JPH06504086A - 光崩壊性及び生分解性ポリエチレン - Google Patents

光崩壊性及び生分解性ポリエチレン

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JPH06504086A
JPH06504086A JP4506158A JP50615892A JPH06504086A JP H06504086 A JPH06504086 A JP H06504086A JP 4506158 A JP4506158 A JP 4506158A JP 50615892 A JP50615892 A JP 50615892A JP H06504086 A JPH06504086 A JP H06504086A
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polymer
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biodegradable
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オースチン、リチャード・グラハム
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エクソン・ケミカル・パテンツ・インク
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/02Ethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光崩壊性及び生分解性ポリエチレン 発明の背景 合成ポリマーの、環境による分解は、そのポリマー及びその環境によって種々の 速度で種々の程度に起こる。
そのような分解は、光、熱、空気、水、微生物によりそして、風、雨、乗り物の 往来等のような機械的な力により引き起こされる。ポリマーの安定度及び/又は 分解度を高めることは、添加剤、ポリマー〇主鎖を変えること、官能基の導入に より、又は適する充填剤をブレンドすることにより一般に行われている。しかし 、分解度を低減させるこれらの多(の技術は、生成されたポリマーにおいて、不 利益な特性を生じる。
発明の概要 従って、本発明の目的は、良好な生分解度を有するコポリマーを高収率でそして 、良好な生分解度及び光崩壊度を有するターポリマーを高収率で生成する方法を 提供することである。
本発明は、エチレンと2−メチル−1,3−ジオキセパンの反応混合物を重合す ることによって生分解性のコポリマーを製造する方法を提供する。その反応混合 物は、350乃至3.500kg/ aiの圧力下で、開始剤の存在下、約15 0乃至260℃の温度に加熱され、それによって、エチレンを2−メチレン−1 ,3−ジオキセバンと反応させ、式、一ローCE[2C−0−(CH2)4−) 、−(CH2CH2)y−]−(式中、X及びyは整数である) で表わされる、約7.000以上の分子量を有する生分解性ポリマーを生成する 。
本発明は、生分解性に加え、良好な光崩壊特性も有する、エチレン、2−メチレ ン−1,3−ジオキセパン及び−酸化炭素のターポリマーを製造する方法も提供 する。そのターポリマーは、一般式、 (式中、xSy及び2は整数であり、エチルエステル及びケト基は、その基の種 々の濃度によって、ターポリマーにおいて、ターポリマーの主鎖に沿ってランダ ムに又は一様に分布されている)で表わされる。そのターポリマーは、約7.0 00以上の分子量を有する。
発明の詳細な説明 本発明において、ポリマーはそのポリエチレン主鎖に挿入されたエステル基を有 して製造される。これらのエステル基は、エステル基のところでポリマーの破壊 をさせることによってポリマーの生分解度を増大する。ポリマーが十分に破壊さ れた後に、微生物により吸収され得る。
本発明のコポリマーの製造では、エチレン及び2−メチレン−1,3−ジオキセ パン(MDOP)を下記の式の如く反応させる。
(式中、X及びyは、整数である。)このように製造されたコポリマーは、7. 000より大きい、好ましくは20、000より大きいそして最も好ましくは5 0.000より大きい分子量を有する。本発明中のエステル基のモル割合は、一 般的に約0.05モル%乃至20モル%の間で変わり、好ましい範囲は2乃至1 5モル%であり、最も好ましい割合は、6乃至10モル%である。
ターポリマーは、下記式の如く、さらに、−酸化炭素をエチレンとMDOPと反 応させることによって製造さく式中、xsV及び2は整数である。)ターポリマ ーは、太陽光線又は紫外線のような光を吸収するときにポリマーにおける付加さ れたカルボニル基が裂開するので、コポリマーよりもより良好な光崩壊度を示す 。エステルとカルボニルの両方がより機能化するので、ターポリマーは光崩壊性 及び生分解性である。これはターポリマーの多くの用途において、特に望ましい 組合わせである。こうして得られたターポリマーは、7.000より大きな、好 ましくは20.000より大きなそして最も好ましくは50、000より大きな 分子量を有する。本発明のターポリマー中のエステル基のモル率は一般的に0. 05%乃至20%であり、好ましい範囲は2モル%乃至15モル%であり、最も 好ましい範囲は6%乃至10%である。本発明のターポリマー中のカルボニル基 のモル率は、約0.1%乃至20%であり、好ましい範囲は約5乃至10重量% であり、最も好ましい範囲は約0.9乃至5重量%である。
エチレンと、所望の生成物により決定される適量のMDOPを約150乃至26 0℃の温度で350乃至3.500kg/al。
好ましくは約1.700乃至2.500kg/ciの圧力で重合する高圧重合に より、本発明のコポリマーは、都合よく製造される。本発明のターポリマーは、 −酸化炭素をその混合物に添加して同様の条件を用いて製造される。その重合は 、便利なオートクレーブ又は管形反応器内で達成される。
適宜に、連鎖移動剤又は調節剤を反応容器に導入し、生成物のメルトインデック スを調整する。従って、用いる連鎖移動剤の量は、選択した連鎖移動剤及び要求 される最終メルトインデックス及び用いる反応条件に依存する。一般的に、連鎖 移動剤の量は、反応器供給原料の0乃至25%である。連鎖移動剤の使用は、よ く知られており、ポリマーのメルトインデックスについて本明細書に特定されて いる要件が与えられれば、経験によって適する連鎖移動剤及び添加速度を決める ことは当業者の能力の範囲内であると考えられている。その例として、1.0以 下のCS(連鎖移動定数)の値(エチレンの単独重合に対して1.360気圧、 130℃で測定した)を有するものを含み、水素、アセトン、ブチルアルデヒド 、シクロヘキサン、1−ブテン、プロピオンアルデヒド、プロピレン、ブタン及 びイソブチレンを含む。0.3以下のC8値が好ましい。プロピオンアルデヒド が有利な連鎖移動剤であり、200ppmでのプロピオンアルデヒドが非常に有 利であることが見出だされた。
ある場合においては、連鎖移動剤のコポリマー又はターポリマーへの組込みがあ ることは注目すべきことである。例えば、イソブチレンが用いられる場合に、生 成物は有利にエチレン/MDOP/イソブチレンターポリマーになり得る。本明 細書で用いるように、「コポリマー」という用語は、そのような付加的なコモノ マーを含有するポリマーも包含する。−酸化炭素を含有するターポリマーのある 場合には、その組込みにより、エチレン/Co/MDOPイソブチレンターポリ マーを製造し得る。
本明細書において用いられているように、「ターポリマー」には、そのような付 加的なコモノマーを含有するポリマーを包含する。
重合は通常、パーオキシドのような遊離基触媒により開始される。又、抗酸化剤 及び触媒用担体のような従来の添加剤を従来の実施方法により存在させ得る。
一般的に、本発明のコポリマー及びターポリマーは、低密度ポリエチレンを用い るどのような用途においても用いることができる。多くの用途のなかで、数例を 示す。
例えば、本発明のポリマーは、溶融吹込成形(meltblown) (ビン等 )及び、不織布(紙オムツの裏地、使い捨て布等)製造用そしてフィルム、ゴミ 袋、絆創膏材料(strapping materials)及び成形品の製造 用スパンボンデツド(繊維、布、ロープ、トワイン、ひも等)され得る。
本発明を下記の実施例によってより詳細に記載する。
実施例1乃至16 エチレンを、圧縮機に45kg/alで入れ、約150kg/a+fに圧縮し、 MDOPと連鎖移動剤を添加し、合わせた供給原料を約2.000kg/c!l にさらに圧縮した。MDOPの種々の量を表1に示す。次に高圧の供給原料を攪 拌機を備えたオートクレーブに入れた。200p p mのプロピオンアルデヒ ドと遊離基触媒をオートクレーブに入れた。
オートクレーブを加熱して180乃至230℃の所望の反応温度に維持した。
未反応物質及び不純物質とともに、生成したポリマーを管路を経由して高圧分離 機へ取り出した。分離機の未反応モノマーを熱交換器を経由して小型圧縮機に再 循環させた。不純物質をパージにおいて分離して除去した。
種々の温度、エチレンの重量%、MDOPの重量%及び開始剤の条件で行った、 この方法の16回の実施についてのデーターを表1に示す。
すべての実施において、圧力は、2.007kg/ adであり、実施時間は4 0秒であり、開始剤は、t−ブチルパーオキシビバレートを150乃至200p pmの濃度で存在させた。
実施13.14及び16では開始剤を150ppm存在させた。
その他のすべての実施では開始剤を200ppm存在させた。
次に得られたポリマーを分析した。そのデーターを表1に示す。
表1 実施 分子量 モル% 重量% 温度℃ 重量%1 100.836 0.11  1 189 98.52 73.823 0.17 2 188 97.53  70.215 0.25. 2 188 97.54 71.21? 0.2 5 2 188 97.55 77.051 0.41 4 191 97.5 6 60.010 0.43 4 184 97.57 60.341 0.3 9 4 191 97.58 73.800 0.33 2 210 97.5 9 71.119 0.30 2 222 97.510 70.283 0. 29 2 222 97.511 83.286 0.34 2 180 97 .512129.212 0.25 2 191 97.513 115.16 3 0.25 2 184 97.514 141.758 0.29 2 1 81 97.515 42.327 3.20 25 188 74.516  64.942 3.10 25 197 74.5実施例 2 ポリマーの主鎖に沿ってカルボニル基を組み込むために一酸化炭素を供給原料に 添加した他は、実施例10手順を繰り返した。種々の温度で実施を行った。その 組成及び実施の結果を表2に示す。すべての実施において、圧力は、2.007 kg/ adであり、実施時間は、40秒間であり、開始剤は、t−ブチルパー オキシビバレートを200ppmの濃度で存在させた。
17 63.464 0.31 1.0 6.1 2 183 96.518  53.579 0.16 1.0 8.3 2 184 96.519 55. 240 0!5 1.0 8.8 2 188 96.520 52.547  0.10 1.0 5.4 1 194 97.52149.498 0.09  1.0 5.2 1 191 97.522 55.493 0.10 1. 0 7.6 1 191 97.52325.428 0.70 .25 1. 6 10 188 89.3−一一−−−−−−−−−−−−−−−一一一一− −−−−−−−−−−−−−一一一一一一一一一一一一一一−−−一一一一一一 一一一一鼈鼈黶|−−−− 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)1 国際出願番号 PCT/US91109447 2 発明の名称 光崩壊性及び生分解性ポリエチレン 3 特許出願人 住 所 アメリカ合衆国、ニュー・シャーシー州 07036−0710、リン デン、イースト・リンデン・アベニュー 1900名 称 エクソン・ケミカル ・パテンツ・インク4代理人 住 所 東京都千代田区永田町1丁目11番28号(1) 補正書の写しく翻訳 文) 1通PCT第34条に基つき1993年2月10日付で国際予備審査機関 に提出した補正書は、1991年12月16日に提出した国際出願番号PCT/ ’US91109447号の明細書(翻訳文1買初行乃至6頁4行・6頁16行 乃至7頁9行、9買初行乃至同頁末行)及び請求の範囲請求項1及び6を補正し 、請求項10及び11を削除するものであることを上申致します。
翻訳文1頁1、行目から6頁4行目「開始される。」までの補正 明 細 書 光崩壊性及び生分解性ポリエチレン 発明の背景 合成ポリマーの環境による分解は、そのポリマー及びその環境によって種々の速 度で種々のの程度に起こる。
そのような分解は、光、熱、空気、水、微生物によりそして、風、雨、乗り物の 往来等のような機械的な力により引き起こされる。ポリマーの安定度及び/又は 分解度を高めることは、添加剤、ポリマーの主鎖を変えること、官能基の導入に より、又は適する充填剤を加えることにより一般に行われている。しかし、分解 度を低減させるこれらの多くの技術は、生成されたポリマーにおいて、不利益な 特性を生じる。ACSシンポジウムシリーズ250.29章には、高圧遊離基溶 液方法で製造された約5、000のMwを有する、エチレンと2−メチレン/1 ,3−ジオキセパンの生分解性コポリマーが開示されている。
5.000Mwは、多くの工業的な用途には有用ではない。
従って、7.000よりの大きなMwを有する、エチレンと2−メチレン/1, 3−ジオキセパンのコポリマーを製造する方法が望ましい。
発明の概要 従って、本発明の目的は、良好な生分解度を有するコポリマーを高収率でそして 、良好な生分解度及び光崩壊度を有するターポリマーを高収率で生成する方法を 提供することである。
本発明は、エチレンと2−メチル−1,3−ジオキセパンの反応混合物を重合す ることによって生分解性のコポリマーを製造する方法を提供する。その反応混合 物は、34、32M P a乃至343.1M P aの圧力下で、開始剤の存 在下、約150乃至260℃の温度に加熱され、それによって、エチレンを2− メチレン−1,3−ジオキセバンと反応させ、式、 (式中、X及びyは整数である) で表わされる、約7.000以上の分子量を有する生分解性ポリマーを生成する 。
本発明は、生分解性に加え、良好な光崩壊特性も有する、エチレン、2−メチレ ン−1,3−ジオキセバンと一酸化炭素のターポリマーを製造する方法も提供す る。そのターポリマーは、一般式、 (式中、xSy及び2は整数であり、エチルエステル及びケト基は、その基の種 々の濃度によって、ターポリマーにおいて、ターポリマーの主鎖に沿ってランダ ムに又は一様に分布されている)で表わされる。そのチーポリマーは、約7.0 00以上の分子量を有する。
発明の詳細な説明 本発明において、ポリマーはそのポリエチレン主鎖に挿入されたエステル基を有 して製造される。これらのエステル基は、エステル基のところでポリマーの破壊 をさせることによってポリマーの生分解度を増大する。ポリマーが十分に破壊さ れた後に、微生物により吸収され得る。
本発明のコポリマーの製造では、エチレン及び2−メチレン−1,3−ジオキセ パン(MDOP)を下記の式の如く反応させる。
(式中、X及びyは、整数である。)このように製造されたコポリマーは、約7 .000以上の、好ましくは20、000より大きいそして最も好ましくは50 .000より大きい分子量を有する。本発明中のエステル基のモル割合は、一般 的に約0.05モル%乃至20モル%の間で変わり、好ましい範囲は2乃至15 モル%であり、最も好ましい割合は、6乃至10モル%である。
ターポリマーは、下記式の如く、さらに、−酸化炭素をエチレンとMDOPと反 応させることによって製造される。
(式中、xly及びZは整数である。)ターポリマーは、太陽光線又は紫外線の ような光を吸収するときにポリマーにおける付加されたカルボニル基が裂開する ので、コポリマーよりもより良好な光崩壊度を示す。エステルとカルボニルの両 方がより機能化するので、ターポリマーは光崩壊性及び生分解性である。これは ターポリマーの多くの用途において、特に望ましい組合わせである。こうして得 られたターポリマーは、約7.000以上の、好ましくは20.000より大き なそして最も好ましくは50.000より大きな分子量を有する。本発明のター ポリマー中のエステル基のモル率は一般的に0.05%乃至20%の間であり、 好ましい範囲は2モル%乃至15モル%であり、最も好ましい範囲は6モル%乃 至10モル%である。本発明のターポリマー中のカルボニル基のモル率は、約0 .1%乃至20%であり、好ましい範囲は約5乃至10重量%であり、最も好ま しい範囲は0.9乃至5重量%である。
エチレンと、所望の生成物により決定される適量のMDOPを約150乃至26 0℃の温度で34.32M P a乃至343.1MPa、好ましくは約166 、68乃至245.12M P aの圧力で重合する高圧重合により、本発明の コポリマーは、都合よく製造される。本発明のターポリマーは、−酸化炭素をそ の混合物に添加して同様の条件を用いて製造される。その重合は、便利なオート クレーブ又は管形反応器内で達成される。
適宜に、連鎖移動剤又は調節剤を反応容器に導入し、生成物のメルトインドック スを調整する。従って、用いる連鎖移動剤の量は、選択した連鎖移動剤及び要求 される最終メルトインデックス及び用いる反応条件に依存する。一般的に、連鎖 移動剤の量は、反応器供給原料の0乃至25%である。連鎖移動剤の使用は、よ く知られており、ポリマーのメルトインデックスについて本明細書に特定されて いる要件が与えられれば、経験によって適する連鎖移動剤及び添加速度を決める ことは当業者の能力の範囲内であると考えられている。その例として、1.0以 下のCS(連鎖移動定数)の値(エチレンの単独重合に対して137.8M P  a 、 130℃で測定した)を有するものを含み、水素、アセトン、ブチル アルデヒド、シクロヘキサン、1−ブテン、プロピオンアルデヒド、プロピレン 、ブタン及びイソブチレンを含む。0.3以下の08値が好ましい。プロピオン アルデヒドが有利な連鎖移動剤であり、200ppmでのプロピオンアルデヒド が非常に有利であることが見出だされた。
ある場合においては、連鎖移動剤のコポリマー又はターポリマーへの組込みがあ ることは注目すべきことである。例えば、イソブチレンが用いられる場合に、生 成物は有利にエチレン/MDOP/イソブチレンターポリマーになり得る。本明 細書で用いるように、「コポリマー」という用語は、そのような付加的なコモノ マーを含有するポリマーも包含する。−酸化炭素を含有するターポリマーのある 場合には、その組込みにより、エチレン/CO/MD OPイソブチレンターポ リマーを製造し得る。本明細書において用いられているように、「ターポリマー 」には、そのような付加的なコモノマーを含有するポリマーを包含する。
重合は通常、パーオキシドのような遊離基触媒により開始される。
翻訳文6頁16行目から7頁9行目までの補正実施例1乃至16 エチレンを、圧縮機に4.412 M P aで入れ、約14、71M P a に圧縮し、MDOPと連鎖移動剤を添加し、合わせた供給原料を約196.09 M P aにさらに圧縮した。
MDOPの種々の量を表1に示した。次に高圧の供給原料を攪拌機を備えたオー トクレーブに入れた。200ppmのプロピオンアルデヒドと遊離基触媒をオー トクレーブに入れた。オートクレーブを加熱して180乃至230℃の所望の反 応温度に維持した。
未反応物質及び不純物質とともに、生成したポリマーを管路を経由して高圧分離 機へ取り出した。分離機の未反応モノマーを熱交換器を経由して小型圧縮機に再 循環させた。不純物質をパージにおいて分離して除去した。
種々の温度、エチレンの重量%、MDOPの重量%及び開始剤の条件で行った、 この方法の16回の実施についてのデーターを表1に示す。
すべての実施において、圧力は、196.78M P aであり、実施時間は4 0秒であり、開始剤は、t−ブチルパーオキシピバレートを150乃至200p pmの濃度で存在させた。
翻訳文9頁1行目から同頁末行までの補正実施例 2 ポリマーの主鎖に沿ってカルボニル基を組み込むために一酸化炭素を供給原料に 添加した他は、実施例1の手順を繰り返した。種々のの温度で実施を行った。そ の組成及び実施の結果を表2に示す。すべての実施において、圧力は、196. 78M P aであり、実施時間は、40秒間であり、開始剤は、t−ブチルパ ーオキシピバレートを200ppmの濃度で存在させた。
実施 分子量 モル% 重量% モル% 重量% 温度℃ 重量%1763.4 64 0.31 1.0 6.1 2 183 96.51853.579 0 .16 1.0 8J 2 184 96.51955.240 0.35 1 .0 &、8 2 1g8 96.520 52.547 0.10 1.0  5.4 1 194 97.52149.498 0.09 1.0 5.2  1 191 97.522 55.493 0.10 1.0 ?、6 1 1 91 97.52325.428 0.70 .25 1.6 10 188  89.3請求の範囲の補正 請求の範囲 1、コーチIノンを2−メチレン−1,3−ジオキセバンと混合し、反応混合物 を生成させる工程、 その反応混合物を約34乃至344M P aの圧力で約150乃至260℃に 加熱する工程、 その混合物を遊離基開始剤触媒の存在下で反応させて、少なくとも約7.000 の分子量を有し、式、(式中、X及びyは整数である) で表わされる生分解性のポリマーを生成させる工程を含む、生分解性ポリマーを 製造する方法。
2、前記ポリマーが、少なくとも約20.000の分子量を有する、請求項1に 記載の方法。
3、前記ポリマーが、少なくとも約50.000の分子量を有する、請求項1に 記載の方法。
4、前記ポリマーが、0.05乃至約20モル%のエステル基を含む、請求項1 に記載の方法。
5、請求項1に記載の方法により製造されたポリマー。
6、エチレンを2−メチレン−1,3−ジオキセパン及び−酸化炭素と混合し、 反応混合物を生成させる工程、その反応混合物を約34乃至344M P aの 圧力で約150乃至260℃に加熱する工程、 その混合物を遊離基開始剤触媒の存在下で反応させて、少なくとも約7.000 の分子量を有し、式、(式中、xSy及び2は整数である) で表わされる生分解性で光崩壊性のポリマーを生成させる工程 を含む、生分解性ポリマーを製造する方法。
7、前記ポリマーが、少なくとも約20.000の分子量を有する、請求項6に 記載の方法。
8、前記ポリマーが、少なくとも約50.000の分子量を有する、請求項6に 記載の方法。
9、前記ポリマーが、0.05乃至約20モル%のエステル基を含む、請求項6 に記載の方法。
国際調査報告 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、JP

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エチレンを2−メチレン−1,3−ジオキセパンと混合し、反応混合物を生 成させる工程、 その反応混合物を約350乃至3,500kg/cm■の圧力で約150乃至2 60℃に加熱する工程、 その混合物を遊離基開始剤触媒の存在下で反応させて、少なくとも約7,000 の分子量を有し、式、▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、x及びyは整数である) で表わされる生分解性のポリマーを生成させる工程を含む、生分解性ポリマーを 製造する方法。
  2. 2.前記ポリマーが、少なくとも約20,000の分子量を有する、請求項1に 記載の方法。
  3. 3.前記ポリマーが、少なくとも約50,000の分子量を有する、請求項1に 記載の方法。
  4. 4.前記ポリマーが、0.05乃至約20モル%のエステル基を含む、請求項1 に記載の方法。
  5. 5.請求項1に記載の方法により製造されたポリマー。
  6. 6.エチレンを2−メチレン−1,3−ジオキセパン及び一酸化炭素と混合し、 反応混合物を生成させる工程、その反応混合物を約350乃至3,500kg/ cm■の圧力で約150乃至260℃に加熱する工程、 その混合物を遊離基開始剤触媒の存在下で反応させて、少なくとも約7,000 の分子量を有し、式、▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、x、y及びzは整数である) で表わされる生分解性で光崩壊性のポリマーを生成させる工程 を含む、生分解性ポリマーを製造する方法。
  7. 7.前記ポリマーが、少なくとも約20,000の分子量を有する、請求項6に 記載の方法。
  8. 8.前記ポリマーが、少なくとも約50,000の分子量を有する、請求項6に 記載の方法。
  9. 9.前記ポリマーが、約0.05乃至約20モル%のエステル基を含む、請求項 6に記載の方法。
  10. 10.前記ポリマーが、約0.5乃至約20モル%のカルボニル基を含む、請求 項6に記載の方法。
  11. 11.請求項6に記載の方法により製造されたポリマー。
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