 −高 7. 925
高 −高 7. 450
最高値 9.400
最低値 6.300
特定の実施態様を引用して本発明を記載したが、添付の特許請求の範囲に定義し
た発明の範囲から逸脱することなく、置換、添加、削除および修飾は通常の訓練
、業務知識の範囲内で行なうことができることを理解すべきである。
国際調査報告 D、T/IIc Q’l/I’12t。2PCT/US 931
02302
フロントページの続き
(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号//(CO8L 831
07
83:06)
I
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量部として以下から成っている透明な熱硬化されたシリコンラバー組成物 : (A)25℃で約3.000,000ないし約100,000,000cpsの 粘性を有するビニル含有オルガノポリシロキサン100重量部 (B)以下の1)あるいは2)あるいは3)から成るオルガノポリシロキサン樹 脂共重合体の成分(A)に対して約1ないし約30重量部 1)R3SiO1/2単位(MあるいはM′単位)およびSiO2単位(Q単位 )、ただし各Rは独立してヴィニル基および脂肪族の不飽和のない1価の炭化水 素基から成るグループから選択され、M単位対Q単位の比は0.5:1ないし約 1.5:1に達し、共重合体は約0.5ないし10重量%のビニルグループを含 有しているあるいは 2)R3SiO1/2単位(MあるいはM′単位)、SiO2単位(Q単位)、 およびR2SiO2/2単位(DあるいはD′単位)、ただし各Rは上に定義し た通りであり、M或はM′単位対Q単位の比は0.5:1ないし約1.5:1で あり、D或はD′単位は共重合体中のシロキシ−単位の全モル量に対して約70 モル%までの量存在し、樹脂性の共重合体は約0.5ないし約10.0重量%の ビニルグループを含有しているあるいは 3)1および2の混合物および (C)成分(A)に対して約200重量部までの微細に粉砕されたシリカ充填剤 。 2 さらに(D)有機過酸化物フリーラジカル開始剤あるいは硬化剤から成る請 求項1の透明な熱硬化されたラバー。 3 さらに成分(A)に対して25℃で約3ないし約500cpsの低粘性のシ ラノール停止シロキサン流体約10重量部までの(E)から成る請求項1の透明 な熱硬化されたラバー。 4 さらに成分(A)100部に対してジビニルテトラメチルシラザン流体3重 量部迄の成分(F)から成る請求項1の透明な熱硬化されたラバー。 5 さらに成分(A)に対してPDMSおよびPMHSそれぞれ約100繰返し 単位のポリジメチルシロキサン(PDMS)ポリメチルハイドロゲンシロキサン ランダム共重合体約2.5重量部までの成分(G)から成る請求項1の透明な熱 硬化性のラバー。 6 上記の充填剤、成分(C)が環状メチルテトラマーの上記の充填剤の20重 量%までで処理されたヒュームドシリカ(fumed silica)から成る 請求項1の透明な熱硬化されたラバー。 7 さらに成分(A)に対して25℃で約5,000ないし500,000cp 8のポリジオルガノシロキサン流体約19重量部までの成分(H)から成る請求 項1の透明な熱硬化されたラバー。 8 成分(A)に対して成分(C)約20ないし約75重量部から成る請求項1 の透明な熱硬化されたラバー。 9 成分(B2)が成分(A)に対して約1ないし約7.5重量部の量存在する 請求項1の透明な熱硬化されたラバー。 10 成分(B)がキシレン中で分散されており、その後に固体60重量%、キ シレン40重量%からなる組成になるように真空中で排除される請求項1の透明 な熱硬化されたラバー。 11 残余のキシレンが最終化合物から除去された請求項10の透明な熱硬化さ れたラバー。 12 成分(A)、(B)および(C)が実質的に1相系を形成するように、成 分(B)が成分(A)及び(C)間の適合性になって表われるのに十分な量Q含 有量をもつ請求項1の透明な熱硬化されたラバー。 13 適合性が組成物中の各成分間の界面が実質的には見えない条件として定義 されている請求項12の透明な熱硬化されたラバー。 14 少なくとも84%の透過を有する請求項1の透明な熱硬化されたラバー。 15 約9.5%より少ない黄化指数を有する請求項1の透明な熱硬化されたラ バー。 16 約6.3%ないし約9.5%の黄化指数を有する請求項1の透明な熱硬化 されたラバー。 17 約25.5%より少ない圧縮永久ひずみを有する請求項1の透明な熱硬化 されたラバー。 18 約20%より少ない圧縮永久ひずみを有する請求項1の透明な熱硬化され たラバー。 19 ショアA尺度で少なくとも約30の硬さを有する請求項1の透明な熱硬化 されたラバー。 20 ショアA尺度で約30および58の間の硬さを有する請求項1の透明な熱 硬化されたラバー。 21 少なくとも677%の伸びを有する請求項1の透明な熱硬化されたラバー 。 22 約650%および1,150%間の伸びを有する請求項1の透明な熱硬化 されたラバー。 23 少なくとも約1,200PSIの引張り強さを有する請求項1の透明な熱 硬化されたラバー。 24 約1,200PSIおよび約1,860PSI間の引張り強さを有する請 求項1の透明な熱硬化されたラバー。 25 少なくとも125piの引裂きBを有する請求項1の透明な熱硬化された ラバー。 26 約125ないし約224pi間の引裂きBを有する請求項1の透明な熱硬 化されたラバー。 27 約24%より少ない曇りを有する請求項1の透明な熱硬化されたラバー。 28 約13%および約24%間の曇りを有する請求項1の透明な熱硬化された ラバー。 29 充填剤が少なくともグラムあたり100平方メートルの表面積を有する請 求項1の透明な熱硬化されたラバー。 30 充填剤がグラムあたり約100および約300平方メートル間の表面積を 有する請求項1の透明な熱硬化されたラバー。 31 充填剤がグラムあたり約160および約240平方メートル間の表面積を 有する請求項30の透明な熱硬化されたラバー。 32 成分(A)がViSiOR12(SiOR12)x(SiOR22)yS iR12Viを構造として有し、ただしViはビニルであり、それぞれR1は脂 肪族の不飽和がない1価の炭化水素フリーラジカルから独立して選択され、しか も1ないし約8個の炭素原子を有し、R2は1ないし約8個の炭素原子を有する 1価の炭化水素フリーラジカルから独立して選択され、さらにxおよびyは粘性 が25°で約3Mないし100Mcpsになるように選ばれた整数である請求項 1の透明な熱硬化されたラバー。 33 ビニル濃度重量%が約5×10−5乃至約1の範囲内にある請求項32の 透明な熱硬化されたラバー。 34 ビニル濃度が約6.5×10−5乃至約0.03の範囲内にある請求項3 2の透明な熱硬化されたラバー。 35 ビニル濃度が約5×10−5ないし約2×10−4の範囲内にある請求項 32の透明な熱硬化されたラバー。 36 ビニル濃度が約8×10−5乃至約1.5×10−4の範囲内にある請求 項32の透明な熱硬化されたラバー。 37 ビニル濃度が約8×10−5ないし約1.2×10−4の範囲内にある請 求項32の透明な熱硬化されたラバー。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US84228192A | 1992-03-17 | 1992-03-17 | |
US842,281 | 1992-03-17 | ||
PCT/US1993/002302 WO1993019122A2 (en) | 1992-03-17 | 1993-03-15 | Clear heat curable silicone rubber compositions with resin for matching refractive index |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06507938A true JPH06507938A (ja) | 1994-09-08 |
Family
ID=25286948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5516640A Pending JPH06507938A (ja) | 1992-03-17 | 1993-03-15 | 屈折率を整合させるために透明な熱硬化性のシリコンラバーと樹脂との組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0584354B1 (ja) |
JP (1) | JPH06507938A (ja) |
KR (1) | KR100195658B1 (ja) |
DE (1) | DE69319189T2 (ja) |
ES (1) | ES2117145T3 (ja) |
WO (1) | WO1993019122A2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4241713A1 (de) * | 1992-12-10 | 1994-06-16 | Wacker Chemie Gmbh | Zu Elastomeren vernetzbare Organopolysiloxanmassen |
DE19502034A1 (de) * | 1995-01-24 | 1996-07-25 | Wacker Chemie Gmbh | Organopolysiloxanharzpulver, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung in Organopolysiloxanmassen |
US7432321B2 (en) * | 2002-07-09 | 2008-10-07 | Momentive Performance Materials Inc. | Silica-rubber mixtures having improved hardness |
US7767754B2 (en) | 2005-11-08 | 2010-08-03 | Momentive Performance Materials Inc. | Silicone composition and process of making same |
US7479522B2 (en) * | 2005-11-09 | 2009-01-20 | Momentive Performance Materials Inc. | Silicone elastomer composition |
KR101557387B1 (ko) | 2009-09-01 | 2015-10-06 | 주식회사 케이씨씨 | 기계적 강도 및 투명성이 우수한 열경화형 실리콘 고무 조성물 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3457214A (en) * | 1965-12-15 | 1969-07-22 | Gen Electric | Low temperature vulcanizing composition and article made therefrom |
US3436366A (en) * | 1965-12-17 | 1969-04-01 | Gen Electric | Silicone potting compositions comprising mixtures of organopolysiloxanes containing vinyl groups |
US4785047A (en) * | 1987-07-30 | 1988-11-15 | Dow Corning Corporation | Method for preparing clear polyorganosiloxane elastomers |
US4882398A (en) * | 1988-08-26 | 1989-11-21 | Dow Corning Corporation | Optically clear reinforced organosiloxane compositions |
US5082886A (en) * | 1989-08-28 | 1992-01-21 | General Electric Company | Low compression set, oil and fuel resistant, liquid injection moldable, silicone rubber |
US5122562A (en) * | 1990-09-25 | 1992-06-16 | General Electric Company | Heat curable silicone rubber compositions |
-
1993
- 1993-03-15 WO PCT/US1993/002302 patent/WO1993019122A2/en active IP Right Grant
- 1993-03-15 KR KR1019930703475A patent/KR100195658B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-03-15 ES ES93920573T patent/ES2117145T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-15 EP EP93920573A patent/EP0584354B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-15 JP JP5516640A patent/JPH06507938A/ja active Pending
- 1993-03-15 DE DE69319189T patent/DE69319189T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1993019122A3 (en) | 1994-03-17 |
EP0584354A1 (en) | 1994-03-02 |
ES2117145T3 (es) | 1998-08-01 |
WO1993019122A2 (en) | 1993-09-30 |
EP0584354B1 (en) | 1998-06-17 |
DE69319189T2 (de) | 1999-01-21 |
KR100195658B1 (ko) | 1999-06-15 |
DE69319189D1 (de) | 1998-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2675464B2 (ja) | 熱硬化性シリコーンゴム組成物 | |
CA1241785A (en) | Uv curable silicone block colpolymers | |
US4845164A (en) | Liquid curable polyorganosiloxane compositions | |
JP2675504B2 (ja) | 炭化水素油に対する抵抗性と調節可能な収縮性を提供するアルミノケイ酸カリウム充填剤を含有する熱硬化シリコーンゴム組成物 | |
CA1315453C (en) | Method for preparing clear polyorganosiloxane elastomers | |
RU2443734C2 (ru) | Кремнийорганическая эластомерная композиция | |
US3627836A (en) | Modified organopolysiloxanes with mono and polyolefinic cross-linked particles generated in situ | |
KR101225237B1 (ko) | 경화성 실리콘 고무 조성물 및 액정 중합체와 실리콘고무와의 복합 성형체의 제조 방법 | |
JP5247979B2 (ja) | 透明な硬化物を与えるポリオルガノシロキサン組成物 | |
JP5956697B1 (ja) | 難燃性ポリオルガノシロキサン組成物、難燃性硬化物、光学用部材、光源用レンズまたはカバー、および成形方法 | |
US8168730B2 (en) | Curable silicone rubber composition and cured product thereof | |
TWI477558B (zh) | And a hardened polysiloxane composition imparting a highly transparent polysiloxane | |
US20060264583A1 (en) | Lens-forming silicone resin composition and silicone lens | |
US20110092647A1 (en) | Curable Organopolysiloxane Composition And Cured Product Thereof | |
KR101780526B1 (ko) | 투명성이 우수한 열전도성 실리콘 조성물 및 경화물 | |
US4882368A (en) | Low compression set fluorosilicone rubber | |
JPH07505914A (ja) | ポリシロキサン、その製造法およびそれより製造される高屈折率シリコーン | |
US20110237761A1 (en) | Siloxane Mixtures Containing Epoxide Resins and Method for the Preparation Thereof and Use Thereof | |
JPWO2007119627A1 (ja) | 硬化性組成物、シルセスキオキサン硬化物、及びこれらの製造方法 | |
EP1524554A2 (en) | Curable silicone resin composition | |
WO2019240122A1 (ja) | シリコーン硬化物の製造方法、シリコーン硬化物および光学用部材 | |
JPH06507938A (ja) | 屈折率を整合させるために透明な熱硬化性のシリコンラバーと樹脂との組成物 | |
JP7530708B2 (ja) | 硬化性有機ケイ素樹脂組成物 | |
JP2020109140A (ja) | オルガノポリシロキサン架橋物と(メタ)アクリル重合体からなる相互侵入網目重合体及びその製造方法 | |
US20230193028A1 (en) | Thermal conductive silicone composition |