JPH06504135A - 測光法を使用した標本処理及び分析システム並びに方法 - Google Patents

測光法を使用した標本処理及び分析システム並びに方法

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JPH06504135A
JPH06504135A JP5508500A JP50850093A JPH06504135A JP H06504135 A JPH06504135 A JP H06504135A JP 5508500 A JP5508500 A JP 5508500A JP 50850093 A JP50850093 A JP 50850093A JP H06504135 A JPH06504135 A JP H06504135A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 測光法を使用した標本処理及び分析システム並びに方法発明の分野 本発明は、種々の環境において分析的、研究室的及び臨床的手順を実施するため に使用される分析システムに関する。
発明の背景 多段階分析手順を自動化された又は半自動化された方式にて実施する慣用の装置 がある。例えば、微生物学的分析システムは最近、測光法及び蛍光測光法的検出 方法の双方を使用して、自動化された抗微生物薬感受性試験手順を実施している 。Baxter Healthcare C。
rporat ionのMicroScan Divisionは、このタイプ の装置を商品名+Walk−Away”の下に販売している。Armes等の米 国特許第4.676、951並びにHanaway等の米国特許第4.643. 879及び第4.681.741は、Walk−Awayシステムのある特徴を 記述している。
Walk−Awayシステムは、他の市販のシステムのように、通常一度に多く の標本を分析する。測光法を使用する場合には、これは、分析を受ける各標本に つき1つという、多数の光路の確立と使用とを必要とする。もし正確な且つ再現 性のある結果を得ようとするならば、この多数の光路の相互間の及び分析を受け る標本に対する較正及び心合わせは必須である。
発明の概要 本発明は、多数の標本を同時に測定するための、測光法を使用する分析手順を実 施するための、一層効率的なシステム及び方法を提供する。該システム及び方法 は、正確な且つ再現性のある結果を高度に自動的な方式で得るために、多数の光 路をそれら自身に対して且つ分析されるサンプルに対して、共に較正し且つ心合 わせさせる本発明の一面は、標本と該標本を分析するために使用される測光性装 置との間の正しい心合わせを保証するシステムを提供する。該システムは、発光 器と光検出器との間に光路を確立する光度計を含む。該光度計は、標本を、それ がトレー内のウェルを占めている時に分析する。架台が、分析のためにトレーを 光路へ移し、そして分析後に光路からトレーを取り除く。
架台は予め設けられたポケットを含む。該ポケットは、光度計によって放射され る光を透過させる内部領域を有する。該内部領域の外側の領域は、光度計によっ て放射される光に対して実質的に不透明である。標本を担持するトレーのウェル は、光透過性の材料を含む。ウェルは、ウェルの中心を一般的に該ポケットの光 透過性の領域の中心に沿って心合わせさせて該ポケット内に収まるように形状が 与えられている。
該システムは、素早く且つ一貫して架台がトレーウェルを光路の中心へと動かす ことを保証する較正モードを備えた制御装置を含む。較正モードにおいて、該制 御装置は、トレーを有しない光度計内の架台を、ポケットの光透過性領域を光路 内へともたらすために最初に動かす。そこにおいて、初期の光強度が測定される 。次いで制御装置が架台を、測定される光強度が閾値より下に落ちるまで一方向 へ動かす。これは、光透過性の内部領域と不透明な外部領域の境光透過性領域の 一つの縁として記憶する。較正モードにおいて続け、制御装置は、測定される光 強度が再び閾値より下に落ちるまで架台を反対の方向へ動かす。これは、境界面 の反対側の縁が近いことを示す。制御装置は、架台のこの位置を光透過性領域の 他の縁として記憶する。
制御装置は、次いで、第1及び第2の縁の位置を平均する。これは、光透過性領 域の中心の位置を算出する。制御装置は、次いで、光透過性領域の計算された中 心の位置を記憶する。
制御装置はまた、命令モードにおいても作動する。このモードにおいては、制御 装置は、標本トレーを受け取るために架台を光度計の外側へ動かす。制御装置は 次いて、(トレーと共に)架台を光度計内へ戻す。命令モードにおいて作動する とき、制御装置は、記憶された算出された光透過性領域の中心位置を読み、制御 命令に応答して光度計内のこの位置へと架台を直接に動かす。
この較正手順は、制御装置が一貫して且つ正確に可動式架台の位置を標本トレー の位置と同視することを許容する好ましい具体例の一つにおいては、光度計は、 −列の多数光路を形成するために数対の発光器及び検出器を含む。このことは、 光度計が、多数の標本を一度に独立に分析することを許容する。この配列におい て、架台は、数個の一列に形成された予め形成されたポケットを含む。各ポケッ トは、外周を実質的に不透明の外部領域に囲まれた光透過性領域を含む。ポケッ トの列は、一つの光路に一つのポケットを以て、光度計内に確立された光路の列 と個々に心合わせされるように配列されている。トレーは、架台に形成されたポ ケットの列内に収まるように一列に配列された同様の数のウェルを含むこの多数 光路配列において較正モードにて作動するとき、制御装置は、列における各ポケ ットについての光透過性領域の中心の位置を個々に算出するために、上述のよう に、第1及び第2の縁の位置を平均する。制御装置は更に、数列の統合された平 均中心位置を算出するために、計算された列における個々のポケットの位置を平 均する。制御装置は、数列のこの統合された平均中心位置を記憶する命令モード においては、制御装置は、記憶された統合された列の平均中心位置を読み、制御 命令に応答して架台をこの位置へ直接に動かす。
本発明の別の一面は、外部参照の使用なしに較正される光路を使用して、サンプ ルの測光法的読み取りを行うためのシステムを提供する。
本発明のこの面においては、該システムは、サンプルを通して光を検出器へと運 ぶために、放射源と検出器との間の光路を形成する。該システムは、光を透過さ せるべき使用可能モードにおいて、そして何らの光も透過しない使用不能モード において、放射源を操作する。放射源は、使用可能モードにおいて操作されると きは、放射された光の波長を選択することができる。
検出器は、放射された光の量を感知して、検出された光量に基づく出力信号を発 生する。該システムは、該出力信号を固定された利得段階の範囲内において増幅 するための増幅器を含む。
該システムは、サンプルのないシステム較正モードにおいて作動する制御装置を 含む。該制御装置はまた、分析のためのサンプルが存在するサンプル測定モード においても作動する。
システム較正モードにおいて作動するときは、制御装置は、放射源ともにその使 用不能モードにおいて作動する。これは、検出器から増幅器へと暗い出力信号を 伝達し、そこでそれは各利得段階に増幅される。制御装置は、各利得段階につい ての増幅された暗い信号(DO+ −4−)を保持する。文字りは、暗い信号を 示し、添字Gは利得段階l乃至nを示す。
較正モードにおいては、制御装置はまた、放射された光についての選択された第 1の波長で、その使用可能モードにおいて放射源を操作もする。制御装置は、得 られた出力信号を検出器から増幅器へと伝達する。制御装置は、第1の波長にお いて所望の目盛上読み取り(R)か起こる増幅器の利得段階(G、)を誘導する 。添字Xは、読みRが誘導された利得段階1乃至nを表す。誘導された利得段階 において取られた読みは、最初に選択された波長における光路の較正参照(RG X)となる。
依然較正モードにある間に、制御装置は更に、放射された光について最初に選択 された波長とは異なる少なくとも1つの追加の第2の波長を、選択する。制御装 置は、得られた出力信号を検出器から増幅器へと伝達する。較正のこの段階にお いて制御装置は、第2の波長について所望の目盛上読み(R)が起こる増幅器の 利得段階(G、)を誘導する。添字yは、利得段階l乃至nの一つを表す。誘導 された利得段階において取られた読みは、第2の選択された波長における光路の 較正参照(RGア)となる。
制御装置は、選択された各波長について、誘導された利得段階(G1ゎよUy) を表す較正値すなわち:誘導された利得段階において取られた較正参照の読み( ROxm&Ilア)、及び対応する誘導された利得段階(Gヨお、、ア)におけ る暗い読み(D、、、よ、ア)を、保持する。
続いてそのサンプル測定モードにおいて作動するときは、制御装置は、サンプル が存在するときは使用可能モードにおいて放射源を操作する。制御装置は、較正 モードにの間に使用される一つの波長を選択する。それは、サンプルを通る光路 において選択された波長の光を伝達する。それは、得られた出力信号を検出器か ら増幅器へと伝達する。制御装置は、較正モードの間に選択された波長について 保持された、誘導された利得段階(G3.0.)において出力信号を増幅するよ うに増幅器を導く。この方法により、制御装置は、サンプルについて未調整の生 の読み(R□V)を得る。
制御装置は次いで、この未調整の生の読み(R□W)を、選択された波長におけ るサンプルについての処理した読み(R□。C)を得るために、次のように変換 する: (R□VI D OX□、ア) 処理した読みR□。0は、較正後の選択された波長にて光路において取られたサ ンプルの吸光度を表す。
上述の手順は、複数の光路が、共通の外部参照点を用いることなく、独立して較 正されることを許容する。独立した較正は、システム全体の正確さに影響を及ぼ すことなく、一層大きな機械的及び電気的公差が多数の光路の間に存在すること を許容する。それはまた、最終的な処理した読みがハードウェアに依存しないこ とを許容する。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面、記述、及び請求の範囲を考察するこ とにより明らかとなろう。
図面の簡単な説明 図1は、いくつかのアクセスパネルを備えそして見えるようドアを開いて内部を 露出した状態の、本発明の特徴を具体化する処理システムの前及び右側の透視図 であり、 図2は、他のアクセスパネルを備えそして見えるようドアを開いて内部を露出し た状態の、図1に示したシステムの前及び左側の透視図であり、 図3は、いくつかの部分を図式的に示した、図1に示したシステムの内部の上面 図であり、 図4は、トレー保持ステーション、検出ステーション、及び部分的に除去した連 携したキャリアー機構を示す、該システムの内部領域の透視図であり、 図5は、図4に示したシステムの内部領域の右側の拡大した透視図であり、 図6は、その外方・\延びた位置において標本を保持する取り除き得る架台を示 した、左側から見た、本システムに関連するキャリアーl11mの拡大した透視 図てあり、 図7A及び7Bは、保持ステーションから標本トレーを取り上げている可動式架 台を示す図3の線7−7に一般的に沿った側面断面図であり、 図8は、システム内における処理の間に標本を保持するトレー及び関連したカバ ーの透視図であり、 図9は、操作者が標本トレー(カバー付き)を保持ステーションスロットの外方 に面した側の中へと装填しているところの透視図であり、 図10は、保持ステーションの外方に面した側から見た、保持ステーションスロ ット内に貯蔵された標本トレー(力lく一付)の透視図であり、 図11A、IIB及びllCは、保持ステーションの内方に面した側から見た、 カバーを後に残して、標本トレーを取り除くために保持ステーション内において 作動している可動式架台の透視図であり、 図12は、保持ステーションの内方に面した側から見えた、カッく−を後に残し て、標本トレーを挿入するために保持ステーション内において作動している可動 式架台の透視図であり、図13は、図1に示したシステムに関連した測光法的検 出ステーションの拡大した透視図であり、 図14は、図13の線14−14に一般的に沿った、測光法的検出ステーション 内にある間の、架台上に保持された2つの隣接したトレーウェルの内部の拡大し た側面断面図であり、図15は、部分的に除去した、図13に示した測光法的検 出ステーションに関連した光源の拡大した透視図であり、図15Aは、測光法的 検出ステーションにおける処理した読みを得るシーケンスを示す概要であり、 図15Bは、測光法的検出ステーションにおける光路に対する架台の位置を較正 するシーケンスを示す、概要的フローチャートであり、 図16は、内部を図式的に示した、図1に示したシステムに関連した蛍光測光法 的検出ステーションの拡大した透視図であり、図17は、図1に示したシステム のアクセスパネル内に担持された試薬分配ステーションの後ろ部分を示す、部分 的に分解した拡大した透視図であり、 図18は、本発明の特徴を具体化する、試薬分配ノズル、そのホルダー及び関連 したドツキング固定具の拡大した分解図であり、図19は、試薬分配ノズル、そ のホルダー、及び、ドツキング固定具を移動させノズルと係合させた状態の、図 18に示した関連したドツキング固定具を示す拡大した側面断面図であり、図2 0は、試薬分配ノズル、そのホルダー、及び、ドツキング固定具がノズルと係合 した状態の、図18に示した関連したドツキング固定具を示す拡大した側面断面 図であり、図21は、試薬分配ノズル、そのホルダー、及び、ドツキング固定具 がノズルと係合しそしてノズルを図1に示したシステムの液体分配領域へ移送し ている状態の、図18に示した関連するトンキング固定具の拡大した側面断面図 であり、図22は、システムの液体分配領域においてドツキング固定具に取外し 可能に取り付けられている間の、試薬分配の操作を示す透視図であり、そして rA23は、図1に示したシステムに関連したステッパモーター制御回路の概要 図である。
図1乃至3は、本発明の特徴を組み込んだ分析システムlOの一般的な配列を示 す。分析システム10は、種々のタイプの分析的、研究室的及び臨床的手順を実 施するために様々な環境において使用することができる。
本発明は、臨床的、医療的及び産業的環境において液体の正確な且つ再現性ある 移し換えを必要とするシステムに関連して使用することができる。本発明はまた 、目標とする材料をアッセイする又は生物学的標本を分析し及び同定するシステ ムに関連して使用することができる。
この明細書は、微生物を同定しそしである種の抗生物質に対する感受性を試験す るために、液体サンプルをスクリーニングするための装置の一部として作動する 、本発明の好ましい具体例を記述するこの用途において、システムlOは予め調 製された微生物学的標本の懸濁液を担持するトレー12を取り扱う。システム1 oは、所定のプロトコールに従って、トレー12内において該標本をインキュベ ートし、それらに試薬を加え、そしてそれらを分析する。システム10は、備え られた中央マイクロプロセッサ−20(図3を参照)の制御下に、標本トレーを 種々の作業ステーション14.16.18へと逐次的に移送することによって、 これらの処理を実施する。中央プロセッサー20は、少なくとも1つの所定の分 析プロトコールを遂行するよう予めプログラムされている。
システム10における作業ステーションの性質及び数は変えることができる。図 示した具体例においては、システムlOは、標本トレー12をインキュベーショ ンのために保持するステーション14、標本トレー内に試薬を分配するステーシ ョン16、及び標本トレー内の微生物の増殖を検出し定量するステーション18 を含む。後で一1詳細に記述するように、検出ステーション18は、測光法的又 は蛍光測光法的技術によって微生物増殖を測定する。
キャビネット22は、ステーション14.16及び18並びに中央プロセッサー 20を囲っている。キャリアー24は、中央プロセッサー20の制御の下にキャ ビネット22内のステーション14.16及び18の間てトレー12を移送する 。操作者は、中央プロセッサー20から備えられた入力/出カバネル26を通し てシステム状態及び制御情報を送り及び受取る。近くの入力/出力CRTキーボ ードコンソール28はまた、(図1が示すように)ケーブルによって中央プロセ ッサー20に連結されている。
図3が示すように、システム10はまた、中央プロセッサー20によって操作さ れる、備えられた環境コントローラー30をも含む。コントローラー30は、保 持ステーション14が位置しているキャビネット22の主要処理領域34内のダ クトを通して循環空気流パターン32(図3において矢印で示した)を維持する 。
空気流パターン32は、保持ステーション14内に担持された標本をインキュベ ートするために必要な条件を確立するため、加熱及び加湿される。空気流パター ン32は、典型的には、主インキュベーション領域34内において約37°Cの 温度を維持する。
キャビネット22は、キャビネット22の囲まれた内部領域内への一定時間毎の アクセスを許容するドア36及び38を含む。
ドア36は、主インキュベーション領域34内へと開く(図2を参照)。開いた とき、ドア36は、操作者が標本トレーを保持ステーション14に装填し又はこ れから取り除くことを許容する。領域34内のインキュベーション条件を保持す るために、中央プロセッサーは、無制限のアクセスを防止するために、ドア36 を通常ロックする。中央プロセッサー20は、操作者かコンソール28を用いて 入力する正しいアクセス要求コードに応答してのみドア36を開く。
ドア38は、試薬分配ステーション16があるキャビネット22の下側領域40 内へと開く。開いたとき、ドア38は、操作者が試薬理容器42を装填し又は取 り除くために試薬分配ステーション16の内部にアクセスすることを許容する。
試薬分配ステーションI6の内部は主インキュベーション領域34からおおよそ 隔離されていることから、操作者は、中央プロセッサー20に最初にアクセス要 求コードを入力することなくドア38を開くことができる。
キャビネット22上の一層大きいサービスパネル44及び46は、システム10 が故障したときの維持管理及び修理のための一層大きなアクセスを提供するため に開けることができる。サービスパネル44は、主インキュベーション領域34 内へと開く。サービスパネル46は、下側領域40内へと開き、そして試薬分配 ステーション16全体を担持する。
図4が最もよく示すように、保持ステーション14は、主インキュベーション領 域34内において垂直に積み重ねられて塔をなしている。各保持ステーション1 4が担持しているトレー12の数がそうであるように、保持ステーションの数は 変えることができる。図示した具体例においては、個々の標本トレー12を保持 するための各6つのスロット50を含んだ、8つの保持ステーション14がある (図9をも参照)。
回転台52は、積み重ねられた保持ステーション14をキャリアー24の回りの 円形軌道内て移動させる。
第1のステッパモーター54は、回転台52を索引するために中央プロセッサー 20の制御の下に、連携したベルト伝導装置56に動力を供給する。この方法に より、各保持ステーション14は、図3においては保持ステーション14’ が 占めている、アクセス位置へもたらされる。この位置において、保持ステーショ ン14′ の片側58は、キャリアー24の方へと内方へ向いており、他の側6 0はアクセスドア36の方へと外方へ向いている。
図示したそして好ましい具体例において、一対の締めつけポルト62が、各保持 ステーション14を回転台52に取り付けている。
締めつけボルト62を緩めることによって、操作者は、維持管理、洗浄又は滅菌 のために個々の保持ステーション14を取り外すことができる。
保持ステーション14内に積み重ねられた各トレー12は、−直線の列及び縦列 に配列された整列した標本ウェル又はセル48(図8が最もよく示すように)を 含む。図示した具体例においては、各トレー14は、各々12個のウェル48よ りなる8つの列に配列された、96fIIのウェル48を含む。
トレー12は、システム10の一回使用の、ディスポーザブルの構成要素である ことが意図されている。従って、トレー12は、典型的には不活性なプラスチッ ク材料で作られている。該プラスチック材料は、測光法による標本の分析を許容 するよう光透過性であることができる。代わりに、蛍光測光法による標本の分析 を許容するよう不透明であることができる。
トレーウェル48は、種々の反応試薬を含む。インキュベートされるとき、標本 は、ウェル48内においてこれらの試薬と反応して、トレー12内において色若 しくは濁度変化又は蛍光の異なった識別パターンを生み出す。時には、分析のた めに必要な反応を開始させるために試薬が加えられなければならない。これらの パターンを生み出しそして分析することにより、システム10は、与えられたタ イプの微生物の存在と種々の微生物薬に対するその感受性の程度を検出する。
使用に際して、操作者は、分析すべき微生物の懸濁液を含有する培養培地を調製 する。操作者は、この懸濁液を標本トレー12のウェル48内へ入れる。操作者 は、システムキャビネット22の外側の標本調製ステーション(図示せず)にお いてこの仕事を行う。
図示したそして好ましい手順においては、操作者は、蒸発による液体の損失を最 小限にするためにトレー12の上にカバー86を置く(図8を参照)。図8が示 すように、カバーは、下にあるトレー12の2つの側面を超えて水平に延びる一 対の突出するタブ88を含む。
トレー12及びカバー86を処理のためにスロット50の中へ置くために、操作 者は、指定されたアクセス要求コードを入力する。
プロセッサー20は、(後で記述するように)保持ステーション14内のトレー 12の在庫記録を維持し、そして、それと共に、プロセッサー20は、空の保持 スロット50の位置を確認する。要求があったとき、中央プロセッサー20は、 操作者に、空の保持スロット50のリストを提供する。操作者は、データ入カバ ネル26又はコンソール28を介して保持ステーション14を指定するためにこ のリストを使用する。中央プロセッサー20は、使用者に指定された保持ステー ション14をアクセス位置(そこに、図3及び7A/Bは、保持ステーション1 4’ があることを示している)に置くために、回転台52を索引する。プロセ ッサー20は次いて、ドア36のロックを解除する。
操作者は、培地を満たした標本トレー12をそのカッく−86と共に、空いた保 持スロット50内へと(図9が最もよ(示すように)ステーション14の外方に 向いた側60を通して手で装填する。
図9が示すように、各スロット50の内部は、垂直方向に間隔を設けた上部及び 底部支持棚210及び212の対向する対を除いて空いている。底部棚212は 、上部棚210よりスロット50内へ一層延びている。底部棚2+2は、スロッ ト50の内方及び外方に向いた側S8及び60の双方において、上向きの縁21 4を伴って終わっている。
図9が示すように、操作者は、外側に向いた側60内のスロyトつきの隙間21 6を通して、スロット50内へとトレー12及びカバー86を挿入する。図10 が示すように、トレー12の底は底部棚212の上に収まる。上を向いた縁21 4は、スロット50内におけるトレー12の水平の移動を阻止する。図示した具 体例においては、トレー12が底部棚212上に収まっているとき、上を覆って いるカバー86上の突出するタブ88は、上部支持棚210の平面より上に延び 、それらと接触していない。バネ218か、カッ<−86を下にあるトレー12 上に保持するように、突出するタブ88を押す。
トレー12を装填した後、操作者は、ドア36を閉じる。この点から先は、更に 操作者が関与する二となく、中央プロセッサー20が自動的にトレー120分析 を実施する。
その制御操作を実施するに際して、中央プロセッサー20は、各トレー12を保 持ステーション14との間で往復させ、検出ステーション18又は試薬分配ステ ーション17のいずれかの位置に止めるよう、キャリアー24を逐次的に作動さ せる。
典型的なインキュベーション時間の間、キャリアー24は、続く分析のために、 試薬分配ステーション16へのす(なくとも1回の中間的な立ち寄りを伴って、 与えられたトレー12を保持ステーション14と検出ステーション18との間で 数回移送する。
検出ステーション18は、各標本トレー12上に観察される微生物増殖を定量す る。中央プロセッサー20は、外部プリンターステーション(図示せず)に連結 されている。そこでは、プロセッサー20は、一定時間毎に、各標本トレー12 についての完全な分析を含んだ、操作者のための書かれたレポートを作り出す。
図5及び6は、キャリアー24の詳細を示す。キャリアー24は、一対の垂直な 軸66上に支持された枠64を含む。第2のステ・ソバモーター68は、垂直な 軸板ネジ72を中央ブロモ・ツサ−20の制置下に回転させるために、関連する ベルト伝導装置70に動力を供給する。回転する垂直な親ネジ72は、キャリア ー枠64を軸66に沿って段階的な方式で上に又は下に移動させる。二の作動様 式は、アクセス位置を占めている保持ステーション14のいかなる選択されたス ロット50とも、キャリアー枠64の高さを揃えさせるキャリアー24はまた、 枠64上の一対の軌道76上に取り付けられた水平な架台74をも含む。第3の ステッパモーター78が、中央プロセッサー20の制御下に水平な軸装ネジ82 を回転させるために、関連したベルト伝動装ft80に動力を供給する(図6を 参照)。
親ネジ820回転は、架台74を、水平な通路に沿ってキャリアー枠64内に完 全に引っ込んだ位置(図5及び7Bを参照)とキャリアー枠64の外側に完全に 延びた位置(図6及び7Aを参照)との間で、段階的な方式で進める。
図7八が示すように、その完全に延びた位置へと移動されるときは、水平な架台 74は、ステーション14の内方に向いた側58を通って、占めているトレー1 2の下で、心合わせした保持スロット50に入る。垂直な親ネジ72の僅かな回 転が架台74を持ち上げる。各スロット50の空いた底は、トレー12の下側と 係合する架台74の上方への移動を許容する。
架台74は、整列したポケット84を含む。トレーウェル48の凸状の下面は、 トレー12が架台74上において水平にはスライドできないようポケット84内 に収まる。図14が示すように、ポケットの底85は空いており、トレーウェル 48を通るよう意図されている光の透過を妨害しない。架台74の残り部分は、 不透明な材料で作られている。
図11Aが示すように、親ネジ720更なる作動が架台74を、そして、それと 共に、スロット50内のカバーのついたトレー12を持ち上げる。この持ち上げ 移動は(図11Aに示したように架台74の内方への僅かな移動と組み合わさっ て)、突出したカバータブ88の内方に向いた縁を、上部支持棚210の上のス ロット50内に配置されている上側滑り止め220内へと滑り込ませる。
図11Bが示すように、親ネジ72の僅かな逆回転が、トレー12を下げ、カバ ー86の縁を上側滑り止め220内に係合させて残す。図11Cが示すように、 水平な親ネジ82の回転が、架台74を保持スロット50から外へ移動させる。
架台74は、(図7Bにも示されるように)保合したトレー12を担持するが、 カバー86を後に残す。
図9が最もよ(示すように、上部支持棚210の、スロット50の外方に向いた 側60(すなわち、アクセスドア36に面した側)へ延びる部分222は、底部 支持l1llI212へ向かって下方へ傾斜している。バネ218は、該傾斜部 222と上部支持棚210の残り部分との連結部において、カバー86を押す。
図11Cが示すように、架台74がトレー12を引抜くとき、バネ218は、カ バー86の一端を傾斜部222に対して下へ回動させ、一方力バー86の反対側 の端は上側滑り止め220内に係合して留まる。カバー86は、架台74がトレ ー12を引き抜くとき(図7Bにも示されるように)、スロット50内において この傾斜した姿勢をとる。カバー86は、架台74が関連した、カバーのないト レー12を保持スロット50から外へ移送するとき、この傾斜した姿勢に留まる 。
図12が示すように、架台74がトレー12をスロット5oに戻すとき、トレー 12の入っていく縁がカバー86の傾斜部に接触する。トレー12の水平移動が 、図12が示すように、カバー86を引いて滑り止め220から自由にする。水 平移動はまた、カバー86をバネの回りに回動させてトレー12の上の元の水平 な姿勢に戻す。垂直な親ネジ72の僅かな回転か、今やカバーされたトレー12 との係合から架台74を下げる。水平な親ネジ82の回転が、架台74を、その 枠64内に引っ込んだ位置まで戻す。
中央プロセッサー20は、システム10内において処理を受けているトレー12 の在庫記録を維持する。図8か示すように、各トレー12は、バーコード又は他 の81械読み取り方式で書かれた、独特の同定ラベル206を担持している。キ ャリアー24は、トレーラベル206を読み取るための走査装置208を含む( 図4を参照)操作者が新たなトレー12を保持ステーション14内へ装填するた び毎に、中央プロセッサー20は、保持ステーション14を装置208と心合わ せした走査位置に持ってくるように、回転台52を索引する(それは本質的に上 述のアクセス位置から180°Cである)。中央プロセッサー20は、保持ステ ージ3ン14内の各トレー12のラベルを見るために走査装置208を進めるた め、垂直な親ネジ72を作動させる一方、それが含んでいるバーコード情報を読 み取るためにラベル206を水平に装置を通過して進めるため、回転台52を作 動させる。
この方法により、中央プロセッサー20は、操作者がトレー12をシステム10 内に装填するたび毎に、トレー12の在庫記録を作り出し且つ更新する。中央プ ロセッサー20は更に、実施された処理段階の時間と性質とを記録するために、 各トレー12について在庫記録を更新する。ラベルつきの各トレー12について 、在庫記録は、該トレー12のための保持ステーションスロット、該トレーがシ ステムに入った時間、該トレー12に係わる各処理段階の時間及び性質、及び該 トレー12について実施された分析の結果を確立する。
中央プロセッサー20は、システム10内の各トレー12についての処理シーケ ンスを制御するために、プログラムされたプロトコール及びそれが作り出したリ アルタイムの在庫記録に依存している。中央プロセッサー20は、保持ステーシ ョン14の選ばれたスロット50をキャリアー24と正しく配向させるために、 垂直視ネジ72の回転を回転台ベルト伝動装置56と協調させる。次いで、水平 の親ネジ82を作動させることにより、中央プロセッサー20は、標本トレー1 2を取り除きそして後に標本トレー12を心合わせした保持スロット50へ戻す ために、架台74を作動させる。キャリアー24は、係合した標本トレー12を 保持スロット50の外側へと検出ステーション18か又は試薬分配ステーション 16のいずれかへ、中央プロセッサー20の命令によって、移送する。
これら2つの作業ステーション16及び18の作動は、今や一層詳細に記述され よう。
図示した具体例においては、キャリアー枠64は検出ステーション18を支持す る。それてもなお、検出ステーション18が、キャリアー枠64から離れてキャ ビネット22内の他の位置に配置されることもできることが認識されなければな らない。
図13は、検出ステーション18の詳細を示す。そこに示されているように、検 出ステーション18は、測光法的読み取り装置96及び蛍光測光法的読み取り装 置98の双方を含む。測光法的読み取り装置96は、与えられた標本の色変化又 は濁度の存在を光学的に検出し、それにより微生物活性の度合いを導出する。蛍 光測光法的読み取り装置98は、微生物活性を測定するため与えられた標本の蛍 光を検出する。与えられた標本が測光法的読み取り装置96又は蛍光測光法的読 み取り装置98のいずれにより分析を受けるかは、中央プロセッサー20が従う 分析手順の具体的プロトコールに依存する。
測光法的読み取り装置96は、単一の光源104から導かれた12本の光繊維放 射源ライン102よりなる光源アセンブリー100を含む(その詳細は図15に 示されている)。光学的放射源ライン102は、架台74の移動経路の下の枠6 4上に水平な、間隔を空けた関係に配列されている。隣接する光学的放射源ライ ン102の間の距離は、標本トレー12上の列にある隣接するウェル48の間の 距離と対応している。
使用に際しては(図13及び14が示すように)、光学的放射源ライン102は 、架台74上の標本トレー12を通して上方へ光を伝達し、一つの完全な列(す なわち、12個のウェル48)を個々に照射する。各光学的放射源ライン102 は、光繊維を出た光線を狭い垂直の光線へと収束させるレンズ(図示せず)を含 み、それによって、各ウェル48の照射を最大にする。
図15が示すように、光源104は、カラーホイール108によって各繊維光ラ イン102の入力側末端から分離されている。ホイール108は、その外周の回 りに間隔を空けた6枚の光フイルタ−1!0及び1枚の不透明ディスク111を 含む。各フィルター110は、繊維光学的ライン102に入る光を個別の、所定 の波長に限定する。不透明ディスク111は、例えば、後で一層詳細に述べるよ うに蛍光測光法的読み取り装置98か作動し又は較正中であるとき、放射源ライ ン102への光の透過を全て遮断する。第4のステッパモーター112が、中央 プロセッサー20の制御の下に、所望のフィルター110又はディスク111を 光路に配置するためにカラーホイール108を回転させる。
図13が示すように、測光法的読み取り装置96は、12本の光学的放射源ライ ン102と対になった12個のフォトダイオード検出器106を含む。この12 個のフォトダイオード検出器106は、架台74の移動経路の上方において枠6 4上の光学的放射源ライン102に面している。フォトダイオード検出器106 は、ウェル48内の標本を透過した後の光を感知する。
所望のフィルター110を光路に配置して、中央プロセッサー20はトレー搬送 架台74を、12本の対になった放射源と検出器102/1060間で段階的に 索引する。測光法的読み取り装置96は、利得段階と呼ばれる固定された水準の 増幅を提供することのできる、プログラム可能な利得増幅器113(図15Aを 参照)を含む。ディジタルプロセッサー114が、標本の色又は濁度のいずれか を測定するために、感知された信号を予め選択された利得段階において分析する 。
使用に際しては、典型的には、インキュベーション時間の間、所定の間隔にて標 本について多数の測光法的読み取りが行われる。
各放射源/検出器対102/106は、使用に際して1個のトレーウェル48を 通過する一つの独立した光路C1乃至C12を構成する。中央プロセッサー20 は、関連したトレーウェル48内のサンプルの吸光度を表す読みを得るために、 各光路C1乃至CI2を独立に較正する。独立した較正は、12本の個々の光路 C1乃至C12の間の差が除去されることを許容する。独立した較正は、共通の 参照点に対して全ての光路を較正するのに比して、光路C1乃至CI2の間の一 層大きな機械的及び電気的公差を許容する。独立した較正は、測光法的読み取り 装置96の全体的正確さに悪影響を及ぼすことなく、光路間のこれらの差を除去 する。
各光路C1乃至CI2の較正手順は同じである。その手順は、トレー12を搬送 する架台74に始まる。中央プロセッサー20は、全ての光路への光の伝達を遮 断するために光路中に不透明ディスク111を置く。増幅器113の各利得段階 において、各光路について別々の読み取りが行われる。これらの読み取りは、各 光路の各利得段階についての暗い信号(を気的オフセット)を表す。中央プロセ ッサー20は、各光路ついてのこれらの読みを、記憶に保持する中央プロセッサ ー20は、次いて、逐次的にフィルター110を光路へともたらす。トレー12 が架台74を占めていない間に、読み取りが行われる。中央プロセッサー20は 、目盛上の読み取りを達成する増幅器113の利得段階を選択する。これは、そ の特定のフィルター110(波長)についてその光路についての予め選択された 利得段階となる。その利得段階における目盛上の読み取りは、その特定のフィル ター110 (波長)についての参照となる。各光路が他の光路から独立に較正 されることから、各光路は、各フィルター110に関して異なる利得及び参照を 有することができ、そしておそらく有するであろう。
較正手順は、各フィルター(波長)110についてこのシーケンスを繰り返し、 各光路について関連する利得段階と参照とを得る。
中央プロセッサー20は、これらの値を記憶に保持する。
中央プロセッサー20は、こうして、各光路C1乃至C12について、3つの較 正値を各フィルター(波長)110について維持する。これらの較正値は、フィ ルター110についての目盛上の読みを得るために選択された利得段階(G)、 該選択された利得段階について行われた参照読み(R,) 、及び選択された利 得段階について一層早くに得られた暗い読み(Do)である。
各光路(図15Aにおいて示されたCn)に関して図15Aが示すように、特定 のフィルター波長におけるその光路におけるその後の読み取り(R□、)は、そ のフィルター110についてのその選択された利得段階(G)において行われる 。中央プロセッサーは、各光路についての処理した読み(R□。C)を得るため に、その後のよみ(R*A、)を、次のように変換する。
処理した読みR,、。。は、光路において取られたサンプルの吸光度を表す。較 正手順のために、各光路についての処理した読みR□。0は、ハードウェアに依 存しない。
中央プロセッサー20はまた、架台74の開口85を光路内に正しく配置するた めに、光路に対する架台74の位置をも較正する。
図15Bは、架台較正手順のシーケンスを示す。
架台74は、光路を通して引かれる。架台74が空いた底85以外は不透明であ ることから、各光路内において、関連する検出器106に到達する光の量は、関 連する開口85の前縁か光路に入るとき増大する。光信号は、開口85の中心が 光路を占めるとき最大値に達する。光信号は次いで、開口850反対側の後縁が 光路に入って光を遮断するとき減少する。
図15Bが示すように、各光路について、中央プロセッサー20は、関連する開 口85の内側及び外側縁において所定の閾値に到達したとき、(ステッパモータ ー78の特定の段階に基づいて)架台74の位置を記録する。開口85の中心は 、特定の光路についてこれら2つの記録された位置を平均することによって決定 される。各光路についての決定された中心は、それら自身、開口85の各列につ いて、ステッパモーター78についての平均中心位置を導出するために平均され る。
上述の較正手順を用いて、中央プロセッサー20は、各列に沿った開口85の中 心を光路内へ最もよく配置するために、架台74を索引する。開口85は、架台 74に固定されており、トレーは、そのウェル48の中心が架台74内にその開 口85と一致して収まるように予め形成されている。
架台74に正確に収まる標本トレー12との組合せにおける正確に較正された可 動式の架台74の使用は、中央プロセッサー20が、架台74の位置を、測光法 的読み取り装f196を横切る各標本トレー12の位置と同視することを許容す る。
架台74とトレー12との予め配列された、固定された関係のため、上述のそし て図15Bに提示された較正手順は、架台74又はその関連した駆動アセンブリ ーの初期の取り付は及びその後の修理及び/又は取替の際にのみ、各システム1 0について予め作られる必要がある。図16は、蛍光測光用読み取り装置98の 詳細を示す。蛍光測光法的読み取り装置98は、架台74の移動経路の上方にお いてキャリアー枠64上の水平の軌道118に沿って移動する可動式ヘッド11 6を含む。軌道118は、架台移動の経路を横切って横断的に延びる。第5のス テッパモーター120 (図4及び5を参照)が、ヘッド116を軌道118に 沿って後退させ及び前進させる関連するベルト伝動装置122に動力を供給する 。
ヘッド116は、蛍光光度計を取り囲んでおり、その内部の詳細は図16に示さ れている。蛍光光度計は、光を励起フィルター126へと石英光路128を通し て導く光源ランプ124を含む。出力レンズ!30は、出てくる光を、下にある ウェル48内に含まれた標本上に導く。標本は、標的微生物の存在下において光 エネルギーに対して蛍光により反応する材料を含む。
得られた蛍光は、入力レンズ132によって予定波長についての放射フィルター へと導かれる。光電子倍増管136及び前置増幅器138が、光信号を、検出さ れた蛍光の量に正比例するアナログ出力へと変換する。
アナログ・ディジタル変換器140(それは枠64上に担持されており、ケーブ ル142によって可動式ヘッドに取り付けられている)が、光電子倍増管136 のアナログ出力をディジタル出力へと変換する。変換器140はまた、可動式ヘ ッド116内に担持された構成要素のための電源を含む。
使用に際しては、キャリアー架台74は、−列のウェル48をヘッド6の下方の 位置に索引する。中央プロセッサー20は、ウェル48へとヘッド116を下ろ し、各ウェル48について蛍光信号を取りそしてそれをプロセッサー140へと 伝達する。
図17乃至22は、試薬分配ステーション16の詳細を示す。前述のように、試 薬分配ステーション16は、キャビネット22の前において回転台52の下方の 領域40を占める(図1及び2を参照)。それは、本質的にシステム10の主イ ンキュベーション領域34の外にあるサービスパネル47内に収容されている。
パネル46は、試薬分配領域144、加圧試薬源146、及び試薬分配ノズル1 48を収容している。
試薬源146は、個々の容器又はバイアル42に収容された種々の試薬タイプを 収容する(図1及び15を参照)。チューブマニフオールド150が各バイアル 42を陽圧ポンプ152へ連結する。
各試薬バイアル42はまた、中央プロセッサー20の制御下にあるインラインソ レノイド弁156を備えた出口チューブ154をも含む。閉じているときは、ソ レノイド弁156は、加圧されたバイアル42からの試薬の流れを遮断する。開 いているときは、ソレノイド弁156は、陽圧の下で試薬がバイアル42から関 連した出口チューブ154を通って流れることを許容する。
各試薬バイアル42についての出口チューブ154はいずれも、分配ノズル14 8へと至っている。この分配ノズル148は、試薬の各タイプについて一つ宛の 個々の液体分配ボート158 (図18を参照)を含む。
特定の試薬源バイアル42に関してソレノイド弁が開いているとき、バイアル4 2内の該特定の試薬が、陽圧下においてノズル148内の関連する分配ボート1 58から流れ出る。分配ボート158は、(後で一層詳細に記述するように)中 央プロセッサー20の制御下のステッパモーターによる意図したウェル48の上 の正確な配置を許容するために、ノズル148の中心線に対して所定の間隔に対 称的に配置されている。
使用していないときは、ホルダー160は、ノズル148を、液体分配領域14 4から離れた分配ステーション16上に保持する。
図示した具体例においては、ホルダー160は、分配領域144の下方短い距離 にそして試薬源146の近くに位置している。
ホルダー160内の可動式ラッチ162(図18を参照)は、バネ164によっ てノズル148上のタブ166との保合へと付勢されている。この係合は、(図 19が示すように)ノズル148を、ホルダー160の内側の所定位置にロック する。
チューブ176は、陽圧ポンプ184を用いて、一定時間毎に洗浄液を源言語1 82からホルダー160内へともたらす。この一定時間毎の液体の加圧噴霧は、 ホルダー160の内部を洗浄する。それはまた、ホルダー160内に収納されて いるノズル148を洗浄するために使用することもできる。洗浄液は、出口チュ ーブ178を通してディスポーザブルの収集バッグ180内へと排水される。
チューブ177は、洗浄後にノズル148を乾燥させるために、一定時間毎に加 圧空気をホルダー160内へもたらす。
主インキュベーション領域34の外の試薬分配ステーション16の全ての構成要 素のコンパクトな配列は、試薬源146が分配ノズル148の近くに配置される ことを許容する。試薬をノズル148へと供給する出口チューブ154の長さは 、育意に短縮されることがきる。チューブ154は、ノズル148がホルダー1 60及び試薬分配領域!44に届くことを許容するためにのみ十分に長い必要が ある。チューブ154は、ノズルが試薬分配ステーション16を超えてそしてシ ステム10の主インキュベーション領域34内へ届くことを許容する程には長い 必要がない。チューブ154の短い長さのため、システム10内において試薬を 移送するに必要な陽圧の量が有意に減少できる。
例えば、慣用の配列に比較して、試薬分配ステーションは、僅か約25%のチュ ーブしか使用しない。それはまた、慣用のシステムが用いなければならない8P Srの代わりに、僅か3PSr (ボンド/平行インチ)の液圧にて作動する。
システム内における陽圧の低下は、チューブ154内において気体を遊離した液 体による空気ブロックの形成を有意に減少する。
中央プロセッサー20によって選択的にエネルギー供給されるソレノイド168 は、(図20が示すように)付勢するバネ164の力に対抗してラッチ162を ノズルタブ166から離す。これは、試薬を分配する時がきたとき、ホルダー1 60から取り外すためにノズル148を解放する。
キャリアー24は、ホルダー160と試薬分配領域1440間でそれを移送する ためにノズル148と係合するためのドツキング固定具170を含む。分配領域 144にある間に、中央プロセッサー20は、試薬を1又は2以上の標本含有ウ ェル内へ導入するために、架台74とドツキング固定具170の動きを試薬分配 源146の作動と調和させる。
ドツキング固定具170は、試薬の分配後はノズル148を解放する。より具体 的には、キャリアー24は、ノズル148をホルダー160へと戻し、そこにお いてドツキング固定具170を解放する。この作動の様式は、キャリアー24を 、システム10内における他の移送機能のために解放する一方、ノズル148は そのホルダー160内に収まる。
種々の構成か可能である。図示した具体例においては、ドツキング固定具170 は、蛍光読み取り装置98の可動式ヘッド116に取り付けられている。第5の ステッパモーター120の作動は、ドツキング固定具170をトレー架台74の 上方の水平な軌道に沿って移動させる。
図示した具体例は、ドツキング固定具170をノズル148に取外し可能に係合 させるために磁力を使用している。この配列においては、該ドツキング固定具1 70は永久希土類磁石174を担持している。ノズル148は、固定具170内 に収まる表面を含む。この嵌合表面172は、固定具170が担持する磁石によ って取り付けられる材料を含む。代わりとして、この嵌合表面172は、他の希 土類磁石を担持してもよい。
中央プロセッサー20は、架台74上の選択された標本トレー12を、システム 10の主インキュベーション領域に34内に係合させるために、第1、第2、及 び第3のステッパモーター54.68、及び78を調和させる。係合したトレー 12を試薬分配領域40へと移送するために、中央プロセッサー20は、架台7 4をキャリアー枠64内のその完全に引っ込んだ位置へと移動させる。中央プロ セッサー20は次いで、(図19が示すように)キャリアー24を垂直に下方へ 試薬分配領域40内へと移動させる。このときは、ノズル148は、ホルダー1 60内においてロック状態で収まっている(すなわち、ラッチソレノイド168 かエネルギー供給されていない)。ドツキング固定具170が、下方へと移動し てノズル表面172と(図20が示すように)収まる。収まった固定具170は 、磁気的にノズル表面172と係合する。
中央プロセッサー20は、ラッチ162を引き抜くためにソレノイド168にエ ネルギー供給し、ホルダー160内のノズル148を解放する。中央プロセッサ ー20は、キャリアー24を垂直に上方へ移動させる。固定具170は、(図2 1が示すように)磁力的に係合したノズル148をホルダー160から試薬分配 領域144内へと持ち上げる。
図22が示すように、中央プロセッサー20は次いで、トレー搬送架台74をキ ャリアー枠64から液体分配領域144内へと移動させるために、第3のステッ パモーター78を作動させる。第3及び第4のステッパモーター78及び+20 の作動を調和させることによって、中央プロセッサー20は、ノズル148の下 に標本トレー+2の列を水平に配置させる一方、それは、所望の標本ウェル48 を所望の分配ポート158の下にもってくるように、ノズル148をこの列に沿 って賓断的に配置させる。中央プロセッサー20は次いて、所望の試薬について 、該所望の試薬の所定の分量を選択されたウェル48内へ分配するために、バイ アル42に関連したソレノイド弁156を開く。
中央プロセッサー20は、可動式固定具170に係合されたノズル148を推定 航法により配置する。プロセッサー20は、固定具のホームポジションから第5 のステッパモーター120へと送られるステップ数で軌道118に沿った固定具 170の位置を測定するステッパモーター120の駆動システムは、固定具17 0をも担持している移送ヘッド116内に配置された蛍光光度計を用いて較正さ れる。システムの始動ルーチンは、備えられたエンコーダーバー224及び光学 的遮断器226を使用する初期化過程を含む。図5及び6が最もよく示すように 、光学的遮断器226は、ベルト伝導装置122の背後の蛍光読み取り装置の可 動式ヘッド116上に担持されている。エンコーダーバー224はまた、ベルト 伝導装置122の背後の架台74上にも担持されている。
エンコーダーバー224は、その移動経路に沿った光学的遮断器226の間に挟 まれた一連の間隔を空けた歯228を含む。歯228の中心線は、トレー12が 架台74上にあるときにトレーウェル48の中心線位置の印となる。
ヘッド116が軌道118に沿って移動するとき、光学的遮断器226はエンコ ーダーバー224を走査する。歯228は、光学的遮断器226を通る光の透過 を遮断する。歯228の間の間隙は、光学的遮断器224を通る光の透過を許容 する。こうして、それがバー224に沿って移動するとき、遮断器224は、光 がある及び光がない逐次的な状態を感知する。感知された光のない(すなわち、 歯228の部分)状態を測定されたモーター120のステップ数に対応させるこ とにより、中央プロセッサー20は、ウェル停正位置の表を確立する。中央プロ セッサー20は、試薬分配操作の間にノズル148の中心線を特定のウェル14 8に案内するためにこの表を使用する。加えて、中央プロセッサー20の制御の 下でのモーター78及びモーター120の増大するステップ動作は、選択された ノズルボート158を、選択されたウェル48上に心合わせする試薬を分配した 後、中央プロセンサー20は、トレー搬送架台74をその完全に引っ込んだ位置 へと動かす。中央プロセッサー20は、ノズル148をそのホルダー160へ戻 すために、キャリアー24を垂直に下げる。ソレノイド168はエネルギー供給 されておらず、バネにより付勢されたラッチ162が、ノズルタブ66を係止的 係合にスナップ化めする。
中央プロセッサー20は、キャリアー24を垂直に上へ移動させる。ノズル表面 172を固定具170に保持している磁気的吸引は、ノズル148がホルダー1 60内にロックされている間はキャリアー24の垂直移動が磁気的結合の力に打 ち勝って、ノズル表面172をドツキング固定具170から分離するようなもの である。キャリアー24は、それによって、係合した標本トレー12を(今や添 加された試薬と共に)更なる処理のために主インキュベーション領域34へと復 帰させるよう、解放される。
移送のためノズル148を固定具170にドツキングさせるためには、他の解放 可能な取り付は技術も使用できることは認識されなければならない。例えば、種 々の電気・機械的結合配列と同様に、電磁石的結合配列が使用できる。
中央プロセッサー20は、システム10に関連したステッパモーター54.68 .78.112及び+20を制御するためのモーター駆動システム186(図2 3を参照)を含む。システム186は、モーターコイル190と直列に接続され た慣用の電界効果トランジスター(FET)188を含む。位相制御装置ll  91は、FETへの電圧を制御し、それによってその作動の位相を制御する。オ ン位相においては、制御装置191は、FET188へ電圧を供給する。これは 、コイル190を通って電流が流れることを許容する。
オフ位相においては、制御装置191は、FET 188に電圧を供給しない。
これはコイル190を通る電流を遮断する。
示してはいないが、関連したステッパモーターは、制御装置191の制御の下に あるローター及び2つ又は3つ以上のコイル190を含む。制御装置191は、 モーターローターをその逐次的作動位置へ進めるために、コイル190に逐次的 に電流を供給する。
FET1i+11[1装置193は、コイル190のためにオン状態(真のとき )とオフ状態(真でないとき)との間でFET l 88を切り換える、真であ るか又は真でないかの、いずれかの使用可能信号を提供する。コイルに電流が負 荷されるとき(すなわち、作動のオン位相の間)、チョップ制御装置201が、 オン状態及びオフ状態の間てFETを急速に切替え、電流を調節してそれが公称 モーター電流(例えば、5A)より上に上昇するのを防ぐ。電流はFET188 がオン及びオフに切り換えられるとき上昇し及び下降し、慣用の単極チョッピン グモード駆動効果を生み出す。このチョッピングモードにおいて、FET188 は、比較的高い負荷電圧(例えば、40V)にも拘わらず、コイル190中の平 均電流が公称の、比較的低いモーター電流より上に上昇するのを防止する。
システム186はまた、各モーターコイル190のためのフライバック回路19 2をも含む。このフライバック回路192は、慣用のかじ取りダイオード194 及び慣用のツェナーダイオード196を含む。FET l 88が切られたとき 、かじ取りダイオード194は、コイル190からの電流を正常に伝導するため に順バイアスしている。ツェナーダイオード196は、逆バイアス方向に接続さ れている。ツェナーダイオード196は、従って、その絶縁破壊電圧に達するま で、かじダイオード194を通る方向の電流の流れに正常に抵抗する。
フライバック回路192はまた、一連の抵抗198及びコンデンサ200よりな る慣用のスナツパ−(5nubber)回路をも含む。
フライバック回路192は、更に、2個の慣用のバイポーラトランジスタ202 .204をも含む。第1のトランジスタ202は、ベースかコイル制御装置19 1に接続されているPNPタイプである。第1のトランジスタ202は、コイル 制御装置191の制御下においてスイッチとして働く。第1のトランジスタ20 2は、(作動のオン位相の間に)コイル190に電流が供給されているときは、 電流を通す(切り換えられた閉じた状tIl)。第1のトランジスタ202は、 (作動のオフ位相の間に)コイル190に電流が供給されていないときは、電流 を通さない(切り換えられた開いた状態)第2のトランジスタ204は、NPN タイプである。エミッタ電圧に対しそのベースは、コイル190の作動の位相に 依存して、一方は高く他方は低い、選択的に2つの異なる電圧にバイアスをかけ られている。バイアス電圧は、今度は、フライバック回路192を通じた電力の 全体的散逸に影響を及ぼす。
より具体的には、第2のトランジスタ204のコレクタは、コイル190からの 電流を伝えるためにかじ取りダイオード194に接続されている。第2のトラン ジスタ204のエミッタは、トランジスタ204によって散逸された全エネルギ ーを差し引いてこの電流をコイル204に戻すようにコイル190に接続されて いる。
第2のトランジスタ2040ベースは、第1のトランジスタ202のコレクタに 接続されている。第2のトランジスタ204のコレクタは、かじ取りダイオード 194及びツェナーダイオード196の間の第1のトランジスタ202のエミッ タに、ツェナーダイオード196は、第2のトランジスタ204のコレクタとベ ースの間に逆バイアス方向(制御装置191のオフ位相の間は)に接続されてい る。
コイル190を通る電流をFET188が遮断したとき(すなわち、制御装置1 91がコイル190をオン位相モードにて作動させる間にFET188が切られ るとき)にはいつでも、コイル190は、保持された蓄積されたエネルギーをフ ライバック回路192へと散逸する。コイル190はまた、コイル190自体へ の電流が停止したとき(すなわち、制御装置191が作動をオン位相モードから オフ位相モードへと切り換えるとき)にはいつでも、保持された蓄積されたエネ ルギーをフライバック回路102へと散逸する。
FET188は、モーターコイル190がそのチョッピングモードで作動してい る間、コイル190を通る電流を短い間隔で反復的に遮断する。FET188が 切られているとき(制御装置193が「真でない」使用可能信号を提供するとき )にはいっでも、コイル190によって放出されたエネルギーは、フライバック 回路192へ入る。
これらの状況において、コイル190は、そのオン位相にある。
コイル制御装置191は、第1のトランジスタ202のベースに、切り換えられ た閉じた状態へとバイアスをかける。第1のトランジスタ202は、ツェナーダ イオード196の絶縁破壊電圧より低い第1の電圧において電流を通す。フライ バック回路192中の電流は、かじ取りダイオード194を通って及び最少の電 気抵抗の経路(それは第1のトランジスタ202を通るものである)を通って流 れる。ツェナーダイオード196は、その逆方向におけるその絶縁破壊電圧より 下において、経路の電流を遮断するよう作動する。
電流は第1のトランジスタ202を通って、第2のトランジスタ204のベース へと流れる。第1のトランジスタ202は第2のトランジスタ204のペースエ ミッタ接続に、第1の、比較的低い電圧においててバイアスをかける。好ましく は、第1の電圧は一般的に約2Vである。
この低い電圧モードにおいて、フライバック回路192は、FET188が切ら れている各間隔の間、電流を、殆ど損失なく第2のトランジスタ204を通して 再循環させる。これは、コイル190がエネルギー供給されて(すなわち、電圧 を受けて)そのチョッピングモードにおいて作動している間、滑らかな、一定の トルクを維持する。フライバック回路192の低い電圧モードのため、ステッパ モーターは、一定の、持続的な力を提供する。
電圧をモーター内の後継コイルへ移すべきときには、制御装置191は、コイル +90をそのオフ位相に切り換える。その電流供給が遮断されたとき、コイル1 90は、再びエネルギーをフライバック回路192に放出する(FET188へ 伝達される使用可能信号は、制御装置191が一旦そのオフ位相において作動す ると、なんの影響も及ぼさない)。コイル190が今やオフ位相にあることから 、第1のトランジスタ202はスイッチを開いた状態にあり電流を通しない。
代わりに、電流は、かじ取りダイオード194を通ってツェナーダイオード19 6の経路へと直接に流れる。その逆電流は、ツェナーダイオード196が直ちに その絶縁破壊電圧に達するようなものである。ツェナーダイオード196は、次 いて、第2の電圧(それはツェナーダイオード196の絶縁破壊電圧である)に おいて第2のトランジスタ204をバイアスさせるために、電流を流す。好まし くは、この第2の電圧は、一般的に約180vである。
この高い電圧モードにおいて、フライバック出力は、コイル190に蓄積された エネルギーを速やかに散逸させる。この速やかなエネルギーの散逸は、滑らかな 且つ迅速な、後継コイルへの電圧の伝達を提供する。フライバック回路192の 高い電圧モードは、ステッパモーターに持続的な速度を与える。
図示した具体例におけるシステムlOの記述は、本発明の範囲を、この明細書に おいて開示された分析技術の特定のタイプの分析システム又は特定のタイプの分 析技術に限定することを意図したものではない。本発明を具体化するシステムl Oは、記述された微生物の感受性手順以外にも、種々の分析を実施するために使 用することができる。本発明が多様な分析タイプ及び技術と共に使用するために 適用できることは、本出願においてそれらを全て詳細に記述してはいないが、分 かり認識されるであろう。
本発明の種々の面の特徴及び利点は、添付の請求の範囲に提示されている。
FIG、12 FIG、151J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サンプルの測光法的読み取りを行うためのシステムであって、 光度計であって、 光放射源と、そして 該放射源と当該検出器との間に光路を確立するために間隔を空けた関係で該放射 源に面した光検出器とを含むものである該光度計と、 該光度計によって放射された光を透過させる内部領域を有する予め形成されたポ ケットを含む架台であって、該内部領域の外側の領域が実質的に該光度計によっ て放射された光に対して不透明なものである該架台と、 分析のための標本を受け入れるためのウェルを有するトレーであって、該ウェル が、光透過性の材料を含み且つ該ウェルの中心が一般的に該ポケットの該光透過 性領域の中心に心合わせされた状態にて該ポケット内に収まるように形状を与え られているものである該トレーと、そして 該ポケットの光透過性領域を該光路内へもたらしそこにおいて最初の光強度を測 定するため該架台を該光度計内において移動させるために、測定された光強度が 閾値より下へ落ちて該光透過性の内部領域と該不透明な外部領域との間の境界面 の一の縁を示すまで該架台を一方向へ移動させるために、該光透過性の領域の第 1の縁として該架台の該位置を記録するために、測定された光の強度が再び閾値 より下へ落ちて該境界面の反対側の縁を示すまで該架台を反対方向へ移動させる ために、該光透過性の領域の第2の縁として該架台のこの位置を記録するために 、該光透過性の領域の中心の位置を算出するため第1及び第2の縁の位置を平均 するために、そして該光透過性の領域の中心の該算出された位置を記録するため に、較正モードにおいて作動できるものである制御手段、とからなるものである 該システムであって、 命令モードにおいて作動するときには、該標本トレーを受取るため該架台を該光 度計から外へと移動させるために、及び、該放射源と該検出器との間を伝達され る光が該トレーウェル内の標本を通過するよう該ポケットの該光透過性の領域を 該光路内へもたらすため該光度計内に該トレーを担持した架台を移動させるため に、該制御手段が更に命令モードにおいても作動できるものであり、該制御手段 が、該光透過性の領域の記録された該算出された中心位置を読み取るための及び 制御命令に応答して該架台を直接にこの位置へと移動させるための手段を含むも のである、該システム。 2.請求項1に記載のシステムであって、該光度計が、その間に複数の光路を形 成する対の関係で一列に心合わせされた複数の放射源及び検出器を含み、該架台 が、実質的に不透明の外側領域によって外周を囲まれた光透過性の領域を各々備 えた、一列に形成された複数の予め形成されたポケットを含んでおり、該列内の 各ポケットが該列内の各光路と心合わせされた状態に、該ポケットの列が、光度 計内に確立された該光路の列と個々に心合わせされるように配列されており、該 トレーが、該架台に形成されたポケットの列内に収まるように配列された複数の 列を含むものであり、較正モードにおいて、該制御手段が、該列内のポケットに ついての該光透過性の領域の中心の位置を個々に算出するために第1及び第2の 縁の位置を平珍し、そして更に該列についての統合された平均中心位置を算出す るために該算出された該列内のポケットの個々の位置を平均するものであり、該 制御手段が更に該列についての該統合された平均中心位置を記憶し、そして命令 モードにおいて、該制御手段が、該列の該記憶された統合された平均中心位置を 読み取りそして制御命令に応答して該架台を直接にこの位置へと移動させるもの である該システム。 3.サンプルの測光法的読み取りを行うためのシステムであって、 光を伝達するための使用可能モードにおいて及び光が伝達されない使用不能モー ドにおいて作動可能な光の放射源であって、使用可能モードにおいて作動される ときは放射された光の波長を選択するための手段を含むものである該放射源と、 該放射された光の量を検出して検出された光の量に基づいて出力信号を発生する ための手段と、 検出のために該サンプルを通して光を移送するために該放射源と該検出器との間 に光路を作り出す手段と、該サンプルを該光路内に保持するための架台手段と、 固定された利得段階を有する増幅器と、該架台手段にサンプルが存在しない状態 のシステム較正モードにおいて及び該架台上に該サンプルが存在する状態のサン プル測定モードにおいて作動可能な制御手段とからなるものである該システムで あって、 システム較正モードにおいて作動するために、該制御手段が、検出器から増幅器 へと、該増幅器の各利得段階において増幅するために、暗い出力信号を伝達する ために該放射源がその使用不能モードにあるときに作動する第1の手段と、各利 得段階について増幅された暗い信号(DGIからn)を保持するための手段(こ こにDは暗い信号を示し、Gは利得段階1乃至nを示す)と、 放射された光について第1の波長を選択するために、そして、得られた出力信号 を該検出器から該増幅器へと伝達するために、その使用可能モードにあるときに 作動する第2の手段と、第1の波長において所望の目盛上の読み(R)が起こる 該増幅器の該利得段階(Gx)(ここにxは、読みRが導出された1乃至nの利 得段階を表す)を導出するための第3の手段であって、該導出された利得段階に おいて得られた体読みが第1の選択された波長における該光路のための較正参照 (RGx)になるものである第3の手段と、 (ここに該第2の手段が、第1の選択された波長と異なる放射光について少なく とも1の第2の波長を選択するために、及び、得られた出力信号を該検出器手段 から該増幅器へと伝達するために更に作動可能であり、) (ここに該第3の手段が、該第2の波長について所望の目盛上の読み(R)が起 こる増幅器の利得段階(Gy)(ここにyは、利得段階1乃至nの一つを表す) を導出するために、更に作動するものであり、該導出された利得段階における該 読みが該第2の選択された波長における光路についての較正参照(RGy)とな るものであり)、そして 選択された各波長について、導出された利得段階(Gxおよびy)、該導出され た利得段階において得られた較正参照読み(RGxおよびy)、及び導出された 利得段階(Gxおよびy)における対応する暗い読み(DGxおよびy)を表す 該較正値を保持するための手段とを含むものであり、そして サンプル測定モードにおいて作動するために、該制御手段が、該較正モードの間 に使用した波長のうちの1つを選択するための、選択されたその波長において光 路内に該サンプルを通して光を伝達するために、そして得られた出力信号を該検 出器手段から該増幅器へと、該較正モードの間に選択された波長について保持さ れた導出された利得段階(Gxまたはy)における増幅のために伝達しそれによ って該サンプルについての未調整の生の読み(RRAW)を得るために、放射源 がその使用可能モードにあり且つサンプルが該架台上に存在するときに作動する 第4の手段と、そして選択された波長における該サンプルについての処理した読 みを得るために該未調整の生の読み(RRAW)を、▲数式、化学式、表等があ ります▼ (ここに、処理した読みRPROCは、較正後に該選択された波長において光路 において取られたサンプルの吸光度を表す)のようにして変換するための手段と を含むものである、システム。 4.少なくとも2つのサンプルの測光法的読み取りを得るための装置であって、 分析すべき各サンプルのための放射源及び検出手段を有する、請求項3に定義し たシステムよりなり、 光路を作り出すための該手段が分析すべき各サンプルについて独立した光路を作 り出し、 他の光路から独立な各光路について、各利得段階についての増幅された暗い信号 (DG1からn)、及び、選択された各波長について、導出された利得段階(G xおよびy)、該導出された利得段階における較正参照読み(RGxおよびy) 、及び該導出された利得段階(Gxおよびy)における対応する暗い読み(DG xおよびy)を表す較正値を導出して保持するために、該制御手段がその較正モ ードにおいて、作動するものであり、そして、 各光路内に存在するサンプルについての未調整の生の読み(RRAW)を得るた めに、そして、該サンプルについての処理した読み(RPROC)を得るために 、サンプルが存在している光路についての保持された較正値のみを用いて該未調 整の生の読み(RRAW)を変換するために、制御手段がそのサンプル測定モー ドにおいて作動するものである装置。 5.サンプルの測光法的読み取りを行うための方法であって、(1)サンプルを 通して光を伝達するために放射源と検出器との間に光路を作り出す段階と、 (2)該光路にサンプルが存在せず且つ放射源を通る光の通過が遮断された状態 において検出器の出力信号を測定する段階と、(3)増幅器の各利得段階におい て増幅された暗い信号を導出するために、固定された利得段階の範囲を有する増 幅器を用いて該出力信号を増幅する段階と、 (4)各利得段階について該増幅された暗い信号を記憶に保持する段階と、 (5)該光路に依然サンプルが存在しない状態において予め選択された波長にお いて、光を該放射源から該光路を通して該検出器へと移送する段階と、 (6)該検出器の出力信号を測定する段階と、(7)所望の目盛上の読み(RG )を達成する利得段階(G)を定めるために、該増幅器を用いて該出力信号を種 々の利得段階において増幅する段階であって、該選択された利得段階(G)にお いて得られた読み(RG)が第1の選択された波長における光路についての参照 となるものである段階と、 (8)サンプルが光路内に存在しない状態における選択された各波長についての 関連する利得段階及び参照を得るために、第1の選択された波長と異なる少なく とも1つの追加の選択された波長において、段階(5)、(6)及び(7)を反 復する段階と、(9)各波長について、目盛上の参照読みを得るために選択され た利得段階(G)、該選択された利得段階において取られた参照読み(RG)、 及び該選択された利得段階について得られた暗い読み(DG)を表す較正値を、 記憶に保持する段階と、(10)該サンプルを該光路内へ置く段階と、(11) 当該選択された波長について予め選択された利得段階(G)における未調整の読 み(RRAW)を得るために、該選択された波長の1つの光を該光路内のサンプ ルを通して移送する段階と、そして、 (12)該サンプルについての処理した読み(RPROC)を得るために、該未 調整の読み(RRAW)を、▲数式、化学式、表等があります▼ (該処理した読みRPROCは、その光路において取られたサンプルの吸光度を 表す)のように変換する段階とからなるものである、方法。
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