JPH06506728A - ジアリールヨードニウム塩の電気化学合成 - Google Patents

ジアリールヨードニウム塩の電気化学合成

Info

Publication number
JPH06506728A
JPH06506728A JP4510001A JP51000192A JPH06506728A JP H06506728 A JPH06506728 A JP H06506728A JP 4510001 A JP4510001 A JP 4510001A JP 51000192 A JP51000192 A JP 51000192A JP H06506728 A JPH06506728 A JP H06506728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
electrolyte
compound
carbon
anode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4510001A
Other languages
English (en)
Inventor
クッシュマン,マイケル ロイ
レンツ,カール マイケル
コーネル,デビッド ダンラップ
Original Assignee
イーストマン コダック カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーストマン コダック カンパニー filed Critical イーストマン コダック カンパニー
Publication of JPH06506728A publication Critical patent/JPH06506728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B3/00Electrolytic production of organic compounds
    • C25B3/20Processes
    • C25B3/23Oxidation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単一、即ち、非区分電解質又はセル中に炭素陽極を使用することにより ジアリールヨードニウム塩を電気化学的に製造することに関する。
発明の背景 ジアリールヨードニウム塩の電気化学的形成は、ベンゼンとヨードベンゼン(W endt: H,Hoffelner、 l(、W、 Lorch、 !(、W endt。
Journal of Electroanalytical Chemist ry、 66 (1975)、 183〜+94頁参照)及びトルエンとヨード ベンゼン(Larry L、 Miller、 A、 K。
Hoffman、 JACS、 89 (1967)、 593〜597頁参照 )に関して、白金電極、区画セル、アセトニトリル溶媒及び過塩素酸塩電解質を 用いたものか知られている。いずれの場合においても、これらは商業的に可能な 条件の組合せを示さない。区画セルは、セル内の電圧が更に低下するために操作 に比較的費用かかかる。白金は商業的規模では陽極材料としては高価すぎる。更 に、いくつかの用途には重要であり得る領域選択系(regioselecti ve system)については先行技術において何ら報告かない。
関連のある他の先行技術としては、区画セルを用いたジアリールヨードニウム塩 及びアルコキシド塩の同時製造を開示する米国特許第4.759.833号か挙 げられる。この特許に教示された陽極は唯一白金のみである。
ジアリールヨードニウム塩は、光開始剤(米国特許第4.136.1.02号及 び第3.981.897号)、殺カビ剤(米国特許第3.944.498号及び 第3.763.187号)並びに殺菌剤(米国特許第3.885.036号及び 第3、712.920号)のような種々の用途を有する。従って、このような化 合物を製造するために、より経済的に且つ工業的に実施可能な方法を得ることが 望ましい。
発明の概要 本発明は、 (A)単一区画室内に炭素陽極及び陰極か装着された電解セルに、ヨードアリー ル化合物、アリール化合物、安定電解質及び溶媒を含む反応混合物を供給し、そ して (B)目的ジアリールヨードニウム塩生成物の形成を促進する条件下において陰 極及び陽極に電位を適用することを含んでなる、ジアリールヨードニウム塩を製 造する電解法に関する。
発明の詳細な説明 本発明の方法において出発原料として使用されるヨードアリール化合物は炭素数 6〜11の複素環式又は好ましくは炭素環式芳香族化合物である。ヨードアリー ル化合物はハロゲン化物、炭素数1〜12のアルギル基、ビニル基、カルボン酸 又はカルボン酸エステル、エーテルなとのような基で置換され得るとも考えられ る。好ましいヨヨードナフタレン、−R1−OR及び−C−0−RC式中、Rは 炭素数1〜12のアルキル基である〕から独立して選ばれた1〜5個の置換基て 置換されたヨードベンゼンなどか挙げられる。
本発明の方法において出発原料として使用されるアリール化合物は、炭素数6〜 11の複素環式又は好ましくは炭素環式芳香族化合物である。本発明のヨードア リール化合物はヨウ素で置換されるが本発明のアリール化合物は置換されないと いう点で、本発明のアリール化合物は発明のヨードアリール化合物とは区別され る。好ましいアリール化合物としては、ベンゼン、トルエン、ナフタレン又は他 の多環式芳香族化合物が挙げられる。アリール化合物はハロゲン化物(即ち、F 、Br又はCI) 、炭素数1〜12のアルキル基、ビニル基、カルボン酸又は カルボン酸エステル、エーテルなどのような基で置換され得るとも考えられる。
一般に、アリール及びヨードアリール化合物上の任意の置換基は目的ジアリール ヨードニウム化合物の製造に対してほとんど悪影響を有さない1個又はそれ以上 の任意の基であることができる。
本発明の方法は、ヨードアリール化合物、アリール化合物及び電解質用の溶媒を 用いて実施する。溶媒は、極性溶媒及び好ましくは非環式極性溶媒からなる群か ら選ばれることができる。本発明に使用するのに適当な溶媒の例は、アルコール 類、例えばメタノール、ハロゲン化炭化水素、例えばジクロロメタン及びクロロ ホルム、アセトニトリル、有機酸などである。最も好ましい溶媒は酢酸である。
本発明の方法に使用される電解質は、電流を導くか目的ジアリール化合物の製造 に実質的な悪影響を与えないであろうものである。
また、電解質は一部分又は全てが反応溶媒として作用できる。適当な電解質の例 としては、強酸、p−トルエンスルホン酸及び好ましくは硫酸か挙げられる。他 の有用な電解質としては有機塩が挙げられる。
本発明の電解法において電解質として使用できる有機塩は、好ましくは、弱有機 酸のアルカリ及びテトラアルキルアンモニウム塩である。しかしながら、比較的 強い有機酸も使用できる。適当な塩の例は特に、酢酸、トリハロ酢酸、p−トル エンスルホン酸、[HlB「1(、F、BH及びベンゼンスルホン酸のナトリウ ム、カリウム、リチウム及び(C,−C,、)テトラアルキルアンモニウム塩で ある。
電解質としてフッ素の化合物を使用すると、ジアリールヨードニウム塩生成物の パラ、パラ゛異性体(可能な場合)に関する領域選択性か増大されることが判明 した。
好ましい電解質はフッ素の化合物、硫酸又はそれらの組合せである。フッ素の化 合物の例としては、NH2+iF及び1−IFが挙げられる。HFは微少量の1 1□S04 と組み合オつせて使用するのか好ましい。
電解法の条件下て安定な(即ち、未反応の)電解質を使用するのか重要である。
例えばC1原子を有する電解質、例えばNaC1又はCl5O,Hを使用すると 代表的には、C1,(比較的酸化か容易である)を不所望に生成し、目的生成物 をほとんど又は全く生成しない。
電解質及び/又は溶媒は、ジアリール化合物の塩を得るためにジアリールヨード ニウム化合物の対イオンとして陰イオンを与えることかできるものでなければな らない。代表的な塩としては、例えば硫酸塩、ハロゲン化物、例えばフッ化物、 酢酸塩、燐酸塩なとが挙げられる。本発明の合成方法の実施後には、例えば、改 良された溶解性又は最終用途作動性(例えば、増大された殺生剤活性)のために 陰イオンに関してイオン交換を行うのか望ましいであろう。このようなイオン交 換の例は硫酸イオンのヨウ化物又は塩化物イオンとの交換である。
本発明の方法は、陰極及び陽極を装着した非区分、即ち、単一区画室電解セル中 て実施される。非区画セルの使用は区画セルの使用よりも経済的である。
本発明の方法に使用される陽極の性質は、電流効率の増大の達成に重要である。
陽極は炭素から、又は好ましくは本質的に炭素からなる。炭素陽極の形態は特に は臨界的なものではない。従って、陽極は炭素フェルト、ガラス質もしくはガラ ス状炭素、黒鉛炭素又は炭素布であることがてきる。黒鉛炭素が好ましい。
本発明の方法に使用される陰極の性質は特に臨界的なものてはないことか判明し た。従って、陰極は、亜鉛、白金、ニッケル、カドミウム、錫、銅、ステンレス 鋼、バナジウム、炭素などからなることができる。好ましいのは炭素である。
本発明の方法のための反応混合物は、存在するか又はプロセス中に発生する水を 全て除去するために、好ましくは微少量の、例えば、反応混合物の総重量に基づ き約1%〜約lθ%の乾燥剤を含む。
乾燥剤の例としては、例えば、モレキュラーシーブ及び有機酸無水物か挙げられ る。反応溶媒として有機酸を使用する場合には、乾燥剤はその有機酸に対応する 無水物であるのが好ましい。例えば、酢酸を溶媒として使用する場合には、好ま しい乾燥剤は無水酢酸である。
本発明の方法を実施するためには、単一区分室に反応体、溶媒及び電解質を任意 の順序で充填する。次いで、電位、好ましくは約1.75ボルト〜2.25ボル ト、より好ましくは1.85〜2.15ボルトを陽極及び陰極に適用する。ここ で述べる電位はSCHに対するものである。
電位は通常は約2時間〜lO時間、好ましくは約5時間〜7時間、陽極及び陰極 に適用する。反応は極めて多様な条件下で実施できる。
例えば約25〜約85°C1好ましくは約27〜約65°Cの温度並びに約1  atm〜10atm (101,33kPa−1013,30kPa) 、好ま しくは約1 atm 〜5 atm(101,33kPa 〜506.65kP a)の圧力が代表的である。一般に、温度が室温から反応体の少なくとも1つの 沸点まで上昇するにつれて、溶液の導電率は増大する。本発明の特に簡易な実施 態様においては、電位は一定電位として陽極及び陰極に適用される。
ヨードアリール化合物ニアリール化合物のモル比は好ましくは約40:1〜約1 ・40であり、約10=1〜約1:10が好ましく、約1=1〜約1:lOがよ り好ましい。
電解質は場合によっては溶媒の全て又は一部分として使用され得るので、電解質 の量は広範囲に変化させることができる。例えば、反応混合物の総重量に基づき 約0.05%〜約99%の電解質を使用できる。電解質を溶媒として作用させよ うとしない場合には、電解質の好ましい量は約0.05%〜約5%である。
本発明の方法は優れた電流効率で進行する。代表的な電流効率は約50%より大 きく、好ましくは約75%より大きく、より好ましくは約95%より大きい。
所望ならば、本発明の方法はパラ、パラ′ (適当な場合、即ち、ヨードアリー ル部分及びアリール部分が各々、−置換される場合)異性体に関して増大した領 域選択性を生じるように設計することができる。このような領域選択性は、芳香 族カルボン酸及びそれらのエステルの製造のためのカルボニル化法にジアリール ヨードニウム塩を使用する場合のような、いくつか用途には重要であり得る(米 国特許第4.759.833号参照)。前述のように、フッ素の化合物の使用は 、増大したパラ、パラ′領域選択性の達成に重要な因子として確認された。例え ば、パラ、パラ′置換生成物二オルト、バラ置換生成物の収率のモル比は約5= 1より大きく、ある場合には約lo:lより大きく、又は約20=1より大きい ことかできる。
本発明の好ましい方法は、 (A)単一区画室内に炭素陽極及び陰極が装着された電解セルに、p−ヨードト ルエン、トルエン、本質的にNH,)IP 、硫酸又はそれらの混合物からなる 電解質、酢酸からなる溶媒及び無水酢酸からなる乾燥剤を含む反応混合物を供給 し、そして(B)目的ジアリールヨードニウム塩生成物の形成を促進する条件下 において陰極及び陽極に電位を適用することを含んでなる、ジトリルヨードニウ ムフルオリドを製造する電解法として記載することができる。
本発明の好ましい方法においては、前記反応混合物は約0.5〜約20重量%の p−ヨードトルエン、約0.5〜約20重量%のトルエン、約0.05〜約5重 量%の電解質、約50〜約95重量%の酢酸及び約0.01〜約lO重量%の無 水酢酸を含んでなり、且つ電解質が本質的にNH,l(Fからなるか、又は約0 .05〜約5重量%の)IPと約1〜約IO重量%の硫酸からなるのが更に好ま しい。
本発明によって生成される生成物は、以下の用途の少なくとも1つを有する:光 開始剤、化学中間体、医薬中間体、甲状腺模倣剤(thyromimetics ) 、成長ホルモン、殺カビ剤、殺菌剤又は抗ウィルス剤。
本発明を更に、以下の非限定的例によって説明する。全ての百分率は特に断わら ない限り、重量基準である。
略語 以下の的中で使用する略語は以下の意味を有する:CE=電流効率(%) HoAc−酢酸 AC20−無水酢酸 tol=トリル Et−エチル vs、 5CE−飽和せコウ電極に対するX○=H3O,Q、 Fo又はOAc ○のような負の対イオン寒! 全ての研究はElectrocell MPK解セルを用いて行った。ユニット はl00C[I+の平行平面電極の間に6mmの間隙を有する。乱流促進剤(t urblene promotor)及び入口片(entrance piec e)は電極表面の充分な使用を保証する。セルは回分式及び連続式の両者で操作 した。
可変速度、遠心、磁気連結、304ステンレス鋼ポンプによって流れを維持した 。窒素ガスシールを保持した。電源は0〜8アンペアにおいて0〜60ポルトを 生じることができる。クーロンは電量計で計数した。接触表面はガラス、ステン レス鋼、ポリプロピレン及び電極材料であった。溶媒は前記添加剤を含む酢酸で あった。ヨードニウム塩異性体純度に関する分析を公知標準に対照した液体クロ マトグラフによって行った。
考えられる変数は以下の通りであった:1、を解質及び添加剤 2、 HIJ極材料 3、 [流密度 4、温度 5、生成物の起こり得る還元 電解質の効果 表1に、支持電解質及び添加剤の効果を示す。結果は、選択した系に著しく依存 した。ジトリルヨードニウム塩は高いパラ選択性で製造でき、非区画セル中の炭 素陽極において添加フッ化物イオンの存在下、添加硫酸を含む酢酸溶媒中におけ る電流効率は良好〜優れていることが判明した。
陽極材料の効果 表2は、添加塩に対して白金及び炭素陽極における結果を比較する。Wendt 及びMi l lerは共に、白金陽極に対する必要性を示した。
ここでは、炭素陽極が選ばれた白金陽極より優れていることが判明した。表3は 、広範囲の陽極材料の比較の結果を示す。炭素棒、炭素フェルト及びガラス質炭 素は全て、良好な電流効率を与えた。異性体比が陽極材料によって有意に影響さ れることに注目するのは興味深い。炭素群内でさえ、生成されるパラ生成物は、 炭素棒で最も多く、ガラス質炭素で次に多く、そして炭素フェルトで最も少なか った。試験した種々の金属陽極は全て、概ね同量のパラ、パラ対オルトパラ比を 与え、電流効率は極めて不良であった。陽極としての黒鉛の優れた役割は特に顕 著である。
陰極材料の効果 電解を非区画セルで行うため、また、水素発生か唯一の望ましい陰極反応である ため、低水素過電圧陰極材料が望ましい。表4及び5は、種々の陰極の結果を示 す。種々の金属を用いた試験は全て、事実上、陰極の汚れ(fouling)を 生じた。汚れ物質は、非電導性金属ヨウ化物塩であることが判明した。汚れ物質 は除去が困難で、酢酸中に不溶である。グラファイト陰極の使用は汚れを防ぐが 、セル電圧をわずかに上昇させた。遊離ヨウ素の生成に関しては証拠が見出され なかった。
電流密度の効果 電流密度は、電気化学的製造における資本経費の主要因子である。
4〜200mA/aIlの電流密度がヨードニウム塩を生成することが判明した 。200m^/dより大きい陽極浸蝕は過剰であると考えられる。
従って、これより低い電流密度が示され、それは発泡表面陽極(VCAR60多 孔質黒鉛又は黒鉛フェルト)の使用によって達成できた。
これはまた、改良された領域選択性を生じた。
温度の効果 溶液導電率の増加のために、可能ならば比較的高い温度か好ましい。温度か27 °Cから65°Cに」1昇するにつれて、溶液導電率は二倍になる。85°Cよ り高いトルエンは沸騰して蒸発し始める。
酸化生成物の還元の効果 ヨードニウム塩が陰極において還元されるかどうかを見るためにサイクリックポ ルタンメトリー(Cyclic Voltammetry)の実験を行った。こ のような還元か起こるとしたら、ヨードニウム塩の電気合成は非区画セルにおい て達成できそうにもないであろう。還元電流は観察されなかった。
表1 炭素陽極、非区画セル;炭素陽極における本 全ての実験はSCEに対して2. OOVにおいて5.0mm p−ヨードトルエン、10.0mmol )ルエン を用いた。
表2 Pt又はC炭素棒陽極と炭素陰極における、種々の塩の存在下、本 全ての実験 はp−ヨードトルエン0.01モルを用いて非区画セル中でSCEに対して2. 00Vにおいて行った。
木本10alの表面積を有する炭素棒:1Ociの表面積を有する白金。
人ユ 種々の陽極と炭素陰極の存在下における、酢酸15% 1I2so、/2% A C20中で(7) TO121’X0(7)製造0本 全ての実験は非区画セル 中でSCHに対して2.OOVにおいて5. Ommp−ヨー1’ )ルエン、 10.0mmol )ルエンを使用した。
木本 陽極の説明の次の数字(aIr)は表面積である。
本本* Ebonex Technologies、 Emeryville、  CA、 U、S、A、の商標。
嚢】一 種々の陰極、炭素フェルト陽極におけるTO121■)(eの製造9本 全ての 実験は非区画セル中でSCHに対して2.OOVにおいて0.01モルのヨード トルエンと共にt(o A c溶媒15%H2SO4,2%AczOを用いた。
才本 陽極の説明の次の数字(cn)は表面積である。
表5 本 全ての実験は非区画セル中でSCHに対して2.00Vにおいて0.01モ ルのヨードトルエンと共にHoAc溶媒、5%H2SO4,2%AC20を表3 中の炭素布の例はおそら(、炭素布への電気接続の欠如のために失敗したと考え られた。従って、炭素布の例を再び行い、ヨウ化物塩としての沈澱、それに続く 乾燥及び秤量によって測定したところ、78%の電流効率が得られた。
本発明を、特にその好ましい実施態様に関して詳述したが、発明の精神及び範囲 内で変更及び修正が可能なことは言うまでもない。
国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 コーネル、デビット ダンラップアメリカ合衆国、テネシー  37660.キンゲスポート、ハモンド アベニュ 230

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(A)単一区画室内に炭素陽極及び陰極が装着された電解セルに、ヨードア リール化合物、アリール化合物、安定電解質及び溶媒を含む反応混合物を供給し 、そして(B)目的ジアリールヨードニウム塩生成物の形成を促進する条件下に おいて陰極及び陽極に電位を適用することを含んでなる、ジアリールヨードニウ ム塩を製造する電解法。
  2. 2.前記電解質が一部分又は全て、溶媒として作用する請求の範囲第1項の方法 。
  3. 3.前記ヨードアリール化合物が炭素数6〜11であり、且つ前記アリール化合 物が炭素数6〜11である請求の範囲第1項の方法。
  4. 4.前記ヨードアリール化合物がヨードトルエン、ヨードベンゼン、ヨードナフ タレン、又は−R、−OR及び▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、Rは 炭素数1〜12のアルキル基である〕から独立して選ばれた1〜5個の置換基で 置換されたヨードベンゼンであり;且つ前記アリール化合物がベンゼン、トルエ ン又はナフタレンである請求の範囲第1項の方法。
  5. 5.前記溶媒が酢酸である請求の範囲第1項の方法。
  6. 6.前記電解質が硫酸を含む請求の範囲第1項の方法。
  7. 7.前記電解質がフッ素化合物、硫酸又はそれらの組合せである請求の範囲第5 項の方法。
  8. 8.前記反応混合物が反応混合物の総重量に基づき1〜10%の乾燥剤を更に含 む請求の範囲第7項の方法。
  9. 9.前記フッ素化合物がNH3HF又はHFである請求の範囲第8項の方法。
  10. 10.ヨードアリール化合物:アリール化合物のモル比が40:1〜1:40で あり、且つ電解質の量が1%〜99%であり、前記百分率が反応混合物の総重量 に基づく請求の範囲第1項の方法。
  11. 11.前記ジアリールヨードニウム塩生成物の各アリール基が一置換され、且つ パラ,パラ置換生成物:オルト,パラ置換生成物の収率の比が5より大きい請求 の範囲第1項の方法。
  12. 12.前記の収率の比が20より大きく、且つ電流効率が20より大きい請求の 範囲第7項の方法。
  13. 13.電流効率が75より大きい請求の範囲第1項の方法。
  14. 14.前記陰極が亜鉛、白金、ニッケル、カドミウム、錫、ステンレス鋼、銅、 バナジウム又は炭素からなる請求の範囲第1項の方法。
  15. 15.前記陰極が炭素からなる請求の範囲第1項の方法。
  16. 16.電位が1.8〜2.2ボルトである請求の範囲第1項の方法。
  17. 17.15℃〜85℃の温度において2〜10時間、前記電位を適用する請求の 範囲第1項の方法。
  18. 18.炭素陽極がグラファイト炭素陽極である請求の範囲第1項の方法。
  19. 19.(A)単一区画室内に炭素陽極及び陰極が装着された電解セルに、p−ヨ ードトルエン、トルエン、本質的にNH3HF、硫酸又はそれらの混合物からな る電解質、酢酸からなる溶媒及び無水酢酸からなる乾燥剤を含む反応混合物を充 填し、そして (B)目的ジアリールヨードニウム塩生成物の形成を促進する条件下において陰 極及び陽極に電位を適用することを含んでなる、フッ化ジトリルヨードニウムを 製造する電解法。
  20. 20.前記反応混合物がp−ヨードトルエン0.5〜20重量%、トルエン0. 5〜20重量%、電解質0.05〜5重量%、酢酸50〜95重量%及び無水酢 酸0.0l〜10重量%を含む請求の範囲第18項の方法。
  21. 21.前記電解質が本質的にNH3HF又はHF0.05〜5重量%と硫酸1〜 10重量%から本質的になる請求の範囲第19項の方法。
  22. 22.炭素陽極が黒鉛炭素陽極である請求の範囲第19項の方法。
JP4510001A 1991-04-08 1992-03-31 ジアリールヨードニウム塩の電気化学合成 Pending JPH06506728A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/681,589 US5277767A (en) 1991-04-08 1991-04-08 Electrochemical synthesis of diaryliodonium salts
US681,589 1991-04-08
PCT/US1992/002571 WO1992017626A2 (en) 1991-04-08 1992-03-31 Electrochemical synthesis of diaryliodonium salts

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06506728A true JPH06506728A (ja) 1994-07-28

Family

ID=24735938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4510001A Pending JPH06506728A (ja) 1991-04-08 1992-03-31 ジアリールヨードニウム塩の電気化学合成

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5277767A (ja)
EP (1) EP0579752A1 (ja)
JP (1) JPH06506728A (ja)
CA (1) CA2106664A1 (ja)
TW (1) TW222312B (ja)
WO (1) WO1992017626A2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5488147A (en) * 1994-07-21 1996-01-30 Minnesota Mining And Manufacturing Company Diaryliodonium fluoroalkyl sulfonate salts and a method of making
US6756013B1 (en) 2000-08-14 2004-06-29 Cornell Development Corporation, Llc Compositions of iodonium compounds and methods and uses thereof
US6419814B1 (en) * 2000-11-02 2002-07-16 Cornell Development Llc Methods for electrochemical synthesis of organoiodonium salts and derivatives
US6620305B2 (en) 2001-04-10 2003-09-16 Cornell Development Corporation Llc Method and apparatus for electrochemical cells with improved anti-fouling characteristics
US20030194877A1 (en) * 2002-04-16 2003-10-16 Applied Materials, Inc. Integrated etch, rinse and dry, and anneal method and system
US7052593B2 (en) 2004-01-07 2006-05-30 Cornell Development Corporation Llc Process for the production of diaryl iodonium compounds
US20050167283A1 (en) * 2004-02-03 2005-08-04 Cornell David D. Electrosynthesis of diaryliodonium compounds

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3712920A (en) * 1968-05-31 1973-01-23 Dow Chemical Co 2,5-thiophenediyl-bis(iodonium salts)
US3734928A (en) * 1970-08-11 1973-05-22 Dow Chemical Co Difunctional iodonium salts of diphenyl oxide and preparation
DE2100381A1 (en) * 1971-01-07 1972-07-20 Wendt, Hartmut, 6110 Dieburg Phenol electrochemical prodn - by anodic oxidn of iodobenzene in presence of benzene
DE2154348A1 (de) * 1971-11-02 1973-05-10 Battelle Institut E V Elektrochemisches verfahren zur herstellung aromatischer amine
US3885036A (en) * 1972-06-22 1975-05-20 Dow Chemical Co Antimicrobial thienyliodonium salt methods and compositions
US3944498A (en) * 1972-06-22 1976-03-16 The Dow Chemical Company Germicidal detergent containing a thienyliodonium salt
US3763187A (en) * 1972-06-22 1973-10-02 Dow Chemical Co Thienyliodonium salts
ZA741203B (en) * 1973-03-23 1975-01-29 Smithkline Corp Veterinary feed compositions for inhibiting rumen microbial deamination
US3981897A (en) * 1975-05-02 1976-09-21 General Electric Company Method for making certain halonium salt photoinitiators
US4136102A (en) * 1974-05-02 1979-01-23 General Electric Company Photoinitiators
IE43648B1 (en) * 1974-10-30 1981-04-22 Ici Ltd Methods and compositions for use in animal husbandry
DE2825494A1 (de) * 1978-06-10 1979-12-20 Hoechst Ag Bipolare elektrode fuer anodische prozesse in ungeteilten zellen
US4513137A (en) * 1981-04-09 1985-04-23 The University Of Akron Iodonium salts
US4623666A (en) * 1984-11-06 1986-11-18 Kennedy Thomas P Pharmacological applications of diphenylhalonium ion
AU3615484A (en) * 1983-11-07 1985-06-03 Kennedy, T.P. Pharmacological applications of diphenylhalonium ion
US4759833A (en) * 1987-11-02 1988-07-26 Eastman Kodak Company Electrolytic method of simultaneously preparing diaryliodonium salt and alkoxide salt and method of preparing ester of an aromatic acid

Also Published As

Publication number Publication date
WO1992017626A3 (en) 1993-02-04
CA2106664A1 (en) 1992-10-09
EP0579752A1 (en) 1994-01-26
TW222312B (ja) 1994-04-11
WO1992017626A2 (en) 1992-10-15
US5277767A (en) 1994-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3899401A (en) Electrochemical production of pinacols
US4466881A (en) Process for the preparation of (ω-fluorosulfonyl)haloaliphatic carboxylic acid fluorides
JPH06506728A (ja) ジアリールヨードニウム塩の電気化学合成
US4131521A (en) Electrochemical synthesis of organic carbonates
EP0339535B1 (en) Plating bath for electrodeposition of aluminum and plating process making use of the bath
US3779876A (en) Process for the preparation of glyoxylic acid
DE3608853C2 (ja)
JPS5845387A (ja) アルキル置換ベンズアルデヒドの製法
US3692643A (en) Electrofluorination process using thioesters
US5326437A (en) Process for production of perfluoroalkysulphonyl fluorides
US9340884B2 (en) Process for the electrochemical fluorination of organic compounds
US4076601A (en) Electrolytic process for the preparation of ethane-1,1,2,2-tetracarboxylate esters and related cyclic tetracarboxylate esters
GB2141708A (en) Preparation of squaric acid
JP4587329B2 (ja) 脂肪族または脂環式c−原子と結合した第1級アミノ基およびシクロプロピル単位を有する、第1級アミンの製造方法
US3879271A (en) Production of diesters of dicarboxylic acids by electrochemical condensation of monoesters of dicarboxylic acids
JPH0261081A (ja) ペルフルオロカルボン酸またはその可溶性塩を電解的に脱カルボキシル化しそしてその際に生じた遊離基を次いで二量体化する方法
Hashiba et al. Electroorganic synthesis using organometals. 1. Cathodic ester formation from alcohols and alkyl halides in the presence of catalytic amounts of iron (0) pentacarbonyl at atmospheric pressure of carbon monoxide
JPH05506273A (ja) ハロゲン化アクリル酸の製法
JP3212712B2 (ja) 有機電解フッ素化法
US3556961A (en) Electrolytic hydrodimerisation
JPH03134193A (ja) 低融点組成物および電気アルミニウムめっき方法
US6395165B2 (en) Process for preparing perfluorinated organic compounds by electrochemical fluorination
CA2002599A1 (en) Process for the electrochemical iodination of aromatic compounds
DE3300865A1 (de) Verfahren zur herstellung von waessrigen ti(iii)-clorid-loesungen
JPS6050190A (ja) 2,5−ジメチルヘキサンジニトリルの製造法