JPH0650765A - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置

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JPH0650765A
JPH0650765A JP20783592A JP20783592A JPH0650765A JP H0650765 A JPH0650765 A JP H0650765A JP 20783592 A JP20783592 A JP 20783592A JP 20783592 A JP20783592 A JP 20783592A JP H0650765 A JPH0650765 A JP H0650765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destination
vehicle
display
distance
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP20783592A
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English (en)
Inventor
Katsumi Mizutani
克己 水谷
Yukihiko Umeda
幸彦 梅田
Toshimitsu Oka
俊光 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地磁気センサ等の方位センサ、距離センサに
よることなく、目的地に関する情報を正確に求めて表示
できるようにする。 【構成】 汎地球測位システム(GPS)アンテナ10
を用いてGPS衛星からの電波を受信し、GPSレシー
バ16により車両の現在位置及び進行方向を検出し、こ
の車両の現在位置情報と目的地の情報から目的地の方位
及び目的地までの距離を演算し、上記車両の進行方向、
目的地の方位及び目的地までの距離をディスプレイ18
に表示する。また、目的地となる地名の緯度・経度をメ
モリ24に記憶し、目的地の設定が容易となるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両ナビゲーション装
置、特に汎地球測位システム衛星(GPS)を用いて車
両走行の情報を提供するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両の走行に際しての運転者
の負担を軽減するための装置が各種知られており、その
中の1つとして、目的地までの走行経路についての情報
を提供し、車両走行を補助する誘導装置(ナビゲーショ
ン装置)がある。このナビゲーション装置としては、例
えば特開昭57−127808号公報、実開昭58−1
74712号公報等に示されている。
【0003】図7には、従来の車両走行誘導装置が示さ
れており、図示の方位計1は摺動端子2を有する磁気コ
ンパス3と環状の可変抵抗体4からなっている。この方
位計1では、磁気コンパス3の回転に応じて摺動端子2
が可変抵抗体4上を回動するため、その時の抵抗値によ
って車両の現在の方位が求められる。この方位計1は、
演算部5に接続され、この演算部5には走行距離を測定
する距離計6、高度計7が接続されると共に、表示部8
が接続されている。そして、演算部5は上記車両の現在
の方位、走行距離、高度等の情報と予め設定されている
目的地の情報から、現在地から見た目的地の方位と到達
までの距離を演算する。そして、この演算結果により、
表示部8に目的地の方位と到達までの残りの距離を表示
し、この表示情報が車両走行の参考とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような車両走行誘導装置では、目的地の設定の際に現在
位置から見た目的地の方位、現在地から目的地までの距
離を入力する必要がある。そして、この入力を高精度に
行うことができないため、走行中の目的地に関する演算
情報に誤差が生じるという問題があった。特に、目的地
が遠い場合は、正確な方位の入力は困難であり、方位の
少しのずれでも目的地までの距離演算結果に大きな誤差
が生じてしまうという問題があった。
【0005】また、上記方位計1のように地磁気を利用
した方位測定では、建物、電線等の影響を受けることが
多く、常に正確な測定をすることはできず、更に距離計
6では路面状態、走行方法等の相違によって精度が劣化
する。従って、これらの計器による現在位置の測定でも
誤差が発生し、この誤差は走行距離が長くなればなる程
大きくなり、これによっても上記目的地情報の演算が不
正確になるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、地磁気センサ等の方位センサ、距
離センサによることなく、目的地に関する情報を正確に
求めて表示することができる車両ナビゲーション装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、汎地球測位システム衛星からの電波を受
信する汎地球測位システム用アンテナと、このアンテナ
の受信信号に基づいて車両の現在位置及び進行方向を検
出する検出手段と、緯度および経度が特定された地点デ
ータとして、目的地を入力する目的地入力手段と、この
検出手段で得られた車両の現在位置情報と目的地入力手
段によって入力された目的地の情報とから、現在地から
見た目的地の方位及び目的地までの距離を演算する演算
手段と、この演算部で得られた車両の進行方向、目的地
の方位及び目的地までの距離を表示する表示器と、を有
することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の構成によれば、アンテナで受信された
受信信号から汎地球測位システムに基づいて車両の現在
位置の緯度・経度が検出される。そして、この現在位置
情報と予め設定記憶されている目的地の位置情報から目
的地の方位及び目的地までの距離が演算され、この演算
値は表示器へ表示される。この際には、車両の現在の進
行方向も表示され、車両の進行方向との関係で示された
目的地の方位及び目的地までの距離を確認することが可
能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は、実施例に係る車両ナビゲーション
装置の全体構成を示し、図2は車両での各部の配置状態
を示している。図において、汎地球測位システム(GP
S−Global Positioning System )による通信を行うG
PSアンテナ10は、車両12の天井部分に配設され、
このGPSアンテナ10には、ケーブル14を介してG
PSレシーバ(受信部)16が接続される。また、蛍光
表示管(VFD−Vacuum Fluorescent Display)等を用
いたディスプレイ(表示器)18がフロントガラスの上
部に配設され、このディスプレイ18は上記GPSレシ
ーバ16に電気的に接続される。
【0010】GPSレシーバ16内には、図1に示され
るように、GPS衛星からの送出信号を検出すると共
に、ディスプレイ18からのスイッチ(SW)信号に基
づいて目的地の設定等を行う検出/制御部20、目的地
の方位及び目的地までの距離を演算する演算部22、目
的地の情報、表示情報等を記憶するメモリ24が設けら
れる。なお、このGPSレシーバ16はGPSアンテナ
10内のアンプおよびディスプレイ18に電力を供給す
る。
【0011】検出/制御部20は、複数のGPS衛星か
らの信号に基づいて車両12の現在位置を示す緯度・経
度、車両12の進行方向及び高度を検出する。そして、
演算部22は検出された緯度・経度と、予めメモリ24
に設定されている目的地の情報、すなわち目的地の緯度
・経度等から目的地の方位及び目的地までの距離(直線
距離)を演算する。また、メモリ24には目的地の設定
が確実かつ容易となるように、主要都市の緯度・経度や
予め登録された地名の緯度・経度情報が記憶されている
と共に、これら地名・都市に対応した番号が記憶され、
番号で地名・都市が指定できるようになっている。
【0012】図3には、上記ディスプレイ18の構成が
示されており、このディスプレイ18には、車両12の
進行方向と目的地の方位を表示する方位表示部26、目
的地までの距離を表示する距離表示部28、測位状態を
表示する測位表示部30、高度表示部32、緯度・経度
等の数値を表示する数値表示部34等が設けられる。上
記方位表示部26は、矢示(菱形)の外枠のみの枠表示
26Aにより目的地の方位を表示し、また上記枠表示2
6A内に収まる菱形表示26Bにより車両進行方向を表
示しており、両者を同一表示部に表示させることによっ
て、車両進行方向と目的地の方位との関連を容易に把握
できるようになっている。
【0013】更に、このディスプレイ18には、操作の
ための各種のスイッチが設けられており、実施例では、
NAVIキー36A、SET キー36B、MEMOキー36C、UP
/DOWN キー36D、移動キー36Eが設けられている。
【0014】実施例は以上の構成からなり、その作用を
説明する。電源の投入により、ナビゲーションモードが
実行されると、GPSアンテナ10によって衛星からの
電波が受信され、GPSレシーバ16内の検出/制御部
20により、車両12の現在の緯度・経度、進行方向、
高度が検出される。次に、演算部22では上記車両12
の現在位置の緯度・経度と、メモリ24に記憶されてい
る目的地の緯度・経度から目的地の方位、目的地までの
直線距離が演算される。そして、この検出或いは演算さ
れた車両12の情報と目的地に関する情報はディスプレ
イ18に表示される。
【0015】図4には、このディスプレイ18の表示状
態が示されており、まず上記検出/制御部20で検出さ
れた車両の12の緯度・経度が数値データ表示部34の
上下段に表示される。また、上記方位表示部26には、
上記検出された車両の進行方向が菱形表示26Bにて表
示されると共に、演算部22で演算された目的地の方位
が枠表示26Aで表示される。この方位表示によれば、
車両12の進行方向との関係で目的地の方位が確認で
き、運転者は目的地の方位を容易に判断できる。そし
て、演算された目的地までの距離(直線)が距離表示部
28に例えば単位Kmで表示される。更に、測位表示部
30では2次元測位中に衛星マークが点灯され、3次元
測位中には衛星マーク及び3Dマークが点灯され、高度
表示部32には3次元測位中に現在位置の高度がバーグ
ラフで表示される。この高度表示部32においては、高
さを示す数値0,1,2と2,3,4が選択的に切り換
えられる。
【0016】図5及び図6には、実施例で目的地の設定
操作をする際の表示状態が示されており、実施例では予
め記憶されている地名(都市名等)を検索して目的地を
設定する地名検索モードと上記地名に対応した番号で目
的地を設定する番号指定モードが設けられている。ま
ず、SET キー36Bを押して目的地設定モードに移行す
ると、図に示されるように、目的地設定モードであるこ
とを示す“DES”40が表示され、その後にMEMOキー
36Cを操作することによって、図5の地名検索モード
と図6の番号指定モードが切換え選択されることにな
る。この地名検索モードにおいては、UP/DOWN キー36
Dによって、指定しようとする地名の先頭のアルファベ
ット、例えば“A”を先頭文字部41に表示させると、
NAME部42にAで始まる地名が表示される。そして、こ
こで移動キー36Eを押すと、Aで始まる地名が順次表
示されることになり、目的地が表示された時点で、再び
SET キー36Bを押せば、目的地がセットされる。な
お、“PRE”43はプリセットデータであることを示
し、ユーザが登録した地名のときにはこの“PRE”4
3は表示されない。
【0017】また、MEMOキー36Cによって番号指定モ
ードが選択されると、図6の表示状態となるが、この場
合はまずCOUNTRY NO. 部44が点滅状態となるので、こ
の状態でUP/DOWN キー36D(このキーはアルファベッ
トと数字が指定できる)によって国番号(例えば1)を
設定する。次に、移動キー36Eを操作すると、CITYN
O.部45が点滅状態となるので、この状態でUP/DOWN キ
ー36Dによって都市番号(例えば12)を設定する。
そうすると、NAME部42に都市名が表示され、この時点
でSET キー36Bを押せば目的地がセットされる。
【0018】このように、実施例では緯度・経度に対応
させた地名(都市名等)が記憶され、この地名を地名検
索モードと番号指定モードによって選択できるので、目
的地の設定が確実かつ容易となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
汎地球測位システム衛星からの電波を受信して車両の現
在位置及び進行方向を検出し、この車両の現在位置情報
と目的地の情報から目的地の方位及び目的地までの距離
を演算し、車両の進行方向、目的地の方位及び目的地ま
での距離を表示するようにしたので、地磁気センサ等の
方位センサ、距離センサによることなく、目的地に関す
る情報を求めることができる。従って、従来のように誤
差が累積的に大きくなることもなく、目的地の正確な情
報を表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車両ナビゲーションシス
テム装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例装置の具体的な設置状態を示す図であ
る。
【図3】実施例のディスプレイの構成を示す図である。
【図4】上記ディスプレイでの実際の表示状態を示す図
である。
【図5】地名検索モードにより目的地設定をする際の表
示状態を示す図である。
【図6】番号指定モードにより目的地設定をする際の表
示状態を示す図である。
【図7】従来における車両走行誘導装置の構成を示す図
である。
【符号の説明】
10 GPSアンテナ 16 GPSレシーバ 18 ディスプレイ 20 検出/制御部 22 演算部 24 メモリ 26 方位表示部 28 距離表示部
フロントページの続き (72)発明者 岡 俊光 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎地球測位システム衛星からの電波を受
    信する汎地球測位システム用アンテナと、 このアンテナの受信信号に基づいて車両の現在位置及び
    進行方向を検出する検出手段と、 緯度および経度が特定された地点データとして、目的地
    を入力する目的地入力手段と、 この検出手段で得られた車両の現在位置情報と目的地入
    力手段によって入力された目的地の情報とから、現在地
    から見た目的地の方位及び目的地までの距離を演算する
    演算手段と、 この演算部で得られた車両の進行方向、目的地の方位及
    び目的地までの距離を表示する表示器と、 を有することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
JP20783592A 1992-08-04 1992-08-04 車両用ナビゲーション装置 Pending JPH0650765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20783592A JPH0650765A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 車両用ナビゲーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20783592A JPH0650765A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 車両用ナビゲーション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0650765A true JPH0650765A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16546313

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20783592A Pending JPH0650765A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 車両用ナビゲーション装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0650765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011033606A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Giga Tec:Kk Gpsによる目標位置指示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011033606A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Giga Tec:Kk Gpsによる目標位置指示装置

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