JPH06507445A - 水性のアニオン色素含有インクジェット用インク - Google Patents

水性のアニオン色素含有インクジェット用インク

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 水性のアニオン色素含有 インクジェット用インク 技術分野 本発明はインクジェットプリンター用の水性インクに関し、さらに詳しくは実質 的に液だまりがなくそして改良されたデキャップ特性を有する、水性のアニオン 性色素を含有するインクジェット用のインクに関する。
発明の背景 インクジェットプリントは非圧着性プリント方法であり、デジタル信号により紙 または透明なフィルムのようなメディア基体上にインクの小滴を生成する。イン クジェットは産業用およびオフィス用に広く用いられている。
熱的またはバブルジェットのオンデマンド型のインクジェットプリンターは一般 に受け入れられている中程度価格のパーソナルコンピューター用のプリンターで ある。
これらのプリンターはその高いプリント特性、低コスト、比較的静かな作動、環 境的な安全性および色印刷可能性などにより広く承認されている。
高ドツトゲインのインクは、所定の液滴量に対して大きいドツトサイズを与える ため、インクジェットプリントに好ましい。その大きな利点は所定のプリントに 適用するのにより少ない液滴量を用いることができる点で、コピー当りのコスト を低くし、用紙がしわになることが少な(そして透明フィルム上のインク量が減 少される。
多くの高ドツトゲインインクは表面張力が低(、インクがペンカートリッジの先 端板の表面に広がり、つまり「液だまり」 (パドリングpuddling)と 称するものを生じさせる。インク滴はこの液だまりを通して噴射しなければなら ず、これは液滴の方向を狂わせて像のすし引きを生じさせ、プリントヘッドの信 頼性を低下させる。
インクジェット用インクに対する重要な条件は、空気にさらされた際にペンの開 口内でインクを液体の状態に、いわゆる「デキャップJ (decap)の状態 に保つための能力である。これは未使用の期間後に(「短期のデキャップ」)ま たはときたま使用されるノズルの作動中に(「長期のデキャップ」)ペンを機能 させるのである。すべてのインクジェットプリンターにとっての大きな関心事は 作動中および作動の間のノズルの目詰まりである。これはノズル表面からの有機 溶剤または水の蒸発により発生する。これは色素含有のインクにおいて、普通「 クラスト化」といわれている色素またはその他の固体の結晶化あるいは沈殿化の 原因となる。
蒸発の初期には粘度の増加が生じ、インクジェット用ペンは特定の粘度範囲内で 作動するように設計されていることから、この粘度増加はインク滴を噴射するノ ズルの能力に影響する。クラスト化の初めには像の歪みが生じることがあり、こ れは目標位置からずれたインク滴かまたはインク滴が所期の目標位置からずれた 2個またはそれ以上の小滴に割れているようにみえる。時には小滴がその所期の 位置に達することもあるが、小さい液滴容量では低い光学濃度の像が生成する。
終局的に、目詰まりしたノズルは射出することができず像が形成されない。
クラスト化の問題を処理するいくつかの方法が従来から知られている。たとえば 、はとんどのインクジェットプリンターは使用しないときにペンカートリッジを 気密室中に入れることにより、ペンノズルからの溶剤の過蒸発を防ぐように設計 されている。これらの装置は連続的にプリンターを使用すると、沈着物がゴムの シールに形成されそしてシステムの気密性を失うので効果がなくなってしまう。
別の既知方法はノズルの表面に形成した固形物をとり除くワイパーを使用すると いうものである。
この装置はプラグの深さまたは硬度が機械的な除去の妨げとなるため効果がない ことが多い。またノズルをきれいにするため圧縮空気または真空吸引を使用する ことも知られている。これらの方法は効果がなく、またプリンターのコストにか なりの費用を付加する場合が多い。
プラグをきれいにするため普通に用いられている方法はペンを非像モードで、す なわち実収容器つまり「たんつぼ」中にペンを射出することである。この解決法 はもっとも効果的なものであるが、これにはインクが機械的にもまた粘着的にも 弱い「ソフト」プラグを形成することを必要とする。
吸湿剤を添加することによりデキャップの問題を解決する別の試みがなされ、こ れは空気から水蒸気を取り入れるその能力により水の蒸発速度を低下させるもの である。この方法により若干の改善が認められたが、この問題の全面的な解決は 達成されていない。この問題を解決するためポリビニルピロリドン/ポリビニル アセテートコポリマーとポリビニルピロリドン/ポリ(ジメチルアミノエチルメ タクリレート)コポリマーのポリマーブレンドを使用する別の方法が、米国特許 第4.791.165号中でBearss氏他により開示されている。このポリ マーブレンドはインクジェット用ペンのオリフィス中にソフトプラグを形成し、 そして水性キャリアー中の揮発性成分の更なる蒸発を防止する。このソフトプラ グはインク滴の射出に際して容易に吹きとばされる。しかしながら、この方法の 欠点は陽荷電したポリマーの使用が、インクジェット用の水性インク中でもっと も普通に用いられている、アニオン性の色素を沈殿させる傾向のあることである 。
発明の概要 本発明により、改良されたクラスト化特性をもちそして実質的に液だまりのない 、水性のインクジェット用インク組成物が提供され、このインク組成物は:(a )主たる量で存在する、水性のキャリアー媒体:(b)アニオン性色素;および (C)アニオン性ポリマーからなるデキャップ改良および液だまり防止性の添加 物、 から本質的に成る。
本発明のインクは長期のデキャップまたはクラスト化時間をもち、そしてプリン ト特性のようなその他の作動特性に不都合な作用を及ぼすことなしに液だまりを 実質的に排除する。このインクジェット用インクは連続型、圧電素子、オンデマ ンド型および熱またはバブルジェットオンデマンド型を含めた各種のインクジェ ットプリンターに用いることができ、特に熱インクジェットプリンターに用いる のに適している。インクは貯蔵中でもプリンター中でも長期間安定である。この インクは特定のインクジェットプリンターの要求に適合させて光安定性、汚染耐 性、粘度、表面張力、光学濃度およびクラスト耐性などのバランスをとることが できる。
発明の詳細な説明 インクジェット用のインクについて評価される重要な特性は「デキャップ」時間 であり、これはペンノズルを空気にさらした結果として生成する水分の枯渇した インクの除去(「デキャップ済みのペン」)の容易さで評される。回復性は、す べてのペンノズルが適切な量と速度で噴射するようになる以前に噴射しなければ ならないノズル当りの液滴数により表示することができる。起動可能性をもつイ ンクがプリンター中で用いられるときは、許容しうる長期のデキャップ回復性( すなわち、永久的に目詰まりしたノズルではない場合)は1回または2回の起動 を意味しよう。
短期のデキャップは噴射された最初の、5回目のまたは32回目の液滴に著るし い変化が生じる前のペンを空気にさらすことのできる時間の長さである。長期の デキャップ性を強化するかまたは液だまりを少なくするためのポリマー添加物の 添加は、インクの短期のデキャップ性にしばしば悪い影響を与える。しかしなが ら、ここに述べるポリマー化合物は、インクジェット用インク中で改良された液 だまりおよび/または改良された長期のデキャップ性を示すとともに、有用な短 期デキャップ性を維持することが示される。
水性キャリアー媒体 水性キャリアー媒体は本発明のインク組成物のためのキャリアーベヒクルであり 、水(好ましく脱イオン水)または水と少なくとも1種の水溶性有機溶剤との混 合物からなる。水性キャリアー媒体はインク組成物の主たる量で、すなわちイン クの全重量を基準にほぼ65〜99.89%、好ましくはほぼ75〜95%の範 囲内に存在する。
水溶性有機溶剤の代表的な例は、1990年4月11日提出の本出願人の米国特 許出願第071508145号中に示されており、その開示内容を参照により本 明細書中に組み入れる。水と水溶性有機溶剤の適当な混合物は、所望の表面張力 と粘度、選定された色素、インクの乾燥時間およびインクをプリントする基体の 種類などのような特定の応用の要請によって選択される。
少な(とも1つのヒドロキシル基をもつアルコール(ジエチレングリコール、ト リエチレングリコール、プチルカービトール、など)と脱イオン水との混合物は 水性キャリアー媒体として好ましい。水性キャリアー媒体は普通的5%から約9 5%までの水を含有し、残り(すなわち95%〜約5%)が水溶性有機溶剤であ る。好ましい組成は、水性キャリアー媒体の全重量を基準に、はぼ60%から約 95%までが水である。もっとも好ましくは、水性ベヒクルは、約90%の水と 残りがプチルヵービトールのようなグリコールエーテルから構成されている。高 濃度の有機溶剤はプリント特性が悪(なることがある。低い濃度ではプリントヘ ッドの干上がりとインクの「クラスト化」を生じる。
アニオン性色素 アニオン性色素は水溶液中で着色アニオンを生成する色素のことである。このよ うな色素は当業者によ(知られており、イオン性部分として典型的にはカルボキ シルまたはスルホン酸基を含んでいる。本発明でもっとも有用なアニオン性色素 のタイプは、たとえば酸性染料、直接染料、食用染料、媒染染料および反応染料 などである。
アニオン性色素はニトロソ化合物、ニトロ化合物、アゾ化合物、スチルベン化合 物、トリアリールメタン化合物、キサンチン化合物、キノリン化合物、チアゾー ル化合物、アジン化合物、オキサジン化合物、チアジン化合物、アミノケトン化 合物、アンスラキノン化合物、インジゴイド化合物およびフタロシアニン化合物 よりなる群から選ばれたものである。
インク組成物中で使用されるアニオン性色素の色調と分量とは主として選択によ るものであり、インクにより達成されるプリントの所望の色調、色素の純度とそ の濃さなどにより異なる。色素の濃度が低いと適切な色調のあざやかさが得られ ない。高濃度ではプリントヘッドの作動不良を起こしたりまたは受け入れ難(暗 い色調を生じる。アニオン性色素はインクの全重量を基準に0.01〜10重量 %、好ましくは0.05〜8重量%、より好ましくは1〜5重量%の量で存在さ せる。
アニオン性ポリマー 本明細書で述べるアニオン性ポリマーは本発明のインク組成物中で2つの重要な 役割を果している。第1に該ポリマーはインクのデキャップ特性、とくに長期の デキャップ性を改善することを示した。第2に同ポリマーはインクの液だまりを 実質的に解消することを示したのである。
本発明の範囲内で有用なアニオン性ポリマーは、エチレン性の不飽和ユニットか ら作られ、モノマー上のアニオン性ユニットから誘導された、一般式%式% (ここでZは有機塩基の共役酸、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオンおよ びテトラアルキルアンモニウムイオンより選ばれたものである)で示される少な くとも1つの懸垂イオン性部分をもつバックボーンからなる。
アニオン性ポリマーとして、カルボキシレートまたはスルホネートユニットは重 合されて必要なイオン形であることもできるし、またさらに典型的かつ好ましく は、遊離酸の形であることもでき、これはポリマー構造の形成後にカルボキシレ ートまたはスルホネートの形に変換される。選択することのできる機能性モノマ ーの代表としては以下のものがあるが、これらに限定されるものではない。メタ クリル酸(M^^)、アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、マレイン酸モノエ ステル、イタコン酸モノエステル、4−スチレンスルホン酸、2−スルホエチル メタクリレート、3−スルホプロピルメタクリレート、無水マレイン酸、無水メ タクリル酸、および無水イタコン酸。メタクリル酸のホモポリマーまたはコポリ マーが好ましい。
酸含有ポリマーは直接に作ることもできるし、あるいは重合後に除去されるブロ ック基でブロックされたモノマーから作ることもできる。ブロック基を除去した 後でアクリルまたはメタクリル酸を生成するブロックされたモノマーの例にはト リメチルシリルメタクリレート(TilS−M^A)、トリメチルシリルアクリ レート、1−ブトキシエチルメタクリレート、1−エトキシエチルメタクリレー ト、1−ブトキシエチルアクリレート、1−エトキシエチルアクリレート、2− テトラヒドロピラニルアクリレートおよび2−テトラヒドロプロパニルメタクリ レートが含まれる。
水性媒体中にアニオン性ポリマーを溶解するには酸の塩を作ることが必要である 。酸モノマーの塩はモノ−、ジーまたはトリーメチルアミン、モルホリン、n− メチルモルホリンのような有機塩基ニジメチルエタノールアミン(DME^)、 メチルジェタノールアミン、モノ−、ジーおよびトリエタノールアミンのような アルコールアミンニビリジン:アンモニウムヒドロオキサイド;テトラメチル− またはテトラエチルアンモニウムヒドロオキサイドのようなテトラアルキルアン モニウム塩:リチウム、ナトリウムおよびカリウムのようなアルカリ金属;およ びこれらの混合物などから選ばれたカウンター成分によって作ることができる。
好ましい中和剤にはジメチルエタノールアミンやナトリウムおよびカリウムヒド ロオキサイドがあり、カリウムヒドロオキサイドは熱インクジェットプリンター に用いるためのインクに特に好ましい。
酸基とアミノ基の両方を含むポリマーである両性ポリマーはそのまま使用するこ とができるし、また塩基の添加により中和することもできる。アニオン性ポリマ ーには非イオン性のモノマーを含ませることもできる。
アニオン性ポリマーはホモポリマー、ランダムポリマー、ABブロックポリマー 、BABトリブロックポリマーまたは分岐またはクラフトポリマーとすることが できる。
このようなポリマーの調製方法は各種のものがあって当業者によく知られており 、たとえば、フリーラジカル溶液、乳化呼局、バルク重合など(必要であれば、 連鎖転移剤を使用)、またはステップ重合法などである。グラフト型のものは前 もって形成したアクロモノマーの共重合によるか、または現存するポリマーバッ クボーン上にグラフト化することにより調製することができる。^BおよびBA Bブロックポリマーは、Webster氏の米国特許第4、508.880号中 で述べられている、アニオン重合またはグループ転移重合のようなステップ重合 法により好都合に作られ、この記述を参照により本明細書中に組み入れる。この ように作ったポリマーは正確にコントロールされた分子量、ブロックサイズおよ び非常にせまい分子量分布を有している。
有用なアニオン性ポリマーには、スチレンとマレイン酸とのそのモノエステルの コポリマー、へBブロックポリマーでAブロックがメチルメタクリレート(■^ )またはブチルメタクリレート(BM^)から作られたホモポリマーまたはコポ リマーからなり、またBブロックがメタクリル酸から作られたホモポリマーまた はコポリマーからなるもの、などが含まれる。と(に好ましいアニオン性ポリマ ーは811^//BM^/IIA^(5//2.515) 、IIA//Ill ^/M^^(10/15/7.5)およびBM^//菫^^(10//10)の へBブロックポリマーであり、ここでダブルスラッシュは各ブロック間の分離を 示し、シングルスラッシュはランダムコポリマーを示し、そして数値は各モノマ ーの重合度を示している。
ポリマーの量とカウンターイオンの選定は所望の構造、分子量およびポリマーの その他の特性に依存し、またインク組成物のその他の成分にも関連する。本発明 の実施に際して選ばれるブロックポリマーの数平均分子量は20、000以下で あり、好ましくは10.000以下、典型的にはi、 ooo〜3.000の範 囲内である。好ましいブロックポリマーはAおよびBブロックのそれぞれについ て500〜1500の範囲の数平均分子量を有している。
ポリマーの分子量が高い方がインクの粘度増大にはより効果的であるが、このよ うなポリマーでは短期のデキャップ値が低下する。液だまりを防止するために高 濃度のポリマーを必要とするけれど、インクが満足しうる短期のデキャップ特性 を示すため分子量の低いポリマーが好ましい。
一般に、アニオン性ポリマーは全インク組成物の重量を基準に約0.05〜lO 重量%の範囲、好ましくは約0.1〜8%の範囲内に存在させる。高いポリマー 濃度では、インクのカラー濃度は不都合となり、所望のインク粘度を維持するこ とが困難となろう。
その他の成分 インクは従来から良く知られたその他の成分を含むことができる。界面活性剤は 表面張力を変化させるとともに浸透を最大とするため用いることができ、アニオ ン性、両性またはノニオン性である。有用な界面活性剤は菖anufactur ing Confectioners Publishing Company 。
Glen Rock、NJ刊のMcCutcheon’s Emulsifie rs andDetergensから選択することができる。界面活性剤の選定 はプリントされる基体の種類に大いに関係する。当業者はプリントに際し用いら れる特定の基体に適した活性剤を選定できるものと予想される。水性インク中で 、活性剤は0.01〜5%、好ましく0.2〜2%の量で存在させることができ る。
微生物の生長を阻止するため殺菌剤を存在させることもでき、たとえばDowi cides@(Dot Chemical、 Midland。
MI 48674)、 0w1dinesO(Olin Corp、、 Che shire、 CT06410)、 Nuesept@ (Huls^weri ca、 Inc、、 Piscatavay。
NJ)、 Nopcocides@(Henkel Corp、 Asbler 、 P^19002)。
Troysans■ (Tray Chemical Corp、、Newar k、NJ 17105)および安息香酸ナトリウムなどである。この他に、ED T^のような封鎖剤またはキレート化剤を含ませて重金属不純物の有害な影響を さけることもできる。場合により、その他のアクリル系または非アクリル系のポ リマーを添加して耐水性および汚染抵抗性のような特性を改良することもできる 。
インク特性 ジェット速度、液滴の分離長さ、液滴サイズおよび流れの安定性などは、インク の表面張力と粘度により著しく影響される。適当なインクジェット用のインクは 20℃で約20ダイン/cm〜約70ダイン/c11の範囲の表面張力がなけれ ばならない。好適な粘度は20cPより太き(なく、好ましくは20℃で約1. OcP〜約10cPの範囲である。
本発明のインクは広い範囲の噴射条件は適合する物理的特性を有している。すな わち、熱インクジェットプリント装置には駆動電圧とパルス幅、オンデマンド型 装置または連続型装置には圧電素子の駆動周波数およびノズルの形状とサイズな どである。これらは連続、圧電素子、オンデマンド型および熱またはバブルジェ ットオンデマンド型のような各種のインクジェットプリンターに用いることがで き、そして熱インクジェットプリンター中で用いるのに特に適している。これら はまたすぐれた長期の保存安定性を有している。紙、織物、フィルムなどのよう な像記録材料上のインクの定着は迅速かつ適確に行うことができる。
本発明のインクでプリントした像は鮮明な色調と高い濃度を有している。さらに 、このインクは約6から約9の範囲のpHをもち、インクジェットプリント装置 の各部品を腐食せずまた本質的に無臭である。
実施例 本発明を以下の各実施例によりさらに説明する。部およびパーセントは特に示さ ない限り重量によるものである。以下の各実施例中で用いたアニオン性ポリマー は、特に記載しない限り、下記の方法を使用して作ったブチルメタクリシート/ /メタクリル酸(IIIA//麗^A、 10//10)ABブロックポリマー (1,W、 2400)である。
12!のフラスコに撹拌器、温度計、Nt導入管、乾燥チューブ排気管および添 加ロートをとり付けた。このフラスコにテトラヒドロフラン(TIIF) 37 509とp−キシレン7.4gとを入れた。ついでテトラブチルアンモニウムm −クロロベンゾエート触媒(アセトニトリル中の1.0M溶液3.0諺りを添加 した。開始剤の1.1−ビス(トリメチルシロキシ)−2−メチルプロペン29 1.1g(1,25M )を注入した。原料I 〔テトラブチルアンモニウムm −クロロベンゾエート、アセトニトリル中の1.0M溶液3.0m1)は0分で 添加開始し150分かけて添加をした。原料n()リメチルシリルメタクリレー ト197b(12,5M ) )は0分で添加開始し35分かけて添加した。原 料■の添加完了の180分後(モノマーの99%以上が反応した)、原料■〔ブ チルメタクリレート、 1772g(12,5M) )の添加を開始し30分か けて添加した。
400分で、上記の液に乾燥メタノール780gを加えて蒸留を開始した。蒸留 の第1段階中に、55℃より低い沸点をもつ物質1300. Oqがフラスコか らとり除かれた。除去されるメトキシトリメチルシラン(BP=54℃)の理論 量は1144.0gであった。蒸留を第2段階で継続しこの間に沸点は76℃に 上昇した。イソ−プロパツール5100gを蒸留の第2段階中に添加した。全部 で8007gの溶剤がとり除かれた。
この方法でBIIA//1IIiA ABブロックポリマーのTIIFとイソ− プロパツール952.5%溶液が得られた。
中和方法 上記により作られたブロックポリマー溶液を中和するために以下の各方法を使用 した。同様の方法は本発明の範囲内で他のアニオン性ポリマーを中和するために 用いることができる。
方法A:テトラメチルアンモニウムヒドロオキサイドブロックポリマー溶液23 .8vをテトラメチルアンモニウムヒドロオキサイド溶液(脱イオン水中25% 溶液)18、69および脱イオン水82.69と一様な10%ポリマー溶液が得 られるまで混合した。(88%中和)方法B:水酸化カリウム ブロックポリマー溶液24.3yを水酸化カリウム溶液(45%水溶液) 6. 519および脱イオン水54.2gと、一様な15%ポリマー溶液が得られるま で混合した。中和後に脱イオン水42.59によりポリマー濃度10%とした。
(88%中和) 方法C:コリンヒドロオキサイド プロツクポリマー溶液22.8qとコリンヒドロオキサイド溶液(50%水溶液 ) 11.hおよび脱イオン水85.3gと一様な10%ポリマー溶液が得られ るまで混合した。(88%中和) 方法D=水酸化ナトリウム ブロックポリマー溶液25.7q、水酸化ナトリウム溶液(45%水溶液) 4 .349および脱イオン水60.09を、一様な15%ポリマー溶液が得られる まで混ぜ合わせ、ついで脱イオン水45.09を加えて10%ポリマー溶液を得 た。(88%固体の水酸化リチウム−水化物2.23g、ブロックポリマー溶液 24.79および脱イオン水103.19を一様な10%ポリマー溶液が得られ るまで混ぜ合わせた。(88%中和)方法F:N、N−ジメチルエタノールアミ ンN、N−ジメチルエタノールアミン4.109をブロックポリマー溶液19. 59および脱イオン水76、49と、一様な10%溶液が得られるまで混ぜ合わ せた。(100%中和)実施例 1 2種類の黒色インクジェット用インク(試料1と2)は、フードブラック2(ト リメチルアンモニウム塩、精製色素濃縮液14.5%)2.5%、脱イオン水9 5%およびポリマー2.5%を使用して調製した。試料1中のポリマーは前記の ようにして作ったブロックポリマーを方法Fで中和したものである。試料2はポ リマーとしてSl^144o樹脂、N、N−ジメチルエタノールアンモニウム塩 (Sarto霞erCompany、 West Chester、 P^)を 含んでいる。対照例は前記のフードブラック2の2.5%と脱イオン水97.5 %とからなる。
上記の各インクのそれぞれは各成分を撹拌して固形物を完全に溶解して調製した 。各インクは42gmのレジスターと33uのオリフィスを有する熱インクジェ ット用のインクペン中に入れ、デスクジェットインクジェットプリンター(He vlett−Packard Company、 Pa1o^lto、 C^) でプリントした。対照例を含めた上記の各インクはすべてなめらかにプリントで きた。これら各インクのクラスト化の結果を表1中に記載する。
表 1 4日 すべてのノズルが データなし すべてのノズルが回復する前に、方 回 復する前に、方 向の狂ったドツト 向の狂ったドツト で1行分プリント で2行分プリント された された 9日 すべてのノズルが データなし すべてのノズルが回復する前に、は 回 復する前に、す ぼ半分のドツトが べてのドツトがな 失われたまま1行 いまま2行プリン 分プリントされた トされ、ついで約 50%だけのドツト で4行分プリント された 20日 すべてのノズルが すべてのドツトが すべてのドツトが回復する前に 、は 失われたまま5行 失われたまま4行ぼ半分のドツトが プリントされ、 っ プリントされ、っ失われたまま1行 いでほぼ50%だけ いて50%だけ のド分プリントされた のドツトで約半ペ ットで約半ページ−ジブリントされ  プリントされた。
た。すべてのノズ ページの最後でも ルはページの最後 まだ幾らかドツト で回復した が失われたままで あった 3y月 大部分のノズルは ページの最後に2 すべてのノズルが3行目で回復 し、つのノズル以外は 目詰まりした。激すべてのノズルは すべて回復した。
 しい起動により半生頁目のプリント ノズルはすべて1 分のノズルだけがで 回復した。プリ 回の起動で回復し 回復したントは良好な濃度 た。良好な濃 度と と鮮明なエツジを 鮮明なエツジをも もつ滑らかなもの ち滑らかにプリン であった トされた 注: 1)ペンは表中に示した期間キャップをしないで放置した。プリントテストはヒ ユーレット−バラカードのデスクジェットインクジェットプリンターを用いて、 そのソフトウェアをプリントする前にペンがインク液滴を噴射しないように変更 して行った。プリントテストに際して用いたパターンはプリンター中に装備しで ある自己テスト用の標準パターンである。
2)起動はすべてのノズルを通じて少量のインクを押し出すように、ペンカート リッジのうしろ側から注射筒により軽い正圧を付与することにより行った。
実施例 2 5種類のシアンインクジェット用インク(試料3〜7)は、アシドブルー9 ( CAS No、 3844−45−9) 2.25%とブロックポリマー0.5 %とを、ブチルカルピトール8.0%とSi1wet@ L−77(−Lニオン カーバイド社)0.5%を含有する水性溶液中に溶解することにより作った。対 照例はポリマーを加えずに同じように調製した。試料3〜7のそれぞれで、ブロ ックポリマーは表2中に示すように中和されている。
表2 対照例 − 3テトラメチルアンモニウムヒドロオキサイド A4 コリンヒドロオキサイド  C 5水酸化カリウム B 6 水酸化ナトリウム D 7 水酸化リチウム E 各インクはヒユーレット−バラカードデスクジェットプリンターによりプリント し、モして先きに概略述べた方法により周囲温度でデキャップ性をテストし、ま た液だまり性はストロボ顕微鏡システムで検査した。液だまりの生成は試料3〜 7について事実上認められなかった。
対照例を入れたペンは頂部の板面を覆うインクを有していたが、試料3〜7を入 れたペンは少量の液だまりをもちそれはオリフィス開口の50〜100p■以内 にとどまっていた。短期のデキャップ結果は以下の表3中に概示して対照例 7 80 2400 168003 130 140 >6600 4 60 80 > 12000 5 60 80 > 15000 7 70 190 > 19200 実施例 3 米国特許第5.062.893号の実施例1に従って、2−ピロリドン7.5% 、リン酸アンモニウム0.1%、殺菌剤0.3%、TRl5バッファー0.2% およびボラックスバッファー〇、2%の水溶液中に色素Iと■との各1.1%を 溶解したものからなる対照用インクを調製した。この対照に対して、1990年 4月11日付出願の米国特許出願第071508145号の製法3により作った 、B111^//B菖^/■^(10/15/10)ブロックポリマー(It  3.000)の未中和の乾燥物2%(試料8)または4%(試料9)を添加した 。ポリマーはKOHの10%水溶液を加えることにより溶解した(p■=8)。
各インクを熱インクジェットペン中に入れそしてヒユーレット−パラカードのデ スクジェットプリンターでプリントした。短期のデキャップとプリント性の結果 は表4中に示対照例 120 > 900 > 900 明 瞭8 120 1 80 450 明瞭 9 60 90 120 不明瞭 対照用インクの3つのペン(A−C)と試料8のインクの3つのペンとを、デス クジェットプリンターでプリントテストをしついで40℃で3日間キャップをし ないで放置した。つぎに各ペンは最高2回の起動(表1の注を参照)をして全部 で50のノズルの利用を回復させた。2回の起動後に未回復のノズルを示したペ ンは終局的にだめなものと認定した。結果は表5中に示しである。
B 1 50 国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 マトリック、ハワードアメリカ合衆国ニューシャーシー州 07732−2027.ハイランズ、ツインライツテラス5ディー (72)発明者 シェパード、ミーケーレ・エリーズアメリカ合衆国カリフォル ニア州 92029゜ニスコンデイートウ、フェリシタレイン

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)主たる量で存在する、水性のキャリアー媒体;(b)アニオン性色素 ;および (c)アニオン性ポリマーからなるデキャップ改良および液だまり防止性の添加 物 から本質的に構成される水性のインクジェット用インク組成物。
  2. 2.アニオン性ポリマーは、エチレン性の不飽和ユニットから作られ、そして一 般式 −CO2Z または −SO3Z (ここでZは有機塩基の共役酸、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオンおよ びテトラアルキルアンモニウムイオンよりなる群から選はれるカチオンである) で示される少なくとも1つの懸垂イオン性部分をもつバックボーンからなる請求 項1に記載のインク組成物。
  3. 3.アニオン性ポリマーがABブロックポリマー、BABトリブロックポリマー 、分岐ポリマーおよびグラフトポリマーよりなる群から選はれる、請求項1また は2に記載のインク組成物。
  4. 4.アニオン性ポリマーがABブロックポリマーである、請求項3に記載のイン ク組成物。
  5. 5.ABブロックポリマーが、メチルメタクリレートまたはブチルメタクリレー トから作られたホモポリマーまたはコポリマーからなるAブロックと、メタクリ ル酸から作られたホモポリマーまたはコポリマーからなるBブロックとで構成さ れる、請求項4に記載のインク組成物。
  6. 6.Aブロックがメチルメタクリレートのホモポリマーであり、そしてBブロッ クがメチルメタクリレートとメタクリル酸のコポリマーである、請求項5に記載 のインク組成物。
  7. 7.Aブロックがブチルメタクリレートのホモポリマーであり、そしてBブロッ クがブチルメタクリレートとメタクリル酸のコポリマーである、請求項5に記載 のインク組成物。
  8. 8.Aブロックがブチルメタクリレートのホモポリマーであり、Bブロックがメ タクリル酸のホモポリマーである、請求項5に記載のインク組成物。
  9. 9.Aブロックがブチルメタクリレートとメチルメタクリレートのコポリマーで あり、Bブロックがメタクリル酸のホモポリマーである、請求項5に記載のイン ク組成物。
  10. 10.アニオン性色素がニトロソ化合物、ニトロ化合物、アゾ化合物、スチルベ ン化合物、トリアリールメタン化合物、キサンチン化合物、キノリン化合物、チ アゾール化合物、アジン化合物、オキサジン化合物、チアジン化合物、アミノケ トン化合物、アンスラキノン化合物、インジゴイド化合物およびフタロシアニン 化合物よりなる群から選ばれる、請求項1、2または5に記載のインク組成物。
  11. 11.インクがインクの全重量を基準に、ほぼ0.01〜10重量%の色素、0 .05〜10重量%のポリマーおよび65〜99.89重量%の水性キャリアー 媒体を含む、請求項1、2または5に記載のインク組成物。
  12. 12.インクがほぼ1〜5%の色素、0.1〜8%のポリマーおよび75〜95 %の水性キャリアー媒体を含む、請求項11に記載のインク組成物。
  13. 13.ポリマーが10,000より小さな数平均分子量を有する、請求項11に 記載のインク組成物。
  14. 14.ポリマーが1,000〜3,000の範囲の数平均分子量を有する、請求 項13に記載のインク組成物。
  15. 15.水性キャリアー媒体が水または水と少なくとも1種の水溶性有機溶剤との 混合物からなる、請求項1または12に記載のインク組成物。
  16. 16.水溶性有機溶剤が少なくとも1つのヒドロキシル基を有するアルコールで ある、請求項12に記載のインク組成物。
  17. 17.インク組成物が20℃において約1.0から約10.0cPの範囲の粘度 と約20から約70ダイン/cmの範囲の表面張力とをもつ、請求項1または2 に記載のインク組成物。
  18. 18.界面活性剤が存在する、請求項1または2に記載のインク組成物。
  19. 19.インクのpHが約6〜9の範囲である、請求項1または2に記載のインク 組成物。
  20. 20.(a)インク組成物の全重量を基準に約75重量%から約95重量%の範 囲で存在する、水および水と少なくとも1種の水溶性有機溶剤との混合物よりな る群から選はれる水性キャリアー媒体; (b)インク組成物の全重量を基準に約1重量%から約5重量%の範囲で存在す る、ニトロソ化合物、ニトロ化合物、アゾ化合物、スチルベン化合物、トリアリ ールメタン化合物、キサンチン化合物、キノリン化合物、チアゾール化合物、ア ジン化合物、オキサジン化合物、チアジン化合物、アミノケトン化合物、アンス ラキノン化合物、インジゴイド化合物およびフタロシァニン化合物よりなる群か ら選はれるアニオン性色素; (c)ABブロックポリマー、BABトリブロックポリマー、分岐ポリマーおよ びグラフトポリマーよりなる群がら選はれ、10,000より少ない数平均分子 量をもちかつインク組成物の全重量を基準に約0.1重量%から約8重量%の範 囲で存在する、エチレン性の不飽和ユニットから作られ、一般式 −CO2Z または −SO3Z (ここでZは有機塩基の共役酸、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオンおよ びテトラアルキルアンモニウムイオンよりなる群から選ばれるカチオンである) で示される少なくとも1つの懸垂イオン性部分をもつバックボーンからなるアニ オン性ポリマー;および(d)界面活性剤 から成る水性のインクジェット用インク組成物であって該インク組成物の粘度は 20℃で約1.0〜約10.0cPの範囲であり、表面張力は約20〜約70ダ イン/cmの範囲であり、そしてpHは約6〜9である水性のインクジェット用 インク組成物。
  21. 21.アニオン性ポリマーがABブロックポリマーからなり、そのAブロックは メチルメタクリレートまたはブチルメタクリレートから作られたホモポリマーま たはコポリマーであり、そしてBブロックはメタクリル酸から作られたホモポリ マーまたはコポリマーであり、そして該ポリマーは1,000〜3,000の数 平均分子量をもつ、請求項20に記載のインク組成物。
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