JPH06507818A - 糸通し装置 - Google Patents
糸通し装置Info
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- JPH06507818A JPH06507818A JP5515216A JP51521693A JPH06507818A JP H06507818 A JPH06507818 A JP H06507818A JP 5515216 A JP5515216 A JP 5515216A JP 51521693 A JP51521693 A JP 51521693A JP H06507818 A JPH06507818 A JP H06507818A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B87/00—Needle- or looper- threading devices
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- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
糸通し装置
関し、ここにニードルとしては、軸方向に摺動するロッドの一端に固定されるミ
シン又は刺繍機のためのニードル又は手縫いのためのニードルである。
成る一つの分野又は別の応用分野に意図されるこの種の装置は幾多のものがある
。機械に応用されるこれらの装置の殆どの構成要素は一般的にはその機械上に、
そのケーシング等又はプレサフット、極端な場合はニードルロッドに、恒久的に
固定される。通常は糸通装置はフックと糸通しされるべき糸に係合するブツシャ
とを具備し、その寸法はニードルの糸通孔の寸法に見合ったものとなっており、
糸は糸通孔を通して比較的に複雑なかつ多くは繊細な構造の制御機構の作用下で
通過させなければならない。
この装置はコストが高くなることはさておいて、その作動はユーザにはとって必
ずしも単純ではなく、その存在故に装置を搭載した機械の外観の改蕾にはまった
くといってよいほど機能しない。更に、その特定構造故に、公知の糸通装置のあ
る種の要素の配置は本来の糸通しのときに目視性や嵩高性の良否に関してユーザ
に不便をもたらすものであり、ニードルの糸通孔の直近の部位に手を近づけるよ
うな場合でさえも糸通し工程の観察を困難とするものである。
この形式の糸通装置に関しては幾多の刊行物があるが、−例としては米国特許第
2.767、671号、同4.485.194号、同4.300.463号、同
5.143.005号等がある。
ミシンや刺繍機において糸通孔に糸を自動的に導入するための、機械に恒久的に
固定されていない装置もこれまで提案されている。
この場合の問題はニードルの糸通孔を介して縫糸を通過させるだけの目的でユー
ザが手動によって機械のニードルに取り付け、操作終了時に取り外す付属装置で
ある。多数の解決策が提案されており、例えば、米国特許第4.461.409
号、同第4.557.403等である。
手縫いのためのニードルの糸通しのための装置も多くのものが公知である。米国
特許第2.281.480号、同第2.679.959号、上述の第5、143
.005号、更にはソビエト特許第84−187947/30号、英国特許第1
、213.613号は最も構造的な装置の例である。
この発明は上述の第2及び第3の種類の装置に関するものであり、その特許請求
の範囲lの主題となるものである。
添付図面はこの発明の一つの実施例を示している。
第3図は第1図の装置の側面図であり、第1図のIII−III線に沿って表し
たものである。
第4図及び第5図は第3図の夫々n−+v線及びv−v線に沿って表す図である
。
第6図から第12図は第1図から第5図の装置の実現方法を示す。
第6図は、ミシンのニードルの糸通しプロセスの開始において占める位置におけ
るこの発明の装置の斜視図である。
第7図及び第8図(第7図の線Vllr−V[[[にて表す断面図である)は夫
々糸通し作動の開始において装置の一部の部品が占める位置を示す。
第9図はミシンのニードルの糸通孔を通した糸の完全伸長位置におけるこの発明
の装置の斜視図である。
第1I図及び第12図(スケールを拡大して一部側面より見て、線XI−XIに
沿って断面にて表す)は夫々第9図に見える位置におけるこの発明の装置を示す
。
第12図は糸通しプロセスの終端でのこの発明の装置を一部水平断面にて表す図
である。
第13図は手縫いのためのニードルの糸通しのため使用を示すこの発明の装置を
一部断面をもって表す側面図である。
図(第1図)において装置はシリンダ状本体1を具備し、そのシリンダ本体の左
側部分は4個のフィンガ2a、 2b、 2c及び2dを有し、右側部分は復帰
はね4(第3図)の作用を受ける摺動スリーブ3を有する。復帰ばね4はシリン
ダ内部における本体1の右側部分とスリーブ3のフランジ3aとの間に配置され
る。
本体lは二つ外殻1a及びlb(第1図、第3〜5図)より成る組立体を有し、
これらの外殻1a及びlbは接着若しくは超音波溶着等の適当な手段により一体
化される。外殻1a及び1bの対向面は矩形の溝5a。
5bを夫々育し、この溝5a、 5bは図において本体1の右端から前記したフ
ィンガ2a〜2d (第3及び5図)の付近まで延びている。
−例であるが、図示の装置の全長が略4センチメートルとして、本体1の長さは
20ミリメートルの程度であり、その直径は6ミリメードルの程度であり、スリ
ーブ3は外径8ミリメートルとしてその長さは25ミリメートルである。溝5a
、 5bに関して、その寸法の一例を挙げると、長さが17ミリメードルで、幅
は4ミリメートル、深さは2/10ミリメートルの程度である。
本体1の外殻1a及び1bの組み立ての際に、外殻の溝5a、 5bは長手方向
スリット5を形成し、そのスリット5の長さは一例を挙げると4/lOミリメー
トルであり、そのスリット中に一例を挙げると2〜3710ミリメートルの厚み
ブレード6が摺動自在に取り付けられている。
第3図に示すように、ブレード6はその中間部6aでは溝5の高さより僅か小さ
い均一な長さを有し、溝5の側縁に対して中間部6aはその部分6bを介して摺
動接触下にある。これは方向り若しくはD′においてブレード6のための一種の
案内シューを構成し、スリーブ3はスプリング4の作用に抗して方向りに又はス
プリングの作用により方向D′において変位することができる。
シューは加えてブレード6のための軸方向阻止部材を構成し、本体1の肩部5c
(第3図)に突き当たることによって方向D′への変位を制限する働きをする。
このような肩部は当然ながら本体の外殻la及びlbを接合することによって形
成され、外殻1a及びlbの夫々か肩部の半分を構成することになる。
部分6bの対向端ではブレード6は部分6Cを形成し、同部分6Cの長さは部分
6aのそれより短く、スリーブ3のフランジ3aの開口部の直径と実質的に対応
している。部分6cはスリーブ3を介して遊嵌されている。この構成によりまた
後述の理由により、スリーブ及びブレード6並びにこれらに関連するボディ組立
体1は相互に角度的に変位可能であり、この角度的な変位はブレードの部分6C
及びフランジ3aの前記開口を区切る環状壁の往復的な枢動によって達成される
ものである。
部分6Cの突出部にわたってブレード6は二つのノツチ6dを具備し、これらの
ノツチ6dはスプリングクリップ60の位置決め及び保持を行うものであり、方
向D゛におけるスリーブ3の移動、即ち、スリーブ3が摺動する本体lから完全
に抜けてしまうのを制限するものである。
以上に付は加えてここに指摘しておきたいことは、スプリング4の作用下におい
て、ブレード6はその中間部分6a (第3図)の下端を通してスリーブ3のフ
ランジ3aに接触していることである。スリーブ3が方向りに変位したとき、ブ
レードの部分6aにおいてフランジ3aによって加わる力に基づいてスリーブ3
はブレード6を同一方向に連れ移動される。
その部分6bを越えて、ブレード6はランセット(lancet)Lの形態をな
し、その自由端は三角形状のノツチ6eを有する。このノツチ6eの機能につい
ては後述する。上述の寸法の装置ではランセットしは一例を挙げるとlOミリメ
ートル程度の長さ、3〜4/10ミリメートルの程度の幅、1/10 ミリメー
トルの程度の厚みを持っている。
図面(第1図及び第3図)に示すように、この発明よる装置の本体1に形成され
たフィンガ2a〜2dはテーパ状をなし、この場合は疑ピラミッド形状である。
本体1の形状は種々のものとすることができ、例えば、ピラミッド、截頭ピラミ
ッド、疑円錐、円錐、截頭円錐、三角形断面の多面体等の形状である。
留意するべきことはフィンガは対となって三角形断面の第1の溝R+(第1図か
ら第3図)と、第1の溝R1に対して直交した三角形断面の第2の溝R3とを形
成する。加えて、溝R2の対称長手方向平面はブレード6のスリット5の対称長
手方向平面と一致し、溝R3の対称長手方向平面はこの同一のスリット及びブレ
ードの長手方向対称軸を含んでいる。最後に、溝R1の深さ及び開度は、ニード
ルAが溝R1及び溝R8(第1図、第7図及び第8図)の交差によって区切られ
る夫々のフィンガ対2a、 2b及び2c、 2d間に容易に位置せしめること
ができるようになっている。
第2図から第4図を特に参照すると、注意すべきこととして、溝R8の基部は、
ブレード5のランセットLの自由端部の付近まで延びている第2の溝7を介して
本体lのスリット5の図示(第3図)上端と連通していることである。
スリット7はスリット5の長手方向平面に直交した向きにあり、かっスリブl−
7はスリット5の近くの部位7a及び7bでは同スリット5の両側において絞ら
れており、スリット5から離間するに従って徐々に拡開され、本体1 (側部間
ロアc)の側表面にまで至っている。スリット7の最小幅は2/IOミリメート
ルの程度であり、縫製おいて一般的に使用される糸の直径と同一の大きさのもの
である。
糸通装置の作動について以下説明する。
糸通しされるべき糸Fはフィンガ対2a、 2b及び2c、 2d間のいずれか
の空間において装置の溝R1に先ず導入され、糸のこの部位はスリット7の基部
、換言すればランセットLの自由端の直近を占め、従って、外殻1a及び1bに
よって形成される殻体及び外殻が形成するスリット5の内部における完全収縮位
置を占める。
ユーザは親指と人指指との間で摘むなどしてスリット3を掴むことにより装置を
保持し、装置はニードルAに、その糸通孔Cの上方に位置する部位であてがう。
第6図に示すように、装置はニードルに対して本体lのフィンガ対2a、 2b
及び2c、 2dがニードルを包囲し、溝R1及び糸通孔Cはその対称平面が実
際上一致する相対位置を占める。
次に、ユーザはスリーブ3に対して充分な強さのPの方向の力を加え、スプリン
グ4を加圧し、ランセットLの自由端をニードルAと接触するに至らしめる。こ
の変位の間に、ランセットしはそのノツチ6eの部位においてスリット7の基部
に開口する本体lのスリット5の部分の直前に位置する糸Fに接触する。
しかしながら、糸Fがスリットの壁面の部分(スリットの絞り部分7a及び7b
を区切る)によって挾まれることにより、ランセットNはニードルAに向かって
スリット70ベースに位置される糸Fの部分をその全長にわたって並進させるこ
とはない。むしろ、糸はランセットの側面に適合したループの始点を形成し、ス
リット7の中心部においてのみランセットに追従し、そのセグメントfl及びf
2は、ランセットの軸線と直交する方向において、スリツト7の側部間ロアCを
通して、外殻の開口の付近におけるランセットに向かって、スリット7内を摺動
する。
一旦ランセットLがニードルAと図示のように接触するに至ると、装置は方向V
(第6図)、即ちニードルへの糸通孔の方向、に最初はニードルのシリンダ部上
、次に溝R(第7図及び第10図に示し、どのミシンも具備している)に変位さ
れ、この溝の端部でニードルの糸通孔Cの前方でランセットしはスリットの作用
で糸通孔に糸Fを伴って貫入される。溝Rはこのようにして糸通孔Cに向かって
ランセットLの案内を行うのである。
ユーザはスリーブ3への加圧を継続し、スリーブ3は第7図及び第8図に示す位
置に来て、この位置ではスリーブはスリ・yドアのベースのいずれかの側で突出
する糸Fの部分子l及びf2と接触状態となる。装置の角度位置はニードルAに
対して必要なだけ調節され、ランセットと、ニードルの溝Rと、糸通孔とは同一
平面上に位置される。
この瞬間からスリーブ3は糸をまず最初にスリット7から押し出し、その結果、
糸はスリットの部分7a及び7bによって加えられる挟み作用の拘束を脱し、ス
リット7とニードルAとの間の溝R2の部分の領域から出て、ニードル八に対し
てスリーブ3はその運動の終端に突き当たり(第9図、第10図、第11図)、
この間にランセットしはニードルAの糸通孔Cを介してその移動を継続し、ラン
セットLと共にそれより大きい長さの糸Fが取り出される。従って、スリーブ3
はスリット7から糸を取り出す射出部材を構成する。
この点に関連して、留意するべきは、本体lのフィンガ2a〜2dのテーパ形状
に基づいて、フィンガ間に残る糸Fの部分はニードルへの方向におけるスリーブ
3の変位と共に、徐々に狭くなり、糸(特に直径の大きい糸)に対して起こり得
るフィンガの保合、即ち糸に加わる得る摩擦は、スリーブ3がニードルに接近す
るに従って徐々に小さくなる。このことに基づいて、本体lのフィンガに対して
糸と係合しないようにフリーとすることが大いに容易となる。
この保合が充分な程度減少されると即座にニードルの糸通孔を通して延びる糸の
部分はランセットLの寸法にはもはや関わりなくなり、ランセットLのノツチ6
eのエツジと直接接触するその部分とニードルの糸通孔との間に狭いループが形
成される。
この状態の後に、ニードルの糸通孔を通しての通過の間において、糸Fの二つの
部分子】及びf2は部分子lもしくはf2の一方については、糸通孔の一方の側
縁とランセットしどの間に、糸の第2の部分についてはニードルの糸通孔の他方
の側縁と同一のランセットしどの間に楔着される。
この結果、ニードルAの糸通孔Cを越えて形成される糸のループは、ユーザがス
リーブ3に加えられる圧力を減少させると即座に開始するラセットLの引き抜き
移動の間にその位置に留まる。
第12図はランセットがニードルの糸通孔Aを出る直前の糸通しされた糸のルー
プのより正確な形状を示すものである。ループのこの寸法は当然のことであるが
、ユーザがたとえ障害者であっても、充分な大きさであり、糸Fの自由端側の部
分子1又はf2をループを引っ張ることにより糸通孔を通すことができ、糸通し
操作を適切に行うことができる。実際上は、ループの寸法は、第10図及び第1
1図に示すように、装置の部品の位置においてニードルの糸通孔を通過すること
ができるランセットLの部分の長さと関連する。
最後に留意するべきは上述の装置での取り扱いを容易とするために、特に、糸通
じすべきニードルとの接触の際の正しい位置決めのために、装置の本体】の側面
は2個の基準マーク8a、 8bを具備しており、これらのマーク8a、 8b
は菱形の形状をなし、その色は本体のそれに対比したものとなっている。これら
の基準マークは本体の外殻1a、 lbの接合部における隆起に沿った本体の直
径対立位置に配置され、かつ位置決め装置8aのためにフィンガ2a及び2bに
凹刻され、位置決め装置8bのためにフィンガ2c及び2dに凹刻される。
基準マークを設けることにより第6図において、糸通し装置を作動させるためユ
ーザにとって必要なことはニードルの反対側に位置させ、かつマーク8a、 8
bの一方(ここではマーク8a)をニードルの長手方向軸線を通過する想像平面
において本体の上部に現れるようにする。
しかしながら、この作動が所望のように精度で行われなかったとき、即ち、ニー
ドルAの方向における本体1の移動の終端で本体がニードルに対して幾分オフセ
ットし、即ち、溝R1がニードルに対して厳密に対向した位置になく、ニードル
に対して幾分オフセットしていても、スリーブのフランジ3a(第3図)の開口
におけるブレード6の部分6cとの係合により、装置の本体1とスリーブ3とは
枢動連結されているので、本体が二つのフィンガ2a及び2c、 2b及び2d
(即ち、近接しないフィンガ)によりニードルに接触せしめらると即座に本体
は自らその正しい位置に姿勢を取ろうとする。
そのテーバ形状及び対称配置によって、フィンガがニードルと出会うと即座にフ
ィンガはニードルの側面に摺動し、装置がニードルに向かって徐々に押し込まれ
るに従って、フィンガは本体1をスリーブ3に対して角度方向の運動をせしめる
カムとして機能し、ニードルはフィンガ2aと2bとの間でかつフィンガ2Cと
2dとの間で溝R1のベース部分にはもはや位置しない。
この点において、この発明は縫製機械のニードルロッドの端部に固定されるニー
ドルの糸通しに限定されることなく、刺繍機械でさえも使用することができる。
この装置は手縫いの場合における糸ニードル、特に、前に挙げた例のように糸通
孔がニードルの先端近くでなく先端と反対側端に位置しているニードルにも使用
することができる。
この目的のためこの発明よる装置が提供する支持体にあっては、ユーザをして支
持体を好適位置において作業面に位置させることを可能としている。第13図は
かかる支持体のの一つの実施例を示しており、支持体はその中心に筒状の凹部9
aを有し、この凹部9a内に糸通装置のスリーブ3を導入することができる。か
っ凹部9aはそのベースを通路9bと連通しており、この通路9bはブレード6
の周囲6cに位置し、かつスプリングクリップ60を育している。
更に、凹部9aの直径は装置のスリーブ3の外径より幾分大きくされ、糸通装置
のベース上からの分離ないしはベース上への載置のいづれもが垂直な摺動運動に
より容易に可能となっている。
この実施例では装置の作動は第7.8および10図に関して説明されたものと逆
の運動によって行われる。その結果、この実施例では糸通しするべき糸は第1に
本体lのスリット7に導入され、糸通じすべきニードルは第13図に示すように
フィンガ対2a、 2b及び2c。
2c間に位置される。それから、装置の本体に垂直力が印加され、ニードルAが
ランセットしに接触するに至るまで本体はスリーブ3内に引き込まれ、これに引
き続いてランセットしはその外殻から引き出される。必要あれば、ニードルの軸
位置の調節が行われ、糸通孔がランセットLの自由端に対向して位置される。ユ
ーザは本体lをスリーブ3に対して押し続け、ランセットL及びランセットが担
持する(ノツチ6dに係合する)糸はニードルの糸通孔を貫通する。
この作動の間に、本体1、スリーブ3及びランセットLの相対位置は最終的には
第7. 8. 9及び10図に示した位置に正確に一致するようになり、これは
前に説明したものと同様である。
ユーザは本体lに加わる力を緩め、本体lはスプリングの力によって上昇運動を
実施し、ニードルAはランセットLの長さ分移動し、糸ループが現れ、ニードル
の糸通孔がランセットLの自由端に接近するに従ってループは大きくなる。ユー
ザはこのループを指で掴むだけで糸通し操作を完了することができる。
Fig、 10
Fig、12
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 縫製用ニードルの糸通孔に糸を通すための装置であって、本体を備え、該本 体は本体の少なくとも第1端で開口した軸方向通路を有する共に、可動部材のた めの摺動トラックを形成し、該可動部材は、糸通孔を通して糸を導くための糸把 持部材を有したブレードより成り、前記可動部材は、ブレードがスリット内に引 き込まれた第1の極端位置から、ブレードがその或る長さの部分に亙って突出し た少なくとも一つの第2の極端位置まで、及びその逆に、通路を通して変位する ことができ、更に、装置の手動操作のための押圧部材を有し、該押圧部材は前記 可動部材に運動連結されると共に、前記第1端に対向した本体の第2端に摺動可 能に取り付けられ、更に、前記可動部材をその第1の極端位置に維持しかつ可動 部材が変位されたときはこの位置に復帰せしめる少なくとも一つの弾性部材を有 し、この弾性部材は押圧部材と本体との間に配置される糸通装置において、本体 の第1端は相互に直交した二つの前部溝を有し、第1の溝の長手方向軸線は同時 に前記ブレードの軌道とも実質的に直交していると共に本体の前記軸方向通路と 同一平面をなし、前記の溝はその断面輪郭が夫々の溝の底部に向かって収束して おり、本体の開口と第2の溝の底部との間の間隔は前記通路と第1の溝の底部と の間の間隔より小さく、本体は把持手段の範囲内で糸のための案内スリットを有 し、該案内スリットは第2の溝の底部と本体の前記軸通路の開口とを接続すると 共に、第2の溝の全長に瓦って平行に延びており、前記溝の幅は第2の幅より小 さく、その壁の通路の開口に近接した少なくとも一部がスリットに挿入された糸 の部分にスリットの内部に保持せしめるに充分な強さで挟着作用を達成できるよ うになっていることを特徴とする糸通装置。 2.請求の範囲1に記載の装置において、通路の開口の両側に位置し糸の把持を 行う案内スリットの部分の幅はスリットの両端の幅より小さく、この幅はスリッ トとスリットの端部との間で増大することを特徴とする装置。 3.請求の範囲1に記載の装置において、本体は細長い形状をなしていることを 特徴とする装置。 4.請求の範囲1に記載の装置において、本体はシリンダ状であることを特徴と する装置。 5.請求の範囲3若しくは4に記載の装置において、押圧部材は本体をその長さ の一部において包囲し、本体に摺動自在に取り付けられるスリーブの形態をなす ことを特徴とする装置。 6.請求の範囲5に記載の装置において、スリーブの軸開口断面は円形であり、 その直径は本体の外径より充分大きく、前記摺動を許容することを特徴とする装 置。 7.請求の範囲6に記載の装置において、スリーブ及び本体は共通の長手方向軸 線の囲りに相互に枢動可能に取り付けられていることを特徴とする装置。 8.請求の範囲7に記載の装置において、本体及びスリーブは可動部材の部分及 びスリーブの環状部に往復係合することにより相互に枢動可能に取り付けられて いることを特徴とする装置。 9.請求の範囲1に記載の装置において、前記溝は本体の第1の端部から突出す る4個のフィンガを形成し、これらのフィンガは、一方では、糸通しすべきニー ドルに対する装置の作動位置においては、相対位置決めのための側部接触部材を 構成する複数の対をなし、フィンガは、他方では、スリットに導入される糸の案 内手段を構成することを特徴とする装置。 10.請求の範囲9に記載の装置において、本体のフィンガはテーパ形状若しく は疑似テーパ形状をなすことを特徴とする装置。 11.本体のフィンガの形状は、フィンガの少なくとも或る長さの部分では、実 質的に円錐状、疑似円錐状であることを特徴とする装置。 12.請求の範囲2及び10に記載の装置において、二つの軸位置の間でのスリ ーブの運動を制限する第1及び第2の接触手段を具備し、この二つの軸位置とは 、第1の接触手段にとっては可動部材の第1の極端位置に相当し、第2の接触手 段にとっては可動部材の第2の極端位置に相当するものであり、二つの接触手段 及びスリーブの相対位置は、スリーブが第1の手段と協働したときスリーブは第 1のスリット及びフィンガから引き抜かれ、第2の手段と協働するときはスリー ブは少なくともスリットを区画する部分で本体のフィンガの組立体を包囲し、か つスリーブ及び把持部材の相対位置は、第1の軸位置から第2の軸位置位置への 可動部材の変位の間に、スリーブがスリット、即ち前記スリット、を区切るフィ ンガの部分を収容し始めるときは少なくとも把持手段がフィンガの端部の高さを 通過し、その際、前記第2の極端位置へ徐々に変位するに従って、スリットはス リットの前記部分を構成するスリットの壁面のエレメント間で把持される糸の部 分を、最初は、スリットのこれらの部分の外側、次いで、スリットの残りの部分 、を押し戻すことを特徴とする装置。 13.請求の範囲5に記載の装置において、スリーブのための受容器を形成する 凹部を形成したバースを具備し、該凹部の深さはスリーブの長さより短いことを 特徴とする装置。
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