JPH06503612A - コーティング用顔料 - Google Patents

コーティング用顔料

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JPH06503612A JP5508277A JP50827793A JPH06503612A JP H06503612 A JPH06503612 A JP H06503612A JP 5508277 A JP5508277 A JP 5508277A JP 50827793 A JP50827793 A JP 50827793A JP H06503612 A JPH06503612 A JP H06503612A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コーディング用顔料 本発明は、ロートグラビア印刷方法に使用j7た時に特に好都合な性質をaする コーテツド紙又は厚紙の製造用塗料に加えるための改良した顔料に関する。本明 細書中、“紙用塗料”Lいう表現及び関連1.た表現、例えば“紙塗被顔料”は 、すべての繊維ベースの材料、例えば板紙のコーティングに使用するための組成 物等をカバーするために広く解釈することを意図するものである。
紙用塗料は、水性媒体の懸濁液において一つ以上の顔料及び接着剤材料を一般的 に含む。最も一般的に使用される顔料は、一般的に、少なくとも粒子の50重量 %が相当する球にして2μmよりも小さい直径を有するような白色及び微細な粒 度の天然又は合成無機材料である。紙用塗料に一般的に使用される顔料の例とし ては、カオリン又はチャイナクレー、天然又は沈降炭酸カルシウム、サテンホワ イト、硫酸カルシウム及びタルクがあげられる。タルクを除いて、これらの顔料 は一般的に親、水性表面を有し、それ故に有機媒体により簡単に浸潤されない。
それぞれ個々のセルにより紙に移すために要求されるインキの量で、深さを変え るセル又は窪みの母型を、その表面に有するロートグラビア印刷シリンダーを製 造する方法は、他の印刷方法用の印刷プレートの製造と比べて比較的高価なので 、ロートグラビア印刷方法は、多量のコピーを印刷すべきことが要求されるこれ らの塗布に一般的に最も適している。多量のコピーを印刷すべきことが要求され るので、高速で印刷機を運転することは一般的に好都合であり、これは“オフセ ッビを避けるために紙上で素早く乾慢する印刷インキを使用すること及びあるシ ートから次のシートへ印刷インキが乾かないで移動することを必要とする。
従って、水よりも揮発性の溶媒を有する印刷インキを使用することが要求される 。
そのような揮発性溶媒は、はとんど一定不変に有機性かつ親油性であり、また、 そのような溶媒をベースとしたグラビア印刷インキは、親水性表面を有する顔料 を含有する組成物を原紙の表面に施すことにより形成される慣用の紙用塗料に必 ずしもよく吸収されるわけではない。
疎水性表面を存することにおいて無機顔料のなかで普通でないタルクは、一般的 に一つ以上の他の無機顔料との混合物において、紙用塗料に使用されるが、もし タルクが高比率で使用されるならば、得られる紙−Lの塗料は、“−〕るつる” した感じを有し、また、紙表面の摩擦係数を慣用の印刷機を通してコーテツド紙 を供給する際に困難さを経験するような程度に減少する1゜BP−へ−0026 091には、サイズ剤を施すためにロウ、好ましくはパラフィンロウで充填剤粒 子をコーティングすることにより製紙用の充填剤を疎水性にする方法が記載され ている。サイズ剤を施す技術は、水含有インキを用いたコーティング、筆記又は 印刷の間に、紙への水の過度の進入を防ぐことを目的としている。
本発明の第一の態様により、画像がペーパーシート部材に印刷されるグラビア印 刷方法であって、疎水性部分を有する処理剤で顔料表面を改質して顔料表面に疎 水性を与えるか又は顔料表面の疎水性をさらに高めた紙塗被顔料を含む表面塗料 を、使用するペーパーシート部材が有することを特徴とする上記方法を提供する 。
本発明の第二の態様により、グラビア印刷方法に使用するコーテツド紙製造用の 紙用塗料を提供し、ここで紙用塗料は接着剤、分散剤及び粒状無機紙塗被顔料の 水性懸濁液を含むものであり、該顔料が紙用塗料に組み込む前に、顔料の表面を 疎水性にするか、それらの疎水性を増加する処理剤で処理することにより改質さ れており、ここで、顔料の粒子を処理するために使用した処理剤が炭素原子数8 〜30の鎖長の少なくとも一つの炭化水素基を含む非極性疎水性部分及び顔料表 面の部分と結合可能な極性部分を有することを特徴とするものである。
本発明の他の態様により、顔料の表面を疎水性部分を有する処理剤で改質し、そ れにより顔料の表面を疎水性にするか疎水性を増加した、顔料のグラビア紙塗被 顔料としての使用を提供する。
本発明に使用する顔料は、もとの表面が親水性であるもの、例えば天然又は合成 の層状格子シリケート、例えばカオリン(又はチャイナクレー)、天然又は沈降 炭酸カルシウム、サテンホワイト又は硫酸カルシウム又はこれら顔料の一つ以上 の混合物が好ましい。本発明は親水性でないが、その表面の疎水性を増加又は増 強するために改質することが要求される顔料を使用してもよい。
本発明の処理顔料を紙用塗料及び印刷用紙の製造において未処理顔料と混合して もよいことが理解されるべきである。好ましくは、いずれかのそのような混合物 において、処理顔料は顔料の全重礒を基準として少なくとも20重譬%の債で存 在すべきである。本発明のいくつかの態様において、処理顔料は使用する単一の 顔料であってもよい。
顔料の表面の部分と結合可能な極性部分は、直接的又は間接的に、例えば処理剤 の極性部分と顔料表面の部分を結合する中間体と結合してもよい。処理剤は顔料 の水性懸濁液又は乾燥混合物のいずれかにおいて顔料上の部分と結合可能であっ てもよい。処理剤の極性部分の正確な性質を経験的に測定しなければならない3 ゜しかj7、いくつかの場合においで、顔料の表面化学の知識から好適な表面処 理剤を推論することが可能かもしれない。例えば、アミンはクレー表面上の電子 受容(ルイス酸)部分に電子供与によりカオリンの表面に結合すると一般的に考 えられる。
好ましくは、使用する処理剤の量は、顔料の重量を基準として0.05重量%〜 5.0重量%であろう。最も好ましくは、処理剤の量は、顔料の重量を基準とし て0.1重量%〜2.0重景%であろう。
紙用塗料に使用されるいくつかの顔料は、一般的に天然又は合成のシリケート、 具体的にはカオリンであり、それは多くの酸性部分を有する表面を有する。本発 明によると、このタイプの有機窒素含有化合物がクレー上のルイス酸部分へ電子 供与が起こってもよい極性部分を有するので、これらの顔料は炭素原子数8〜3 ゜の鎖長の少なくとも一つの炭化水素基を有する第一、第二又は第三アミンで好 ましく処理される。炭素原子数8〜30の鎖長の少なくとも一つの炭化水素基を 有する第四アンモニウム化合物は、天然又は合成のシリケート及びアルミノシリ ケートを処理するために使用してもよいが、この場合における結合のメカニズム は確かではない。好適なアミン及び第四アンモニウム化合物の例としては、第一 オクタデシルアミン、水素化牛脂第一アミン、水素化牛脂トリメチルアンモニウ ムクロライド及びジメチルジ(水素化牛脂)アンモニウムクロライドがあげられ る。
一方、一般的に使用される他の紙塗被顔料である炭酸カルシウムを、炭素原子数 8〜30の鎖長の少なくとも一つの炭化水素基を有する飽和又は不飽和脂肪酸の ような処理剤で好ましく処理する。そのような脂肪酸には、ステアリン酸、バル ミチン酸及びオレイン酸があげられる。
本発明による紙用塗料において、接着剤はラテックスが好ましく、例えばスチレ ン−ブタジェンラテックス又はアクリル酸ラテックスであってもよく、また、ア ルカリ膨潤型であってもそうでなくてもよい。使用したラテックスの儀は、表面 処理顔料の乾燥重量を基準として、ラテックス固体の3〜6重量%の範囲内であ るのが好ましい。ラテックスを、ラテックス固体の約50重量%を含む水性乳濁 液の形状において一般的に使用する。
例えば、分散剤はポIJ IJン酸の水溶性塩、ポリケイ酸の水溶性塩、ポリ  (アクリル酸)又はポリ (メタクリル酸)の水溶性塩又は硫酸アルキル又はス ルホン酸アルキルであってもよく、該アルキル基の鎖長の炭素原子数は8〜20 である。分散剤を選択し、特定の表面処理顔料を用いて性能を最適にする。例え ば、表面処理顔料がステアリン酸で処理した天然炭酸カルシウムである時、好ま しい分散剤はドデシル硫酸ナトリウムである。使用する分散剤の量は、乾燥顔料 の重量を基準として0.05重量%〜2.0重量%であるのが好ましい。
本発明は、本発明の印刷方法により紙用塗料でコーティングした紙に関し、また 、画像をグラビア(好ましくはロートグラビア)印刷技術を使用した紙に印刷す る印刷方法に関する。
本発明を以下の実施例により、具体的に説明する。
実施例1 顔料 100 スチレン−ブタジェンラテックス 接着剤 t5 水酸化ナトリウム PHが8.0になるまで加える水 粘度が1.000+sP a、sになるまで加える塗料の粘度をB型粘度計を用いて、スピンドルスピード 1100rpで測定した。
第一の組成物において、顔料は粉砕天然大理石であり、その粒度分布を、粒子の 90重量%以下が、相当する球にして2μlより小さい直径を有するようにした 。
この場合、乾燥顔料の重量を基準として、数平均分子量が約4.000であるポ リアクリル酸す)IJウム分散剤0.5重量%を顔料に分散剤として加えた。
第二の組成物において、顔料を第一の組成物に使用したのと同じ粉砕天然大理石 の乾燥粉末状のものを、120℃で、乾燥大理石の重量を基準として1重量%の ステアリン酸と共に微粉砕することにより、本発明により表面処理した。この場 合、乾燥顔料の重量を基準として、0.25重量%のドデシル硫酸ナトリウムを 顔料に分散剤として加えた。
それぞれの組成物を、GB−A−2225261に記載されたタイプの実験室用 紙塗布機を紙のスピードを400m、 ll1in−’でブレードホルダーの角 度を45℃にして運転し、34騨−2のロートグラビアベースシートにコーティ ングした。コーティングを200℃で熱風のみを使用して乾煙し、コーテツド紙 のそれぞれのバッチを65℃でロール圧750psi(5,17MPa) (5 ,27XIO’ kg/m”)で、実験室用スーパーカレンダーの間に10回通 した。それぞれの組成物に関して、幾つかのコーティング試験を、それぞれの場 合に異なる値のブレード圧で計画し、異なる塗布量を約5〜約14g1−”の範 囲内で与えた。コーテツド紙のそれぞれのサンプルを、TAPFI 5tand ard No、 T480tS−65に規定された方法により、Hunter’ lab 016光沢計を用いて、入射角度であって紙の法線に対して75℃の測 定値で試験した。異なる塗布量でコーティングした紙のサンプルを、”Prin ting Technology ’ Vol、 13、No、 1.1969 年4月号9〜22ページに発表されたスワン(A、Swan)の論文′″Rea listic paper tests for variousprinti ng processes’に記載された方法によりグラビア印刷の質に関して 試験した。グラビア印刷のシリンダーは、べたの黒い領域を与えるための深く腐 蝕したセルの領域及び中間調の領域を与えるためのあまり深く腐蝕しないセルを 使用した。中間調の領域を使用して、試験印刷で欠失したグラビアのドツトのパ ーセンテージを評価した。このパーセンテージを、“%欠失ドッピとして表した 。べたの黒い領域を使用し、Macbeth濃度計を使用してグラビア印刷の濃 度を測定した。
一連の試験それぞれに関して、測定した量を塗布量に対して図にプロットし、塗 布量10gr’に関する値を内挿法により見出した。結果を以下の表1に示した 。
未処理大理石 56 5.2 1.39表表面処理顔料 58 3.1 1.5 これらの結果は、表面処理大理石顔料を含む塗料が未処理の大理石を含む組成物 に比べて、わずかによい光沢を有する組成物を与え、非常によいグラビア印刷の 濃度及び中間調の質を与えることを示した。
表面処理顔料は塗料を疎水性にし、その結果印刷インキに使用した溶媒との親和 性が増加し、従って該インキは塗料にたやすく施され、その結果としてグラビア 印刷の質が改良されると信じられている。
実施例2 3つの紙用塗料を以下ような配合で調製した。
成分 重量% 顔料 100 スチレン−ブタジェンラテックス接着剤 5水酸化ナトリウム pHが8になる まで加える水 粘度が1.000mPa、 sになるまで加える 塗料の粘度を、B型粘度計で、スピンドルスピード100r−でそれぞれのケー スを測定した。
第一の組成物に右いて、顔料は、その粒子の80重量%が相当する球にして2μ mより小さい直径を有するような粒度分布を有する英国カオリンクレー(1!n glish kaolin clay)であった。この場合、乾燥顔料の重量を 基準として、実施例1で使用したのと同じポリアクリル酸ナトリウム分散剤0. 3重量%を顔料に分散剤として加え、乾燥顔料を基準として0.08重量%の水 酸化す)IJウムを加えた。
第二及び第三の組成物において、顔料は、本発明に従って表面処理したものであ り、それは”WaringBlendor” (TM)中、100℃で15分間 、第一の組成物において使用したものと同じカオリンを乾燥粉末状において、乾 燥カオリンの重量を基準としてそれぞ創、5重量%及び1重量%の溶融した水素 化牛脂第一アミンと混合することにより作った。これら二つの組成物それぞれに おいて、ドデシル硫酸ナトリウムを、顔料に分散剤として加えた。使用した量は 、乾燥顔料の重量を基準としてそれぞれ1.3重量%及び1.7重量%であった 。
それぞれの組成物を34gm−2のロートグラビアベースシートに、GO−22 25261に記載されたタイプの実験室用紙塗布機によりコーティングした。そ の塗布機は、紙のスピードを400m、Llin−’で、ブレードホルダーの角 度を45°で運転した。塗料を、200℃で熱風のみを使用して乾燥し、コーテ ツド紙のそれぞれのノくツチを、65℃、ロール圧750psi (5,17M Pa) (5,27x 10’ kg/+s’)で実験室用スーパーカレンダー のロールの間をIO回通過した。それぞれの組成物に関して、幾つかのコーティ ング試験を異なる値にセットしたブレード圧を用いてそれぞれの場合において計 画し、約5〜約14gm−”の範囲内の異なる塗布量を与えた。コーテツド紙の それぞれのサンプルを、TAPPI 5tandard No、T480ts− 65に規定された方法により光沢に関して試験した。異なる塗布量でコーティン グした紙のサンプルを、’Printing Technology ’ 、V ol、 13、N011.1969年4月号、9〜22ページに発表されたスワ ン(^、Swan)著の+Realistic paper tests fo r various printing processeshに記 載された方法により、グラビア印刷の質に関して試験した。
一連の試験それぞれに関して、測定した量を塗布量に対して図にプロットし、塗 布量に関する値8gm−”を内挿法により見出した。結果を表IIに示した。
未処理カオリン 65 2.4 カオリン十0.5%アミン 67 0.7カオリン+1.0%アミン 70 0 . にれらの結果は、表面処理カオリン顔料を含む塗料が、未処理カオリンを含 む組成物と比較してよりよい光沢の塗料を与え、すばらしい中間調グラビア印刷 の質を与えることを示すものである。
実施例3 2つの紙用塗料を以下の配合により調製した。
成分 重量% 顔料 100 アルカリ−膨潤アクリル酸ラテックス 4.5水酸化ナトリウム pHが8にな るまで加える水 粘度が1.000MPa、 sを与えるまで加える 塗料の粘度をB型粘度計により、スピンドルスピード1100rpで測定した。
第一の組成物において、顔料は粉砕した天然チョークであり、それは粒子の60 %が相当する球にして2μ−より小さい直径を有する粒度分布を有するものであ る。この場合、乾燥顔料を基準として、実施例1に使用したのと同じポリアクリ ル酸す)IJウム分散剤0.5重量%を顔料用分散剤として加えた。
第二の組成物において、顔料は、第一の組成物に使用したのと同じ粉砕天然チョ ークを、乾燥チョークの重量を基準として、1重量%のステアリン酸と120℃ で粉砕することにより本発明により表面処理したものである。この場合、乾燥チ ョークの重量を基準として0.5重量%のドデシル硫酸ナトリウムを分散剤とし て使用した。
それぞれの組成物を、炭酸カルシウム顔料を含む組成物で下塗りした二つの異な る原紙それぞれにコーティングした。第一の紙は、比較的滑らかな表面を有し、 全物質の重量は113gm−”であった。第二の紙は、比較的粗い表面を有し、 全物質の重量は87gm−”であった。それぞれの場合において、塗料を小規模 のベンチトップ(bench−top)ブレードコーティング装置により施し、 該塗料を空気中で乾燥した。その後、コーテツド紙のサンプルを、65℃におい て、実験室用スーパーカレンダーのロールの間に10回通した。各組成物及びそ れぞれの原紙について、約4〜約14gm−”の範囲内の塗布量を有する幾つか の塗料を作成した。コーテツド紙の各サンプルを、TAPPI 5tandar d No、T480ts−65に規定された方法により光沢について試験し、論 文”Realistic paper tests for various  printing process”に記載された方法により得られた印刷の刷 りを、中間調の領域における%欠失ド・ント及び印刷の光沢について及びべたの 黒色領域における印刷濃度について試験した。
一連の試験それぞれについて、測定した量を塗布量について図にプロットし、塗 布量に関する値8grr、 −2を内挿法により見出した。結果を以下の表■に 示す。
チョーク処理していない 粗い紙 20 6.0 55 1.70チヨーク処理した 粗い紙 20 4.7 55 1.75チヨーク処理していない 滑らかな紙 30 0.8 70 1.95チヨーク処理した 滑らかな紙 30 0.4 70 1.95これらの結果は、粗い原紙及び滑ら かな原紙の両方に施した塗料において、顔料を本発明により表面処理したときに 中間調領域における欠失ド・ソトの)<−センテージがより低いことを示した。
この場合において、処理済及び未処理チョーク顔料 io。
スチレン−ブタジェンラテックス接着剤 5水酸化ナトリウム pHが8.5に なるまで加える水 固体が59.0%になるまで加える組成物1において、顔料 は、粒子の81重量%が相当する球にして2μmよりも小さい直径を有する粒度 分布を有する英国カオリンクレーであった。この場合、乾燥カオリンの重量を基 準として0゜3重量%の実施例1で使用したのと同じポリアクリル酸す)IJウ ム分散剤を顔料に分散剤として加え、乾燥カオリンの重量を基準として0.08 重量%の水酸化す)IJウムを加えた。
組成物2において、組成物1に使用した英国カオリンクレーを乾燥粉末状におい て、乾燥カオリンの重量を基準として1.0重量%の溶融した水素化牛脂第一ア ミンをスチール及びコリショー(Steel and Cowlishaw)に より製造された加熱したジャケット実験室用ミキサー(heated jack et 1aboratory 5ixer)にふいて100℃で5分間混合した 。その後、混合物を乾燥カオリンの重量を基準として1.4重量%のドデシル硫 酸す1−IJウム及び乾燥カオリンの重量を基準として1,0重量%のアルキル フォスフェートエステル消泡剤を含む水において懸濁した。
各組成物の粘度をB型粘度計により、スピンドルスピード100rp+*で測定 した。
それぞれの組成物を38.4gm−’のロートグラビアベースシートに、GB− A−2225261に記載されたタイプの実験室用紙塗布機によりコーティング し、その塗布機は紙のスピードを400m、m1n−’で、ブレードホルダーの 角度を45℃にして運転した。塗料を、200℃で熱風のみを使用して乾燥し、 コーテツド紙のそれぞれのバッチを23℃、50%相対湿度で24時間、状態調 整し、その後実験室用スーパーカレンダーのロールの間を65℃で750psi  (5,17MPa) (5,27X 10’ kν112)のロール圧でlO 回通過した。それぞれの組成物に関して、幾つかのコーティングを、それぞれの 場合において異なる値にセットしたブレード圧で行い、約5〜約13gm−”の 範囲における異なる塗布量を与えた。コーテツド紙のそれぞれのサンプルを、光 沢について及び実施例1に記載された方法によるグラビア印刷の質について試験 した。一連の試験それぞれに関して、測定した量を塗布量に対して図にプロット し、塗布量に関する値8gm−”を内挿法により見出した。
得られた値を以下の表+Vに示した。
表1v 17 ポリ′γクリJし酸ナトリウ14了8分散したカオリン 110 6g、 3 0.662− 力Aリント ドデシル硫酸ナトリウムで分散 しブこ1.0%γミン76072.00.08これらの結果は、ノ′ミンで表面 処理したカオリン0料及びドデシル硫酸ナトリウムを含む組成物2が、ぶり−r クリル酸ナトリウA−c’5分散したカオリ、/を含む組成物1よりも、よりよ い光沢を有する塗料を与え、かつ、すばらしくよい中間調のグラビア印刷の質を 与えることを示した。
1羽 際 膿 査 報 失 フロントページの続き (72)発明者 マツクジェニティー フィリップ マーチン イギリス コーンウオール ピーエル254ニスニー セント オースチル イ ーストボーン ロード 55

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.画像がベーパーシート部材に印刷されるグラビア印刷方法であって、疎水性 部分を有する処理剤で顔料表面を改質して顔料表面に疎水性を与えるか又は顔料 表面の疏水性をさらに高めた紙塗被顔料を含む表面塗料を、使用するペーパーシ ート部材が有することを特徴とする上記方法。
  2. 2.処理剤が、炭素原子数8〜30の鎖長の少なくとも一つの炭化水素基を含む 非極性部分を有し、それにより顔料表面が、それぞれの鎖長の炭素原子数が8〜 30である大多数の炭化水素基を提供するように改質される、請求項1記載のグ ラビア印刷方法。
  3. 3.処理剤が未処理顔料の表面に処理剤を結合可能な極性基を少なくとも一つ含 有する、請求項1又は2記載のグラビア印刷方法。
  4. 4.顔料が元来親水性表面を有するものである、請求項1〜3のいずれか1項記 載のグラビア印刷方法。
  5. 5.顔料がカオリンクレー、天然又は沈降炭酸カルシウム、サテンホワイト又は 硫酸カルシウム又はこれら顔料の一つ以上の混合物である、請求項4記載のグラ ビア印刷方法。
  6. 6.顔料がカオリンクレーであり、処理剤が炭素原子数8〜30の鎖長の少なく とも一つの炭化水素基を有する第一、第二又は第三アミンであるか、又は炭素原 子数8〜30の鎖長の少なくとも一つの炭化水素基を有する第四アンモニウム化 合物である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のグラビア印刷方法。
  7. 7.顔料が炭酸カルシウムであり、処理剤が炭素原子数8〜30の鎖長の少なく とも一つの炭化水素基を有する飽和又は不飽和脂肪酸である、請求項1〜5のい ずれか1項記載のグラビア印刷方法。
  8. 8.使用する処理剤の量が、顔料の重量を基準として0.05重量%〜5.0重 量%、好ましくは顔料の重量を基準として0.1重量%〜2.0重量%である、 請求項1〜7のいずれか1項記記載のグラビア印刷方法。
  9. 9.グラビア印刷方法に使用するコーテッド紙製造用の紙用塗料であって、紙用 塗料が接着剤、分散剤及び粒状無機紙塗被顔料の水性懸濁液を含むものであり、 該顔料が紙用塗料に組み込む前に、顔料の表面を疏水性にするか、それらの疎水 性を増加する処理剤で処理することにより改質されており、ここで、顔料の粒子 を処理するために使用する処理剤が炭素原子数8〜30の鎖長の少なくとも一つ の炭化水素基を含む非極性疎水性部分及び顔料表面の部分と結合可能な極性部分 を有することを特徴とする上記紙用塗料。
  10. 10.顔料が元来親水性表面を有するものである、請求項9記載の紙用塗料。
  11. 11.顔料がカオリンクレー、天然又は沈降炭酸カルシウム、サテンホワイト又 は硫酸カルシウム又はこれら顔料の一つ以上の混合物である、請求項10記載の 紙用塗料。
  12. 12.顔料が万オリンクレーであり、処理剤が炭素原子数8〜30の鎖長の少な くとも一つの炭化水素基を有する第一、第二又は第三アミンであるか、又は炭素 原子数8〜30の鎖長の少なくとも一つの炭化水素基である第四アンモニウム化 合物である、請求項9〜11のいずれか1項記載の紙用塗料。
  13. 13.顔料が炭酸カルシウムであり、処理剤が炭素原子数8〜30の鎖長の少な くとも一つの炭化水素基を有する飽和又は不飽和脂肪酸である、請求項9〜11 のいずれか1項記載の紙用塗料。
  14. 14.使用する処理剤の量が、顔料の重量を基準として0.05重量%〜5.0 重量%、好ましくは顔料の重量を基準として0.1重量%〜2.0重量%である 、請求項9〜13のいずれか1項記載の紙用塗料。
  15. 15.顔料の表面が疎水性部分を有する処理剤で改質され、それにより顔料表面 に疏水性を与えるか、疎水性を増加する、顔料のグラビア印刷紙塗被顔料として の使用。
  16. 16.請求項9〜14のいずれか1項記載の紙用塗料でコーティングした紙。
  17. 17.請求項16記載の紙にグラビア印刷技術を使用して画像を印刷する、印刷 方法。
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