JPH06503697A - ビータビイコライザにおける状態遷移メトリックを計算するためのシステムおよび方法 - Google Patents

ビータビイコライザにおける状態遷移メトリックを計算するためのシステムおよび方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビータビイコライザにおける状態遷移メトリックを計算するためのシステムおよ び方法 発明の背景 本発明は一般的には位相変調信号を受信するよう動作する受信機の受信機回路に 関し、かつ、より特定的には、ビータビイコライザ(Viterbi equa lizer)における状態遷移メトリック(state transition  metric)を計算するためのシステム、および関連する方法、そしてこれ を導入し受信機の一部を形成するイコライザ回路に関する。
通信システムは情報(以後「情報信号」と称する)を2つまたはそれ以上の位置 の間で送信するよう動作し、かつ送信チャネルによって相互結合された送信機お よび受信機を含む。情報は送信チャネルによって前記送信機により受信機に送信 される。無線通信システムは前記送信チャネルが無線周波チャネルからなる通信 システムであり、この場合前記無線周波チャネルはある範囲の周波数の電磁周波 数スペクトルによって規定される。
無線通信システムの一部を形成する送信機は送信されるべき情報信号を無線周波 チャネルによって送信するのに適した形式に変換するための回路を含む。そのよ うな回路は変調回路と称され変調と称されるプロセスを行う。そのようなプロセ スにおいては、前記情報信号は無線周波電磁波に刻み込まれ、この場合該無線周 波電磁波は前記情報信号が送信されるべき無線周波チャネルを規定する周波数範 囲内の周波数のものである。無線周波電磁波は一般に「キャリア信号」と称され 、かつ該無線周波電磁波はいったん前記情報信号によって変調されると、通常、 変調信号または変調された信号と称される。
変調信号を形成するためにキャリア信号に情報信号を刻み込むための種々の変調 機構が知られている。
1つのそのような変調機構は位相変調であり、その場合は前記情報信号は前記キ ャリア信号に対して該キャリア信号の位相が前記情報信号の情報内容に対応して 変えられるように前記キャリア信号に刻み込まれる。変調信号の位相変化はそれ によって変調信号の情報内容を形成する。該変調信号の位相の適切な検出によっ て前記情報信号の再生が可能になる。
関連する変調機構は差分位相変調(differential phase m odulation)であり、この場合は変調信号の差分位相変化(すなわち、 変調信号の隣接部分の間の位相差)が変調信号の情報内容を形成する。
変調信号の差分位相変化の適切な検出が前記情報信号の再生を可能にする。
無線通信システムは送信機と受信機との間に何らの物理的相互接続も要求されな いという点で有利であり、いったん情報信号が変調されて変調信号が形成される と、該変調信号は大きな距離にわたって送信できる。
セルラ通信システムは無線通信システムの1つの形式である。そのようなセルラ 通信システムにおいて動作する無線電話は変調信号の同時的な発生および受信を 可能にする回路を含み、それによって無線電話と遠隔に位置する送受信機との間 の2方向通信を可能にする。これらの遠隔に位置する送受信機、一般には「ベー スステーション」と称される、は物理的に伝統的な電話ネットワークに接続され て無線電話と伝統的な電話ネットワークのある固定された位置との間の通信を可 能にしている。
セルラ通信システムはある地理的領域にわたり間隔を開けて離れた位置に数多く のベースステーションを配置することにより形成される。各ベースステーション は1つ、または数多くの、無線電話によってそこに送信される変調信号を受信し 、かつ変調信号をその1つの、または多くの、無線電話に送信するための回路を 含んでいる。ある周波数帯域(アメリカ合衆国においては、800MHzと90 0M )(zとの間に広がっている)がセルラ通信システムによる無線電話通信 のために割当てられている。
該セルラ通信システムを形成するベースステーションの各々の配置は注意深く選 択され、少なくとも1つのベースステーションが前記地理的領域にわたる任意の 場所に位置する無線電話によって送信される変調信号を受信するよう配置される ことを保証する。
ベースステーションの間隔を開けた配置の性格のため、ベースステーションが位 置する地理的領域の部分は前記ベースステーションの個々の1つと関連している 。前記間隔を開けて配置されたベースステーションの各々に最も近い地理的領域 の部分は「セル」を規定し、複数のセル(各々1つのベースステーションに関連 する)が−緒になってセルラ通信システムによって包含される地理的領域を形成 する。前記セルラ通信システムの任意のセルの境界内に位置する無線電話は変調 信号を少なくとも1つのベースステーションに送信し、かつ少なくとも1つのベ ースステーションから受信することができる。
セルラ通信システムのベースステーションおよび無線電話は該無線電話と該無線 電話が位置するセルに関連するベースステーションとの間で、該無線電話がセル の間を移動する場合に、連続的なかつ中断されない通信ができるようにする回路 を含んでいるから、セルラ通信システムによる通信は自動車で移動している時に 無線電話を操作する者にとって特に都合がよいものである。
セルラ通信システムによる通信の人口が増大したことにより、いくつかの場合に おいて、セルラ無線電話通信のために割当てられた周波数帯域のすべての利用可 能なチャネルを完全に使用している状態を生じている。その結果、無線電話通信 に割当てられた周波数帯域をより効率的に利用するために種々のアイディアが提 案されている。無線電話通信のために割当てられた周波数帯域をより効率的に利 用することにより、現存するセルラ通信システムの送信容量を増大することがで きる。
1一つのそのような提案によれば2つまたはそれ以上の無線電話が単一の送信チ ャネルを共有することを可能にする。
2つまたはそれ以上の無線電話が単一の送信チャネルによって信号を送信(7ま たは受信する時、現存するセルラ通信システムの容量を倍にすることができる。
同じ送信チャネルを共有する無線電話から送信される、あるいは該無線電話に送 信される、信号は同時に送信できないが(同時送信は信号のオーバラップを引起 こし、それによって両方の信号の検出を不可能にする)、信号は間欠的なバース トで送信できる。情報信号をディスクリートまたは離散形式に符号化しく例えば 、ディスクリート形式の2進データストリームを形成し)かつそのような符号化 プロセスによって発生されたディスクリート形式に符号化された信号を変調する ことにより、結果として得られた変調信号は間欠的なバーストで送信できる。そ のような変調信号は受信機によって再生されそれによって送信信号情報内容を決 定できる。
キャリア信号に対しディスクリートに符号化された情報信号を変調するのに適し た変調技術は前に述べた、差分(differential)位相変調技術であ る。より詳細には、特定の差分変調技術、π/4差分位相シフトキーイング(D QPSK)変調技術がアメリカ合衆国における増大された容量のセルラ通信シス テムのための標準の変調技術として選択されてきている。
情報信号をディスクリートの2進データストリームに符号化することはまた、前 記送信チャネルによって変調信号を送信する間に該変調信号に導入されるノイズ が前記情報信号が伝統的なアナログ信号からなる場合よりも前記情報信号がディ スクリートな2進データストリームからなる場合のほうがより容易に検出および 除去できるため、都合がよい。
離散的に符号化された(かつ上に述べたπ/4 DQPSK変調技術によって変 調された)情報信号からなる変調信号の送信の間に符号量干渉の結果として生じ る歪みは受信機回路の一部を形成するイコライザ回路によって除去できる。該イ コライザは、例えば、IEEE Transaction On Commun ication、1974年5月、第C0M−22巻、第5号、におけるGot tfried Ungerboeckによる、”Adaptive Maxim um−Likelihood Receiver For Carrier−M odulated Data−Transmission System”と題 する論文に記載されているような、最尤シーケンス推定装置l(MLSE)から 構成することができる。
開示されたMLSEはマツチドフィルタおよびビタービイコライザからなる。マ ツチドフィルタおよびビタービイコライザはプロセッサ回路で実施されるアルゴ リズムによって実現できる。
受信機によって受信された変調信号は復調回路によって復調され、かつ次にML SEのマツチドフィルタに印加される。該マツチドフィルタはろ波信号を発生し 、該ろ波信号はビタービイコライザに印加される。ビタービイコライザはある周 波数チャネルによる送信の間に符号量干渉により引き起こされる信号の歪みを修 正するよう動作する。
前記ビタービイコライザは最も起こり得る一連のシンボルを表す最尤経路または パス(maximun 1ike1ihood paths)を決定する。ビタ ービアルゴリズムの可能な経路またはパスの数は変調信号の可能なシンボルレベ ルの数に関係するのみならず(π/4 DQPSK信号の場合には、各シンボル は8個の異なる値の内の1っである)、一連のシンボルにおけるシンボルの数に 指数関数的に(exponen t i a l l y)関係する。この指数 関数的関係のため、最尤経路を決定するためにビタービイコライザに要求される 計算の数がかなり多くなる。
そのようなかなりの数の必要な計算は時間を消費しかつビタービイコライザが適 切な決定を行うめに多くの処理時間が必要となる。
従って、最尤経路を適切に決定するためにより少しの処理時間を必要とするのみ の複雑さの少ないビタービイコライザが望ましい。
発明の概要 従って、本発明は複雑さの少ないビタービイコライザにおける状態遷移メトリッ クを計算するためのシステムおよび関連する方法を提供する。
本発明はさらに無線送受信機を好適に提供し、該無線送受信機は無線受信機の一 部を形成するビタービイコライザにおける状態遷移メトリックを計算するための システム、および関連する方法、を有する。
本発明はさらに他の利点および特徴を有し、それらの詳細は以下の好ましい実施 例の詳細な説明を参照することによりさらに明瞭になるであろう。
従って、本発明によれば、複数のシンボルまたは記号(s ymb o l s )から形成される信号を受信するよう動作する無線受信機の一部を形成するビタ ービイコライザにおいて状態遷移メトリックを決定するためのシステムおよび関 連する方法が提供され、前記状態遷移メトリックは2つの連続する状態の関数と して定義される。2つの連続する状態の内の各々の状態は位相シフトキーイング 変調機構の可能な記号の内の記号の組に関して規定される。2つの連続する状態 の関数として定義される、状態遷移メトリックは前記位相シフトキーイング変調 機構の可能な記号の集合の内の許容される記号間の対による(pa i rwi  se)差の関数として定義される状態遷移メトQツクに変換される。
図面の簡単な説明 本発明は添付の図面と共に以下の説明を参照することによりさらによく理解され 、図面においては、第1図は、変調信号を送信しかつ受信するよう動作可能な通 信システムのブロック図であり、 第2A図は、π/′4 DQPSK信号の許容されるシンボルを示すグラフ表現 であり、 第2B図は、QPSK信号の許容されるシンボルを示すグラフ表現であり、 第2C図は、本発明の好ましい実施例に係わる状態遷移メトリックを規定する対 による差から形成される再帰関数のブロック図表現であり、 第3図は、π/4 DQPSK変調機構の隣接シンボル間の関係を示すグラフ表 現であり、 第4図は、π/” 4 D Q P S K変調機構の隣接シンボル間の関係を 示す、第3図と同様の、グラフ表現であり、第5図は、π/4 DQPSK信号 の可能なシンボル値の内の第1の部分集合のシンボルを示すグラフ表現であり、 第6図は、π/′4 DQPSK信号の可能なシンボル値の内の第2の部分集合 のシンボルを示すグラフ表現であり、第7図は、本発明の好ましい実施例の受信 機のチャネルイコライザを構成する最尤シーケンス推定装置のブロック図であり 、 第8図は、本発明の好ましい実施例に係わるビタービイコライザを具備するプロ セッサ回路のブロック図であり、第9図は、本発明の別の実施例のビタービイコ ライザにおいて状態遷移メトリックが取り得る可能な値を示すテーブルであり、 そして 第10図は、本発明の教示に従って構成された送受信機のブロック図である。
好ましい実施例の詳細な説明 まず始めに第1図のブロック図を参照すると、参照番号20で総括的に参照され る、通信システムが示されている。
通信システム20はデジタル的に符号化された情報信号を送信しかつ受信するよ う動作可能である。ここではブロック24によって表わされる、アナログ情報源 は、例えば、音声信号またはデータ信号のような、情報信号のソースを表わす。
情報源24が音声信号からなる場合には、情報源24は該音声信号を所望の特性 の電気信号に変換するための、変換器、または他の適切な回路、を含んでいる。
アナログ情報源24によって発生された情報信号はソースエンコーダ28に供給 される。ソースエンコーダ28は情報源24によってそこに供給された情報信号 を符号化機構に従ってデジタル信号に変換する。
゛ノースエンコーダ28によって発生されたデジタル信号はチャネルエンコーダ 32に供給される。
チャネルエンコーダ32はそこに供給されたデジタル信号を、例えば、ブロック および/′またはたたみ込み符号化技術(convolutional cod ing teehnique)のような、コーディング技術に従って符号化する 。チャネルエンコーダ32はソースエンコーダ28によってそこに供給されるデ ジタル信号の冗長度(redundaney)を増大するよう動作する。デジタ ル信号の冗長度を増大することにより、ある周波数チャネルによって送信される 信号の歪みが情報源24によって発生される情報信号の情報内容を誤−って解釈 する結果を招く可能性が少なくなる。
チャネルエンコーダ32によって発生された符号化された信号は変調器38に供 給される。変調器38はそこに供給された符号化信号をある変調技術に従って変 調するよう動作する。本発明の好ましい実施例においては、変調器38はそこに 供給された信号を差分符号化変調機構に従って変調し、特に、π/4 DQPS K変調信号を形成するよう動作する。しかしながら、本発明の教示は、位相シフ トキーイング変調機構によって変調された信号を受信するよう動作する任意の受 信機において有利に使用できることが分る。
情[[24、ソースエンコーダ28、チャネルエンコーダ32、および変調器3 8は一緒になって、通信システム20の、参照数字42で示され、かつ点線で示 されたブロックによって図示された、送信機を構成する。
変調器38は、ここでは前にも述べたように好ましくはπ/4 DQPSK変調 信号である変調信号を発生し、該変調信号は、ここではブロック48で示される 、ある周波数チャネルによって送信される。典型的には、前記変調信号が送信さ れるチャネルはノイズがないわけではなく、むしろ、(図面において矢印52で 示される)ノイズによって引起こされる歪みおよび符号量干渉(intersy mbol 1nterference)のため送信機42で発生された変調信号 に歪みを生ずる結果となる。
周波数チャネル48によって送信機42により送信された変調信号は、ここでは 点線で示されたブロックによって示される、受信機56により受信される。受信 機56は本発明のシステムおよび方法を導入した受信機を表す。
受信機56によって受信された受信信号は受信機56の一部を形成する復調器6 2に供給される。復調器62は前記受信信号を本質的に送信機42の変調器38 が変調信号を発生するプロセスの逆であるプロセスによって受信信号を復調する 。
復調器62は復調信号を発生し、該復調信号はチャネルイコライザ66に供給さ れる。チャネルイコライザ66は周波数チャネル48によって送信された信号に 対する歪みを脩正するよう動作し、かつ本発明のシステムを導入している。
チャネルイコライザ66は等化された信号を発生し、該等化された信号はチャネ ルデコーダ70に供給される。チャネルデコーダ70はシステム20の送信機4 2のエンコーダ32に対応するが、チャネルイコライザ66によってそこに供給 された等化された(しかしながら、依然として符号化された)信号をデコードす るよう機能する。
チャネルデコーダ70はデコード信号を発生し、該デコード信号はソースデコー ダ74に供給される。ソースデコーダ74はそこに供給された信号を情報シンク 80に印加するのに適し7た形式に変換する。情報シンク80は、例えば、イア ピースまたは受信機のスピーカ部、あるいはソースデコーダ74によって発生さ れたデコー信号を含む電気信号を人間が知覚可能な形式に変換するための他のそ のよう変換器から構成することができる。
復調器62、チャネルイコライザ66、チャネルデコーダ70.ソースデコーダ 74、および情報シンク80を表わずプロ・ツクは受信機56を示すブロック内 に描かれており、それによってブロック62〜80のそれぞれの回路が一緒にな って受信機を構成することを表している。
次に第2A図のグラフに移ると、π/4差分4相位相シフトキーイング(1)Q PSIO信号の集合(constel 1at ion 5et)が図式的に示 されている。該集合は横座標軸104および縦座標軸108がら形成され2つの 軸が原点112において交差する座標軸システムにプロットされている。横座標 軸104はCOS (ωt)に関してスケーリングされ、かつ縦座標軸108は 5in(ωt)に関してスケーリングされている。変数ωは角周波数であり、変 数tは時間量を示す。横座標軸および縦座標軸104および108はしばしば、 それぞれ、実軸および虚軸(real and imaginary axes )と称される。
共にπ/ 4 1) Q P S K信号の集合を形成するシンボル値からなる シンボルセットが原点112の回りに延在する単位円の回りに等距離で配置され たポイント116,120.124,128,132.1.36.140および 144によって表わされている。軸104および108が、それぞれ、実軸およ び虚軸と称される場合は、各ポイント116〜144は大きさおよび位相で表わ すことができる。
各ポイント116〜144の大きさく振幅)は(それぞれのポイント116〜1 44が原点112から単位円上の同じ距離に配置されているため)同じであるか ら、各ポイント116〜144は単に位相で表わすことができる。原点112の 回りの等しい間隔のため、π/4 DQPSKのシンボルセットを構成する8個 のポイントは互いに45度の角度位相だけ離れている。従って、ラジアンに関し て、ポイント116はゼロのシンボルである称することができ、ポイント120 はπ/4のシンボルと称することができ、ポイント124はπ/2のシンボルと 称することができ、ポイント128は3π/4のシンボルと称することができ、 ポイント132はπのシンボルと称することができ、ポイント136は5π/4 のシンボルと称することができ、ポイント140は3π/2のシンボルと称する ことができ、かつポイント144は7π/4のシンボルと称することができる。
差分符号化機構においては、変調信号の情報内容は隣接シンボル間の差分位相変 化に含まれている。
ポイント116〜144はまた番号0〜7によって示すことができ、すなわち、 ポイント116は“0”によって表わすことができ、ポイント120は“1”に よって表わすことができ、ポイント124は“2”で表わすことができ、以下同 様である。
従って、π/4 DQPSK変調機構においては、変調信号の隣接シンボル間の 位相変化が該信号の情報内容を形成する。π/4 DQPSK信号の隣接シンボ ル間の可能な位相変化は+/−π/4、および+/−3π/4であると規定され る。送信機42の変調器38がπ/4 DQI)SKの変調信号を形成する時、 該変調信号の各シンボルはポイント116〜144を規定する位相の1つに対応 する位相となっており、かつ、結果として得られる、変調信号の隣接シンボルは 位相が上に規定した位相だけオフセットすることになる。
第2B図は、第1A図と同じであるが、4相の(quarternary)位相 シフトキーイング(Q P S K)変調信号の可能なシンボル値からなる集合 を形成する各ポイントを示すグラフ表現である。座標軸システムは前と同様に、 ここでは参照数字104′および108′で示される、横座標軸および縦座標軸 からなり、これらはそれぞれC05(ωt)および5in(ωt)に関してスケ ーリングされている。4つのポイント、ここではポイント120’。
128’、136’および144′は座標軸システム104’ −108’ に よって規定される原点を中心とする単位円上に位置し、かつ該単位円上に互いに 等しい距離だけ離れている。ポイント120’ −144’ はしばしば伝統的 にそれらの位相位置に関して表現される。
本発明のシステムおよび方法は第2A図〜第2B図に示される可能なシンボル値 を有する変調機構を含む、何らかの位相シフトキーイング(PSK)変調信号を 受信する場合に使用できる。前に述べたように、特定のPSK変調機構、すなわ ちπ/4 DQPSK変調機構が特に重要であり、それはそのような変調機構が アメリカ合衆国における増大する容量のセルラ通信システムのための標準の変調 技術として選択されているからである。
従って、以下の説明は、第1に一般のPSK変調機構に関し、かつ、第2に、π /4 DQPSK変調機構に関し本発明のシステムおよび方法を説明する。
一般的な位相シフトキーイング変調機構再び第1図のブロック図を参照すると、 PSK変調機構に従ってそこに供給された信号を変調するよう動作する変調器3 8を有する、送信機42は次の式で表される信号を送信する。
上の指数におけるd は値(0,1,、、、、k−1,1■] を存する差分符号化データシンボルであり(P S K変調機構の可能なシンボ ル値により規定される前記集合のポイントに割当てられた数値に対応し、例えば 、第2A図に示される変調機構においてはに=8であり、かつ第2B図に示され る変調機構においてはに=4である)、そしてf (t)は変調器38に印加さ れる2送信号の送信された等価ベースバンドパルスである。式(1)によって表 されるシーケンスのシンボルは前記変調信号を構成するシンボルのシンボル値を 形成する。
送信チャネル48によってその送信後に、受信機56によって受信された信号は 次の式で表される。
y (t) =Σa h (t−nT) +w (t) (2)h (t) = g (t) *t (t) 、すなわち、送信された等価なベースバンドパルス および送信チャネル48を構成するマルチパスチャネルの複素ローパスフィルタ 等価インパルス応答のコンボリューションであり、そしてw(t)は加法性ホワ イトガウスノイズ(additive white、gaussian noi se:AWGN)を表す時変値である。
受信機56のチャネルイコライザ66は好ましくは、上に述べたように、最尤シ ーケンス推定装置(maximum 1ikelihood 5equence  estima t o r :MLSE)から構成される。上に説明したよう に、MLSEはマツチドフィルタおよびビタービイコライサからなる。
前記MLSEのマツチドフィルタは、次の式によって数学的に表現できる、サフ ィシャント統計11t(sufficient 5tatistic)z と称 される値を計算する。
Zn=gMF (t) *y (t) l を−nTこの場合、 gMF(t)は前記マツチドフィルタのインパルス応答であり、 V (t)は(上に規定した)受信信号であり、r はノイズシーケンスであり 、そしてsl=gMF(t、) *11 (t) l t =nT−s + *  (4) である。
上の式において、Slの項はしばしばそれによって前記変調信号が送信されるチ ャネルのチャネル自己相関関数の要素と称される。
また、マツチドフィルタのインパルス応答、gMF(t)はまたh(t)の時間 反転、複素共役(t ime−inverse、complex conjug ate)に等しいことが注目され、次のようになる。
gMF(t)=h* (−t) (5)前記MLSEは、次の式に従って、状態 (σ )および状態σ の間の、サバイバメトリック(survivor me trics)と称される、メトリック方程式の値J (σ )を最大にするシー ケンス[α ]を、最もn n n 送信される可能性のあるものとして、決定するよう動作する。
J (σ )=2Re (α *z )nn nn (σ )→σ。
−F(σn−1.σn)) (6) この場合、F(σn−1.σn)は次の式で規定される状態遷移メトリックとし て定義される。
F(σ。−1,σ。)=α。*SOα。
1=1 Lはシンボルの数におけるチャネルのメモIJである。
状態遷移メトリックF(σn−1’ σn)ti2つの連続する状態σ11ヨお よびσ の関数であること(こ注意を要口 する。
ML S Eのビータヒ・イコライザは前記サノくイノくメトIJ・ソ機構にお いては、α。の振幅は、1(こ正規イしされ、ある(1は1に正規化することが でき、すなオ)ち、1α。1=1である。従って、サバイノくメトリ・ツクJn (σn)を規定する方程式は次のように書き替えること力(てきる。
J (σ ) =Re (α *Z )nn nn (σ ) →σ n−1n −F(σn−1.σn)) (8) この場合、 F(σn−1.σn)=Re(α *ΣS α )1n−1 1=1 となる。
前記チャネルのシンボルの数におけるメモリが受け入れ可能な値にセットされて いる場合は、この方程式はさらに単純化される。前記チャネルのメモリは符号量 干渉がマルチパスチャネルの異なる経路により送信された信号の相対的な遅延時 間を生ずるマルチパスチャネルによる信号遅延に関係し、かつ該信号遅延に比例 する。2つのシンボル(すなわち、L=2の場合)のメモリはアメリカ合衆国セ ルラシステムにおいて動作する無線電話に対し送信された信号の正確な受信のた めに受け入れ可能なものと考えられる。L=2である場合、状態遷移メトリック F(αn−1゜σ )は次の式のように書き替えることができる。
F ((7,1,(7,) =Re ((1,*(!、1 1+α。*αn−2 S2) (10) 次に、伝統的には、状態遷移メトリックが2つの引き続く状態の関数であると規 定され、かつL=2である場合に、状態遷移メトリックFの計算は各々の決定に 対しに3の計算を必要とするが、これはF(αn−1’ σn)がα 。
αn−1,αn−2のすべての組合わせに対して計算されなければならないから である。
状態遷移メトリック、F、を規定する前の式を詳細に調べるとそのような値を決 定するために必要とされる計算の数をさらに簡略化することができる。変数a、 bおよびCがPSK変調機構の可能なシンボル値によって規定される集合の位相 集団のポイントに割当てられた集合(帆1.。
、に−11(すなわち、数値)から得られる値であると定義することにより、時 間σ およびσ における任意n −1,n の2つのポイントにおける状態は次のように規定できる。
a、bおよびCは集合(0,、、、、k−1,)の要素である。
各項ej2πc/k j2πb/におよびej27ra、e /には前記集合(constellation 5et)のシンボルを表す。
状態遷移メトリック、Flを規定する上の式は次のように書き替えることができ る。
F(αn−1,σn) 状態遷移メトリック、Fを規定する式を次のように書き替えることにより、該状 態遷移メトリックは可能なシンボル値の集合のシンボル間の対により差の関数と なることに注意を要する。
ここで、L=2に対しては、2つの対による差が規定され、かつ対による差の組 、Zlは次のように規定される。
Z=((b−a)、(c−a)) (14)上記値(c−a)はc−b+b−a または(c−b) +(b−a)と書き替えることができる。従って、上の式は また次のように書き替えることができる。
F(αn−1,σn) =F ((c−b)、(b−a))従って、状態遷移メ トリック、F(αn−1,σn)、の値は前記集団の位相遷移(c −b)およ び(b−a)のみの関数であり、すなわち、状態遷移メトリック、Flは前記集 合の可能なシンボル値開の対による差の関数である。
より一般的には、式Δは次のように規定することができる。
+Δ、](16) 】−1 この場合、初期条件は、 ZはPSK変調機構の可能なシンボル間の1組の対による差分であり、 Lはシンボルの数におけるチャネルのメモリであり、そして Sはチャネル自己相関関数の要素である。
1例として、以下に示すものはL=3の場合のΔの展開である。L=3の場合、 Zlすなわち、前記組の対による差分は次のように規定できる。
Z= ((b−a)、(c−b)、(d−c)) (17)一般に、F(αn− 1,σn) −F (Z) −Re (Δt、)である。従って、L−3に対し ては、Δ3は次のようになる。
上記項Δ を展開することにより、Δ3はさらに次のように展開できる。
また、上記項Δ を展開することにより、Δ3はさらに次のように展開される。
Δは再帰関数(recursive function)であり、かつ図式的に 説明できる。第2C図は、上記式(20)を形成するために展開された、L=3 の場合の関数を示す。総括的に参照数字146で参照される、再帰関数は、それ ぞれ、ブロック148A、1.48Bおよび148C,乗算器要素150A、1 50Bおよび1.50C,そして加算要素152Aおよび152Bによって示さ れる、チャネル自己相関関数の要素の値からなる。Lの他の値に対して形成され る再帰関数もまた同様にして表現できる。
n/4 DQPSK変調機構 次に第3図のグラフ表現に移ると、π/4 DQPSK変調機構の隣接シンボル 間の関係が示されている。第2A図のグラフ表現において規定された座標軸シス テムと同様に、それぞれ、ここでは軸154および158である、横座標軸およ び縦座標軸が原点、ここでは原点162、において交差する。ゼロラジアンの位 相を有するシンボル、ここでは“X”166で示される、は横座標軸154の上 にプロットされている。シンボル166に続きかっそれにすぐ隣接して送信され るシンボルはシンボル166に対して上で規定した位相(すなわち、+/−π4 または+/−3π/4ラジアン)だけ位相がオフセットしている。
図式的には、次の状態のシンボルはシンボル166の位相に関して位相がオフセ ットしていなければならない。特に、かつ上に説明した機構に従って、シンボル 166の送信に続いて送信されたシンボルはシンボル170,174゜178ま たは182に対応する位相のものでなければならない。シンボル166は軸15 4の上にプロットされており、かつ各々の可能な続いて送信されるシンボルは位 相がオフセットしており、かっ軸154または158の1つの上にプロットされ る位相のものでないことに注意を要するっ同様に、もしシンボル166が、ある いは、シンボル166が縦座標軸158上にプロットされるような位相のもので あれば、可能な引き続き送信されるシンボルは同様に軸154および158のオ フセットした位置にプロットされる。
次に第4図のグラフ表現に移ると、π/4 DQPSK変調機構の隣接シンボル 間の関係が再び示されている。第3図のグラフ表現において規定された座標軸シ ステムと同様に、横座標軸および縦座標軸、ここではそれぞれ204および20 8、は原点、ここでは原点21−2、において交差する。π/4ラジアンの位相 を有するシンボル、ここでは“X”216で示されるもの、は座標軸システム2 04−208の上にプロットされている。シンボル218に続き、かつそれに直 ちに隣接して送信されるシンボルは上に規定した位相だけシンボル218に関し て位相がオフセットしている。図式的には、次の状態のシンボルはシンボル21 8の位相に関して位相がオフセットしていなければならない。特に、かつ上に説 明した機構に従って、シンボル218の送信に続いて送信されるシンボルはシン ボル222.226,230または234に対応する位相のものでなければなら ない。
シンボル218は両方の軸204および208からオフセットしてプロットされ ており、かつ各々の可能な、引き続き送信されるシンボルは位相がオフセットし ておりかつ軸204および208の1つの上にプロットされる位相を有している ことが注目される。同様に、もしシンボル218が、あるいは、軸204および 208に関して位相がオフセットしたいずれかの他のシンボル値に対応した位相 を有しておれば、可能な引き続き送信されるシンボルは同様に軸204または2 08の内の1つの上の位置にプロットされるであろう。
第5図は、前の図面のグラフ表現と同様に、原点、ここでは原点262、で交差 する互いに直交する軸、ここでは軸254および258からなる座標軸システム によって規定されるグラフ表現である。ポイント266.270,274および 278はπ/4 DQPSK変調信号の4つの可能なシンボル値を表す。ポイン ト266−278は第3図のポイント170−182に対応する。ポイント26 6−278は従って軸254または258の内の1つの上の点によって表される シンボルの送信に隣接して直ちに送信できる可能な引き続き送信されるシンボル を表す。
第6図は、前の図面のグラフ表現と同様に、原点、ここでは原点312、で交差 する互いに直交する軸、ここでは軸304および308、から形成される座標軸 システムによって規定されるグラフ表現である。ポイント322. 326.3 30および334はπ/4 DQPSK変調信号の4つの可能なシンボル値を表 し、かつ、従って、その部分集合を形成する。ポイント322−334は従って 軸304または308の1つからオフセットしたポイントによって表されるシン ボルの送信に直ちに隣接した可能な引き続き送信されるシンボルを表す。
前に述べたように、ビタービイコライザは最も起こりそうなシンボルのシーケン スを表す最尤パスを決定するよう動作する。ビタービイコライザは典型的には処 理回路内に構成されたアルゴリズム(ビータビアルゴリズム)によって形成され る。しかしながら、そのようなイコライザのハードウェア構成ももちろん可能で ある。
第1図の通信システム20のブロック図を参照すると、ビタービイコライザは典 型的には等化された(すなわち、デコードされた)信号を発生するチャネルイコ ライザ66の一部を形成する。ビタービイコライザの動作はしばしば信号の可能 な状態が縦方向に延びる列の要素として表されるトレリス(trellis)に よって図式的に表現される。隣接期間の可能な状態は同様に同様の縦方向に延び る列によって表現される。
各時間期間の可能な状態は変調機構の可能なシンボル値のシンボルの集合によっ て規定される。最も簡単な実施例においては、該シンボルの集合は各々単一のシ ンボルによって規定される。より複雑な実施例においては、該シンボルの集合は 各々2つのシンボルによって規定される(あるいは、いくつかの実施例において は、2つより多くのシンボルによって規定される)。可能な状態が2つのシンボ ルの集合によって規定されるビターピイコライザは2つのシンボルのメモリ(m emory)を有するといわれる。
時間的に任意のインターバルにおけるあるシンボルの可能なシンボル値を各々表 す、縦方向に延びた列の集合はアレイを形成し、そのようなアレイは一般にビタ ービイコライザのトレリス(trellis)と称される。
再び第1図のブロック図を参照すると、π/4 DQPSK変調機構に従ってそ こに供給される信号を変調するよう動作する変調器38を有する、送信機42は 次の式で表すことができる信号を送信する。
x (t) =Σa f (t−nT) (21)この場合、 上の指数におけるd は(第2図のポイント116−144に割当てられた数値 に対応する)値0−7を有する差分符号化データシンボルであり、そしてf ( t)は変調器38に印加される2送信号の送信された等化ベースバンドパルスの 値である。式(21)によって表される、シンボルのシーケンスは前記変調信号 を構成するシンボルのシンボル値を形成する。
送信チャネル48によるその送信後に、受信機56によって受信された信号は次 の式で表される。
y (t) =Σa h (t−nT)+w (t) (22)h (t) = g (D *f (t) 、すなわち、送信された等化ベースバンドパルスおよ び送信チャネル48を構成するマルチパスチャネルの複素、ローパスフィルタ等 化、インパルス応答のコンボリューションであり、モしてW (t)は加法性ホ ワイトガウスノイズ(AWGN)を表す時変値である。
受信機56のチャネルイコライザ66は好ましくは、上に述べたように、最尤シ ーケンス推定装!(MLSE)から構成される。第7図は、参照数字400で示 される、Ml、SEのブロック図であり、本発明の好ましい実施例のチャネルイ コライザ66を具備する。MLSE400はライン4061に一連の(a 5e quence of)シンボルを受信し、該シンボルはマツチドフィルタ412 に供給される。マツチドフィルタ412はライン418上に処理された信号を発 生し、該信号はビタービイコライザ424に供給される。ピータビイコライザ4 24はライン430上に等化された(すなわち、デコードされた)信号を発生す る。ライン430上に発生された信号はチャネルデコーダ70によって第1図に 示されている、チャネルデコード回路に与えられる。MLSE400は好ましい 実施例のイコライザを表すことが注目される。本発明のシステムは他の設計のイ コライザにおいても同様に実施できる。
MLSE400のマツチドフィルタ412は次の式によって数学的に表現できる 、サフィシャント統計量2 と称される、値を計算する。
Zn=gMF (t) *y (t) l t=nTこの場合、g (t)はマ ツチドフィルタのインパルスF 応答であり、 Y (t)は(上に規定した)受信信号であり、r はノイズシーケンスであり 、そしてs 1=gMF(t) *h (t) l t=nT=s−1* (2 4) である。
sIの項はしばしばそれによって変調信号が送信されるチャネルのチャネル自己 相関関数の要素と称される。
マツチドフィルタのインパルス応答、g (t)はまMT たh (t)の時間反転複素共役に等しく、従って次のように表現される。
gMF(t)=h* (−t) (25)MLSE400は、最も送信される可 能性が高いシーケンスとして、次の式によって表される状態[σ ]から状態σ  の間の、サバイバメトリックと称される、メトリツク方程式Jn(σn)の値 を最大にするシーケンス[αn]を決定するよう動作する。
J (σ )=2Re (α *Z )nn nn (σ ) −σ −1n −F(αn−1,σn)) (26) この場合、F(αn−1,σn)は次の式で支配される状態遷移メトリックとし て定義される。
F(αn−11σn)=α、 * s oα。
+2Re ((Z * Σs r a n r )(27)1=1 状態遷移メトリックF(σn l+ σn)は2つの連続する状態σ およびσ  の関数であることが判る。
−1n ビータビイコライザ424は前記サバイバメトリックJn(σ。)の値を発生す るよう動作する。π/4 DQPSK変調機構においては、α の振幅は1であ り、すなわち、1α 1=1である。従って、サバイバメトリックJ(σ )を 規定する方程式は次のように書き替えることn n がてきる。
J (σ ) =Re (α。*zn)n n (σ )→σ。
F(αn−1’σ1□)=Re(α *Σ81αn−1)!=1 シンボルの数での、チャネルのメモリが受け入れ可能な値にセットされている時 、この式はさらに単純化できる。
前記チャネルのメモリは符号量干渉によって送信信号の遅延時間を生ずる結果と なるマルチパスチャネルによる信号遅延に関係し、かつ該信号遅延に比例する。
典型的には、2つのシンボルの遅延(すなわち、L=2である時)はマルチパス チャネルによって送信される信号の遅延時間より小さい。■、=2である時、状 態遷移メトリ・ツクF(αn−1、σn)は次のように書き替えることができる 。
F(αn−1,σn) =Re (α。*αn−11+α。*αn〜2 S 2  ) (30)伝統的には、π/4 DQPSK変調機構における状態遷移メト リック、Flは、α。、αn−1,。−2が各々4つの値の内の任意のものを取 り得るから、各々の決定に対し64(43)の計算が行なわれる必要がある。
状態遷移メトリック、Flを規定する前の方程式を注意深く調べることによりそ のような値を決定するのに必要な計算の数をさらに簡略化することができる。変 数a、bおよびCが[0,1,2,3,4,5,6,7,] (すなわち、第2 図の集合の位相ポイントの集合116−144に割当てられた数値)の集合から 得られる値のものであると定義することにより、時間σ およびσ における任 −1n 意の2つのポイントでのシンボル値は次のように規定できる。
a、bおよびCは集合(0,1,2,3,4,5,6゜7)の要素である。
各ヶ。項ej2πc/8 j2πb/8およびej2、 e “a / 8は第2A図に示される集合のシンボルを表す。
状態遷移メトリック、Flを規定する上の式は次のように書き替えることができ る。
F(σ。−1,σn) 状態遷移メトリック、Flを規定する式をこのように書き替えることにより、状 態遷移メトリックは可能なシンボル値の集合の各シンボル間の対による差の関数 となることが注目される。
前記値(c−a)はc−b+b−aまたは(c−b) +(b−a)と書き替え ることができる。従って、上の方程式はまた次のように書き替えることができる 。
F(σn−1.σn) =F ((c −b)、(b−a))従って、状態遷移 メトリック、F(σn−1.σn)は、位相遷移の集合(e−b)および(b− a)のみの関数であり、すなわち、状態遷移メトリック、Flは前記集合の可能 なシンボル値の間の対による差である。
Zを、Z= ((b−a)、(c−b))と定義することにより、前記式(34 )は前に述べた再帰的関係に関して次のように書き替えることができる。
F (Z) =Re (Δ2) (35)この場合、 である。
前と同様に、Z= ((b−a)、(c−b))であるから、式(36)はまた 前に述べた再帰的関係に関して次のように書き替えることができる。
上の式は第8図にブロック図形式で示される、プロセッサ回路500のような、 プロセッサ回路によって計算できる。受信され復調された信号はライン506に よってプロセッサ512の入力ポートに供給される。プロセッサ512は該プロ セッサ512の出力ポートに接続されたライン524によりメモリ518にアク セスするために適切なアルゴリズムを実施する。ここてはライン530によって 示される、適切なラインがメモリ518とプロセッサ512とを相互接続する。
プロセッサ512は状態遷移メトリックF(σ。−1,σn)の値を表す出方信 号をライン536−、L、に発生する。
上記式(34)は2つの値のみに関して状態遷移メトリック、F、を規定し、前 記2つの値は3つの変数に関して、状態遷移メトリック、F(σn −1’ σ 。)、の値を規定する前の伝統的な方程式(30)と比較した、可能なシンボル の間の対による差である。従って、状態遷移メトリック、Flの値を決定するた めの必要な計算の数は1桁低減される。従って、π/4 DQPSK変調機構に おいては、状態遷移メトリック、F(σn−1’ σn)の値を決定するために たった16の計算(42)が必要であるのみである。
変数a、bおよびCはyr/4 DQPSK集合の3つの連続するシンボル(時 間的に)を表すから、該3つの連続する変数の内の任意の2つの隣接するものの 間の差は奇数値である。また、前記変数の交互のもの(alternating  ones)の間の差は偶数値である。すなわち、(c−a)は偶数値であり、 かつ(b−a)は奇数値である。
再び前記式(37)を参照すると、被乗数(すなわち、かっこの外側の項)は、 (b−a)項が奇数であるから、複素値を形成する実数および虚数の双方の成分 を持つことが判る。
前記(37)の項を実数または虚数値のみをもつ被乗数を形成するよう再配列す ることにより計算機的な単純化を行なうことができる。式(37)は次のように 書き替えることができる。
F ((c−b) 、(b−a) ) この式を調べると、状態遷移メトリックF(σn−1゜σ )の値を計算するの 必要な計算の数がさらに大きく低減できるようになる。π/4 DQPSK変調 機構においては、かっこ内の項は4つの可能な複素値のみを表す。従って、状態 遷移メトリック、F (c−b、b−a) 、はπ/2ラジアンだけ回転できる 4つの値からなる。これはかっこ内の式の部分のプラス/マイナス実数部、また プラス/マイナス実数部のいずれかを計算するのと等価である。
次に八によって表される、変数は式(38)の内側のかっこ内の項に代えること ができる。従って、Aは次のように規定できる。
Δi =32+S 1 e−2’ i/’ (39)この場合、1=c−bであ る。
代入により、式(38)は次のように書き替えることができる。
F (((c−b) 、(b−a) )上記式(40)を調べることにより、前 記差(c−a)が偶数であるから、指数項は実数値または虚数値のいずれかであ ることが示される。そのような値は(複素数である)A項により乗算される。得 られた積の実数部は従って該得られた積の一方の側、または他方の側にのみある 。
すなわち、(c−a)の4つの差、すなわちc−a=Q。
2.4または6、の各々に対して、F ((c−b) 、(b−a))の4つの 異なる値が可能である。(c−a)=0に対しては、 (F (c−b) 、( b−a) ) −Re [AC−b]である。(c−a)=2に対しては、F  ((c−b)= (b a)) = I m [A o bコである。 (c  −a)=4に対しては、(F (c−b) 、(b−a) ) =−Re[Ao −b]である。そして、(C−a)=6に対しては、(F (c−b) 、(b −a) ) =+Im [A ]であ−b る。
従って、状態遷移メトリック、Flの可能な、許容される値は第9図に示された 、参照数字600によって総括的に参照される、前記テーブルと同様に、メモリ 内のテーブルに記憶される。テーブル600の左側に形成された列606および テーブル600の上側に形成された行612はともに16の要素を有するアレイ を規定する。双方の差分(b−a)および(c −b)は奇数値であるがら、列 6゜6および行612はシンボル間の差の奇数値のみを取る(すなわち、1.  3. 5および7の値)。
状態遷移メトリック、Flが取り得る16の可能な値は単に4つのシンボルの値 の実数値または虚数値であるから、状態遷移メトリック、■?、の値を計算する のに必要とされる計算はさらに低減される。
状態遷移メトリックはサバイバメトリックが決定されるべき時間ごとに計算され る必要があるから、かつサバイバメトリックはあるシンボルが受信機によって受 信され(かつあるシンボルが毎秒24.000回のオーダで受信機によて受信さ れる)時間ごとに決定される必要があるから、状態遷移メトリック、F(σ。− 1,σ1□)、を計算するのに必要な計算の数が低減されると、ビタービイコラ イザおよびそれを含むMLSEの複雑さを大幅に低下させることになる。本方法 およびシステムは状態遷移メトリックの値を計算するために必要な計算の数を1 桁低減する。また、本方法およびシステムは計算の必要な数をさらに1桁低減す ることができる。
最後に第10図のブロック図に移ると、本発明の教示に従って構成された、総括 的に参照数字900によって参照される、送受信機が示されている。
ここではアンテナ904によって示される、送信機により送信された信号は送信 チャネルによって送信され、かつ前記送受信機のアンテナ906により受信され る。アンテナ906によって知覚される信号を示す信号はライン9゜8上に発生 されかつフィルタ912に供給される。アンテナ904によって受信された信号 を示す信号はライン908上に発生されかつフィルタ912に供給される。フィ ルタ912はライン916上にろ波された信号を発生し、この信号は第1のダウ ンミキサ回路920に供給される。ミキサ回路920はさらにライン924上に 発振信号を受信し、該発振信号は発振器928により発生される。
ミキサ回路920はダウンミキシングされた信号をライン932上に発生し該信 号はフィルタ936に供給される。
フィルタ936はろ波された信号をライン940上に発生し、該ろ波された信号 は第2のダウンミキサ944に供給される。第2のダウンミキサ944はまた発 振器952によって発生される発振信号をライン948上に受信する。
発振器928および952の発振周波数は好ましくは、図示のごとく、ライン9 60および964によるそれぞれに対する接続によって発振器956の発振周波 数により制御される。
第2のダウンミキサ944はライン948上に信号を発生し、該信号はフィルタ 952に供給される。フィルタ952はライン956上にろ波された信号を発生 する。
参照数字908〜956によって示される要素は一緒になって復調器960を構 成し、該復調器960は、図面においては点線で示された、ブロックによって表 されている。
ライン956上に発生された信号は、イコライザ972に供給される。図示のご とく、イコライザ972はマツチドフィルタ976およびビタービアルゴリズム ル980からなる。イコライザ972は第7図に示される最尤シーケンス推定装 置を形成するために前の図面によって説明したビタービイコライザの特徴部分を 導入している。イコライザ972はライン986上に等化された信号を発生し、 該等化された信号はデコーダ990に供給される。デコーダ990はライン99 6上にデコードされた信号を発生し、該デコードされた信号は音声デコーダ10 02に供給される。音声デコーダ1002はライン】008上にデコードされた 信号を発生し、該信号は変換器、ここではスピーカ1012、に供給される。
送受信機900のブロック図はさらに該送受信機の送信部を示している。該送受 信機の送信部は概略的にライン1062によって変調器1056に結合された、 マイクロフォンのような変換器t 050、ライン1074上に変調器1056 によって発生される変調信号を受けるよう結合されたミキサ1068を具備する ものとして示されている。
ミキサ1068の回路はまた、ここではミキサ1068と発振器956との接続 で示されるように、基準発振器956によって発生される発振信号を受信する。
ミキサ1068はライン1080上にミキシングされた信号を発生し、該信号は フィルタ1084に供給される。フィルタ1084およびフィルタ912は、例 えば、伝統的な送受切換器(duplexer)を構成する。フィルタ1084 はろ波された信号をライン1090上に発生し、該信号はそこから信号を送信す るためにアンテナ906に結合される。
イコライザ972のビタービアルゴリズムは伝統的な構成のイコライザよりも複 雑でないから、ライン986上に等化された信号を発生するのに必要な処理時間 は低減される。
本発明が種々の図面に示された好ましい実施例に関して説明されたが、他の実施 例も使用できかつ本発明と同じ機能を達成するために本発明から離れることなく 説明した実施例に関し変更および付加を行ない得ることが理解されるべきである 。従って、本発明はいずれかの単一の実施例に限定されるべきものではなくむし ろ添付の請求の範囲の記載に従った広さおよび範囲で解釈されるべきである。
FIC,1 FIC:、2A Flに!、3 FIC!、4 FIC:、5 FIC:、6 フロントページの続き (72)発明者 パーム・ケビン エルアメリカ合衆国イリノイ州 60195 、ホッフマン・エステイッ、ウィンストン・ドライブ 3695

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数の記号からなる信号を受信するよう動作する無線受信機の一部を形成す るビタービイコライザにおける状態遷移メトリックを決定する方法であって、前 記状態遷移メトリックは2つの連続する状態の関数として定義され、前記2つの 連続する状態の内の各状態は位相シフトキーイング変調機構の可能な記号の内の 記号の集合によって規定され、 前記方法は前記2つの連続する状態の関数として規定された状態遷移メトリック を位相シフトキーイング変調機構の可能な記号の集合の内の可能な記号間の対に よる差の関数として規定される状態遷移メトリックに変換する段階を具備する、 ビクービイコライザにおける状態遷移メトリックを決定する方法。
  2. 2.前記位相シフトキーイング変調機構は4相位相シフトキーイング変調機構か らなる、請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.前記位相シフトキーイング変調機構は差分、4相位相シフトキーイング変調 機構からなる、請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 4.前記変換段階は2つの連続する段階の関数として規定される状態遷移メトリ ックを前記位相シフトキーイング変調機構の可能な記号の集合の内の可能な記号 の間の対による差分の再帰関数として規定される状態遷移メトリックに変換する 段階を含む、請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 5.前記状態遷移メトリックが前記変換段階の間に変換される再帰関数はある数 の再帰係数を含み、前記再帰関数を構成する再帰係数の数は前記2つの連続する 状態の内の各状態を規定する記号の集合を構成する記号の数に比例する、請求の 範囲第4項に記載の方法。
  6. 6.前記2つの連続する状態の内の各状態が規定される前記記号の集合は2つの 要素からなる、請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. 7.前記位相シフトキーイング変調機構はπ/4差分4相位相シフトキーイング 変調機構からなる、請求の範囲第6項に記載の方法。
  8. 8.前記再帰関数は前記再帰関数を構成する再帰要素の実数部または虚数部に対 応する値を有する、請求の範囲第7項に記載の方法。
JP50766093A 1991-10-21 1992-08-14 ビータビイコライザにおける状態遷移メトリックを計算するためのシステムおよび方法 Expired - Lifetime JP3310671B2 (ja)

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