JPH06507683A - ケミカルペーパーパルプの漂白および脱リグニンのための方法およびクラフトパルプおよびasamパルプの漂白および脱リグニンのための本方法の使用 - Google Patents

ケミカルペーパーパルプの漂白および脱リグニンのための方法およびクラフトパルプおよびasamパルプの漂白および脱リグニンのための本方法の使用

Info

Publication number
JPH06507683A
JPH06507683A JP4510141A JP51014192A JPH06507683A JP H06507683 A JPH06507683 A JP H06507683A JP 4510141 A JP4510141 A JP 4510141A JP 51014192 A JP51014192 A JP 51014192A JP H06507683 A JPH06507683 A JP H06507683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
pulp
treatment
treated
delignification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4510141A
Other languages
English (en)
Inventor
ハンマン マリア
Original Assignee
ソルヴェイ アンテロックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソルヴェイ アンテロックス filed Critical ソルヴェイ アンテロックス
Publication of JPH06507683A publication Critical patent/JPH06507683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/1057Multistage, with compounds cited in more than one sub-group D21C9/10, D21C9/12, D21C9/16
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/147Bleaching ; Apparatus therefor with oxygen or its allotropic modifications
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/147Bleaching ; Apparatus therefor with oxygen or its allotropic modifications
    • D21C9/153Bleaching ; Apparatus therefor with oxygen or its allotropic modifications with ozone
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/16Bleaching ; Apparatus therefor with per compounds
    • D21C9/166Bleaching ; Apparatus therefor with per compounds with peracids

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ケミカルペーパーバルブの漂白および脱リグニンのための方法およびクラフトバ ルブおよびASAMバルブの漂白および脱リグニンのための本方法の使用本発明 はケミカルバルブの組に属するセルロースペー/ < −1<ルブの漂白および 脱リグニンのための方法に関する。リグノセルロース性物質を蒸解(cooki ng)することによって得られる未漂白ケミカルペーパーノくルブを酸化性化学 生成物の使用を含む連続した段階の脱リグニン処理および/又は漂白処理によっ て処理することが知られている。ケミカルバルブ漂白の慣用的な順序における第 一段階の目的は蒸解操作後の未漂白バルブの脱リグニンを完全にすることである 。この脱リグニン第一段階は慣用的には未漂白バルブを酸性媒体中の塩素で処理 することによっであるいは塩素と二酸化塩素を混合してまたは順番に組み合わせ て処理することによって行われる。二酸化塩素および次亜塩素酸ナトリウムまた は次亜塩素酸カルシウムのような塩素含有反応物質はこの脱リグニン第一段階の 次1こ行う漂白段階において長年慣用的に使用されてきた。
いくつかの状況において、脱リグニン初期段階および二酸化塩素または次亜塩素 酸を使用する次の段階をもはや塩素含有反応物質に依存しない処理によって置換 することができるということは様々な理由から有用であることが分かつてし)る 。
特許US−A−4,080,249(インターナショナルペーパーCo)にお0 ては、セルロースペーパーバルブ、特にクラフトバルブを、最初の段階を酸素で 開始し次にバルブの濃度が1から10%の間であるオゾン段階とアルカリ媒体中 の過酸化水素または過酢酸を含む最低一つの他の段階によって漂白するという塩 素含有反応物質を含まない順番によって漂白することが提案されている。しかじ なカベら、この既知の方法はセルロースの非常に高度の分解を生じさせるという 欠点を有する。さらに精通酢酸溶液を、反応運動の遅さが与えられる酢酸と過酸 化水素を反応させることによって、使用するのと同じ時に簡単カリ低コストで作 ることは困難である。さらに、濃過酢酸溶液の輸送には安全面での問題が存在す る場合がありえることはよく知られている。
本発明はセルロースを過剰に分解することなしに簡単かつ低価格で高い白色度を 獲得することを可能にするケミカルペーパーバルブの漂白および/又は脱リグニ ンのための新しい方法を提供することによって既知の方法のこれらの欠点を解消 する。
この目的のために、本発明は、第一段階では未漂白バルブをガス状酸素で処理し 、そして第二および第三段階では第一段階から生しるバルブをガス状オゾンそし てペルオキシ−硫酸またはその塩の−っで各々そして任意の順番で処理すること による、塩素含有反応物質に依存しない連続した三つの処理段階によってケミカ ルペーパーバルブを漂白および脱リグニンするための方法に関する。
本発明によると、ケミカルペーパーバルブとはアルカリ性媒体中の硫化ナトリウ ム(クラフトまたは硫酸塩蒸解)、酸性媒体中(亜硫酸塩蒸解)またはアルカリ 性媒体中の二酸化硫黄または亜硫酸の金属塩のような化学反応物質の存在下で、 そしてアントラキノンおよびメタノールの任意の存在下で脱リグニン処理を受け たバルブを示すものと意図される(Das Papier、 40. IOA、  1986. Vlからv8ページ、R,Patt and O,Kordsa chia、 Herstellung von Zellstoffen un ter Ve窒翌■獅■ ung von alkalischen Sulfitlosungen m it Zusatz van Anthrachinon 浮獅п@Metha nol [アントラキノンおよびメタノールの添加とアルカリ亜硫酸塩溶液の使 用を用いたセルロースバルブの製造]に記載されているようなASAMパルカ。
存機溶媒の使用を含む既知の蒸解方法の一つによって得られるケミカルバルブも また本発明による方法のための原料として使用することができる。そのようなケ ミカルバルブの例は、例えばアセトソルブ(acetosolv)バルブのよう なオーガノソルブ(organosolv)バルブとrMDバルブjとも呼ばれ るカセイソーダとメタノールを使用するバルブである。蒸解が中性媒体中の亜硫 酸塩の助けとともに行われる(中性亜硫酸塩蒸解、N5SC蒸解とも呼ばれる) ようなセミケミカルバルブもまた本発明による方法を使用して漂白することがで きる。
本発明は特にクラフト蒸解またはASAM蒸解を受けたバルブであって、蒸解後 に残存するリグニン含有量がそれが生じる原料である木材の種類の型および蒸解 過程の効率に依存して8から40の間のカッパー価の範囲にあるようなバルブに 目的が向けられる。ケミカルバルブの生産のために使用される種類の木材はすべ て本発明の方法において使用されるのに適しており、特に、例えば各種のマツ、 モミのようないわゆる樹脂材そして例えばユーカリ、ブナツキ、オークおよびシ ブのような落葉樹材のようなりラフトまたはASAMバルブのために使用される ものが適している。
塩素含有反応物質とは、酸性水溶液中の分子状塩素、二酸化塩素あるいはアルカ リまたはアルカリ土類金属次亜塩素酸塩のような分子中に塩素を含有する反応物 質を表す。
本発明による方法の処理順番の第一段階はガス状酸素による処理から成る。この 酸素処理は、乾燥バルブの重量に対するアルカリ化合物の重量が0.5から4゜ 0%の間であるような量でアルカリ化合物が存在する下、20から1ooOkP aの圧力のガス状酸素と未漂白バルブを接触させることによって行われる。バル ブの酸素処理はまた可溶性マグネシウム塩のようなセルロースのための保護剤あ るいはポリカルボン酸またはホスホン酸のような金属イオン封鎖剤の存在下で行 うこともできる。マグネシウム塩が好ましく、特に、乾燥バルブに対する相対で 0.02から1重量%の割合で使用される硫酸マグネシウムか好ましい。
第一段階の温度は70から130°Cの範囲内そして好ましくは80から120 °Cの範囲内に調節しなければならない。酸素処理の継続時間は、バルブ中に存 在するリグニンと酸素との反応が終結するのに十分なものでなければならない。
しかしながら、この反応時間を非常に太き(超過してはならず、そうしないとバ ルブのセルロース鎖構造中に損傷が誘発されるからである。実際上は、30から 180分そして好ましくは60から140分の間の値に調節される。98°Cで 120分という温度と継続時間の条件の組合せは良好な結果をもたらした。
本発明による方法の第二および第三段階は、バルブをオゾンで処理し、次にペル オキシ−硫酸またはその塩の−って処理することから成るか、あるいは逆の順番 すなわち最初にペルオキシ−硫酸またはその塩の−って処理し、次にオゾンで処 理することから成る。
本発明によると、オゾン処理は乾燥ガス状酸素を補給した電気オゾン発生器から 生ずるオゾンと酸素の混合物から成るガス流にバルブをさらすことから成る。
実験室においては、処理量が50から100f/時間、そして好ましくは70か ら901/時間の間である発生器が有利に使用される。使用されるオゾンの量は バルブがオゾン/酸素混合物の流れとともに掃き出される間の時間を変化させる ことによって容易に調節される。20から80分という時間が、一般的には1゜ Ogの乾燥バルブ当たり0.4から2gの間というオゾン量を使用するのに十分 である。工業的規模においては、オゾン発生器の処理量と処理の継続時間を調節 して、バルブに対して使用されるオゾンの量が実験室において得られるものと同 様の値に調節されるように準備される。処理の継続時間は継続作動技術に基づい て事実上工業的環境の中で減少することができ、3分という水準の継続時間にな るまで減少できる。
オゾン処理は好ましくは酸性媒体中で行われる。0.5から5の間のpH値が適 当であり、好ましくは1,5から4の間である。乾燥バルブに対してSO!が0 .5重量%の割合であるS0w溶液、そして3%の濃度の固体物質で予備条件処 理をバルブに対して30分行うことによって得られたpH2から3はとても良好 な結果を与えた。
オゾン処理段階の濃度は0. 5から45%固体含有量の範囲から選ばれ、好ま しくは0.5から3%の間(低濃度供給の場合)またはIOから15%の間(中 濃度供給の場合)から選ばれる。35%固体含有量という濃度は実験室規模にお いて優れた結果を与えた。
オゾン処理段階の温度は比較的低くしなければならず、そうしないと処理された バルブの機械的特性にかなりの慝影響をもたらす。この温度は一般的には2から 50°Cの間であり、好ましくは10から35°Cの間である。たいていの場合 、オゾン処理は簡単に室温で行われる。
本発明による方法の有利な選択形態とは、バルブとオゾンとの接触面積を増加さ せるという意図で、オゾン処理をバルブを開く(フラッフィック(fluffi ng)と称される)ための機械的処理とともに進行させることである。この操作 はオゾン処理中のバルブ濃度が15%固体含有量より高い場合に特に有用である 。
本発明によると、ペルオキシ−硫酸またはその塩の一つでの処理とは、バルブを 一般式H*SOsに対応する無機酸(力ロ酸とも呼ばれる)またはそのアルカリ 、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩のうちの一つ、さもなければこれら の塩の多数の混合物またはベルオキシー硫酸とこれらの塩の−またはいくつかと の混合物で処理することから成る。本発明による方法の有利な選択形態において は、使用されるペルオキシ−硫酸またはその塩は、硫酸またはその塩の濃縮水溶 液を例えば過酸化水素のような過酸化化合物の濃縮水溶液と反応させることによ って使用直前に調製された。濃縮水溶液とは10モル/i!以上の濃度のH,S O。
溶液と20重量%以上の濃度のH1Ot溶液を表すことを意図する。
ペルオキシ−硫酸段階は安定剤の存在下で行ってもいい。過酸化化合物用の既知 の安定剤が適当である。そのような安定剤の例は、アルカリ土類金属塩、特に可 溶性マグネシウム塩、例えばアルカリ金属ビロリン酸塩、メタリン酸塩のような 可溶性無機リン酸塩およびポリリン酸塩、そして酒石酸、クエン酸、グルコン酸 、ジエチレントリアミンペンタ酢酸およびシクロヘキサンジアミンテトラ酢酸お よびそれらの可溶な塩のような育種ポリカルボン酸塩、ポリープ−ヒドロキシア クリル酸およびそれらの可溶な塩そしてエチレンジアミンテトラメチレンホスホ ン酸、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)およびシクロヘキサ ンジアミンテトラメチレンホスホン酸およびそれらの可溶な塩のような有機ポリ ホスホン酸塩である。これらの多数の安定剤を混合物として混合することも可能 である。一般論として、有機ポリカルボン酸塩またはポリホスホン酸塩は良好な 結果をもたらし、特に可溶なマグネシウム塩との組合せで使用された場合に良好 な結果をもたらす。Mg5Oaのような可溶なマグネシウム塩とジエチレントリ アミンペンタ酢酸(DTPA)を組み合わせて使用する場合は各々loogの乾 燥バルブ当たり0.02から0.2gのM g S Oaと100gの乾燥バル ブ当たり0.05から0.3gのDTPAという濃度で使用するのが適当である 。
ペーパーバルブをペルオキシ−硫酸で処理する段階は同様に酸またはアルカリの pH条件下で行われる。アルカリのpHを9から12の間の値にすると良好な結 果か得られた。アルカリpHの場合、アルカリまたはアルカリ土類金属水酸化物 および炭酸塩から選択されたアルカリがバルブに添加される。多数のアルカリま たはアルカリ土類金属水酸化物および/又は炭酸塩の混合物の形態でアルカリを 使用することもできる。NaOH/Nat CC)sのモル比が0.3から1.  8の間であるNaOHとNag COsの混合物が好ましい。
ペルオキシ−硫酸での処理段階の圧力と温度条件は重大ではない。一般的には大 気圧が適当である。温度は単にペルオキシ−硫酸の有効な利用を保証するのに十 分であると同時に、セルロースを分解したり処理段階で使用される加熱手段のエ ネルギー費用を負担しすぎになるほど高すぎないように選ぶ必要がある。実際上 、50から100°Cの間の温度が適当である。アルカリpHの場合には、60 から90’Cの間の温度範囲が好ましい。
ペルオキシ−硫酸での処理段階の継続時間は完全な反応を保証するのに十分でな ければならない。より長時間処理してもバルブの脱リグニンの程度あるいは極限 強度特性には影響を与えないが、資本コストおよびバルブを加熱するエネルギー 費用を制限するためには、完全な反応に必要とされる時間を越えて反応時間を延 長することは適当ではない。実際上、反応時間は選んだ温度の値、すなわち最短 時間を許容する最高温度に関連する。30から150分の間そして好ましくは4 0から100分の間の時間で一般的には十分である。60分という時間で優れた 結果が得られた。
ペルオキシ−硫酸での処理段階は一般的には5から25%固体含有量そして好ま しくは8から20%固体含有量の間のバルブ濃度で行われる。10%の濃度の場 合に良好な結果が得られた。
本発明による方法の選択形態において、もし高水準の白色度の値を得ることが所 望される場合、処理の第三段階の次にオゾンおよび過酸化水素から選ばれる反応 物質によって漂白する第四段階を行うことができる。
オゾンを使用する選択形態においては、第四段階は最初の順番ですでに行われた オゾン段階と同じ操作条件の下で行われる。しかしながら、バルブに使用される オゾンの量は乾燥バルブ100g当たり0. 1から0.8gの間の値に減少す ることが適当である。乾燥バルブに対するオゾンの相対量が0.3重量%という オゾンの量はとても適当である。
過酸化水素を使用する選択形態においては、第四段階はバルブを過酸化水素のア ルカリ性水溶液で処理することから成る。この段階は、過酸化水素の水溶性溶液 をアルカリ反応物質に加えるアルカリ抽出の慣用的段階と同様に行われる。この 段階で使用されるべき過酸化水素の量は、処理の第三段階終了時にバルブ中に存 在する残存リグニン含有量、そして木材の性質およびバルブを製造するのに使用 される蒸解の方法と操作条件に依存する。一般論としては、これらの量は100 gの乾燥バルブ当たり0.3から4.0gのH80,であり、好ましくは100 gの乾燥バルブ当たり0.4から2.5gのH= O!である。使用されるアル カリの性質は良好な溶解性と同時に良好な有効性を示すようなものでなければな らない。そのようなアルカリの例は水溶液中の水酸化ナトリウムである。アルカ リ含有量は、反応終了時に投入された過酸化物の量の60から95%の過酸化物 が使用されることが保証されるように調節しなければならない。NaOHとして 表した場合、100gの乾燥バルブ当たりアルカリを0. 5から2.5g含む ようなアルカリ含有量が適当である。100gの乾燥バルブ当たり2gのHoo tというHootの量、および100gの乾燥バルブ当たり1gのNaOHとい うNaOHの量の場合、優れた結果が得られた。
本発明による方法のもう一つの選択形態とは、第三段階から生じたバルブをアル カリ反応物質で抽出し、それからアルカリ性媒体中の過酸化水素で漂白するとい う順番から成る2つの連続した段階による処理を第三段階の処理の次に行うこと からなる。これらの二つの段階は、これらの二つの反応物質を含む慣用的かつ公 知の漂白手順において通常使用されるものと同様の操作条件下で行われる。
例えば、第四段階のアルカリ抽出はたいていの場合、100gの乾燥バルブ当た り0. 5から2.5gのNaOHを使用して(10,5から13の間のpH) 通常の圧力、5から30%乾燥固体物の濃度、40から85゛Cの間の温度そし て40から120分の間の時間で、バルブにNaOH水溶液の作用を受けさせる ことによって行われる。NaOHが1%、50°C1濃度lO%で90分という 条件で行った場合、良好な結果が得られた。
同様に、アルカリ性過酸化水素を使用する第五段階においては、以下の条件、す なわち100gの乾燥バルブ当たり0. 5から3gのHlol、100gの乾 燥バルブ当たり0.5から2.5gのNaOH15から30%の濃度、50から 90°Cで30から120分間という条件がたいていの場合使用される。2.θ %H107,1,0%NaOH,10%濃度、60°Cで60分間という条件の 場合に有利な結果が得られた。
本発明による方法のもう一つの好ましい選択形態は、五個の段階において一連の 処理を行えるように、アルカリ抽出段階中に、還元化合物を投入することである 二〇(酸素)−Z(オゾン)−CA (力ロ酸)−El(還元アルカリ抽出)− P(アルカリ性過酸化水素)さもなけれな0−CA−Z−E、−P0還元化合物 は紙バルブ産業において通常使用される還元特性を示す化学化合物から選択され る。そのような還元化合物の例はホルムアミジンスルフィン酸およびアンモニウ ムあるいはアルカリまたはアルカリ土類金属ホウ水素化物、ハイドロサルファイ ド、亜硫酸塩または重亜硫酸塩である。還元化合物の量は一般的には100gの 乾燥バルブ当たり0.05からIgの間である。0.12%の量のNaBHnの 場合に良好な結果が得られた。
本発明による方法はクラフト、ASAMまたは亜硫酸ケミカルバルブまたは高品 質セミケミカルバルブ、特に食品包装用に意図されるものの脱リグニンおよび漂 白のための出願である。それは樹脂材または落葉樹材から生じたバルブにも同様 に適している。
以下の実施例は本発明を説明するために提供されるものであるが、その範囲を限 定するものではない。実施例IRおよび2Rは本発明によるものではなく、引用 文献の方法によって与えられたものである。実施例3から6は本発明によるもの である。
実施例IR:(本発明によるものではない)スカンジナビア由来でカッパー価2 6,3のマツおよびトウヒの混合物(pinus ssp、 80重量%、pi cea ss 20重量%)からのクラフトバルブの試料を乾燥バルブに対して 3. 0重量%のNaOHと1. 0重量%のM g S Oaと混合し、機械 攪拌装置をはめ込んだオートクレーブ中に置いた。それから脱ミネラル水をオー トクレーブ中に投入し、バルブの濃度を10%固体含有量にし、ガス状酸素を6 00kPaの圧力下で投入した。温度を98°Cまで上げ、攪拌を120分間続 けた。
反応後、オートクレーブを開け、バルブをその乾燥重量の40倍に相当する容量 の脱ミネラル水の中で洗浄した。それからバルブをプッシュカーフイルター上て ろ過し、オゾンでの漂白という観点から酸による前処理を行った。これを行うた めに、バルブを0.5重量%のSO7て固体含有量3%の濃度で30分間処理し た。それからバルブを遠心して濃度40%にしてから35%というより低い濃度 にするために脱ミネラル水で希釈し、60回転/分の回転移動が与えられまた2 0°Cに温められた水浴中に浸けられたガラス丸底フラスコ中に置いた。
オゾンを801/時間の流量で乾燥酸素を供給された電気発生器中で生産し、1 00gの乾燥バルブ当たりIgのオゾンというオゾン量を使用できるように、バ ルブを含むガラスフラスコ中に25分以上の時間をかけて注入した。
それからオゾン処理したバルブをその乾燥重量の40倍に相当する容量の脱ミネ ラル水の中で洗浄した。プッシュカーフイルター上でろ過した後、それをポリエ チレンバッグ中に置いて、その乾燥重量に対して2%の過酢酸および3%のNa OHそして脱ミネラル水を、その濃度が10%固体含有量に調節されるように加 えた。バッグ中に存在する物質を混合後、後のものを70°Cに温めた湯浴中に 240分浸けた。
反応後、バルブを洗浄し、脱水し、濃度を10%固体含有量に調節するために1 、 0%のNaOHおよび0.12%のNaBHaおよび脱ミネラル水を含むポ リエチレンバッグ中に置き、注意深く混合した。それからポリエチレンバッグを 50°Cに温めた浴中に浸け、90分間反応させるために置いた。
それからバルブを洗浄、脱水し、2.0%のH=Ot、1. 0%のNaOHお よび濃度をlO%固体含有量に調節するための脱ミネラル水の存在下でポリエチ レンバッグ中で漂白を行った。ポリエチレンバッグを60℃に温めた湯浴中に浸 1九反応を60分間進行させた。漂白操作の終了時に、バルブを脱ミネラル水で 洗浄し、プッシュナーフィルターで脱水した。
何段階かの間で、または操作の最後に、漂白バルブについて公知の標準手法に従 って行われる各種の試験を行った。すなわち:マイクロカッパー価二 TAPP I UM 246パルブ産出量: German Zellct+eming  5tandard [V/4Z/62白色度: I S O2470(Elre pho (registered trademark) 2000 inst rument)裂断長:ISO1924 引裂き強さ German Zellcheming 5tandard V/ 3/62. V/11157. V/12157結果は次の通りであった。
第一段階0の後: カッパー価 :9.3 白色度、。ISO: 35.7 バルブ産出量、% :96.9 裂断長、km :11.0 引裂き強さ、cN :100.0 段階Zの後: カッパー価 :2.2 白色度、’ISO: 61.7 バルブ産出量、% :95.8 裂断長、km ・ 9.9 引裂き強さ、cN :105.0 段階PA(過酢酸)の後: カッパー価 、0.9 白色度、’rso ・ 61.7 バルブ産出量、% :95.8 裂断長、km : 8.41 引裂き強さ、cNニア4.6 段階E、の後: 白色度、’ISO+ 85.0 バルブ産出量、% :95.8 裂断長、km : 7.83 引裂き強さ、cN : 65.8 段階Pの後: 白色度、’ISO: 89.1 バルブ産出量、% :95.3 裂断長、km : 7.64 引裂き強さ、cN : 68.2 実施例 2R: (本発明によるものではない)第二段階および第三段階の順序 を入れ替えて0−CA−Z−E、−Pという順番で行った以外は、実施例IRの 場合と同じクラフトバルブに対して同様の処理を行った。他の操作条件は実施例 IRの場合と同じにした。得られた結果は以下の通りであった: 白色度、’ISO: 35.7 バルブ産出量、% :96.9 裂断長、km :11.0 引裂き強さ、cN :100,0 白色度、。ISO: 56.9 バルブ産出量、% :94.5 裂断長、km + 9.88 引裂き強さ、cN:95.0 白色度、’ISO: 76.2 バルブ産出量、% :94.5 裂断長、km : 9.69 引裂き強さ、cN:99.5 段階E、の後: 白色度、。ISO: 80.9 バルブ産出量、% :93.5 裂断長、km−9,6 引裂き強さ、cN : 87.2 段階Pの後。
白色度、’ISO:89.0 パルプ産出量、% :92.9 裂断長、km 8. 7 引裂き強さ、cN : 79.3 実施例3: (本発明による) 過酢酸の第三段階をカロ酸を使用する段階に置換し、以下の条件下で行い、実施 例IRを再現した: H! SOs の量、g/乾燥バルブ100g: 2.0NaOH(7)量、  g/乾燥バルブ100g: t、s濃度、 %固体含有量 :l。
温度、”Cニア0 継続時間、分 :6゜ 結果は以下の通りであった: 第一段階0の後: カッパー価 :9.3 白色度、。ISO: 35.7 パルブ産出量、% :96.9 裂断長、km :11.0 引裂き強さ、cN :IOo、0 白色度、’ISO: 61.7 パルブ産出量、% :95.8 裂断長、km :9.9 引裂き強さ、cN :105.0 力ツパー価 ・ IO 白色度、。ISO: 67.4 バルブ産出量、% :95.0 裂断長、km ・ 9.85 引裂き強さ、cN :102.6 段階E、の後。
白色度、。ISO: 68.1 バルブ産出量、% 、94.4 裂断長、km : 9.35 引裂き強さ、cN : 100.6 段階Pの後: 白色度、。ISO: 81.1 バルブ産出量、% :93.8 裂断長、km : 8.62 引裂き強さ、cN : 93.4 2Rを再現した: H=SOiの量、g/乾燥パルプ100g: 2.0NaOHの量、 g/乾燥 バルブ100g: 1.5濃度、 %固体含有量 :IO 湿温度℃ : 70 継続時間、分 =60 得られた結果は以下の通りであった: 白色度、。ISO: 35.7 バルブ産出量、% :96.9 裂断長、km :11.0 引裂き強さ、cN :100.0 段階CAの後: カッパー価 :6.8 白色度、’ISO: 45.6 パルブ産出量、% :95.8 裂断長、km :10.42 引裂き強さ、cN:98.6 段階Zの後: カッパー価 :0.9 白色度、’TSO: 70.6 パルブ産出量、% :94.9 裂断長、km : 9.22 引裂き強さ、cN:85.5 段階E、の後。
白色度、’ISO: 75.6 パルブ産出量、% :94.9 裂断長、km : 8.75 段段階の後: 白色度、’ISO: 83.2 バルブ産出量、% : 94.0 裂断長、km : 9.26 引裂き強さ、cN : 93.2 実施例5: (本発明による) カッパー価28.0および白色度48.6のマツ(ptnus ssp、)AS AMパルプを使って実施例3を再現した。実施例3とは対照的に、第四段階(ア ルカリ抽出)はNaBHaを使用せずに行った。他の条件は実施例3のものと同 一とした。
得られた結果は以下の通りであった: 第一段階Oの後: カッパー価 :9.6 バルブ産出量、% :96.7 裂断長、km :11.54 引裂き強さ、cN :115.3 白色度、’ISO: 78.3 バルブ産出量、% :95.2 裂断長、km :11.O1 引裂き強さ、cN :128.8 白色度、’ISO: 84.2 バルブ産出量、% :94.9 段階Eの後: 白色度、’ISO: 80.9 バルブ産出量、% :94.9 裂断長、km : 10.65 引裂き強さ、cN : 120.2 段階Pの後: 白色度、’ISO: 87.0 バルブ産出量、% : 946 裂断長、km 9.64 引裂き強さ、cN : 111.7 実施例6: (本発明による) 実施例IRから4の場合と同じマツおよびトウヒフラフトノくルブの試料を実施 例3の条件と同一の条件下て0−Z−CAという順番に従って処理し、そしてそ れから第四および以下の条件下でオゾンを使用する最後の漂白段階を行ったニオ シンの量、乾燥バルブに対する相対% ・ 0.3温度、 ℃ : 20 濃度、 %固体含有量 :35 継続時間 =lO 得られた結果は以下の通りであった: 段階0の後: 実施例3を参照 段階Zの後: 実施例3を参照 段階CAの後: 実施例3を参照 最終段階Zの後: 白色度、。ISO:86.2 バルブ産出量、% :93.9 フロントページの続き (81)指定国 EP(A、T、 BE、 CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、GA(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AU、 BB、 BG、BR,CA、FI、 HU、JP、 KP。
KR,LK、MG、MW、No、PL、R○、 RU、SD、US

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第一段階において未漂白パルプをガス状酸素で処理し、第二および第三段階 において第一段階から生じるパルプをガス状オゾンそしてペルオキシ−硫酸また はその塩の一つで各々そして任意の順番で処理することを特徴とする塩素含有反 応物質に依存しない三つの処理段階の順番によってケミカルペーパーパルプを漂 白および脱リグニンするための方法。
  2. 2.処理の第二段階においてパルプをガス状オゾンで処理すること、そして処理 の第三段階においてパルプをペルオキシ−硫酸またはその塩の一つで処理するこ とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 3.処理の第二段階においてパルプをペルオキシ−硫酸またはその塩の一つで処 理すること、そして処理の第三段階においてパルプをガス状オゾンで処理するこ とを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 4.ペルオキシ−硫酸またはその塩の一つでの処理の段階を反応媒体のpHを9 から12の間の範囲まで上昇させるのに十分な量のアルカリの存在下で行うこと を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 5.処理の第三段階の次に、第三段階から生じるパルプをアルカリ性媒体中でオ ゾンおよび過酸化水素から選ばれる酸化反応物質で処理することから成る第四段 階を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 6.処理の第三段階の次に、第三段階から生じるパルプをアルカリ性反応物質の 抽出にさらし、それからアルカリ性媒体中で過酸化水素での漂白にさらすことを この順番で行うことから成る二つの連続した段階を行うことを特徴とする請求項 1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 7.第四段階のアルカリ抽出を還元化合物の存在下で行うことを特徴とする請求 項6記載の方法。
  8. 8.還元化合物がホルムアミジンスルフィン酸およびアンモニウム、アルカリま たはアルカリ土類金属ホウ水素化物、ハイドロサルファイト、亜硫酸塩または重 亜硫酸塩から選ばれることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 9.還元化合物がホウ水素化ナトリウムであることを特徴とする請求項8記載の 方法。
  10. 10.樹脂材クラフトパルプおよびASAMパルプの漂白および脱リグニンのた めに請求項1から9のいずれか一項による方法を使用すること。
JP4510141A 1991-06-06 1992-06-01 ケミカルペーパーパルプの漂白および脱リグニンのための方法およびクラフトパルプおよびasamパルプの漂白および脱リグニンのための本方法の使用 Pending JPH06507683A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BE9100549A BE1004974A3 (fr) 1991-06-06 1991-06-06 Procede pour le blanchiment et la delignification de pates a papier chimiques et application de ce procede au blanchiment et a la delignification des pates kraft et des pates asam.
BE9100549 1991-06-06
PCT/EP1992/001222 WO1992021814A1 (fr) 1991-06-06 1992-06-01 Procede pour blanchiment et la delignification de pates a papier chimiques

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06507683A true JPH06507683A (ja) 1994-09-01

Family

ID=3885547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4510141A Pending JPH06507683A (ja) 1991-06-06 1992-06-01 ケミカルペーパーパルプの漂白および脱リグニンのための方法およびクラフトパルプおよびasamパルプの漂白および脱リグニンのための本方法の使用

Country Status (16)

Country Link
EP (1) EP0587822B1 (ja)
JP (1) JPH06507683A (ja)
AR (1) AR247257A1 (ja)
AT (1) ATE127179T1 (ja)
AU (1) AU651462B2 (ja)
BE (1) BE1004974A3 (ja)
BR (1) BR9206112A (ja)
CA (1) CA2110698A1 (ja)
DE (1) DE69204457T2 (ja)
ES (1) ES2079209T3 (ja)
FI (1) FI935422A (ja)
NO (1) NO302129B1 (ja)
NZ (1) NZ242996A (ja)
WO (1) WO1992021814A1 (ja)
YU (1) YU48264B (ja)
ZA (1) ZA924021B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1006881A3 (fr) * 1993-03-02 1995-01-17 Solvay Interox Procede pour la delignification d'une pate a papier chimique.
SE506480C2 (sv) * 1995-06-29 1997-12-22 Sca Graphic Res Ab Blekning av lignocellulosahaltigt fibermaterial med ozon och persyra i ett kombinationssteg
US5770011A (en) * 1995-11-17 1998-06-23 International Paper Company Neutral monoperoxysulfate bleaching process
FI964715A (fi) * 1996-11-26 1998-05-27 Keskuslaboratorio Menetelmä selluloosamassan valkaisemiseksi
EP0931874A1 (en) * 1998-01-22 1999-07-28 Degussa-Hüls Aktiengesellschaft Pulp bleaching process including final stage treatment step with salt of peroxymonosulfuric acid

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4372812A (en) * 1978-04-07 1983-02-08 International Paper Company Chlorine free process for bleaching lignocellulosic pulp
US5091054A (en) * 1989-08-18 1992-02-25 Degussa Corporation Process for bleaching and delignification of lignocellulosic

Also Published As

Publication number Publication date
ATE127179T1 (de) 1995-09-15
YU48264B (sh) 1997-09-30
BE1004974A3 (fr) 1993-03-09
NO934406L (no) 1994-01-26
NZ242996A (en) 1995-01-27
NO934406D0 (no) 1993-12-03
CA2110698A1 (fr) 1992-12-10
DE69204457T2 (de) 1996-04-18
ZA924021B (en) 1993-02-24
DE69204457D1 (de) 1995-10-05
ES2079209T3 (es) 1996-01-01
AU651462B2 (en) 1994-07-21
BR9206112A (pt) 1995-10-10
YU58792A (sh) 1994-09-09
AR247257A1 (es) 1994-11-30
NO302129B1 (no) 1998-01-26
FI935422A (fi) 1994-01-11
WO1992021814A1 (fr) 1992-12-10
EP0587822A1 (fr) 1994-03-23
FI935422A0 (fi) 1993-12-03
EP0587822B1 (fr) 1995-08-30
AU1877592A (en) 1993-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU654624B2 (en) Process for the delignification of a chemical paper pulp
US4381969A (en) Process for the regeneration of waste paper
US4459174A (en) Process for the delignification and bleaching of chemical and semi-chemical cellulosic pulps
FI67242B (fi) Saett att avlaegsna lignin fraon oblekt kemisk pappersmassa
JPS61138793A (ja) 強化酸化抽出法
SI9300362A (en) Process for bleaching of chemical paper pulp
FI116393B (fi) Menetelmä selluloosamassan delignifioimiseksi ja valkaisemiseksi
US5571378A (en) Process for high-pH metal ion chelation in pulps
FI108549B (fi) Lignoselluloosamateriaalin valkaisu aktivoidulla hapella
US5698075A (en) Process for bleaching a chemical paper pulp in an oxygen-peroxymonosulfuric acid-hydrogen peroxide sequence
JPH06507683A (ja) ケミカルペーパーパルプの漂白および脱リグニンのための方法およびクラフトパルプおよびasamパルプの漂白および脱リグニンのための本方法の使用
US6554958B1 (en) Process for the delignification and bleaching of chemical paper pulps with hydrogen peroxide and at least one polymer
US5139613A (en) Process for preparing a paper pulp using carbon dioxide as an acidifying agent for a bleached pulp
EP0464110A1 (en) BLEACHING METHOD FOR PRODUCING HIGH-WHITE CELLULA.
JPH01207492A (ja) 紙パルプの製造方法
JPH08507332A (ja) 製紙用化学パルプの脱リグニン方法
US8980051B2 (en) Sulfonation of pulp produced by alkali pulping process
JP2010285698A (ja) Tcf漂白方法
JPH11286884A (ja) パルプ蒸解薬液とパルプの製造方法
CA1288906C (en) Pulp souring process enhancing conservation of specific bleaching agent residuals
JPH0453991B2 (ja)
JPH0742669B2 (ja) セルロ−ス性物質の脱リグニン法
JPH08218290A (ja) 非塩素漂白パルプの製造方法
SU598571A3 (ru) Способ получени беленой целлюлозы
HRP920940A2 (en) Process for bleaching and delignifying chemical paper pulp for kraft and asam paper