JPH06506180A - ガス支持コンベアを備えたガラス板徐冷窯 - Google Patents

ガス支持コンベアを備えたガラス板徐冷窯

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JPH06506180A
JPH06506180A JP4508766A JP50876692A JPH06506180A JP H06506180 A JPH06506180 A JP H06506180A JP 4508766 A JP4508766 A JP 4508766A JP 50876692 A JP50876692 A JP 50876692A JP H06506180 A JPH06506180 A JP H06506180A
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モールトビー ロバート イー ジュニア
マックマスター ハロルド エイ
ブレーノ フィリップ ジェイ
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グラステク インコーポレイテッド
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    • C03B25/04Annealing glass products in a continuous way
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガス支持コンベアを備えたガラス板徐冷窯技術分野 本発明は、ガラス板ストリップを徐冷するための徐冷窯に関する。
背景技術 ガラス板は、連続ガラス板ストリップを成形することにより慣用的に製造されて いる。ガラス板ストリップは、後で個々の長さに切断できなくなる程の大きな内 部応力が生じないようにするため、徐冷窯内でゆつ(りと冷却され、徐冷(アニ ーリング)が行われる。慣用的な工程では、錫の溶―金属浴上て浮動(フローテ ィング)する間にガラス板を形成し、次に、該ガラス板を錫浴から徐冷窯に移送 して、ゆっ(りと冷却する。Mouly等の米国特許第4.749.400号に 開示されているように、徐冷窯内に入る前に、ガラス板の側方縁部が熱い状態で トリミングされる。徐冷中、ガラス板ストリップの温度は、「徐冷点」 (通常 、約1.000〜1.040 ’F (約495〜560°C)の範囲内にある )から、「歪み点」 (通常、約925〜970°F(約495〜520°C) の範囲内にある)までゆっくりと冷却される。より詳しくは、徐冷点及び歪み点 くこれらの間に徐冷範囲がある)の両温度は、ASTM法C336により測定し たときのガラス繊維の比伸び速度又はASTM法0598により測定したときの ガラスビームの比中間撓み速度のいずれかに相当する温度として定義されている 。徐冷点でのガラス板の内部応力は数分間で実質的に緩和され、一方、歪み点で の内部応力は数時間で実質的に緩和される。
慣用的な徐冷を行う間、徐冷点から徐冷範囲を介して歪み点まで搬送すべく、連 続ガラス板ストリップはコンベアロール上に支持される。徐冷点ではガラスは比 較的柔らかいので、その表面はコンベアロールとの保合により変形され、このた め光学的品質及び機械的強度に悪影響を及ぼす。
発明の開示 本発明の目的は、徐冷範囲でのゆっくりとした冷却時にガラス板ストリップと係 合することなくして熱いガラス板ストリップを徐冷でき、従って、徐冷されたガ ラスに優れた光学的品質及び機械的強度を付与できる改良された徐冷窯を提供す ることにある。
本発明の上記目的及び他の目的を達成するため、本発明に従って構成されたガラ ス板ストリップ徐冷窯は、加熱チャンバを形成するハウジングを存しており、該 ハウジングが、上下表面をもつ熱い連続ガラス板ストリップの形成直後で、徐冷 点以下に冷却する前にガラス板ストリップを受け入れる入口端を備えている。
ハウジングはまた、加熱チャンバからガラス板ストリップが出る出口端とを備え ている。ハウジング内で、加熱チャンバの温度は、ガラス板ストリップを徐冷す る比較的ゆっくりとした冷却を行うべく、ハウジングの入口端から出口端に向か って低下している。徐冷窯のコンベアはガス支持体を備えており、該ガス支持体 が、ガラス板ストリップの表面が歪み点以下に冷却されるまで、ハウジング内で ガラス板ストリップの裏面支持体を形成する上向き加圧ガス流を供給する。ガス 支持体は少なくとも1つのマニホルドを備えており、該マニホルドは、(a)ガ ラス板ストリップと衝突するように加圧ガスを供給するための供給開口と、(b )ガラス板ストリップとの衝突後に加圧ガスを排出させる排出開口とを備えてい る。
各マニホルドは少なくとも1つの混合ブレナム及びガスバーナを備えている。各 マニホルドは、そのガスバーナからの加熱燃焼生成物を受け入れ且つ排出開口か ら戻されたガスと混合させて、供給開口に供給する混合ブレナムに流入させるl 対のガスジェットポンプを備えている。該l対のガスジェットポンプは、混合ブ レナム内でのガス混合を増進するように互いに配置されている。また、コンベア は駆動装置を備えており、該駆動装置Jよ、ガラス板ストリップの表面が歪み点 以下に冷却された後にガラス板ストリップと係合して、ガラス板ストリップを、 ガス支持体上で、ハウジングの入口端から出口端に向けて引っ張る。
本発明の徐冷窯の好ましい構造では、コンベアのガス支持体が、ガラス板ストリ ップの表面が冷却により圧縮状聾(通常、圧縮状態は、ガラスが周囲温度に近づ くときに、連続ガラス板ストリップの中央の方が表面よりも速い速度で冷却し始 めることにより生じる)に置かれるまでガラス板ストリップの裏面支持体を形成 する。
本発明のガラス板ストリップ徐冷窯の好ましい構造はコンベアのガス支持体を存 しており、該ガス支持体がロアマニホルドを有しており、該ロアマニホルドには 加圧ガスが供給されて、ガラス板ストリップと衝突して該ストリップの支持体を 形成する上向き流が発生される。また、コンベアのガス支持体はアッパマニホル ドを有しており、該アッパマニホルドにはガスが供給されて、ガラス板ストリッ プと衝突し且つ前記上向き流と協働してガラス板ストリップの上下表面との均一 な強制対流伝熱を与える下向き流が発生される。ロアマニホルド及びアッパマニ ホルドの各々は、加圧ガスを供給してガラス板ストリップと衝突させる長い供給 開口を有している。また、各マニホルドは、ガラス板ストリップとの衝突後にガ スを排出させる長いlJt出開口とを備えている。各マニホルドの供給開口及び tJ1出開口は、ガラス板ストリップの移動方向に沿って交互の関係に配置され ている。
本発明による2つの好ましい実施例の各々においては、各マニホルドが長い各排 出開口を有し、該排出開口が両端部と該両端部の間の中央部とを備えている。
各排出開口の両端部は、排出開口の中央部に向かう方向に徐々に増大する流れ面 積ををし、ガラス板ストリップの中央部にガス圧力が発生することを防止する構 造を存している。2つの好ましい実施例では、各マニホルドが傾斜した供給通路 を有しており、該供給通路は、ハウジングの出口端に向かう加圧ガス流によりガ ラス板ストリップの駆動力を与える。ハウジングの入口端と出口端との間で、好 ましくは、コンベアは、ハウジングの入目端と出口端との間に複数組のロアマニ ホルド及びアッパマニホルドを備えており、これらのマニホルドが、ガラス板ス トリップの強制対流冷却を行う。
好ましい一実施例ては、徐冷窯の各マニホルドが耐火材料で成形されており、各 マニホルドは好ましくは鋳造プラテンを有している。該鋳造プラテンは供給開口 及びfJF出開出金口成する表面を備えており、供給開口及び排出開口は、ガラ ス板ストリップの移動方向に対して横方向に延びた長い形状を有し且つ互いに交 互の関係に配置されている。各マニホルドは更に鋳造マニホルド部材を有してお り、故鋳造マニホルド部材は、プラテンの供給開口に加圧ガスを供給し且つプラ テンの口[出開口からガスを受け入れて供給開口に戻す循環流を形成する。
鋳造プラテン並びに鋳造マニホルド部材を備えており且つ耐火材料で成形された マニホルドの好ましい構造ては、マニホルド部材が互いに間隔を隔てた2対の側 壁を有しており、各対の側壁がプラテンの排出開口からのガスを受け入れる戻り 通路を形成している。各マニホルドのガスジェットポンプは、各対の側壁に取り 付けられており且つガスバーナから受け入れた加圧及び加熱燃焼生成物とプラテ ンの排出開口から戻されたガスとを混合してプラテンの供給開口に戻す循環流を 形成する。2対の側壁は互いに間隔を隔てて配置されて混合ブレナムを形成して おり、該混合ブレナム内には、加圧ガスがガスジェットポンプから両方向から受 け入れられ、プラテンの供給開口に供給される前に混合する。
好ましくは、耐火材料からなるマニホルド初冬マニホルド部材は、混合チャンバ からプラテンの供給開口に供給される加圧ガスの温度を制御するための温度コン トローラを備えている。各温度コントローラは電気抵抗エレメントを備えており 、該エレメントには、ガスがプラテンの供給開口に供給されたときに強制対流伝 熱を与えるための適正度合いの付加加熱を与えるように、必要に応じた電圧が印 加される。
耐火材料からなるマニホルドの各マニホルド部材は更に、1つの温度コントロー ラを備えた混合ブレナムを分割するための、ガラス板ストリップの移動方向に沿 って間隔を隔てた垂直壁と、各対の垂直壁間て対向して配置された1対のガスジ ェットポンプと備えている。マニホルド部材の各対の垂直壁の間に加圧ガスを供 給する、互いに対向して配置された前記1対のガスジェットポンプは異なる高さ に配置され、円形混合流を与えることによって混合を増進させる。この円形混合 流は、2つの垂直壁の間の位置で、ガラス板ストリップの搬送平面に対して温度 コントローラから離れた位置に生じる。
本発明の他の好ましい実施例においては、各マニホルドが、耐火材料ではなく金 属シートで作られている。
本発明の徐冷窯のコンベア駆動装置はローラを備えており、該ローラはガラス板 ストリップの下面と係合して、ガラス板ストリップを、ガス支持体上で、ハウジ ングの入口端から出口端に向けて引っ張る。従って、好ましい構造では、駆動装 置のローラが、ガス支持体のロアマニホルドとアッパマニホルドとの間でガラス 板ストリップを引っ張り、ガラス板ストリップの上下の表面との強制対流によリ ガラス板ストリップをゆっくりと冷却して徐冷する。
本発明の目的、特徴及び長所は、添付図面に関連して述べる発明を実施するだめ の最良の形態についての以下の詳細な説明から容易に明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明に従って構成されたガラス板ストリップの徐冷窯を示す幾分概 略的な側面図である。
第2図は、徐冷窯のハウジングの入口端を示す一部を破断した斜視図である。
第3図は、第1図の3−3線の方向に沿って切断した徐冷窯の断面図である。
第4図は、第3図の4−4線から見た徐冷窯の側面図である。
第5図は、徐冷窯のマニホルドのプラテン(該プラテンを通って加圧ガスが供給 され、徐冷中にガラス板ストリップを支持し且つゆっくりと冷却するための循環 流が形成される)を示す一部を破断した斜視図である。
第6図は、第3図の6−6線の方向から見た平面図であり、加圧ガスを供給して 循環流を生じさせるための供給開口及び排出開口の構造を示すものである。
第7図は、アッパマニホルド及びロアマニホルドのアッパプラテン及びロアプラ テンを通る第3図の7−7線の方向から見た断面図であり、加圧ガスを循環させ てガラス板ストリップと衝突させる循環流を生じさせる方法を示すものである。
第8図は、マニホルドの別の実施例を示す斜視図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図を参照すると、ガラス板成形装置の全体が番号10で示されており、該ガ ラス板成形装置10は、熱い連続ガラス板ストリップGを形成する形成ステーシ ョン12と、熱いガラス板ストリップGの側方縁部をトリムするトリミングステ ーブ1ン14と、ガラス板ストリップを個々の長さのガラス板に切断する前にガ ラス板の徐冷を行うための、本発明に従って構成された徐冷窯】6とを有してい る。形成ステー7ョン12は任意の慣用的構造のものでよいが、通常は、溶融金 属浴(慣用的には熱い錫の浴)上で熱いガラス板ストリップGを浮動(フローテ ィング)させる構造を存している。形成ステーションI2を出た後、ガラス板ス トリップGは前述のようにトリミングステーション14に通され、ここでその側 方縁部がトリムされて、徐冷窯16に入る前に存在する側方縁部のあらゆる凹凸 か除去される。しかしながら、注意すべきは、ガラス板ストリップGの形成に任 意の種類の方法を使用できること、及び徐冷のためのゆっくりとした冷却を行う 本発明の徐冷窯16にガラス板ストリップGを供給する前に側方縁部のトリミン グを行うことは絶対的に必要ではないことである。
引続き第1図を参照すると、本発明のガラス板ストリップ徐冷窯」6は加熱チャ ンバ20を形成するハウジング18を有しており、該ハウジング18は、熱い連 続ガラス板ストリップGの形成直後に該ストリップGを受け入れる入口端22を 有している。ハウジング18はまた、ガラス板ストリップGが加熱チャンバ20 から出る出口端24を存している。加熱チャンバ20は、ガラス板ストリップG を徐冷する比較的ゆっくりとした冷却を行なうため、ハウジング18の入口端2 2から出口端24に向かうハウジング18の長さ方向に沿って温度が低下してい る。
第1図と第3図との組合わせにより最も良く示されるように、徐冷窯16のコン ベア26は、第7図に矢印30で示すように、上向きの加圧ガスを供給するガス 支持体28を有している。この上向き加圧ガスは、ガラス板ストリップの表面が 歪み点以下に冷却されるまで、第1図に示した徐冷窯ハウジング18内でガラス 板ストリップの裏面支持体を形成する。ガラス板ストリップGの表面が歪み点以 下に冷却された後、第1図に示すように、コンベア26の駆動装置32がガラス 板ストリップGと係合して、ストリップGを、ガス支持体28上でハウジング1 8の人口端22から出口端24に向けて引っ張るらこの構成により、徐冷窯ハウ ジング18内での徐冷中にガラス板ストリップGの表面が機械的に係合すること はなく、連続ストリップGから最終的に切断されるガラス板の光学的品質を維持 てきる。
ガラス板ストリップGの表面が冷却により圧縮状態に置かれるまで、ガス支持体 28がガラス板ストリップGの裏面支持体を形成する場合には最良の結果が得ら れる。より詳しくは、表面のこの圧縮は、ガラス板ストリップGが充分に冷却さ れた後に生しるため、冷却が周囲温度で遅くなるときに、ガラス板ストリップG の表面と中心との間の温度勾配が消滅する。次に、ガラス板ストリップGの表面 が冷却により圧縮状態に置かれた後に、駆動装置32がガラス板ストリップGと 係合し、ストリップGを、コンベア26のガス支持体28上でハウジング18の 入【」端22から出口端24の方向に引っ張る。
第」図及び第3図に示すように、好ましくは、コンベア26のガス支持体28は ロアマニホルド34を存しており、ロアマニホルド34には、第7図に矢印30 で示すようなガラス板ストリップGの支持体を形成するように、ガラス板ストリ ップGと衝突する上向き流として加圧ガスが供給される。また、第1図及び第3 図に示すガス支持体28はアッパマニホルド36を存しており、アッパマニホル ド36には、前記上向きガス流と協働してガラス板ストリップGの上下表面との 均一な強制対流伝熱が得られるように、第7図に矢印38で示すようなガラス板 スI・リップGと衝突する下向き流としてガスが供給される。
第1及び第7図を参照すると、ロアマニホルド34及びアッパマニホルド36は 供給開口40を有しており、供給開口40を通して、ガラス板ストリップGと衝 突する加圧ガスが供給される。ロアマニホルド34及びアッパマニホルド36の 各々は排出開口42を有しており、排出開口42を通して、ガラス板ストリップ Gと衝突後のガス(ロアマニホルド34及びアッパマニホルド36と関連する排 出ガスの流れが、第7図にそれぞれ番号44及び46で示しである)が排出され る。第6図に示すように、各マニホルドは水平方向に延びた平坦面48を在して おり、平坦面48には供給開口40及び排出開口42が形成されている。
これらの供給開口40及び排出開口42は、矢印50で示すガラス板ストリップ Gの移動方向に対して横方向に配向された長いスリット形状を有するのが好まし い。各マニホルドの供給開口40及び排出開口42は、ガラス板ストリップGの 移動方向に沿って交互の関係に配置されており、後で詳述するようにガスの循環 流を可能にしている。各々の長いIJF出開口42は両端部52と、これらの両 端部52の間の中央部54とを有している。これらの各排出開口42は、ガラス 板ストリップGの中央部でのガス圧力の発生を防止するため、開口42の両端部 52から中央部54に向かう方向に徐々に増大する流れ面積を有している。より 詳しくは、排出開口42は、両端部52から中央部54に向かって増大する幅を 有しており、排出開口42の中央部54に隣接するガラス板ストリップGの中央 部にガス圧力が発生することを防止する。
第7U!Jに最も良く示すように、ロアマニホルド34及びアッパマニホルド3 6の各々は傾斜した供給通路56を有している。これらの供給通路56は、ハウ ジング18の出口端24に向かう加圧ガス流によりガラス板ストリップGの駆動 力を与えるように、供給開口40に加圧ガスを供給する。この駆動力は、矢印3 0.38で示す上向きガス流及び下向きガス流がハウジング18の出口端24に 向かう方向(矢印50)にガラス板Gを移動させる傾向をもつように、上向きガ ス流及び下向きガス流に傾斜を付与することによって発生する。
第1図に示すように、コンベア26は、好ましくは、徐冷窯16のハウジング1 8の入口端22と出口端24との間に複数組のロアマニホルド34及びアッパマ ニホルド36を有している。より詳しくは、5組のロアマニホルド34及びアッ パマニホルド36が図示されている。しかしながら、所望のサイズパラメータ及 び処理パラメータに基づいて、より多数(又は少数)のマニホルドの組を設ける ことができる。
第3図に示すように、ロアマニホルド34及びアッパマニホルド36の各々は、 優れた耐熱歪み性が得られるようにするため、焼結溶融シリカ等の適当な耐火材 料で成形されている。より詳しくは、各マニホルド34.36は、前述の構造を もつ供給開口40及び排出開口42が設けられた平坦面48を形成している鋳造 プラテン60を有している。各プラテン60はまた、平坦面48に対して平行な 表面62を有しており、表面62にはここから延びた長いブレナム部分64が形 成されている。ブレナム部分64は、前述のように加圧ガスを供給開口40に供 給する供給通路56に通しる最初に収斂した形状を存している。また、各プラテ ン60は、排出通路58からのガスを受け入れるための長い排出チャンバ66を 有しており、排出チャンバ66の両端部は、関連する戻り通路68(第5図)に 連通している。関連する端壁70が、隣接するブレナム部分64から戻り通路6 8を隔絶し、同時に、戻り通路68と排出チャンバ66とを連通させており、後 で詳述するようにガスの循環流を可能にしている。
更に第3図に示すように、各ロアマニホルド34及びアッパマニホルド36はま た、鋳造マニホルド部材72を存している。鋳造マニホルド部材72は、関連す るプラテン60の供給開口40に加圧ガスを供給し且つプラテン60の排出開口 42からガスを受け入れて、流れを供給開口40に戻し循環させる。これらのマ ニホルド72は、ロアマニホルド34及びアッパマニホルド36のプラテン60 のそれぞれ上下に配置されており且つ関連するボルト形緊締具74によりプラテ ン60に固定されている。
更に第3図に示すように、各ロアマニホルド34及びアッパマニホルド36はガ スバーナ76と、マニホルド部材72により取り付けられた少なくとも1つのガ スジェットポンプ78とを有している。本発明の好ましい構造では、第4図に示 すように、各マニホルド部材72には、複数(より詳しくは、マニホルド部材7 2の各側部に9gI)のガスジェットポンプ78が設けられており、これらのガ スジェットポンプ78は、上下の組からなる交互配列に配置されている。これら のガスジェットポンプ78の各々は、混合チャンバ84からの主導管82から供 給されるフィーダ導管80が連結されており、混合チャンバ84には関連するが スハーナ76から加熱された燃焼生成物か供給される。これらの加熱された燃焼 生成物は、制限ノズル86を通る流れとしてガスジェットポンプ78に供給され 、且つ、関連するプラテン60のfJF出開口42から受け入れられる戻りガス の二次流90を誘起する一部ガス流88を形成して、矢印92て示すような混合 ガスの循環流が供給開口40に戻される。後でより詳述するように、供給部材9 4は、供給開口に戻る混合流を供給する。
第3図に最も良く示すように、各マニホルド部材72は、互いに間隔を隔てた2 対の外側側壁96及び内側側壁98を存しており、側壁96.98は、水平壁+ 00から関連するプラテン60へと略垂直に延びている。各対の外側側壁96及 び内側側壁98は、第5図に関連して前述した戻り通路68を介してプラテン6 0のtJF出開1142からのガスを受け入れる戻り通路+02を形成している 。第3図及び第4図に関連して前述したように、各マニホルド34.36には複 数のガスジェットポンプ78が関連しており、これらのガスジェットポンプ78 は、■−下の交互の組として各マニホルドの間隔を隔てた各対の側壁96.98 に取付けられている。前述のように、これらのガスジェットポンプ78は、フィ ーダ導管80、主導管82及び混合チャンバ84を介してガスバーナ76から受 け入れた、加圧及び加熱された燃焼生成物を混合して、関連するプラテン6oの 排出開口42から戻されるガスと混合させ、プラテン6oの供給開口4oに循環 流を戻す機能を有している。間隔を隔てた2対の側壁96.98はまた、互いに 間隔を隔てており、且つ互いに協働すると共にこれらの水平壁100並びに関連 するプラテン60の表面62とも協働して混合ブレナム+04を形成している。
この混合ブレナム104内には、加圧ガスが、ガスジェットポンプ78から両方 向から受け入れられ、第7図に関連して前述したように、プラテン6oの供給開 口4゜に供給される前に混合される。この混合ブレナム+04は、第2図に示す ように、ガラス板ストリップGが移動される徐冷窯16の長さ方向に沿って間隔 を隔てた垂直壁105により分割されている。1対のガスジェットポンプ78は 、ガラス板ストリップGの移動方向に沿って交互に変化する上下位置において、 両方向がら各対の垂直壁+05の間に加圧ガスを供給する。このような構造は、 第3図に矢印103で示すような円形混合を形成し、これにより、圧力及び温度 の均一性か得られる。各対の垂直壁+05の間に供給される2つのガスジェット ポンプ78の上下位置による、マニホルドの横方向幅に亘るガス供給圧力及び温 度のあらゆる変化は、ガラス板ストリップGの移動方向に沿うこれらの位置の交 互の関係により調節される。また、平坦性を維持するには、横方向幅に沿う圧力 変化がガラス板ストリップGの上下で同じになるようにする。
第2図〜第4図に示すように、各マニホルド部材72はまた、混合チャンバ84 から関連するプラテン6oの供給開口4oに供給される加圧ガスの温度を制御す るための温度コントローラ106を有している。より詳しくは、第2図に示すよ うに各温度コントローラ106は電気抵抗エレメント108を存しており、エレ メント108には、徐冷窯16の特定位置に適当な温度を付与する必要があると きに、前記特定位置に適正な加熱度合いを与えるへく電圧が印加される。これら の温度コントローラ106は、ガスジェットポンプ78がらガラス板ストリップ Gの方向を向いた関連マニホルド部材72の間隔を隔てた側壁96.98により 、垂直壁105間に取付けられており、これにより、ガスジェットポンプ78か ら供給されるあらゆるガスが温度コントローラ106を通って加熱され、従って 、供給開口4oに供給される加圧ガスに適正温度を付与する。温度コントローラ 106及び2つのガスジェットポンプ78は、マニホルド部材72の各対の垂直 壁105の間に取付けられている。徐冷窯16に良好な温度制御が達成されると 、徐冷の実行に要する時間を短縮できるノンリニア冷却が可能になる。例えは、 ガラス板ストリップGか歪み意思下に冷却された後、その温度を1分間又は1分 間より僅かに長い時間だけ約545°Cに保持しておくことにより、その後に、 ガラスに割れを生しさせることなく且つ冷却を中断することなく、より速い速度 て480°Cまて冷却でき、従って全体とりてより速い冷却時間が得られる。
同様に、良好な温度制御の達成により、他のノンリニア冷却カーブを利用できる 。
第2図〜第7図の実施例では、ガラス板ストリップGが、加圧ガスにより、各ロ アマニホルド34の平坦面48の上方に、約1〜21TIT+の非常に小さな距 離たけ浮き」二げられる。また、ガラス板ストリップGは、通常、下方の間隔よ りも大きな距離(下方の間隔の2〜7倍の距離)だけ、各アッパマニホルド36 の平坦面48から下に間隔を隔てられる。最良の結果が得られる各間隔の度合い は、ガラスの厚さ、電送速度、適用温度及び他の作業パラメータに基づいて定め る。
tRB図には、ロアマニホルド゛及びアッパマニホルドの他の構造が示されてお り、ここでは、1つのロアマニホルド34′が実線で示されている。このマニホ ルドは、前述の実施例のような耐火材料ではなく金属シートで作られており且つ 複数の同じロアマニホルド34′か使用される。また、好ましくは、破線で示す 複数の同しアッパマニホルド36′か使用され、前述の実施例と全体として同様 に、これらのマニホルド34’、36’の間でガラス板ストリップGが搬送され るようにする。ロアマニホルl’ 34 ’は、前述の実施例と同様に、・ガラ ス板ストリップGの移動方向に対して横方向に延びた長い形状のガス供給開口4 0′を有している。ロアマニホルド34′の下流側には、隣接するロアマニホル ド34′の上流側と協働して長い形状の排出開口42′ (ガラス板ストリップ Gとの衝突後のガスを受け入れる)を形成する構造か設けられている。この排出 開口42′は、両端部52′及び中央部54′を有している。前述の実施例と同 様に、長いガス排出開口42′は、その両端部52′から中央部54′に向がっ て徐々に増大する流れ面積を存しており、これにより、搬送されるガラス板スト リップGの中央部にガス圧力が生しることか防止される。前述の実施例では、こ の徐々に増大する流れ面積は、排出開口42の幅を増大させることにより形成し たが、この組立て形金属シートからなるマニホルド34′の実施例では、排出開 口42′の両端部52′から中央部54′に向かって排出開口42′の深さを増 大させることにより流れ面積を増大させている。関連するガスバーナの燃焼生成 物から得られるような熱い加圧ガスが側方入口110内に供給され、好ましくは 供給通路56′(該供給通路56′も前述の実施例と同様に傾斜している)を通 して供給開口40′へと流入される。
第1図に示すように、徐冷窯I6のコンベア駆動装置32は少なくとも1つのロ ーラ112を有している。ローラ112は、ガラス板ストリップGの下面と係合 して、ストリップGを、前述のガスマニホルドにより形成されるガス支持体28 上で、ハウジング18の入口端22から出口端24へと引っ張る。通常は、ロー ラ駆動装置32に、最終冷却を行うコンベアの他のローラが設けられる。
第3図に最も良く示すように、徐冷窯I6は、ハウジング18の構成部品を支持 するためのフレーム構造体(その全体を番号+14で示す)を有している。この フレーム構造体114は、垂直な脚116と、これらの脚116の間に配置され 且つ該脚116により支持された水平なビーム+18とを有している。各ロアマ ニホルド34は関連する4つのロアジヤツキ+20を有しており、ロアジヤツキ 120の下端部は関連する水平ビーム118により支持され且つ上端部はマニホ ルド部材72の隣接角部を支持している。これらのジヤツキ120は、ハウジン グ18の断熱ロア側壁+24の直ぐ内方で、ハウジング18の断熱床122を貫 通して延びている。フレーム構造体+14のアッパ垂直ジヤツキ126は、隣接 する水平ビーム+18により支持された下端部と、垂直方向に移動可能なキャリ ジ128とを有しており、キャリジ128は、第2図に示すように、カップリン グ軸線方向130を介してハウジング18の長手方向に沿って連結されている。
これらのキャリジ+28は、第3図に示す長手方向に延びたビーム132により 連結されており、且つジヤツキキャリジ+28を調節すると断熱天井134及び 断熱アッパ側壁136が垂直移動されるように、これらの天井134及び側壁1 36を支持している。各アッパマニホルド36は、懸架ロッド138.140に より支持されている。より詳しくは、4本の懸架ロット138の上端部が断熱天 井134により支持されており、下端部はアッパマニホルド36のプラテン60 の4つの角部を支持している。同様に、4本の懸架ロッド140の上端部も断熱 天井134により支持されており、下端部は、関連するアッパマニホルド36の マニホルド部材72の4つの角部を支持している。これらの懸架ロッド138. 140の上下の端部はねじ連結部を有しており、ねじ連結部は、アッパプラテン 60が水平になると共に、前述のようにしてキャリジ128を垂直方向に調節す るとアッパプラテン60がロアプラテン60に対して適当な高さくこの高さは、 前述のようにロアジヤツキ120により制御される)の間隔が隔たるように固定 する。
第1図及び第2図に示すように、アッパプラテン60の各側部には、垂直方向に 移動可能な扉!42(該1142は、焼結溶融シリカ粒子等のセラミック材料を 成形して構成するのが好ましレリが配置されている。81142には、水平方向 に延びたビーム+32に適当な方法で取付けられたプーリ146に掛けられた1 対のチェーン144が連結されており、チェーン144は、プーリ146から水 平ハンドノ148まで下方に延びている。ハンドル148は、下方に移動させる ことにより扉142を上方に引き上げることができ、これにより、隣接箇所にお いてガラス板ストリップGを見ることが可能になる。
第2図に示され且つ第4図には概略的に示されているように、互いに隣接するア ッパマニホルド36間には窓150が配置されており、このため、第2図及び第 3図に関連して前述したように扉+42を開放して視認することに加え、搬送さ れるガラス板ストリップGの視認を行うことができる。
第2図〜第4図に示すように、ハウジング18の一側面にはカレット扉機構15 2が配置されており、カレット扉機tlll152は、徐冷窯ハウジング18内 に加圧雰囲気を維持する水平閉鎖位置と、ガラス板ストリップGが破断したとき にカレットを落下させることができる垂直開放位置との間で、ロアカレット扉1 54の位置を制御する。
第21及び第4図に示すように、別の組のロアマニホルドとアッパマニホルドと の間には始動ロール156が配置されており、始動ロール+56は、定常作動中 は、関連する位置決め及び駆動機構158により、常時、ガラス板ストリップG の下に位置決めされている。始動作業中、これらのeiltJIi158は始動 ロール156を上昇させて、最初に、ガラス板ストリップGを徐冷層を通して搬 送し、前述のように、定常作動に容易に到達できるようにする。互いに隣接する 各対の始動ロール駆動機構158の間で、徐冷層には、ガラス板ストリップGの 搬送中にストリップGの横方向幅に沿ってストリップGの温度分布を測定する高 温計(パイロメータ)組立体!60が設けられている。
以上、本発明を実施する最良の形態について詳細に説明したが、当業者には、特 許請求の範囲に記載された本発明を実施するだめの他の種々の設計及び実施例を 考え得るであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.加熱チャンバを形成するハウジングを有しており、該ハウジングが、上下表 面をもつ熱い連続ガラス板ストリップの形成直後で、徐冷点以下に冷却する前に ガラス板ストリップを受け入れる入口端と、加熱チャンバからガラス板ストリッ プが出る出口端とを備えており、前記加熱チャンバの温度が、ガラス板ストリッ プを徐冷する比較的ゆっくりとした冷却を行うべく、ハウジングの入口端から出 口端に向かって低下しており、ガス支持体を備えたコンベアを更に有しており、 前記ガス支持体が、ガラス板ストリップの表面が歪み点以下に冷却されるまで、 ハウジング内でガラス板ストリップの裏面支持体を形成する上向き加圧ガス流を 供給し、前記ガス支持体が少なくとも1つのマニホルドを備えており、該マニホ ルドが、(a)ガラス板ストリップと衝突するように加圧ガスを供給するための 供給開口と、(b)ガラス板ストリップとの衝突後に加圧ガスを排出させる排出 開口とを備えており、各マニホルドが少なくとも1つの混合ブレナム及びガスバ ーナを備えており、各マニホルドが、そのガスバーナからの加熱燃焼生成物を受 け入れ且つ前記排出開口から戻されたガスと混合させて、前記供給開口に供給す る前記混合プレナムに流入させる1対のガスジェットポンプを備えており、該1 対のガスジェットポンプが混合ブレナム内でのガス混合を増進するように互いに 配置されており、前記コンベアが駆動装置を備えており、該駆動装置が、ガラス 板ストリップの表面が歪み点以下に冷却された後にガラス板ストリップと係合し て、ガラス板ストリップを、前記ガス支持体上で、ハウジングの入口端から出口 端に向けて引っ張ることを特徴とするガラス板ストリップ徐冷窯。 2.前記コンベアのガス支持体が、前記ガラス板ストリップの表面が冷却により 圧縮状態に置かれるまでガラス板ストリップの裏面支持体を形成し、前記コンベ アの駆動装置が、ガラス板ストリップの表面が冷却により圧縮状態に置かれた後 にガラス板ストリップと係合して、ガラス板ストリップを、ガス支持体上で、ハ ウジングの入口端から出口端に向けて引っ張ることを特徴とする請求の範囲第1 項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 3.前記コンベアのガス支持体が、 ロアマニホルドを有しており、該ロアマニホルドには加圧ガスが供給されて、ガ ラス板ストリップと衝突して該ストリップの支持体を形成する上向き流が発生さ れ、 アッパマニホルドを有しており、該アッパマニホルドにはガスが供給されて、ガ ラス板ストリップと衝突し且つ前記上向き流と協働してガラス板ストリップの上 下表面との均一な強制対流伝熱を与える下向き流が発生されることを特徴とする 請求の範囲第1項又は第2項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 4.前記ロアマニホルド及びアッパマニホルドの各々が、加圧ガスを供給してガ ラス板ストリップと衝突させる長い供給開口と、ガラス板ストリップとの衝突後 にガスを排出させる長い排出開口とを備えていることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 5.前記各マニホルドの前記供給開口及び排出開口が、ガラス板ストリップの移 動方向に沿って交互の関係に配置されていることを特徴とする請求の範囲第4項 に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 6.前記各マニホルドが長い各排出開口を有し、該排出開口が両端部と該両端部 の間の中央部とを備えており、各排出開口の両端部が、排出開口の中央部に向か う方向に徐々に増大する流れ面積を有し、ガラス板ストリップの中央部にガス圧 力が発生することを防止する構造を有していることを特徴とする請求の範囲第5 項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 7.前記各マニホルドが傾斜した供給通路を有しており、該供給通路が、ハウジ ングの出口端に向かう加圧ガス流によりガラス板ストリップの駆動力を与えるよ うに前記供給開口に供給することを特徴とする請求の範囲第3項に記載のガラス 板ストリップ徐冷窯。 8.前記コンベアが、ハウジングの入口端と出口端との間に複数組のロアマニホ ルド及びアッパマニホルドを備えていることを特徴とする請求の範囲第4項に記 載のガラス板ストリップ徐冷窯。 9.前記各マニホルドが耐火材料で成形されていることを特徴とする請求の範囲 第8項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 10.前記各マニホルドが鋳造プラテンを有しており、該鋳造プラテンが供給開 口及び排出開口を形成する表面を備えており、供給開口及び排出開口が、ガラス 板ストリップの移動方向に対して横方向に延びた長い形状を有し且つ互いに交互 の関係に配置されており、前記各マニホルドが更に鋳造マニホルド部材を有して おり、該鋳造マニホルド部材が、プラテンの供給開口に加圧ガスを供給し且つプ ラテンの排出開口からガスを受け入れて供給開口に戻す循環流を形成することを 特徴とする請求の範囲第9項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 11.前記各マニホルドが互いに間隔を隔てた2対の側壁を有しており、各対の 側壁がプラテンの排出開口からのガスを受け入れる戻り通路を形成しており、各 マニホルドのガスジェットポンプが、各対の側壁に取り付けられており且つガス バーナから受け入れた加圧及び加熱燃焼生成物とプラテンの排出開口から戻され たガスとを混合してプラテンの供給開口に戻す循環流を形成し、2対の側壁が互 いに間隔を隔てて配置されて混合ブレナムを形成しており、該混合ブレナム内に は、加圧ガスがガスジェットポンプから両方向から受け入れられ、プラテンの供 給開口に供給される前に混合することを特徴とする請求の範囲第10項に記載の ガラス板ストリップ徐冷窯。 12.前記各マニホルド部材が、混合チャンバからプラテンの供給開口に供給さ れる加圧ガスの温度を制御するための温度コントローラを備えていることを特徴 とする請求の範囲第11項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 13.前記各温度コントローラが電気抵抗エレメントを備えていることを特徴と する請求の範囲第12項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 14.前記各マニホルド部材が、1つの温度コントローラを備えた混合ブレナム を分割するための、ガラス板ストリップの移動方向に沿って間隔を隔てた垂直壁 と、各対の垂直壁間で対向して配置された1対のガスジェットポンプとを備えて いることを特徴とする請求の範囲第12項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 15.前記マニホルド部材の各対の垂直壁の間に加圧ガスを供給する1対のガス ジェットポンプが異なる高さに配置され、円形混合流を与えることによって混合 を増進させることを特徴とする請求の範囲第14項に記載のガラス板ストリップ 徐冷窯。 16前記各マニホドが金属シートで作られていることを特徴とする請求の範囲第 8項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。 17.前記コンベア駆動装置がローラを備えており、該ローラがガラス板ストリ ップの下面と係合して、ガラス板ストリップを、ガス支持体上で、ハウジングの 入口端から出口端に向けて引っ張ることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2 項に記載のガラス板ストリップ徐冷窯。
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