JPH06505281A - ポリアセタール、その製法及び洗浄剤及び清浄化剤中でのその使用 - Google Patents

ポリアセタール、その製法及び洗浄剤及び清浄化剤中でのその使用

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JPH06505281A
JPH06505281A JP4504890A JP50489092A JPH06505281A JP H06505281 A JPH06505281 A JP H06505281A JP 4504890 A JP4504890 A JP 4504890A JP 50489092 A JP50489092 A JP 50489092A JP H06505281 A JPH06505281 A JP H06505281A
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クート, アレクサンダー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリアセタール、その製法及び洗 浄剤及び清浄化剤中でのその使用 詳細な説明 本発明は、特徴として式: [式中、R=H,、CI −〜C,−7に+k、C00M、M=Cニー〜C4− アルキル−、アルカリ金属−、アンモニウム−及びアルカノールアミン基、m= Q〜9を表わす]の単位を重合導入して含有するポリアセタール、ホルミルエス テルを重合開始剤の存在で重合させることによるポリアセタールの製法及びポリ アセタールを低燐酸塩又は無燐酸塩洗浄剤及び清浄化剤の添加物として使用する ことに関する。
欧州特許(EP−B)第0001004号明11書カら、グリオキシル酸エステ ルを重合開始剤の存在で重合することによって得られるアセタールカルボキシレ ート重合体が公知である。この重合体は特徴として式[式中、Mはアルカリ金属 −、アンモニウム−1C□−〜C4−アルキルー及びアルカノールアミン基を表 わす]の単位少なくとも4個を含有する。
これらの重合体は、ビルダーとして少なくとも1重量%の量で洗浄剤中に使用さ れる。この公知のアセタールカルボキシレート重合体は、酸性媒体中で比較的迅 速に加水分解し、生物学的に分解可能な成分を生成する。しかし、この重合体の 製造は、先ずグリオキシル酸の半アセタールエステルを五酸化燐の存在で加熱す ることによって単量体、即ちホルミルエステルを製造し、かつ精製せねばならな いので費用がかかる。次いで精製したアルデヒドエステルを適当な重合開始剤、 例えば強ルイス酸又はジエチルナトリウムマロネートを用いて重合させる。その 際に生成する重合体を末端基のところで洗浄剤中で使用するために必要なアルカ リ媒体中における安定性を重合体に付与する構造で閉鎖する。
本発明の根底をなす課題は、新規物質を供給することである。
この課題は、本発明によれば、式: [式中、R=H,c、−〜C4−アルキル、C00M、M=Cニー〜C4−アル キル−、アルカリ金属−、アンモニウム−及びアルカノールアミン基、m=0〜 9を表わす]の単位を重合導入して含有し、K値(H。
Fikentscherにより1重量%水溶液中で25℃及びpH7でナトリウ ム塩で測定して)少な(とも8.5を有するポリアセタールを用いて解決される 。ポリアセタールはコモノマー50モル%まで含有することができる。ポリアセ タールは、式: [式中、R=H,CI−〜C4−アルキル、C00M、M=C,−〜C4−アル キルー、アルカリ金属−、アンモニウム−及びアルカノールアミン基、R”=C CニールC4−アルキルびm=o〜9を表わす]の化合物を重合開始剤の存在で 重合させ、場合により重合体のエステル基をアルカリ金属塩基、アンモニア又は アルカノールアミンで加水分解させることによって、得られる。
式■の化合物は公知物置である。式■のホルミルエステルは例えば、モノエチレ ン性不飽和カルボン酸エステルを一酸化炭素及び水素で比較的高い温度及び圧力 でヒドロホルミル化することのよって製造することができる(例えば、J、 F albe、 New 5ynthesis withCarbon monox fde、 Sprfnger Verlag 1980年又はJ、 Wande r und P、 Pfno、 Organic 5ynthesisvia  1letal Carbonyls、 J、 filey & 5ons、 1 977年参照)。有利なポリアセタールは、式中、R=H又はC00M、m=o  〜2、M=メチル、エチル、Na、に、アンモニウム−又はエタノール基を表 わすような式lの単位を含有する。ポリアセタールは、C1−〜Cl0−アルデ ヒド、C2−〜C4−アルキレンオキシド、エビハロゲンヒドリン、エポキシ琥 珀酸及び式: %式% ] [式中 R1はC□−〜C4−アルキルを表わす]の群からのコモノマー少な( とも1種類を少なくとも50モル%まで、有利には30モル%まで、含有するこ とができる。式Iの単位を重合導入して含有するポリアセタールはに値([1, Fikentscherにより1重量%水溶液中で25℃及びpH7でナトリウ ム塩で測定して)少なくとも8.5を有する。重合で使用される単量体の純度及 び重合条件により、200又はそれ以上のに値を有するポリアセタールが得られ る。ポリアセタール中の式Iの単量体単位の数は、少なくとも4であり、約50 0まで又はそれ以上であってもよ(、有利には4〜120の範囲である。
ポリアセタールは、式: [式中、R2は有利にはメチル又はエチルを表わし、Rは有利にはHを表わし、 mは有利には1〜4を表わす]の化合物を場合により1種又は数種の前記コモノ マーと一緒に重合させることによって製造される。重合は塊状で又は溶剤中で実 施される。溶剤としては、例えばハロゲン化炭化水素、例えばジクロルメタン及 びトリクロルエタン、芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、イソプロピ ルベンゼン及びキシレン、エーテル、例えばジエチルエーテル、ジオキサン及び テトラヒドロフラン又はジエチレングリコールジメチルエーテル並びにジメチル ホルムアミド及びアセトニトリルが好適である。有利に使用される溶剤は、二一 チル、アセトニトリル及びジクロルメタンである。溶剤は可能な限り無水である か又は十分に無水であるべきである。単量体も無水であるべきである。重合の前 に蒸留によって精製することが推奨される。重合性混合物の含水量は一般に0. 1重量%以下である。重合は有利には不活性ガス雰囲気下で、例えば窒素、アル ゴン、ヘリウム又はネオン下で実施される。
重合開始剤としては、例えば、アミン、例えばトリエチルアミン又は2−ヒドロ キシピリジン−H2O−錯体、強ルイス酸、例えば三弗化硼素又は三弗化硼素エ チラート、三弗化アンチモン、三弗化燐、五酸化燐、塩化錫、アルキル錫、ハロ ゲン化チタン及びアルキルチタン、トリフルオル酢酸、アルカリ金属アルコラー ド、ブチルリチウム、グリニヤール化合物、炭酸カリウム並びにナトリウムジエ チルマロネート、ナトリウムジメチルマロネート及びナトリウムジエチルメチル マロネートが好適である。重合は更に少量のヒドロキシ−及びシアニドイオンの 存在で行うことができる。重合開始剤は0.001〜15、有利には0.01〜 10重量%の量で使用される。ポリアセタールを製造するための有利な重合開始 剤は五酸化燐である。
重合を開始させるために、単量体、重合開始剤及び場合により溶剤を混合する。
物質の混合は任意の順序で、バッチ式で又は連続的に行うことができる。重合は 一般に温度−100〜50℃、有利には一70〜+30℃で実施する。特に、温 度範囲一20〜+30℃が重合反応に有利である。温度及び重合開始剤により、 重合は数分から8日間、有利には1時間から4日間かかる。単量体を溶剤中で重 合させる場合には、その中の単量体の濃度は5〜95重量%、有利には15〜9 0重量%である。貢合反応後、溶剤を蒸発除去し、重合体を単離する。単量体と してホルミルエステルを使用するので、重合体はエステル原子団を含有し、これ は水性媒体中でアルカリ金属塩基、アンモニア又はアルカノールアミンと反応さ せることによってポリアセタールの相応する塩に変えることができる。
有機溶剤中で重合させる場合には、成長するポリアセタール鎖は溶剤分子と反応 し、溶剤分子は末端基として付加され、従ってポリアセタールはアルカリ性pH 範囲で分解に対して安定性になる。この種の末端基は例えばアルキル−、アルケ ニル−、フェニル−1置換されたフェニル−及び酸素を含有する置換分、例えば 、オキシアルキル原子団、例えば、メトキシ−、エトキシ−及びアルキル−カル ボキシ基であってよい。ポリアセタールを安定化するために挙げられる好適な末 端基は、例えばその他のアセタール用に欧州特許(EP−B)第0001004 号明細書に記載されている。この明細書に記載されているものは、本発明のポリ アセタールにも当てはまる。重合を重合開始剤として五酸化燐を用いて実施する 場合には、こうして得られたポリアセタールはホスフェート末端基を含有する。
式1の単位を重合導入して含有するポリアセタールは、添加物として低燐酸塩又 は無燐酸塩洗浄剤及び清浄化剤中に、各々洗浄剤及び清浄化剤に対して0.5〜 20重量%の量で使用される。式1中の置換基MがC□−〜C4−アルキル基を 表す場合には、ポリアセタールを洗浄剤及び清浄他剤添加物として使用する前に 、有利にはポリアセタールのエステル基をアルカリ金属塩基、アンモニア又はア ルカノールアミンで加水分解する。しかし、エステル基を含有するポリアセター ルを直接洗浄剤及び清浄化剤中に使用することもできる。それは、洗浄工程中に エステル基の加水分解がアルカリ性pH範囲で容易に起こるからでる。しかし、 エステル基を前もって80℃までの、有利には60℃までの温度で加水分解する ことが有利である。その際生じるカルボキシル基を有するポリアセタールの塩は 洗浄剤製剤中でビルダーとして作用し、低分子量の生成物は良好な分散剤である 。本発明によるポリアセタールは全て生物学的に分解可能である。
前記ポリアセタールは、粉末状及び液状の洗浄剤及び清浄化剤の添加物として使 用され、有利には燐酸ナトリウムを25重量%より多くは含有しない無燐酸塩又 は低燐酸塩の洗浄剤中に使用される。ポリアセタールの使用量は、洗浄剤製剤に 対して0.1〜30重量%、有利に0.5〜15重量%である。本発明により使 用されるポリアセタールは洗液中で粘土鉱物(粘土)に対する良好な分散力を有 する。従ってこの特性は、織物の粘土状汚れを十分に拡散させるので、重要であ る。ポリアセタールは洗浄剤製剤中でビルダーとして働き、洗浄−及び清浄化剤 中に含有される界面活性剤の洗浄活性に役立ち、更に洗浄工程中に洗濯される繊 維への皮殻化現象を緩和し、洗液中へ汚れを分散させるのに非常に役立つ。欧州 特許(EP−B)第0025551号によるアクリル酸及びマレイン酸を基礎と する公知重合体の洗浄剤添加物に比べて、本発明により使用されるポリアセター ルは、高い度合で生物学的に分解可能である。例えば、90%より高い分解率を 達成するという利点を有する。欧州特許第0025551号明細書で洗浄剤添加 物として記載のマレイン酸及びアクリル酸から成る共重合体に比べて、本発明に より使用されるポリアセタールは特に液状洗浄剤製剤中で改善された相客性を有 する。
洗浄剤製剤の組成は非常に多種多様である。同じことが清浄化剤製剤にも当ては まる。洗浄剤及び清浄化剤製剤は、一般に界面活性剤及び場合によりビルダーを 含有する。この記載は液状及び粉末状の洗浄剤及び清浄化剤製剤に当てはまる。
欧州、米国及び日本で常用されている洗浄剤製剤の組成の例は、例えばケミカル  アンド エンジニアリング ニュース(Chemicaland Engin eering News)第67巻、35頁(1989年)に一覧表に表わされ ている。
前記ポリアセタールは、本発明により45重量にまで燐酸塩を含有する洗浄剤中 に使用され、その際、ポリアセタールを減少させた燐酸塩含量(これは25重量 %より少ない燐酸ナトリウムの燐酸塩含量を意味する)を有する洗浄剤又は無燐 酸塩洗浄剤並びに清浄化剤中で使用することが有利である。その際、ポリアセタ ールは、顆粒、ペースト、高粘性物質の形で、溶剤中の分散液又は溶液として、 洗浄剤製剤に添加することができる。ポリアセタールは、洗浄剤製剤の希釈剤、 例えば硫酸ナトリウム又は骨格物質(ゼオライト又はベントナイト)並びにその 他の固体助剤の表面に吸着させることもできる。
洗浄剤製剤及び清浄他剤製剤は粉末状又は液状である。これらは法律により及び 特有な使用目的により、異なる組成であってよい。
欧州で広く使用されているように、ドラム洗濯機用の一般的家庭用洗浄剤は、一 般に陰イオン界面活性剤5〜10重量%;非イオン性界面活性剤1〜5重量%; 発泡調整剤、例えばシリコン油又は石鹸1〜5重量%;本発明による化合物で部 分的にか又は全部代用することができる軟化剤、例えばソーダ又は三燐酸五ナト リウムO〜40重量%:イオン交換体、例えばゼオライトAO〜30重量%:腐 食防止剤としての珪酸ナトリウム2〜7重量%:漂白剤、例えば過硼酸ナトリウ ム、過炭酸ナトリウム、有機過酸又はその塩10〜30重量%:R白活性剤、例 えばテトラアセチルエチレンジアミン、ペンタアセチルグルコース、ヘキサアセ チルソルビット又はアシルオキシベンゼンスルホネートo〜5重量%;安定化剤 、例えば珪酸マグネシウム又はエチレンジアミンテトラアセテート;灰色化防止 剤、例えばカルボキシメチルセルロース、メチル−及びヒドロキシアルキルセル ロース、酢酸ビニルトクラフト重合したポリグリコール、オリゴマー及び重合体 のテレフタル酸/エチレングリコール/ポリエチレングリコール−エステル;酵 素;蛍光増白剤;香料;柔軟剤;色料及び希釈剤を含有する。
これとは反対に、米国、日本及びこれらの国々の隣接国で桶洗濯機中で使用され るヘビーデユーティ−清浄化剤は、大抵、漂白剤不含であり、そのためその陰イ オン界面活性剤の含分は2〜3倍多いので、より多(の洗浄アルカリ、例えばソ ーダ及び珪酸ナトリウム(一般に25重量%まで)を含有し、大抵は漂白活性剤 及び漂白安定剤も不含である。界面活性剤及びその他の内容物質の含量は、希釈 剤不含又は低希釈剤含有の市販されているいわゆる濃縮洗浄剤の場合にはなお著 しく高(なる可能性がある。高級−及び色物洗浄剤、ウール洗浄剤及び手洗い洗 濯用洗剤は同様に大抵の場合漂白剤を全(含有せず、アルカリ性成分は僅かであ り、相応して界面活性剤含分が高い。
営業部門洗浄剤は、工業用洗濯の特別な状態に適合させて作られており(軟水1 、連続的洗濯)、重点的洗濯物及び汚れに合わせて取り扱うことができる。従っ て、専ら一つの成分が主であるか又はその他の成分を全く含有しないようなもの を組合せて使用し、必要に応じて別々に添加する。従って、この洗浄剤の成分で ある界面活性剤、ビルグー(骨格物質)、アルカリ及び漂白剤は広い範囲である 。
前記粉末洗浄剤用の好適な界面活性剤は、例えばナトリウムアルキルベンゼンス ルホネート、脂肪アルコールスルホネート及び脂肪アルコールポリグリコールエ ーテルスルフェートである。この種の詳細な化合物は、例えばC8−〜C12− アルキルベンゼンスルホネート、C12−〜018−アルカンスルホネート、C 12−〜C1!−アルキルスルフェート、C工、−〜C工、−アルキルスルホス クシネート及び硫酸化されたエトキシル化C工。−〜C18−アルカノールであ る。陰イオン界面活性剤としては、その他に硫酸化された脂肪酸アルカノールア ミン、α−スルホ脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド又は酸化エチレン1〜 4モルと第−又は第二脂肪アルコール又はアルキルフェノールとの反応生成物が 好適である。その他に好適な陰イオン界面活性剤は、ヒドロキシ−又はアミノカ ルボン酸又は−スルホン酸の脂肪酸エステル又は脂肪酸アミド、例えば脂肪酸ア ルコキシド、−グリコレート、−ラクテート、−タウリド又は−イセチオネート である。陰イオン界面活性剤はナトリウム−、カリウム−及びアンモニウム塩の 形でか又は有機塩基の可溶性塩として、例えばモノ−、ジー又はトリエタノール アミン又はその他の置換されたアミンとして存在することができる。陰イオン界 面活性剤には、普通の石鹸、即ち天然脂肪酸のアルカリ塩も属する。
非イオン界面活性剤(Non1onics)としては、例えば酸化エチレン3〜 40、有利には4〜20モルの脂肪アルコール、アルキルフェノール、脂肪酸、 脂肪アミン、脂肪酸アミド又はアルカンスルホンアミド1モルへの付加生成物が 使用可能である。酸化エチレンの前記の付加生成物は場合により付加的に、縮合 導入された酸化エチレン及び酸化プロピレンに対して90重量%までの酸化プロ ピレンを縮合導入して含有することができる。酸化エチレン及び酸化プロピレン を縮合導入して含有する付加生成物は、場合により酸化エチレンの総含量に対し て60重量%までの量の酸化ブチレンの縮合導入により変性されていてよい。酸 化エチレン5〜16モルの椰子油−又は牛脂アルコール、オレイルアルコール又 はC原子8〜18個、有利には12〜18個を有する合成アルコール並びにアル キル基中にC[子6〜14個を有するモノ−又はジアルキルフェノールへの付加 生成物が特に重要である。しかし、これらの水溶性非イオン界面活性剤の他に、 特にこれらの水溶性の非イオン又は陰イオン界面活性剤と一緒に使用する場合に は、1分子中にエチレングリコールエーテル基1〜4個を有する全(又は完全に は水溶性ではないポリグリコールエーテルも有利である。
更に、非イオン界面活性剤としては、水溶性の、エチレングリコールエーテル基 20〜250個及びプロピレングリコールエーテル基10〜100個を有する、 酸化エチレンのポリプロピレングリコールエーテル、アルキレンジアミンポリプ ロピレングリコール及びアルキル鎖にC原子1〜10個を有するアルキルポリプ ロピレングリコールへの付加生成物を使用することもでき、その中でポリプロピ レングリコールエーテル鎖は疎水性基として働(。
アミノキシド又はスルホキシド型の非イオン界面活性剤を使用することもできる 。
界面活性剤の発泡力は好適な種類の界面活性剤の組合せによって上昇させるか又 は低下させることができる。低下は非イオン界面活性剤様の有機物質の添加によ り達成することができる。
洗浄剤のその他の混合物成分は、単量体の、オリゴマーの及び重合体のホスホネ ート、不飽和脂肪アルコールを基礎とするエーテルスルホネート、例えばオレイ ルアルコールエトキシレートブチルエーテル及びそのアルカリ塩である。これら の物質は、例えば式:RO(CH2CH20)−C4H8SO3Na [式中、 n=5〜40及びR=ニオレイルある]により特徴付けられる。
前記ポリアセテートは、液体洗浄剤の添加物として使用することもできる。液体 洗浄剤は混合成分として、洗浄剤製剤中に可溶性であるか又は少なくとも分散可 能である液体又は固体の界面活性剤を含有する。界面活性剤としては、ここでは 粉末状洗浄剤中で使用される生成物並びに液状ポリアルキレンオキシド又はポリ アルコキシル化化合物が挙げられる。ポリアセタールを液状洗浄剤の残りの成分 と直接混合することができない場合には、少量の溶解助剤、例えば水又は水と混 合可能な有機溶剤、例えばイソプロパツール、メタノール、エタノール、グリコ ール、ジエチレングリコール又はトリエチレングリコール又は相応するプロピレ ングリコールを用いて均一な混合物を製造することができる。液体洗浄剤中の界 面活性剤量は、全製剤に対して4〜50重量%である。それは、液体洗浄剤の場 合でも、地域的市場性又は使用目的により成分の含分は広い範囲で変化するから である。
液体洗浄剤は10〜60重量%、有利には20〜50重量%の量の水を含有する ことができる。しかし、水不含であってもよい。
無水液体洗浄剤は、漂白するためにベルオキソ化合物を懸濁又は分散させた形で 含有することもできる。
ペルオキソ化合物としては、例えば、下記のものが挙げられる・過硼酸ナトリウ ム、ペルオキシカルボン酸及び部分的にペルオキシ含有の基を有する重合体。更 に、液体洗浄剤は、場合によりノ1イドロトロープを含有することができる。こ れは、例えば1,2−プロパンジオール、クモールスルホネート及びトルエンス ルホネートのことである。この種の化合物を液体洗浄剤を変性するために使用す る場合には、その量は液体洗浄剤の全重量に対して2〜5重量%である。多くの 場合に、粉末状及び液体状の洗浄剤を変性するために、錯化剤の添加が有利であ ると実証された。錯化剤は、例えばエチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ アセテート及びイソセリンニ酢酸並びにホスホネート、例えばアミノトリメチレ ンホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、エチレンジアミンテトラエチレ ンホスホン酸及びその塩である。錯化剤は、洗浄剤に対して0〜10重量%の量 で使用される。洗浄剤はその他に、クエン酸塩、ジー又はトリエタノールアミン 、乳白剤、蛍光増白剤、酵素、香油及び色料を含有することができる。これらの 物質は、液体洗浄剤を変性させるために使用する場合には、合計して5重量%ま での量で存在する。洗浄剤は有利には燐酸塩不含である。しかし、これらは燐酸 塩、例えば三燐酸五ナトリウム及び/又はテトラカリウムピロホスフェートを含 有することもできる。燐酸塩を使用する場合には、洗浄剤の全製剤の燐酸塩含分 は45重量%まで、有利には25重量%までである。
本発明により使用されるポリアセタールはその他の公知洗浄剤付加物(例えば灰 色化防止剤、粘土分散剤及び−次洗浄力を強化する物質、移染防止剤、漂白活性 剤)と粉末状及び液体洗浄剤(燐酸塩含有及び燐酸塩不含)中で相乗作用を生じ させることもでき、その際、粒子汚れ分散だけでなく、その他の洗浄剤添加物の 作用も強化することができる。
次の実施例中、%は重量%である。ポリアセタールのに値は、H,フィッケンチ ャー著、セルロースヒエミー(Cellulosechemie) 東13巻、 58〜64及び71〜74頁(1932年)により、水性溶液中で、温度25℃ 及び濃度1重量%、pH7でポリアセタールのナトリウム塩で測定した。
実施例 例 1 内容100冨lのフラスコ中にテトラヒドロフラン501ffi及び五酸化溝2 s (14,1ミリモル)をアルゴン雰囲気下で前装入した。15分以内にβ− ホルミルプロピオン酸メチルエステル22.2+(191,4ミリモル)を20 ℃で添加し、反応混合物を引き続き92時間20℃で撹拌した。その後、溶剤を 真空中で除去した。残分として淡黄色ペーストが残留し、これに水冷下でゆっ( す25%水酸化ナトリウム水溶液を添加した。反応混合物を引き続き10時間p H8〜9で放置し、次いで濃縮し、重合体をエタノールの添加により沈澱させた 。ポリ−β−ホルミルプロピオン酸がナトリウム塩として白色粉末の形で得られ 、これを真空中で乾燥させた。重合体はに値18.7を有した。
例 2 例1に記載したフラスコ中にジクロルメタン4ON1及びβ−ホルミルプロピオ ン酸メチルエステル22゜2s(191,4ミリモル)を前装入し、アルゴン雰 囲気下で温度−70℃に冷却した。引き続き、三弗化硼素エーテレート0.3s (2,1ミリモル)を添加し、反応混合物を4時間−70℃で撹拌した。重合反 応終了1、ピリジン2.3r(28,9ミリモル)を添加し、反応混合物を室温 に加温し、溶剤を真空中で蒸発除去した。無色の透明な生成物が得られ、これを 0℃に冷却し、ゆっ(す25%水酸化ナトリウム水溶液25+(156ミリモル )を添加した。反応混合物を5時間0℃で放置し、次いで室温に加温し、更に1 8時間この温度で放置した。エタノール中で沈澱させることiこよってベージュ 色の重合体塩が得られた。重合体はに値10.7を有した。
例 3 例1に記載した装置中に、五酸化燐0.27s (1゜9ミリモル)及びテトラ ヒドロフラン5011をアルゴン雰囲気下で前装入した。引き続き温度20℃で β−ホルミルプロピオン酸メチルエステル22.2g(191,4ミリモル)を 徐々に添加し、反応混合物を96時間20℃で撹拌した。次いで溶剤を真空中で 蒸発除去し、次いでジクロルメタンLo@g、2N水酸化ナトリウム水溶液3  、7 Il及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液3ON1を添加し、混合物を15分 間撹拌した。次いで水相を傾斜除去した。有機相を2回各々飽和炭酸水素ナトリ ウム水溶液30■lで洗浄した。その後、有機相を0℃に冷却し、ION水酸化 ナトリウム水溶液25m1を加え、2時間室温で撹拌した。淡黄色の油状物が得 られ、これにエタノール40富lを添加し、混合物を引き続き30分間撹拌した 。重合体は、固体の形で析出した。上澄み溶液を傾斜除去し、沈澱物を溶かし、 重合体をメタノールから沈澱させた。こうして得られたポリ−β−ホルミルプロ ピオン酸はナトリウム塩としてベージュ色粉末の形であり、K値10.9を有例 1に記載した装置中に、五酸化燐4.0g(28゜2ミリモル)及びテトラヒド ロフラン50*1を、アルゴン雰囲気下で前装入した。次いで、これにβ−ホル ミルプロピオン酸メチルエステル22.2g(191゜4ミリモル)を徐々に添 加し、反応混合物を72時間20℃で撹拌した。次いで溶剤を真空中で蒸発除去 し、残分に2N水酸化ナトリウム水溶液54.4日1及び飽和炭酸水素ナトリウ ム溶液3011及び水150m1を添加した。重合体を吸引濾過し、飽和炭酸水 素ナトリウム水溶液、各々3Qa(で2回及び引き続き水でもう1回洗浄した。
引き続き重合体を0℃に冷却し、温度25℃でION水酸化ナトリウム水溶液2 5m1を滴加して鹸化した。ポリ−β−ホルミルプロピオン酸がポリナトリウム 塩の形で得られ、これをエタノールの添加によりに値15.3を有する淡黄色粉 末として沈澱例1に記載した装置中に、β−ホルミルプロピオン酸メチルエステ ル23.2 + (0,20モル)及びジクロルメタン4.5 Ilをアルゴン 下で前装入し、温度0℃に冷却した。この混合物に、テトラヒドロフラン中のナ トリウム−ジエチルマロネートの0.05N溶液150μlを滴加し、反応混合 物を30分間0℃で撹拌した。次いで、もう一度同量のテトラヒドロフラン中の ナトリウム−ジエチルマロネート(合計0.015ミリモル)を添加し、混合物 を20時間0℃で撹拌した。引き続き、ジクロルメタン4.6 g(60,5ミ リモル)、五酸化燐4.4g(31ミリモル)及び引き続きもう一度同量のジメ トキシメタンを添加した。
次いで混合物を20時間O℃で撹拌し、その後2N水酸化ナトリウム溶液60m 1を加えた。水相を傾斜除去し、有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液各々5 0m1で3回洗浄した。残分に25%水酸化ナトリウム水溶液25+を滴加しく その際温度は最高40℃まで上昇しする)、2時間撹拌した。メタノール40■ lを添加し、混合物を水流ポンプの真空中で濃縮し、引き続きエタノールを加え た。ポリ−β−ホルミルプロピオン酸が、K値11を有する白色粉末としてポリ ナトリウム塩の形で得られた。
例 6 例1に記載した装置中に、五酸化燐2.0g(14゜1ミリモル)をアルゴン雰 囲気下で前装入し、撹拌下でテトラヒドロフラン50m1を加えた。次いで室温 で徐々にα−ホルミルプロピオン酸メチルエステル22.72g(195,9ミ リモル)を添加し、反応混合物を72時間20℃で撹拌した。次いで溶剤を真空 中で蒸発除去し、残分に2N水酸化ナトリウム溶液27 mlを添加した。この 混合物を15分間撹拌し、次いで水50m&を加え、上澄み溶液を傾斜除去した 。残分を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100mf、次いで水100露lで洗浄 した。引き続き、水冷下でION水酸化ナトリウム溶液20m1を加え、2時間 室温で撹拌した。
重合体を、重量比1:1のエタノール及びアセトンから成る混合物の添加により 沈澱させ、次いで乾燥させた。ポリ−α−ホルミルプロピオン酸が、K値14゜ 2を有するポリナトリウム塩の形で得られた。
例 7 例1に記載した装置中に、五酸化燐2.0r(14゜1ミリモル)を及びテトラ ヒドロフラン50冨tを、アルゴン雰囲気下で前装入し、徐々にホルミル琥珀酸 ジメチルエステル24.74tC142,2ミリモル)を加えた。次いで反応混 合物を120時間室温で撹拌した。粘性油状物が得られ、これを少量の白色固体 から傾斜除去した。固体をテトラヒドロフラン各々40*1で2回洗浄し、洗浄 溶液を傾斜除去した油状物と一緒にした。引き続き溶剤を真空中で蒸発除去し、 残分を0℃に冷却した。この温度で次いで25%ナトリウム水溶液をpH値8, 5に達するまで添加した。次いでもう一度水20m1を添加し、混合物を18時 間0’Cで放置した。重合体を容量比9:1のア七トン及びエタノールの混合物 から沈澱させた。これはに値12.4を有した。
比較例1(米国特許(US−A)第4224420号明細書、例2による) 何重に記載した装置中に、新たに蒸留したジクロルメタンgml及びグリオキシ ル酸−メチルエステル16m1 (20,Or−0,22モル)を前装入し、0 ℃に冷却した。この温度で再生分子篩(3人)0.2sを添加した。反応終了後 、反応混合物を室温に加温した。この溶液にエチルビニルエーテル71Iを滴加 し、−夜撹拌した。トルエン39m1を添加し、10分間撹拌し、引き続き上相 を傾斜除去した。洗浄工程をトルエン20m1を用いて繰り返した。白色粘性生 成物が残留し、これに0.IN水酸化ナトリウム20m1を加え、20分間撹拌 した。上相を再び傾斜除去した。次いで10M水酸化ナトリウム溶液2o■lを 添加した。その際内部温度は最高45℃に上昇した。鹸化を90分間実施し、生 成物をメタノール中で沈澱させた。得られた白色粉末を真空中で乾燥させた。こ れはに値11.9を有した。
比較例2 単量体のβ−ホルミルプロピオン酸のナトリウム塩例1に記載した装置中で、β −ホルミルプロピオン酸−メチルエステルの単量体2C)mlを0℃に冷却し、 25%の水酸化ナトリウム溶液をpH値8〜9に達するまで滴加した。15時間 室温で後撹拌し、次いでNa塩をエタノールから沈澱させ、真空中で乾燥させた 例 8 例1に記載した装置中に、五酸化燐2.0g(14゜1ミリモル)を前装入し、 ジエチレングリコール−ジメチルエーテル50m1を添加した。15分間中にβ −ホルミルプロピオン酸−メチルエステル20m1C22,2菅、191.4  ミリモル)を滴加し、96時間室温で放置した。反応混合物を0℃に冷却し、徐 々に25%水酸化ナトリウム溶液30sを加えた。室温で6時間後、生成した相 を分離し、下相をエタノール中で沈澱させた。K値9,4を有する生成物を真空 中で乾燥させた。
例 9 アルゴン下で例1に記載した装置中に、五酸化燐0゜81 y (5,7ミリモ ル)を前装入し、ジメチルグリコール50m1を添加した。5分間中にこの混合 物にβ−ホルミルプロピオン酸−メチルエステル20mj(22゜2g、191 .4 ミリモル)を添加し、94時間室温で撹拌した。反応混合物を0℃に冷却 した後、25%水酸化ナトリウム溶液25m1を滴加し、5時間室温で放置した 。生成した2相を分離し、下相をメタノール/アセトン2:l中で沈澱させ、沈 澱物を真空中で乾燥させた。生成物はに値10.2を有した。
例10 アルゴン下で例1に記載した装置中に、五酸化燐0゜27r(1,9ミリモル) を前装入し、引き続き撹拌下でβ−ホルミルプロピオン酸メチルエステル20m 1(22,2g、191.4 ミリモル)を添加した。発熱反応が観察された。
反応混合物を90時間室温で放置し、次いで沈澱を傾斜除去し、油相に0℃で徐 々に25%水酸化ナトリウム溶液25露1を加えた。室温で5時間撹拌後、生成 物をメタノール/アセトン2:1中で沈澱させた。濾別し、真空中で乾燥させた 後、生成物のに値は9.0と測定された。
例11 アルゴン下で例1に記載した装置中に、β−ホルミルプロピオン酸メチルエステ ル20mj(22,2y、191.4ミリモル)を前装入し、トリエチレンアミ ン3.3μlを添加した。3時間室温で撹拌し、次いで47時間50℃で及び引 き続きもう一度トリエチルアミン3.3μ!を添加した。反応温度を90’Cに 上げ、混合物を27時間この温度で放置した。次いでO’Cに冷却し、50%水 酸化ナトリウム溶液を滴加し、5時間撹拌した。生成物をメタノール中で沈澱さ せ、濾別し、真空中で乾燥させた。K値は9.9であった。
例12 例1に記載した装置中に、五酸化燐2.0t(14゜1ミリモル)を前装入し、 ジメチルグリコール50xlを添加した。15分間中にこれにβ−ホルミルプロ ピオン酸−メチpvxxテに20m1 (22,2g、191゜4ミリモル)を 滴加し、96時間室温で放置した。反応混合物を0℃に冷却し、25%水酸化ナ トリウム溶液30+を滴加した。室温で6時間後撹拌した。その後相を分離し、 下相をエタノール中で沈澱させた。生成物を真空中で乾燥させ、これはに値9. 6を有した。
例13 アルゴン下で例1に記載した装置中に、五酸化燐2゜0r(14,1ミリモル) 及びテトラヒドロフラン50m1を前装入し、β−ホルミルプロピオン酸−メチ ルエステル20嘗1c22.2r1191.4ミリモル)を添加し、この試験の 間−70℃に冷却した。16時間−70℃で撹拌し、その後O℃で25%水酸化 ナトリウム溶液25諺1を滴加した。5時間室温で撹拌後、溶剤テトラヒドロフ ランを真空中で蒸発除去し、生成物を真空中で乾燥させた。白色粉末はに値10 .9を有した。
例14 例1に記載した装置中に、五酸化燐2.0g(14゜1ミリモル)及びジオキサ ン5Q襲1を前装入し、β−ホルミルプロピオン酸−メチルエステル20m1( 22゜2g、191.4 ミリモル)を添加した。室温で72時間の反応時間後 に、25%水酸化ナトリウム溶液25m1を滴加した。生成した2相を分離し、 下相をメタノール/アセトン2:1中で沈澱させた。生成物を真空中で乾燥させ 、これはに値9.5を有した。
例15 例1に記載した装置中に、五酸化燐2.0r(14゜1ミリモル)及びトルエン 50■lを前装入し、β−ホルミルプロピオン酸−メチルエステル20mg(2 2゜2y、191.4ミリモル)を添加した。室温で72時間の反応時間後に、 25%水酸化ナトリウム溶液25■lを滴加した。生成した2相を分離し、下相 をメタノール/アセトン2:1中で沈澱させた。生成物を真空中で乾燥させ、こ れはに値9.4を有した。
使用技術例 粘土−分散 織物表面の粒状汚れの除去は、高分子電解質の添加により助成される。織物表面 から粒子を分離した後の分散液の安定性は、この高分子電解質の重要な課題であ る。陰イオン分散液の安定性作用は、分散剤分子の固体表面への吸着によりその 表面帯電を増大し、衝突エネルギーを高めることによつて生じる。分散液の安定 性を更に増大させる作用は、その他に立体作用、温度、pH値及び電解質濃度で ある。
次に記載の粘土−分散試験(CD−試験)を用いて、簡単に種々の高分子電解質 の分散性を評価することができる。
CD−試験 粒状汚れのモデルとして微細に粉砕したチャイナクレー5PS151を使用する 。クレー11を水98富!中の高分子電解質の0.1%ナトリウム塩溶液1■l の添加下で10分間スタンドシリンダー(100mD中で強力に分散させる。撹 拌後直ちに、スタンドシリンダーの中央から試料2 、5 mlを取り出し、2 5m1に希釈した後、分散液の濁りを濁り測定器で測定する。分散液を30又は 60分間放置した後、新たに試料を取り出し、前記したようにして濁りを測定す る。分散液の濁りをNTU (比濁濁り単位)で表わす。分散液が貯蔵中に沈澱 するのが僅かであればそれだけ濁り測定値は高(、それだけ分散液は安定である 。第2の物理的測定値として、沈降過程の時間的挙動を表わす分散常数τを測定 する。沈降過程は単一指数の時間法則によりおおよそ記載することができるので 、τは濁りが時点1=0の出発状態の1/e倍になる時間を決めるτの値が高け ればそれだけ、分散液はゆっくり沈澱する。
CD−試験は、例8から15で得られた重合体のNa塩に関して行った。その際 得られた結果を、比較例の結果と一緒に下記の表に表わす。
例 例により 貯蔵後の濁り 分散定数得られた [NTU] τ[分] 反応生成物 直ちに 30分 60分 16 8 680 600 530 240.717 9 680 630 5 70 346.918 10 730 640 600 341.419 11  700 630 550 253.720 12 690 620 580  362.721 13 740 610 540 197.422 14 74 0 620 580 300.723 15 750 640 600 319 .3比較例 比較例 1 1 570 470 400 169.82 2 630 40 35 3 6.23 − 600 37 33 41.4測定値から、本発明により使用さ れるポリアセタールを用いて、60分間の放置時間後に記載の比較より著しく高 い濁り値を有する分散液が得られることが分かる。著しく高い濁り分散常数と共 にこれは本発明により使用されるポリアセタールは、粘土をより良好に分散させ ることができる、同時に改良された貯蔵安定性を有する分散液の製造が可能とな ることを意味する。洗浄工程に言い換えれば、これは−次洗浄力の改善(より良 好な汚れ除去)を意味し、同時に安定な分散液の生成によって洗濯された織物が 染液中に存在する最初の部分で洗浄されておちた汚れにより再び汚染される恐れ を少なくするものである。
国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 ハルトマン、 ハインリヒドイツ連邦共和国 D−6703リ ムブルガーホーフ ヴアインハイマー シュトラーセ46 (72)発明者 バウル、 リヒャルトドイツ連邦共和国 D−6704ムター シュタット ネルケンシュトラーセ 1 (72)発明者 シュヴエンデマン、 フォルカードイツ連邦共和国 D−67 30ノイシュタット アム ホイゼルベルク 20 (72)発明者 フート、 アレクサンダードイツ連邦共和国 D−6509エ ペルスハイム アム へルブルン 57 (72)発明者 へルトレフ、 ヴエルナードイツ連邦共和国 D−6806フ ィールンハイム フランツーマルクーシュトラーセ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.特徴として、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R=H、C1−〜C4−アル キル、COOM、M=C1−〜C4−アルキル−、アルカリ金属−、アンモニウ ムー及びアルカノールアミン基、m=0〜9を表わす]の単位を重合導入して含 有し、K値(H.Fikentscherにより1重量%水溶液中で25℃及び pH7でナトリウム塩で測定して)少なくとも8.5を有するポリアセタール。
  2. 2.ポリアセタールが、C1−〜C10−アルデヒド、C2−〜C4−アルキレ ンオキシド、エピハロゲンヒドリン、エポキシ琥珀酸及び式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1はC1−〜C4−アルキルを表わす]の化合物の群からなるコモノ マーを重合導入して含有することを特徴とする、請求項1に記載のポリアセター ル。
  3. 3.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R=H、C1−〜C4−ア ルキル、COOM、M=C1−〜C4−アルキル、アルカリ金属−、アンモニウ ムー及びアルカノールアミン基、R2=C1−〜C4−アルキル及びm=0〜9 を表わす]の化合物を重合開始剤の存在で量合させ、場合により重合体のエステ ル基をアルキル金属塩基、アンモニア又はアルカノールアミンで加水分解させる ことを特徴とする、請求項1に記載のポリアセタールの製法。
  4. 4.式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R=H、C1−〜C4−ア ルキル、COOM、M=C1−〜C4−アルキル、アルカリ金属−、アンモニウ ムー及びアルカノールアミン基、R2=C1−〜C4−アルキル及びm=0〜9 を表わす]の化合物を重合開始剤及び式IIの化合物に対して50モル%までの 、C1−〜C10−アルデヒド、C2−〜C4−アルキレンオキシド、エピハロ ゲンヒドリン、エポキシ琥珀酸及び式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1はC1−〜C4−アルキルを表わす]の化合物の群からなるコモノ マーの存在で重合させ、場合により量合体のエステル基をアルキル金属塩基、ア ンモニア又はアルカノールアミンで加水分解させることを特徴とする、請求項1 に記載のポリアセタールの製法。
  5. 5.請求項1又は2のポリアセタールを低燐酸塩又は無燐酸塩の洗浄剤及び清浄 化剤ヘの添加物として各々製剤に対して0.1〜30重量%の量で使用すること 。
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ES472603A1 (es) * 1977-08-22 1979-10-16 Monsanto Co Un procedimiento para preparar un polimero de carboxilato deacetal

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