JPH06506810A - 地上と移動体との間、とくに地上対列車間通信における情報伝送システム - Google Patents

地上と移動体との間、とくに地上対列車間通信における情報伝送システム

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JPH06506810A JP4510450A JP51045092A JPH06506810A JP H06506810 A JPH06506810 A JP H06506810A JP 4510450 A JP4510450 A JP 4510450A JP 51045092 A JP51045092 A JP 51045092A JP H06506810 A JPH06506810 A JP H06506810A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 地上と移動体との間、とくに地上対列車間通信における情報伝送システム 技術分野 本発明は地上と移動体との間の情報伝送の分野に関する。また、とくに本発明は 地上と移動する鉄道車両、機関車、客車ないし貨物列車、個別の鉄道車両との間 の情報伝送に関する。ただし、これらのみには限定されない。
背景技術 このような通信手段はすてに先行技術において公知のものである。
これらの手段は種々の基準によって分類することが出来る。当該手段を分類する 基準のひとつは通信手段の伝達する領域の距離である。
これらの手段の中には、伝達範囲か局所的なものすなわち、数十センチないし数 メートルのものもあり、したかって移動体かごく限られた場所を通過する際にし か利用できない。これらの手段のうち、あるものは従来の光信号システム、ある いは信号扱い所において金属接触ないし誘導ループ線によるその確認などの単方 向性のものである。極超短波や光学式(赤外線)なとの最近の技術によれば、移 動体と「ビーコン(balise)Jの間に双方向性の連絡をつけて伝送速度を 上げることか可能である。
上記のものより伝達範囲か広い通信手段もある。これは主として無線装置である 。移動体の情報交換相手である送受信機(単方向性のものちある)は、天空にあ る場合(通信衛星)と地上にある場合とかある。地上にある場合には、例外的に ではあるが、膨大な情報をもつひとつの局、とくに利用する周波数帯により数キ ロの送達距離を有し、ネットワークを構成する複数局の集合体となっている。
通常、これらの無線連絡網の情報伝送速度は、利用出来る周波数帯か比較的狭い ために限られた速度である。移動体の伝送速度は一般の伝送速度よりさらに低く 内に複数の移動体があって利用できる伝送速度を共用するために限られた速度と なる。
第三種の通信手段は、上記二種類の中間に位置し、そのは局所的でもなく、それ はと広域にわたるものでもない。すなわち、鉄道ないし道路の一区間に及ぶいわ ば直線的伝達距離をもつものがそれである。この場合に利用される手段は、放射 状に延びたケーブル、減衰導波管さらに鉄道の場合にはレールであるが、レール の場合には伝送が単方向となる。
長年の間、局所的通信は単方向性であることを短所としてきた。
最近における技術の進歩により高い伝送速度の双方向性伝送を低コストで実現で きるようになった。ただ伝達距離範囲が狭いという欠点はなお払拭されていない 。第一に、伝達距離外に停止した移動体との間に関連をつけることが出来ない。
このことは、一旦停止した列車に対し再出発の指令を送る場合とくに不都合であ る。たとえビーコンか表示されている場合でも、列車の運転手が当該ビーコンの 内に正確に停車することは困難だからである。第二には、今まさに停止しようと している移動体に対して、交通の流れに添うように、また燃費の経済性に見合う ような速度に復帰する許可を発するためには、局所的ビーコンの数を増加する以 外にない。第三には、ひとつの移動体との間に情報伝送をするために全体か利用 できる伝送速度は、回線か成立した時の伝送速度に比例するだけてなく、その時 の時間にも比例するのである。すなわち、局所的連絡によるの長さならびに後続 する伝達距離域との間の間隔にも比例する。第四にたとえ平均伝送速度が十分て あっても、その時間的に不連続な特質のため、電話なとのように連続性を不可欠 とするような公共事業の場合には一時的に情報を格納すること、すなわち、明ら かに長い応答時間か課せられる。
広域の通信の短所としては、主として二種類のものか数えられる。
第一に、同一の通信連絡網によって結ばれた複数の移動体が、狭い周波数帯によ って限定される伝送速度全体を共用しなくてはならない関係上、一般に一台の移 動体か利用出来る伝送速度は極めて限られたものになる。第二に、伝播障害(樹 木、線路の切り通し、随道)あるいは道路を輻幅させる障害物(丘陵やビル)に より地域によっては通信か困難ないし全く不可能なためにコスト高な信号確認装 置を設置して通信できる状態にしなくてはならない。第三の欠点は、高い変調速 度やある種の変調方式を用いた無線通信を利用する超高速移動体に関わる。すな わち、超高速移動体とのディジタル変調回線を不可能にすることのあるドツプラ ー効果がそれである。
線形伝達範囲による通信の短所は、レールによる伝送の場合には、単方向性であ ることと伝送速度か極めて低いこと、放射ケーブルの場合にはコスト高であるこ と、その周波数領域かさらに限られているために(今日の技術ではI GHzを 大幅に越えることは難しい)ケーブルを利用しているこの特殊アンテナを通して の広域通信が出来ないこと(たとえば、人工衛星を通して随道内で信号確認する こと)、またスリット導波管の場合にはコスト高であるであることである。
発明の開示 本発明は、各移動体と高い情報伝送速度で、またある場合には連続する伝達距離 で、かつまた控え目のコストで地上と移動体との間の通信を可能にすることを目 的とする。
本発明の目的は、通常は局所的通信に供せられる極超短波のような極超短波のビ ーコンを利用する地上対移動体の通信システムであって、移動体が移動する方向 に通ル距離を広げること、その移動方向のが移動方向に垂直の方向よりもはるか に大きなアンテナないし他の放射装置を移動体に搭載すること、またさらには、 伝達距離が連続するビーコンとビーコンとの間隔に達する、ないしこれを越える 場合でも、移動体の移動中は連続して連絡することすら可能にすることを特徴と するものを提供することにある。
本発明のいまひとつの目的は、当該地上対移動体通信システムにとくに適合した 移動体伝達範囲にある種々のビーコンとビーコンとの間の通信システムを提供し 、かつ最良の条件下で利用可能な通信源を共用すること、ならびに通信節点中心 と、移動体アンテナによる伝達距離範囲内の複数ビーコンとの間の情報通信を可 能にすることにある。
約言すれば、本発明は、現在の直線伝達距離による通信の技術水準においては、 おのおの地上と移動体に属している役割を逆転させるようなシステムに関する。
すなわち、多少なりとも規則的な間隔で十分に単純なビーコン(本発明の第二の 主体を構成する通信網で連絡)を坦持するのが地上側であり、また、たとえば、 列車の全長にわたって設置した放射ケーブルないしスリット導波管のような大型 のアンテナとを結ぶ送受信機一式を搭載し、かつ当該アンテナを通し、ビーコン 間の距離かアンテナ長以下の場合には全体中の少なくともひとつの局所ビーコン と接触し、また当該距離がアンテナ長を越える場合には、移動体と地上との間に 高い伝送速度を可能にするに十分な路上到達距離に応じて、連続でなくともひと つの通信連絡を確立するのが移動体の側である。ひとつのビーコンは一時にはひ とつの移動体としか接触できないので、複数のビーコンを結ぶ地上網に制限がな い限りは、一台の移動体に保証される伝送速度が別の移動体に保証される伝送速 度を妨げるような伝送速度となることはない。
本発明は好適な実施態様ならびに若干の変更態様を参照することによってよりよ く理解されるであろう。ただし、当該態様は本発明を理解するための参考であり 、いかなる意味でも請求の範囲を限定するものではない。
図面の簡単な説明 上記の諸特徴ならびに他の諸特徴と副次的利便の詳細は、参考として本文に添付 した図面を参照しなから説明する実施態様によって明らかになろう。当該図面に おいて、 −′$1図は、複数のビーコンならびに本発明にもとすいて配置した一本のアン テナに接続した読取装置を搭載した列車の運行区間内の中央通信節点と当該ビー コンを連絡する通信網を配備した鉄道の一区間の略図である。
一部2図は、列車に搭載し、かつ本発明にしたかつて配置されるアンテナとして の用をなすスリット導波管の詳細図である。
−第3図は、スリット導波管を動力車および/または列車の各車両のケースの下 に固定する固定方法の詳細図である。
−第4a、4bおよび4c図は、列車の隣接する各車両内の導波管と導波管を接 合する3つの可能的実施態様の詳細を示した図である。
−第5図に示すのは、アンテナ/導波管を取纏めて二つの集合体とし、それぞれ が列車の半分ずつを分担し、連続通信の場合に一つのビーコンから次のビーコン への移行に協調性をもたせることを可能にするような配置である。
・ −第6図に図解するのは、複数のビーコン、また場合によっては転轍制面器 のような他の装置を連結し、節点と節点を繋ぎ、またこれらの節点を送信節点中 心に繋ぐネットワークの構成である。
−第7図は一節点(noeud)の構造を表わしたものである。
発明を実施するための最良の形態 実施例として列車を取り上げた移動体にはひとつの1読取装置1を搭載する。当 該r読取装置1は、セ・ジェ・アーアシュ・べ・ニス(CGA−HBS)社(ハ ムレット・システム(systeme Hamlet)) 、フィリップス(P hilips)社(プレミツド・システム(system Premid) ) 、マル:l−−1−(Marconi)社(テレパス・システム(system  Te1epass) )ないしアムテック(Amtech)社が、主として自 動通行料金徴収ないしコンテナ識別を目的として提案しているr読取装置(le cteur) Jである。当該r読取装置1は移動体の下部に設置されるもので ある。
本発明の場合には「読取装置1と呼称はしても、以下に示す機能を交互に果たす ものである。すなわち、当該読取装置は列車/地上の方向に通信することを目的 として通常搬送波の振幅を変調する。鉄道線に装備し行先を列車とするビーコン 内で読み取られるまでのメツセージの内容を読み取るために、読取装置は非変調 極超短波をビーコンに当てる。当該ビーコンはその一部を反射し、反射波の振幅 を変調(シフトレジスタのように記憶内容により変調アンテナか短絡)、また周 波数ないし大抵の場合位相を変調し、あるいはその他の態様で変調する。
」1記の読取装置の代表的伝送速度は500 kbit/sであり、場合によっ てはI Mbit/Sに達することもあるが、非変調照度を必要とするビーフン の応答かビーコンへのメツセージの伝達と時を同じくしておこなわれない限り、 双方向伝送速度は半分に過ぎない。さらに低い伝送速度とするシステムもあるか 、その場合の主目的はビーコンか消費する電力を低減することにあり、本発明の 通信システムの場合にはあまり重要でない要素である。本発明ては、はとんとの 場合、複数のビーコンから地上通信システムへの遠隔通信か可能である。
’!’!1図を参照しながら説明する。線路■、と■、かあり、おのおの二本の レール「1とr2かある。bのように一本のアンテナをもつ複数のビーコンは、 レールを跨ぐ二本の枕木tの間もしくは一本の枕木上に設置しである。移動体に 搭載された読取装置りは移動体の下部に設置した導波管に連結されている。まず 、移動体か貨物列車を連結した長さ12Inの機関車の場合を考える。また、移 動体のアンテナは当該移動体の長軸方向、ケースの下にあるスリット導波管G、 0゜とじてあり、そのは伝達距離は15mとする(すなわち、導波管の両側より 1.5cmずつ長い)。つまり、移動体か移動する際にその下に来る局所ビーコ ンbとの連係はその到達距離15mにわたって可能であると想定する。
機関士による列車停止精度が±5mであるとすると、伝達距離が15mのアンテ ナにより機関士は、再出発の許可を受けられることを確信しなから当該ヒーコン 上に列車を停止させることが出来る。
いまここて、機関車のケース下に設置した通常の「局所的1アンテナにより当該 ビーコンの両側1.5mの距離でしかデータ交換することか出来ないものと仮定 しても、 15mのアンテナによって5倍のデータ量をやり取り出来ることが解 る。相続く二つのビーコンの間隔か = 200 mであり、また域内の平均伝 送速度が256 kbit/sであるとすると、一定速度で運行する列車の到達 可能平均伝送速度は、当該運行速度の如何に関係なく 256 kbit/sと なる。電話での会話に16 kbit/sの伝送速度が必要と仮定すると、機関 士は二つのビーコン間の伝達距離範囲外を運行するに必要な時間に等しい通信の 遅れを受け入れることにより地上の制御装置と連絡を保つことが出来ることか解 る。運行速度を100 km/hとした場合には、この遅れが6.6秒となる。
今度は移動体か貨物列車を牽引する機関車ではなく、電動車であったと仮定しよ う。全長 ’=+=220mのTGVアトランチツク号の場合を例にとる。また 、この場合のアンテナは列車の全長にわたって伸びるスリット導波管になってお り、したがって、その全長か220mより僅かながら長く、したがい二つのビー コンの間隔は200 mと変わらないものとする。この条件のもとでは、列車は 常時少なくとも一つのビーコン、多くの場合二つのビーコンの上方を通過する。
さらに、同時に伝達距離内に入る二つのビーコン間に干渉か生しる可能性が排除 される理由も理解される。上記の数字を想定したままであると、当該列車は常に 伝達距離内に入っているばかりでなく、常時256 kbit/sの伝送速度を 利用することが出来る。
この伝送速度からすれば、通信遅れはそれほどない状態で15回程度の電話をか けることが出来る、および/または鉄道を利用して相当量のデータを送受信した り乗客に発着時間を知らせたり乗客のために予約を取ったりする鉄道サービスを 提供し、さらにはデータベースとのコネクション、ファクシミリの送信など走る 事務所としての機能を提供することが出来る。また、当該電動列車が長さ各22 0mの二つの列車編成から成る場合には、各列車編成ともに上記のような通信機 能を享受しながら、他の車両ないし他の列車と共用するのはビーコンを中央通信 節αへ繋ぐ地上通信網のみであることも理解出来るのである。
種々のビーコンを(Ni)、(Nj)、(Nk)のような複数の節点に接続し当 該節点間隔を200mとする。当該節点自体はCNTのような中央通信節点と連 絡する一方で、たどえば転轍電動機を制御する(IF)のような鉄道固定設備と も連絡する。
次に第2L!Jを参照しながら説明する。ここに示すのは移動体のアンテナのひ とつの実施態様である。当該アンテナの実施態様は、1986年12月12日付 はフランス特許第2608119号などに記述されているようなジー・イー・シ ー−アルストーム(GEC−ALSTHOM)社か開発した地上/′列車連絡シ ステムIAGOで使用されているようなスリット導波管(Go)の利用にもとず いている(ただし、当該システムにおいては、導波管は鉄道内に設置され、列車 は先行技術による極超短波送受信機に連結した局所アンテナを使用する)。当該 導波管の周波数は2.45 GHz、押し出し成形によるアルミ製で寸法は概略 +0.5 Cm X 5.5 Cm 、鉄道走行方向と垂直にスリット(f)が あけてあり間隔は4.5cm程度である。
次に第3図を参照しながら説明する。これは動力車ならびに各車両のケースの下 でのスリット導波管固定の実施態様詳細を示したもので、固定すると同時に導波 管の保護の役目をも果たしている。スリット(3)をあけた帯鋼(2)によって 安定器の突出部から保護されており、アルミ管でスリット(4)を閉塞しないよ う、またたとえばケース(5)にネジ止めしたホルト(6)を介してケース(5 )の下の管を固定するように工夫されている。帯鋼のスリット端縁部は、第3図 に示すように面取り加工しである。上記2.45 GHzの周波数においては、 導波管か呈する減衰は18 dB/km程度、すなわち列車の長さに対しては4  dBであり、列車の中央部に読取装置を設置し、かつ各長さ110 mの半導 波管をつけた場合には僅か2dBに過ぎない。
動力車ないし付随車のケース下に配備した導波管は剛性のものである。もしくは 、通常車両間通路直下に位置するトグル継ぎ手により連結した列車固定編成とし ているので乗客は付随車と付随車の間を自由に行き来することが出来る。隣接す る付随車の導波管を確実に連結出来るように幾つかの解決策か採用されている。
第4a、4bおよび40図に三種の可能的解決策を図解しである。
これらの解決策のうち第4a図に示す第一のものでは、ある種のレーダー装置に 見られるような柔軟性を具備した導波管を連結部に用いている。当該連結部は柔 軟性のある部分で、場合によっては柔軟部分(sl)と(s2)の二つの部分に 分割し、それぞれを導波管(Go、)と(GO□)に連結する。
第4b図に示す第二の解決策は、場合によっては二つの部分に分離できる同軸ケ ーブルCxを介して隣り合う二つの導波管を接続し、ケーブルの両端は導波管内 で接合され双極子(dl)と(d2)を介して連続する。導波管による伝送と同 軸ケーブルによる通信とのやり取りによる減衰は約0.1dBである。同軸ケー ブル自体による減衰は、I dB/m程度にすぎないので、付随車と付随車との 通18itか所(読取装置を動力車内に設置するような極端な場合)を通過した 後においても十数dBの減衰に留まる。同軸ケーブルを安定器の突出部から保護 するため、旧式の列車に見るような、空圧式列車連結に用いられていた連結ホー スに似た外装内に当該同軸ケーブルを配設しているので有利である。なお当該保 護部は一枚の鋼販で補強している。
第4c図に示す第三の解決策は、TGVのように連結した車両編成の場合に利用 出来るもので、隣接する付随車同志の相対的動きを抑制することにより隣接する 導波管同志のかたつきを抑えている。当該解決策においては、ひとつの導波管が 別の導波管から発する放射のほとんとすべてを取り込むように相互の位置関係に 工夫を凝らしている。そのため、対向する導波管(Go、)と(Go2)の各端 縁部をアルミ部によって延長して円錐台を形成、その小上面を導波管の断面に対 応させ、大下面をその相似変換像としている。
参考として例示した上記の特許においては、速度を安全に計測するためにスリッ ト導波管を利用する方法か示されている。当該計測は、連続する二つのスリット 間の周波数のような周波数のインジェクションによるもので電波は約半波長分だ け移動する。この場合、導波管から程遠からぬ位置にあるアンテナか節点および 振幅の腹部を検出し、当該部を減算することにより走行距離を知ることか出来る (除算した場合の商で速度を知ることが出来る)。読取装置を使用すればこのよ うな可能性を利用することが出来る。もし、通信に用いる2、45 GHzに近 い周波数に加え、2.7GH2付近の周波数をインジェクトするならば、スリッ トのピッチで帰路信号を変調することになる。
列車かひとつはその前方、いまひっはその後方と、同時に二つのビーコンの内に 入るような位置に来た時には、列車/地上方向には電波干渉はない(ただし、こ の場合には二つの別個のビーコンが情報を受信するので、そのうちの一方だけ力 呻央通信節点に到達するようにした方が経済的である)。逆に、読取装置が同一 の非変調周波数を二つのビーコンに当て、かつ当該ビーコンが反射波を変調する 場合には、移動体が受信する二つの電波が干渉しあい情報の受信を困難にする可 能性は高い(ただし、当該読取装置を列車の一端に配置した時には、列車の全長 の二倍の距離に到達したためもっとも減衰した電波が、列車内を数メートル経由 しただけの、より減衰の少ない電波に捕捉される可能性がある)。
このような障害を免れるために幾つかの方法を利用することが出来る。
そのひとつの実施態様が第5図の目的とするところである。
第一の方法は、二つの読取装置t (L、)と(シ、)を利用する方法であって 、当該装置は僅かに異なる波長で発信するので種々の周波数の信号が共存し、そ の受信が妨害されることはないであろう。当該読取装置は列車の中央部(3)に 搭載することになろう。
別の方法は、一台の読取装置を列車の中間部(3)に配備することであろう。こ の場合読取装置は、それぞれが列車の半分に到達するような導波管(G1)と( G、)のいずれか一方を通して発信することができよう。短いメツセージの発信 とそれぞれの応答品質を測定すれば読取装置に二つのビーコンの一方を選択させ ることができる(また、当該読取装置に当該一方が選択されたことを識別させる ことにより、当該列車に宛てたメツセージを中央通信節点から送信させることか 出来る)。
しかしながら、好適な方法はこれらとは別の方法である。すなわち、2.7GH zに近いながら別個の二つの周波数で発信し、少なくともそのいずれかから受信 する方法である。この場合、当該周波数を送った導波管の半分がひとつのビーコ ンの伝達距離となるので速度の連続測定値を受信することになる。時には第一の ビーコンが、時には第二のビーコンが伝達距離に入り、二つのビーコンか伝達距 離に入る時にはオーバラップの状態になるので双方相俟って安全に速度を指示す ることが出来る。新たなビーコンの応答の確認(および関連品質の測定)により 、いかなる時点で二つの導波管のうちの一方を用いて通信したらよいかを決定す ることか出来る。
一つのビーコンの集中的ではあるか散発的な性質、基底帯域における一方から他 方への高い伝送速度での送信を可能にするような間隔て回線全長にわたりビーコ ンを配分すること、与えられた路線上て相法いて走行する二つの列車は一般的に は大抵2キロメートルを越える距離の間隔を取ること、別言すれば、路線上の一 定区間には一列車のみか存在する、という事実、また通信線断線の事態を回避し たいのであれば一定の路線区間にある複数の列車との通信は不可能であること、 ビーコンと連係する通信節点を単純な構造にしたい場合にはビーコンの数か比較 的増加すること、当該節点は転轍制御機や踏切り警報システムのような固定設備 に好適に連結することが出来るか、それなりにビーコンを中央通信節点に連結し なくてはならないような通信に特存な性質のものである、という事実か理解され るのである。これらの理由により、本発明による地上/列車通信システムは、い わば性能とその経済性を保証する適切かつ固存の地上通信システムでもって補完 すると有利である。
上述した内容の詳細については、第6図ならびに第7図を参照しなからひとつの 実施態様として後述する。
したかって短距離極超短波通信は、中央通信節点と一つの路線を運行する複数の 列車全体との間の通信網の1地上/列車飛び越し1要素となるものである。さら に、当該通信網が全体として有用なものとなるためには、極超短波ビーコンの地 上連絡網は、ビーコンの性能水準と見合う性能水準、高い利用可能度ならびに控 え目なコストを約束するものでなくてはならない。さらにまた、路線ないしその 近傍に位置する固定設備、すなわち、地上/列車間電波固定局、踏切り管理シス テム、転轍電動機と転轍制御機、場合によっては電話端末等に関わる他の通信を も引き受けることが可能でなくてはならない。
以下本発明によるものと近いなからも初歩的な節点ループ回線ならびに容量全体 を低くすることが出来る動的な管理にもとずく可能的なひとつの解決策の概略を 述へる。
以下の諸点について順次検討する。
1−システムとしての局面、 2−故障対策ないし仕様変更手順、 3−通信管理、 4−フレーム形式、 5−節点構成。
l−システムとしての局面については、まずビーコンとその配置について若干の 仮定をしなくてはならない。一つのビーコンと中央通信節点(CNT)と称する ものとの間の望ましい回線の伝送速度は、全二重方式による250 kbit/ sと仮定する。この数字は伝送速度か500 kbit/sを越えるような地上 /列車間通信を想定していることになる。当該通信は、半二重通信方式てなされ るからである。
伝送速度は中央通信節点(CNT)回線の伝送速度の二倍を越えるものでなくて はならない。列車とビーコン間の通信データ交換、帰還時間、列車か同時に二つ のビーコン上に来た際、列車かいずれのビーコンを利用するかを決定するための 無駄時間(読取装置1台もしくは安全な速度測定に資する第二の周波数を利用し て素早くこの決定か出来るとしても)を考慮しなくてはならないからである。
この伝送速度は通過域を利用して簡単に得られる。当該伝送速度に制限を加える 要素、すなわち、数年間も持続すると見なされる電池の経済性は、当該回線網に よりビーコンとへ遠隔送信をするなら意味をもたない筈である。
同一線路上の相続く二つのビーコンの間隔は200mと仮定する。
言うまでもなく、全線にわたってこの短さとする必要はないか、200mはT  G Vの車両編成200mの場合の連続伝達距離を保証し、したかって当該連続 性を要求する商業ベースのサービス、たとえば電話サービスなどを提供すること を可能にする最大間隔なのである。
上記の数字からすると、所要回線網は以下のようなまったく尋常でない緒特性に 対応するものでなくてはならない。すなわち、−極めて多数のビーコンを直線状 かつ極めて短い間隔で配置して相互に連係させる、 −ある時点においては、当該ビーコンのうちごく少数のものだけか列車と連絡す る(TGVとTGV間平均距離を20 kmとした場合、複車両編成なら2%、 重車両編成なら1%である。また、機関車と機関車の間隔か3 kmの場合には 、伝達距離は15 m 、すなわち、0.5%)、 一交通のrパターン1を変形させるような高速(360km/hで運行するTG Vの場合ビーコンとの接触時間は僅か2秒、110 km/sで運行し、その導 波管の伝達距離か15mの機関車の場合には、当該接触は0.5秒間)、 m−列車と接触する複数のビーコンの場合には、瞬間伝送速度は極めて高いかも 知れないが、おそらくすべてのビーコンにつき同一伝送速度とななるまい。
一通信網か交通規制/制御の手段である限り、利用可能度について多大の配慮か 必要。
このような諸特質を考慮すると、以下のような特徴をそなえた通信網が考えられ る。すなわち、 一200mごとに一台のビーコン、 −2,04Mbit/sMのIcTNI(M[C・パルス符合変調)通信網、− 二か所の中央通信部点間二重リング通信網、−列車からの直接アドレスにより単 純な節点構造。
a ) 200 m間隔の節点 同一線路上のビーコンどビーコンとの間隔か200 mの場合には(もちろん、 これより大きな間隔も考慮の対象にしなくてはなるまいか)節点間隔を幾つか設 定することか出来る。すなわち、−複線では100m、ただし二列互い違い(三 点形)に配列し接続する、 一任意の線については200m、ただし複線以上の場合には、ひとつの節点と複 数のビーコンとを結ぶ。
−200m超(たとえば、二つのビーコン・グループの中間に一つの節点を設置 する時には400 m 、すなわち、各100 mずつ、またひとつのビーコン ・グループの脇にひとつの節点を配置して200mに位置する二つのグループの 接続をする場合には、600 m )。
解決策は全般にわたるものでなくてはならないから、100 rnという数字を 採用することはできないようだ。
また、400 rnを越えるものを採用することも出来ないだろう。ケーブル布 線か複雑化し、ビーコン・グループ全体の利用度か落ち、また伝達距離400m の高い伝送速度の送受信機−基、伝達距離100mで低い伝送速度の送受信機四 基では、伝達距離200 m、高速伝送速度、さらに節点論理を追加した二基の 送受信機よりもコスト高になるおそれかあるからである。
したかって、ここでは200mごとに一節点を設置するという前提をそのまま採 用する。各節点は単線では一つのビーコン、複線の場合には二つのビーコン、さ らに路線や駅周辺ではそれ以上のビーコン数どなろう。加えて近傍固定設備(地 」−/列車電波固定局、IPOCAλtPEて管理する場合には転轍制御機、な らびに踏切り等)の接続をも管理しなくてはならない。
b ) 2.048 Mbit/sのMICTNI通信網選択の際に重要な要素 となるのは、支持体、すなわち光ファイバーないし銅線である。光ファイバーに は外乱を全く受け付けず容量も大きいという利点かある。ただし、現在の段階で はキロメートル当たりの普及率か、増加傾向にあるとはいえいまだに低く、広く 普及している銅線に及ばないという難点かある。いまひとつの欠点はその通信性 能上実際には強力な節点が必要であり、したがってコスト高になることである。
ありふれた鋼製の支持体、すなわち、径0.4mmのカッドを使用するとなると 、実際面ではMIC通信網のレベルを下げ、TN[通信網の伝送速度を2.04 8 Mbit/sとすることを余儀なくされる。
ただし、連続通信を必要としない回線の場合には、0.4mmの銅製カッドで中 継器と中継器の間の間隔は1800mというのかフランス郵政省の標準規格のな っているので、この線に添うならば経済性のある解決策となるかも知れない。
HDB3中継器(集積回路二基にコイルが付いたもの)のコストは、長さを20 0mに限定した同一伝送速度での通信費の将来コストとの比較から考えて最大限 のコストであると見なすことが出来る。
2.04 Mbit/sの能力かあれば、容量を効率的に管理するという留保条 件をっけなくても、TGV約7車両のうちの各車両に割り当てたとされる容量2 50 kbit/s (もしくは、当該複数車両の若干が複式のものであるなら ばそt1以下)を同時に最大限活用して当該約7車両の接続か可能になろう。平 均間隔が20 kmの場合、MIC通信網により平常時的70 kmの管理が可 能となろう。さらに、その場合には、CNT (中央通信節点、約150 km )の二倍の間隔をとるのか有利であると思われる。ただし、その車両のひとつは 、その先の負荷の一部しか管理しないことか欠点である、しかしながら、その近 接する車両か接触できなくな−っだ複数のビーコンを引き受けることになる。こ のような条件のもとでは、通信網に断線が生した場合最悪でも、−列車に付与で きる容量を172にすればすむ。
上記の議論からずねば、TN[通信網は、その管理を動的に実施すれば、数十キ ロメートルを管理する5−どか出来る。これか許容し得る数字であることは直ち に了解できる。とくに、個々の伝送速度を引上げ、列車と列車との間隔を狭め、 また最長路線区間を管理することにするならば、上記のような制約は容易に排除 できるのである。
つまり管理対象路線区間のサブ区間を従来のMICで直接連結するのである。し たかって、通信は2,018 Mbit/sの伝送速度でできることか理解され る。
C)環状回線(第6図) このように全体的に低い伝送速度は、各節点内において情報全体にアクセスでき る場合に限って、各節点か高い伝送速度を「呼び出す1ことができるような複数 の節点間で効率よく共用することか出来る。これかリング状の構造を選択する理 由であって、当該環状回線内においては各節点か、受けた情報のすへて、場合に よってはこれに修正を加えたもの、ないしこれから抜粋したもの、あるいはこれ に付加した情報を隣接する節点に再送することになる。
当該リングないし環状形態は、何らかの形でループ状としCNTか送信と受信の 双方を管理するようにする。もっとも単純な形式は帰路と往路を同じくすること 、すなわち、トポロジー的に考えるならばループの位相としては往復にただ一線 のみを用いる、というものである。
論理処理の厳密な観点からすれば、帰路の情報か往路で通過した複数節屯のひと つひとつを通過する必要はない。しかしながら、通信および再構成の立場からす れば、有利な構造である。
通信という観点から考えると、r上玉靴1 (ペローの童話に出てくる長靴で一 歩で上玉歩ける)を用いて、たとえば−中継ピッチを1800 mとし、−回ご とに8つの節点を飛び越すような帰路を考えることかできよう。しかしながら、 このようにすると非対称の解決策を採用することになる。さらに、再構成か可能 であるような唯一の複数個所は双方向の通信か利用できる個所ということになる 。つまり、故障が発生した場合回線の重要部分が1盲点1になる可能性かある。
このような構成は受け入れることができない。
したかって、各節点(nj)は双方向通信においては、その二つの近接節点(旧 )と(nk)に連結することになる。逆に、情報は一方向でしか処理されない。
もうひとつの方向は中継器と再構成の機能とを保証することに限定される。
各ビーコンおよび場合によっては各節点を安定化させることは、局所的な故障か 明らかに大した重要性をもたないのであるから、当然不経済であるように見える か、回線断線に対する防護については同様な考え方をするわけにはいなかい。そ れに、このような断線は再発することか十分考えられる。
同一経路を借りて別の回線とするような安定化を考えても余り効果はないようで ある。正常な回線に影響する事態と同様の事態に対しては応急処置も役に立たな いからである。各節点を回線とは別の経路を借りた通信網で保護するやり方、た とえばフランス郵政省の通信網のようなものはほとんど不可能、ないしいずれに しても莫大な費用を必要とする。
好適な解決策は回線を延長部によって保護すること、言い換えれば、回線を両端 縁部から攻め、それぞれを中央通信節点(CNT)に接続することであるように 思われる。このことは、通常の運用状態においては、おのおのか与えられた節点 の接続に役割を果さなくてはならないことを意味しない。そうではなく、回線断 線の際には断線した側と同じ側にある節点全体をCNTに接続することが可能で なくてはならない、というだけのことである。
d)列車からの直接アドレス 通信網の論理構造1幾つかのレベルを区別する。
−一−−回線ならびに他の通信網ないしサーバーへの接続を管理する責任負う中 央通信節点(CNT)、 −地上回線の段階にある1節点1で、通信、再構成ならびにループ内からの情報 の抽出ないしループ内への情報の挿入につき局所的に責任を負う「節点1、 一管理を制御するものとしての1ビーコン1、−情報交換の最終的受は手である 1列車1 (搭載システムないし電話という真正の最終的行先との間の架橋とし て機能するものと考える)。
一列車かひとつのビーコンから次のビーコンへと通過する際に再構成か要求され る場合、この再構成か迅速になされなくてはならなイコト、またオーバーヘッド を少なくしたいことに鑑み、列車に1通話1する時に、わされざCNTかその時 点て接続された節点へも、またビーコンへもアドレスすることなく、当該時点に おける列車の位置に関係なく直接列車ヘアトレスできるような解決策か利便のあ るものと思われる。したかつて列車のビーコンが変わっても、それか通過後のビ ーコンであれ通過中のビーコンであれ、列車自体には関わらない。このようにで きるならば、作業負担が軽減されるほか、とくに処理速度を引上げ、また連続的 なデータの流れを保持しやすくなる。すなわち、このようにすれば、列車はビー コンとの対話を介し、列車に宛てられた情報を傍受しなから節点内で情報を処理 し、列車からのデータをいつ、いかなる場所でインジェクトしたらよいかを知る ことが出来ると思われる。
同様の考え方から、CNTを経由して列車からアドレスすることは可能な限りオ ーバーヘッドを制限するに効果かある。与えられた時点でCNTの管轄に入る列 車の数は僅かであるから、これらの列車に動的に省略番号を割り当てることが考 えられる。
2−故障管理に関しては、下記に説明するようなシステムの再構成を例示する。
すてに述へたところであるが、最適連結構造は折返し式のリング構造とし、その 中で各節点を1度通過することとし、これにより一度は論理処理を実施し、一度 は単純な通信中継器とすることか望ましいと思われる。
また、同しくすでに述へたように、回線断線を保護するために、一本の回線(2 =200kmと想定)から十分離れた二か所の間の節点集合を両端にあるCNT 二基に接続すること、またそのおのおのの管轄域の限界を変えることか考えられ る。
第6図および7図を参照しなからこれらの原理が実際にはとのような形態になる かにつき検討する。
後述するように、第7図に表示するような節点構造について見ることかしばしば 行なわれている。図中の記号についてそれぞれの意味を説明する。
(EC) 左入力 (CB) ループ管理(ED) 右入力 (E)、入力 (SG) 左出力 (S) 出力 (SD) 右出力 (El) エキストラクター/インジェクタ(BD) データバス (BA)  アドレスバス(BT) タイミング (EGD) 動的管理FIFO(先入れ先出し)(R6) 動的ゲート (R8) 静的ゲート (C8) コンパレータ (C2) コンパレータ(NA) 省略番号 (R3) 選別レジスタ (F、E) 入力FIFO(F、 E) :入力FIFO(F、S) 出力FI FO(F、 S) :出力FIFO(A) 注意 (DI):データイン (DO) データアウト (ST) フレーム同期(Co):クロックアウト  (EFV):空出力FIFO節屯はすべて同じものである。おのおのは二つの入 力(EG)と(ED)、二つの出力(SD)と(SG)ならびにひとつの論理( L)をもっている。節へは論理部分(いを呼び出して四つのモートで機能する。
すなわち、1、(EG)から(L) 、(SD)へ、そして(ED)から(SG )へ:これは左側中間節点(nJ)の場合である。
2、(EG)カラ(L)、(SG)へ[(ED)ト(sD)ハトコヘモ接Hシ” ’Cイナい] 左側最後の節点(n、の場合。
3、(ED)カラ(い、(SD)へ[(EG)と(sG)ハトコヘモ接続シテい すいコ :右側最後の節点((n+1)、)の場合。
4(ED)カラ(L)、(SG)オヨヒ(EG)かう(sD)へ:右側中間節点 (n+1) 、の場合。
差し当たっては、どの解決策を取るかは考えず、ただ8 kbits/sの固定 フレーム伝送を用いるものと仮定しておく(シたがって、毎秒250フレームの 頻度に対応)。また、各フレームには同期の正当理由があり、コマンドを伝達す る部域をもっことかできる(後述するように当該部域はAC3(静止容量割り当 て)部域のオクテツトのうち最初の二つのものとなることが出来る)。
nを越えるフレーム(n = 167)上での同期損失により一つの節点か再構 成のモードに入れられる。このモードでは、当該節点は完全に透明になる(すな わち、その論理(L)はまったくビットをインジェクトしない)。この透明モー ドでは、節点はモート(1)と(4)の間に揺れ、同期フレームを「同期化1す るまでそれぞれのモードでフレーム約二つ分に相当する時間だけその状態に留ま るのである。
ここで、完全な初期化と完全無欠な回線の場合を取り上げてみよう。最初(CN T2)は何も発信しない。
(CNT、)は同期理由を含む一つのフレーム、ついでフレームの残余に(+) を発信する。同期を回復した節点は同期化したモード内にととまる。
この場合、(CNTI)に一番近い節点から初めて順番にととまる。
同期化の対象にならなかった節点か約二つのフレームごとにモード(1)とモー ド(2)の間で揺動すると、フレームにつき一回強の割合で(CNT、)に同期 化する(平均すると1.5フレームにつき皿回:ある一つの節点が同期化する瞬 間にそのすぐ近くの節点が皿回に一回は自身も同期化する機会をもち、またその 次の節点は四回に一回のチャンスをもつ、という具合に続く。すなわち、平均し て約二つの節点が同時に同期化する。第一の節点か同期化しないとしたら、それ は正しい方向に向いていなかったからである。当該節点は次回のフレームが来る と皿回に一回は同期化するチャンスがあり、また同じく皿回に一回はさらに次の フレームを待たなくてはならない。
しかし、当該節点が同期化した場合には、それと同時に別の節点か同期化するチ ャンスか平均して一回ある)。いま(nl)を(CNT、)から管理したい節点 の数とすると、(nl)フレームの終了時においては(m)と呼称する最後の管 理対象節点が同期化したかどうかが大体分かる(いま少し待つと(CNT、)と (CNT、)との間にあるすべての節点か(CNT、)上でモート(])で同期 化しくCNT2)は(CNT、)か発信した情報を受け取る。この瞬間を待つよ うにすることも出来るのである)。毎秒250フレームの頻度、200mの節点 間隔により100 kmの回線か1.5秒間でr同期化1する。
同期化に呼応した節点は同期化のきっかけとはならないフレームのあらゆる部分 て(1)を受ける。すなわち、当該節点は、とくに、通常12ヒy l□につき 一つの数字の割合でひとつの節点を指定し、4ビツトにつき一つの数字の割合で 当該節点のひとつのゲートを指定するAC3(静止容量割り当て)部域のオクテ ツトのうち最初の二つの中で(1)を受け取る。当該部域てこれらの節点か受け 取るコート、すなわち、65535は通常は(存在するはずのない)節点4o9 5のゲート15を指定するものである。 次いで、(CNT、)は、名指しされ た節点に対しモード2(その節点番号で指定される静止容量割り当ておよび、た とえばゲート番号15)でバス命令をアドレスする。
今度はCNT、が、最後にループ化されたループを経由して自身か送っておいた 情報の続きを受け取ることになる。このようにして第一ループの再初期化が終了 する。次にはCN T !が、残余の節点全部が次々に同期化する初期化の正当 理由を送信しながら同様にアドレスをかける。実際には、節点(m)はモード2 でループ化されるので(CNT、)と競り合いになる恐れはない。残余節点のす へてか同期化されると、(CNT2)は一番遠いmoにモード3(その節へ番号 で指定された静止容量割り当ておよび、たとえば、ゲート番号14)へ移行する 命令を発することが出来る。こうして第二ループの初期化か終了する。
正常なモードでは、すなわち、通信回線の断線とか節点の故障以外の場合には、 複数のCNT はそのおのおのの活動域の境界を移動するための合意にこぎつけ ることが出来る。その活動域を制限するCNT かまず第一にこれをおこない、 最終節点レベルにループ化コードを送る。次に譲歩した複数の節点は、(n、) か(CNT2)の許可を得て送らせる節点番号であれば、同期化を探索するモー トでタイムコントロールの流れに入り、(CNT、)は約02に相当する時間た け同期化モートに移らなくてはならない(その他の節点はその同期化を失ってい ない)。続いて新たに最終節点となった節点にループ化の命令を発する。
このような調整段階において、ある節点は受信も送信もできながったか、別の節 点は受信し続けたか送信は出来なかったことか確認される。したかい、このよう な手順は避けた方かよい。どうしてもしなければならない場合には、節点ごとに 調整して外乱(十数秒間)を少なくするのかよい。
通信回線か断線した、ないし節点か故障した場合に実施すべき手順は、いま上述 したばかりの手順である。帰路において(CNT)はもう情報を受信しないので 、再同期化のモードに移り、次に当該ループか定着するまで、次々に近付いてく る節点に少しずつ再ループ化をかけようとする。この段階で(CNT)はとの節 点がループ化したかを知っている。この(CNT)は、当該節点の次の節点まで 管轄を伸ばそうとする別の(CNT)にこのことを教える。
3−通信管理に関しては以下に説明するが、これには、後述するように、入力F IFO(F、E) 、出力FIFO(F、S) 、入力にある調整線(「注意J  ) (A)ならびに同期フレームとFIFO出力にある二本の調整線により、 一つのビーコンとこれに接続する節点との間にインターフェイスかでき、FIF Oか(ST)と(FSV)を空にする。したがって当該インターフェイスは原則 として19本の線を有する。当該線はデータ線か多重化されている場合には12 本に減らすことか出来る。
a)略番号を利用し、かつひとつのビーコンの伝達距離に入る列車の場合 すなわち、すてに一定時間前に列車かビーコンの伝達範囲に入っている場合であ る。節点は暫く前から、ビーコンと接続しているゲートに割り当てた列車の略番 号を承知している。
各フレームの初期(4msおき)には、節点か出力FIFOの(F、S)中で新 しいフレームの番号を書き出し、また同期フレームST線に信号を発する。ビー コンがこの信号を受信すると、ビーコンはフレームi−1において列車に宛てた オクテツトが出力FIFO(FIS)に入っており、その最後には新しいフレー ムの番号を示すオクテツトが補足されていることを知る。−フレーム中に一つの 節点が受信したデータ・オクテツトの数は、常にこの同じフレーム中に当該節点 が送信したオクテツトの数に等しい。したがい、その前のフレームの際にこの番 号をキャッチした筈の当該ビーコンがこれを知っているのである。ビーコンテス トによりFIFOが空であることを知ってデータ・オクテツトの読み取りに1先 手を取る1のである。
当該ビーコンには列車から問い合わせがあった時に列車にこの受信したデータ・ オクテツトを伝送する能力がある。またビーコンがら新しいフレームの番号か送 信されるので列車はこれにょて同期化を保つことかできる。この同期化は概略の ものでよいのである。
入力FIFO(F、E)に対し、時間通りに、新しいフレーム(1)に伝送すべ き(少なくとも)オクテツト数を知らせるのはビーコンの役目であり、したかい これを時間通りビーコンに伝送するのは列車の責任である。ビーコンは列車から 伝送すべきオクテツト数(および対応するデータ・オクテツト)の指示を受ける ′。この数は大抵の場合フレームか違っても同一ではあるが、列車に関する周知 の法律により誰もこれを変更してはならないことになっている。時間通りに伝送 するという意味は、節点がこれを送信する態勢になる以前にすでに入力FIFO (P、ε)内に配列してなくてならないということである。
しかし、ビーコンはこの瞬間を知らないので、フレームのオクテツトか64にな るとすぐに伝送が開始されたものと推定するのである。
ただし、ビーコンか先取りするのを妨げるものは何もない。入力F1FOCP、 E)が空になるとデータ・オクテツトを送るよう要請か出され、上流側から受信 したビットを交換し複写して伝送される(このような挙動はハンドオーバーで利 用される)。
b)列車が前のビーコンと接触があるうちに次のビーコンの伝達距離に入った場 合 列車か新しいビーコン(i)に接近するとこのビーコンと対話を開始する(ただ し、このビーコンを通してCNTと対話するのはさらにその後のことである)。
通信回線の品位が満足すべきものと判明したら、列車はビーコンにその略番号を 知らせる。また、同じビーコンに対しどのフレームnからハンドオーバーを実行 したいか、すなわち、新しいビーコン(1)を利用して現在のビーコン(j)と よりもCNTと情報交換したいか、を知らせる。列車はこれをビーコン(i)に は知らせるか、ビーコン(」)には知らせない。
フレーム(i−1)に相当する時間間隔中にビーコンは、略番号を入力FIFO (F、E)に入れ直す。次いでr注意1線(A)に信号を送る。これによって節 慨か当該略番号を読取ることになり、当該番号がゲートに関係する選別レジスタ ならびに出力FIFO(F、S)に複写されることになる。このようにしてビー コンは略番号か正しく受信されたかどうかを確認することか出来、そうでなけれ ば新たにこれを伝送する。
列車はビーコン(1)に対しフレーム(n)に送るへきデータを伝送する。ビー コンかこれを入力FIFO(F、E)に入力し、当該FIFOはこれをその節[ χに接続する。当該フレーム(n)の送信中に列車かフレー1、(n −1)に 入−た状態て送られてきたデータを読み出すのもビーコン(Dからである。
列車はビーコン(」)に対しフレーム(n)に伝送すべきデータをひつつも送信 していないので、このフレームの入力FIFO(PIE)は選択機構からその機 会を与えられたときにデータを提供することが出来ない。入力FIFO(F、E )が空になると非発信とこれに代わる上流節点から受信したオクテツトの透明再 伝送が行なわれるだけでなく、ゲートの非選択、すなわち、ビーコン(Dに接続 したゲート関連選別レジスタかゼロに復帰する。ビーコン(J)が再び利用出来 るようになるのは次の列車か来た時である。アンダーランはいずれもビーコン利 用線と同じ効果をもっていることに留意しなくてはならない。
したかい入力FIFO(F、E)が伝送すべきデータの尾部を入れることができ ることから輻轢か生じ、その結果、後続列車によるアンダーランないし初期化を 誘発した列車による再初期化が出来なくなるので、このような軸輪は避けるへき である。場合によっては、次に来るフレームの頭部において、アンダーランによ りFIFOの内容を消去しなくてはならないのもこのような理由からである。
C)列車かすでに伝達距離内にないか略番号をもっている時に新しいビーコンの 伝達距離に入った場合列車は、ビーコンとの間に正規の接触か確立された時には 、ビーコンに対しその略番号を通信するとともに発信を希望する場合に発信口と なるフレーム(原則として、次に来るフレーム)の指示を与える。節点は、この 時番号を知ってはいるか、そのフレーム中に、列車に割り当てられた容量指示を 受信していないので、フレームの最後で容量割り当て要求を発信する。若干数の フレームが経過した後初めてCNTがこの要求を受信し、これを処理し、割り当 てを決定し7、スタートの際にフレーム内にこれを指示する。この時点に至るま て節−迫マ各アレーン、に割り当て要求を発信し直す。節点か一つの割り当てを 受けると、受信フレーム内の対応するオクテツトかビーコンに伝送すべきもので あることを知り、また当該フレームの番号は列車にとってすてに送信された、し たかって更新すべきオクテ・ト数であることを暗黙のうちに知る。実際上、通信 回線か非活動状態にあるのは、ループの物理的到達時間にフレーム−・つ分(あ るいはニー)か?)を加えた時間内のことであろう。
illのビーコンに送られた最後の二つのフレームを経由してCNTにより(ム 送されたデータか列車に受信されていない、ということもあり得る(列車かなお もビーコンの伝達距離にはいっているのに故意に発信をやめたような場合は別で ある)。このような場合必要な再開の手筈を整える責任は、CNTと列車の間に 使用される作業手順(または、より高いレベルのプロセス)にある。
d)列車かまた略番号を得ていないのに新しいビーコンの伝達距離に入っている 場合 まだ略番号を使用出来ない列車(列車かCNTに非活動状態から出たこと、ない し出ようとしていることを告げずにCNTの伝達距離内に到着したため)は略番 号としてゼロを用いる。このことは、選別レジスタへの充填の際に節点の検出す るところとなり、これにより節点はCNTに対し、列車かまだもっていない略番 号によってではなく、節点の番号ならびにビーコンと接続するゲート番号によっ て決定される列車に、静的多重通信容量の割り当てを要求するメノセーノを送る 。
二のようにしてCNT内アドアドレス/容量割当ロセスと列車内初期化プロセス との間に連関か確立される。この情報交換に9より列車は自己の番号一式と希望 する容量を伝えることが出来る。これに対し、CNTの方は自由略番号を使用出 来る限り、列車に列車が使用すべき略番号ならびに割当てられた伝送速度(−フ レームにつきないし当該伝送速度が定常的でない場合には多重化フレームの16 フレームのそれぞれにおける32オクテツトの頻度)を指示する。一旦この初期 対話か終了するとCNTはこの静的連絡を中断する。出力FIFO(F、S)に おいてはすてにオクテツトを受信していないことを確認したビーコンは、入力F IFO(F、E)内に列車の略番号を入れまた節点には(A)経由てV注意j信 号を送って動的交換を初期化する。
無通信タイムコントロールの流れの中(たとえば、5分)で略番号の用途変更が 自動的に行なわれる。CNTは間違った解釈を避けるためになお暫く待ってから 当該略番号を別の列車に割当てる。
動的容量の通信か確立した時、列車がCNTに対し伝送速度の変更を要求しなく てはならない場合がある(たとえば、新たな需要の発生ないしその配分のため) 。列車はCNTに送るデータ流れを通してこれを実行しなくてはならない。これ につきサブアセンブリのあるものは通信管理に宛てられるものと想定する。CN Tは、需要の変更なり不足分の配分なりの理由により、独自の判断で伝送速度を 変更することが出来る。
e)静的容量をもつ物体との接続 静的容量を利用する物体(たとえば、地上/列車無線固定局や転轍制御機)の接 続場合も、以下に示すような少数の例外を除き列車の接続とはとんと同じである 。
−伝送速度は複数のFIFOを利用することによって正規化することが出来る。
この伝送速度は比較的に低いのでデータは直列接続で交換することが出来る。一 方向にひとつずつ計二線で十分である。
−容量は固定されているので、節点が供給する、ビットレートを指示するクロッ ク以外の制御線は不必要である。
−しかしながら、r固定1容量はCNTによって変更することが出来る。近傍に 列車かいない時の転轍制御機をゆっくりとテストし、列車が近付いてきたらテス トのテンポを早くする(「緊急1検査)ことが可能という便益がある。節点を完 全に遠隔制御することか出来るし、また節点によって接続ユニットに送られるビ ットクロックのレートを変更することか出来る。
また、局所的に制御される伝送速度の変更を考えることも出来る。
そのひとつの応用として電話端末を当該装置のオペレータの利用に供することか ある(機関車がビーコン上に停止すると伝送速度は高い定常速度となるのですベ レータは原則として機関士)。オペレータは送受信機を搭載した装置、呼出しキ ーならびに適当な変換機(フィルターつきアナログ/ディジタルないしディジタ ル/アナログ)を接続し2なくてはならないであろう。あるいはまた、接続した 機器自体を無線電話のベースとして百メートル程度の領域において遠隔アクセス か出来るようにしてもよいであろう。この場合の装置の問題点は、装置か接続さ れた時に初めて通信か可能になること、また呼出しおよび連絡がついた段階と通 話中の段階では伝送速度か異なることである。呼出しボタンを取り付は端子と接 続したゲートにより節点か伝送速度の要求を発信できるようにする必要かあろう 。
4、フレーム形式については、以下にひとつの形式を提案するか、これは本シス テムの実現可能性ならびに複雑性を示すことのみを目的とするものである。10 24オクテツトのフレーム長を選択する。この選択は、十分な数のデータオクテ ツト(ここでは955まで)をオーバーヘッド(ここでは69)とを結びつけた いという欲求と高いフレーム頻度(ここでは伝送速度が2048 Mbit/s の場合250フレ一ム/秒)による動的容量管理の効率を高めたいという欲求と の妥協によるものである。
−オクテツト0〜2:NTS(フレーム番号順と同期化)−オクテツト3〜31 :ACD(静的容量割付け)−オクテツト32〜36:A、C3(動的容量割付 け) ′−オクテツト37〜n:DMS(静的に多重化したデータ)−オクテツ トn〜991 : DMD (動的に多重化したデータ)−オクテツト992〜 +023:RCD(動的容量要請)NTS (フレーム番号順と同期化、オクテ ツト0〜2)オクテツトOと1は同期化の正当理由を含む。オクテツト2はひと つのフレーム数を含む。最後の四つのビットだけが多重フレーム内に当該フレー ムを決定するのに役立つのであるか、8ビット全体により約1秒の周期でクロッ クを配分することか出来る。フレーム数は一方では若干のゲートに低い伝送速度 を与えることのできるサブ多重化を保証し、他方ではハンドオーバーを調整する 役目を果たす。
ACD (静的容量割付け、オクテツト3〜31)3〜30のオクテツトのおの おのは(オクテツト31は常にOを含む)、ある列車に対しDVD (動的に多 重化したデータ)の領域で32オクテツトの伝送容量を割り当てる。当該列車は 、あらかじめCNT(中央通信節点)から割り当てられた1オクテツトの略番号 によって指示される。同一列車はフレーム内に32オクテツトの多重容量を割り 当ててもらうことか出来る。当該容量はDMDの突き合わせ領域に対応する必要 はない。また、この列車はフレームごとに異なる一定数の領域を持つことか出来 るか、その持ち方は多重フレーム内のフレームの数に応じてあらかじめ合意した 持ち方である。フレーム頻度が250の場合には、容量か32オクテツトずつ増 大するたびに伝送速度か64.000ビツトずつ増大する。動的に割り当てられ る最小ヒツト数は、16フレームごとに32オクテツト、すなわち、4 kbi t/sである。最大ビット数は一フレームにつき28 x 32オクテツト、す なわち、1,792 Mbit/sである。
列車にはアドレス0は決して割り当てられず、したがってACDでアドレス0を 使用すれば記憶領域を割り当てないで済む(しかしながら、おそらく静的な割り 付けの対象にはなる)。ジェネラル・ディフュージョン機構はすべての列車に配 備されちるとは限らない。
その理由は、情報を節点に伝達するのか困難だからではなく、通常伝達される情 報に重ねてこの情報を列車に伝達することか難しいからである。しかしなから、 インターフェイスの線を追加することによって警報の伝播をはかることが出来る 。原則として複雑なメツセージはCNTを経由して各列車個別にアドレスしなく てはならない。
AC3(静的容量割り付け、オクテツト32〜36)当該領域によって半静的多 重化(DMS領域)に割り当てた容量を変更することか出来る。フレームごとに ただ一つの容量を変更することか出来る。AC3領域は以下三つのサブ領域から 構成される。
すなわち、 −第一のサブ領域は12ビツトから成りひとつの節点を指定する。複数の節点に はEPROMに固定したひとつの番号が与えられる。通常時ないし緊急時にCN Tによって管理される回線領域に二つの同し番号を入れてはならない。また、番 号4o95は再構成用として残しである。
−第二のサブ領域は4ビツトから成り節点のゲー1−を指定する。ゲート14と 15は再構成用として残しである。
−第三のサブ領域は24ビツトから成り割り付けられたオクテツトを指定する。
最初の14ビツトはフレーム(10ビツト)内のオクテツト・アドレスとひとつ の多重フレーム(4ビツト)内のひと−)のフレーム番号を指定する。次の9ビ ツトはマスクを構成し、ぞのうち先の領域にある最後の9ビットは数えない。す なわち、最初の5ビツトはアドレス領域の最後の5ビツトとフレーム番号の最後 の4ビツトに関係する。したがってマスク0(ゼロ)は一つの多重フレームにつ き1オクテツトの容量すなわち、フレーム頻度が250の時には125 bit /sの伝送速度を意味する。マスク111(バイナリ−)は二つに一つのフレー ムにつき1オクテツトの容量すなわち、1kbi t/sの伝送速度を意味する 。マスク111111は各フレームにおける4オクテツトの容量、すなわち8  kbit/sの伝送速度を意味する。アドレス領域にOがあると先の割り付けが 消去される。
以下に示す別の実施態様は、割り付けられたオクテツトを指示するため16ビツ トから成るものであるが、柔軟性の少ない対応であると言わなくてはなるまい。
最初の14ビツトは、やがて分かるように、恐らく必要以上の正確さでフレーム (10ビツト)内のオクテツト・アドレス次に多重フレーム(4ビツト)内のフ レーム番号ひとつを指定する。当該領域を締め括る0は最初の14ビツトの内重 要性の低い幾つのビットか勘定に入らないかを示すものである。 例を挙げれば 、数値(2進法で示す)1100110011010111はフレーム0101 内にアドレス・オクテツト1100!+0011、すなわち125 bit/s の伝送速度を割り付ける。数値1100110011011100は四つのフレ ームのうちのひとつに同しアドレス、すなわちl kbit/sの伝送速度を割 り付ける。
数値11001 +0010000000は各フレームに8つのアドレス・オク テツト、1100110000〜+10011011+すなわち16 kbit /sの伝送速度を割り付ける。
静的割り付けを変更するためCNTが利用しないフレームにおいてはCNTか発 信する40ビツトは0となる。ひとつの節点は、16ビツトかOであることを利 用して、その動的ゲートのひとつに対し静的な割り付けを要求する。このことは 、略番号をまだもたない列車、さらにはその静的ゲートのひとつに略番号を割り 付ける機構について述へたことと同様である。また、電話接続につきその可能性 に言及したところと同様である。当該節点は、16ビツトがOであることを確認 し、これらの16ビツトに自分の番号と関係ゲートの番号を書き込む。勿論、複 数の節点が同一フレームに同様のことをすることは可能である。この機構からす れば、r勝ち残る1のは最後に通過しまた節点である。ひとつの節点は、問題の ゲートに略番号を獲得するまでフレームごとに同じ要求を発するので、このよう な衝突かあっても割り付けか遅れるだけてあり、その他に支障はない。
DNS(静的に多重化されたデータ、オクテツト37〜n)DMS (静的に多 重化されたデータ)領域は、静的なもしくは、より正確にはわずかに動的な多重 化にしたかって管理され、その割I)付は機構はAC3(静的容量割り付け)領 域によって指定される。
多重フし−ムの働きにより個々の伝送速度は125 bit/sから54 kb it/sまで階段状に並ぶ。
DMD (動的に多重化されたデータ、オクテツトn〜991)DMD (動的 に多重化されたデータ)領域は、ACD (動的容量割り付け)領域の指定にし たがって、複数の列車との通信に動的に割り付けられた32オクテツト領域の全 体のことである。DMS (静的に多重化されたデータ)領域とDMS (動的 に多重化されたデータ)領域とを隔てる分離限界nはCNTによって管理され、 節点の知るところではない(また知る必要もない)。DMS領域とDMD領域は 重ね合わせることも出来る。
RCD (動的容量要請、オクテツト992〜1023)本領域の各ビットは略 番号で指定した一台の列車に対応する。当初CNTは当該領域の全体を0にする 。列車が通過した各節点は若干のビットを1にすることか出来るが0には出来な い(すなわち、各節点は上流側から受信したものと自分か付加したものとの論理 ファイルマージを下流側に送信する)。各節点は、一台の列車に対応する位置に 1を入れるのであるが、これは当該列車にとって、ACD領域を経由して要求さ れたオクテツトを供給することが不可能でなかった時に、当該列車のゲートのひ とつかその選別レジスタ内に略番号をもつ場合のことである。別言すれば、当該 節点は、列車が要求されたオクテツトの全体を供給しなかったか、ないしは当該 列車に伝送容量かまったく割り当てられなかった場合に1を置くのである。ゲー トのひとつに略番号をもつ列車の場合、節点はアンダーランかあった時、とくに オクテツトかまったく供給されなかった時にはlを入れない。後者の場合オクテ ツトは、伝達距離から出た列車のオクテツト(CNTがその通告を受けるのはこ の機構による)または、連続して伝達距離にあるかハントオーバーをしたばかり の列車のオクテツトかいずれかである。この後者の場合にはCNTへの通告すら ない。にもかかわらずCNTは1を受信することになろうか、この場合の1は新 しいビーコンと接続した節点によって付加されていた筈の1である。
5−節点の構成に関しては、下記のように包括的に要約することか出来る(第7 図)。
l)外部インターフェイス 静的インターフェイス 入力側・ −データ入力(DI)線一本 一 r注意1 (A)線(1話端末の場合)一本出力側 −データ出力(DO)線一本 一 クロックアウト(CO)線一本 ここで留意すべきことは、2進伝送速度は変更される可能性があることである。
たとえば、ゲートが一台の転轍制御機に対応する場合には、一台の列車か接近し て来た時に管制センターは4 bit/sの伝送速度を要求することが出来る。
そして、その他の時には125bit/sの伝送速度で満足するのである。
動的インターフェイス 入力側ニ ー データ入力(DI)線へ本 −r注意1 (A)線一本 出力側 一 データ出力(Do)線へ本 −フレーム同期(ST)線一本 −出口側室(FSV)FIFO線一本 rデータ入力1線八本と1デ一タ出カ1線八本の代わりに双方向のrデータ1線 八本ならびに接続された装置によって管理される選別レジスタ線一本とすること が出来る。並列インターフェイスの方か直列インターフェイスよりも好適である ように思われる。その理由は、ピーコンと節点との間の距離が短いこと(数メー トル)、ならびに高くなる可能性のある伝送速度を低減する、電気環境の汚染を 少なくする方か育利であろうし、また伝送モートは単純なものでなくてはならな いからである。
2)内部インターフェイス 節点の構成は、下記の機能を確保しつつ、またアドレスバス(BA)とデータバ ス(BD)(後者は直列バス)を管理するものとして、若干数の共用機構に分解 することが出来る。すなわち、a)再構成 り)抽出/インジェクション C)時間軸 d)容量の管理 また、この場合下記のバスへの接続を行なう。
−動的管理ゲートPd、 −静的管理ゲートPs。
a)再構成 故障管理に触れた部分ですでに述べたように、節点には二つの入口(EG)と( ED)、ならびにふたつの出口(SD) と(SG)があり、関係ループにおい て占める位置にしたがって四つのモードで機能することか出来る。
上述した諸機能を確実に実行する再構成機構に含まれるのは上記四つのモードに 対応する接触を保証する電子継電器のみである。同期化を追求し、また同期か見 出せない限りモード(1)と(2)の交互反転(反転周期はほぼ四フレーム長に 相当)を命令するコートを送信し続け、AC3領域内でコード0FFFF (1 6進)を認知する限りリピート以外の送信をすへて禁止し、また場合によっては モード(2)と(3)でのバス命令を認知するのは時間軸BTである。
ここで技術的に問題かあるとすれば、それは再同期化中に二つのビーコンかその 間の回線に同時にr乗ろう1として互いに争うことである。
b)抽出/インジェクション ループの性能の一部は各節点の通過時間と関係する。ビット時間以下になること は不可能のように見えるが、しかしいずれにしろ、ビット時間を越えないこと、 とくに時間/オクテツトを余分に付は足さないことか望ましい。
モートHDB3と純然たる2進モードとの間の往復にも拘らず1ヒツト時間の遅 れでリピートすることが可能でなくてはならない(とくに適当なパリティ−割り 込みをするために必要)。場合によっては与えられたひとつのビットに代わる予 定のビットかこのヒツトと同時に利用できるのでなくてはならない。このことは 実際上は次のこたされ、時にはバスに複写される8ヒツトのレジスタ、他方ては 下流側回線で相法いて空にすることか出来、かつ後にこれらのビットのうち最初 のものが必要になった時に埋めることの出来る8ビツトのレジスタか必要とされ るのである。インジェクション反転により書き込みレジスタの上流側入力ないし 下流側出力を選択しなくてはならない。データ伝送のために直列バスを利用する 場合には、これらのレジスタをゲート内で配分し複写することが出来る。第7図 の(E/I)にこれらの機能全体を取纏めて示す。
リアクションタイムとしてどの程度の時間待てばよいか示しておくのがよかろう 。いま、(CNTI)から(CNT2)までの距離か、200 km、ケーブル 内伝播速度が200.000 km/s、か−) 200 mごとに一つの節点 かある、したがって1000の節点を各二度ずつ通過するという極端な再構成の 場合を仮定し、通過時間が1ヒツト時間とした場合には、ループの全到達時間は 3 ms 、すなわち、フレーム長よりは幾分短い時間となる。CNTの処理能 力か無限である、すなわち、CNTが発信する一つのフレーム内に先立つ71ノ ームで受信した容量要求を入れることが可能ならば、列車がある伝送容量を要求 する瞬間と当該列車か4フレ一ム周期でこの伝送容量を獲得する瞬間との間の時 間がそれである。処理時間を考慮すれば5フレ一ム周期、すなわち20 msと なる。これは、時速360 kmで運行するTG■の場合2m、時速180 k mの機関車の場合には1mの到達距離に相当する。したかってこの持続時間は連 続伝達距離をもたない列車の伝送容量にそれほどの影響はない。伝送遅れとして 1オクテツト時間ではなく1ヒツト時間とした場合には約4 msの利得になる 。したかって、いずれにせよ「ゆっくり時間をかける1ことか出来る。
多重フレームによるオクテツトしか利用出来ない機関車の場合、直ちに最初のフ レームから要請を発信するのであるが、容量待ちの時間遅れはISフレーム分、 すなわち、60 msだけ引き延ばされる可能性がある。つまり、時速180  kmで運行している機関車にとっては、さらに3mの遅れとなる。極超短波読取 装置に伝達距離の長いアンテナ、減衰ケーブルないしスリット導波管を配備する と便宜であることが分かる。
C)時間軸 時間軸(BT)にはいろいろな機能かある。 すなわち、−上流側受信をもとに してビットレートを再構成し受信かない場合には、はぼ固しレートに調整する。
−フレームレートをつくる。
= (新たなフレームとして予期しているものの第二ないし第三のオクテツト中 に正常状態で同期化の終わるのを待つ間)同期化の正当理由を探す。この正当理 由か連続するnを越えるフレーム中に見付からない場合には再同期化モードに移 り、あらゆるところで正当理由を探す。
−同期化の正当理由に続いてフレーム番号を読み込む。
−並列アドレスバス(BA)上でフレーム番号とビット番号(17線)ならびに 動的管理FIFO(FGD)によって供給される列車略番号(8ビツト)、二つ の情報間での多重化を確保する18番目の線を多重化する「ないしは、最初にビ ット番号(13ビツト)、次にフレーム番号(4ヒツト)と列車略番号(8ビツ ト)]。これによりバス線の数が14に制限される。
−オフテラ)・32〜33の中の直列ゲートの順序を認知し、オクテツト36の 最後に適当なゲートに選択信号を送り当該ゲートか直列データバス(BD)上の 情報を記録出来るようにする。
−オクテツト992〜1023中に並列ゲートに有効情報を提供し、当該ゲート がアドレスバス(BA)の符合の重みの少ない8ビツト内にその列車の略番号を 認知した時、もしデータ・オクテツトを要求されてもアンダーランがなかったな ら書き込み直列バスに1を付加出来るようにする。
−オクテツトO〜31中、動的管理FIFO(FGD)に書き込みパルスを送信 し、オクテツトO11,2および31中にデータバスにオクテツトOを送る。ま た、32オクテツトごとにこのF[FOに書き込みパルスを送信し、当該バス上 の二つの位相のうち一つの位相の中にアドレスバス(BA)のへ線を制御出来る ようにする。
d)容量管理とゲート 動的書き込み管理は動的管理FIFO(FGD)の書き込みと読み取りを経由す る。このFIFOはフレームのオクテツトθ〜31から埋められる(オクテツト O〜2と31は充填に相当する)。0(ゼロ)でない各オクテツトは、データの 送受信のためFIFO内でのその列に対応する32のオクテツト群を利用するこ とを許された列車の略番号を表示する。したかって、FIFOの各オクテツトは 、連続する32オクテツト時の間、アドレスバス(BA)上に提示される(ここ で各オクテツトはビット時とフレーム番号で多重化される)。動的管理ゲートの 割り付はレジスタに登録された列車に呈示された列車略番号をC,)と(NA) において比較するのか当該ゲートである。比較の結果、各オクテツト時において 一致を見た場合、ゲートは入力FIFO(F、E)内に一つのすクテットを読み 込み、出力FIFO(F、S)に別のオクテツトを書き込む。ここで注意しなく てはならないことは次の点である。すなわち、オクテツトの読み出しは回線にイ ンジェクトする前に実行しなくてはならない。また、オクテツトの書き込みはそ れか受信された後に初めて実行する。一つの節点の通過遅れ時間は1ビット時間 に過ぎないから、すべての書き込みは同一アドレスを読み出す前の(はぼ)1オ クテツト時間に実行しなくてはならない。ひとつの解決策としては、ゲートPd がオクテツト時間ごとに読み出しを実行した事実を複写ししかも1オクテツト分 だけ早く読み出している時だけ書き込みをするのである。おそらく、オクテツト ごとに並列でデータ伝送するよりもビットごとに直列でデータ伝送することが望 ましい。
静的容量と(R3)が管理するレートの管理は、(C1)において、アドレスバ ス(BA)上に呈示されたオクテツト時間(およびフレーム番号)と制御情報と してゲートが記憶しているもの、すなわち、同種の情報ならびに比較の際にとの ビットを考慮対象から外すかを明白にするひとつのマスクを比較考量することに よって実行される。この制御情報は直列で提示され、24ビツトのレジスタに並 列格納されたものである。また、データ伝送も直列で実行できるであろう。ゲー トPsにはセレクタも内蔵され、これによって外部直列回線にレート、すなわち 、データがパケットで来信した場合でも不規則にならないようなレートを伝送す るために使用すべきアドレスバス(BA)線のセレクタを選択することか出来る 。
節点の構成について上述したところは、伝送路に入れた論理要素しか必要としな い。若干の機能についてはマイクロコントローラならびに適切なソフトウェアを 使用することも出来る。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動体との間の通信シス テムであって、一台の移動体が搭載するアンテナが当該移動体に垂直の方向より もその長手方向においてより長い伝達距離を有することを特徴とするもの。
  2. 2.請求項1に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動体 との間の通信システムであって、隣り合う複数のビーコンとビーコン(b)との 間の距離が移動体のアンテナによる伝達範囲の長さより短いか、またはこれより 僅かに長いことを特徴とするもの。
  3. 3.請求項1に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動体 との間の通信システムであって、移動体の搭載するアンテナが放射ケーブルであ ることを特徴とするもの。
  4. 4.請求項1に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動体 との間の通信システムであって、移動体の搭載するアンテナがスリット導波管で あることを特徴とするもの。
  5. 5.請求項4に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動体 との間の通信システムであって、移動体がアンテナの代用をするひとつの導波管 (GO)をおのおの搭載する複数の車両の集合体で構成され、かつ隣接する二車 両の複数導波管が可撓導波管(S1)と(S2)によって連結されていることを 特徴とするもの。
  6. 6.請求項4に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動体 との間の通信システムであって、移動体がアンテナの代用をするひとつの導波管 (GO)をおのおの搭載する複数の車両の集合体で構成され、かつ隣接する二車 両の複数導波管がこれに適合する一本の同軸ケーブル(Cx)で接続されている ことを特徴とするもの。
  7. 7.請求項4に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動体 との間の通信システムであって、移動体がアンテナの代用をするひとつの導波管 GOをおのおの搭載する複数の車両の集合体で構成され、かつ隣接する二車両の 複数導波管(GO)が、当該車両が一列に並ぶ場合に、互い(b1)、(b2) の間に放射による結合を可能にするようなわずかな距離を置いて並ぶことを特徴 とするもの。
  8. 8.請求項1に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動体 との間の通信システムであって、当該アンテナが二つのスリット導波管(00) で構成され、当該導波管はそのうちのひとつの伝達範囲の一部が他の導波管の伝 達範囲に属さない長手方向にあることを特徴とするもの。
  9. 9.請求項4ないし8に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複 数移動体との間の通信システムであって、放射信号ないし複数の放射信号のひと つの波長が当該スリットのピッチの約数に近いことを特徴とするもの。
  10. 10.請求項1に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動 体との間の通信システムであって、リング状回線が路上ないし鉄道上のビーコン と接続する節点(Ni)と(Nj)同志を連結する、ないし当該節点を中央通信 節点(CNT)もしくは当該節点のあるものに連結することを特徴とするもの。
  11. 11.請求項10に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移 動体との間の通信システムであって、複数の節点が二つの中央通信節点(CNT 1)と(CNT2)に配分され、かつ当該節点が互いに当該中央通信節点のひと つによって管理される連続したリング相を構成しかつ当該配分を決定する手段を 内蔵することを特徴とするもの。
  12. 12.請求項11に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移 動体との間の通信システムであって、当該手段が以下のものから成ることを特徴 とするもの。すなわち、a.長期間にわたり同期化を喪失しているすべての節点 (Nj)が隣り合う節点の一つ(Ni)と別の節点(Nk)からの入力にもとず き交互にメッセージ・フォーマットを探索すること。 b.一つの節点(Nj)が、一方では当該探索をしながら他方では受信内容を再 送すること。 c.中央通信節点(CNT1)が、複数の節点をひとつずつ捕獲するに十分な時 間の間、当該メッセージを発信すること。 d.当該中央通信節点(CNT1)が節点(Nm)に対し名指しでアドレスをか け、リングの最終節点にその再ループ化の命令を実行させること。
  13. 13.請求項10に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移 動体との間の通信システムであって、情報がフレームで構成され、当該情報が当 該フレームの一部をどの宛先に割り付けるかを記述し、かつ場合によっては当該 フレームの別の一部を恒久的ないし半恒久的に割り付けることを特徴とするもの 。
  14. 14.請求項1に記載の伝達距離の短い、地上の複数ビーコン(b)と複数移動 体との間の通信システムであって、通信宛先が列車であり、これと接触する複数 ビーコンを介して、当該ビーコンを管理する複数の節点に対し列車がアドレス情 報を指示し、これにより節点が列車に宛てた情報をフレームから抽出し、かつ列 車からの情報をフレーム内にインジェクトできるような手段が、列車、ビーコン ならびに節点に配備されていることを特徴とするもの。
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