JPH0650716A - リニア型光ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造 - Google Patents

リニア型光ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造

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Publication number
JPH0650716A
JPH0650716A JP20786792A JP20786792A JPH0650716A JP H0650716 A JPH0650716 A JP H0650716A JP 20786792 A JP20786792 A JP 20786792A JP 20786792 A JP20786792 A JP 20786792A JP H0650716 A JPH0650716 A JP H0650716A
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JP
Japan
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optical fiber
light
measuring
absolute position
reflected
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Pending
Application number
JP20786792A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tamura
健一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はリニア型光ファイバ絶対値検出器の
光ファイバ構造に関し、特に、1本の測定用光ファイバ
を測定用光と参照光に共用し、光分岐結合器を省略する
ことを特徴とする。 【構成】 本発明によるリニア型光ファイバ絶対値検出
器の光ファイバ構造は、測定用光ファイバ(2)の端面(2A
a)から反射した反射光を参照光(3a)とし、測定用光(2b)
と参照光(3a)を測定用光ファイバ(2)内に案内して干渉
波(1a)を得る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリニア型光ファイバ絶対
位置検出器の光ファイバ構造に関し、特に、1本の測定
用光ファイバを測定用光と参照光に共用し、光分岐結合
器を省略するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のリニア型
光ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造としては、
一般に、図4で示す構成が採用されていた。すなわち、
図4において符号1で示されるものは測定用光ファイバ
2が接続された光分岐結合器であり、この測定用光ファ
イバ2には参照用光ファイバ3が接続されていると共
に、この参照用光ファイバ3の端部3aの近傍位置に
は、固定反射鏡4が設けられている。
【0003】前記測定用光ファイバ2の端部2Aの近傍
位置には、コーナキューブプリズム等の移動反射鏡5が
設けられ、この移動反射鏡5は直線移動するロッド6の
端部6aに設けられて位置している。
【0004】従って、前述の構成において、測定用光フ
ァイバ2から発射された光2aは、移動反射鏡5で反射
し、測定用光2bとして光分岐結合器1に入射する。ま
た、参照用光ファイバ3の端部3aから発射した光3b
は固定反射鏡4で反射して参照光3cとして光分岐結合
器1に入射する。
【0005】この光分岐結合器1に入射した測定用光2
bと参照光3cとは、干渉波1aとして取り出され、こ
の干渉波1aに基づいてロッド6の絶対位置を検出する
構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のリニア型光ファ
イバ絶対位置検出器の光ファイバ構造は、以上のように
構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、光分岐結合器1に接続された参照用光ファイ
バ3を介して参照光3cを得ているため、構造の小型
化、簡略化及び低コスト化が不可能であった。また、こ
の光分岐結合器1は温度によりその分岐比に大きい変動
があり、特性が安定していなかった。また、光分岐結合
器1の分岐により光量が半分となり、感度が低下する。
また、干渉波1aにおける大きい課題は、いわゆる「ゆ
らぎ」であるが、各光ファイバの条件が完全に同一でな
いためにこのゆらぎが発生し、検出特性に悪影響を与え
ていた。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、1本の測定用光ファイバを
測定用光と参照光に共用し、光分岐結合器を省略し、安
定した検出特性を得るようにしたリニア型光ファイバ絶
対位置検出器の光ファイバ構造を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるリニア型光
ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造は、測定側光
ファイバからの光をロッドと共に直線移動する移動反射
鏡で反射させて得た測定用光に基づいて、前記ロッドの
絶対位置を検出するようにしたリニア型光ファイバ絶対
位置検出器の光ファイバ構造において、前記測定用光フ
ァイバの端部の切断面から反射した反射光を前記測定用
光に対する参照光とし、前記測定側光ファイバを測定用
光と参照光の共用とする構成である。
【0009】
【作用】本発明によるリニア型光ファイバ絶対位置検出
器の光ファイバ構造においては、測定側光ファイバから
の光が移動反射鏡で反射することにより測定用光が得ら
れ、この測定側光ファイバの端面で反射した反射光を参
照光として用い、光分岐結合器を用いることなくこれら
の各光を用いて干渉波を得ているため、参照光を100
%干渉波として用いることができ、ゆらぎのない安定し
た検出特性を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるリニア型光フ
ァイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造の好適な実施例
について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等
部分には同一符号を付して説明する。図1から図3は本
発明によるリニア型光ファイバ絶対位置検出器の光ファ
イバ構造を示すものである。
【0011】図2及び図3において符号2で示されるも
のは測定用光ファイバであり、この測定用光ファイバ2
の端部2Aは切断して構成されている。この測定用光フ
ァイバ2の端部2Aのガラスの切断面2Aaは反射面
(図示せず)が形成されていると共に、光2aを発射す
ると、そのうちの4〜5%が反射して参照光3aを得る
ことができるように構成されている。
【0012】前記光2aのうち94〜95%は、コーナ
キューブプリズム等の移動反射鏡5に達し、そのうち1
0〜15%が反射し、測定用光2bとして測定用光ファ
イバ2内に戻るように構成され、前述の参照光3aと測
定用光2bとにより干渉波1aを測定側光ファイバ2内
で得るように構成されている。
【0013】前記測定用光ファイバ2、移動反射鏡5及
びロッド6は、図1で示すリニア型光ファイバ絶対位置
検出器のケーシング20内に設けられており、前記移動
反射鏡5を有する移動体21は、一対の支持体22,2
3間に固定された案内ロッド24に沿って直線移動可能
に構成され、このロッド6が、この移動体21に接続さ
れている。
【0014】前記支持体22に設けられた集光レンズ2
5には前記測定側光ファイバ2からの光2aを案内する
ように構成され、測定用光2bも集光レンズ25を介し
て測定側光ファイバ2に案内されるように構成されてい
る。
【0015】従って、前述の構成において、測定側光フ
ァイバ2からの光2aが移動反射鏡5で反射することに
より測定用光2bが得られ、この測定側光ファイバ2の
切断面2Aaで反射した反射光は参照光3aとして用い
られ、各光2b,3aを用いて測定側光ファイバ2内で
干渉波1aが得られ、この干渉波1aを利用してロッド
6の絶対位置が検出される。
【0016】
【発明の効果】本発明によるリニア型光ファイバ絶対位
置検出器の光ファイバ構造は、以上のように構成されて
いるため、次のような効果を得ることができる。すなわ
ち、1本の測定側光ファイバのみを用いて測定用光及び
参照光を案内して干渉波を得ると共に、従来の光分岐結
合器を用いる必要がないため、構造の小型化及び簡略化
による低コスト化を達成できる。また、光分岐結合器を
用いないため、分岐比の変動がなく、特性の大幅な向上
が得られる。また、光分岐結合器を用いないため、従
来、参照光を100%として干渉波用に用いることがで
き、検出効率が向上する。また、干渉波における課題は
「ゆらぎ」であったが、1本の光ファイバのみであるた
め、この「ゆらぎ」の発生がなく、安定した干渉波を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニア型光ファイバ絶対位置検出
器の光ファイバ構造を示す断面図である。
【図2】図1の概略説明図である。
【図3】図2の要部の拡大図である。
【図4】従来の構成を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1a 干渉波 2 測定側光ファイバ 2a 光 2b 測定用光 2A 端部 2Aa 切断面 3a 参照光 6 ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定側光ファイバ(2)からの光(2a)をロ
    ッド(6)と共に直線移動する移動反射鏡(5)で反射させて
    得た測定用光(2b)と参照光との干渉波(1a)に基づいて、
    前記ロッド(6)の絶対位置を検出するようにしたリニア
    型光ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造におい
    て、前記測定用光ファイバ(2)の端部(2A)の切断面(2Aa)
    から反射した反射光を前記測定用光(2b)に対する参照光
    (3a)とし、前記測定側光ファイバ(2)を測定用光(2b)と
    参照光(3a)の共用とするように構成したことを特徴とす
    るリニア型光ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構
    造。
JP20786792A 1992-08-04 1992-08-04 リニア型光ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造 Pending JPH0650716A (ja)

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JP20786792A JPH0650716A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 リニア型光ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0650716A true JPH0650716A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16546867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20786792A Pending JPH0650716A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 リニア型光ファイバ絶対位置検出器の光ファイバ構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0650716A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11110673A (ja) * 1997-07-31 1999-04-23 Litton Syst Inc 非音響型光圧力センサーまたは非音響型光圧力センサーのtdm(時分割多重送信)アレイを用いた圧力計測装置とその方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11110673A (ja) * 1997-07-31 1999-04-23 Litton Syst Inc 非音響型光圧力センサーまたは非音響型光圧力センサーのtdm(時分割多重送信)アレイを用いた圧力計測装置とその方法

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