JPH11269417A - インクジェット用インク組成物およびインク/媒体セット - Google Patents

インクジェット用インク組成物およびインク/媒体セット

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JPH11269417A
JPH11269417A JP10377710A JP37771098A JPH11269417A JP H11269417 A JPH11269417 A JP H11269417A JP 10377710 A JP10377710 A JP 10377710A JP 37771098 A JP37771098 A JP 37771098A JP H11269417 A JPH11269417 A JP H11269417A
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マ シャウ−ホワ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 β−ジケトンまたはウレイド分散剤を含有す
る顔料着色した耐スミア性インクジェット用インク組成
物およびインク/媒体セットの提供。 【解決手段】 水性ビヒクル、着色剤、およびβ−ジケ
トン含有単量体およびウレイド単量体から選択された単
量体2〜50重量%を含む重合体分散剤を含有するイン
クジェット用インク組成物、および前記インクと、第1
または第2アミンおよび2価陰イオンなどの塩基を有す
る記録用媒体とのセット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性インクジェッ
ト用インク組成物およびインク/媒体セットに関するも
のであり、詳細には、印刷されたインクの耐汚れ性およ
び耐スミア性を改善するために、β−ジケトンまたはウ
レイド分散剤を含有する水性インクジェット用インク組
成物および該インク組成物と記録媒体とを組み合わせて
なるインク/媒体セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷は、非インパクト印
刷法であり、インクの小滴を電子信号に応答して紙また
は透明フィルムなどの基材に付着させる方法である。イ
ンクジェットプリンタは、出力が低コスト、高品位であ
るため、騒音が比較的少ないことと相まって、コンピュ
ータとともに使用する他の種類のプリンタに対して、大
衆的な選択肢となっている。
【0003】インクジェットプリンタのインク着色剤と
して、染料および顔料の両方が使用されている。染料を
主体とするインクは、顔料を主体とするインクと比較し
て一般に色特性に優れているが、いくつかの欠点を有す
る。染料は、通常水溶性であって、乾燥後そのまま基材
上に残り、水をこぼしたりすると再溶解したり、フェル
トペンなどを使用すると像が汚れたりする。さらに、染
料は、顔料に比較して光安定性が劣り、オフィスの照明
であっても褪色することが知られている。このように、
染料を主体とするインクは、耐湿性および光安定性を必
要とする用途には不適当であることが多い。顔料は、顔
料分散液を耐凝集性および耐沈殿性にすることができれ
ば、好ましい着色剤である。
【0004】水性顔料分散液は、当業界に周知であり、
塗料などの皮膜を各種基材に塗布するために、商業的に
使用されている。顔料分散液は、一般に、非イオン技術
またはイオン技術により安定化されている。非イオン技
術を使用した場合、顔料粒子は、水の方向に延びる水溶
性、親水性部分を有する重合体により安定化される。こ
の目的に使用される代表的な重合体は、ポリビニルアル
コール、セルロース、フェノール変性エチレンオキサイ
ド、およびエチレンオキサイド/プロピレンオキサイド
重合体である。非イオン性技術はpH変化やイオンによ
る汚染の影響を受けないが、多くの用途で、最終製品が
水に弱いという欠点を有する。したがって、インク用途
などに使用された場合、顔料が湿気や、取扱いなどの機
械的作用により、汚れを生じる傾向がある。半透明のイ
ンクを含有するフェルトペンで文書に「マーキング」を
したりすると、マーカーのインクの溶剤が文書を汚した
り、機械的作用により印刷物が汚れたりするため、像が
損傷を受ける。また、顔料着色インク系は、染料を主体
とするインク系と比較して、彩度が低い傾向があり、ペ
ンの穴にインクが固まりついたり、ペンの抵抗を被覆し
たりするため、ペンの性能が低下しやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、耐水
性が良好で、スミアに対する堅牢度を有し、ペンの性能
が良好なインクジェット用インク組成物を提供すること
にある。本発明の他の目的は、分散安定性を維持すると
ともに、耐水性およびスミアに対する堅牢度を改善し
た、顔料を主体とするインク組成物を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、また予
期に反して、β−ジケトン重合体分散剤を含むインク
が、耐水性およびスミアに対する堅牢度が改善された良
好な像を与えることが見いだされた。したがって、本発
明によれば、(a)水性ビヒクル、(b)着色剤、およ
び(c)構造式(I)を有するβ−ジケトン単量体およ
び構造式(II)を有するウレイド単量体からなるグル
ープから選択した単量体2〜50重量%を含有する重合
体分散剤、を有するインクジェット用インク組成物が提
供される:
【0007】
【化5】
【0008】式中、XはCH3 またはH、nは1〜1
0、mは0または1、RはHまたは有機基を表す。
【0009】
【化6】
【0010】式中、XはCH3 またはH、nは1〜1
0、mは0または1を表す。
【0011】本発明のインクは、安定で、粘度が低く、
印字品質に優れ、乾燥後の耐スミア性が優秀で、ペンに
固まりつくことが少ない。このインクは、連続、圧電、
ドロップオンデマンド、および熱またはバブルジェット
ドロップオンデマンドなど各種の方式のインクジェット
プリンタに使用することが可能で、特に熱インクジェッ
トプリンタに適応する。また、これらのインクはエアブ
ラシ印刷装置にも有用である。
【0012】本発明の他の実施形態によれば、上記イン
クと、第1アミン、第2アミン、または2価陽イオンを
有する媒体とを組み合わせたインク/媒体セットが提供
される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明によれば、特に熱インクジ
ェットプリンタに適したインクジェット用インク組成物
が提供される。このインク組成物は、水性ビヒクル、着
色剤、およびβ−ジケトンまたはウレイドを含有する重
合体分散剤、好ましくは構造化重合体分散剤で構成され
る。これらのインクは長期間保存しても、長期間プリン
タ中にあっても安定である。
【0014】(水性ビヒクル)水性ビヒクルは、水、ま
たは水と少なくとも1種類の水溶性有機溶剤との混合物
である。適した混合物の選択は、所期の表面張力、粘度
などの特定用途における必要条件、選択された着色剤、
インクの乾燥時間、およびインクが印刷される基材の種
類に依存する。選択することのできる代表的な水溶性有
機溶剤は、米国特許第5085698号明細書に開示さ
れている。水と、ジエチレングリコールなどの多価アル
コールとの混合物が水性ビヒクルとして好ましく、その
場合水性ビヒクルは通常約30%〜約95%の水を含有
し、残部(すなわち70〜5%)が水溶性有機溶剤であ
る。好ましくは、水性ビヒクルは60〜95重量%の水
を含有する。この水性ビヒクルは、選択した着色剤の種
類により、インク組成物の全重量の、70〜99.8%
を占める。好ましくは、水性ビヒクルは有機顔料を選択
した場合94〜99.8%を占め、無機顔料を選択した
場合70〜99.8%を占め、分散染料を選択した場合
80〜99.8%を占める。
【0015】(着色剤)着色剤は水性ビヒクルに不溶性
の分散染料または顔料のいずれかである。「顔料」と
は、印刷工程を通じて不溶性(すなわち粒子または結晶
の形態を保つ)着色剤を意味する。「分散染料」とは、
水性ビヒクルに不溶性であるが、印刷工程のある時点で
可溶性になる着色剤を意味する。本発明のインク組成物
に使用するには、顔料が好ましい。
【0016】顔料:有用な顔料は、各種の有機および無
機顔料の、単独または組み合わせを含む。顔料の粒子は
十分に小さく、インクジェット印字装置中、特に直径が
10〜50μmの噴射ノズルをインクが自由に流動する
ことができる。この粒子径は、インクの寿命を通じて重
要である顔料分散の安定性にも影響を与える。微細粒子
のブラウン運動により、粒子が沈殿するのが防止され
る。また、色の強さを最大にするために、小さい粒子を
使用することが望ましい。有用な粒子径の範囲は、約
0.005〜15μm、好ましくは0.005〜5μ
m、最も好ましくは0.01〜0.3μmである。本発
明の実施に使用することのできる代表的な市販のドライ
およびプレスケーキ顔料は、米国特許第5085698
号明細書に開示されている。
【0017】有機顔料の場合、ほとんどのインクジェッ
ト印刷用途で、インクはインク組成物の全重量に対して
約30重量%までの顔料を含有することが可能である
が、一般には約1〜15%、好ましくは約1〜18%の
範囲である。無機顔料を選択した場合、有機顔料を使用
した同等のインクと比較して、高い重量%の顔料を含有
する傾向があり、約50%にもなることがある。これは
無機顔料のほうが一般に比重が大きいためである。
【0018】分散染料:インク組成物中に存在する染料
の色および量の、選択の関数であることが多く、主とし
てインクによって得られる印刷物の所期の色、染料の純
度、および強さに依存する。染料の濃度が低いと適切な
色の鮮明度が得られず、濃度が高いと印刷ヘッドの性能
が低下したり暗色になりすぎたりする。一般に、分散染
料の量は、インク組成物の全重量に対して0.01〜2
0重量%、好ましくは0.05〜8重量%、最も好まし
くは1〜5重量%である。本発明に有用な分散染料は当
業者には周知のものであり、本明細書に参照として添付
された米国特許第5053495号、第5203912
号、および第5102448号明細書に開示されてい
る。
【0019】(重合体分散剤)本発明の実施に適した重
合体分散剤には、ランダム重合体、およびブロック共重
合体ならびに分岐またはグラフト型共重合体などの構造
化重合体分散剤がある。これらの重合体は、本質的に陰
イオン性、陽イオン性、または非イオン性である。
【0020】β−ジケトンまたはウレイド含有重合体分
散剤は、2〜50重量%の構造式(I)を有するβ−ジ
ケトン単量体、または構造式(II)のウレイド含有単
量体からなる。
【0021】
【化7】
【0022】式中、XはCH3 またはH、nは1〜1
0、mは0または1、RはHまたは有機基を表す。
【0023】
【化8】
【0024】式中、XはCH3 またはH、nは1〜1
0、mは0または1を表す。
【0025】適したβ−ジケトンまたはウレイド含有重
合体分散剤には、メタクリル酸アセトアセトキシエチ
ル、アクリル酸2−(アセトアセトキシ)エチル、酢酸
メタクリルアミドエチルアセトキシ、メタクリル酸ヘキ
サジオン、メタクリル酸2−(アセトアセトキシ)プロ
ピル、N−(2−メタクリロイルオキシエチル)エチレ
ン尿素、およびメタクリルアミドエチルエチレン尿素等
がある。
【0026】分散剤の製造に使用できる他の単量体は、
疎水性および親水性単量体である。重合体分散剤に使用
される疎水性単量体の例には、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸n−ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸2−フェニル
エチル、およびこれに対応するアクリル酸塩、スチレ
ン、ブタジエンなどがある。親水性単量体の例には、メ
タクリル酸、アクリル酸、[メタ]アクリル酸ジメチル
アミノエチル、2−アミノメチルプロパンスルホン酸、
スチレンスルホン酸、スルホン酸スチレン、アクリル酸
スルホプロピル、およびビニルホスホン酸がある。
【0027】インク組成物中に存在する重合体分散剤の
量は、重合体の構造、分子量、その他の特性、およびイ
ンク組成物の他の成分に依存する。本発明の実施のため
に選択する重合体分散剤は、平均分子量が40,000
未満、好ましくは20,000未満であり、通常は2,
000〜10,000の範囲である。通常、重合体分散
剤の量は、インク組成物の全重量に対して、0.1〜2
5重量%、好ましくは0.1〜8重量%である。重合体
分散剤の量が多すぎると、所期のインク粘度を維持する
のが困難になる。重合体の量が不十分であると、分散の
安定性が影響を受ける。
【0028】(他の成分)インクは、当業界で一般に使
用されている他の成分を含有してもよい。たとえば、表
面張力を調整したり、インクの印刷媒体への浸透を増大
させるために界面活性剤を使用することができる。しか
し、界面活性剤は分散液の安定性を損なうことがあるた
め、適切な界面活性剤を選択するよう注意しなければな
らない。さらに、特定の界面活性剤は印刷される媒体の
種類にも依存する。水性インクの場合、界面活性剤の量
は、インク組成物の全重量に対して、0.01〜5%、
好ましくは0.2〜2%である。
【0029】微生物の生長を阻止するために、インク組
成物中にDowicides (登録商標)(ダウケミカル、ミシ
ガン州ミッドランド)、Nuosept (登録商標)(ハルズ
アメリカ、ニュージャージー州ピスカタウェイ)、Omid
ines(登録商標)(オリンコーポレーション、コネティ
カット州チェシャー)、Nopcocides(登録商標)(ヘン
ケルコーポレーション、ペンシルヴァニア州アンブラ
ー)、Troysans(登録商標)(トロイケミカル、ニュー
ジャージー州ニューアーク)、安息香酸ナトリウムなど
の除菌剤を、使用することができる。重金属不純物の有
害作用を排除するために、EDTAなどの金属イオン封
鎖剤も含有させることができる。インク組成物の各種の
特性を改善するため、湿潤剤、粘度調整剤、その他の添
加剤を添加することもできる。
【0030】(インクの調製および特性)インクは、選
択した一種類または複数の着色剤と分散剤を混合した
後、この混合物を分散、すなわち解膠することにより調
製する。分散工程は、水平ミニミル、ボールミル、アト
リションミル、2ロールミルもしくは3ロールミルなど
のロールミルで、または混合物を、少なくとも350k
g/cm2 の液体圧力で液体ジェットインタラクション
チェンバ中の複数のノズルを通過させて、水性媒体中に
均一に分散させることにより行う。これらのインクジェ
ット用インクは、濃縮された形態で製造するのが一般に
望ましい。濃縮されたインクジェット用インクは、後に
インクジェット印刷システムで使用するのに適した濃度
に希釈する。この方法によるほうが、装置から大量のイ
ンクを製造することができる。使用前に、濃縮液を、水
溶性バインダ助剤を含有する適当な溶剤で所期の濃度に
希釈する。希釈することにより、インクは特定の用途に
望ましい粘度、色、色相、彩度、および印刷面積範囲に
調整される。
【0031】噴射速度、液滴の分離長さ、液滴の大き
さ、および流れの安定性は、インクの表面張力および粘
度に大きく影響される。インクジェット印刷システムに
使用するのに適したインクジェット用インクは、表面張
力が約20〜70ダイン/cmの範囲、好ましくは30
〜70ダイン/cmの範囲である。使用可能な粘度は2
0センチポイズ以下、好ましくは約1.0〜10.0セ
ンチポイズの範囲である。このインクは、広範囲の噴射
条件、すなわち熱インクジェット印刷装置の駆動電圧お
よびパルス幅、ドロップオンデマンドまたは連続装置用
圧電素子の駆動周波数、ならびにノズルの形状寸法に適
合する物理的特性を有する。このインクは、連続、圧
電、ドロップオンデマンド、および熱またはバブルジェ
ットドロップオンデマンドなど各種の方式のインクジェ
ットプリンタに使用することが可能で、特に熱インクジ
ェットプリンタに適応する。このインクは、長期間の貯
蔵安定性を有し、インクジェット装置中で固結すること
はない。紙、織物、フィルムなど、像記録材料へのイン
クの固定は急速かつ正確に行うことができる。印刷され
たインクの像は、色調が鮮明で、高密度であり、耐水性
および光堅牢性に優れている。さらに、このインクは、
接触するインクジェット印刷装置の部品を腐食させるこ
とはない。
【0032】媒体 このインクに特に有用な媒体(すなわち、インクジェッ
ト記録シート)は、第1アミン基、第2アミン基、また
は金属陽イオンを有するものである。これらは記録シー
ト自体の一部であってもよいが、基材すなわち記録シー
トのコーティングとして存在するものが好ましい。有用
な基材には、Gilbert (登録商標)ボンドペーパー(メ
ッドコーポレーション、ウィスコンシン州メナシャ)、
ChampionDataCopy (登録商標)(チャンピオンインタ
ーナショナルコーポレーション、コネティカット州スタ
ンフォード)、Hammermill Fore (登録商標) DP (ハ
ンマーミルペーパーズ、ペンシルヴァニア州エリー)、
Weyerhaeuser First Choice (登録商標)(ワイヤーホ
イザーカンパニー、ワシントン州タコマ)などの紙、ポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミ
ドなどの透明フィルム、および綿、羊毛、NYLON (登録
商標)などの織物がある。基材の有用なコーティング
は、アミノメチルプロパノール、アミノエチルプロパノ
ール、ジエチルアミノエタノール、ジエタノールアミ
ン、アミノ基を末端基とするポリエチレンオキシド、ア
ミノ基を末端基とするポリプロピレンオキシド、および
これらの混合物からなるグループから選択される。これ
らのコーティングとして特に好ましいものは、テキサコ
ケミカルカンパニー、ニューヨーク州アセンズから市販
されているJeffamine (登録商標)ブランドのポリアル
キルアミン類がある。最も好ましいものは、Jeffamine
(登録商標)T403、T3000 、T5000 、M-600 、M-715、M
-1000、M-2005、M-2070、D-230 、D-400 、D-2000、D-4
000、ED-600、ED-900、ED-2001 、ED-4000 、6000、EDR
-148 、EDR-192 、C-346 である。
【0033】(実施形態例)次に、本発明を下記の例に
よりさらに説明するが、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。これらの例で、他に記載のない限り部
および百分率は重量部および重量百分率とする。
【0034】用語 ETEGMA メタクリル酸エトキシトリエチレング
リコール MAA メタクリル酸 AAEM メタクリル酸アセトアセトキシエチル Co(DPG−BF2) ビス−(ボロンジフルオロ
ジフェニル−グリオキシメート)コバルト(II)二水
和物 THF テトラヒドロフラン BA アクリル酸ブチル MA アクリル酸メチル HEUMA N−( 2- メタクリロイルオキシエチ
ル) エチレン尿素 BZMA メタクリル酸ベンジル TBACB m−クロロ安息香酸テトラブチルアンモ
ニウム MEK メチルエチルケトン重合体1 :ETEGMA/MAA/AAEM(40/4
0/20)マクロモノマー 機械的撹拌機、温度計、N2 導入口、注液漏斗を備えた
1リットルのフラスコに、MAA25g、ETEGMA
25g、AAEM15g、THF180gを入れた。こ
の反応混合物を加熱して還流させ、ビス−(ボロンジフ
ルオロジフェニル−グリオキシメート)コバルト(I
I)二水和物0.045g、および40gのTHFに溶
解した0.26gのVAZO(登録商標)52(デュポン、デ
ラウェア州ウィルミントン)を添加した。この反応混合
物を還流温度(75℃)に再加熱し、MAA75g、E
TEGMA75g、AAEM35gを240分かけて添
加した。同時に、40gのTHFに溶解した0.04g
のCo(DPG−BF2)および1.6gのVAZO(登録
商標)52を90分かけて添加した後、さらに40gのT
HFに溶解した1.6gのVAZO(登録商標)52と0.0
4gのCo(DPG−BF2)を180分かけて添加し
た。還流をさらに30分続けた。反応混合物は固形分が
39.2%であった。
【0035】重合体2:BA/MA//−g−ETEG
MA/MAA/AAEM(35/35//−g−12/
35−g−12/12/6) 機械的撹拌機、温度計、N2 導入口、注液漏斗を備えた
1リットルのフラスコに、上記マクロモノマー76.7
g、BA5g、MA5g、およびイソプロパノール70
gを入れた。溶液を加熱して(80℃)還流させ、5g
のイソプロパノールに0.5gのLupersol(登録商標)
11 を溶解した溶液を一度に添加した。次に(1)MA
30g、BA30g、および(2)5gのイソプロパノ
ールに0.5gのLupersol(登録商標) 11 を溶解した
溶液の混合物を30分かけて添加した。添加が完了した
後、5gのイソプロパノールに0.5gのLupersol(登
録商標) 11 を溶解した溶液を一度に添加した。この反
応混合物を、さらに60分間還流温度に保った。得られ
た重合体溶液は、固形分が43.4%、酸価が固形分1
g当たり2.08meqであった。このグラフト重合体
を、重合体溶液100.0gと水酸化カリウム溶液(脱
イオン水中45.4%)8.3g、および脱イオン水1
81.3gを混合して中和した。得られた溶液は重合体
の固形分が15%であった。
【0036】重合体3:BZMA//MAA(13//
10) 機械的撹拌機、温度計、N2 導入口、乾燥チューブ出
口、および注液漏斗を備えた1リットルのフラスコに、
THF170.0gを入れた。次に、アセトニトリルに
溶解した触媒m−クロロ安息香酸テトラブチルアンモニ
ウム(TBACB)1.0M溶液0.43mlを添加し
た。反応開始剤、1,1−ビス(トリメチルシロキシ)
−2−メチルプロパン10.0g(43.1mmol)
を注入した。原料I(TBACB、アセトニトリルに溶
解した1M溶液0.46ml)を220分かけて添加し
た。原料II((トリメチルシロキシ)メタクリル酸6
8.1g(0.431モル))を30分かけて添加し
た。原料IIの添加が完了して1時間後、95%を超え
る単量体が反応した時、原料III(BZMA98.6
2g(0.560モル))を30分かけて添加した。反
応が完了した後、21.0gのメタノールで急冷した。
最終固形分は38%であった。
【0037】重合体4:ETEGMA//BZMA//
MAA(4//15/12) 機械的撹拌機、温度計、N2 導入口、乾燥チューブ出
口、および注液漏斗を備えた2リットルのフラスコに、
テトラヒドロフランTHF830gを入れた。次に、ア
セトニトリルに溶解した触媒m−クロロ安息香酸テトラ
ブチルアンモニウム(TBACB)1.0M溶液2.3
mlを添加した。反応開始剤、1,1−ビス(トリメチ
ルシロキシ)−2−メチルプロパン50.0g(0.2
16モル)を注入した。原料I[メタクリル酸トリメチ
ルシリル408.62g(2.57モル)]の添加を
0.0分に開始し、30分かけて添加した。原料Iの添
加が完了して1時間後(99%を超える単量体が反応し
た時)、原料II[メタクリル酸ベンジル、BZMA5
68.97g(3.23モル)]を30分かけて添加し
た。原料IIの添加が完了して30分後(99%を超え
る単量体が反応した時)、原料III[メタクリル酸エ
トキシトリエチレングリコール、ETEGMA212.
07g(0.862モル)]を10分かけて添加した。
10時間撹拌した後、上記の溶液に乾燥メタノール12
4gを添加し、蒸留を開始し、2−ピロリドンで溶剤を
置換した。これにより、ETEGMA//BZMA//
MAAトリブロック重合体が生成した。このブロック重
合体を、重合体溶液791.1gと水酸化カリウム溶液
(脱イオン水中45.9%)99.3g、および脱イオ
ン水2608.8gを混合して中和し、均質の10%重
合体溶液を得た。
【0038】重合体5:BZMA/ETEGMA(80
/20マクロモノマー) 機械的撹拌機、温度計、N2 導入口、および注液漏斗を
備えた5リットルのフラスコに、BZMA360g、E
TEGMA90g、およびMEK1260gを入れた。
反応混合物を加熱して還流させ、49.9gのMEKに
溶解した0.075gのビス−(ボロンジフルオロジフ
ェニルグリオキシメート)コバルト(II)二水和物
と、22.5gのMEKに溶解した4.5gのVAZO
(登録商標)52を添加した。注液漏斗を30gのME
Kで洗浄した。反応混合物を還流温度(84℃)まで再
加熱して、BZMA840g、ETEGMA210gを
240分かけて添加した。同時に112.5gのMEK
に溶解した22.5gのVAZO(登録商標)52を240
分かけて添加した後、22.5gのMEKに溶解した
4.5gのVAZO(登録商標)52を一度に添加した。還
流をさらに60分続けた。反応混合物は固形分が50%
であった。
【0039】重合体6:HEUMA/MMA/AA/M
A//−g−BZMA/ETEGMA(5/20/20
/30//−g−25/6) 機械的撹拌機、温度計、N2 導入口、乾燥チューブ出
口、および注液漏斗を備えた1リットルのフラスコを用
意した。アクリル酸60g、アクリル酸メチル75g、
Rohamere(登録商標) 6844-0 (ロームテク、ドイツ、
ダルムシュタット)75gを混合し、注液漏斗に入れた
(原料I)。9gのMEKに2.25gのLupersol(登
録商標)11を溶解した反応開始剤溶液を他の注液漏斗
に入れた(原料II)。BZMA/ETEGMAマクロ
モノマー(重合体処方5)180gをMEK105gお
よび単量体溶液(原料I)21gとともにフラスコに入
れた。混合物を加熱して還流させ、反応開始剤溶液(原
料II)を添加した。240分かけて、残りの原料Iを
フラスコに添加した。同時に、24gのMEKに6gの
VAZO(登録商標)52を溶解した溶液(原料III)の9
0%を240分かけてフラスコに添加した。これらの添
加が完了した後、残りの原料IIIをフラスコに添加
し、さらに60分間還流させた。最終の重合体は固形分
が57.4%であった。重合体をKOHで90%まで中
和し、固形分が10%になるように希釈した。
【0040】分散液1 黒色顔料の分散液を下記の方法により生成した。
【0041】
【表1】
【0042】上記成分をプラスチック製ビーカー中で機
械的に撹拌して、塊が見えなくなるまで混合した。混合
物を、マイクロフルイダイザ(マイクロフルイディクス
コーポレーション、マサチューセッツ州ウォールサム)
中で、液体圧力約560kg/cm2 (8,000psi)
で分散させた。得られた顔料分散液は、顔料濃度が10
%であった。この分散液を1μm高効率フィルタベッド
(3Mフィルトレーションプロダクツ、ミネソタ州セン
トポール)でろ過した。
【0043】分散液2 黒色顔料の分散液を、下記の成分を使用したことを除い
て分散液1と同様の方法で生成した。
【0044】
【表2】
【0045】分散液3 シアン顔料の分散液を、下記の成分を使用したことを除
いて分散液1と同様の方法で生成した。
【0046】
【表3】
【0047】分散液4 シアン顔料の分散液を、下記の方法で生成した。
【0048】
【表4】
【0049】この混合物を2ロールミルで、65℃で3
0分処理した。これにより、顔料60%、重合体40%
を含有する顔料分散液が得られた。2ロールミルのチッ
プ28.6gをジメチルアミノエタノール2.9gおよ
び脱イオン水70.3gの混合物に撹拌しながら溶解
し、顔料15%を含有し、ジメチルアミノエタノールに
より中和された酸基90モル%を有する濃縮水性顔料分
散液を得た。
【0050】(比較例1)35gの分散液1を、適量の
Liponics(登録商標) EG-1 (リポケミカルズ、ニュー
ジャージー州パターソン)、2−ピロリドン、およびNu
osept (登録商標)95(ハルズアメリカ、ニュージャ
ージー州ピスカタウェイ)ならびに脱イオン水とともに
撹拌して、最終濃度がLiponics(登録商標)EG−1が
8%、2−ピロリドンが10%、Nuosept (登録商標)
95が0.3%の、顔料3.75%および重合体分散剤
1.875%を含有する黒色インクを生成した。
【0051】このインクを使用して、ヒータをオフにし
たHewlett-Packard 1200C プリンタ(ヒューレットパッ
カード、カリフォルニア州パロアルト)により、11m
m間隔の5本の平行な垂直線を、PWA紙に印刷した。
測定した像の光学密度は、1.34O.D.単位であっ
た。印刷の1分後、黄色のStanford(登録商標) Major
Accent Highlighting Marker で2回水平にハイライト
を引いた。線と線との間の元は白色であった部分の黒色
光学密度を、スミア量の尺度として測定した。ハイライ
ト後に測定した黒色のスミアは0.333O.D.単位
であった。
【0052】(比較例2)比較例1の黒色インクを、印
刷前に、PWA紙を水に溶解したJeffamine (登録商
標)T403の10%溶液(テキサコ)で処理し、乾燥
した以外は対照1と同じ方法で印刷した。黒色像の光学
密度は、1.33O.D.単位であった。ハイライト後
に測定した黒色のスミアは0.378O.D.単位であ
った。
【0053】(比較例3)40gの分散液4を、適量の
Liponics(登録商標)EG−1、N−メチルピロリド
ン、エマルジョンシックナ、界面活性剤、および脱イオ
ン水とともに撹拌して、最終濃度がLiponics(登録商
標)EG−1が2.5%、N−メチルピロリドンが5%
の、顔料3%および重合体分散剤2%を含有するシアン
インクを生成した。
【0054】このインクをデュポンのコピー用紙にスプ
レイした。印刷の1分後、黄色のStanford(登録商標)
Major Accent Highlighting Marker で2回水平に線を
引いた。線に隣接する元は白色であった部分のシアン光
学密度を、スミア量の尺度として測定した。ハイライト
後に測定したシアンのスミアは0.059O.D.単位
であった。
【0055】
【実施例】(実施例1)分散液1の代わりに分散液2を
使用し、顔料含有量3.5%、重合体分散剤含有量2.
33%とした以外は、対照1と同様に黒色インクを生成
した。インクの混合溶剤は、ジエチレングリコールが
5.7%、Liponics(登録商標)EG−1が5.7%、
N−メチルピロリドンが0.9%であった。
【0056】比較例1と同様に、このインクで印刷し、
ハイライトを行った。像密度は1.43O.D.単位で
あった。ハイライト後のスミアは0.115O.D.単
位であった。
【0057】(実施例2)実施例1と同じインクを使用
して比較例2を繰り返し行った。黒色像密度は1.29
O.D.単位であった。ハイライト後に測定したスミア
は0.068O.D.単位であった。
【0058】(実施例3)40gの分散液3を、適量の
2−ピロリドン、および脱イオン水とともに撹拌して、
N−メチルピロリドンの最終濃度が10%の、顔料3%
および重合体分散剤2%を含有するシアンインクを生成
した。
【0059】このインクをデュポンのコピー用紙にスプ
レーした。印刷の1分後、黄色のStanford(登録商標)
Major Accent Highlighting Marker で2回水平に線を
引いた。線に隣接する元は白色であった部分のシアン光
学密度を、スミア量の尺度として測定した。像の光学密
度は1.38O.D.単位であった。ハイライト後に測
定したシアンのスミアは0.024O.D.単位であっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャウ−ホワ マ アメリカ合衆国 19317 ペンシルヴァニ ア州 チャッヅ フォード コンスティチ ューション ドライブ 29 (72)発明者 ジョン エー. シムス アメリカ合衆国 19803 デラウェア州 ウィルミントン ハックニー サークル 103

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)水性ビヒクル、 (b)着色剤、および(c)下記構造式(I)を有する
    β−ジケトン単量体と、下記構造式(II)を有するウ
    レイド単量体とからなるグループから選択した単量体2
    〜50重量%を含有する重合体分散剤、を含むインクジ
    ェット用インク組成物: 【化1】 式中、XはCH3 またはH、nは1〜10、mは0また
    は1、RはHまたは有機基を表し、 【化2】 式中、XはCH3 またはH、nは1〜10、mは0また
    は1を表す。
  2. 【請求項2】 前記重合体分散剤が、上記単量体の5〜
    25重量%を構成することを特徴とする請求項1に記載
    のインク組成物。
  3. 【請求項3】 前記重合体分散剤が、メタクリル酸アセ
    トアセトキシエチル、アクリル酸2−(アセトアセトキ
    シ)エチル、酢酸メタクリルアミドエチルアセトキシ、
    メタクリル酸ヘキサジオン、メタクリル酸2−(アセト
    アセトキシ)プロピル、N−(2−メタクリロイルオキ
    シエチル)−エチレン尿素、およびメタクリルアミドエ
    チルエチレン尿素からなるグループから選択されること
    を特徴とする請求項1に記載のインク組成物。
  4. 【請求項4】 前記重合体分散剤が、インク組成物の総
    重量に対して0.1〜25重量%存在することを特徴と
    する請求項1に記載のインク組成物。
  5. 【請求項5】 前記重合体分散剤が、インク組成物の総
    重量に対して0.1〜8重量%存在することを特徴とす
    る請求項1に記載のインク組成物。
  6. 【請求項6】 前記重合体分散剤が、構造化重合体であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のインク組成物。
  7. 【請求項7】 (a)(1)水性ビヒクル、 (2)着色剤、および(3)構造式(I)を有するβ−
    ジケトン単量体および構造式(II)を有するウレイド
    単量体からなるグループから選択した単量体2〜50重
    量%を含有する重合体分散剤を含み、 【化3】 式中、XはCH3 またはH、nは1〜10、mは0また
    は1、RはHまたは有機基を表し、 【化4】 式中、XはCH3 またはH、nは1〜10、mは0また
    は1を表す、インクジェット用インクと、(b)第1ア
    ミン基、第2アミン基、および2価陰イオンから選択さ
    れた塩基を有する媒体と、を組み合わせて有するインク
    /媒体セット。
  8. 【請求項8】 前記媒体が、さらに、その上にコーティ
    ングを有する基材を有し、前記コーティングが前記塩基
    を含有することを特徴とする請求項7に記載のインク/
    媒体セット。
  9. 【請求項9】 前記コーティングが、アミノメチルプロ
    パノール、アミノエチルプロパノール、ジエチルアミノ
    エタノール、ジエタノールアミン、アミノ基を末端基と
    するポリエチレンオキシド、アミノ基を末端基とするポ
    リプロピレンオキシド、およびこれらの混合物からなる
    グループから選択されることを特徴とする請求項8に記
    載のインク/媒体セット。
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