JPH0650789Y2 - Icテスト用駆動装置 - Google Patents

Icテスト用駆動装置

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JPH0650789Y2
JPH0650789Y2 JP10057687U JP10057687U JPH0650789Y2 JP H0650789 Y2 JPH0650789 Y2 JP H0650789Y2 JP 10057687 U JP10057687 U JP 10057687U JP 10057687 U JP10057687 U JP 10057687U JP H0650789 Y2 JPH0650789 Y2 JP H0650789Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は高速信号と低速信号を出力し、被試験ICに適
正な立上り及び立下り速度を持つ試験信号を与えること
ができるICテスト用駆動装置に関する。
「従来の技術」 ECL(Emitter Coupled Logic)は高速動作(立上り、立
下りの変化速度が速いことの意)が可能な論理回路であ
る。このECLを組み込んだICを試験するICテスト装置で
はそのICに試験信号を与える駆動回路も高速動作が可能
な回路を用いている。
第7図にその一例を示す。図中1は被試験ICを示す。こ
の被試験IC1はその内部がECLで構成されているものとす
る。2はこのIC1の一つの端子に試験のための信号を与
える駆動回路を示す。この駆動回路2は駆動段2Aと出力
段2Bとを具備し、それぞれはエミッタを共通接続した一
種のECL構造とされ、入力端子2Cに与えた信号の立上
り、立下りを高速度で被試験IC1に伝達する動作を行
う。
ところでICの中にはECLとTTL(トランジスタ−トランジ
スタロジック)が混在したICもある。TTLはECLのように
高速動作をしないためTTLに加える信号はECLに加える信
号のように立上り及び立下りに高速度を要求しない。
然るにECL用として作られたICテスト装置では第7図に
示した高速動作が可能な駆動回路2しか用意されていな
いため、従来はこのECL用の駆動回路2を用いてTTL部分
にも信号を供給している。
「考案が解決しようとする問題点」 高速信号を要求しない端子に高速信号を与えた場合は被
試験IC1から反射が生じ、駆動信号の波形に乱れが生じ
ることがある。また波形の乱れが他の端子の駆動回路に
干渉し、他のECL駆動波形にも乱れを生じさせる。この
ように駆動信号の波形に乱れが生じるとテストの信頼性
が低くなる欠点がある。
「問題点を解決するための手段」 このためこの考案では論理駆動信号の立上り及び立下り
の速度を任意に切替えることができICテスト用駆動装置
を提供するものである。
このための構成としては、 論理信号によって出力端子が高インピーダンス状態と能
動状態に制御することができ、入力端子及び出力端子を
共通に接続した複数の駆動回路によって構成される駆動
段と、 この駆動段に論理信号を与え、複数の駆動回路を選択的
に能動状態に制御するディジタルデータ記憶手段と、 駆動段の出力によって駆動され、被試験ICに試験信号を
与える出力段と、 によってICテスト用駆動装置を構成したものである。
この考案の構成によればディジタルデータ記憶手段に記
憶したディジタルデータによって能動状態となる駆動回
路の数が規定される。各駆動回路の出力端子は共通に接
続されるため能動状態になる駆動回路の数を増減させる
ことによって駆動段の出力インピーダンスを変化させる
ことができる。
よって駆動段の出力インピーダンスを変化させることに
よって出力段が持つ浮遊容量に対する充放電時間が変化
し、立上り及び立下りの変化速度が変化し、この結果出
力段から被試験ICに与えられる駆動信号の立上り及び立
下り時の変化速度を変えることができる。
「実施例」 第1図にこの考案の一実施例を示す。図中1は被試験I
C、12はこの考案によるICテスト用駆動装置を示す。こ
の考案によるICテスト用駆動装置12は駆動段13と、この
駆動段13によって駆動される出力段14と、駆動段13を構
成する駆動回路13A,13B……13Nの出力の状態を高インピ
ーダンスにするか、能動状態にするかを制御するディジ
タルデータ記憶手段15とによって構成することができ
る。
駆動段13はこの例では差動入力端子と差動出力端子を持
つ複数の駆動回路13A〜13Nによって構成した場合を示
す、駆動回路13A〜13Nはそれぞれ出力の状態が3値を採
ることができるスリーステート型(またはトライステー
ト型ともいう)駆動回路を用いることができる。スリー
ステート型とは出力の状態がH論理の状態と、L論理の
状態に変化することができる能動状態を加えて出力側か
ら見て内部が高インピーダンスとなる状態を採ることが
できる回路構造を指す。
このような回路構造を持つ複数の駆動回路13A〜13Nの入
力端子を共通接続し、この共通接続した入力端子16に駆
動入力信号を与える。また駆動回路13A〜13Nの各出力端
子も共通接続し、この共通接続した出力端子18を出力段
14の入力端子に接続する。
出力段14は一対のトランジスタQ1,Q2のエミッタを共通
に接続し、これらトランジスタQ1,Q2のベースに駆動段
13の出力端子18を接続する。トランジスタQ1,Q2のエミ
ッタ共通接続点は定電流源回路14Aを通じて負極電源端
子に接続される。コレクタはそれぞれ負荷抵抗器を通じ
て正極電源端子に接続され、出力は一方のトランジスタ
この例ではQ2のコレクタから取出されて被試験IC1の端
子に与えられる。
各駆動回路13A〜13Nはイネーブル端子Eを有し、このイ
ネーブル端子Eにディジタルデータ記憶手段15に記憶し
た論理信号を与える。
ディジタルデータ記憶手段15は例えばシフトレジスタに
よって構成することができる。入力端子17に直列の速度
設定信号を入力し、この速度設定信号を記憶する。記憶
した速度設定信号は出力端子15A〜15Nから並列信号とし
て各駆動回路13A〜13Nのイネーブル例えばEに与えられ
る。
イネーブル端子EにL論理信号を与えることによって駆
動回路13A〜13Nは例えば能動状態となり、この状態では
入力端子16に与える信号の論理状態に対応した論理値を
出力する。またイネーブル端子EにH論理信号を与える
ことにより駆動回路13A〜13Nは出力端子が高インピーダ
ンス状態となる。
従ってディジタルデータ記憶手段15に駆動回路13A〜13N
の中のどの駆動回路を能動状態にするかを決めるディジ
タルデータ例えばL,H,H,……Hを入力して記憶させるこ
とにより、駆動回路13A〜13Nの中の選択した駆動回路こ
の例では13Aを能動状態に設定することができる。ディ
ジタルデータをL,L,H,H……Hに書き替えることにより
駆動回路13A〜13Nの中の13Aと13Bを能動状態に設定でき
る。このようにしてディジタルデータ記憶手段15に記憶
するディジタルデータのL論理の数で能動状態となる駆
動回路13A〜13Nの数を規定することができる。
非能動状態にある駆動回路は高インピーダンス状態とな
ってその駆動回路は出力端子18から切離される。従って
駆動段13の内部インピーダンスは能動状態にある駆動回
路の数に反比例して小さくなる。
出力段14を構成するトランジスタQ1,Q2はベース−エミ
ッタ間及びベース−コレクタ間に静電容量を持つ。また
各接続線部分にも浮遊容量を持っている。この結果駆動
段13の内部インピーダンスが変化すると、これら静電容
量に対する充放電時間が変化し、論理信号の立上り及び
立下りの速度を変えることができる。
第2図に示す曲線Aは駆動回路13A〜13Nの中の一個だけ
が能動状態とされた場合の出力段14の入力信号の立上り
及び立下りの変化状態を示す。曲線Bは駆動回路13A〜1
3Nの中の約半数の駆動回路を能動状態にした場合の出力
段14の入力信号の立上り及び立下りの変化状態を示す。
曲線Cは駆動回路13A〜13Nの全てを能動状態にした場合
の出力段14の入力信号の立上り及び立下りの変化状態を
示す。
このように出力段14の入力信号の立上り及び立下りの変
化速度を変えることができるから出力段14の出力信号も
第3図に示すように、その立上り及び立下りの変化速度
を変えることができる。つまり第3図において曲線Aは
一個の駆動回路を能動状態に設定した場合の出力信号、
曲線Bは駆動回路13A〜13Nの中の約半分の数の駆動回路
を能動状態に設定した内部の出力信号、曲線Cは全ての
駆動回路13A〜13Nを能動状態に設定した場合の出力信号
を示す。
第4図に駆動回路13A〜13Nの具体的な接続構造を示す。
第4図において、トランジスタQ31,Q41,Q32,Q42は入
力端子16に与えられる論理信号を出力段14に伝達する駆
動トランジスタQ61,Q51,Q62,Q52はこれら駆動トラン
ジスタQ31,Q41,Q32,Q42を能動状態と高インピーダン
スの状態に切替えるモード切替スイッチを構成するトラ
ンジスタQ11,Q21,Q12,Q22は出力端子18を電源端子か
ら切離し、出力端子18から見て各駆動回路13A,13Bの内
部インピーダンスが高インピーダンスとなるように動作
するスイッチ用トランジスタである。
モード切替スイッチを構成するトランジスタQ51とQ52
ベースには一定のバイアス電圧E1を与える。これに対し
てトランジスタQ61,Q62のベースにはディジタルデータ
記憶器15からディジタルデータを与える。このディジタ
ルデータのH論理のレベルをE2とし、L論理のレベルを
E3とした場合、各レベルE1,E2,E3をE2>E1>E3の関係
に設定する。
このように設定することによってディジタルデータ記憶
器15の出力端子15AにL論理が出力されるとトランジス
タQ61がオフとなり、Q51はオンとなる。トランジスタQ
61がオフとなることによってトランジスタQ11,Q21がオ
ンとなり、トランジスタQ31,Q41のコレクタを電源端子
に接続する。
従って駆動トランジスタQ31とQ41は能動状態となり入力
端子16に与えられる論理信号に応じて駆動トランジスタ
Q31,Q41が差動的にオン、オフ動作し、出力端子18の電
位を差動的に駆動し、出力段14を駆動する。
一方ディジタルデータ記憶手段15の出力端子15AにH論
理が出力されると、モード切替トランジスタQ61はオン
となり、トランジスタQ41はオフとなる。またトランジ
スタQ61がオンとなることによってトランジスタQ11,Q
21もオフとなるから駆動トランジスタQ31,Q41は非能動
状態となる。このとき出力端子18から駆動回路13Aを見
たインピーダンスは高インピーダンスとなり他の出力端
子18から電気的に切離される。
第5図は他の実施例を示す。この例では出力段14を不平
衡入力形式の回路で構成した場合を示す。つまりトラン
ジスタQ2のベースに一定のバイアス電圧V1を与え、トラ
ンジスタQ1のベースに駆動段13から駆動信号を与える構
造としたものである。
駆動回路13A,13B……はモード切替用トランジスタQ61
Q51,Q62,Q52と、駆動トランジスタQ31,Q41,Q32,Q
42の部分の構造は第4図と同じであるが、スイッチトラ
ンジスタはQ11,Q21の一本だけとし、このスイッチトラ
ンジスタQ11,Q21をオン、オフさせることによって出力
段14から見たインピーダンスを高インピーダンスの状態
に切替えることができるように構成した場合を示す。
この回路構造によっても上述と同様の動作を行うことが
できる。
第6図はこの考案の更に他の実施例を示す。この例では
出力段14のトランジスタQ1とQ2のエミッタに抵抗器を接
続し、トランジスタQ1とQ2の利得をほぼ1の状態となる
ように構成した場合を示す。
このように出力段14の利得を1の状態にすることによっ
て出力段14の入力信号と出力信号の波形をほぼ一致させ
ることができる。よって入力信号の立上り及び立下り速
度をそのまま出力信号の立上り、立下り速度として出力
することができる特徴が得られる。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によれば、駆動段13を構成
する駆動回路を能動状態にする数に応じて、駆動段14か
ら出力される論理信号の立上り及び立下りの速度を変化
させることができる。
従って被試験ICの端子がECLに接続されている端子と、T
TLに接続される端子とが混在していたとしても、各端子
毎に論理信号の立上り及び立下りの速度を適正値に設定
することができる。よってECLとその他の動作速度の異
なる論理回路が混在するICを試験する場合でも各論理回
路に適正な速度を持つ信号を与えることができるから混
成ICを信頼性よく試験することができる。
また論理信号の立上り及び立下りの速度を自由に変える
ことができるからICの試験以外にも利用できることは容
易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図、第2図
及び第3図はこの考案の動作を説明するための波形図、
第4図はこの考案の要部の具体的な構成を示す接続図、
第5図はこの考案の要部の変形例を示す接続図、第6図
は出力段の変形例を示す接続図、第7図は従来の技術を
説明するための接続図である。 1:被試験IC、12:ICテスト用駆動装置、13:駆動段、13A
〜13N:駆動回路、14:出力段、15:ディジタルデータ記憶
手段、16,17:入力端子、18:出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.論理信号によって出力端子が高インピー
    ダンス状態と能動状態に制御することができ、各入力端
    子及び各出力端子を共通に接続した複数の駆動回路によ
    って構成した駆動段と、 B.この駆動段を構成する複数の駆動回路に論理信号を与
    え、複数の駆動回路を選択的に能動状態に制御するディ
    ジタルデータ記憶手段と、 C.上記駆動段の出力によって駆動され、被試験ICに試験
    信号を与える出力段と、 によって構成したICテスト用駆動装置。
JP10057687U 1987-06-29 1987-06-29 Icテスト用駆動装置 Expired - Lifetime JPH0650789Y2 (ja)

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DE19757799A1 (de) 1997-12-29 1999-07-01 Gerd Hoermansdoerfer Verfahren zum Humpeldrehen und bevorzugte Anwendung des Verfahrens
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