JPH0650525U - 旅行鞄の締付ベルト - Google Patents

旅行鞄の締付ベルト

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JPH0650525U
JPH0650525U JP9421192U JP9421192U JPH0650525U JP H0650525 U JPH0650525 U JP H0650525U JP 9421192 U JP9421192 U JP 9421192U JP 9421192 U JP9421192 U JP 9421192U JP H0650525 U JPH0650525 U JP H0650525U
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JP
Japan
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tightening belt
tightening
belt
travel bag
metal material
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Application number
JP9421192U
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English (en)
Inventor
真吾 岩本
Original Assignee
株式会社バンガード
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕芯材となる金属材により締付ベルトを引張ても
伸びないようにし、かつ締付ベルトから両手を離しても
締付ベルトが旅行鞄に沿って起立状態と所望の角度が保
持され、かつ刃物による切断も阻止できるようにした締
付ベルトを提供することにある。 〔構成〕旅行鞄(不図示)を締付る締付ベルトA’と、
締付ベルト本体Aの一方aに有する締込枠体1、2と、
この締付ベルトA’に埋設され、かつ芯材となる金属材
Sとを有している。また前記締付ベルトA’に埋設した
金属材Sは手軽に曲げることができ、しかも弾力性のな
い金属材Sにしている。またこの金属材Sは締付ベルト
A’の長手方向に沿って延びかつ細長く形成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、旅行鞄に設けた施錠装置を保護するために、旅行鞄に締付ベルトを 巻付るようにした旅行鞄の締付ベルトであって、詳しくは布製の締付ベルトを強 靱し、しかも締付後において衝撃を受けても弛まないようにできる旅行鞄の締付 ベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種鞄の締付ベルトは、旅行時に衣類やその他の旅行用品を収容できる 、いわゆる旅行鞄が、乱暴に取扱われたときこの旅行鞄に設けている錠前装置が 破壊されるので、蓋が開放し困ることがあるので、このような破損を防止するた めに、旅行鞄を締付ベルトで強く締付るようにしている。この種における技術的 な刊行物としては、例えば実公昭57−11551号や実開昭53−16190 2号等の公報があるが、既に市販されているこの種鞄の締付ベルトの材質は布製 である。また締付ベルトにはこの締付ベルトの一端に一対の枠体が設けられ、さ らにこの締付ベルトに摺動可能な日型の枠体を挿通している。
【0003】 この日型の中間に位置する板に締付ベルトの他端を固着して、ループ状を形成 するようにしている。このように締付ベルトをループ状にすることにより、サイ ズの異なる大小の旅行鞄に合わせられるようにしている。つまり締付ベルトの長 さを自由に調整ができるようにするには、日型の中間に位置する板に締付ベルト の他端を固着して、ループ状を形成し、このループ状に2個の枠体を嵌装するよ うにしている。
【0004】 また旅行鞄に締付ベルトを装着するときは、旅行鞄のサイズに合わせて締付ベ ルトの長さを調整した後、旅行鞄に締付ベルトを一周巻きしながら締付ベルトの 一方を他方に設けた一対の枠体にそれぞれ挿通する。このような状態において一 対の枠体を指で離して隙間をつくり、この隙間に締付ベルトを反転させながら挿 入し、そのまま締付ベルトを引張ると、この締付ベルトは一対の枠体の一方を巻 込んだ状態になっているので、締付ベルトは一対の枠体により挾持されることに なり、締付状態が確保されることになり容易に抜脱しないようになっている。
【0005】 また締付ベルトを旅行鞄から取外すときは、前記一対の枠体に挿通されている 締付ベルトの自由端を手で持つて、旅行鞄側から離れる方向に強く引張ると、こ の引張る力によって一対の枠体が僅かに離れるので、この離れた隙間から締付ベ ルトを抜取る方向にズラしていけば、締付ベルトの自由端が一対の枠体から容易 に抜脱することができるようになつている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術では、締付ベルト自体が布製であるからこの締付ベルトを旅行鞄に巻 付けるとき、締付ベルト自体に芯材がないので締付ベルト一対の枠体に挿通する まで、締付ベルトの両端をそれぞれ右手と左手に持ったまま行わなければならな いという煩わしさがあった。また締付した後でも旅行鞄に他の荷物の重さや乱暴 な取扱などで衝撃を受け、そのショックで締付ベルトが僅かに引伸ばされる状態 になるので、締付ベルトの滑り止めの位置となる枠体部分に隙間ができる。した がって締付状態に弛みを生じるから、締付ベルトが枠体に対し滑り易く、きつく 締付ていてもその効果が得られていない。さらに刃物を使った盗難においては、 錠前の破壊と共に、締付ベルトも切断されるなどの欠点があった。
【0007】 本考案の目的は斯かる欠点を除去するために、芯材となる金属材により締付ベ ルトを引張ても伸びないようにすると共に、締付ベルトから両手を離しても締付 ベルトが旅行鞄に沿って起立状態と所望の角度が保持され、かつ刃物による切断 も阻止できるようにした締付ベルトを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は斯かる目的を達成するために、旅行鞄を締付る締付ベルトと、締付ベ ルト本体の一方に有する締込枠体と、この締付ベルトに埋設され、かつ芯材とな る金属材とを有し、前記締付ベルトに埋設した金属材は手軽に曲がり、かつ弾力 性のない金属材であって、締付ベルトの長手方向に沿って延びかつ細長く形成さ れ、この締付ベルトを旅行鞄に締付た後において、衝撃を受けても締付ベルトの 伸びと弛みを芯材にした金属材により防止し、かつ強靱にすることにある。
【0009】
【作用】
本考案は旅行鞄を締付る締付ベルトに手軽に曲がり、かつ弾力性のない金属材 を埋設したから、この金属材が締付ベルトの芯材となり締付ベルト本体を旅行鞄 に締付た後において、旅行鞄に衝撃を受けても締付ベルトの伸びと弛みを芯材に した金属材により防止すると共に、強靱にすることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案における旅行鞄の締付ベルト本体について、その一実施例を図面 に従いながら詳細に説明する。図は本考案の旅行鞄の締付ベルト本体Aの一実施 例を図示するものである。図1は本考案の旅行鞄の締付ベルト本体Aを起立状態 に図示した斜視図、図2は本考案の旅行鞄の締付ベルト本体Aの全体を図示し、 かつ締付ベルトA’の一部を切欠している。
【0011】 本考案における旅行鞄の締付ベルト本体Aは、旅行鞄(不図示)を締付る締付 ベルトA’と、締付ベルト本体Aの一方aに有する締込枠体1、2と、この締付 ベルトA’に埋設され、かつ芯材となる金属材Sとを有している。また前記締付 ベルトA’に埋設した金属材Sは手軽に曲げることができ、しかも弾力性のない 金属材Sにしている。またこの金属材Sは締付ベルトA’の長手方向に沿って延 びかつ細長く形成されている。したがって、この締付ベルトA’を旅行鞄に締付 た後において、旅行鞄に衝撃を受けても締付ベルトA’の伸びと弛みを芯材にし た金属材Sにより防止し、かつ強靱にすることができるようにしている。
【0012】 さらに詳しく述べると、前記締付ベルト本体Aの一端に位置する一対の締込枠 体1、2は矩形状であって、また締付ベルトA’の他方bに設けた日型状の枠体 3は、締付ベルトA’に挿通されループ状をつくれるようにしているので、この ループ状になつている締付ベルトA’に前記締込枠体1、2を嵌装するようにし ている。したがって枠体3を適宜の範囲に移動させることにより、旅行鞄のサイ ズ合う長さに調整され、しかもループ状になつている締付ベルトA’に前記締込 枠体1、2を嵌装しているので、締込枠体1、2を常に締付ベルト本体Aの一端 に位置させることができ、これによって締付ベルト本体Aの遊端b側を締込枠体 1、2に対し適宜の長さだけ挿入させることができる。
【0013】 また締付ベルト本体Aの長さにおいて、各種サイズの旅行鞄に合う適当な長さ を有するのであれば、2個の締込枠体1、2は互いに遊緩させた状態で締付バン ドA’の一端aに止着してもよい(不図示)。このように2個の締込枠体1、2 を遊緩させることにより、締付ベルトA’の挾持も可能であり、また抜取るとき も締付ベルトA’をズラし易いようにしている。さらに締付ベルトA’に埋設す る金属材Sは針金状または細長い板状であってもよく、この金属材Sは締付ベル トA’の長さ方向に沿って埋設するので、この金属材S自身を締付ベルトA’の 芯材にすることができる。
【0014】 したがって締付ベルトA’を旅行鞄に沿わせられ、かつ両手を離しても締付ベ ルトA’には、芯材にした金属材Sにより起立した状態を維持することができ、 また締付ベルトA’旅行鞄の角の部分で折曲げられたとき、この角に係止させる ことができると共に、締込枠体1、2に締付ベルトA’を入した後では、折曲げ られる締付ベルトA’の金属材Sの慣性によって巻込状態を自動的に固定するこ とができる。
【0012】
【発明の効果】
以上の如く本考案の旅行鞄の締付ベルトにおいては、旅行鞄を締付る締付ベル トと、締付ベルト本体の一方に有する締込枠体と、この締付ベルトに埋設され、 かつ芯材となる金属材とを設けると共に、前記締付ベルトに埋設した金属材は手 軽に曲がり、かつ弾力性のない金属材であって、締付ベルトの長手方向に沿って 延びかつ細長く形成することにより、この締付ベルトを旅行鞄に締付た後におい て、旅行鞄に衝撃を受けても締付ベルトの伸びと弛みを芯材にした金属材が防止 できるので、錠前装置の破損が確実に防止される。しかも旅行鞄に締付ベルトを 巻付するときでも、締付ベルトが起立状態にできるので両手で締付ベルトを押え る煩わしさも解消され、また締付ベルト自体も刃物で切断されるのを防止できる など優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の旅行鞄の締付ベルトの一実施例を図示する
ものである。
【図1】本考案の旅行鞄の締付ベルトの起立状態の斜視
【図2】本考案の旅行鞄の締付ベルトの全体斜視図
【符号の説明】
A…締付ベルト本体 A’…締付ベルト a…一方 b…遊端 S…金属材 1、2…締込枠本 3…枠体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】旅行鞄を締付る締付ベルトと、締付ベルト
    本体の一方に有する締込枠体と、この締付ベルトに埋設
    され、かつ芯材となる金属材とを有し、前記締付ベルト
    に埋設した金属材は手軽に曲がり、かつ弾力性のない金
    属材であって、締付ベルトの長手方向に沿って延びかつ
    細長く形成され、この締付ベルトを旅行鞄に締付た後に
    おいて、旅行鞄に衝撃を受けても締付ベルトの伸びと弛
    みを芯材にした金属材により防止し、かつ強靭にするこ
    とを特徴とする旅行鞄の締付ベルト。
JP9421192U 1992-12-21 1992-12-21 旅行鞄の締付ベルト Pending JPH0650525U (ja)

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JP9421192U JPH0650525U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 旅行鞄の締付ベルト

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