JPH06166723A - エチレンのコポリマー - Google Patents
エチレンのコポリマーInfo
- Publication number
- JPH06166723A JPH06166723A JP5202376A JP20237693A JPH06166723A JP H06166723 A JPH06166723 A JP H06166723A JP 5202376 A JP5202376 A JP 5202376A JP 20237693 A JP20237693 A JP 20237693A JP H06166723 A JPH06166723 A JP H06166723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copolymer
- acid
- ethylene
- weight
- monocarboxylic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F210/00—Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
- C08F210/02—Ethene
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 エチレン、第三−飽和モノカルボン酸のビニ
ルエステルおよび場合によっては他のモノマーより成る
コポリマー並びにその製造方法。 【効果】 このコポリマーは高い機械的強度のフィルム
を製造するのに特に適している。
ルエステルおよび場合によっては他のモノマーより成る
コポリマー並びにその製造方法。 【効果】 このコポリマーは高い機械的強度のフィルム
を製造するのに特に適している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エチレン、第三−飽和
モノカルボン酸のビニルエステルおよび場合によっては
別のモノマーより成るコポリマー、それの製造方法並び
にそれをシートの製造に用いる方法に関する。
モノカルボン酸のビニルエステルおよび場合によっては
別のモノマーより成るコポリマー、それの製造方法並び
にそれをシートの製造に用いる方法に関する。
【0002】
【従来技術】熱可塑性合成樹脂より成るフィルムは中で
も包装材料として、商品のおよび植物苗床の被覆におよ
び他のフィルムと組み合わせて複合フィルムとして広範
囲に使用されている。原料としてはホモポリマー、例え
ば低密度−、中密度−および高密度のポリエチレンまた
はエチレンと一種類以上のコモノマー、例えばモノ−α
−オレフィン、アルケンカルボン酸、アルケンカルボン
酸エステルまたはビニルアセテートとのコポリマーが使
用される。
も包装材料として、商品のおよび植物苗床の被覆におよ
び他のフィルムと組み合わせて複合フィルムとして広範
囲に使用されている。原料としてはホモポリマー、例え
ば低密度−、中密度−および高密度のポリエチレンまた
はエチレンと一種類以上のコモノマー、例えばモノ−α
−オレフィン、アルケンカルボン酸、アルケンカルボン
酸エステルまたはビニルアセテートとのコポリマーが使
用される。
【0003】それの用途の多様性の鍵は沢山の性質にあ
り、なかでも機械的−、熱的−および光学的性質が特に
重要である。従って、フィルムに対する実地における種
々の要求に合わせる為に、重合条件および重合に委ねる
モノマー混合物の品質的または量的組成を変更すること
によって沢山のポリマーが開発されている。
り、なかでも機械的−、熱的−および光学的性質が特に
重要である。従って、フィルムに対する実地における種
々の要求に合わせる為に、重合条件および重合に委ねる
モノマー混合物の品質的または量的組成を変更すること
によって沢山のポリマーが開発されている。
【0004】ヨーロッパ特許第82,502号明細書に
よると、エチレン−コポリマーを、95.9〜99重量
% のエチレンおよび更に0.3〜4.0重量% のビニル
アセテートおよび/またはビニルプロピオナートおよび
0.1〜3.5重量% の、アルキル部分の炭素原子数2
〜5の飽和脂肪族アルデヒド、アルキル部分の炭素原子
数1または2の飽和脂肪族ケトン、炭素原子数3〜6の
アルケンおよび/またはシクロヘキサンを含有するモノ
マー混合物を管状反応器中で100〜400MPaおよ
び190〜270℃で連続的に重合することによってエ
チレン共重合体を製造し、その際にモノマー混合物の3
0〜70重量% を管状反応器の入口でおよび残りを管状
反応器に沿った少なくとも2つの場所で配量供給する。
この共重合体から得られるフィルムは大きな袋の製造に
特に適している。
よると、エチレン−コポリマーを、95.9〜99重量
% のエチレンおよび更に0.3〜4.0重量% のビニル
アセテートおよび/またはビニルプロピオナートおよび
0.1〜3.5重量% の、アルキル部分の炭素原子数2
〜5の飽和脂肪族アルデヒド、アルキル部分の炭素原子
数1または2の飽和脂肪族ケトン、炭素原子数3〜6の
アルケンおよび/またはシクロヘキサンを含有するモノ
マー混合物を管状反応器中で100〜400MPaおよ
び190〜270℃で連続的に重合することによってエ
チレン共重合体を製造し、その際にモノマー混合物の3
0〜70重量% を管状反応器の入口でおよび残りを管状
反応器に沿った少なくとも2つの場所で配量供給する。
この共重合体から得られるフィルムは大きな袋の製造に
特に適している。
【0005】ドイツ特許出願公開第1,924,823
号明細書の実施例4には、エチレンの他に5.0重量%
のビニルアセテートおよび1.5重量% のプロピレンを
含有する三元共重合体が開示されている。この三元共重
合体は0.025mmの厚さの包装用−およびラッピン
グ用フィルムとして優れた光学的性質、強靱さおよび引
裂強度を示す。
号明細書の実施例4には、エチレンの他に5.0重量%
のビニルアセテートおよび1.5重量% のプロピレンを
含有する三元共重合体が開示されている。この三元共重
合体は0.025mmの厚さの包装用−およびラッピン
グ用フィルムとして優れた光学的性質、強靱さおよび引
裂強度を示す。
【0006】ドイツ特許第2,018,718号明細書
の対象は、変性された高圧ポリエチレンの製造方法であ
る。この方法では、エチレン並びに場合によってはエチ
レンと共重合し得る他の化合物の重合を、4〜100の
イソブテン単位で構成されるイソブテン−オリゴマーの
存在下に実施している。この方法によって製造されるポ
リマーはブロッキングと称される表面粘着性を示さない
フィルムの製造に適している。
の対象は、変性された高圧ポリエチレンの製造方法であ
る。この方法では、エチレン並びに場合によってはエチ
レンと共重合し得る他の化合物の重合を、4〜100の
イソブテン単位で構成されるイソブテン−オリゴマーの
存在下に実施している。この方法によって製造されるポ
リマーはブロッキングと称される表面粘着性を示さない
フィルムの製造に適している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高い
強度および優れた光学的性質を持つフィルムに加工され
る共重合体を提供することである。
強度および優れた光学的性質を持つフィルムに加工され
る共重合体を提供することである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は、コポリマーを基
準として3〜50重量% の第三−飽和モノカルボン酸の
ビニルエステルおよび場合によっては5〜30重量% の
他の共重合性モノマーを含有しそして0.1〜50g /
10分のメルトフローインデックス(MFI190/
2.16)を持つエチレンのコポリマーである。
準として3〜50重量% の第三−飽和モノカルボン酸の
ビニルエステルおよび場合によっては5〜30重量% の
他の共重合性モノマーを含有しそして0.1〜50g /
10分のメルトフローインデックス(MFI190/
2.16)を持つエチレンのコポリマーである。
【0009】本発明のコポリマーは、エチレン/ビニル
アセテート−コポリマーより成るフィルムに比較して少
なくとも同程度の優れた光学的性質の他により高い強靱
性およびショアー硬度並びに改善されたビッカート軟化
点に特徴があるフィルムをもたらす。
アセテート−コポリマーより成るフィルムに比較して少
なくとも同程度の優れた光学的性質の他により高い強靱
性およびショアー硬度並びに改善されたビッカート軟化
点に特徴があるフィルムをもたらす。
【0010】本発明のコポリマーの本質的特徴は、第三
−飽和モノカルボン酸のビニルエステルをコモノマーと
して含有している点にある。第三−飽和モノカルボン酸
とは、第三炭素原子に結合するカルボキシル基を含有す
る化合物を意味する。このものはコッホ(Koch)に
よるカルボン酸合成によってオレフィン類、一酸化炭素
および水から製造されそして“バーサテック酸”として
市販されている。このビニルエステルは例えば上述の酸
とアセチレンとの反応によって得られる。第三−飽和モ
ノカルボン酸の例には、2,2−ジメチルプロピオン酸
(ピバリン酸)、2,2−ジメチル酪酸、2,2−ジメ
チルペンタン酸、2,2−ジメチルヘキサン酸、2,2
−ジメチルヘプタン酸(ネオノナン酸)および2,2−
ジメチルオクタン酸(ネオデカン酸)がある。特に有利
なコモノマーはピバリン酸、2,2−ジメチルヘプタン
酸からおよび2,2−ジメチルオクタン酸から誘導され
るビニルエステルがある。
−飽和モノカルボン酸のビニルエステルをコモノマーと
して含有している点にある。第三−飽和モノカルボン酸
とは、第三炭素原子に結合するカルボキシル基を含有す
る化合物を意味する。このものはコッホ(Koch)に
よるカルボン酸合成によってオレフィン類、一酸化炭素
および水から製造されそして“バーサテック酸”として
市販されている。このビニルエステルは例えば上述の酸
とアセチレンとの反応によって得られる。第三−飽和モ
ノカルボン酸の例には、2,2−ジメチルプロピオン酸
(ピバリン酸)、2,2−ジメチル酪酸、2,2−ジメ
チルペンタン酸、2,2−ジメチルヘキサン酸、2,2
−ジメチルヘプタン酸(ネオノナン酸)および2,2−
ジメチルオクタン酸(ネオデカン酸)がある。特に有利
なコモノマーはピバリン酸、2,2−ジメチルヘプタン
酸からおよび2,2−ジメチルオクタン酸から誘導され
るビニルエステルがある。
【0011】コポリマー中のビニルエステル単位の割合
はコポリマーを基準として3〜50重量% であり、特に
有利なのは5〜35重量% 、特に7〜30重量% の割合
である。
はコポリマーを基準として3〜50重量% であり、特に
有利なのは5〜35重量% 、特に7〜30重量% の割合
である。
【0012】本発明のコポリマーはエチレンおよび第三
カルボン酸のビニルエステルの他に別のコモノマーを含
有していてもよい。適するコモノマーは、分岐のない飽
和モノカルボン酸のビニルエステル、特に炭素原子数2
〜4のそれ、アルケンカルボン酸およびそれと炭素原子
数1〜8の飽和脂肪族アルコールのとのエステルであ
る。アルコールは直鎖状または枝分かれしていてもよ
く、第一−、第二−または第三炭素原子にOH基を有し
ている。この種の化合物の例にはビニルアセテート、ビ
ニルプロピオナート、アクリル酸、アクリル酸メチルエ
ステル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸−n/
i−ブチルエステルおよびアクリル酸−2−エチヘキシ
ルエステルがある。ビニルアセテートおよび/またはア
クリル酸メチルエステルを使用するのが特に有利であ
る。コポリマー中のかゝる別のコモノマーの割合はコポ
リマーを基準として5〜30重量% 、殊に5〜15重量
% である。
カルボン酸のビニルエステルの他に別のコモノマーを含
有していてもよい。適するコモノマーは、分岐のない飽
和モノカルボン酸のビニルエステル、特に炭素原子数2
〜4のそれ、アルケンカルボン酸およびそれと炭素原子
数1〜8の飽和脂肪族アルコールのとのエステルであ
る。アルコールは直鎖状または枝分かれしていてもよ
く、第一−、第二−または第三炭素原子にOH基を有し
ている。この種の化合物の例にはビニルアセテート、ビ
ニルプロピオナート、アクリル酸、アクリル酸メチルエ
ステル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸−n/
i−ブチルエステルおよびアクリル酸−2−エチヘキシ
ルエステルがある。ビニルアセテートおよび/またはア
クリル酸メチルエステルを使用するのが特に有利であ
る。コポリマー中のかゝる別のコモノマーの割合はコポ
リマーを基準として5〜30重量% 、殊に5〜15重量
% である。
【0013】更に本発明のコポリマーは0.1〜50g
/分、特に0.2〜25g /分のメルトフローインデッ
クスMFI(190/2.16)に特徴があり、ドイツ
規格DIN53735に従って測定される。測定される
メルトフローインデックスのそれぞれが、ゲルパーミッ
ション・クロマトグラフィーの方法によって測定される
平均分子量で実験的に裏付ける。
/分、特に0.2〜25g /分のメルトフローインデッ
クスMFI(190/2.16)に特徴があり、ドイツ
規格DIN53735に従って測定される。測定される
メルトフローインデックスのそれぞれが、ゲルパーミッ
ション・クロマトグラフィーの方法によって測定される
平均分子量で実験的に裏付ける。
【0014】特許請求の範囲に記載のエチレンの二元−
および三元共重合体はモノマーを50〜350、好まし
くは100〜300MPaの圧力および100〜350
℃、殊に120〜325℃の温度で酸素またはラジケル
形成性化合物の存在下に共重合体することによって製造
される。一般にモノマーの重合速度が相違するので、ポ
リマーの組成はモノマー混合物の組成からずれている。
および三元共重合体はモノマーを50〜350、好まし
くは100〜300MPaの圧力および100〜350
℃、殊に120〜325℃の温度で酸素またはラジケル
形成性化合物の存在下に共重合体することによって製造
される。一般にモノマーの重合速度が相違するので、ポ
リマーの組成はモノマー混合物の組成からずれている。
【0015】重合開始剤としては酸素またはラジカル形
成性化合物が使用される。ラジカル形成性化合物には有
機過酸化物、ヒドロキシペルオキシドまたはアゾ化合物
が属する。有機過酸化物の内では第三ブチルペルベンゾ
エート、第三ブチルペルオキシピバレート、ビス(2−
エチルヘキシル)ペルオキシジカルボナートおよびジラ
ウロイルペルオキシドが実証されている。アゾ化合物と
してはアゾ−ビス(イソブチロニトリル)を使用するの
が有利である。第三ブチルペルオキシピバレートおよび
ビス(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカルボナート
が特に有利であることが判っている。これらの化合物は
単独でも混合状態でも使用できる。これら重合開始剤は
エチレンを基準として3〜50、好ましくは5〜40、
特に好ましくは10〜25重量ppmの濃度で使用す
る。重合に直接的にまたは有機溶剤に溶解した溶液とし
て供給する。溶剤としては炭化水素、例えばイソオクタ
ン、トルエンまたはガソリン留分が使用される。
成性化合物が使用される。ラジカル形成性化合物には有
機過酸化物、ヒドロキシペルオキシドまたはアゾ化合物
が属する。有機過酸化物の内では第三ブチルペルベンゾ
エート、第三ブチルペルオキシピバレート、ビス(2−
エチルヘキシル)ペルオキシジカルボナートおよびジラ
ウロイルペルオキシドが実証されている。アゾ化合物と
してはアゾ−ビス(イソブチロニトリル)を使用するの
が有利である。第三ブチルペルオキシピバレートおよび
ビス(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカルボナート
が特に有利であることが判っている。これらの化合物は
単独でも混合状態でも使用できる。これら重合開始剤は
エチレンを基準として3〜50、好ましくは5〜40、
特に好ましくは10〜25重量ppmの濃度で使用す
る。重合に直接的にまたは有機溶剤に溶解した溶液とし
て供給する。溶剤としては炭化水素、例えばイソオクタ
ン、トルエンまたはガソリン留分が使用される。
【0016】本発明の三元共重合体のメルトフローイン
デックスおよび従ってそれの平均分子量は、所定のモノ
マー混合物組成の場合に、反応パラメーターの圧力およ
び温度を変えることによっておよび場合によっては分子
量調整剤の添加によって調整される。分子量調整剤は、
ポリマー分子の成長におよび従ってポリマーの分子量に
影響を及ぼす為に、モノマーに色々な濃度で添加される
化合物である。分子量調整剤には、代表的な色々な種類
の物質が属している。例としては水素、アルカン、分岐
したα−オレフィン、アルコール、アルデヒドおよびケ
トンが挙げられる〔Forschr.Hochpoly
m.−Forschg.7(3)、386〜第448頁
参照〕。プロピオンアルデヒドが特に有利であることが
実証されている。分子量調整剤はモノマー混合物を基準
として0.05〜10重量% の量で使用される。
デックスおよび従ってそれの平均分子量は、所定のモノ
マー混合物組成の場合に、反応パラメーターの圧力およ
び温度を変えることによっておよび場合によっては分子
量調整剤の添加によって調整される。分子量調整剤は、
ポリマー分子の成長におよび従ってポリマーの分子量に
影響を及ぼす為に、モノマーに色々な濃度で添加される
化合物である。分子量調整剤には、代表的な色々な種類
の物質が属している。例としては水素、アルカン、分岐
したα−オレフィン、アルコール、アルデヒドおよびケ
トンが挙げられる〔Forschr.Hochpoly
m.−Forschg.7(3)、386〜第448頁
参照〕。プロピオンアルデヒドが特に有利であることが
実証されている。分子量調整剤はモノマー混合物を基準
として0.05〜10重量% の量で使用される。
【0017】本発明のコポリマーは公知の耐圧式反応器
において製造することができる。これには攪拌式オート
クレーブおよび管状反応器がある(Ullmanns
Encyclopaedie der Technis
chen Chemie、第4巻、Chemie We
inheim−Basel出版社、1980、第19
巻、第169頁、第172〜175頁参照)。管状反応
器──このものは工業的規模での重合に特に有利な種類
の反応器である──を用いる場合には、開始剤を既に含
有するモノマー混合物全部を反応器の入口で流れに供給
してもよい。しかしながら冷気および開始剤の後供給手
段を備えた管状反応器を使用しそしてモノマー混合物を
少なくとも二つの部分流に分けるのが特に有利である。
その時に、一つの部分流は反応器の入口に導入し、別の
部分流は反応器に沿って、大抵はピーク温度の領域で反
応域に供給される。溶剤を用いずに実施するのが特に有
利であることが判っているけれども、脂肪族炭化水素ま
たは炭化水素混合物、ベンゼンまたはトルエンの様な溶
剤が反応混合物中に含まれていてもよい。
において製造することができる。これには攪拌式オート
クレーブおよび管状反応器がある(Ullmanns
Encyclopaedie der Technis
chen Chemie、第4巻、Chemie We
inheim−Basel出版社、1980、第19
巻、第169頁、第172〜175頁参照)。管状反応
器──このものは工業的規模での重合に特に有利な種類
の反応器である──を用いる場合には、開始剤を既に含
有するモノマー混合物全部を反応器の入口で流れに供給
してもよい。しかしながら冷気および開始剤の後供給手
段を備えた管状反応器を使用しそしてモノマー混合物を
少なくとも二つの部分流に分けるのが特に有利である。
その時に、一つの部分流は反応器の入口に導入し、別の
部分流は反応器に沿って、大抵はピーク温度の領域で反
応域に供給される。溶剤を用いずに実施するのが特に有
利であることが判っているけれども、脂肪族炭化水素ま
たは炭化水素混合物、ベンゼンまたはトルエンの様な溶
剤が反応混合物中に含まれていてもよい。
【0018】新規のコポリマーから製造されるフィルム
は卓越した光学的性質を優れた機械的挙動と一緒に有し
ている。特に強靱性およびショアー硬度が、エチレン/
ビニルアセテート−コポリマーより成る慣用のフィルム
に比較して明らかに改善されている。その上、このもの
は高いビッカート−軟化点を有している。印刷インキが
このフィルムに非常に確りと付着し、印字は明瞭で且つ
シャープな輪郭を持つ。
は卓越した光学的性質を優れた機械的挙動と一緒に有し
ている。特に強靱性およびショアー硬度が、エチレン/
ビニルアセテート−コポリマーより成る慣用のフィルム
に比較して明らかに改善されている。その上、このもの
は高いビッカート−軟化点を有している。印刷インキが
このフィルムに非常に確りと付着し、印字は明瞭で且つ
シャープな輪郭を持つ。
【0019】フィルムの製法は当業者の熟知するインフ
レート法によって行うのが特に有利である。この目的の
為には、コポリマーを粉末または顆粒としてスクリュー
式押出機中で溶融し、脱気しそして均一化しそして環状
押出ダイを通して押し出して管状物を得る。押出ダイと
該押出ダイから一定の距離を置いて配置されたニップ装
置との間で、所望のフィルム厚さが得られるまで上記管
状物がガス、好ましくは空気で膨らませられる。ニップ
装置の後でその管状物を巻取りそして場合によっては分
離する。
レート法によって行うのが特に有利である。この目的の
為には、コポリマーを粉末または顆粒としてスクリュー
式押出機中で溶融し、脱気しそして均一化しそして環状
押出ダイを通して押し出して管状物を得る。押出ダイと
該押出ダイから一定の距離を置いて配置されたニップ装
置との間で、所望のフィルム厚さが得られるまで上記管
状物がガス、好ましくは空気で膨らませられる。ニップ
装置の後でその管状物を巻取りそして場合によっては分
離する。
【0020】フィルムは通例の添加物および助剤、例え
ば酸化防止剤、耐光剤、滑剤、アンチブロキング剤、有
機染料、無機顔料、フィラーおよび帯電防止剤を含有し
ていていてもい。
ば酸化防止剤、耐光剤、滑剤、アンチブロキング剤、有
機染料、無機顔料、フィラーおよび帯電防止剤を含有し
ていていてもい。
【0021】
【実施例】本発明を以下の実施例によって更に詳細に説
明する。物質の性質を測定する為に以下の方法を使用す
る: メルトフローインデックスMFI(190/2.16)
(g/10分):DIN53735に従って測定する。 衝撃強度(ITTと略す)(mJ/mm2 ):DIN5
3448に従って測定する。 ショアー硬度(ショアーと略す):DIN53505に
従って測定する。 ビッカート軟化点(ビッカートと略す)(℃):DIN
53460に従って測定する(方法A/10N)。 濁り:ASTM D 1003に従って測定する。 光沢:ASTM D2457に従って測定する。
明する。物質の性質を測定する為に以下の方法を使用す
る: メルトフローインデックスMFI(190/2.16)
(g/10分):DIN53735に従って測定する。 衝撃強度(ITTと略す)(mJ/mm2 ):DIN5
3448に従って測定する。 ショアー硬度(ショアーと略す):DIN53505に
従って測定する。 ビッカート軟化点(ビッカートと略す)(℃):DIN
53460に従って測定する(方法A/10N)。 濁り:ASTM D 1003に従って測定する。 光沢:ASTM D2457に従って測定する。
【0022】エステル含有量を測定する為にコポリマー
を密閉系において450℃で熱分解する。ビニルアセテ
ートから放出される酢酸を水に取り、第三カルボン酸を
トルエンで抽出する。両方の酸を別々に沃化物/沃素酸
塩−水溶液にて滴定する。
を密閉系において450℃で熱分解する。ビニルアセテ
ートから放出される酢酸を水に取り、第三カルボン酸を
トルエンで抽出する。両方の酸を別々に沃化物/沃素酸
塩−水溶液にて滴定する。
【0023】例1〜9 例1〜6は新規のコポリマーに関し、これと比較する為
に例7〜9の従来技術のエチレン/ビニルアセテート−
コポリマーと対比する。
に例7〜9の従来技術のエチレン/ビニルアセテート−
コポリマーと対比する。
【0024】コポリマーは、連続的に運転される攪拌式
オートクレーブで製造する。このオートクレーブの後に
高圧ガス分離器および低圧ガス分離器が連結されてい
る。重合の為に特定のモノマー混合物を所望の圧力にし
そして高圧反応器に導入する。同時に、重合を維持する
のに必要とされる量の重合開始剤〔ビス(2−エチルヘ
キシル)ペルオキシジカルボナート(POと略す)、ガ
ソリンに溶解してある〕を添加する。高圧反応器中の反
応混合物滞留時間は約50秒である。
オートクレーブで製造する。このオートクレーブの後に
高圧ガス分離器および低圧ガス分離器が連結されてい
る。重合の為に特定のモノマー混合物を所望の圧力にし
そして高圧反応器に導入する。同時に、重合を維持する
のに必要とされる量の重合開始剤〔ビス(2−エチルヘ
キシル)ペルオキシジカルボナート(POと略す)、ガ
ソリンに溶解してある〕を添加する。高圧反応器中の反
応混合物滞留時間は約50秒である。
【0025】コポリマーをインフレーション装置で加工
する。生産量は7kg/時であり、環状押出ダイの寸法
は50×1mmであり、膨脹比は2.5:1である。反
応条件、開始剤濃度(用いるエチレンを基準とする)、
コポリマーの組成および性質を表に掲載する。
する。生産量は7kg/時であり、環状押出ダイの寸法
は50×1mmであり、膨脹比は2.5:1である。反
応条件、開始剤濃度(用いるエチレンを基準とする)、
コポリマーの組成および性質を表に掲載する。
【0026】例1〜6の本発明のコポリマーは、比較す
る為に製造した例7〜9のコポリマーと比較して、著し
く向上した衝撃強度およびショアー硬度、明らかに向上
したビッカート軟化温度並びに著しく改善された光沢値
が実証されている。それ故にフィルムの製造に特に適し
ている。 (1)・・・例1〜5:ネオノナン酸ビニルエステル 例6 :ネオデカン酸ビニルエステル (2)・・・ビニルアセテート 本発明は特許請求の範囲に記載のエチレンのコポリマー
およびその製造方法に関するものであるが、実施の態様
として以下を包含する: (1) 共重合体中の第三−飽和モノカルボン酸のビニ
ルエステルの割合が5〜35重量% 、特に7〜30重量
% である請求項1または2に記載のコポリマー。 (2) 別の共重合性モノマーがビニルアセテート、ビ
ニルプロピオナート、アクリル酸、アクリル酸メチルエ
ステル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸−n−
/iso−ブチルエステルまたはアクリル酸−2−エチ
ルヘキシルエステルである請求項3に記載のコポリマ
ー。 (3) ラジカル形成性化合物として第三ブチル−ペル
ベンゾエート、第三ブチル−ペルオキシド−ピバレー
ト、ビス(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカルボナ
ートまたはジラウロイルペルオキシドを使用する、請求
項4に記載のコポリマーの製造方法。 (4) 分子量調整剤としてプロピオンアルデヒドを使
用する請求項5に記載のコポリマーの製造方法。 (5) 請求項1〜3のいずれか一つに記載のコポリマ
ーをシートの製造に使用する方法。
る為に製造した例7〜9のコポリマーと比較して、著し
く向上した衝撃強度およびショアー硬度、明らかに向上
したビッカート軟化温度並びに著しく改善された光沢値
が実証されている。それ故にフィルムの製造に特に適し
ている。 (1)・・・例1〜5:ネオノナン酸ビニルエステル 例6 :ネオデカン酸ビニルエステル (2)・・・ビニルアセテート 本発明は特許請求の範囲に記載のエチレンのコポリマー
およびその製造方法に関するものであるが、実施の態様
として以下を包含する: (1) 共重合体中の第三−飽和モノカルボン酸のビニ
ルエステルの割合が5〜35重量% 、特に7〜30重量
% である請求項1または2に記載のコポリマー。 (2) 別の共重合性モノマーがビニルアセテート、ビ
ニルプロピオナート、アクリル酸、アクリル酸メチルエ
ステル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸−n−
/iso−ブチルエステルまたはアクリル酸−2−エチ
ルヘキシルエステルである請求項3に記載のコポリマ
ー。 (3) ラジカル形成性化合物として第三ブチル−ペル
ベンゾエート、第三ブチル−ペルオキシド−ピバレー
ト、ビス(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカルボナ
ートまたはジラウロイルペルオキシドを使用する、請求
項4に記載のコポリマーの製造方法。 (4) 分子量調整剤としてプロピオンアルデヒドを使
用する請求項5に記載のコポリマーの製造方法。 (5) 請求項1〜3のいずれか一つに記載のコポリマ
ーをシートの製造に使用する方法。
Claims (5)
- 【請求項1】 コポリマーを基準として3〜50重量%
の第三−飽和モノカルボン酸のビニルエステルおよび場
合によっては5〜30重量% の他の共重合性モノマーを
含有しそして0.1〜50g /10分のメルトフローイ
ンデックス(MFI 190/2.16)を持つエチレ
ンのコポリマー。 - 【請求項2】 ビニルエステルが第三−飽和モノカルボ
ン酸としての2,2−ジメチルプロピオン酸、2,2−
ジメチルヘプタン酸または2,2−ジメチルオクタン酸
から誘導される請求項1に記載のコポリマー。 - 【請求項3】 別の共重合性モノマーとして分岐してな
い飽和モノカルボン酸のビニルエステル、アルケンカル
ボン酸または炭素原子数1〜8の脂肪族飽和アルコール
のアルケンカルボン酸エステルを含有する、請求項1ま
たは2に記載のコポリマー。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載のコ
ポリマーを製造する方法において、モノマー混合物を5
0〜350MPaの圧力および100〜350℃の温度
で酸素またはラジカル形成性化合物の存在下に共重合す
ることを特徴とする、上記方法。 - 【請求項5】 重合をモノマー混合物を基準として0.
05〜10重量% の分子量調整剤の存在下に実施する請
求項4に記載のコポリマーの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4227905:4 | 1992-08-22 | ||
DE4227905A DE4227905A1 (de) | 1992-08-22 | 1992-08-22 | Mischpolymerisate des Ethylens |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06166723A true JPH06166723A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=6466183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5202376A Pending JPH06166723A (ja) | 1992-08-22 | 1993-08-16 | エチレンのコポリマー |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5492990A (ja) |
EP (1) | EP0584651A2 (ja) |
JP (1) | JPH06166723A (ja) |
DE (1) | DE4227905A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1171587A (ja) * | 1997-07-08 | 1999-03-16 | Clariant Gmbh | 中間留分およびエチレンと不飽和カルボン酸エステルとのコポリマーを基材とする燃料油 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5480705A (en) * | 1993-06-24 | 1996-01-02 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | High strength non-chlorinated multi-layered polymeric article |
DE19729057A1 (de) * | 1997-07-08 | 1999-01-14 | Clariant Gmbh | Copolymere auf Basis von Ethylen und ungesättigten Carbonsäureestern und ihre Verwendung als Mineralöladditive |
GB9716533D0 (en) * | 1997-08-05 | 1997-10-08 | Exxon Chemical Patents Inc | Additives for oil compositions |
DE20314833U1 (de) | 2003-09-23 | 2004-02-05 | Hörl, Herbert | Registrierkasse, insbesondere für Supermärkte |
KR20160080453A (ko) * | 2014-12-29 | 2016-07-08 | 한화토탈 주식회사 | 태양전지 봉지재 시트용 에틸렌비닐아세테이트 공중합체 수지의 제조방법 및 그 수지 |
US11326002B2 (en) * | 2019-10-04 | 2022-05-10 | Braskem S.A. | Polyethylene copolymers and products and methods thereof |
US20240132681A1 (en) * | 2022-09-30 | 2024-04-25 | Braskem S.A. | Polyethylene copolymers and terpolymers for tie layers and methods thereof |
WO2024069244A1 (en) * | 2022-09-30 | 2024-04-04 | Braskem S.A. | Polyethylene copolymers and terpolymers for solar cell encapsulation and methods thereof |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247833A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-16 | Showa Highpolymer Co Ltd | Preparation of pressure sensitive adhesive composition |
US4129714A (en) * | 1973-04-11 | 1978-12-12 | National Distillers And Chemical Corporation | Ethylene copolymers and terpolymers containing vinyl esters of tertiary acids |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE238343C (de) * | 1910-10-06 | 1911-09-18 | Planiawerke Ag Fuer Kohlenfabr | Kohlenelektrode fuer verschiedene elektrische Zwecke, insbesondere fuer elektrische Oefen |
FR2062670A5 (en) * | 1969-09-25 | 1971-06-25 | Nat Distillers Chem | Tertiary vinyl esters -ethylene copolymers - and terpolymers |
DE2102469C2 (de) * | 1971-01-20 | 1989-06-29 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verwendung von Äthylencopolymerisaten als Zusatz zu Erdöl und Erdölfraktionen |
JPS59223396A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-15 | 住友化学工業株式会社 | 紙用塗工組成物 |
GB8711984D0 (en) * | 1987-05-21 | 1987-06-24 | Shell Int Research | Polymeric products |
DE4042206A1 (de) * | 1990-12-29 | 1992-07-02 | Hoechst Ag | Terpolymerisate des ethylens, ihre herstellung und ihre verwendung als additive fuer mineraloeldestillate |
-
1992
- 1992-08-22 DE DE4227905A patent/DE4227905A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-08-11 EP EP93112864A patent/EP0584651A2/de not_active Withdrawn
- 1993-08-16 JP JP5202376A patent/JPH06166723A/ja active Pending
-
1994
- 1994-08-22 US US08/293,740 patent/US5492990A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-05-26 US US08/452,027 patent/US5492991A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4129714A (en) * | 1973-04-11 | 1978-12-12 | National Distillers And Chemical Corporation | Ethylene copolymers and terpolymers containing vinyl esters of tertiary acids |
JPS5247833A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-16 | Showa Highpolymer Co Ltd | Preparation of pressure sensitive adhesive composition |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1171587A (ja) * | 1997-07-08 | 1999-03-16 | Clariant Gmbh | 中間留分およびエチレンと不飽和カルボン酸エステルとのコポリマーを基材とする燃料油 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5492990A (en) | 1996-02-20 |
US5492991A (en) | 1996-02-20 |
DE4227905A1 (de) | 1994-02-24 |
EP0584651A2 (de) | 1994-03-02 |
EP0584651A3 (ja) | 1994-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3132120A (en) | Method for the preparation of ethylene copolymers | |
US5278236A (en) | Polymeric plasticizers for polyvinyl chloride | |
US4252924A (en) | Continuous process for the preparation of nonrandom ethylene/acid copolymer | |
JP3423308B2 (ja) | エチレンとアルキルアクリレートとの共重合体その製造方法及び高透明フイルム | |
GB2091745A (en) | Copolymers of ethylene | |
CA2150795C (en) | Polymer blends containing propylene-ethylene copolymer and ethylene-alkyl acrylate copolymer | |
US4122248A (en) | Manufacture of homogeneous ethylene/tert-butyl acrylate/acrylic acid terpolymers | |
JPH06166723A (ja) | エチレンのコポリマー | |
US3383372A (en) | Ethylene/glycidyl ester copolymers | |
US4883853A (en) | Copolymers of ethylene and 2,4,4-trimethylpentene-1 | |
US4102946A (en) | Process for carboxylation of ethylene-vinyl acetate copolymers or saponified copolymers | |
US5286786A (en) | Process for producing stabilized ethylene carbon monoxide interpolymers | |
US3988509A (en) | Reduced melt index, low gel content ethylene copolymers and process for preparation thereof | |
US3379702A (en) | Method for preparing terpolymers of ethylene, acrylic acids and salts of acrylic acids | |
US3950209A (en) | Process for preparing carboxylated polymer composition | |
JP3207540B2 (ja) | 重合体へのオンライングラフト重合法および装置 | |
CA1061942A (en) | Manufacture of copolymers of ethylene | |
US5959055A (en) | Ethylene/polyalkyleneglycol (ether) (meth)acrylic ester copolymer and nonporous breathable film obtained therefrom | |
US4778866A (en) | Ethylene copolymer | |
US3736305A (en) | Production of copolymers of ethylene | |
US5210166A (en) | Copolymers of ethylene with polyalkylene glycol (meth)acrylates | |
US3674761A (en) | Method for the preparation of ethylene-carboxylic acid copolymers | |
JPH02214707A (ja) | エチレン/酢酸ビニル共重合体の製造方法、新規なエチレン/酢酸ビニル共重合体およびその使用 | |
US6245864B1 (en) | Copolymer of (a) ethylene and (b) and alkenoic acid or a derivative thereof a mixture of said monomers | |
US4143096A (en) | Ethylene carbon monoxide graft copolymers |