JPH06507474A - 基準体と関連した、位置制御素子の位置決めのための方法およびセンサ - Google Patents
基準体と関連した、位置制御素子の位置決めのための方法およびセンサInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
基準体と関連した、位置制御素子の位置決めのための方法およびセンサ
この発明は、請求項1の上位概念に従った、基準体と関連した位置制御素子の位
置決めのための方法に関する。
このような方法は、例えば計測機械装置、製造機械装置の制御を実施する場合、
測定ヘッド、つかみ腕、組立アームのような長手方向に移動する物体間の距離の
把握に役立つ。この場合、探知され得るこの距離の精度が、自動機械の製造精度
にとって決定的な意味をもっている。
DE−OS 3909856により、スキャナの正確なガイドに依存せずに高い
測定精度を可能とする方法がすでに知られている。
この場合には、スキャナによって、1つのスケールの3つの目盛りが評価される
。2つの目盛りの場合には、スキャナ位置とこれらの目盛りとの間に形成される
投影角(angle ofprojection)は、スキャナ位置が目盛り上
のどの程度の距離のところにあるか、およびどの程度わきにずれているかという
ことにまだ依存すると考えられる。目盛りが3つの場合には、スキャナ位置と、
このさらにもう1つの目盛りと残りの目盛りの一方の目盛りとの間のさらにもう
1つの投影角を介して、スキャナ位置を正確に決定することができる。すなわち
、2つの組合せ角からなる1組に対してスキャナ位置が存在し得るところは、1
つしか存在しない。
この発明の根底には、スケール軸上およびスケール軸に垂直な位置の測定値の他
に、基準体と関連した、位置制御素子との間の位置パラメータの把握をさらに可
能にするための前提条件を作り出すという課題がある。
この課題は請求項1の上位概念において述べられた方法の場合には、記号で記さ
れた目盛りによって解決される。
さらにもう一つの座標方向、および/もしくは、一つもしくはそれ以上の座標軸
のまわりの傾き角もしくは傾きは、このような位置パラメータの−っである。こ
の発明は、スキャナ位置とスケールとの間の距離の測定は、2つの投影角の評価
によって可能であるという考えに基づいている。つまり、この距離の測定が2つ
の異なった場所において実施される場合には、光軸の相対的方向を考慮1.て、
さらにもう−っの座標方向を評価することができ、また2つのスキャナ位置を通
る直線に対するスケールの傾きをスキャナ位置の相互間距離を考慮して推し量る
ことができる。
そこで、この考えに基づけば、一つの座標軸のまわりの各任意の傾き角を決定す
ることが可能となる。1本だけの座標軸のまわりの角を評価すべき場合には、こ
の座標軸に垂直に配置されたスケール上で、そのスケールと2つのスキャナ位置
との間の距離を決定するだけで十分である。2つの座標方向の傾き角の場合には
、2つのスケールと2つのスキャナ位置との間の距離がそれぞれ適切に決定され
る。3つの座標方向の距離測定に拡大することも可能で、それによって、これら
の座標方向のまわりの3つの全傾き角を把握することができる。
単純化された実施態様では、評価されるべき目盛りと投影角とは、同じ方向の光
軸をもつスキャナによって決定されることを前もって考慮にいれている。この場
合、これらの目盛りと投影角とは、いづれも同じスケールに配置されている合計
2つのスキャナによって評価することができる。
こうすることによって、2本の座標軸の座標の他に、第3の座標軸のまわりの傾
き角をもめることができる。
単純化された他の実施態様では、第1のスケールに対して平行に配置されたさら
にもう1つのスケール上にある目盛りが評価されることを前もって考慮にいれて
いる。これらの目盛りと投影角とは、それぞれのスケールに1つずつ配置されて
いる合計2つのスキャナによって評価することができる。
この実施態様によって、2本の座標軸の座標の他に、これらの座標軸の一方の座
標軸と第3の座標軸とのまわりの傾き角をも決定することが可能となる。
さらに、これらのスケールのうちの1つに配置されている、さらにもう1つのス
キャナを利用すれば、2本の座標軸の座標の他に、3本の全座標軸のまわりの傾
き角をも決定することができる。
同様に2つのスケールをもつ、さらにもう1つの実施態様の場合には、これらは
、好適には90度の角度で配置される。
これらのスケールのそれぞれに1つのスキャナを配置することができる。
この実施態様によって、3本の全座標軸の座標だけを決定することに成功する。
これらのスケールのうちの1つに、さらにもう1つのスキャナを配置することに
よって、更に、もう1本の座標軸のまわりの傾き角を決定することができる。
さらにもう1つの態様は、それぞれのスケールには2つのスキャナが配置される
ことを前もって考慮している。
こうすることによって、3本の全座標軸の座標および2本の座標軸のまわりの傾
き角を決定することが可能となる。
第1のスケールに対して平行に配置される第2のスケール上にある目盛り、およ
び第1のスケールに対して好適には90度の角度で配置される第3のスケール上
にある目盛りが評価されるならば、測定の可能性は更に向上する。
従って、それぞれのスキャナが1つのスケールに配置され、それらの光軸が1平
面内にある、合計3つのスキャナを配置することは、全座標方向の座標および2
本の座標軸のまわりの傾き角を決定することを可能とする。
これらの平行なスケールの1つに第4のスキャナを配置することによって、3本
の全座標軸の座標のみならず、3本の全座標軸のまわりの傾き角をも決定するこ
とができる。
この実施態様では、位置パラメータは以下のように定めることができる:
ae = arctan −
”05− ”03
+J ! arctan −
上式において、添え字1.3.4.5は第11第3、第4、および第5のスキャ
ナを指しており1
、h失1s’Hv+ Z+F。
2 会 tan α1.、.5
であり、αはスキャナ位置と第1および第2の目盛りとの間の投影角を、またβ
はスキャナ位置と第1もしくは第2の目盛りと第3の目盛りとの間の投影角を示
しており、△は2つの目盛り間の距離であり、Xg+、、、s、Y91、および
Ze3.、、sは、スケールに関連した、添え字で示されるスキャナのスキャナ
位置の座標であり、fはY軸のまわりの角、田はZ軸のまわりの角、ωはX軸の
まわりの角を表しており、δは添え字で示される各スキャナ位置間の距離を示し
ている。
好適な態様は、合計6つのスキャナによって、評価されるべき目盛りと投影角と
が評価され、これらのスキャナのうちの第1と第2のスキャナ、第3と第4、な
らびに第3と第5のスキャナは光軸を同じ(しており、第1と第2のスキャナは
、第3、第4、および第5のスキャナに対してその光軸が好適には90度の角度
をなしており、それらのスキャナのうち、その先軸がある一つの角度で方向づけ
られているスキャナはそれぞれ一つの平面上にあり、第1もしくは第2のスケー
ルに平行に方向づけられている第3のスケールがあることを前もって考慮してい
る。
この態様の場合、すべての座標方向の位置および全座標軸のまわりの傾き角を包
括的に決定することが達成される。これによって、長手方向の移動に、傾きの変
動が同時に重なる場合に、座標の位置を1つの座標系の全軸の方向において正確
に決定することに成功する。
最後の実施態様の場合、位置パラメータは、以下のように決定することができる
:
YO2−Yol
≧ 冨 arCtan −一一一一一一一一”05− ”03
CIJ ” arCtan
上式において、添え字1.2.3.4.5は第1、第2、第3、第4、および第
5のスキャナを指しており、2☆tanα1.、.5
であり、αはスキャナ位置と第1および第2の目盛りとの間の投影角を、またβ
はスキャナ位置と第1もしり(マ第2の目盛りと第3の目盛りとの間の投影角を
示しており、6番よ2つ(7)lH1間の距離であり、X91、Y i++ 、
、 、3、およびZlI3.、、sは、スケールに関連した、添え字で示され
るスキャナのスキャナ位置の座標であり、fはY軸のまわりの角、2+12軸の
まわりの角、ωはX軸のまわりの角を表しており、6番よ添え字で示される各ス
キャナ位置間の距離を示している。
各座標方向にそれぞれ2つのスキャナ位置があるので、正接関数ないしは逆正接
関数を介してスケールの距離の差、またそのスケールにそれぞれ垂直に位置して
いる座標軸のまわりの傾き角をもめることができる。1つ、もしくはそれ以上の
座標方向における長手方向の移動の場合、その座標方向について各スキャナによ
って探知される方法は同じであり、従って、それぞれ1つのスキャナの指示に制
限することができる。
1つの実施態様の場合、投影角は投影面上の目盛りの光学的画像および投影箇所
の距離の測定によって得られる。スキャナ位置としては、投影レンズの投影の中
心が選択される。
この方法においては、投影面の投影レンズからの距離とその焦点距離を適切に選
択することによって、投影面上の測定センサによる、すでにのべられた解決方法
において、必要な所望の角度の解決を実現することができる。
この発明は、さらにまた、請求項18の上位概念に従ったセンサに関する。
これに関しては、スケール軸上の位置の測定値およびスケール軸に垂直な位置の
測定値の他に、基準体に関連した、位置制御素子との間のもう1つの位置パラメ
ータの把握を可能にするセンサを作るという課題が基本にある。
この課題は、請求項18の上位概念において述べられたセンサにおいて、記号で
記された目盛りによって解決される。
このセンサの態様の作用方法および利点に関しては、この方法についての解説が
しかるべく該当する。
方法およびセンサをさらに開発したもの、および好適な態様は、請求の範囲、詳
細な説明、およびこの発明の詳細な説明の手がかりとしている図面から明らかと
なる。
図面について説明すると:
第1図は、1つのスケール上の1つのスキャナの側面図、第2図は、計算式の説
明のための、投影角の幾何学的表記、第3図は、適用される記号およびパラメー
タの定義のための座標系、
第4図は、1つのスケール上の2つのスキャナの側面図第5図は、全空間パラメ
ータを把握するための、スケールとスキャナとをもつセンサの斜視図、および第
6図は、本発明の実施例としての輪郭走査用探針。
第1図は、スキャナの側面図を示している。このスキャナは、目盛り14を有す
る1つのスケールを含み、これらの目盛りのそれぞれは、この場合a、 b、お
よびCと記されている。
スケール12の場合、増分スケールである場合には、目盛り14の計数によって
、スケールの長手方向の座標の大まかな探知を行うことができる。絶対スケール
が適用されている他の代替案の場合には、これらの目盛りは符号化によってすで
に、スケールの長手方向の大まかな全座標情報を含んでいる。
この符号化は、例えば異なった線幅によって、場合によっては、2進表現と組み
合わせて実施することができる。
スキャナ10は、スケール12の上にあり、目盛り14において解号化された長
手方向情報を符号化する。角測定装置20を使って、目盛り14とスキャナlO
の位置との間に生じる投影角をめることができる。
スキャナ10は、光学スキャナとして開発されており、投影面24と距離測定装
置26とを伴った投影レンズ22を含んでいる。このスキャナの場合、スキャナ
位置0は投影レンズ22のスケールの方に向いた投影の中心によって形成される
。投影面24は、例えばCCD列形式のような、ダイオードアレイによって形成
される。画素数は、絶対スケールの場合、目盛り14をその幅で分割することが
でき、かつ計算機18によって解号化することができるように、選択される。
増分スケールの場合、スキャナ10によって読みとられる値の評価には、計算機
18中にも集積化することができるカウンタ16、ならびに、同じく計算機18
中に集積化することができる、さらにもう1つのカウンタ28が使用される。
この場合、カウンタ16は、イベント、すなわち、スキャナlOが長手方向に移
動する場合にスケール12を通過する目盛り数の計数に使用される。従って、こ
のカウンタ16と計算機18とによって、進行した距離の大まかな決定が可能と
なり・ この場合、約1mmの間隔△でスケール12上に目盛リ14が配置され
ているときの解はこの程度の範囲だけにとどまる。
目盛り14間における補間は、角測定装置20によって行われる。図面から明ら
かなように、ここでは、例として、スキャナ位置0に対し角αないしはβをなし
ている目盛りa1b5 およびCが、投影面24の点a′、bll及びα′に対
しα′およびβ′の角度をなして描かれている。
そこでは、距離測定装置26によって、投影面24上の投影点a゛、b′、およ
びC°間の距離測定を介して、それぞれの投影角が探知される。距離測定装置2
6が、例えば電荷結合デバイス(CCD)列を有している場合には、この列上の
目盛りが描かれている箇所に電荷の変動がもたらされるが、これらは逐次読みと
られた後にカウンタ28によって記録され、計算機18によって適切な角度α、
βに換算され得る。
投影角αおよびβから、三角関数を適用して、ここでは投影レンズ22の投影中
心と一致している、スキャナ位置0の座標をめることができる。計算ステップの
説明には、第1図から目盛りaSb、cとスキャナ位置0とだけを取り出した第
2図を用いる。しかしながらこの場合には、この図において、スキャナ位置0の
任意の各位置が決定され得ることを、ここにおいても図によって具体的に説明す
るために、スキャナ位置Oは目盛りbの真上にはない。
スキャナ位置0と目盛りaおよびbとの間では投影角α、ならびにスキャナ位置
Oと目盛りbおよびCとの間では投影角βが形成される。目盛りa、bおよびC
の間隔−それぞれ△となる。角αおよびβを考えてみると、同じ投影角αおよび
βをとる点はいろいろある。これらの点は、角αについては円に1、および角β
については円に2によって表される軌跡曲線上にある。これら2つの角αとβと
を組み合わせる場合、各条件が満たされている実際上の点が1つだけある。この
点は2つの軌跡曲線、すなわち円に1とに2との交点によって与えられる。
一方では目盛りaとbとの垂直2等分線、他方では目盛りbとCとの垂直2等分
線を決定し、この場合、この交点が、目盛りaとbl ないしはbとCを通る直
線によって投影角、すなわちαもしくはβの角をなして得られるように、円に1
と円に2の中心M1とM2とを決定することができる。
中心MlとM2とのスケール軸からの距離、すなわち中心M1とM2とのZ座標
については、
2☆tan a 2★tan Ph
となる。
数学的演鐸によって、
および
すなわち、これらの方程式は一義的解に達するもので、通常の計算機で最短時間
で決定することができる。これらは、すべてのスキャナA1.0.A5に適用さ
れる。それぞれのスキャナに対し関連できるように、方程式の各値にはスキャナ
の序数に対応している添え字がさらに付加されており、すなわち5つのスキャナ
の場合には、添え字1.2. 3.4、および5がついている。
第3図には、適用される記号とパラメータとを定義するための座標系が表されて
いる。この図において定義されているパラメータは、第4図および第5図におい
ても使われている。
座標軸x、y、および2をもつデカルト座標系に関するものである。fはY軸の
まわりの角を、田はZ軸のまわりの角を、およびωはX軸のまわりの角を表して
いる。
第4図においては、スケール32上の2つのスキャナA3、A4の側面図が表さ
れている。スキャナ位置o3と04とは相互間の距離δを有している。スキャナ
位置を通る直線がスケール32に平行にのびている場合には、これらのスキャナ
位置のどちらの距離も同じになる。相違がある場合には、距離δと関連させて、
正接関数もしくは逆正接関数により角を計算することができ、すなわち一般式
2式%
に従って計算することができる。
この公式も同じ方向の光軸を有する全組のスキャナに適用することができる。そ
れぞれスキャナに対し関連できるように、スキャナの序数に相当する添え字がさ
らに方程式の各値には付加されており、すなわち5つのスキャナA1.、、A5
の場合には、添尤字L 2.3.4、および5がついている。距離δの場合、こ
れらの添え字はその距離に関連するスキャナ組の関与スキャナの位置を表示して
いる。
第5図は3つのスケール30.32.34と5つのスキャナA1、A2、A3、
A4、A5とを基準体上にもつ位置制御素子38を示している。第1のスケール
3oは、基準体38の短辺側にある。第2のスケール32と第3のスケール34
とは、基準体38の長辺側に配置されている。基準体38の短辺と長辺とは90
度の角をなしている。第1のスケール30の上方に第1のスキャナAIと第2の
スキャナA2とが配置されており、これらの光軸は同じ方向を同いており、これ
らのスキャナが第1のスケール30の種々の範囲を走査する。第2のスケール3
2上には、第3のスキャナA3と第4のスキャナA4とが配置されており、これ
らの光軸もまた同様に同じ方向を向いており、これらのスキャナが第2のスケー
ル32の種々の範囲を走査する。第3のスケール34上には、第5のスキャナA
5が配置されており、この先軸は第3のスキャナA3、および第4のスキャナA
4と同じ方向を向いている。
第1のスキャナA1および第2のスキャナA2は、第3のスキャナA3、第4の
スキャナA4および第5のスキャナA5と90度の角度をなしている。この場合
、第1のスキャナAl、第3のスキャナA3および第5のスキャナA5が一方の
側にあり、第2のスキャナA2と第4のスキャナA4とが他方側にあり、これら
はl平面上にある。
これで、基準体38に対する位置制御素子36の詳細な位置を、スキャナによっ
て探知される走査値をもとにして決定することができる。原則的には、5つのス
キャナのそれぞれのデータはX方向の決定に適したものである。これらはX方向
に関して一致しており、従って任意のスキャナの結果が適用される。ここでは、
スキャナAI、A3、およびA5が評価される。以下に述べた選択的室の場合、
これらのスキャナ全部すなわちAl、A3、およびA5の値がまず必要で、他の
場合にはスキャナA1の値だけが必要である。以下の式に従ってX座標が得られ
る:
Y方向の決定には、スキャナAlとA2とのデータが適している。位置制御素子
36と基準体38とが平行に方向づけられている場合には、AI、およびA2の
両スキャナのデータによって、同じ値が出される。しかしながら、Z軸のまわり
に傾きがある場合は、値は異なったものになる。以下の式に従ってY座標が得ら
れる:
Z方向の決定には、スキャナA3、A4およびA5のデータが適している。位置
制御素子36と基準体38とが平行に方向づけられ、X軸のまわりにも回転して
いない場合には、3つのスキャナA3、A4、およびA5のデータによって同じ
値が生じる。しかしながら、Y軸および/もしくはX軸のまわりに傾きがある場
合には、それらの値は異なったものになる。以下の式に従って2座標が得られる
:算出された座標から、傾き角も計算することができる。角の位置に関しては、
第3図との関連で定められた定義が適用される。以下の式に従ってこの角が得ら
れる:”04−”03
f = arCtan −
YO2−Yol
記 ! arctan −
δ21
もしくは、
a x arctan −
最後に、第6図はこの発明の実施例を示している。輪郭走査のための探針40に
関する。この探針40は、そのケーシングを形成しかつ光学スキャナA1.、、
A5を有している基準体38を含んでいる。基準体38内には、スケール30.
32および34を有する位置制御素子36があり、この位置制御素子は、一端で
は基準体38内で、揺動、移動および回転がきくように装着され、他端では、測
定プロセスにおいて試験表面にそってスライドしその際に適切な偏位(運動)お
よび/もしくは加圧変形を受ける走査味を有している。この偏位および/もしく
は加圧変形から、前述の式を適用して、表面の輪郭の再現を可能にする一連の測
定値がめられる。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.位置制御素子または基準体が一定の間隔を有した目盛りを持つ第1のスケー ルを有し、該位置制御素子または該基準体が、第1のスキャナを有し、該スキャ ナが、これらの目盛りの評価と該第1のスキャナ位置と該スケール上に配置され た少なくとも3つの目盛りとの間の投影角を介して、三角関数により該第1のス キャナ位置の座標を計算する方法であって、第1のスキャナと距離をおいて配置 されている、少なくともさらにもう1つのスキャナの位置の座標も計算し、それ らの間の距離を考慮してこれらのスキャナの位置の全座標を共に評価することを 特徴とする、基準体と関連した位置制御素子の位置決めの方法。 2.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、同じ方向の光軸を持つスキャ ナによって決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、いづれも同じスケールに配置 されている、合計2つのスキャナによって評価されることを特徴とする請求項2 に記載の方法4.前記第1のスケールに平行に配置されたさらにもう一つのスケ ール上にある目盛りが評価されることを特徴とする請求項1または2に記載の方 法 5.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、それぞれが一つずつスケール に配置されている、合計2つのスキャナによって評価されることを特徴とする請 求項4に記載の方法。 6.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、合計3つのスキャナによって 評価され、該3つのスキャナのうちの2つが前記第1のスケールに、および3つ 目のスキャナが前記第2のスケールに配置されていることを特徴とする請求項4 に記載の方法。 7.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、好適には90度の角度で配置 された光軸を持つスキャナによって決定され、さらにまた前記第1のスケールに 対し好適には90度の角度で配置されたもう1つのスケール上にある目盛りも評 価されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 8.前記評価されるべき目盛りと前記投影角どが、それぞれが1つずつスケール に配置されている、合計2つのスキャナによって評価されることを特徴とする請 求項7に記載の方法。 9.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、合計3つのスキャナによって 評価され、該3つのスキャナのうちの2つが前記第1のスケールに、および3つ 目のスキャナが第2のスケールに配置されていることを特徴とする請求項7に記 載の方法。 10.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、合計4つのスキャナによっ て評価され、2つのスキャナが前記第1のスケールに、およびさらに2つのスキ ャナが前記第2のスケールに配置されていることを特徴とする請求項7に記載の 方法。 11.前記第1のスケールに平行に配置された第2のスケール上にある目盛りと 、該第1のスケールに対し好適には90度の角度で配置されている第3のスケー ル上にある目盛りとが評価されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 12.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、合計3つのスキャナによっ て評価され、それぞれが1つのスケールに配置され、それらの光軸が一平面上に あることを特徴とする請求項11に記載の方法。 13.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、合計4つのスキャナによっ て評価され、2つのスキャナが平行なスケールのうちの1つのスケールに配置さ れ、およびさらに2つのスキャナがそれぞれその残りのスケールに配置されてい ることを特徴とする請求項11に記載の方法。 14.計算が以下の三角関数または方程式に従って行われることを特徴とする請 求項13に記載の方法:X01=Δ1★(Z112−Z212)/(Z11−Z 21)2+Δ12X03=Δ3★(Z132−Z232)/(Z13−Z23) 2+Δ32X05=Δ5★(Z152−Z252)/(Z15−Z25)2+Δ 52Y01=Δ12★(Z11+Z21)/(Z11−Z21)2+Δ12Z0 3=Δ32★(Z13+Z23)/(Z13−Z23)2+Δ32Z04=Δ4 2★(Z14+Z24)/(Z14−Z24)2+Δ42Z05=Δ52★(Z 15+Z25)/(Z15−Z25)2+Δ52f=arctan Z04−Z 03/643■=arctan Z05−Z03/653w=arctan Z 05−Z03/653上式において、添え字1、3、4、5は第1、第3、第4 、および第5のスキャナを指しており、 上式において、 Z11...5=Δ1...5/2★tanα1...5およびZ21...5 =Δ1...5/2★tanβ1...5であり、αは該スキャナ位置と前記第 1および前記第2の目盛りとの間の投影角を、またβは該スキャナ位置と該第1 もしくは該第2の目盛りと前記第3の目盛りとの間の投影角を示しており、Δは 2つの目盛り間の距離であり、X01...5、Y01、およびZ03...5 は、該スケールに関連した、添え字で示される該スキャナの該スキャナ位置の座 標であり、fはY軸のまわりの角、■はZ軸のまわりの角、ωはX軸のまわりの 角を表しており、δは添え字で示される各スキャナ位置間の距離を示している。 15.前記評価されるべき目盛りと前記投影角とが、合計5つのスキャナによっ て評価され、該スキャナのうちの第1と第2のスキャナ、第3と第4、および第 3と第5のスキャナは光軸を同じくしており、第1と第2のスキャナは、第3、 第4、および第5のスキャナに対してその光軸が好適には90度の角度をなして おり、それらのスキャナのうち、その光軸がある一つの角度で方向づけられてい るスキャナはそれぞれ一つの平面上にあり、前記第1もしくは前記第2のスケー ルに平行に方向づけられている第3のスケールが用意されていることを特徴とす る請求項11に記載の方法。 16.計算が以下の三角関数または方程式に従って行われることを特徴とする請 求項15に記載の方法:X01=Δ1★(Z112−Z212)/(Z11−Z 21)2+Δ12Y01=Δ12★(Z11+Z21)/(Z11−Z21)2 +Δ12Y02=Δ22★(Z12+Z22)/(Z12−Z22)2+Δ22 Z03=Δ32★(Z13+Z23)/(Z13−Z23)2+Δ32Z04= Δ42★(Z14+Z24)/(Z14−Z24)2+Δ42Z05=Δ52★ (Z15+Z25)/(Z15−Z25)2+Δ52f=arctan Z04 −Z03/643■=arctan Y02−Y01/621w=arctan Z05−Z03/653上式において、添え字1、2、3、4、5は第1、第 2、第3、第4、および第5のスキャナを指しており、上式において、 Z11...5=Δ1...5/2★tanα1...5およびZ21...5 =Δ1...5/2★tanβ1...5であり、αは該スキャナ位置と前記第 1および前記第2の目盛りとの間の投影角を、またβは該スキャナ位置と該第1 もしくは該第2の目盛りと第3の目盛りとの間の投影角を示しており、Δは2つ の目盛り間の距離であり、X01、Y01...3、およびZ03...5は、 該スケールに関連した、添え字で示される該スキャナの該スキャナ位置の座標で あり、fはY軸のまわりの角、■はZ軸のまわりの角、ωはX軸のまわりの角を 表しており、δは添え字で示される各スキャナ位置間の距離を示している。 17.前記投影角が、投影面上の目盛りの光学的画像と投影位置の距離測定とを 介して得られ、該スキャナ位置として、投影レンズの投影の中心が選択されるこ とを特徴とする請求項14または16に記載の方法。 18.位置制御素子(36)または基準体(38)が一定の間隔の目盛り(14 )を有する第1のスケール(30)を有し、該基準体(38)または該位置制御 素子(36)が計算機(18)と連結している第1のスキャナ(10;A1)を 有し、該スキャナ(10;A1)は、スキャナ位置(0)と該スケール上に配置 された少なくとも3つの目盛り(a、b、c)との間の投影角(α、β)が決定 される角測定装置(20)を有し、該該計算機(18)は、該スキャナ位置(0 )の座標を該目盛り(a、b、c)の評価と該投影角(α、β)を介して三角関 数によって計算されるように制御されるセンサであって、該基準体(38)また は該位置制御素子(36)が該第1スキャナ(A1)と間隔(δ)を隔てて配置 された、少なくともさらにもう1つのスキャナ(A2)有し、該スキャナ(A1 、A2、...)の位置の全座標が計算され、それらの間隔(δ)を考慮して、 共に評価されることを特徴とする、基準体(38)と関連した位置制御素子(3 6)の位置決めのためのセンサ。 19.前記スキャナ(A1、A2)がその光軸の向きを同じくすることを特徴と する請求項18に記載のセンサ。 20.いづれも同じ前記スケール(30)に配置されている合計2つのスキャナ (A1、A2)を有することを特徴とする請求項18または19に記載のセンサ 。 21.2つの平行なスケール(32、34)を有することを特徴とする請求項1 8または19に記載のセンサ。 22.それぞれが一つのスケール(32、34)に配置されている合計2つのス キャナ(A3、A5)を有することを特徴とする請求項21に記載のセンサ。 23.合計3つのスキャナ(A3、A4、A5)を有し、該3つのスキャナのう ちの2つ(A3、A4)が一方のスケール(32)に、および残りのスキャナ( A5)がもう一方のスケール(34)に配置されていることを特徴とする請求項 21に記載のセンサ。 24.前記スキャナ(A1、A3)の光軸が好適には90度の角度で配置され、 さらにまた前記第1のスケール(30)に対し好適には90度の角度で配置され たもう1つのスケール(32)を有することを特徴とする請求項18に記載のセ ンサ。 25.それぞれが一つのスケール(30、32)に配置されている、合計2つの スキャナ(A1、A3)を有することを特徴とする請求項24に記載のセンサ。 26.合計3つのスキャナ(A1、A2、A3)を有し、該3つのスキャナのう ちの2つ(A1、A2)が一方のスケール(30)に、および残りのスキャナ( A3)がもう一方のスケール(32)に配置されていることを特徴とする請求項 24に記載のセンサ。 27.合計4つのスキャナ(A1、A2、A3、A4)を有し、2つのスキャナ (A1、A2)が一方のスケール(30)に配置され、さらに2つのスキャナ( A3、A4)が他方のスケール(32)に配置されていることを特徴とする請求 項24に記載のセンサ。 28.2つの平行なスケール(30、32)と平行な該スケール(30、32) に対し好適には90度の角度をなすよう方向付けられているスケール(34)を 有することを特徴とする請求項18に記載のセンサ。 29.合計3つのスキャナ(A1、A3、A5)を有し、それぞれが一つのスケ ール(30、32、34)に配置されていることを特徴とする請求項28に記載 のセンサ。 30.合計4つのスキャナ(A1、A3、A4)を有し、2つのスキャナ(A3 、A4)が平行な該スケールの一方(32)に配置され、さらに残りの2つのス キャナ(A1、A5)がそれぞれ残りのスケール(30、34)に配置されてい ることを特徴とする請求項28に記載のセンサ。 31.計算機(18)が、三角関数として、以下の関数ないしは方程式を処理す ることを特徴とする請求項30に記載のセンサ: X01=Δ1★(Z112−Z212)/(Z11−Z21)2+Δ12X03 =Δ3★(Z132−Z232)/(Z13−Z23)2+Δ32X05=Δ5 ★(Z152−Z252)/(Z15−Z25)2+Δ52Y01=Δ12★( Z11+Z21)/(Z11−Z21)2+Δ12Z03=Δ32★(Z13+ Z23)/(Z13−Z23)2+Δ32Z04=Δ42★(Z14+Z24) /(Z14−Z24)2+Δ42Z05=Δ52★(Z15+Z25)/(Z1 5−Z25)2+Δ52f=arctan Z04−Z03/643■=arc tan X05−X03/653w=arctan Z05−Z03/653上 式において、添え字1、3、4、5は第1、第3、第4、および第5のスキャナ を指しており、 上式において、 Z11...5=Δ1...5/2★tanα1...5およびZ21...5 =Δ1...5/2★tanβ1...5であり、αは該スキャナ位置と前記第 1および前記第2の目盛りとの間の投影角を、またβは該スキャナ位置と該第1 もしくは該第2の目盛りと前記第3の目盛りとの間の投影角を示しており、Δは 2つの目盛り間の距離であり、X01...5、Y01、およびZ03...5 は、前記スケールに関連した、添え字で示される該スキャナの該スキャナ位置の 座標であり、fはY軸のまわりの角、■はZ軸のまわりの角、ωはX軸のまわり の角を表しており、δは添え字で示される各スキャナ位置間の距離を示している 。 32.合計5つのスキャナ(A1、A2、A3、A4、A5)を有し、第1のス キャナ(A1)と第2のスキャナ(A2)、第3のスキャナ(A3)と第4のス キャナ(A4)、ならびに第3のスキャナ(A3)と第5のスキャナ(A5)は 光軸を同じくしており、第1(A1)と第2(A2)のスキャナは、第3(A3 )、第4(A4)、第5(A5)のスキャナに対してその光軸が好適には90度 の角度をなしており、該スキャナのうち、その光軸がある一つの角度で方向づけ られているスキャナはそれぞれ一つの平面上にあり、前記第1(30)のまたは 前記第2のスケール(30)に平行に方向づけられている第3のスケール(34 )があることを特徴とする請求項28に記載のセンサ。 33.計算機(18)が、三角関数として、以下の関数または方程式を処理する ことを特徴とする請求項32に記載のセンサ: f=arctan Z04−Z03/643■=arctan Y02−Y01 /621w=arctan Z05−Z03/653X01=Δ1★(Z112 −Z212)/(Z11−Z21)2+Δ12Y01=Δ12★(Z11+Z2 1)/(Z11−Z21)2+Δ12Y02=Δ22★(Z12+Z22)/( Z12−Z22)2+Δ22Z03=Δ32★(Z13+Z23)/(Z13− Z23)2+Δ32Z04=Δ42★(Z14+Z24)/(Z14−Z24) 2+Δ42Z05=Δ52★(Z15+Z25)/(Z15−Z25)2+Δ5 2上式において、添え字1、2、3、4、5は第1、第2、第3、第4、および 第5のスキャナを指しており、上式において、 Z11...5=Δ1...5/2★tanα1...5およびZ21...5 =Δ1...5/2★tanβ1...5であり、αは前記スキャナ位置と前記 第1および前記第2の目盛りとの間の投影角を、またβは該スキャナ位置と該第 1もしくは核第2の目盛りと前記第3の目盛りとの間の投影角を示しており、Δ は2つの目盛り間の距離であり、X01、Y01...3、およびZ03... 5は、前記スケールに関連した、添え字で示される核スキャナの該スキャナ位置 の座標であり、fはY軸のまわりの角、■はZ軸のまわりの角、ωはX軸のまわ りの角を表しており、δは添え字で示される各スキャナ位置間の距離を示してい る。 34.前記スキャナ(A1、A2、A3、A4、A5)は光学スキャナとして開 発されており、該スキャナはそれぞれ、1つの投影面(24)を持つ投影レンズ (22)と距離測定装置(26)とを含み、前記スキャナ位置(0)が該投影レ ンズ(22)の投影の中心を介して形成されることを特徴とする請求項18から 33までの、1つもしくはそれ以上の請求項に記載のセンサ。 35.前記投影面(24)と前記距離測定装置(26)とが、ダイオードアレイ によって、好適にはCCD列によって形成されることを特徴とする請求項34に 記載のセンサ。
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