JPH06507874A - 多層板ガラス用空気排出及び予備曲げ成型装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多層板ガラス用空気排出及び予備曲げ成型装置本発明は多層板ガラス用空気排出 及び予備曲げ成型装置に関するものであり、この装置は 一多層板ガラスを実質的に直立に支持する手段に取り付けられたコンベヤーと 〜前記コンベヤーを搬送するための加熱トンネルを伴に形成する連続した予熱ス テーション、加熱ステーション及び再冷却ステーションと 一コンベヤーに隣接して取り付けられ、加熱トンネルを通って延び多層板ガラス の縁部を包囲する吸引リングに連結される吸引管が設けられた吸引トラックと 〜加熱ステーションに設けられ板ガラス間に熱空気を噴射するための加熱トンネ ルの対向側部に位置する噴射及び吸引ボートが取り付けられた端部を有する空気 循環ダクトと−この空気循環ダクトに関連したファン及び加熱エレメントとから なる。

この種の装置は一般的に多層のウィンドシールドの製造に用いられる。加熱作業 は積層される板ガラスとその間のプラスチックフィルムを予備的に接着するため に行われ吸引は板ガラス間の空気を排出するために行われる。ガラスを積層する ための加熱装置がドイツ公開公報第２２０９６４２号、同第２０５００３３及び 開力に対してエネルギー消費量が大きいという欠点がある。

本発明の目的は生産能力を増加、且つ板ガラスを効果的且つ均一に加熱及び冷却 すると同時に実質的に加熱エネルギーを節約することが可能な改良された装置を 提供することである。

この目的は添付の請求項１に記載されている特徴に基づいて達成される。

本発明を添付の図面を参照し詳述する。

第１図は本発明の装置の略式斜視図。

第２図は本発明の装置の側面図。

第３図は第２図の装置の平面図。

第４図は本発明の装置に含まれる加熱ステーションの略式斜視図であり個々の加 熱ステーションの加熱空気の流れを示す。

第５図は板ガラスの縁部での吸引トラックと吸引リングの連結を示す。

第１乃至３図に示す装置は連続した予熱ステーション（１）、３つの加熱ステー ション（２）及び再冷却ステーション（３）からなり、これらステーションは伴 に加熱トンネルを形成し、このトンネルを通って積層される板ガラスが実質的に 直立状態でコンベヤー（４）によって搬送される。コンベヤー（４）には対の板 ガラスを直立に支持する把持アーム（５）が設けられている。

コンベヤー（４）に隣接して吸引トラック（６）が位置し、この吸引トラックも 加熱トンネルを通って延びその吸引管（１６）（第５図参照）は多層板ガラスの 縁部を包囲する吸引リング（１５）に連結される。

第４図はさらに詳しく一つの加熱ステーション（２）を示す。

このステーションは空気循環ダクト（１４）を有し、このダクトはステーション （２）の天井部の噴射ボートまたはスロット（１２）及び床部の吸引スロット（ １３）で終結している。従って前記噴射及び吸引スロット（１２，１３）は頂部 から底部への垂直方向に板ガラス間を介して加熱空気を噴射するために加熱トン ネルの対向側部に位置している。加熱空気を循環するためにダクト（１４）には ファン（１０）が取り付けられている。さらにダクト（１４）にはファン（１０ ）の下流部に空気を通常１４０°Ｃに加熱する電気抵抗加熱エレメント（１１） が設けられている。加熱ステーション（２）での積層される板ガラスの温度は通 常９０乃至１００’Ｃの範囲で上昇する。

予熱ステーション（１）と再冷却ステーション（３）は互いに少なくとも２つの 空気循環ダクトによって連結され、これらダクトは加熱ステーション（２）を迂 回し、その噴射及び吸引スロットはステーション（１）及び（３）の加熱トンネ ルの対向側部に位置している。ダクト（７，８）は冷却ステーション（３）から 予熱ステーション（１）へそして予熱ステーション（１）から再び冷却ステーシ ョン（３）へと空気を循環させるファン（９）が取り付けられている。従って、 循環空気は板ガラスの間を水平方向にステーション（１）と（３）双方に移動す る。従って、冷却する際に板ガラスによって搬送される熱エネルギーをステーシ ョン（１）で板ガラスを予熱するために用いることが可能である。予熱は通常、 ２５乃至３４６Ｃの初期温度から開始される。ダクト（７）から噴射される予熱 空気の温度は約６２°Ｃである。この予熱によって加熱ステーション（２）の加 熱エレメント（１１）の出力は１５１ｋＷから１３２ｋＷに減少し、約１３％の 熱エネルギーの節約になる。エネルギーの節約に加えてより均一な加熱及びより 急速に冷却されるという別の利点も得られる。

ステーション（１，２及び３）の外側にはダクト（７，８）のための充分なスペ ースが設けられている。個々の加熱ステーション（２）のダクト（１４）同様に ダクト（７，８）は空気の容量流速度が２ｍ／ｓ程度で法面積が０．７ｍ２程度 でその結果、流速度が３．１ｍ／ｓ程度になるような寸法に構成される。これに より全てのステーション（１，２及び３）で空気流と板ガラス間で効果的に熱が 移動する。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．−多層板ガラスを実質的に直立に支持する手段（５）に取り付けられたコン ベヤー（４）と −前記コンベヤー（４、５）を搬送するための加熱トンネルを伴に形成する連続 した予熱ステーション（１）、加熱ステーション（２）及び再冷却ステーション （３）と−コンベヤーに隣接して取り付けられ、加熱トンネルを通って延び多層 板ガラスの縁部を包囲する吸引リング（１５）に連結される吸引管（１６）が設 けられた吸引トラック（６）と−加熱ステーション（２）に設けられ板ガラス間 に熱空気を噴射するための加熱トンネルの対向側部に位置する噴射及び吸引スロ ット（１２、１３）が取り付けられた端部を有する空気循環ダクト（１４）及び −この空気循環ダクト（１４）に関連したファン（１０）及び加熱エレメント（ １１）とからなる積層板ガラス用空気排出及び予備プレス成形装置に於いて、予 熱ステーション（１）及び再冷却ステーション（３）は互いに加熱ステーション を迂回する少なくとも２つの空気循環ダクト（７、８）によって連結され、この ダクトの噴射及び吸引スロットはステーション（１、３）双方の加熱トンネルの 対向側部に位置し、再冷却ステーション（３）から予熱ステーション（１）へそ して予熱ステーション（１）から再び再冷却ステーション（３）へと空気を循環 させるファン（９）が取り付けられており、この循環空気は双方のステーション で板ガラス間を移動することを特徴とする積層板ガラス用空気排出及び予備プレ ス成形装置。 ２．ステーション（１、３）間の前記空気循環ダクト（７、８）はステーション の外側に位置し、これらダクト（７、８）の噴射及び吸引スロットは空気が予熱 ステーション（１）及び再冷却ステーション（３）で実質的に水平方向に流れる ように互いに対向してステーションの内側に位置していることを特徴とする請求 項１記載の装置。 ３．加熱ステーション（２）の噴射及び吸引スロット（１２、１３）は加熱トン ネルの循環空気が実質的に垂直方向に流れるようにステーション（２）の天井部 及び床部に位置していることを特徴とする請求項１または２記載の装置。