JPH06504197A - サイアングアゾール、その製造、組成物及びその使用 - Google Patents

サイアングアゾール、その製造、組成物及びその使用

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JPH06504197A
JPH06504197A JP4500363A JP50036391A JPH06504197A JP H06504197 A JPH06504197 A JP H06504197A JP 4500363 A JP4500363 A JP 4500363A JP 50036391 A JP50036391 A JP 50036391A JP H06504197 A JPH06504197 A JP H06504197A
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フォルヒェ,エトガー
ゲルト,クラウス
イルシク,ヘルベルト
ヤンゼン,ロルフ
クンツェ,ブリギッテ
ライヒェンバッハ,ハンス
ザッセ,フローレンツ
スタインイメッツ,ハインリッヒ
トロヴィッシュ−キーナスト,ウォルフラム
パフラクト,ヨハネス ポール
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ゲゼルシャフト ヒュール バイオテクノロジッシェ フォルシュング エムベーハー
ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 サイアングアゾール、その製造、組成物及びその使用本発明は、下記式1の化合 物と、そしてそれれらの中で特に式1aのサイアングアゾール(thianga zole)と呼ばれる化合物、並びに式Iと式Iaの医薬的に許容できる酸付加 物に関する。またそれは、常用の製剤助剤と一緒にこれの化合物の一種類を含有 する医薬組成物(ウィルス病に対するそれらを除く)にも関する。式■又はIa の化合物の一つからなる組成物は、節足動物とダニを防除するためにそしてヒト 、動物及び植物に発生する寄生性病害の防除にも適している。特記されるべきは 、それら化合物の駆虫、殺ダニ及び殺虫活性である。従って、本発明は医薬的組 成物に加えて、式I又はIaの化合物に基づく農薬(殺有害生物剤)にも関する 。またそれは有効成分と該組成物の調製にも関する。また、ヒト、動物及び植物 への寄生虫の防除のための、モして温血動物に寄生する、特に家畜と畜産動物に 寄生する、駆虫、特に線虫、駆虫と吸虫を防除するためのそれらの使用のための :そして節足動物−の、好ましくは昆虫とダニ目の典型例の害虫の防御のための それらの使用にも関する。
本発明は、特に下記の一般式工 の化合物とそれらの医薬的に許容できる酸付加物に関する: そして特にサイアングアゾール(thiangazole)として引用される式 Ia の化合物、そして医薬的に許容できる酸付加物に関する。
そのサイアングアゾール(thiangazole)は、粘液細菌のポリアンジ ウム種(Polyangium 5pec、) 、D S M 6267〔ブダ ペスト条約に基づき、1990年12月11日にD S M (Deutsch e Sammlung van Zellkulturen)(ドイツ国、ブラ ウシュバイク)に寄託〕を炭素源、窒素源と鉱物塩を含有する培地中で培養し、 採取した細胞塊をアセトンで抽出し、 (合わせた)抽出物を濃縮し、 濃縮物をエーテル/水中へ採取し、 水相を分別し、そして必要ならばエーテルで抽出し、(合わせた)エーテル相を 濃縮し、 濃縮物をメタノール/ヘプタン中へ採取し、メタノール相を分別し、そして必要 ならばヘプタンでの抽出し、 次いで濃縮しそしてtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、 フロルリジル(Florisil)上でtert−ブチルメチルエーテル中の抽 出物をろ過し、 抽出物からのサイアングアゾール(thiangazole) (又は抗生物質 及び/又は殺菌活性物)を結晶化し及び、適当ならば、サイアングアゾール(t hiangazole) (又は抗生物質及び/又は殺菌活性物)を医薬的に許 容できる付加塩へ変換することにより得られる。
粘液細菌のポリアンジウム(Palyangium 5pec、) 、DSM6 267により生産されるサイアングアゾールは、式Iaに示した立体配置を持つ 。上述の一般式lのサイアングアゾールのシス−トランス異性体は、上述の工程 により得られるサイアングアゾール(thiangazole)を熱処理又は紫 外線処理に処することにより得られる。
本発明の全ての化合物は、それ自体知られている方法で医薬的に許容できる酸付 加塩に変換できる。
式IとIaの化合物は、塩特に医薬的に許容できる塩、即ち生理的に耐え得る塩 の形でも得られる。医薬的に許容できない塩も単離目的のために使用できる。医 薬的に許容できる塩だけが医薬的に使用できそしてそのためそれらが好ましい。
医薬的に許容できる酸付加塩とは、生理的に不利ではないそれらであると理解さ れる。それらは生理的に耐性のある付加塩、特にジメチルホルムアミド(DMF )又はジメチルアセトアミド(DMA)のような溶媒と一緒の又は−緒でない式 1の塩基性分子に、塩形成塩基の当量の添加により形成される、無機又は有機塩 基との式■の化合物の錯塩又は塩である。特に適している塩は金属塩又はアンモ ニウム塩であって、例えばアルカリ金属とアルカリ土類金属塩、例えばナトリウ ム、カリウム、マグネシウム又はカルシウム塩、例えばアンモニア又は適当な有 機アミン、特に第三級モノアミンと複素環塩基、例えばトリアルキルアミン、例 えばトリエチルアミン又はジアルキルアミン、例えばジエチルアミン又はジイソ プロピルアミン、又はN、N’ −ジメチルピペラジンとの塩である。
更に、本発明の好ましい実施態様は、有効成分としての本発明の化合物からなる 又は常用の及び/又は希釈剤と一緒のそのような本発明の化合物からなる医薬組 成物(ウィルス疾患に対するそれらを除く。)に関する。
本発明の化合物は、本明細書中では医薬的に許容できる酸付加物を包含するもの と理解されるべきである。それらの組成物はヒトと動物における寄生虫病の防除 に特に適している。
最後に、本発明はa業、林業、園芸業及び同様の使用分野の植物保護の組成物に も関連しており、それら組成物はサイアングアゾール(thiangazole )からなるか又は所望ならば常用の担体又は希釈剤と一緒のサイアングアゾール (thiangazole) (適当な場合は農業的に許容できる酸付加物)か らなる。
本発明は、化合物、好ましくは請求項3に記載のパラメータの一つ又はそれ以上 により特定されるサイアングアゾールにも関連する。
次に、本発明を実験値を使用して詳細に説明する。
は粘液細菌、Sorangineae亜目、Polyangiaceae科。
A2. 生産株の起源ニスペイン、グラナダ、アルハムブラ庭園からの土壌から 、1986年10月にGBM(Gesellschaft fuer Biot echnologische Porshung mbH(Brunswick /Germany)) に於いて分離した。
A3. 生産株の記述:生産細胞は、広範囲に曲がる末端を有する円筒型(Pa lyangium型)であって、通常、約0.6−0.8X4−6μmである。
栄養欠乏の場合、例えば水性寒天培地上の大腸生菌の汚物上では、その有機体は 果実体を形成する。それらは、直径、通常、約30−80μmの金色−赤褐色の 球形又は卵形の胞子嚢の小ないし培地の大きさくmedium−sized)の 板状の堆積物である。胞子嚢の堆積物は非常に大きくなることもあるが、その大 きさは大きく変動し、通常は100ないし600 μmである。PI 3007 は、水性寒天上の大腸生菌上でよく生育する。餌になる細菌は破砕してあっても よい。細菌細胞の滑走移動は、 コロニーが培地上を遊走子で次第に拡散する原 因になる。
更にその有機体は酵母−寒天上でもよく生育する(VY/2寒天:0,5%ペイ カーズ酵母;0.1%CaC1! 、2H20;ジアノコバラミン0.5mg/ l:pH7,2)。それが生長するに従って、それは培地中に深(浸透しそして 酵母細胞を可なりの程度に破砕する。カタラーゼとオキシダーゼは陽性である。
液体培地中、160rpmにおける震盪フラスコ中(250mlエルレンマイサ ンマイヤーフラスコ中m1の培地又は10100Oのエルシンマイヤーフラスコ 中の500m1の培地)、並びにバイオリアクター中<SOOリットルの規模ま で大きくして試験した)の両方で、細胞の小塊として生育する。適当な培養培地 の例は、ポル (Pa11)培地、プロピオンPS(メチロモナス・クララエ( Methylomonas clalae)からの単細胞タンパク質、フランクアルト市、ヘキスト社製〕0 .4%;デンプン 0.3%;Mg5On、yHz Oo、1%;CaC1z  、2Ht Oo、05%;標準微量元素液1 m l / 1 (G、Drew s、Messbiologisches Pratrikum、第2版、第6頁 、ベルリン市、スブリンガー出版、1974年)と標準ビタミン溶液1m l  / 1 (H,G、Schlegel、 Allgeleine Mikrob iologie。
第6版、第174頁、シュタットガルト市、チーメ出版、1985年版);pH 7,0,培地を3−4日にわたり30℃で保持する。
PI 3007は、例えば寒天板又はペプトン溶液中の液体培地を一80℃で又 は液体窒素中で冷凍することにより、保存できる。
A4.生産株の性能:活性は細胞抽出物中で又はある程度は寒天拡散試験法にお けるある種の菌の生長を抑制するPI 3007のXAD抽出物でも検出できる 。この物質は、化学的には、特に3個のサイアゾリン核と1個のオキサゾール核 からなりサイアングアゾール(thiangazole)と命名される。
A、58株の取得:生産株はブルンスヴイック市のDSM (Deutsche  Sammlung van Mikroorganismen)にDSM番号 第6267号として保管されている。
A、6.サイアングアゾールの検出:サイアングアゾールの定性的検出のために 、細胞塊をアセトンで抽出するか又は培養物を吸着樹脂XAD1180(Mes srs、ロームアンドハース)とともに攪拌し、ふるい分けの後、XADバッチ をメタノールとアセトンで抽出する。濃縮した抽出物の液滴を抑制、例えばMu cor hiemalis菌の抑制について試験し、そして薄層クロマトグラフ ィー試験でサイアングアゾールを純品と比較して同定する。
後処理、単離及び化学的特性はB節(section)に従って実施される。
A、7.サイアングアゾールの生産状況:震盪フラスコ中ではサイアングアゾー ルは生育の間に形成され、対数期の終期から静止期の初期で最高の活性に到達す る。
B、バイオリアクター中での培養 バイオリアクター二2本のかい型攪拌羽根の付いた、容積65fのものであって 、スイス、モンシーの「Messrs、Giovanola FeresJから のものである。
培地:プロピオンPS(メチロモナス・クララエ(Methylomonas  clalae)からの単細胞タンパク質、フランクアルト市、ヘキスト社製〕0 .4%;デンプン0.3%;Mg5Oi、7Ht 00.1%;CaC1z、2 H* 00.05%;標準微量要素液1ml/1 (上記参照)とジアノコバラ ミン0.5mg/Il: pH7,2゜6(lの培地に、良(培養生育した貫徹 フラスコからの培地51を接種する。通気速度を20ON1/時間に、回転速度 を20Orpmに設定する。培養の開始時では飽和100%である、p Otは 95時間後の培養終期までには85%に低下する。pH値は培養の経過にわたり 7.0から7.2に上昇する(Nlは標準1 (standardlitre) =標準条件下の11の大気を意味する。)。
サイアングアゾールの単離 300gの湿ったPolyangium Pi 3007細胞塊を500m1の アセトンと攪拌する。固体残渣を遠心分離し、毎回的150m1のアセトンで3 0分間にわたり抽出し、遠心分離する操作を4回する。合わせたアセトン上澄み 液を減圧下濃縮する。残留分(6,7g)をエーテル/水に溶解する。水相をエ ーテルで3回抽出し、捨てる。
合わせたエーテル相を減圧下濃縮して(3,54g)、メタノール/ヘプタンに 溶解する。ヘプタン相を除去した後、メタノール相をヘプタンで3回抽出し、減 圧下濃縮する(1.93g)。ヘプタン相を捨てる。メタノール相からの粗生成 物を、50m1のフロリジル上で500m1のtert−ブチル=メチルエーテ ルでろ過する。
ろ液を減圧下濃縮し、石油エーテルを添加する。82mgの生成物を結晶の形で 分離する。母液を媒体加圧クロマトグラフィー〔カラム(直径×長さ)37X4 20mm、シリカゲルljμ、60人(HD−3I L−15−60、Mess rs、Kronwald)、溶離液 石油エーテル/ t e r t−ブチル メチルエーテル/−メタノール50/49/L 28m1/分、検出 278n mにおけるUV吸収)〕により精製する。主ピーク(ti+45m1n)を合わ せ次いでtert−ブチルメチルエーテル/石油エーテル中で結晶化する(35 mg)。
分析用HPLCによるサイアングアゾールの検出:カラム(直径×長さ)4X2 50mm、HD−SIL 18−5−100 (Messrs、 Kronwa ld)で充填、290nmにおけるUV吸収の検出、溶離液 メタノール/水( 80:20)、流量 1.5ml/分、ti=5.8分;メタノール/水(75 /25)ではtt=10.5分 m、p、140℃。
UV(メタノール):λII@t (g/Ig g) =211 (sh)、2 18 (sh)、228 (37884/4.578)、228 (sh)、2 88 (36384/4.561)、300 (sh)(sh=肩(shoul der)、−IR(CHCIm):3432 (m)、1664 (s)。
16!33 (S)、1577 (m)、1567 (m)、1586 (m) 、1465 (W)、1449 (W)、1413 (W)、1370 (W) 、1168 (m)。
1102 (m)、1015 (m)、963 (m)Cm−’−(S=強、m =中間の強さ、W=低強度)、−’HNMR(CDCIs 、800.188M Hz):δ=7.48 (m、2H)、7.35 (M、3H)。
7.13 (d、IH,J=16.2Hz)、7.04(d、LH,J=16. 2Hz)、6.91 (m、1H)、3. 85 (d、LH,J=11. 2 Hz)、3゜81 (d、IH,J=10. 6Hz)、3. 74 (d。
IH,J=11. 4 Hz)、a、37 (d、IH,J=1 1. 2Hz )、s、27 (d、IH,J=1 1. 4Hz)、s、20 (d、IH, J=11. 3Hz)、2゜93 (d、3H,J=5. 1Hz)、2. 6 3 (S、3H)、1. 68 (s、3H)、1. 66 (s、3H)。
1、 59 (S、3H)、− 目CNMR(CDCIs 、75.473MH2):δ=179. 22s、1 78. 07s、167、 90s。
162、 50s、162. 36s、153.89s、141、 99d、1 35. 12s、129. 73d、129、 18s、128. 92d ( 2C)、127. 62d(2C)、122. 48d、83. 69s、83 . 53s、79. 45s、43. 22t、42. 50t。
41、 99t、26. 15q、25. 70q、25. 53q、24.3 8q、11.75q、(s、d、tとqは、5FORD ”C−NMRスペクト ラムを生じるであろう信号の多重性を意味する。2Cは信号の2倍強度を意味す る。) (+)FAB−MS (キセノン、マトリックス 3−ニトロベンジルアルコー ル): m/z=540= (M+H)“、− 高分解: [C,・Hz・N@02Sl +H]計算値540.1562、分析値540.  1688 (FAB−MS)El−MS(210℃、70eV):m/z ( %)=541 (2,1)、540 (5,1)、539 (14)CM”l、 524 (12)、493 (16)、379(4,5)、397 (20)、 301 (50)、280(21)、260 (44)、213 (28)、2 02(74)、182 (18)、172 (31)、150(14)、140  (19)、130 (22)、115(21)、103 (10)、85 ( 22)、73 (10高分解: (calc、 =計算値、found =分析 値)商品名 HD−3i 1−15−60とHD−3i 1−18−5−100 (Kron wald)FIor i s i 1 (Fl。
ridin コーポレーション;ケイ酸マグネシウムゲル) C0生理活性 驚くべきことに、一般式1の本発明の化合物そして特に式Iaの本発明のサイア ングアゾール(thiangazole)は、ヒト、動物そして植物中の寄生動 物に対して有用な活性成分であるが、一方、温血動物、魚そして植物により耐え られる。
線虫、蜂虫そして吸虫のような駆虫であって、ヒト又は動物有機体中に、特に哺 乳動物中の寄生虫であるものに対して広範囲の活性を示し、その活性は線虫(土 壌線虫)に向けられるのが好ましい。そしてそれは、農業における有用な植物と 観賞植物上に発生する植物病原性の昆虫とクモガタ網の動物に対して成功裏に使 用でき、特に棉、野菜と果実において、林業において、貯蔵品と材料の防護に、 そして衛生部門に、特に家畜と畜産家畜にも成功裏に使用できる。 サイアング アゾールは、更に、昆虫とクモガタ網の動物の通常は感受性そして耐性の種の全 ての又は個々の発達段階に対しても有用である。
式■の化合物の述べるべき特徴は、それらが驚(程に温血動物により耐えられる ので、その意地の駆虫薬より優れている。その結果、比較的高い薬量ですら処理 動物によりなんらの徴候なしに耐えられるので、それらの化合物を感染した溢血 動物を実際に処理する場合の取扱は広範囲にわたり容易になる。
式Iと式1aの新規の化合物は下記の虫を防除するのに適当である: 寄生性の線虫目(K、I、5krajabinによる)ラブジチダ(Rhabd i t 1da)アスカリジダ(Ascaridida)スビルリダ(Spir urida) トリコセファリダ(Tricho− cephalida) 11を目(WardleとM c L e o dによる)シクロフィリダエ( Cyclo− phyl 11dae) シュードフィリダエ(Pseudo− phyl 11dae) 吸虫目 ジゲニア(Digenea) これらは、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ブタ、アカシカ、ネコ、イヌ及び家禽類 のような家畜又は畜産動物中の寄生虫である。
サイアングアゾールは、動物に一回で又は繰り返して投与でき、各々の薬量は動 物の種類によって、好ましくは1ないしsomg/kgである。
投与期間を延ばすと、ある場合には効果がよくなりそして又は充分な全薬量がよ り低くなる。
昆虫網とダニ目からの動物害虫の場合には、式IとIaの本発明の化合物の作用 は、害虫の死亡により直ちに、又は少しだけ遅れて、例えば脱皮で、又は減少し た産卵率で、及び/又は減少した畔化率で明瞭になる。
上述の動物害虫は下記のそれらを包含する:鱗翅目から、例えば、アクレリス種 (Acleris 5pl)、)。
アドキソフィエス種(Adoxophyes spp、)、zジエリア種(Ae geria 5pL)+ アグロチス種(Agratis 5pp−)+ アラ バマ アルジラシアエ(Alabama argillaceae)、アミロイ ス種 (Amylois spp、)+ アンチカルシア ゲマタリス(Ant icarsia gemmatalis)、アーチツブ種(Archips s pp。
)、アルギロタエニア種(Atgyrotaenia spp、)+オートグラ ファ種(Autographa spp、)、ブッセオラ フスカ(Busse ola fusca)、カドラ コーテラ(Carda cautella)。
カーボジナ ニッポネンシス(Carposfna n1pponensis) 。
チロ種(Chilo spp、)、コリストヌーラ種(Choristoneu raspp、 )、クリシア アムビグエラ(C1ysia ambiguel la)。
クナファロクロシス種(Cnaphalocrosis spp、)tクネファ ジア種(Cnephasia spp、)+ :2クリス種(Cochylis  spp、)。
コレオフォラ種(Coleophora spp、)、クロシドロミア ビッタ リス(Crocidolomia binotalis)、クリブトフレビアル コトレタ(Cryptophlebia 1eucotreta)、シジア種( Cydia spp、)、シアトラニア種(Diatraea 5pp−)+シ バロブシス(Diparopsis castanea)、ニアリアス種(Ba riasspp、 )、エフニスチア種(Bphestia spp、 )、  1:Iスマ種(Bucosma spp、)、ユボエシリア アムビグエラ(B upoecillia ambiguella)、 ユブロクチス種(E!up roctisspp、 )、ユキソア種(Euxoa sl)り、)、グラホリ タ種(Grapholita spp、)、ヘジャ ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、 ヘリオチス種(Heliothis 5llL)、 ヘルラウンダリス(Hellula undalis)、ハイファントリア ク ネア(Hyphantria cunea)+ ケイフェリア リコペルシセラ (Keiferia 1ycopersicella)、ロイコブテラ シテラ (Leucoptera 5cftella)、リドコレシス種(Lithoc ollethis 591)、)、 l:Iベシア ボトラナ(Lobesia botrana)、ルマントリア種(Lymanthria spp、)、リオ ネチア種(Lyonetia spp、 )+ 7ラコゾ一マ種(Malaco soma spp。
)、マメストラ ブラシカニ(Mamestra brassicae)、 ?  :/ズカ セクスタ(Manduca 5exta) rオペロフテラ種(O perophtera spp、)+ オストリニア ヌビラリス(Ostri nia nubilali8)、パメネ種(Pammene 5pp−)yバン プミス種(Pandemis spp、)+パノリス フラメア(Panoli sflammea)、ベクチノフt−ラ ゴシッピエラ(Pectinopho ra gossypiella)、フトリマエ オペルクエラ(Phthori maea operculella)、ビニリス ラパエ(Pieris ra pae)、ビニリス種(Pieris spp、)、プルテラキシロステラ(P lutella xylostella)、プレイス種(Praysspp、  )、 シルポファガ種(Scirpophaga spl+、)、セザミア種( Sesamia spp、)、スパーガノシス種(Sparganothiss pp、 )、スボドブテラ種(Spodoptera spp、)、シナセドン 種(Synanthedon spp、)、 タウメトボア工種(Thaume topoeaSt)p、 )、 ト−)リックス種(Tortrix Spp、 )、1’リコブルシア ニ(Trichoplusia ni)およびウボノム ータ種(Yponomeuta spp、) ;鞘翅目から、例えば、アグリオ テス種(Agriotesspp、 )、アントノムス種(Anthonomu s 5l)l)、)、アトマリアリネアリス(Atomaria l1near is)、カエトクネマ チビアリス(Chetocnema tibialis )、コスモボリテス種(Cosmopolites spp、)、クルクリオ種 (Curculio spp、)+デルメステス(Dermestes spp 、)、ジアブロチカ種(Diabrotica spp、)、エピラキナ種(B pilachna spp、)、エレムヌス種(Elemnus spp、)、 レブチノタルサ(Leptinotarsa decemlineata)、リ ソルホブトラス種(Lissorhoptrus spp、)、 メロロンタ種 (Melolontha sl)+1゜)、オリカニフィラス種(Orycae philus spp、)、オチオリンカス種(Otiorhynchus s pp、)、フィルクチナス種(Phlyctinus spp、)、ポビリア種 (Popfllia spp、)、ブサイリオデス種(Psylliodes  spp、)、リゾパータ種(Rhizopertha spp、)、スカラベイ ダ−1−(Scalabeidae)、シトフィラス種(Sitophilus  spp、)、シトトローガ(Sitotroga spp、)、テネブリオ種 (Tenebrio spp、)、 トリボリウム種(Tribolium s pp、) およびトロゴデルマ(Trogoderma spp、) :ラッテ ラ種(Blattella 811p、)、グリロタルバ種(Gryllota lpa 5pp−)+ ロイコシアエア マデラエ(Leucophaea m aderae)、ロカスタ種(Locusta spp、)+ ペリブラネタ種 (Periplaneta spp、)およびシストサー力種(Schisto cerca spp、)。
等翅(シロアリ)目から、例えば、レチキュリテルメス種(Retfculit ermes spp、)+チャタテムシ目から、例えばリボセリス種(Lipo scelis spp、)+ ノミ目から、例えば、ハエマトビナス種(Haematopinus spp、 )+リノグナサス種(Linognathusspp、 )、ベジキュラス(P ediculus spp、)、ペムフイガス(Pemphigus spp、 )+ およびフィロキセラ種(Phylloxeraspp、 )およびトリコ デセテス種(Trichodectes spp、) ;総翅(Th 5ano  tera)目から、例えば、フランクリニーラ種(Frankliniell a spp、)+ヘルシノスリップス(Hercinothrips spp、 )、タエニオスリップス(Taeniothrips spp、)、スリラプス  ノくルミ(Thripspalmi)、スリラプス タバシ(Thrips  tabaci)およびシルトスリラプス オーランチ−(Scirtothri ps aurantii) ; 異翅自から、例えば、シメックス種(Cimex spp、)+ ジスタンチー ラ チオプロ? (Distantiella theobroma)。
ジスダーカス(Dysdercus spp、)、ユーキスタス種(8uchi stus spp、)、ユーリガスタ一種(EurygaSter Spp。
)、レブトコリサ種(Leptocorisa spp、)、ネザラ種(Nez ara spp、)+ピースフ種(Piesma spp、)、ロードニアス種 (Rhodnius spp、)、ザールバーゲラ シングラリス(Sahlb ergella singularis)、スコチノファーラ種(Scotin ophara spp、)、およびトリアトマ種(Triatomaサス(Al eurothrixus floccosus)、アレイロドス ブラシカニ( Aleyrodes brassicae)+アオニジエラ種(Aonidie lla 81)!1.)?アフィジダ:!−(Aphididae)、 x イ フイス種(Aphis 5l)l)、)、アスビジオタス種(Aspidiot us spp。
)、ベミシア タバシ(Bemisia tabaci)、セロプラスタ種(C eroplaster spp、)+ クリソムファラス アオニジアム(Ch rysomphalus aonidium)、 クリソムファラス ジクチオ スパーミ(Chrysomphalus dictyospermi)、コツカ スヘスベリダム(Coccus hesperidum) 、エムポアスカ種( Bmpoasca spp、)、エリオゾーマ ラリゲラム(Briosoma larigerum)、エリスロヌーラ種(Brythroneura Spp 、)、ガスカシア種(Gascardia spp、)、 ラオデルファックス 種(Laodelphax 5pp−)+レカニウム =ff−二(Lecan iumcorni)、レビドサフエス種(Lepidosaphes spp、 )、マクロシファス種(Macrosiphus spp、)、ミザス種(My zus 5pl)、)。
ネホテチックス(ツマグロヨコバイ)種(Nephotettixspp、 ) 、ニラパルバータ(トビイロウンカ)種(Nilaparvata spp、) 、パラトリア種(Paratorta spp、)。
ペムフィガス種(Pemphigus 5pp−)+ プラノコッカス種(Pl anococcus spp、)、ブシュードオーラカスビス種(Pseuda ulacaspis spp、)、 ブシュードコツカス種(Pseudoca ccus spp、)+ブサイラ種(Psylla spp、)、プルヴイナリ ア エチオピカ(Pulvinaria aethiopica) 、クアドラ スビジオタス種(Quadraspidiotus spp、)、ローパロジフ ァム種(Rhopalosiphum spp、)、ザイセッチア種(Sais setia spp、)、スカフtイデウス種(Scaphoideusspp 、 )tシザフィス種(Schizaphis spp、)、シトピオン種(S itobion spp、)、 )リアルーロデス ヴアポラリオラ会(Tri aleurodes vaporariorum)、 トロイザ エルトリアエ (Acromyrmex)、アツタ種(Atta spp、)、セファス種(C ephus sp9.>、ジブリオン種(Diprion 5pp−)+ ジブ リオニダエ(Diprionidae)、ギルビニア ポリトーマ(Gilpi nia polytoma)、ホブロカムバ種(Hoplocampa spp 。
)、ラジアス種(Lasius spp、)、モノモリアム ファラオニス(M onomoriua+ pharaonis)、ネオジブリオン種(Neodi prion spp、)、ゾレノブシス種(Solenopsis 5pp−) +およびベスパ種(Vespa spp、) ;リゴナ ツカツタ(Anthe rigona 5occata)、ビビオ ホートラナス(Bibio hor tulanus)、カリフォーラ エリスロセファラ(Calliphora  erythrocephala)、セラチチス種(Ceratitis spp 、)、クリシマイア種(Chrysomyia spH,)。
フレックス種(Culex 5pp−)+ クテレブラ種(Cuterebra spp、 )、 ダキュス種(Dacus spp、)、ドロソフイーラ メラ ノガスタ(Drosophila melanogaster)、ファニア種( Fannia spp、)、ガストロフィラス種(Gastrophilus  spp。
)、グロッシーナ種(Glossina spp、)、ハイボデルマ種(Hyp oderma spp、)、ヒツボボスカ種(Hyppobosca spp、 )。
リリオミザ種(Liriomyza spp、)+ ルシリア種(Lucili aspp、 )、 メラナグロミザ種 (Melanagromyza spp 、)、ムスカ種(Musca spp、)、ニストラス種(Oestrus s pp、)、オルゼオリア種(Orseolia spp、)、オシネラ フリッ ト種(Oscinella frit)、ベゴマイア ヒョシャミ(Pegom yiahyoscyami)、フォル6フ種(Phorbia spp、)、ラ ゴレチスボモネラ(Rhagoletis pomonella)、サイアラ種 (Sciaraspp、 )、ストモキサス種(Stomoxys spp、) +タバナス種(Tabanus spp、)、 タニア種(Tannia sp p、)、およびチブラ種(Tipula spp、) ; 陰翅目から、例えば、セラトフィラス種(Ceratophyllus spp 、)、キセノブサイラ ケオビス種(Xenopsylla cheopis) 。
ダニ目から、例えば、アカラス シロ(Acarus 5iro)。
アセリア シェルドーニ(Aceria 5heldoni)、アキュラスシュ レヒテンダリ(Aculus 5chlechtendali)、アムプリオマ 種(Amblyomma spp、)、アーガス種(Argas spp、)、 ブーフィラス種(Boophilus spp、)、ブレビパルパス(Blev ipalpus spp、)、 ブリオビア ブラエチオーザ(Bryobia  praetiosa)、カリビトリメラス種(Calipftrimerus  spp、)、コリオブテス種(Chorioptesspp、 )、デルマニ サス ガリナエ(Dermanyssusgallinae)、−!−オテトラ ニカス カービニ(Eotetranychuscarpfni)、エリオフイ エス種(Briophyes 5pl)、)、ヒヤローマ種(Hyalomma  spp、)、イキソデス種(Ixodes spp、)、オリゴニカス プラ テンシス(Olygonychus pratensis)、オルニドドロス種 (Ornithadros spp、)、パノニカス種(Panonychus  spp、)+フィロコブツルタ オレイボーラ(Phyllocoptrut a oleivora)、ポリファゴターソネマスラタス(Polyphago tarsonemus 1atus)、ブソロブテス種(Psoroptes  spp、)、リビセファラス種(Rhipfcephalus81)p、 )、 リゾグリファス種(Rhizoglyphus spp、)、ザーコブテス種( Sarcoptes spp、)、 ターソネマス種(Tarsonemus  spp、)およびテトラニカス種(Tetranychus spp、) :お よびサイザヌラ(ThSanura)目から、レビスマ サツカリナ(Lepi sma 5accharina)。
従って、式Iと式1aの化合物は、棉、果実、トウモロコシ、ダイブ、柑橘及び 野菜作物中の昆虫とクモガタ網の動物の群からの害虫を防除するのに非常に適し ている。それらは、特に、ゾウリムシの一種〔アントノマスグランジス(Ant honomus grandis)のような植物食性の昆虫、ヨトウの一種〔ス ボドブテラ リトラリス(Spodoptera 1ittoralis) ) 又はツメクサガの一種〔へりオシス ヴイレセンス(Heliothis vi reseens) )のような植物食性の昆虫の幼虫、マメアブラムシ(Aph iserassivora)又はタバココナジラミ(Bemisia taba ci)のような吸汗昆虫及びジアブロチ力(Diabrotiea balte ata)のような土壌害虫を特に防除する。
式IとIaの化合物は、有毒な昆虫と土壌中に生息する病原性の有害な昆虫から 種子(果実、塊茎、穀粒)と植物の切断部を保護するために被覆剤として使用で きる。
従って、本発明は式I又はIaの化合物を有効成分として含有する組成物、特に 作物保護のための組成物に、並びにそれらの農業、園芸業及び林業又は関連分野 を包含する農業部門における使用に関する。
更に本発明は、その有効成分と本明細書に記載した物質又は物質の群の一種又は それ以上と混合及び/又は粉砕することからなるそれらの組成物の製造をも包含 する。
製剤化の段階は、ニーディング、粒化(粒剤の場合)そして、適当ならば圧縮( 錠剤の場合)により補完できる。
更に包含するのは、植物の害虫及び/又は哺乳動物の場合の駆虫を防除するため の予防的又は治療的方法であって、その方法は式I又はIaの本発明の化合物又 は本発明の組成物を害虫の生息部に適用することからなる。
駆虫剤としての使用により防護される標的動物は駆虫により感染され得る全ての 溢血動物であり、特にヒトを含む哺乳動物、及びトリであるが、しかし特に、家 畜、畜産動物とベット例えば、ウシ、ウマ、ロバ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ラクダ 、アカシカ、ブタ、イヌ、ネコ、ウサギ、ニワトリ、七面鳥、アヒル、ガチョウ 、キジ、ヤマウズラ、並びに毛を生産する飼育動物の全てである。
勿論、動物園の感染した動物を成功裏に治療することも可能である。
一般に知られているように、溢血動物中に起こる内部寄生虫は、特に、寄生した 動物中で大きい損傷の原因になる駆虫である。
駆虫病が原因である損傷は、畜産動物の感受性動物群における寄生虫に関連する 障害の慢性的及び流行性発生がある場合に非常に大きい経済的意味があるとされ ている。その損傷は、その罹病した動物自体における生産性の低下、他の疾病に 対する抵抗性の低下そして死亡率の上昇により明瞭になる。
特に危険な寄生虫に関する障害は、胃腸管と他の器官に寄生し;そしてウシ、ヒ ツジ及びヤギのような反努動物内に、そしてウマ、ブタ、家禽類、アカシカ、イ ヌ及びネコ内に、多数の予防的手段に係わらず、比較的頻繁に発生する駆虫によ りもたらされる。
本明細書では、術語「駆虫」は特に寄生虫を意味し、それは扁形動物(a虫、吸 虫)と線型動物(線虫と関連種)、即ち胃腸管と他の器官(例えば、肝臓、肺、 腎臓、リンパ管等)の駆虫、吸虫と回虫に属する。
従って、最も緊急の課題は、発達の全段階における駆虫の抑制のためのそしてそ れらの寄生虫により感染の防止のための薬剤を提供することである。
多種類の駆虫を防除するために提案されている駆虫作用を持つ物質が多数知られ ているが、それらは充分に満足できるものではない;というのは耐えられる薬量 ではそれらの活性スペクトルを充分に活用できないからであり、又は医薬的に有 効な薬量ではそれらが所望しない副作用又は性質を発揮するからである。この観 点から、ある種の物質に今日益々頻繁に発生している抵抗性も次第に重大になっ てきている。「アルベンダゾール(Albendazole)J (これは例え ば、下記の文献に記載されている:英国特許第1464326号;Am、J。
516 (1977);Am、J、Vet、Res、88゜807−808 ( 1977);Am、J、Vet、Res、38.1247−1248 (197 7))は、反灸動物において限られたスペクトルの駆虫作用だけを持つにすぎな い。ベンズイミダゾール抵抗性の線虫と肝蛭の成虫に対する活性は全体的には不 適当である;というのは病理的に重要な後者の未熟の移動型は、宿主の動物によ り耐えられる薬量では有効でないからである。完全に新規の基本構造を持つ化合 物の提供は、多数の抵抗性の問題を克服する。
本明細書で開示する穀物防護使用法による本発明の範囲内の病害虫に対して保護 される標的穀物は、例えば下記の種類の植物を含む: 穀物(小麦、大麦、ライ麦、オート麦、稲、トウモロコシ、サトウモロコシ及び 関連作物)、ビート(砂糖ビート及び)tダービート)、梨果、石墨及び軟性果 (リンゴ、洋ナシ、プラム、桃、アーモ′ンド、サクランボ、イチビ、ラズベリ ー及びブラックベリー)、マメ化植物(ソウマメ、レンズマメ、エントウマメ、 ダイズ)、油植物(アブラナ、カラン、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ココナツツ 、ヒマ、ココアマメ、落花生)、ウリ科植物(ウリ、マロー、メロン)、繊維植 物(ワタ、亜麻、麻、黄麻)、種属植物(オレンジ、レモン、グレープフルーツ 、マンダリン)、野菜(ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニン ジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ、パプリカ)、クスノキ科(アボガド、桂 皮、樟脳)又はタバコ、ナツツ、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コシタウ、 ブドウ、ホップ、バナナ及び天然ゴム植物並びに観月植物。
式IとIaの化合物は通常組成物の形態で施用され、処理すべき栽培地又は植物 に、他の化合物と同時に又は続いて施用されつる。これらの別の化合物は肥料又 は微量養素ドナー又は植物の成長に影響を与える他の製剤であり得る。それらは 所望により製剤技術に、i6いて慣用的に使用されろ担体、界面活性剤又は施用 促進助剤と一緒に選択的除草剤並びに殺虫剤、殺菌剤、殺バクテリア剤、殺線虫 剤、軟体動物駆除剤又はこれらの製剤のい(つかの混合物でありうる。
本発明の式IとIaの化合物の優れた殺虫活性は、上述の害虫の少なくとも50 −60%の致死率に該当する。
本発明の化合物およびそれらを含有する組成物の動物害虫に対する作用は、他の 殺虫剤および/又は殺ダニ剤を添加することにより実質的に範囲を拡げてかつ使 用環境に適応させることができる。適当な添加剤の例は下記の化合物類の代表的 なものである: 有機リン化合物類、ニトロフェノール類とその誘導体、ホルムアミジン類、尿素 類、カーバメート類、ピレスロイド類、塩素化炭化水素およびおよびバシルス  チュウリギエンシス(Bacillus thuringiensis)の調製 物。
式IとIaの化合物はそのままの形態で、或いは好ましくは製剤技術で慣用の補 助剤と共に組成物と使用され、公知の方法により乳剤原液、直接噴霧可能な又は 希釈可能な溶液、希釈乳剤、水和剤、水溶剤、粉剤、粒剤、および例えばポリマ ー物質によるカプセル化剤に製剤化される。
組成物の性質と同様、散布、噴霧、散粉、ばらまき又は注水のような適用法は、 目的とする対象および使用環境に合わせて選ばれる。
式Iと1aの化合物、又は該化合物の少な(とも−道を含有する農芥組成物の好 ましい適用法は、葉面散布である。適用回数と適用量は該当する病原体によZ: )感染の危険度による。し、かじ、植物の生含佃所を液剤で浸漬する場合、又は 化合物を土壌に固形、例えば粒剤で適用する場合(土壌施用)には、式IどIa の化合物は土壌を介して根を通じて植物に浸透させることもできる。水田の稲作 では、そのような粒剤を湛水した水田に計測jLffi用できる。しかし更に、 式■とIaの化合物は、その化合物からなる液剤に種子を浸漬することにより、 又は固形剤でそれらを被覆することにより適用してよい。
製剤、即ち本発明による有効成分混合物、および適当な場合には固体又は液体の 補助剤を含む組成物、製剤又は混合物は、公知の方法により、例えば有効成分を 溶媒、固体担体および適当な場合には表面活性化合物(界面活性剤)のような増 量剤と均一に混合及び/又は摩砕することにより製造される。
適当な溶媒は次のものである:芳香族炭化水素、好ましくは炭素原子数8ないし 12留分のアルキルベンゼン、例えばキシレン混合物又はアルキル化ナフタレン ;シクロヘキサン、パラフィン又はテトラヒドロナフタリンのような脂肪族又は 脂環式炭化水素;エタノール、プロパツール又はブタノールのようなアルコール ;プロピレングリコール、ジプロピレングリコールエーテル、エチレングリコー ル、エチレングリコールモノメチルエーテル又はモノエチルエーテルのようなグ リコール並びにそれ等のエーテルとエステル;シクロヘキサノン、イソホロン又 はジアセトンアルコールのようなケトン;N−メチル−2−ピロリドン、ジメチ ルスルホキシド又はジメチルホルムアミドのような強極性溶媒:又は水、菜種油 、ヒマシ油、ココナツツ油又は大豆油のような植物油;そして適当な場合は、シ リコーン油。
例えば粉剤および分散性粉末に使用する固体担体は、通常、方解石、タルク、カ オリン、モンモリロナイト又はアタパルジャイトのような天然鉱物充填剤である 。物性を改良するために、高分散ケイ酸又は高分散吸収性ポリマーを加えること も可能である。適当な粒状化吸収性担体は多孔性型のもので、例えば軽石、破砕 レンガ、セビオライト又はベントナイトであり;そして適当な非吸収性担体は方 解石又は砂のような物質である。更に非常に多くの粒状化した無機質および有機 質の物質、特にドロマイト又は粉状化植物残骸を使用できる。
適当な表面活性化合物は、他の殺虫剤又は殺ダニ剤と一緒の式1又は式Iaの、 良好な乳化性、分散性および湿潤性を有する非イオン性、カチオン性及び/又は アニオン性界面活性剤との組み合わせである。“界面活性剤“の用語は界面活性 剤の混合物をも含むものであると理解されたい。
所謂、水溶性石鹸および水溶性合成表面活性化合物の両者は、適当なアニオン性 界面活性剤であり得る。
適当な石鹸は高級脂肪酸(C1o−022)のアルカリ金属塩、アルカリ土類金 属塩、又は非置換又は置換のアンモニウム塩、例えばオレイン酸又はステアリン 酸、或いは例えばココナツツ油又は獣脂から得られる天然脂肪酸混合物のナトリ ウム又はカリウム塩である。脂肪酸メチルタウリン塩もまた用い得る。
しかしながら、いわゆる合成界面活性剤、特に脂肪族スルホネート、脂肪族サル フェート、スルホン化ベンズイミダゾール誘導体又はアルキルアリールスルホネ ートが更に頻繁に使用される。
脂肪スルホネート又はサルフェートは通常アルカリ金属塩、アルカリ土類金員塩 或いは非置換又は置換のアンモニウム塩の形態にあり、そしてアシル基のアルキ ル部分をも含む炭素原子数8ないし22のアルキル基を含み、例えばリグノスル ホン酸、ドデシルサルフェート又は天然脂肪酸から得られる脂肪族アルコールサ ルフェートの混合物のナトリウム又はカルシウム塩である。これらの化合物には 硫酸エステルの塩及び脂肪族アルコールサルフェートの混合物のナトリウム又は カルシウム塩である。
これらの化合物には硫酸エステルの塩およびスルホン化−脂肪族アルコール/エ チレンオキシド付加物の塩も含まれる。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は 、好ましくは二つのスルホン酸基と8ないし22個の炭素原子を含む一つの脂肪 酸基とを含む。アルキルアリールスルホネートの例は、ドデシルベンゼンスルホ ン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸、又はナフタレンスルホン酸/ホルムアル デヒド縮合生成物のナトリウム、カルシウム又はトリエタノールアミン塩である 。 対応するホスフェート、例えば4ないし14モルのエチレンオキシドとのp −ノニルフェノール付加物のリン酸エステルの塩と、又はリン脂質もまた適当で ある。 非イオン性界面活性剤は、特に脂肪族又は脂環式アルコール、又は飽和 又は不飽和脂肪酸およびアルキルフェノールのポリグリコールエーテル誘導体で あり、該誘導体は3ないし30個のグリコールエーテル基、(脂肪族)炭化水素 部分に8ないし20個の炭素原子、そしてアルキルフェノールのアルキル部分に 6ないし18個の炭素原子を含む。
他の適当な非イオン性界面活性剤は、ポリエチレンオキシドとポリプロピレング リコール、エチレンジアミンポリプロピレングリコールおよびアルキル鎖中に1 ないし10個の炭素原子を含むアルキルポリプロピレングリコールとの水溶性付 加物であり、その付加物は20ないし250個のエチレングリコールエーテル基 および10ないし100個のプロピレングリコールエーテル基を含む。これらの 化合物は通常プロピレングリコール単位当たり1ないし5個のエチレングリコー ル単位を含む。
非イオン性界面活性剤の代表例は、ノニルフェノール−ポリエトキシエタノール 、ヒマシ油ポリグリコールエーテル、ポリプロピレン/ポリエチレンオキシド付 加物、トリブチルフェノキシポリエトキシエタノール、ポリエチレングリコール およびオクチルフェノキシエトキシエタノールである。ポリオキシエチレンソル ビタン、例えばポリオキシエチレンソルビタントリオレートの脂肪酸エステルも また適当な非イオン性界面活性剤である。
カチオン性界面活性剤は、特にN−置換基として少なくとも一つの炭素原子数8 ないし22のアルキル基と、他の置換基として低級非置換又はハロゲン化アルキ ル基、ベンジル基又は低級ヒドロキシアルキル基とを含む第四アンモニウム塩で ある。該塩は好ましくはハロゲン化物、メチル硫酸塩又はエチル硫酸塩の形態に あり、例えばステアリルトリメチルアンモニウムクロリド又はベンジルジー(2 −クロロエチル)エチルアンモニウムプロミドである。
製剤技術で慣用的に使用される界面活性剤は、特に下記の刊行物に記載されてい る: “マクカッチャンズ デタージェンツ アンド エマルジファイアーズ アニュ アル(Me Cutcheon’sDetergents and Bmuls ifiers Annual)’+MC出版会社、米国、ニュージャージ、グレ ン ロック(Glen Rock NJ USA、)1988゜エイチ シュタ ラへ(H,5tache)、“テンジッドータブシェンブーフ(Tensid− Tashenbuch)’、第2版、シー、ハンザ−出版社(C,Hanser  Verlag)、ミュンヘン、ウィーン、1981年。
エム アンド ジェイ アッシュ(M、 and J、 Ash)″エンサイク ロペディア 才ブ サーファクタンツ(Bncycl。
pedia of 5urfactants)”、 Vol、 I −m、ケミ カル出版株式会社(Chemical Publishing Co、 )、  ニューヨーク、 1980−1981゜ 作物防除のための農薬組成物は通常0.1ないし99%、特に0.1ないし95 %の式I又はIaの化合物又はその化合物と他の殺虫剤と殺ダニ剤との組み合わ せ、1ないし99.9%の固体又は液体助剤、並びにOないし25%、特に0. 1ないし25%の界面活性剤を含有する。
商品は原液として製剤されるのが好ましいが、最終使用者は通常、顕著に低い活 性成分濃度からなる希釈製剤を使用する。典型的使用濃度は0.1ないし110 00pp 、好ましくは0.1ないし500 ppmである。穀物の防除のため には、ベクタール当りの適用濃度は通常栽培面積ベクタール当り1ないし200 0 gの有効成分、好ましくは10ないし1000g/ha 、特に20ないし 600 g/haである。
駆虫を防除するために温血動物に投与するための好ましい剤形は、溶液、乳濁液 、けん濁液(飲薬)、食品添加剤、粉末及び起泡性錠剤を包含する錠剤、大丸薬 (boli)、カプセル及びミクロカプセル化剤を包含し、それは製剤助剤の生 理的受容性を考慮することが必要である。
錠剤と大丸薬(boli)のための適当な結合剤は化学的に改変した天然の高分 子性の物質であって、それは水又はアルコールに溶解し、デンプン、セルロース 又はタンパク質の誘導体(例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ ース、エチルヒドロキシセルロース、ゼイン、ゼラチン等のようなタンパク質) と例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等のような合成ポリマー である。その錠剤は充填剤(例えば、デンプン、微結晶セルロース、砂糖、ラク トース等)、潤滑剤(glidants)と分散剤も含有する。
駆虫組成物が濃縮餌の形である場合、使用される担体は、例えば、遂行餌(pe rformance feed)、穀物餌とタンパク質濃縮物である。有効成分 に加えて、そのような濃縮餌又は組成物は、添加剤、ビタミン、抗生物質、化学 療法剤、又は他の殺虫剤、特に細菌発育阻止剤、カビ発育阻止剤又は球虫類亜網 発育抑制剤、又はホルモン剤、同化作用をもつ物質、又は成育を促進し、屠殺動 物の肉の品質に影響するか又は他の方法で有機体に有用な物質を含有してもよい 。
組成物又はそれらが含有する式Iの有効成分を直接に餌又は集団飲料に添加され る場合は、調製した餌又は家畜飲料は約0.0005ないし0.002重量%( 5−200ppm )の濃度で有効成分を含有する。
本発明の組成物は、処置する動物に、経口的に、非経口的に又は皮下的に投与で き、その組成物は溶液、乳濁液、けん濁液(飲薬)、粉末、錠剤、大丸薬(bo li)とカプセルの形であり得る。
本発明の駆虫組成物は、通常、0.1ないし99重量%、好ましくは0.1ない し95重量%の式Lla又はそれらの混合物、99.9ないし1重量%、好まし くは99.8ないし5重量%の固体又は液体補助剤からなり、モして0ないし2 5重量%、好ましくは0.1ないし25重量%の界面活性剤を含有する。 ゛商 品は原液として製剤されるのが好ましいが、最終使用者は希釈製剤を使用する。
その組成物は、安定剤、消泡剤、粘度調節剤、結合剤、粘着付与剤並びに特別の 効果を得るための他の有効成分のような補助剤からもなる。
本発明は最終使用者により使用されるそのような駆虫組成物にも関する。
本発明の病害虫防除のための方法の各々においてそして本発明の殺虫剤の各々に おいて、式■の化合物はそのいずれもの構造式の立体配置、それらの混合物で又 はそれらの塩の形で使用してよい。
本発明は、寄生性の駆虫に対する、温血動物、特に畜産動物、家畜とペットの予 防的防護方法であって;式lの化合物又はそれから調製した有効成分の製剤を、 餌又は飲料に対する添加剤の形で又は、別法として固体又は液体の形で、経口的 に、注射により又は非経口的に、動物に投与することからなる方法にも関する。
下記の実施例は、本発明を限定しないで、本発明を単に説明するためのものであ る。
好ましい配合物は特に下記の組成を有する(全て、重量%による) その組成物は、安定剤、例えば植物油又はエポキシ化植物油(エポキシ化ココナ ツト油、菜種油又は大豆油)、消泡剤、例えばシリコーン油、保存剤、粘度調節 剤、結合剤、粘着付与剤並びに特別の効果を得るための他の有効成分のような添 加剤も含有できる。
下記の例は本発明を説明するものである。それらは本発明を限定しない。
D、生物活性の予備試験 抗生物活性は、抑制の量の直径を参考にする寒天拡散試験法、又は連続希釈試験 における培地密度から決定する。
サイアングアゾールは、ある種の菌、例えばムコールヒエマリス(Mucor  hiemalis)、灰色カビ病菌(Botrytis cinerea)、イ ネ馬鹿苗病菌(Gfbbereliafujikuroi)、腐敗病菌(Rhi zopus arrhizus)及び苗立枯病1 (Pythium deba ryanum)の生長を抑制する。黒檀病菌(Ustilago maydis )のMICは3.2μg/mlである。
シカの心臓の亜ミトコンドリア粒子の場合、サイアングアゾールはNDAH酸化 を抑制する。いろいろの分光分析による研究は、真核細胞の呼吸鎖の複合体I( N A D Ht :ユビキノン酸化還元酵素)がサイアングアゾールの作用部 位であることを示している。
式Iaの化合物 25% 40% 50%ドデシルベンゼンスルホン酸 5%  8% 6%カルシウム ヒマシ油ポリグリコールニー 5% −−チル (エチレンオキシド36モル) トリブチルフェノールポリ − 12% 4%エチレングリコールエーテル (エチレンオキシド30モル) シクロへキサノン −15% 20% キシレン混合物 65% 25% 20%これらの原液を水で希釈することによ り、所望の濃度の乳剤が得られる。
式Iaの化合物 10% 8% 60%オクチルフェノールポリエチ 3% 3 % 2%レンゲリコールエーテル (エチレンオキシド4−5モル) ドデシルベンゼンスルホン酸 3% 4% 4%カルシウム ヒマシ油ポリグリコールニー 4% 5% 4%チル (エチレンオキシド35モル) シクロへキサノン 30% 40% 15%キシレン混合物 50% 40%  15%これらの原液を水で希釈することにより、所望の濃度の乳剤が得られる。
E、3.懸濁剤原液 式Iaの化合物 40% エチレングリコール 10% ノニルフェノールポリエチレン グリコールエーテル (エチレンオキシド15モル) 6% リグノスルホン酸ナトリウム 10% カルボキシメチルセルロース 1% 37%ホルムアルデヒド水溶液 0.2%75%の水性乳剤の形態のシリコン油  0.8%水 32% 微細に摩砕した有効成分を助剤と均一に混合して、水で希釈することによりあら ゆる所望の濃度の懸濁液を得ることのできる懸濁剤原液を得る。
E、4.水分散性粉剤 式1aの化合物 25% 50% 75%リグノスルホン酸ナトリウム 5%  5% −オレイン酸 3% −5% 高分散ケイ酸 5% 10% 10% カオリン 62% 27% − 有効成分を助剤と完全に況合し、混合物を適当なミル中で完全に摩砕して、水で 希釈することにより所望の濃度の懸濁液を得ることのできる水和剤が得られる。
式Iaの化合物 2% 5% 高分散ケイ酸 1% 5% タルク 97% − カオリン − 90% 担体を有効成分と均一に混合し粉砕することにより、そのまま使用しうる粉剤を 得る。
式Iaの化合物 5% 10% カオリン 94% − 高分散性ケイ酸 1% 〜 アタパルジャイト −90% 有効成分を塩化メチレンに溶解し、該溶液を担体上に噴霧し、その後、溶媒を減 圧下で留去する。そのような粒剤は動物餌と混合できる。
E、71粒剤 式Iaの化合物 10% リグノスルホン酸ナトリウム 2% カルボキシメチルセルロース 1% カオリン 87% 存効成分を補助剤と混合、粉砕し、該混合物を次いで水で湿らす。その混合物を 押出し次いで大気流中乾燥する。
E、89粒剤 式Iaの化合物 3% カオリン 94% 微粉砕した有効成分を、ポリエチレングリコールで湿らしたカオリンに、混合機 中、均一に適用する。この方法で非粉塵性の被覆粒剤を得る。
E、91錠剤又は大丸薬(boli) ■ 式Iaの化合物 33.0% メチルセルロース 0.80% 高分散ケイ酸 0.80% トウモロコシ澱粉 8.40% ■ 結晶ラクトース 22.50% トウモロコシ澱粉 17.00% 微結晶セルロース 16.50% ステアリン酸マグネシウム 1.00%I メチルセルロースを水中に攪拌して 入れ膨潤させる:ケイ酸を攪拌して入れそしてその混合物を均一のけん濁液にす る。有効成分とトウモロコシ澱粉を混合しそしてその水性けん濁液をこの混合物 に混練し、その混合物をペースト状に混練する。かくして得られた塊を、12M 篩を通して粒状にして乾燥する。
I[4種全ての補助剤を充分に混合する。
11rlとπに従って得られた予備混合物を、況合しそして錠剤又は大丸薬(b oli)に圧縮する。
E、10.注射製剤 α、油性賦形剤(徐放剤) 式Iaの化合物 0.1−1.0g ビーナツツ ad 100m1 式Iaの化合物 0.1−1.0g ゴマ油 ad 100m1 調製:有効成分を若干量の油に攪拌しながら溶解し、必要ならば穏やかに加熱す る。冷却後、溶液を所望の体積にし、適当な0.22μmのろ過膜を通して滅菌 ろ過する。
、水混和性溶媒(中程度の除数) 式1aの化合物 0.1−1.0g 式1a(7)化合物 0.1−1.0gグリセロールジメチルケタール 40g 1.2−プロパンジオール ad 100m1帽1有効成分を若干量の溶媒中に 攪拌して溶解し、所望の体積にし、適当なOt、22μmのろ過膜を通して滅菌 ろ過する。
γ、水溶性製剤(迅速放出) 式Iac7)化合物 0.1−1.0gポリエトキシ化ヒマシ油 10g (エチレンオキシド40単位) 1.2−プロパンジオール 20g 式Iaの化合物 0.1−1.0g ベンジルアルコール 1g 注射用水 ad 100m1 調製:有効成分を溶媒と界面活性剤に溶解し、水で所望の体積にし、次いで0. 22μmの孔径を持つ適当なろ過膜を通して滅菌ろ過する。
上記水系は、経口又は反貢胃内投与にも好ましく使用駆虫活性を下記の試験によ り示すニ ス(Trichostrongylus colubriformis)のよう な線虫類に感染したヒツジでの試行 サイアングアゾールを、予め、ハエモンカス コントルクス(Haemonch us contortus)とトリコストロンジラスコルブリフォルミス(Tr ichostrongylus colubriformis)のような線虫類 で人工的に感染したヒツジに、けん濁液の形で胃ゾンデを使用して又は反稠胃内 注射により、投与する。試行当りの各々の薬量について1ないし3頭の動物を使 用する。各々のヒツジは単一薬量で一回だけ処理する。
最初の評価は、処理前後のヒツジの糞中に排泄された寄生虫卵の数を比較するこ とにより実施する。
処理7ないし10日後に、ヒツジを殺し、解剖する。
評価は処理後に腸内に残存している成虫数を計測することにより行う。同時にそ して同様に感染させたが未処理のヒツジを対照又は比較として使用する。
線虫感染における顕著な減少が、この試行におけるサイアングアゾールで発揮さ れた。例えば体重1kg当り20mgの有効成分の使用は、線虫の感染の実質的 に完全な鎮圧をもたらす。
F、2.モニエザ ベネデニ(Monieza benedeni)のよ(Mo nieza benedeni)のような線虫類で人工的に感染したヒツジに、 けん濁液の形で胃ゾンデを使用して又は反灸胃内注射により、投与する。試行当 りの各々の薬量について工ないし3頭の動物を使用する。各々のヒツジは単一薬 量で一回だけ処理する。
処理7ないし10日後に、ヒツジを殺し、解剖する。
評価は処理後に場内に残存している成虫数を計測することにより行う。同時にそ して同様に感染させたが未処理のヒツジを対照又は比較として使用する。
この試験では、サイアングアゾールは、20mg/体重kgより少ない薬量で駆 虫感染における約90%の減少をもたらす。
F、3.デルマニサス ガリナ−r−(Dermanyssusgallina e)に対する作用 t o o ppmの試験化合物からなる2〜3mlの溶液、そして異なる生育 段階にある約200匹のダニを上部が解放されているガラス製容器に入れる。次 いでその容器を脱脂綿栓で閉じ、ダニが完全に濡れるまで10分間にわたり振り 、そして短時間にわたり残存する試験溶液が脱脂綿により吸収されるまで逆転す る。3日後に、ダニの死亡率を、死亡個体の数を計数することによるパーセント として決定する。
サイアングアゾールはこの試験で、デルマニサス ガリナ−m(Dermany ssus gallinae)に対して優れた活性を示す。
最後の濃度調節に要求される中間希釈濃度の試験溶液1mlを予め況合した4m lの栄養培地を入れた試験管中に、ハエ(b low fly)のルシリア セ リカタ(Luciliasericata)の産卵したでの卵を少し宛(30− 50n)導入する。培地の接種後、試験管を脱脂綿栓で閉じ、4日間にわたり3 0℃で保温器中保温する。この時までに、大体1cmの長さく第3期)の幼虫が 、比較のために処理していない培地中で生育している。化合物が有効な場合は、 この時点において幼虫は、死んでいるか、死にかけているかそして明らかに生育 は遅い。試験は同時に10ないし0.01ppmの濃度で実施される。活性は最 低完全有効濃度(LC100)で測定される。試験は、接触により有効な化合物 と食前として有効な化合物の両方を包含する。忌避作用も考慮しなければならな い:というのは幼虫は培地から出て餓死するからである。サイアングアゾールは この試験における低濃度においてすら完全な活性を発揮する。
F、5.ルシリア クブリナ(Lucilia cu rina)に対する作用 16ppmの試験化合物からなる試験溶液1mlを予め混合した4mlの栄養培 地を入れた試験管中に、ハエ(b low fly)のルシリア クブリナ(L ucilia cuprina)種の産卵したての卵を少し宛(30−50卵) 導入する。
培地の接種後、試験管を脱脂綿栓で閉じ、4日間にわたり30℃で保温器中保温 する。この時までに、大体Icmの長さく第8期)の幼虫が、処理していない培 地中で生育している。化合物が有効な場合はこの時点において幼虫は、死んでい るか明らかに生育は遅い。評価を96時間後に実施する。サイアングアゾールは この試験においてルシリア クブリナ(Lucilia cuprina)に対 して非常に優れた作用を発揮する。
F、6.ファスシオラ へバチ力(Fasciola he atica)で感 染したヒツジでの試行 有効成分を、予めファスシオラ へバチ力(Pasciola116patic a)で人工的に感染したヒツジに、けん濁液の形で胃ゾンデを使用して又は反灸 胃内注射により、投与する。試行当りの各々の薬量について3頭の動物を使用す る。各々の動物は単一薬量で一回だけ処理する。
最初の評価は、処理前後のヒツジの真中に排泄された寄生虫卵の数を比較するこ とにより実施する。
処理3ないし4週後に、ヒツジを殺し、解剖する。評価は処理後に腸内に残存し ている成虫数を計測することにより行う。同時にそして同様に感染させたが未処 理のヒツジを対照又は比較として使用する。
二つの群における計数した肝蛭の数の違いが、試験化合物の有効性の程度を示し ている。
この試験においてサイアングアゾールは、50mg/体重1kgより少ない薬量 で、ファスシオラ へバチ力(Fasciola hepatica)に対して 優れた効果を示す。
棒上に産卵したへりオシメ ヴイレセンス(HeLiothisviresce ns)の卵に、試験化合物400 ppmからなる水性乳濁液を散布する。8日 後に、4化した卵のパーセントと幼虫の生存率を未処理の対照と比較して評価す る(生息密度の減少%)。この試験では、サイアングアゾールは優れた活性を示 す。
F、8.エイフイス クラシヴオラ(A his craccivora)に対 する作用 エントウ豆の苗木にエイフイス クラシヴオラ(Aphiscraccivor a)を感染し、次いで試験化合物400 ppmからなる散布混合物を散布し、 20″Cで保温する。評価は3日と6日後にする。生息密度の減少率(%活性) は、処理植物上の死亡アブラムシの数を未処理植物上のそれと比較することによ り決定する。この試験では、サイアングアゾールはエイフイス クラシヴオラに 対して優れた活性を示す。
F、9.ナミハダニ(Tetranycus urticae)に対する作里 豆(bean)の若木に、ナミハダニ(Tetranycus urticae )の混合生息群を生息させ、1日後に試験化合物4001]pmからなる水性の 乳濁液を散布する。次いで、植物を25℃で6日間にわたり保温し、次いで評価 する。生息密度の減少パーセント(%活性)は、処理植物上の死亡した卵、幼虫 そして成虫の数を、未処理植物上のそれと比較することにより決定する。この試 験において、サイアングアゾールは、ナミハダニに対して優れた活性を示す。
F、lOlへりオシメ ヴイレセンス(Heliothtsvirescens )の幼虫に対する作用ダイズの若木に試験化合物400 ppmからなる水性乳 濁液を散布する。散布膜の乾燥後、そのダイズ植物に、第1期のへりオシメ ヴ イレセンス(Heliothisvirescens)の幼虫の10匹を生息さ せ、プラスチック製容器中に入れる。評価は6日後に実施する。生息密度の減少 率又は食害の減少率(%活性)を、処理植物上の死亡幼虫数と食害を未処理植物 上のそれと比較することにより決定する。サイアングアゾールはへりオシメ ヴ イレセンスの幼虫に対して優れた活性を示す。
F、11.:Iヱ互坦迫困田ユ出Σ旦坦ロバU匹」ユる作用 キャベツの若木に試験化合物400111)mからなる水性乳濁液を散布する。
散布膜の乾燥後、そのキャベ゛ソの植物に、第3期のコナガ(Plutella  xylostella)の幼虫の10匹を生息させ、プラスチック製容器中に 入れる。評価は3日後に実施する。生息密度の減少率又は食害の減少率(%活性 )を、処理植物上の死亡幼虫数と食害を未処理植物上のそれと比較することによ り決定する。サイアングアゾールはコナガの幼虫に対して優れた活性を示す。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成5年6月23日4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)の化合物又はその医薬的に許容できる 酸付加塩。 2.式Ia ▲数式、化学式、表等があります▼(Ia)で表される絶対配置を持つ請求項1 記載の化合物とその医薬的に許容できる酸付加塩。 3.粘液細菌のポリアンジウム(Polyangium spec.)、DSM 6267の培養基から得られる物質であって;下記のパラメータの一つ又はそれ 以上を持つ物質又はその医薬的に許容できる酸付加物: m.P.140℃. UV(メタノール):λmax(ε/Igε)=211(sh),218(sh ),223(37884/4.578),228(sh),288(36384 /4.561),300(sh)(sh=肩(shouldor).−IR(C HC1g):3432(m),1664(s),1633(s),1577(m ),1567(m),1536(m),1465(w),1449(w),14 13(w),1370(w),1168(m),1102(m),1015(m ),963(m)cm−1−(S=強,m=中間の強さ、W=低強度).−1H −NMR(CDClg,300.133MHz):δ=7.48(m,2H), 7.35(M,3H),7.13(d,1H,J=16.2Hz),7.04( d,1H,J=16.2Hz),6.91(m,1H),3.85(d,1H, J=11.2Hz),8.81(d,1H.J=10.6Hz),3.74(d ,1H,J=11.4Hz),3.37(d,1H,J=11.2Hz),3. 27(d,1H,J=11.4Hz),3.20(d,1H,J=11.3Hz ),2.93(d,8H,J=5.1Hz),2.63(s,3H),1.68 (s,3H),1.66(s,3H),1.59(s,3H).− 13C−NMR(CDC13,75.473MHz):δ=179.22s,1 78.07s,167.90s,162.50s,162.36s,153.3 9s,141.99d,135.12s,129.73d,129.18s,1 28.92d(2C),127.62d(2C),122.48d,83.69 s,83.53s,79.45s,43.22t,42.50t,41.99t ,26.15q,25.70q,25.53q,24.38q,11.75q. (s,d,tとqは、SFORD 13C−NMRスペクトラムを生じるであろ う信号の多重性を意味する。2Cは信号の2倍強度を意味する。) (+)FAB−MS(キセノン,マトリックス3−ニトロベンジルアルコール) :m/z=540=(M+H)+.− 高分解: [C■H29N6O2S■+H]計算値540.1562、分析値540.16 88(FAB−MS)EI−MS(210℃,70eV):m/z(%)=54 1(2.1),540(5.1),539(14)[M+],524(12), 493(16),379(4.5),337(20),301(50),280 (21),260(44),213(23),202(74),182(18) ,172(31),150(14),140(19),130(22),115 (21),103(10),85(22),73(100).− 高分解:(calc.=計算値、found=分析値)▲数式、化学式、表等が あります▼ 4.請求項1ないし3のいずれかに記載の化合物の製造法であって; ポリアンジウム(Polyangium)、DSM6267を炭素源、窒素源と 鉱物塩を含有する培地中で培養し、採取した細胞塊をアセトンで抽出し、 (合わせた)抽出物を濃縮し、 濃縮物をエーテル/水中へ採取し、 水相を分別し、そして必要ならばエーテルで抽出し、(合わせた)エーテル相を 濃縮し、 濃縮物をメタノール/ヘプタン中へ採取し、メタノール相を分別し、そして必要 ならばヘプタンでの抽出し、 次いで濃縮しそしてtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、 フロルリジル(FIorisil)上でtert−ブチルメチルエーテル中の抽 出物をろ過し、 抽出物からのサイアングアゾール(thiangazole)(又は抗生物質及 び/又は殺菌活性物)を結晶化し及び、適当ならば、サイアングアゾール(th iangazole)(又は抗生物質及び/又は殺菌活性物)を医薬的に許容で きる付加塩へ変換することからなる製造法。 5.請求項1記載の式Iの化合物のシス−トランス異性体の製造法であって; 請求項2記載の式Iaの化合物を紫外線処理に処し次いで得られた異性体をクロ マトグラフィーにより分離し、適当な場合はそれらの異柱体を単離しそして適当 な場合はそれらを医薬的に許容できる酸付加塩に転換することからなる製造法。 6.請求項1ないし3のいずれかに記載の化合物からなるか、又はそれらの化合 物の一つ又はその生理的に耐え得る酸付加塩の一つ及び少なくとも一種の常用の 製剤助剤からなる医薬組成物(ウイルス病を防御するためのそれらを除く)。 7.節足動物門又はダニ目を防除するための、及びヒト又は動物における寄生虫 病を防除するための請求項6記載の医薬組成物(ウイルス病を防御するためのそ れらを除く)。 8.蠕虫を防除するための請求項7記載の医薬組成物。 9.ヒト又は動物体の治療方法(ウイルス病を防除するためのそれらを除く。) において使用するための請求項1ないし3のいずれかに記載の化合物。 10.常用の担体と一緒の、請求項1ないし3のいずれかの一つに記載の化合物 又はそれらの酸付加物に基づく、農業、林業及び/又は園芸業のための植物を防 護するための殺有害生物剤。 11.医薬組成物、殺有害生物剤又は作物防護組成物の製造のために請求項1な いし3のいずれかに記載の化合物を使用する方法。 12.節足動物門、好ましくは昆虫又はダニ目からの害虫に対する組成物の製造 のために請求項1ないし3のいずれかに記載の化合物を使用する方法。
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