JPH06507377A - 薬剤組成物 - Google Patents

薬剤組成物

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JPH06507377A JP4502169A JP50216992A JPH06507377A JP H06507377 A JPH06507377 A JP H06507377A JP 4502169 A JP4502169 A JP 4502169A JP 50216992 A JP50216992 A JP 50216992A JP H06507377 A JPH06507377 A JP H06507377A
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ペトー,ティモシー・エドワード・アレグザンダー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 蓄剤!Jl成物 本発明は寄生虫感染症の治療、特にマラリアおよび寄生虫が鉄依存性のものであ る他の症状の治療に関する。
マラリア原虫(プラスモジウム属)は鴫乳類の宿主の中で複雑な発育パターンを 示す。血液を吸うメスの蚊によってスポロゾイトが血流中に入ったとき感染が始 まり、ここからスポロゾイトは肝臓に入る。原虫は肝臓で増殖し、最終的にはそ こからメロゾイトとして知られる成熟した形で放たれ、これらは病気の原因とな る無性赤血球サイクルを開始する。原虫はいったんメロゾイトとして赤血球に取 り込まれると、トロホゾイトおよびシソイド段階を含めた様々な段階を通過し、 終に赤血球を破壊し、非常に増加した数のメロゾイトを放出して、上記サイクル を永続させる。
マラリア治療用の各種薬剤が開発されているにもかかわらず、マラリアは非常に 重要な医学的問題となっている。人間のマラリアの原因となる様々な種類のプラ スモジウムの中で、P ファルシパルム(falciparum)は疾病率およ び死亡率を最高にする種類であり、そして同時に、好ましい治療薬であるクロロ キンに対して耐性であるため最も大きな問題となっている種類である。
鉄キレータ−が、細胞内にプールされている低分子量の鉄との相互作用によって 抗マラリア効果を示すことは公知である。したがって、この薬剤が感染細胞膜を 通り抜ける能力は抗マラリア活性に必要な条件である。デスフェリオキサミンは 抗マラリア藁として用いられてきたが、この鉄キレータ−は比較的毒性であると いう欠点、および胃腸管からの吸収が不十分でありかっまた血液から急速に失わ れてしまうので非経口的に投与しなければならないという欠点を有する。
ヘブナー(1−1eppner)等の最近の論文であるBlood、1988. 7ス、358には、3−ヒドロキシピリジン−4−オン鉄キレータ−を抗マラリ アlとして用いることが記載されている。ここに記載の化合物は全て生理学的条 件下で中性であり、環の1−および2−位置にアルキル置換基を含む。荷電置換 基を含む3−ヒトロキシビリンンー4−オンは、それらの電荷がそれらが細胞膜 を通り抜けるのを妨げると考えられていたので、鉄の過負荷の治療の場合、特に 有用であるとは見なされておらず(ポーター等、Blood、1988.72. 1497)、そしてまたこれらは抗マラリア薬としてほとんど有用ではないとも 思われていた。しかしながら、我々はこのたび特定のグループの荷電3−ヒドロ キシピリジン−4−オンが抗マラリア薬として特に有用であることを見いだした 。
すなわち、これらの化合物がマラリアに感染した赤血球に選択的な毒性効果を示 す意外な性質を有することを見いだした。
従って、本発明は、鉄依存性寄生虫に起因する症状の治療用薬剤の製造に下記式 (1)の3−ヒドロキシビリノン−4−オンを用いることを含むものであり、該 化合物は任意に生理学的に許容される塩および/またはプロドラッグの形である (式中、R5は水素、C11脂肪族炭化水素基、2−ヒドロキシエチル、ただ1 つのカルボキシ、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エチル スルファモイル基によって置換されたC1−4脂肪族炭化水素基、1−または2 −位置でカルボ千)、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エ チルスルファモイル基によって置換されたおよび2−位置でヒドロキシ基によっ て置換されたエチル基から選ばれ、R2、R1およびR6はそれぞれ別に水素、 cl−3脂肪族炭化水素基、ヒドロキソメチル、1−ヒドロキソエチル、2−と ドロキシエチル、メトキシメチル、ただ1つのカルボキン、スルホ、スルファモ イルまたはN−メチルもしくはN−エチルスルファモイル基によって置換された Cl−4脂肪族炭化水素基、1−または2−位置でカルボキシ、スルホ、スルフ ァモイルまたはN−メチルもしくはN−エチルスルファモイル基によって置換さ れたおよび2−位置でヒドロキシ基によって置換されたエチル基から選ばれ、た だし、第1.に、R1ないしR4のうちの1つはただ1つのカルボキシ、スルホ 、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エチルスルファモイル基によっ て置換されたC1−4脂肪族炭化水素基であるか、または1−または2−位置で カルボキシ、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エチルスル ファモイル基によって置換されたおよび2−位置でヒドロキシ基によって置換さ れたエチル基であり、第2に、R2またはR5のいずれかは水素以外の基であり 、そして第3に、R1ないしR4中に存在する水素以外の原子の総数は8以下で ある)。
本発明で化合物(1)を用いるときの化合物(1)の個々の有用性は、寄生虫に 感染した細胞、特に寄生虫に感染した赤血球へのそれらの影響と、他の細胞への それらの影響との間の対比によって決まる。すなわち、我々はそのような他の細 胞のモデルとしてネズミの赤白血病(MEL)細胞系統を用いて、化合物(1) がマラリア感染原虫に対してデスフェリオキサミンおよび上記へブナ−等が記載 のようなアルキル置換3−ヒドロキシピリジン−4−オンと同様なレベルの活性 を示すが、化合物(+)は、これらの化合物と対照的に、MEL細胞系統に有意 な成長阻害効果を示さないことを見いだした。このことは、選択的作用を持たな い化合物が示す有意なレベルの毒性副作用を招くことなく、寄生虫感染の治療に 必要なかなり高レベルの投与量で化合物(I)を用いることができることを意味 している。
脂肪族炭化水素基という語はここでは、未置換基およびカルボキシで置換された 基に関して用いており、不飽和または飽和の非環式および環式基いずれをも含み 、非環式基は分枝鎖または特に直鎖を有するものである。環式脂肪族炭化水素基 は好ましくは飽和したもの、例えばシクロプロピルであるが、非環式基の場合は 飽和または不飽和基のいずれでもよく、例えばアリルおよびプロパルギルならび にメチル、エチル、プロピルおよびイソプロピルである。ブチルおよびその分枝 鎖類似体も置換脂肪族炭化水素基に関して挙げられるが、一般にCl−S非環式 基およびC3環式基の方がこの場合さらに好ましい。
R1については、これは水素でもよいが、他の基、特にC1−5脂肪族炭化水素 基および置換CI−4脂肪族炭化水素基の方がはるかに好ましい。R1,R3お よびR1については、これらは1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、 特にメトキシメチル、とりわけヒドロキシメチルであるが、他の基、特に水素、 Cl−3脂肪族炭化水素基および置換C+、□4脂肪族炭化水素基の方がはるか に好ましい。
基R1ないしR4のうちの1つだけはカルボキシ、スルホ、スルファモイルまた はN−メチルもしくはN−エチルスルファモイル基を含み、そしてこの基はカル ボキシの方がスルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エチルスル ファモイル基よりも好ましいが、このような後者の基のうちの1つが存在する場 合、スルホ基よりはスルファモイル、そしてその次にはスルホ基よりも置換スル ファモイル基が好ましい。4つの基のうちの1つの基がR1> R1> R4>  R3の順序に入るのが好ましく、従ってR1がこの基となるのが特に好ましい 。この基はヒドロキシおよびスルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくは N−エチルスルファモイル基、または特にカルボキシ基で置換されたエチル基、 例えば−〇〇2CH(OH)CO2Hでもよいが、そのような基はあまり好まし くない。その代わりに、カルボキシ−、スルホ、スルファモイルまたはN−メチ ルもしくはN−エチルスルファモイル基で置換された基は、だた1つのカルボキ シ、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エチルスルファモイ ル置換基を有するC1−9脂肪族炭化水素、好ましくは置換01−1脂肪族炭化 水素基、特に置換アルキル基、とりわけ、好ましい順に置換イソプロピル、プロ ピルまたはエチル基であるのが都合がよく、そして基は末端に置換されているの が都合がよい。R1ないしR1の他の基については、これらはエチル、とりわけ メチルを選択するのが最も好ましく、R2、R3およびR4の場合には水素も選 択される。R1は水素であるのが好ましく、R2およびR3のうちの1つだけが 水素以外であるのも好ましく、基R5は水素であると都合がよい。
R1ないしR4の炭素、窒素、酸素および硫黄原子の総数には、カルボキシ基の 3つの原子、スルホまたはスルファモイル基の4つの原子、N−メチルスルファ モイル基の5つの原子およびN−エチルスルファモイル基の6つの原子が含まれ 、この総数は8以下である。しかしながら、7以下であるのが好ましい。R1な いしR4に存在する炭素、窒素、酸素および硫黄原子の最少数は4であるが、R 1およびR1がそれぞれ水素であり、そしてR2およびR1のうちの1つも水素 であり、他のものがカルボキシメチル基である場合、好ましい最少値は5原子で ある。従って、R1ないしR4の炭素、窒素、酸素および硫黄原子の総数の好ま しい値は、5ないし7、例えば6である。
特に好ましい3−ヒドロキシピリジン−4−オンは1つのエチルまたは特にメチ ル置換基を例えば2位置に含み、2−カルボキシ−2−ヒドロキシエチル、2− スルファモイルエチル、2−N−メチルスルファモイルエチルまたは2−N−エ チルスルファモイルエチル、あるいは特に好ましい順に1−カルボキシエチル、 カルボキシメチル、2−カルボキシプロピル、3−カルボキシプロピルまたは2 −カルボキシエチルである1つの置換基を、例えば1位置に含む。従って、好ま しい具体的な化合物(1)は以下の通りである:(1) 1−(2−カルボキシ −2−ヒドロキシエチル)−2−メチルビリジン−4−オン。
(2) 3−ヒドロキシ−2−メチル−1−(2−スルファモイルエチル)ピリ ジン−4−オン: (3) 3−ヒドロキシ−2−メチル−1−(2−N−メチルスルファモイルエ チル)ピリジン−4−オン: (4) 1−(2−N−エチルスルファモイルエチル)−3−ヒドロキシ−2− メチルビリシン−4オン。
(5) 2−カルボキシメチル−3−ヒドロキシ−1−メチルビリシン−4−オ ン。
(6) 2−カルボキシメチル−1−エチル−3−ヒドロキシピリジン−4−オ ン: (7) 2−(2−カルボキシエチル)−3−ヒドロキシ−1−メチルビリシン −4−オン7 (8) 2−(2−カルボキシエチル)−1−エチル−3−ヒドロキシピリジン −4−オン。
(9) 1−カルボキシメチル−3−ヒドロキシ−2−メチルビリシン−4−オ ン: (10) 1−カルボキシメチル−2−エチル−3−ヒドロキシピリジン−4− オン。
(11) 1(2−カルボキシエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルビリシン −4−オン。
(12) 1− (2−カルボキシエチル)−2−エチル−3−ヒドロキシピリ ジン−4−オン: (13) l−(1−カルボキシエチル)−2−メチル−3−ヒドロキシピリジ ン−4−オン。
(14) 1− (1−カルボキシエチル)−2−エチル−3−ヒドロキシピリ ジン−4−オン: (15) 1−(2−カルボキシプロピル)−2−メチル−3−ヒドロキシピリ ジン−4−オン:および (16) 1−(3−カルボキシプロピル)−2−メチル−3−ヒドロキシピリ ジン−4−オン。
化合物(2)ないしく4)、特に(2)および(9)ないしく12)および(1 6)、とりわけ(11)が最も好ましい。
最も好ましい化合物は化合物(11)であり、この化合物は旦、ファルシパルム が寄生した赤血球に対して化合物(12)および(16)よりも高いレベルの活 性を示す。つまりこれらの化合物は、化合物(9)より高レベルの活性を示す。
この化合物(9)の活性は化合物3−ヒドロキシ−2−メチル−1−(2−スル ホエチル)ピリジン−4−オンよりもいくらか高い活性である。
特定の化合物(1)はそれ自体新規なものであり、本発明の範囲に含まれること は明らかなことであろう。
好ましいならば、化合物をいくつかの種類の塩の形で用いてもよい。すなわち、 塩の形でない場合、本発明で用いる化合物は非荷電形で存在しうるが、通常は主 に両性イオン性形で存在する。しかしながら、これらはまた、1つの陽イオン形 および2つの陰イオン形のいずれの塩としても存在しうる。化合物1−(2−カ ルホキジエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルビリシン−4−オンの場合の各 神の形を以下に示す。式(1d)、(旧、(m)、(rV)および(V)はそれ ぞれ非r1電、両性イオン性、陽イオン性並びに1価および2価の陰イオン形を 示す。
(ra) (+4) (II+) 従って、生理学的に許容される塩基および酸のいずれでも塩を形成することがで き、前者には(rV)および(V)で例示される陰イオン形のうちの1つがあり 、後者には(I[l)で例示される陽イオンの形かある。適当な塩基はアルカリ 金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、第4水酸化アンモニウムおよびアミン 、例えばトリス(トリスは2−アミノ−2−ヒドロキシメチルプロパン1.3− ジオールを表す)である。適当な酸は無機または有機酸である。そのような無機 酸の例は燐酸、硝酸、硫酸および特にハロゲン化水素酸、塩酸、臭化水素酸およ びヨウ化水素酸である。そのような有機酸の例はクエン酸、ソユウ酸、フマル酸 、マレイン酸、酪酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸およびメタンスルホン酸であ る。
別にまたはさらに、化合物は、3−ヒドロキシ基が、生体内でこれに変換される 別の基の形であるプロドラッグの形でもよい。そのようなプロドラッグ基は例え ば米国特許第4,908.371号およびそれに対応するヨーロッパ特許出願第 0316279A号および日本特許出願89/157962号に記載されている ようなものであり、特に基R’ COO(R’はカルボニル基に隣接する炭素原 子で分枝しているC1−8アルキル基、特にC3−7基、例えばイソプロピルま たはt−ブチル基である)である。。さらにまたは別に、カルボキシ基はプロド ラッグの形、例えばエステルでもよい。そのようなエステルはフェノールおよび アルコールのいずれからも形成され、後者は特に好ましく、アルカノール、とり わけ炭素原子数が1−6のもの、例えばメタノール、エタノールおよびプロパツ ールおよびブタノールが含まれる。しかしながら、プロドラッグのいずれのタイ プの場合においても、特に化合物が血流に入った後、生体内で移動してヒドロキ シまたはカルボキシ基を再生するどのような基も適している。
化合物([)は、英国特許第GB2.1.36.8078に記載のような方法お よび当業者に明らかな変形法によって製造しうる。特に、相当する3−ヒドロキ シ−4−ピロンまたは好ましいヒドロキシピリジン中に存在するC置換基に変換 しうる基を含む3−ヒドロキシ−4−ピロンは、化合物R’ NHz (R’は 好ましい化合物の窒素原子上に存在する基またはこれに変換しうる基を表す)と 反応させることかでき、反応は塩基、例えば水酸化ナトリウノ、のようなアルカ リ金属水酸化物の存在下で実施する。この方法は特に、マルトールからの1−カ ルボキシメチル−および1−(2’ −カルボキシエチル)−3−ヒドロキシ− 2−メチル−ピリジン−4−オンの製造に関する英国特許第21368078の 実施例16および17に例示されており、この方法は正に同様にN−脂肪族ヒド ロカルボニル化合物の製造に適用しうる。
マルトールに代わる3−ヒドロキシ−4−ピロン出発物質は、例えば公告された 米国特許出願第310.141号(1960年のシリーズ)等に記載のように容 易に人手しうるちのである。すなわち、例えば、3−ヒドロキシ−2−ヒドロキ シメチル−4−ピロンは3−ヒドロキシ基を保護することにより相当する2−カ ルボキシメチル化合物に変換しうる。これは例えば、ペンシル化、残留ヒドロキ シ基の臭素化、グリニヤール試薬の形成、これと二酸化炭素との反応および2− カルボキシメチル−3−ヒドロキシ−4−ピロンを得るための脱保護によるもの である。この化合物は各種の1−脂肪族ヒドロカルビル−2−カルボキシメチル −3−ヒドロキシピリジン−4−オンの製造に用いられる。
あるいは、2−カルボキンメチル−3−ヒドロキシ−4−ピロンは3−ヒドロキ シ−2−ヒドロキシエチル−4−ピロンの酸化によって製造しつる。他の2−カ ルボキシアルキル置換基を含むピロンの製造に、同様な方法を用いることができ る。
別の一般的なルートには、例えば有機ハライドR’ X (R’は好ましい化合 物またはこれに変換しうる基の窒素原子上に存在する基である)を用いる、相当 する3、4−ジヒドロキシピリジン(または3−ヒドロキシピリジン−4−オン )あるいは好ましいヒドロキシビリジノンに存在するC置換基に変換しうる基を 含むそのような化合物の窒素原子における核性置換がある。さらに別のルートに は、相半する3−ヒドロキシピリジン−4−オンまたは好ましいヒドロキシビリ ジノンに存在するC置換基に変換しうる基を含むものと、アミンR’ NHz  (R′は好ましい化合物またはこれに変換しうる基の窒素原子上に存在する基で ある)との反応がある。
たいていの場合、反応体ヒドロキシピロンまたはヒドロキシビリジノン先駆体中 の3−ヒドロキシ基を保護するのが適している。保護の一般的な形は、ヒドロキ シ基を、最終的には接触水素添加によって除去することができるベンジルオキシ 基に変えることである。さらに、上述のように、初めに形成された3−ヒドロキ シピリジン−4−オン中の1つ以上の置換基を変性して好ましい置換基にするの が適している。
塩は、適当な条件■で化合物(1)を適当な塩基または酸と反応させることによ って容易に形成しうる。すなわち、両性イオン性形はpH約4. 0で水溶液を 冷凍乾燥することによって一般に得られるが、好ましい塩基でpHを7. 0に または9.0より上に調整した水溶液を冷凍乾燥することは、それぞれタイプ( IV)または(v)の陰イオンを含む塩基の塩への都合のよいルートとなる。酸 との塩は、化合物mの水性/有機溶液からの再結晶によって都合よく得ることが でき、例えば塩酸塩は希塩酸/エタノール溶液からの再結晶で得られる。
プロドラッグは、標準的なエステル化方法を用いて、化合物(1)またはその誘 導体を、適当な試薬との、特に米国特許第4.908.371号に記載のような 有機酸またはその誘導体とのおよび/またはアルコールまたはフェノールとの反 応によって形成しうる。
化合物(1)は、例えば哺乳類の家畜および特に人間に様々な方法で使用するた めの薬剤として用いるために、生理学的に許容される希釈剤または担体と配合し うる。例えば、これらは、非経口投与用の注射にしばしば用いられる、従って滅 菌された発熱性物質を含まない、水性または油性溶液、懸濁液またはエマルジョ ンのような液体希釈剤または担体を混合した組成物として用いられる。経口投与 でもよく、実際にこれは好ましい。この目的の組成物には液体希釈剤または担体 を混合するが、固体、例えばデンプン、ラクトース、デキストリンまたはステア リン酸マグネシウムのような一般的な固体担体物質を用いるのがより日常的であ る。そのような固体組成物は錠剤、カプセル(スパンジュールを含めた)等のよ うな成形タイプのものが都合よい。
人間および家畜では、座剤またはペッサリーのような、注射または経口ルートに よる以外の投与の形も考えられる。薬剤組成物の別の形はロゼンジ、点鼻薬また はエーロゾルスプレーのような口または鼻に投与する形である。
従って、本発明はさらに、前に定義した式(1)の3−ヒドロキシピリジン−4 −オンと共に生理学的に許容される希釈剤または担体を含む薬剤組成物を包含す る。
組成物は単位投与形、すなわちそれぞれが単位投与量をまたは単位投与量の何倍 かをもしくは半分を含む別々になった形で配合されていてもよい。活性化合物の 投与量は、組成物に用いる個々の化合物および投与方法および治療する寄生虫感 染症の種類を含めた様々なファクターによって変わるが、指導書によると人体に おける鉄依存性寄生虫感染の満足な制御は、10−50gMの鉄結合力(3モル の化合物が1モルの鉄と結合する)となる化合物の血流中濃度を維持することに よってしばしば達成されると記載されている。そのような鉄結合力を得るのに適 した投与量は通常、1日当たり約0.5または1gないし15または20g1特 に1日当たり約1または2gないし10または15gの範囲、例えば5gであり 、家畜への投与量は同様なg/1kg体重比である。しかしながら、特に1−( 2−カルボキシエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルビリシン−4−オンのよ うなより活性な化合物の場合、特定の状況下でこれらのレベル以下または以上の 1日当たりの投与量が適しているかもしれないことは明らかである。合計投与量 が通常上記の量に相当するとき、必要ならば、1種以上の本発明の化合物を薬剤 組成物に投与してもよく、あるいは他の活性化合物を組成物に含めてもよい。
本化合物は、特に赤血球に侵入する鉄依存性寄生虫に起因するどのような症状の 治療にも適している。そのような寄生虫にはマラリア、特に人間に寄生するバ実 際にマラリアの場合に見られるように、本化合物は寄生虫に対してその細胞サイ クルの1つの特定の段階で他の化合物よりも十分に効果的であることは明らかで ある。マラリアの場合、寄生虫の抑制は寄生虫の成長段階の後期トロホゾイトお よび初期シソイド段階で最高となることが分かった。しかしながら、寄生虫のラ イフサイクルは通常比較的短い(例えば、人間においてP、falciparu mの場合は約48時間)ので、上記のような化合物の適当な血流中濃度を少なく とも寄生虫の細胞サイクルの間、都合よくは約4または5サイクルの間、すなわ ち約7−10日間維持するように治療期間を継続するのが最も簡単である。
これには通常上記のような1日当たりの投与量が必要であるが、長い半減期を有 する化合物の場合、化合物の投与回数を1日毎の投与からより少なくすることは 可能である。
従って、本発明は、マラリアのような鉄依存性寄生虫に起因する症状を持つ患者 の治療法を包含し、この方法は患者に治療に有効な量の前に定義した式mの化合 物を投与することを含むものである。
前記のような体内の鉄の全体レベルが少ない状態では荷電置換基を含む化合物か 無効であるということは、鉄の過負荷ではない患者のマラリア治療を目的とする 本発明ではもちろん好都合なことである。
本発明を次の実施例で説明する。
エタノール(150ml)/水(450ml)に3−ペンシルオキシ−2−メチ ル−4−ピロン(30g、0.139冒o1.英国特許第21368078号の 実施例10に記載のように製造した)を含むものに、4−アミノ酪酸(14,3 g、0. 139mol)を加え、次いで混合物がpH13となるまで水酸化ナ トリウム(1ON溶液として)を加えた。室温で24時間撹拌した後、溶液がp H4となるまで濃塩酸を加え、ジクロロメタンで抽出した(2x500ml)。
有機留分を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして回転蒸発させ たところ、褐色の油が得られた。褐色の油をアセトンから再結晶したところ、表 題化合物(21,2g、51%)を淡いオレンジ色の針状結晶として得た。融点 169−170℃ ; J (90MHz ; daDMso): 1.80  (q、2H)。
2、 20 (s、3H)、2. 25 (t、2H)、3. 90 (t、2 H)、5. 05(s、2H)、6.20(d、LH)、7.40(m、5H) 、7.60(d。
1H)や 3−ペンシルオキシ−1−(3−カルボキシプロピル)−2−メチルピリジン− 4−オン(10g、0.0332++ol)をエタノール(150ml)/水( 150ml)に溶解し、この溶液を濃塩酸でpH1に調整し、次にパラジウム担 持木炭触媒を用いて水素添加した。濾過し、回転蒸発したところ、クリーム色の 固体が得られ、これをエタノール/ジエチルエーテルから再結晶したところ、表 題の塩酸塩(7,03g、85%)が白色粉末として得られた。融点226−2 27℃、δ(90MHz ; dsDMso): 2.00 (q、2H)、2 .40 (t。
2H) 、2. 60 (s、3H)、4. 40 (t、2H)、7. 45  (d、1l−1)。
8、 35 (d、LH)。
杜 相当する1−カルボキシメチルおよび1−(2−カルボキシエチル)塩酸塩 は同様な方法で製造し、化合物の融点はそれぞれ264−266℃および212 −214℃であった。
実施例2 : 1− (2−カルボキシエチル)−2−エ −−゛ S ″ S ゛ン−4−オンの製造 エタノール(100ml)/水(300ml)に3−ペンシルオキシ−2−エチ ル−4−ピロン[20g、0.0869mol;実施例1(1)の化合物につい て記載された方法と同様な方法で製造した]が含まれる懸濁液に、β−アラニン (7,73g、 0. 0869+5ol)を加え、次に混合物がpH13とな るまで水酸化ナトリウム(1ON溶液として)を加えた。室温で24時間撹拌し た後、溶液がpH4となるまで濃塩酸を加え、これをジクロロメタンで抽出した (2l500ml)。有機留分を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し 、そして回転蒸発させたところ、3−ペンシルオキシ−1−(2−カルボキシエ チル)−2−エチルピリジン−4−オンか褐色の油(10,7g)として得られ た。褐色の油をエタノール(150ml)/水(150ml)に溶解し、溶液を 濃塩酸でpH1に調整し、次いでパラジウム担持木炭触媒を用いて水素添加した 。濾過し、回転蒸発させたところ、オレンジ色の油か得られた。これを水に溶解 し、10%水性水酸化ナトリウムでpH4に調整し、次に活性炭と共に15分間 沸騰した。
濾過し、濾液から結晶化したところ、表題化合物(2,11g、11%)が白色 粉末として得られた。融点16i164℃、δ(90MHz ; d 6DM  S O):1. 15 (t、3H)、2. 75 (m、4H)、4. ’2 0 (t、2H)、6゜20 (d、LH)、6.35 (ブロード、2H)、 7.65 (d、LH)。
エタノール(30ml)および水(30ml)に3−ペンシルオキシ−2−メチ ル−4−ピロン(2゜1.6 g、 0. 01mol)が含まれる懸濁液に、 タウリン(2g、0.015mol)を加え、次いで混合物がpH13となるま で水酸化ナトリウム(1ON溶液)を加えた。12時間還流した後、溶液がpH 2となるまで濃塩酸を加えたところ、白色固体が沈殿した。エタノール/水から 再結晶すると、表題の塩酸塩(2g、56%)が白色針状結晶として得られた。
融点270℃(分解); J (90MHz;DzO+Na0H): 7.76  (d、LH)。
7.40(m、5H)、6.60(d、LH)、4.98(s、2H)、4.3 1 D、2H)、3.15 (t、2H)、2.04 (s、3H)。
3−ペンシルオキシ−2−メチル−1−(2−スルホエチル)−ピリジン−4− オン(1,16g、 0. 005mo1)を水(30ml)/−1−タノール (30ml)に溶解し、5%パラジウム担持木炭触媒(0,3g)を加え、混合 物を水素の一定の流れの下で4時間室温で撹拌した。使用した触媒を濾過によっ て除去した後、溶液を回転蒸発させて、クリーム色の固体を得た。エタノール− 水/ジエチルエーテルから結晶化したところ、表題化合物(0,58g、77% )を白色粉末トシテ得り。融点337−339℃:6 (90MHz ;D20 ): 7.75(d、 LH)、 6.54 (d、 LH)、 4.49 ( t、 2H)、 3.36 D。
2H)、2.48 (s、311)。
実施例4.薬剤の形成 (A)以下の組成の錠剤を製造する mg/錠剤 1(2−カルホキジエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルビリシン−4−オン (超微粉砕した) 250”アヒセル” (微結晶性セルロース)38ステアリ ン酸マグネシウム 3 3−ヒドロキシピリジン−4−オンを”アヒセル”と混合し、ポリビニルピロリ ドンをh口え、十分な工業用メチル化スピリット(74°OP)に溶解して、粒 状化に適した物質を得る。この物質を20メlシユふるいに通して粒状化し、得 られた粒状物を50℃を越えない温度で乾燥する。乾燥粒状物を20メツシユふ るいに通し、次にアルギン酸およびステアリン酸マグネシウムを加え、粒状物と 共に混合する。;3l8インチの平坦ベベルエツジ分割パンチ上で生成物を圧縮 して、電量がそれぞれ300mgの錠剤にする。
(B)以下の組成の錠剤を製造する mg/錠剤 1−(2−カルボキンエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルビリシン−4−オ ン(超微粉砕した) 250“アヒセル” (微結晶性セルロース) 134ポ リビニルピロリドン 4 アルギン酸 8 ステアリン酸マグネシウム 4 基本的には(A)と同し方法で錠剤を製造し、7l16インチ平坦ベベルエッン パンチ上で圧縮して重!400mgの錠剤にする。
(C)以下の組成の錠剤を製造する mg/錠剤 1−、(2−カルボキシエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルビリシン−4− オン(超微粉砕した) 250ステアリン酸マグネシウム 6 3−ヒトロキンピリソンー4−オンをラクトースおよび必要なトウモロコシデン プンの全量の半分と混合し、水にゼラチンを加えた5%溶液をカロえt、:。生 成物を16メソノユふるいに通して粒状にし、得られた粒状物を50℃を越えな (X温度で一定の重量となるまで乾燥する。乾燥した粒状物を20メツシユ」、 る0(こ通し、ステアリン酸マグネシウムおよび残りのトウモロコシデンプンと 混合す゛る。
生成物を3l8インチの平坦ベヘルエ・ンシ分割〕々ンチ上で圧縮して、重量力 1300mgの錠剤にする。
実施例1ないし3のような他の化合物に一ついて同様な方法を行う。
li1%I5 : P、f a lc ipa rum(7)5i&Oni’1 (A) サイエンス、1976.93.673にTragCr等力曵記載した方 法の変形法を用い、−P、−falcリリゴ上想IT04の非りローン株を血液 型Oの赤血球上で成長させた。酸素1%、二酸化炭素3%および窒素96%より なる雰囲気を実験の間維持した。人間の血清10%v / v、グルコース2g /LNaOH4mM、ゲンタマイシン25gg/mlおよびHEPES25mM を補充して完全培地を形成したRPM11640中に、赤血球を3%のヘマトク IJットで懸濁した。次に、実験の目的のために、赤血球を同じ培地で最終へマ ドクリ・ノドが1.5%となるまでさらに希釈した。寄生虫の同調培養は、Je nsen等、Am、J、Trap、Med、Hyg、 、1,978.27.1 274およびLambros等、J、Parasitol、 、1979、閃、 418にそれぞれ記載のソルビトールリシスおよびゼラチンフローテーションの 組み合わせを用0て行った。従って、若いリング形のみが残っていることは確実 であった。各実験における出発寄生虫血症は0. 1−0. 5%であった。
新しく同調したリング寄生虫のみを含む赤血球懸濁液を、100μIの赤血球懸 濁液力たり、トリチウム原子を含むヒポキサンチン0.2μCIで処理し、表に 示す10種のキレート化剤のうちの1種を完全培地中で懸濁液に、1リツター当 たり100μ層o1鉄結合濃度[キレータ一番号10のデスフェリオキサミン( これは11のキレータ−鉄のモル比で結合する)は別として、全てのキレータ− は3molのキレータ−1molの鉄の比率で鉄と結合する]となる量で加えた 。
試験培養物を200μmのアリコートにただちに分散し、95穴マイクロ培養プ レートに入れた。各キレータ−は3つ以上の穴で試験し、全実験を各キレータ− につき少なくとも2回行った。鉄キレータ−を含まない対照培養物を各実験で用 いた。
1l−(2−カルボキシエチル) −3−ヒドロキシ−2−メチ ルビリジン−4−オン CH□CH2C02HC1h HH23−ヒドロキシ− 1,2−ジメ チルピリジン−4−オン CH3CHs HH33−ヒドロキシ−2−メチルビ リシン−4−オン HCH3HH 43−ヒドロキシ−1−(2−ヒ ドロキシエチル)−2−メチ ルビリンシー4−オン C)hcHzOHCH3HH51−(2−アミノエチル )−3 一ヒドロキシー2−メチルビ リシン−4−オン塩酸塩 CHzCIlzNHzHCI CH3HH63−ヒド ロキシ−1−(2−メ トキシエチル)−2−メチル ビリシン−4−オニ/ CH2CH20CHs CHs HH71−(5−カル ボキシペンチル) −3−ヒドロキシ−2−メチル ピリ’)ノー4−オン (CHz)scOzHCHs HH81−(5−(N− (2−カルボキ シエチル)−カルバモイル)ペ メチル)−3−ヒドロキシ−2(CH,+)sCONH−−メチルビリシン−4 −オニ/ (CHz)2CO2HCH3HH92−エチル−3−ヒドロキシ−1 −メチルビリシン−4〜オン CH3Cz Hslo デスフェリオキサミン  一 旦 falciparum寄生虫の成長は、G i ems aで染色した薄膜 の光学顕微鏡検査によりおよびトリチウム原子を含むヒボキサンチン吸収の測定 により調べた。細胞培養物はガラス繊維フィルター上に取り、各穴からのベータ 放出に換算した放射能をPotter等、Phys、Med、Biol、 、1 986.31 (4L 361に記載のようにフラットベッド液体シンチレーシ ョンカウンターで測定した。
図1は、対照と比較した30分後の成長抑制百分率について得られた結果をヒス トグラムの形で示す図であり、各キレータ−について行った少なくとも2つの実 験結果をプールしたものである。試験キレータ−は1− (2’ −カルボキシ エチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルビリシン−4−オニ/ (R+ = C Hz CH2C02H、Rz = CHs、R! = R4= H;化合物1) およびこのキレータ−と比較するための上記式(1)以外の他のキレータ−9種 よりなり、後者の化合物のうち化合物2ないし9は3−ヒドロキシピリジン−4 −オンであり、化合物1oはデスフェリオキサミンである。化合物1.2.3. 4.5.6.9および1oはそれぞれ65%以上の成長抑制であり、一方、化合 物7および8は12%未満の抑制であったことが分かる。これらの発見は、培養 物から得た赤血球の形態学的試験によって確認される。この初めのグループの8 種のキレータ−にさらした培養物は、核分裂の証拠を示さない退化した寄生虫を 含み、一方、他の2種のキレータ−にさらした培養物は、着色されたトロポゾイ トおよび初期シゾントとし−C容易に認めることかできた。
(B) (A)で用いた100μmol/ lとは異なる投与量レベルを用いた 効果を、10μmol/ I、25 μmol/ l、50μmol/ lおよ び100μg/Iの4種類の投与量レベルを用いる以外は同し方法で調へた。1 −OOμmol/lで抑制効果を示した8種の一1′−Lノーターのみを調へ、 鉄キL/−夕−を含有しない対照をやはり用いた。
;3−ヒ1−ロキシビリンノ−4オンの化合物1ないし6および9の[Dsoは 25−410μmol/川であり、一方、化合物1−0のデスフェリオキサミン は1.0−20μ鳳o1/Iてあった。
十Lノーターにさらした培養物中で赤血球の再転換か生じたかどうかを測定する ために、若いリングが未処理対照培養物中で確認できたとき、第2寄生虫サイク ルの初めに得た様々な投与量レベルの培養物からの赤血球を調へた。化合物10 のデス7 エリオキ号ミンを25 μmol/ l、50 umo!−/ lま たは100μg/lの投与量レベルでさらした後、再転換は確認されなか−)た が、1− OIJmol/ l lノヘルては常に見られた。しかしながら、3 −ヒドロキシピリジン−4−オンの化合物1ない(−16および9の場合、若い リング寄生虫は25μmol/ lの投与量レベルのキレータ−ての培養後にし ばしば見られ、10μmol/ lの投与量レベルではこれらは常に見られ、異 なる化合物の間にn意な差は見られなかった。50μmol/ 1および100 μg+01/ lては、再転換は確認されなかった。従−〕で、〕3−ヒドロキ シビリノンー4−オは10μmol/ Iおよび25 /jmol/ lのより 少ない投与量レベルで成長抑制を行うか、細胞破壊作用を行うにはこれより多い レベルが必要とされる。
さらに調へたところ、著しい成長抑制は、1− (2−カルボキシエチル)−3 −ヒドロキシ−2−メヂルビリンンー4−オンの場合0.1−μmol/ Iの 投与量レベルて観察された。2−カルボキシメチル−3−ヒドロキシ−1−メチ ルビリシン−4−オン、1−(2−カルボキシエチル)−2−エチル−3−ヒド ロキシピリジン−4−オンおよび1(3−カルボキンプロピル)−2−メチル− 3−ヒドロキシピリジン−4−オンの場合、同様なレベルの成長抑制を得るには 0. 5μmol/ Iの投与量レベルが必要であり、そして3−ヒドロキシ− 2−メチル−1−(2−スルホエチル)ピリジン−4−オンの場合、】−μmo l/ Iの投与量レベルか必要であった。
(C) (A)で得たリング寄生虫の培養物を3ml容積で別々のフラスコに分 配した。異なる培養物を6時間、化合物1−に1001Z@O1,/ I鉄結合 濃度で、第1寄生虫サイクルの間の異なる段階でさらし、キレータ−を含有しな い対照をやはり用いた。各6時間パルスの終わりで、全ての培養物をRPM11 640中で2回洗浄し、ベレットを完全培地に再懸濁17だ。40時間で、」− レータ−にいずれの時間にもさらさなかった培養物からの細胞か分裂シゾントを 含んでいたとき、トリチウムを含むヒボキサンチンを全ての培養物の培地に加え た。寄生虫の5+i長はさらに42時間(第2ザイクルの間)、65時間(第3 サイクルの間)および84時間(第4サイクルの間)後に調へた。化合物1の各 パルスは別のフラスコ内で2回行った。形態学的には、培養物の同調性は明らか に第3の寄生虫サイクルの間で失われた。
寄生虫の発育のリングおよびトロホゾイト段階の間で寄生虫を化合物1にさらす と、成長抑制は最小であることが分か一つだ。第1サイクルの間では、6−12 、t 2−1.8および18、−24時間、化合物1と共に培養した寄生虫はそ れぞれ0%、il、4%および0%の成長抑制を示し、第2サイクルの間では、 そして第3サイクルの間ではそれぞれ0%、12%および0%の成長抑制であっ た。さらに、これらの培養物から得た寄生虫と未処理寄生虫との間に形態学的な 差異は見られなかった。他方、寄生虫成長のンゾント段階の間(24−30時間 )の化合物1を用いた培養は旦、工alciparumの成長に抑制効果をもた らし、第2および第3サイクルの間では38%および30%の成長抑制を示した 。形態学的には、これらの培養物には変性形と若いリング寄生虫とが混ざってお り、これは赤血球の再転換を証明している。従って、化合物1の効果は寄生虫成 長の初期のシゾント段階の間で最高となることが分かる。しかしながら、(A) で用いた連続処理とは異なり、異なる段階での化合物の効果を比較するために6 時間パルスを用いたことが、より低いレベルの抗マラリア効果を導くことになっ た。
MEN、細胞のクローン585を、Peto等、B r、J、 Ha ema  t o 1..1983、旦4,623+、二記載のように、ウシ胎児血清13 %v/v、ゲンタマイシン25μl/ml、グルタミン1.9mMおよびソアミ ノブリン2%を補充したRPMI中、37℃の懸濁培養物中で成長させた。培養 物を5%の二酸化炭素を含む雰囲気中に維持し、そして確実に細胞が絶えず対数 的成長期にあるように3−4日ごとに1−2XlO″/mlの接種濃度で接種し た。これらの条件の下で、細胞成長の倍増時間は30−36時間であった。
10m1の細胞懸濁液を50m1フラスコ内で、表に示す10種のキレータ−の それぞれ50μ■ol/lと共に、50u鳳o1/I鉄結合濃度で培養し、対照 はキレータ−を含まないものを用いた。400μlのアリコートを各2つ、成長 を評価するために次の4日間、24時間間隔で取り出した。実験は別に3回繰り 返した。
それぞれの初期細胞濃度は2−3X10’細胞/mlであった。細胞の成長は光 学顕微鏡を使用して培養物を検査することによりおよび細胞を数えることにより 評価した。各実験の同様々な時間において、400μIの培養物を19.6ml の1sotonに加え、そして粒子の数を、限界値20および減衰0. 4に設 定したコウルター(Cou I t e r)カウンターZnを使用して数えた 。
様々なキレータ−のMEL細胞成長への30時間後の影響を、実施例2(A)に 記載の方法を用いた50μmol/ Iの鉄結合濃度での同じキレータ−による 同様な時間の後に得られる影響と比べた。結果は図2に示す。化合物2.3.4 .5.6.9および10はMEL細胞およびP、falciparumの成長を 抑制し、最小の成長抑制がそれぞれ80%および70%であることが分かった。
化合物7および8はMEL細胞またはP、faleiparumの成長にほとん ど抑制効果を持たなかった。これらの2つのキレータ−のグループを共に調べた ところ、各キレータ−の両種の細胞に得られる成長抑制程度の間に接近した直線 的相互関係(r=0.978)が見られた。化合物1は、MEL細胞の成長に有 意な抑制効果を持たない(く10%)が、同時にP、falciparumの成 長には著しい抑制効果を持つ(〉75%)ただ1つの化合物であるという点で、 他の全てのキレータ−と区別される。10種のキレータの成長抑制のこのパター ンは別の3回の実験で示された。
P、 falciparumの成長抑制率平成 5年 7月 9日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.鋏依存性寄生虫に起因する症状の治療用薬剤の製造への下記式(I)の3− ヒドロキシビリジン−4−オン、および任意にその生理学的に許容される塩およ び/またはプロドラッグの用途: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1は水素、C1−3脂肪族炭化水素基、2−ヒドロキシエチル、およ びた.だ1つのカルボキシ、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくは N−エチルスルファモイル基によって置換されたC1−4脂肪族炭化水素基、お よび1−または2−位置でカルボキシ、スルホ、スルファモイルまたはN−メチ ルもしくはN−エチルスルファモイル基によって置換されたおよび2−位置でヒ ドロキシ基によって置換されたエチル基から選はれ、R2、R3およびR4はそ れぞれ別に水素、C1−3脂肪族炭化水素基、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキ シエチル、2−ヒドロキシエチル、メトキシメチル、ただ1つのカルボキシ、ス ルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エチルスルファモイル基に よって置換されたC1−4脂肪族炭化水素基、1−または2−位置でカルボキシ 、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エチルスルファモイル 基によって置換されたおよび2−位置でヒドロキシ基によって置換されたエチル 基から選ばれ、ただし、第1に、R1ないしR4のうちの1つはただ1つのカル ボキシ、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN−エチルスルファ モイル基によって置換されたC1−4脂肪族炭化水素基であるか、または1−も しくは2−位置でカルボキシ、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしく はN−エチルスルファモイル基によって置換されたおよび2−位置でヒドロキシ 基によって置換されたエチル基であり、第2に、R2またはR5のいずれかは水 素以外の基であり、そして第3に、R1ないしR4に存在する水素以外の原子の 総数は8以下である)。 2.R1がメチル、エチルおよびカルボキシ置換メチル、エチル、イソプロピル またはプロピル基から選ばれ、そしてR2、R3およびR4はそれぞれ別に水素 、メチル、エチルおよびカルボキシ置換メチル、エチル、イソプロピルまたはプ ロピル基から選ばれる、請求項1に記載の用途。 3.R1がカルボキシ、スルホ、スルファモイルまたはN−メチルもしくはN− エチルスルファモイル置換基を含む基である、請求項1または2に記載の用途。 4.R1ないしR4の炭素、窒素、酸素および硫黄原子の総数が5、6または7 である、請求項1ないし3のいずれかに記載の用途。 5.R3およびR4がそれぞれ水素である、請求項1ないし4のいずれかに記載 の用途。 6.3−ヒドロキシピリジン−4−オンの置換基が1つのメチルまたはエチル基 および1つのカルボキシメチル、2−カルボキシエチルまたは3−カルボキシプ ロピル基よりなる、請求項1ないし5のいずれかに記載の用途。 7.式(I)の化合物が3−ヒドロキシ−2−メチル−1−(2−スルファモイ ルエチル)−ピリジン−4−オン、3−ヒドロキシ−2−メチル−1−(2−N −メチルスルファモイルエチル)−ピリジン−4−オンまたは1−(2−N−エ チルスルファモイルエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルピリジン−4−オン である、請求項1に記載の用途。 8.式(I)の化合物が3−ヒドロキシ−2−メチル−1−(2−スルファモイ ルエチル)−ピリジン−4−オンである、請求項1に記載の用途。 9.式(I)の化合物が1−カルボキシメチル−3−ヒドロキシ−2−メチルピ リジン−4−オン、1−(2−カルボキシエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチ ルピリジン−4−オン、1−(2−カルボキシエチル)−2−エチル−3−ヒド ロキシピリジン−4−オンまたは1−(3−カルボキシプロピル)−2−メチル −3−ヒドロキシビリジン−4−オンである、請求項1に記載の用途。 10.式(I)の化合物が1−(2−カルボキシエチル)−3−ヒドロキシ−2 −メチルピリジン−4−オンである、請求項1に記載の用途。11.薬剤がマラ リアの治療に用いるためのものである、請求項1ないし10のいずれかに記載の 用途。 12.1−カルボキシメチル−3−ヒドロキシピリジン−4−オン、1−(2− カルボキシエチル)−3−ヒドロキシピリジン−4−オン、1−カルボキシメチ ル−3−ヒドロキシ−2−メチルピリジン−4−オンおよび1−(2−カルボキ シエチル)−3−ヒドロキシ−2−メチルピリジン−4−オンの特定の化合物を 除いた請求項1で定義した式(I)の3−ヒドロキシピリジン−4−オン。 13.3−ヒドロキシ−2−メチル−1−(2−スルファモイルエチル)ピリジ ン−4−オン、3−ヒドロキシ−2−メチル−1−(2−N−メチルスルファモ イルエチル)ピリジン−4−オンまたは1−(2−N−エチルスルファモイルエ チル)−3−ヒドロキシ−2−メチルピリジン−4−オンである、請求項12に 記載の化合物。 14.1−(2−カルボキシエチル)−2−エチル−3−ヒドロキシビリジン− 4−オンまたは1−(3−カルボキシプロピル)−2−メチル−3−ヒドロキシ ピリジン−4−オンである、請求項12に記載の化合物。 15.請求項1ないし10のいずれかで定義した式(I)の3−ヒドロキシピリ ジン−4−オンと生理学的に許容される希釈剤または担体とを含む、鉄依存性寄 生虫に起因する症状の治療用薬剤組成物。 16.鉄依存性寄生虫に起因する症状を示す患者に、治療に有効な量の請求項1 ないし10のいずれかで定義した3−ヒドロキシピリジン−4−オンを投与する ことを含む、上記患者の治療方法。
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