JPH06505570A - コンピューターモニターのためのビジョンセイバー - Google Patents

コンピューターモニターのためのビジョンセイバー

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JPH06505570A
JPH06505570A JP4508311A JP50831193A JPH06505570A JP H06505570 A JPH06505570 A JP H06505570A JP 4508311 A JP4508311 A JP 4508311A JP 50831193 A JP50831193 A JP 50831193A JP H06505570 A JPH06505570 A JP H06505570A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビジョンセイバー(マ1sioa sgマer) 、すなわちコンピ ューターモニターを見ながらの作業を容易にする装置、および、首や肩や目の緊 張を和らげるためにコンピューターモニターとともにそれを使用する方法に関す る。
長時間にわたってコンピューターモニターを見る人からしばしば不満が聞かれる 。コンピューターモニターが置かれる机やテーブルの前に座る人から、通常、約 16ないし20インチのところにコンピューターモニターがあるという事実のた めに、目が緊張したり、目や頭が頻繁に動いたり、焦点合わせの問題があったり 、他の同様の問題が生じたりしやすい。これは、主として、そのモニターがそれ を見る人の比較的近くにあって、画面がぎらついたり、キーボードがモニターよ り低い位置にあるという事実と関係がある。
本発明の目的は、コンピューターモニターを見るときの前述した問題を取り除く ビジョンセイバーを提供することである。より詳細には、本発明の目的は、焦点 合わせの問題を最小限に押さえ、注視されるべき視点位置を遠ざけ、ぎらつきを 減らし、目や頭が動く回数を制限することによって、首や肩や目の緊張を和らげ るビジョンセイバーを提供することである。
他の目的は、使用者が、最も楽に見ることができるように装置の反射面の位置や 視角を簡単に微調整でき、また、見る人が、第2の鏡の画像の焦点を近くや遠く に合わせることができ、スクリーンが傾いているばあいに、都合よく画像を垂直 に調整できる、改良されたビジョンセイパーを提供することである。
本発明のさらなる目的は、コンピューターモニターの画像を拡大して、通常の視 力を有する人の目の緊張を取り除き、また、視力が低下している視覚障害者が、 見ているうちにめまいや他の不快感を起こすことなく、安全にコンピューターモ ニターを見ることを可能にする、改良されたビジョンセイバーを提供することで ある。
これらのおよびその他の目的が、本発明にしたがった、コンピューターモニター のためのビジョンセイバーによって達成される。本発明のビジョンセイバーは、 第1および第2反射面と、それら第1および第2反射面をコンピューターモニタ ーの前で一定間隔をおいて保持する支持手段とからなり、前記第1反射面は、モ ニター画面と前記第2反射面のほうを向いて保持され、前記第2反射面は、前記 第1−反射面と該モニター画面の外方向とを向いていて、それによって、前記第 2反射面を見る人がコンピューターモニターの画面を観察できるように保持され ている。本出願人は、このビジョンセイバーによって、コンピューターモニター の画像もしくは画面が、前記第2反射面で見るときに、そのモニター画面の画像 を直接見るときに比べて、遠くに見えるようになることを見出した。
同時に、本発明のさらなる特徴によると、ビジョンセイバーは、コンピューター モニター画面の画像を人が見るうえでより合理的な位置に置くことができ、それ によって、たとえば、画像を見る人が二焦点眼鏡を掛けているときに、必ずしも 近距離用または読書用レンズを用いなくとも、その眼鏡の遠距離用レンズで、読 み取ることができる。本発明の好ましい実施例によると、第1反射面は、第2反 射面に関して高い位置に支持され、第2反射面は、モニター画面よりコンピュー ターのキーボードに近い位置に支持されており、それによって、モニター画面の 画像とキーボードとのあいだで視線を前後に飛ばすとき、頭の動きを減らすか無 くすかしている。
米国特許第4,930,884号明細書から、第2反射面で見るときの、コンピ ューターモニターの画像を拡大して見易くする装置として、第1および第2反射 面のあいだに、拡大レンズを使用することが知られている。
この周知の配置は、その装置に、他の光学部材、たとえば、拡大レンズを使用す ることが必要であり、それによって、その装置が複雑になり費用もかさむという 点で、不都合である。
米国特許第4.930.884号明細書に開示された他の装置は、凹面の反射面 を有する、第2の低い位置の鏡であって使用者が直接見る鏡を使用しており、そ の第2の鏡で、それを見る人の目に向けて反射された画像が拡大されている。本 出願人は、この拡大画面を提供する配置は、ごく短時間画面を見ただけで、使用 者が頭を動かす度に、視差問題(px+al1mx problems ) 、 たとえば、かなり不快なめまいや吐き気が起きるので、満足すべきものではない ことを見出した。
本発明は、前述した米国特許第4.930,884号明細書記載の装置のこれら の欠点を克服するものであり、改良されたビジョンセイバーのさらなる特徴とし て、コンピューターモニターの画面のほうを向く第1反射面が、凹面とされてお り、第2反射面で見るときのコンピューター画面の画像が、拡大されるようにし たものを、提供するものである。第2反射面は好ましくは平面である。
本出願人は、これによって、第2反射面を凹面に形成することによって画面が拡 大されるときに、頭の動きにともなって起きるめまいが、避けられることを見出 し、また、本発明の改良されたビジョンセイバーは、第1および第2反射面のあ いだに拡大レンズを付加して使用する必要もない。
凹面の第1反射面の曲率半径は、一般的な使用に際して25〜200インチの範 囲内で、好ましくは、85インチであり、それによって、第1および第2反射面 の間隔によっては、倍率的1.5倍の拡大かえられる。通例、視力が20150 〜20/100の障害者のために、曲率半径を縮小するが、たとえば、50イン チとして、倍率2.5〜3倍の拡大かえられる。これらの障害者は、通常、モニ ター画面を見るためにそれに非常に近付かなければならず、そのために、超低周 波磁気放射(ELF−s (exfrg low rrec4aency mx gnefic radiNian) )のために潜在的に危険にさらされること となる。本発明の改良されたビジョンセイバーで、その人たちは、モニターから 普通の距離だけ離れて安全な位置にとどまることができる。
本発明によると、第1および第2反射面は最表反射面(p+1taB re目e eling 5ortxces )すなわち、ガラス裏面にコーティングされた 金属層のようなものではなく最表面がそのまま反射面となったものか鏡面である 。支持手段は、該支持手段に関して反射面の位置を調節する手段と、反射面の向 く方向を調節する手段とを含む。
本発明の一形態において、支持手段はそれ自体で立っていてコンピューターモニ ターを支持するためのプラットフォームを含む。支持手段の残りの部分に対して プラットフォームの高さを調節する手段が提供され、支持手段に対して第1およ び第2反射面の各々の高さとそれらの面が向かう方向を個々に調整する手段が提 供され、それによって、本発明のビジョンセイバーは、大きさの異なるモニター と使用できるよう素早く調整がなされる。
支持手段の残りの部分は、お互いに間隔が開けられていて、その間に、第1およ び第2反射面をその反射面のそれぞれの端で支持する、−組の直立部材を含む。
本発明の第2の形態において、支持手段は、その支持手段をコンピューターモニ ターに接続する手段を含む。
本発明のこの形態においては、該支持手段は、その支持手段とそれによってコン ピューターモニターに対して支持される反射面とを回転可能とする手段が備わっ ていて、ビジョンセイバーは、それを見る人が、使用するための位置まで回転し たり、その装置を使いたくないときにその位置から遠ざかるように回転したりで きる。
本発明のほかの特徴によると、支持手段とそれによって支持される第1反射面の 一端は、それらをモニターの前面で直ぐ隣り合わせることができるように、実質 的に同一平面に配置される。これによって、頭上からの光をほとんど除去し、モ ニターを見ているときにいろいろと気が散らないようにする。第1反射面は、好 ましくはまた、第2反射面で画面を見ているときに気が散らないようにするため に、モニター画面を直接見えないように遮る位置に置かれる。
コンピューターモニターを見るときの目の緊張を和らげる本発明の方法は、コン ピューターモニターの前で間隔を保って第1および第2反射面を支持し、第1反 射面を、モニター画面と第2反射面のほうを向くように支持し、第2反射面を、 第1反射面とモニター画面の外方向を向くように支持し、モニター画面を観察す るために第2反射面を見るという各段階からなる。好ましくは、第1反射面は、 第2反射面より高い位置に保持され、第2反射面は、モニター画面よりコンピュ ーターのキーボードに近い位置に保持される。モニター画面の画像は、第2反射 面で見るとき、モニター画面を直接見るときに比べて、遠くに離れて見えるので 、また、その画像は、それを見る人が、第2反射面で画面の画像を読み取るよう に置かれ、とりわけ、そこでその画像が拡大されているので、単焦点レンズか、 二焦点レンズの読書領域ではなく遠距離用部分を使えばよいものとなる。このモ ニター画像を見ることで、注視されるべき視点位置を遠ざけ、焦点合わせの問題 を最小限に押さえられる。このことは、頭や、目の動きを減らすか無くすかする ことと相俟って、通常の方法でコンピューターモニターを見るときにしばしば起 こる目や首や肩の緊張を和らげる結果となる。
本発明の好ましい形態の他の特徴は、支持手段に対して第1および第2反射面の 位置を調節するためのウオームギヤ手段を含む支持手段を使用できることにある 。そのウオームギヤ手段によって、使用者は、反射面の位置と視角を都合よく微 調整することができる。画面の画像は、反射面をたがいに近付けるか離すかして 近くにまたは遠くに焦点を合わせることができ、また、同じ方法によって拡大の 度合いもまた変えられる。反射面の相対する各々の側にウオームギヤが備えられ ており、使用者は、画面が傾いているばあいにその画像を都合よく垂直に調節で きる。
本発明のこれらのおよびその他の目的、特徴、利点は、図示することのみを目的 とした、本発明による二つの実施例を示す添付図面を参照してみるとき、以下の 記述からより明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 図1はコンピューターモニターおよびキーボードを有するコンピューターに隣接 する本発明のビジョンセイバーの分解斜視図、 図2は図1において、コンピューターオペレータによる使用のためにビジョンセ イバーをコンピューターモニター正面の組立位置をおいた斜視図、 図3はコンピューターモニターおよびキーボードを省略した図1および図2の組 立て状態を示す斜視図、図4は立設した2つのビジョンセイバーのうちの一つの 部分切欠拡大図、 図5はビジョンセイバーの立設部のフランジを収容するために該フランジに取り 付けられる監視用プラットフォームおよび取り付は用ブラケット部の拡大図、図 6は図1から図5の実施例のようにビジョンセイバーを自由に立設する代わりに コンピューターモニター上に回転自在に設けられた本発明の他の実施例の斜視図 、図7は第2反射面でモニター画面の像を拡大するために第1反射面に曲率半径 rの凹面が形成されてなる本発明のコンピューターモニターおよびビジョンセイ バーの第1および第2反射面の概略側面図、 図8は本発明の第3実施例のビジョンセイバーの正面図、 図9は図8のビジョンセイバーのIX−IX線部分側断面図、 図10は図8および図9の立設したビジョンセイバーの一つのウオームギヤの配 列を示す拡大図、図11は第1および第2反射面それぞれの一端に向かって駆動 する図10のウオームギヤの立設状態を示すX I −X I線断面図、 図12は図9から図11に示されたウオームギヤの一つのアクチュエータノブを 有する下部トラックの側面図、および 図13は図12のアクチュエータノブの左側の端面図である。
開示された実施例の詳細な説明 本発明の第1実施例によるビジョンセイバー1が図1〜5に示される。ビジョン セイバー1は、第1および第2反射面2.3をそれぞれ含む。反射面2.3は、 最表反射面であって、とくに、図示された実施例でそれらは反射面が最表面の鏡 (Ironj 5utltced m1rrors)である。
これらの反射面は、材料や、使用されたコーティングにより、光の反射、吸収量 に違いがありうる。図示された実施例の反射面が最表面の鏡の反射率は55%で ある。
反射面2.3は、相対する二つの側にネジ切りされた突起を備えて形成される。
反射面2.3は、一対の直立部材6.7によってコンピューターの前の使用時の 位置に保持される。とくに、反射面2.3の突起4は、直立部材の細長い溝8. 9から突出している。ネジ切りされた突起4を受けるネジ切りされたつまみ10 は、反射面を直立部材6および7に好ましい位置で、解放可能に固定する。
図2に示されるように、第1および第2反射面は、コンピューターモニター5の 前で間隔を保たれ、第1反射面2が、コンピューターモニター画面11と第2反 射面3のほうを向き、一方、第2反射面が、第1反射面とモニター画面11の外 方向を向くように直立部材に保持される。これにより、コンピューターのキーボ ード12の前に座る人は、第2反射面3を見ることによって、コンピューターモ ニター5の画面11の画像や文字や他の記号を観察できる。直立部材6.7と、 第1反射面2の内側の端は、モニターの前面にごく近接する、実質的に同一の平 面内に配置され、第2反射面を見るときに邪魔にならないように、モニターを遮 って直接見えないようにしている。
コンピューターモニターの前の第1および第2反射面の配置によって、第2反射 面3に見られる画面の画像が、本発明のビジョンセイバー無しに直接見るときよ りも、遠く離れて見えるようになる。本発明のビジョンセイバーは、画像がより 合理的な位置に見えるようにするものであり、二焦点の眼鏡を掛けている人が、 その眼鏡の近接用または読書用レンズではなく、遠距離用のレンズで、画像を読 み取られるようにそれを拡大するものである。
眼鏡を掛けていてもいなくても、本発明は、目の緊張を和らげ、あらゆる年代の 人の焦点合わせの問題を最小限に押さえるものであることが見出された。という のは、第2反射面3で画面の画像を見るとき、その画像は遠くに離れて見えるか らである。コンピューターのオペレーターに必要とされる目や頭の動く回数やそ の度合いも、視点が遠ざけられるとともに、本発明のビジョンセイバーで、低減 される。
第1反射面2の幅は、第2反射面3より広く、画面の全体を見ることを容易にす るようコンピューターモニター画面11と同じ広さにされうる。第2反射面は、 そこに見えるモニター画面の映像が実質的にその面一杯となって、気が散りにく くなるように、第1反射面より小さくされる。たとえば、12インチのモニター 画面と共に用いるときは、第1反射面は、9インチ×10インチで、第2反射面 は、6インチ×8インチである。
第1および第2反射面2および3のための、反射面が最表面の鏡は、種々の反射 率のものが商業的にえられるが、入射光を100%反射するものはない。その結 果、鏡面2および3で反射されたのち、モニター画面を第2反射面で見るときの 明るさと強度は、モニター画面を直接見るときの明るさと強度に比べて低減され る。このように、第2反射面で見るときには、モニター画面の望ましくないぎら つきは低減される。第2反射面で見るときのモニター画面の画像の明るさもまた 低減されるが、これは、モニターの明るさおよび/またはコントラスト調整を見 易くなるレベルまで調節することによって埋合わされる。
反射面を保持する直立部材6および7は、たとえば、成型されたプラスチックか ら形成される。各直立部材は、該直立部材のほぼ全周に渡って延びるフランジを もつように形成されるが、該直立部材下部後部の角部分はフランジがないものと される。該直立部材下部後部の角部分のフランジ13がない部分によって、該直 立部材のフランジの付いた端が、プラットフォーム15と一体に成型されるブラ ケット14にスライドして受け入れられるものとなっている。それに代えて、該 ブラケットを別個に形成し、適当な固定手段によってプラ・ソトフオームに取り 付けるものとしてもよい。
プラットフォーム15は、直立部材のための基部となり、使用中はコンピュータ ーモニター5を支えるようにされる。直立部材をブラケットに解放可能に固定し 、それによって、そこに支えられる直立部材6.7と反射面2.3が、プラット フォーム15とそれに載せられるコンピューターモニター5に対して垂直に調節 させられるように、各ブラケット14に止めネジ17が供される。
これによって、それらの反射面を、第2反射面3での画像が適切に見えるように 、モニター画面11に対して調節するのが容易になる。ブラケット14とプラ・ ソトフォーム15は、また、成型のような手段によってプラスチックから形成さ れつる。各鏡の突起4に付くネジ切りされたつまみ10も、また、必要なとき、 反射面を個別に、直立部材およびその隣りのモニター画面に対して、枢軸回転し たり、垂直方向に調整したりするためにゆるめられうる。
ビジョンセイバー1の他の特徴は、コンピューターモニターから離れて位置する 第1反射面の一方の側が、その下に位置する第2反射面3の対応する側と重なる ことである。これによって、たとえば、蛍光灯その他の天井からの光が望ましく ない反射をするのを避けられるという重大な利点がもたらされる。この重なりは 、直立部材6.7が垂直または上下に方向付けられていることと、それに設けら れた垂直な溝8と、下部反射面3に比べて上部反射面2の幅が広いことに起因す る。
図1〜5に示されているビジョンセイバー1がそれ自体で立つものである一方、 図6に示された本発明の第2の実施例によると、ビジョンセイバー18は、カバ 一部材19とその後部で下方に垂れている一対の腕部20によって、コンピュー ターモニター5に結合され支持されている。腕部20の低端部は、それぞれ、適 当な固定手段でコンピューターモニターの側面に、回転可能に結合されており、 ビジョンセイバー18が図6に示される使用時の位置から、矢印21によって示 されるように上方に回転され、モニターの画面11の前から移し出されるように なっている。ビジョンセイバー18の直立部材22.23は、その上部で、カバ 一部材19および腕部20.21と一体に形成されている。カッく一部材および 直立部材は、モニター画面の周辺に光が入っていくのを、また、それが人の気を 散らすのを防ぐ。必要ならば、これと同じ目的で、図1〜5の実施例においては 、上方の鏡とモニターとのあいだの継ぎ目を覆うために不透明な布が使用されう る。
図1〜6の実施例の反射面は、平たんな反射面である。
本発明の他の特徴によって、正常な視力を有する人の目の緊張を和らげ、視力が 低い視覚障害者が安全にコンピューターモニターを見ることを可能にするために 、コンピューターモニターの画面の画像を拡大することが有益であることが見出 された。この目的のために、コンピューターモニターの画面と第2反射面3のほ うを向いている図7の第1反射面2″が、第2反射面3を見るとき、コンピュー ターモニター画面の画像が拡大されるように、曲率半径rの凹面となっている。
本出願人は、この配置が視差問題、たとえば、米国特許第4.930.884号 明細書に示唆されているように、第2反射面3を凹面に形成することによって画 像を拡大しているときに、頭を動かす占起こるようなめまいや吐き気を避けるも のであることを見出した。
本発明による凹面の第1反射面2′の曲率半径rは、一般の使用のためには25 〜200インチの範囲内であり、好ましくは約85インチで、そのときは、第1 および第2反射面間の間隔によって倍率的1.5倍に拡大される。視力が201 50〜20/1.00の視覚障害者のためには、曲率半径を減少し、たとえば、 50インチと15で倍率2.5〜3倍のものをうる。このように視力の低い人達 は、通常、モニター画面を見るためにそのごく近くまでよらなければならないが 、それによって、超低周波磁気放射のために潜在的に危険にさらされなければな らない。その人達も、本発明の改良されたビジョンセイバーを使って、モニター から通常の距離だけ離れたところに安全にとどまることができる。
図8〜13に示される本発明の第3実施例にかかわるビジョンセイバー24は、 使用者が第1反射面2′を有するパネル29および第2反射面3を有するパネル 3゜を所望の視角と距離とに微調整しうるウオームギヤ機構25〜28を備えて いる。スクリーンの画像は、両度射面をたがいに近づけたりまた遠ざけたりする ことによりその焦点を近づけたり遠ざけたりすることができ、同様にして拡大率 を変化させることもできる。コンピューターモニターのスクリーンが傾いたばあ いでも、反射面の一端に備えられたウオームギヤ機構を調節することによって、 第2反射面に現れる画像を垂直に調整することができる。
ビジョンセイバー24は、さらに、第1〜2反射面を有するパネル29.30の 両端をそれらのあいだに支持する、たがいに離間した直立部材31.32を備え ている。とくに、たとえばプラスチックの成形によって形成されうる前記各パネ ル29.30は、その対向する両端にそれぞれ開口33を備えている。各開口3 3は、つ中−ムギヤ機構に組み込まれた側方ブロック(を目ve口eblock ) 35に突設された突起34を受けている。それによってパネルは、突起34 まわりに多少の抵抗を受けつつ回転しうる。すなわち、突起34はパネル上の第 1および第2反射面に対し、面の向きを変えつるピボットを提供している。
側方ブロック35は、ウオームギヤ機構25〜28のネジ棒36それぞれに螺合 されている。各直立部材31.32は、反射面を備えたパネル29.30それぞ れの両端を可動に支持するために、上部ウオームギヤ機構25.27および下部 ウオームギヤ機構26.28を備えている。ネジ棒36は、ベース37とベース 37に対してネジ39によって着脱自在に取りつけられた溝部材(be!e1) 38とのあいだの画室内において、その端部がガイド内に回転自在に支持されて いる。ガイドから外方に突出する突起34を備えた側方ブロック35は、溝部材 38に延設されたスロット40を通してパネルを支持している。各ネジ棒36の 一端近辺には環状のっまみ41が備えられており、このつまみは手動でネジ棒3 6まわりの両方向に回転させることができる。側方ブロック35は、つまみの回 転方向に応じて直立部材に沿って上下方向に移動しうる。
各直立部材31.32の下端はビジョンセイバー24のベース42に(れぞれ直 結するかまたは型成形により、一体に形成されている。ベース42はコンピュー ターモニターのスクリーン前面の第1および第2の反射面2′、3とこれらと合 体したパネル29.30とを支持するとともに、コンピューターモニターのプラ ットフォームを構成している。図9に示されるように、ベース42は半球状ベー ス部44が形成された取付板43を備えている。
半球状ベース部44は、ベースの環状開口部45に載置されており、半球状ベー ス部44の長尺スロット47にはベースに形成された環状突起46が貫入してい る。そうすることにより、コンピューターモニターが取付板43に載置されたと き、ビジョンセイバーに対するモニタースクリーンの回転および傾斜を調節する ことができる。
前記側々のウオームギヤ機構によって与えられ、前記調整可能な取付板43によ ってえられる調節機能により、異なるサイズのモニターをビジョンセイバー24 に取り付けることができ、また反射面の位置やモニターの位置を適当に調節しつ つその第1および第2の反射面を通して見ることができる。
図8〜]3に示されたビジョンセイバー24のベース42には、モニターを作業 面、たとえばテーブルの上方の位置に持ち上げるための短い脚48が備えられて いる。
しかしながら、脚は作業中に使用者が頭を保持するほうがよいと思う位置によっ て、ビジョンセイバーをcPUやダミーCP U (domm7 cPU)など のライザー(rise+ )の上に置いた状態でまたはそのままの高さで使用し うるように、より大きいものであってもよく、また用いなくてもよい。画像がよ り正常な視線レベルにあることを望む人はむしろ上昇させられた位置にある画像 を好むものであるが、自分の頭を持ち上げることが困難である障害者はビジョン セイバーが机上のレベルにあることを好む。
凹状反射面2′および平坦反射面3はそれぞれ、ゴーストを除去するために最表 反射面であることが好ましい。
第1反射面2′の曲率半径は25〜200インチの範囲であり、一般的な使用に おける最適な値は85インチ(倍率1.5倍)である。視力が20150〜20 /100である視覚障害者のばあいは、倍率を2.5〜3まで増大させるように 曲率半径を50インチにまで縮小することによって対応すればよい。このことは 安全性の観点からすれば、低視力者にとって大きな利点となる。すなわち、モニ ターに近接して画像を観察するばあい、モニターからの超低波長磁気放射に曝さ れるという潜在的な危険性があるのに対し、比較的安全な位置からスクリーン上 の画像を観察することができるのである。反射面は接着剤によってパネルに接着 されるか、または鏡の端縁に取付枠を設けることによってパネルに機械的に取り 付けてもよい。
本発明にかかわるい(つかの実施例を示し、説明したが、本発明はかかる実施例 のみに限定されるものではなく、当業者にとって周知の数値変更や他の変更も許 容されるものであることが理解される。したがって、ここに示されかつ説明され た詳細な事項に限定されることを意図するものでなく、添付したクレームの範囲 に包含されるような変化や変更をすべて含むことを意図している。
FIo、 2 FIo 3 特表平6−505570 (8) 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成5年9月6日−

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1および第2反射面と、該第1および第2反射面をコンピューターモニタ ーの前で間隔をあけて保持する支持手段とからなり、前記第1反射面は、前記第 2反射面より相対的に高い位置に、前記モニター画面と第2反射面を向く方向に 保持され、前記第2反射面は、前記第1反射面と前記モニター画面の外方向とを 向く方向に保持され、それによって、第2反射面を見ることによってコンピュー ターモニター画面を観察できるものであって、また、第2反射面を見るときにコ ンピューターモニター画面の画像が拡大されるように、前記第1反射面が凹面の 反射面とされる、コンピューターモニターと共に用いられるビジョンセイバー。
  2. 2.前記凹面の第1反射面の曲率半径が25〜200インチである請求項1記載 のビジョンセイバー。
  3. 3.前記第2反射面が平らな反射面である請求項1記載のビジョンセイバー。
  4. 4.前記支持手段が、第1および第2反射面の、前記支持手段に対する位置を調 節するためのウォームギヤ手段を含む請求項1記載のビジョンセイバー。
  5. 5.前記指示手段が、お互いに間隔が保たれ、そのあいだに、前記第1および第 2反射面を、それら反射面の各々の端で支持する一対の直立部材を含み、前記ウ ォームギヤは、第1および第2反射面の各々の端の、当該端に隣接する直立部材 に対する位置を調整できるものである請求項4に記載のビジョンセイバー。
  6. 6.前記支持手段が、前記第1反射面を、前記第2反射面に対して高い位置に支 持する請求項1記載のビジョンセイバー。
  7. 7.前記第1および第2反射面が鏡面である請求項1に記載のビジョンセイバー 。
  8. 8.前記第1および第2反射面が最表反射面である請求項1に記載のビジョンセ イバー。
  9. 9.前記支持手段が、前記第1および第2反射面の向かう方向を調節する手段を 含む請求項1記載のビジョンセイバー。
  10. 10.前記支持手段が、独立して立つものである請求項1記載のビジョンセイバ ー。
  11. 11.前記支持手段が、コンピューターモニターを支持するためのプラットフォ ームを含む請求項1記載のビジョンセイバー。
  12. 12.前記プラットフォームの、前記支持手段の残りの部分と当該支持手段によ って保持されている第1および第2反射面に対する高さを調整する手段が設けら れてなる請求項11記載のビジョンセイバー。
  13. 13.前記支持手段が、前記支持手段をコンピューターモニターに接続する手段 を含む請求項1記載のビジョンセイバー。
  14. 14.前記支持手段が、前記支持手段とそれによって保持される反射面を、前記 コンピューターモニターに対して枢軸回転させる手段を含む請求項1記載のビジ ョンセイバー。
  15. 15.前記支持手段とそれによって保持される前記第1反射面の端が、前記モニ ターを直接見られなくするように、モニターの前面に直ぐに隣り合って配置され るように、本質的に同一な平面上に置かれてなる請求項1記載のビジョンモニタ ー。
  16. 16.外部からの光が、第2反射面でモニター画面を見る人の気を散らさないよ うにするために、モニターと第1反射面のあいだの継ぎ目上を覆う覆い手段をさ らに有する請求項1記載のビジョンモニター。
  17. 17.前記覆い手段が、前記支持手段と一体に形成されてなる請求項16記載の ビジョンセイバー。
  18. 18.前記第2反射面が前記第1反射面より小さく、それによって、第2反射面 に見られるモニター画面が、実質的に第2反射面一杯に映り、視野から、気を散 らすものを取り除いてなる請求項1記載のビジョンセイバー。
  19. 19.前記第1反射面が、前記モニター画面の幅と少なくとも等しい幅を有する 請求項1記載のビジョンセイバー。
  20. 20.前記支持手段が、前記第1反射面を、前記第2反射面上で、前記第1反射 面の一方の側がコンピューターモニターから離れてその下に位置する第2反射面 の対応する側と重なるように支持してなる請求項1記載のビジョンセイバー。
  21. 21.第1および第2反射面と、コンピューターモニターの前で間隔を保って前 記第1および第2反射面を支持する支持手段とからなり、前記第1反射面は、前 記モニター画面と第2反射面を向いていて、前記第2反射面は前記第1反射面と 前記モニター画面の外方向とを向いており、それによって、第2反射面を見るこ とによってコンピューターモニター画面を観察できるものとし、さらに、前記支 持手段は、第1および第2反射面の、前記支持手段に対する位置を調節するウォ ームギヤ手段を含む、コンピューターモニターと共に用いるビジョンセイバー。
  22. 22.前記支持手段が、お互いに間隔を保たれ、そのあいだに、前記第1および 第2反射面を、その反射面の各々の端で保持する一対の直立部材と、第1および 第2反射面の各々の端の、当該端に隣接する直立部材に対する位置を調節できる 前記ウォームギヤ手段とを含む請求項2記載のビジョンセイバー。
  23. 23.前記ウォームギヤ手段が、第1および第2反射面を相対的に正確に調節で きるものとし、それによって、モニター画面の画像の焦点が、反射面をお互いに 近付けるか離すかすることによって、近くや遠くに合わせられるものとする請求 項21記載のビジョンセイバー。
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