JPH0650727B2 - 半導体薄膜 - Google Patents

半導体薄膜

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JPH0650727B2
JPH0650727B2 JP60049232A JP4923285A JPH0650727B2 JP H0650727 B2 JPH0650727 B2 JP H0650727B2 JP 60049232 A JP60049232 A JP 60049232A JP 4923285 A JP4923285 A JP 4923285A JP H0650727 B2 JPH0650727 B2 JP H0650727B2
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semiconductor thin
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photolysis
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信弘 福田
誠 小長井
順久 北川
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三井東圧化学株式会社
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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    • H01L21/02532Silicon, silicon germanium, germanium

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は半導体薄膜に関し、特に高い導電率を有する弗
素系非晶質シリコン膜に関する。
〔背景技術〕
弗素系非晶質シリコン膜はその優れた膜性能のために最
近よく研究されており、その用途は太陽電池、感光ドラ
ム、イメージセンサー等の種々の薄膜半導体装置に開け
ている。これらの半導体装置の性能を向上させるために
は、装置を構成する要素たる半導体薄膜の性能をまず向
上させねばならない。この性能の一つにn型の導電型を
付与する不純物の導入(以下不純物ドーピングと称す)
による価電子制御がある。たとえば、n型の不純物ドー
ピングによりn型の導電型を与え、不純物量や薄膜の作
製条件等によりこの導電度の大きさを制御するものであ
る。
従来技術においては、不純物量、作製条件、作製方法な
どをいろいろと変化させることが試みられたが導電度は
高々数S/cmの程度であった。すなわちこの導電度を大
きくすることが大いに要求されていたにもかかわらず、
これを達成することはできなかった。
本発明は新しい薄膜形成物質を用いる光分解法によりこ
の問題を解決しようとするものである。
〔発明の開示〕
本発明はシリコン−弗素結合を有する化合物を水素の共
存下に紫外線を照射し、光分解により基体上に形成した
半導体薄膜である。また、本発明においてはシリコン−
弗素結合を有する化合物がSiHnF4-n(n=1〜3の整
数)である。また、本発明においてはシリコーン−弗素
結合を有する化合物が水素で希釈されて光分解反応器に
送入されるものである。また、本発明においてはシリコ
ン−弗素結合を有する化合物、水素およびホスフィンを
含むガスを光分解するものである。また、本発明におい
ては紫外線は低圧ランプを光源として照射されることが
好ましい。光分解反応は水銀増感法により低圧水銀ラン
プを光源として行われることが好ましい。
本発明に用いるシリコン−弗素結合を有する化合物は一
般式SiHnF4-n(n=1〜3の整数)で表されるものであ
る。すなわち、SiHF3、SiH2F2およびSiH3Fで表される化
合物であり、それぞれトリフロロシラン、ジフロロシラ
ンおよびモノフロロシランと称せらるものである。以下
これらを単にフロロシラン類と総称する。これらは単独
または混合状態で用いることができるが、薄膜の作製に
おいては単独の方が用いるに容易であり、また、得られ
る薄膜の性能も一定する。
本発明において、フロロシラン類は水素の共存下すなわ
ち水素で希釈された状態で紫外線照射し光分解される。
水素での希釈度合についてはフロロシラン類の堆積の2
倍以上、好ましくは3倍以上、特に好ましくは4倍以上
が用いられる。フロロシラン類ははじめから水素で希釈
されていて光分解反応器に送入されてもよいし、光分解
反応容器の中で前記の希釈度合を満足するように水素を
添加し容器中で混合することもできる。後者の場合にお
いては希釈度合は水素のフロロシラン類に対する光分解
反応容器への供給流量比がそれぞれ2倍以上、好ましく
は3倍以上、特に好ましくは4倍以上となればよい。
本発明において、得られる膜はn型の不純物ドーピング
が可能である。n型の不純物であるところのV属のリン
化合物たとえばホスフィン(PH3)を光分解反応時にフ
ロロシラン類と共存させることによりn型の導電度を与
えることができる。ドーパントたるホスフィン/フロロ
シラン類の容積パーセントは0.01%−10%で充分低抵抗
のn型膜を得る。実施例に示すようにn型の不純物の容
積パーーセントが0.5%以下と低い場合にも充分高い導
電度のn型膜を得ることができることは本発明の特徴の
一つである。
光分解反応は水銀ランプ、希ガスランプ、水銀−希ガス
ランプ等が用いられる。これらの内でも特に水銀ランプ
の一種である低圧水銀ランプを用いることが実用上便利
である。
光分解反応は直接的または増感剤を介して間接的に行う
ことができる。これも実用的な観点から水銀を増感剤と
する水銀増感法が効果的に用いられる。
薄膜が形成される基体の温度は400℃以下と比較的低温
でよい。基体の温度が250℃以下のさらに低温の条件に
おいて薄膜の導電度が極めて向上することは本発明のさ
らなる特徴の一つである。基体の温度の低下と共に光学
バンドギャップは大きくなり2eVを越える。これにもか
かわらず得られる膜の導電度は低下するどころか大きく
なることは本発明のさらなる優れた特徴の一つである。
光分解反応時の反応圧力、フロロシラン類およびn型の
不純物等の原料ガス流量、水銀溜の温度等についてはつ
ぎに示す成膜速度以外特に限定される条件はなく従来技
術における条件を用いて行われる。これらの条件は当然
のことながら薄膜の成膜速度に影響を与えるものであ
る。本発明を有効に実施するためには成膜速度を小さく
することが好ましい。高い導電度を得るためには成膜速
度は1Å/秒、好ましくは0.1Å/秒以下におさえられ
る。この成膜速度は基体の温度にほとんど影響されない
ので、その制御が容易であるということも本発明のさら
なる優れた特徴の一つである。
〔発明を実施するための好ましい形態〕
つぎに本発明の実施の態様についてしるす。光透過窓、
基体導入手段、基体保持手段、基体加熱手段、ガス導入
手段、真空排気手段を少なくとも有する光分解反応器に
基体を設置し真空排気下基体を100-300℃に加熱する。
原料ガスの導入にあたりその一部を水銀溜を経由させて
該反応器に導入する。水素を原料ガス流量の2倍量以上
同時に導入する。真空排気手段で該反応器の圧力を10To
rr以下として、低圧水銀ランプを点灯し反応を開始す
る。同ランプ点灯と共に薄膜の形成がはじまるので成膜
速度を考慮にいれて必要膜厚になる時間において同ラン
プを消灯する。また、膜厚モニターによって膜厚を計測
しつつ成膜時間を決めることもできる。光分解反応器の
光透過窓に高沸点油を塗布しておくことにより、光透過
窓への膜形成を抑えることができる。
本発明により得られる半導体薄膜は導電度が50S/cmを
越える低抵抗膜であり、かつ、光学バンドギャップは1.
8−2.2eVを有するところに特徴がある。これらの低抵抗
膜は基体の温度が250℃以下で形成されるものであり、
半導体薄膜や半導体装置の低温形成を目指している半導
体装置の製造分野において極めて有用な技術を提供する
ものである。
以下実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例 第1図に示すところの紫外線透過窓1、基体導入手段
2、基体保持手段3、基体加熱手段4、ガス導入手段
5、真空排気手段6を有する光分解反応器7を用いる。
基体導入手段2を用いて膜付のための基体8であるとこ
ろのガラス板を基体保持手段に設置する。真空排気手段
で真空排気しつつ基体加熱手段により基体を200℃に加
熱した。ついでジフロロシラン/ホスフィン/水素を10
0/0.2/200−700の流量比で導入し、真空排気手段に設
備されている調節弁9で2Torrの圧力に保持する。導管
10より導入されるジフロロシランの内の一部を約40℃に
加熱された水銀溜11の上を通過させて導入する。なお、
13はホスフィン、14は水素の導入管である。基体の温度
および光分解反応器内の圧力が一定となった時低圧水銀
ランプ12を点灯し、膜厚が約5000Åになった時に消灯す
る。水素/ジフロロシランの流量比を2、3、5および
7に変化させた時の導電度および光学バンドギャップを
第2図に示した。水素/ジフロロシランの流量比が約4
以上において導電度は20S/cmを越え、特に水素/ジフ
ロロシランの流量比が5の時には導電度50S/cmで、光
学バンドギャップ1.98eVを有すn型の半導体薄膜を得る
ことができた。
このように、200℃と低い基体の温度において高い導電
度を達成できる本発明は半導体装置の製造の低温化に極
めて有効な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための光分解反応器の模式図
である。 第2図は本発明の実施例の結果を示すグラフである。横
軸は水素/ジフロロシランの流量比を、縦軸は導電度
(a)および光学バンドギャップ(b)をしめす。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン−弗素結合を有する化合物、水素
    およびホスフィンを含むガスを紫外線照射し、光分解に
    より基体上に形成したn型の半導体薄膜。
  2. 【請求項2】シリコン−弗素結合を有する化合物が SiHnF4-n(n=1〜3の整数)である特許請求の範囲第
    一項記載のn型の半導体薄膜。
  3. 【請求項3】シリコン−弗素結合を有する化合物が水素
    で希釈されて光分解反応器に送入される特許請求の範囲
    第一項記載のn型の半導体薄膜。
  4. 【請求項4】紫外線は低圧水銀ランプを光源として照射
    される特許請求の範囲第一項記載のn型の半導体薄膜。
  5. 【請求項5】光分解反応は水銀増感法により低圧水銀ラ
    ンプを光源として行われる特許請求の範囲第一項記載の
    n型の半導体薄膜。
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