JPH06503536A - マイクロ波ホットメルト接着剤用包装及び分取器 - Google Patents

マイクロ波ホットメルト接着剤用包装及び分取器

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JPH06503536A
JPH06503536A JP4502323A JP50232392A JPH06503536A JP H06503536 A JPH06503536 A JP H06503536A JP 4502323 A JP4502323 A JP 4502323A JP 50232392 A JP50232392 A JP 50232392A JP H06503536 A JPH06503536 A JP H06503536A
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ガーベイ,ジョゼフ エフ.
ジョンソン,ディーリン
シュワルツ,マーク イー.
トゥーネン,ジェームズ イー.
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マイクロ波ホットメルト接着剤用包装及び分取器 −技術分野 本発明はマイクロ波用包装における、セメント、コーティング又はシール剤を含 む熱活性化ホットメルト接着剤、そして詳しくは、電子レンジの中での加熱の後 に流動状態においてホ・ットメルト接着剤を安全に分取させることのできるマイ クロ波用包装と組合せた、マイクロ波活性化性ホットメルト接着剤に関する。
発明の背景 数多くのタイプのホットメルト接着剤が当業界においてよく知られており、その うちのほとんどは、対流加熱によるその温度の上昇ら、このホットメルト接着剤 の融点より高(このホットメルト接着剤が十分に加熱された後に見い出せる流動 状態へと変えることを意味する。かかる接着剤がその流動状態へと溶融したら、 この接着剤は数多くの既知の技術によって基体の表面に適用されて別のものへと 接着されることができ、そしてその後、この接着剤の温度が下がるに従い、これ らの部品はしっかりと互いに結合し合うようになる。
はとんどの場合、この接着剤をその溶融温度を超える温度にまで再び上昇させて 、その時点でこれらの部品を分けることができる。
何種類かのホットメルト接着剤を活性化する、即ち、接着剤の状態をその実質的 な固形状態から流動状態へと変える別の手法は、これらのホットメルト接着剤を マイクロ波エネルギーにかけることにある。このマイクロ波エネルギーは既知の マイクロ波加熱原理に従ってホットメルト接着剤に働いて、このホットメルト接 着剤の温度をその溶融温度以上に高めて流動状態にする。電子レンジの中でかか るホットメルト接着剤をその流動状態へと変えることを可能とするマイクロ波ホ ットメルト接着剤の主要要因は、かかるホットメルト接着剤に共通する比較的低 い溶融温度にある。従って、より低い溶融温度のホットメルト接着剤が開発され るに従って、それらはマイクロ波活性化ホットメルト接着剤の候補となる。しか しながら、低温ホットメルト接着剤がマイクロ波活性化性となるには、このホッ トメルト接着剤がそれをマイクロ波活性化性にする本来備っている特性を有して いなくてはならないか、又はマイクロ波活性化性であるその他の成分の添加によ り改質化可能でなくてはならない。
ちとからマイクロ波活性化性であるホットメルト接着剤は、固形状にあるホット メルト接着剤に保持されている十分量の水を存しているようなタイプである。か かる水分子含有ホットメルト接着剤のマイクロ波による活性化性は水分子の誘電 的性質に基づく。更に、このホットメルト接着剤の溶融温度はホットメルト接着 剤中の残留水の量に依存する。
マイクロ波活性化すべきホットメルト接着剤がちとから十分に高い残留水含有を 含まないとき、このホットメルト接着剤の中に高吸湿性水保持添加剤の成分で混 ぜることも知られている。ここでの明らかなる欠点は、接着後にこの接着剤の中 にこの添加剤が残っていることにあり、そしてこれはこのホットメルト接着剤の 結合強度を減らしめることがある。更に、周囲条件例えば温度及び/又は湿度が 変わるに従って、このホットメルトの水成分は影響を受けることがあり、これに よりこのホットメルト接着剤の加熱速度は変わる。
この欠点は、このホットメルト接着剤にとっての加熱時間の予測を困難なものと し、なぜなら加熱速度が一定でないからである。
ホットメルト接着剤をマイクロ波活性化性にする別の手法は、このホットメルト 接着剤の中にマイクロ波感知剤の成分を醜ぜ込むことにある。本明細書全体にて 用いている「マイクロ波感知剤」なる語は、マイクロ波エネルギーを吸収し、そ してこのマイクロ波エネルギーを即熱へと変換せしめることのできるマイクロ波 相互作用物質を意味する。特に、もしこのマイクロ波感知剤の物質か適当な導電 性を有するなら、入射マイクロ波エネルギーによってこの物質において電圧が生 じ、禍電流が発生し、これによって抵抗熱がもたらされる。ホットメルト接着剤 の中に混ぜられている導電性物質を利用しているマイクロ波活性化性ホットメル ト接着剤の例は、1990年3月6日に承認されたHellmanらの米国特許 第4.906.497号に記載されている。導電性物質としては、カーボンファ イバー、グラ、ファイト、カーボンブラック又はカーボンブラック顔料の形態で ありうるカーボンが開示されている。ホットメルト接着剤にとってのバインダー としては、熱可塑性ポリマーもしくはプラスチック、又は合おいて開示されてい る。第一は、床材のような材料の裏に適用するコーティングとしてであり、これ は基礎表面の上に載せられた後に、この材料に圧力をかけながら、マイクロ波発 生器により導かれるマイクロ波によってマイクロ波活性化される。他の態様にお いては、このホットメルト接着剤は自己支持シートの形態をとる。このホットメ ルト接着剤シート自体は、接着すべき材料との任意の事前の組合せとは無関係に 利用できる。ホットメルト接着剤の自己支持シートの利用は、このシート又はそ の一部を接着させ合う部品の間に置き、次いでその後この複合品を圧力の適用と 共にマイクロ波エネルギーにかけることを含んでいる。Hellman口らのマ イクロ波活性化性ホットメルト接着剤を流動状態におてい取り扱うことに関して 何ら特定の技術か記載されておらず、又は必要とされておらず、なぜならホット メルト接着剤をその流動状態において分取することについてはなにも考慮されて いないからである。このホットメルト接着剤は、互いに接着させ合うべき材料の 間にそれを置いた後に、マイクロ波エネルギーによってそれを流動状態にまで加 熱するものとしてのみ記載されている。
ホットメルト接着剤における利用に適する別のタイプのマイクロ波感知粒子は、 Chamberlainらの1990年9月26日出願の同時係属している共有 の米国特許出願第071588.591号に開示されており、これは1989年 4月7日出願の米国特許出願第335.044号の一部継続出願である。これら のマイクロ波感知粒子は、導電性感知物質によりコートされた、球状、回転楕円 状、楕円状、粒、針状、プレート状又はフレーク状に形取られた非感知粒子基体 を含んで成る。開示されている導電物質には金属、金属の酸化物、窒化物、炭化 物、珪化物、硼化物及び燐化物が含まれる。電子レンジの中で活性化させるホッ トメルト接着剤の中にこのマイクロバブル又はフレークを混ぜ込むことができる 。
更に、水含有又はマイクロ波感知剤混合タイプの既知の従来のマイクロ波活性化 性ホットメルト接着剤はそれらの用途が限定されており、それはホットメルト接 着剤を活性化流動状態において取り扱ううえでの難しさによる。このホットメル ト接着剤はその流動状態において非常に粘着性、かつ、ごたまぜ状となり、この ことはそれらを任意の基体に塗布する取り扱いを困難なものとする。現在、流動 性ホットメルト接着剤の基体への適用は主としてグルーガンにより行われ、これ はホットメルト接着剤を同時に溶融及び分取せしめるものである。かかるグルー ガンは接着剤適用に関与する複雑さ及び価格を高め、従って少量の接着剤のみを 必要とするような家庭作業にとっては不都合である。更に、流動性ホットメルト 接着剤は、人の手にやけとを負わせる危険性に基づいて使用者の手での取り扱い を困難なものとする程度(200°F以上)にまで熱せねばならない。
これはホットメルト接着剤の完全な溶融の困難な作業の理由により、危険性を高 める。この欠点を解消するため、このホットメルト接着剤は通常その一部を過剰 に熱して、このホットメルト接着剤を実質的に固形な状態から有用な流動状態へ と完全に変えている。
これに関連して、マイクロ波ホットメルト接着剤がどのように電子レンジの中で 熱せられてその流動状態へと変化するかを正確に予測することは難しい。これは Hellmanらの従来のマイクロ波接着剤の問題ではなく、なぜならそのホッ トメルト接着剤は付着点に置かれてからのみ、マイクロ波にかけられ、そしてこ れにより熱せられるからである。たとえこのようなホットメルト接着剤によりコ ートされた材料をその最終配置前にマイクロ波エネルギーにかけるにしても、取 り扱い上の問題はなく、なぜならこのホットメルト接着剤は安全に取り扱われう る少なくとも1つの基体に既に適用されているからである。
マイクロ波加熱材料の取り扱い及び分取についての従来のさかんな作業は食品の 取り扱い及び分取に限られてきた。食品の加熱のための家庭用電子レンジの一般 的な受容から、電子レンジ調理を改良する及びかかる電子レンジ食品を均一に熱 するための数多くの研究かなされている。かかる研究は、電子レンジの中で食品 を特殊に位置させる又は移動させるための配置手段、マイクロ波感知層を含む包 装、食品の一部を遮へいする包装、及び食品の特定部分が互いに関連し合うよう に成形する又は配置することを含む。研究は更に、ある食品のその固有の特性の 結果としてのマイクロ波エネルギーの吸収の能力に集中している。食品の電子レ ンジ調理に関係する最大の問題のうちのlらは、食品の先端又は薄い部分か一般 的に中心部分又はより厚い部分よりもずっと早く熱せられることにある。従って 前述の電子レンジ調理を改良するための研究はその先端又は薄い迅速に熱せられ る部分よりもその中心又は厚いゆっくりと熱せられる部分により多くのマイクロ 波エネルギーを集中させる試みにたいていは向けられている。
断熱層を有するパウチに形どられたラミネート柔軟材料より成る、ソース、チー ズ等を加熱及び分取するための電子レンジ食品用包装は、Garveyらの19 89年lO月2日出願の共有同時係属米国出願第415、999号に開示されて いる。開示のパウチは特にそれらの食品の電子レンジ調理を最適化するため、及 びその分取を可能とするようにデザインされている。
食品の電子レンジと完全に反して、本発明の出願人は、ホットメルト接着剤がマ イクロ波エネルギーにかけられると反対の状況において熱せられることを発見し た。詳しくは、ホットメルト接着剤のより中心の部分及び相対的に厚い部分が、 その先端又はより薄い部分よりも早く熱せられる傾向にある。従って、電子レン ジ食品調理のための既知の技術はマイクロ波活性化性ホットメルト接着剤のため の最適加熱形態の決定及びデザインにおいては役に立たない。
発明の概要 本発明は任意の特定の基体への適用のためのホットメルト接着剤をその熱せられ た流動状態において取り扱う及び分取するための、マイクロ波活性化性ホットメ ルト接着剤とマイクロ波用包装との組合せを提供する。ホットメルト接着剤は、 セメント、シール剤、コーティング等を含み、これらは熱活性化され、そして基 体の上に又は互いに固定化させ合う基体の間に付与する。かかるホットメルト接 着剤は特定の用途のために必要とされる特定量に対応して分取されることか有利 であることがあり、そして少量又は大量のそれは要望に応じた適切なサイズの包 装を選ぶことによって活性化されうる。
もしこのホットメルト接着剤の一部しか予め使用されていないならこの包装品は 、残りのホットメルト接着剤を有する包装品を電子レンジの中で単に再加熱する ことによって有利に再利用されつる。更に、本発明は特に常用の家庭用電子レン ジにおいて利用できるが、しかしながら工業的な利用も考えられる。この包装品 は更に使用者の手をやけどさせる危険性を伴わずに安全に取り扱われることがで き、そして特定の利用に適するホットメルト接着剤の迅速、且つ、容易な加熱及 び分取を提供する。更に、この包装は、ホットメルト接着剤をより均一に熱する ように、且つ、このホットメルト接着剤をその固形状態から容易に利用できる流 動状態へと変換するようにこのホットメルト接着剤の加熱性を高める。
本発明に従い、マイクロ波エネルギーにかけられたときに実質的な固形状態から 流動状態へと変化することのできる十分に低温な溶融範囲を有する一定量のホッ トメルト接着剤を含むマイクロ波透過包装を提供する。このホットメルト接着剤 は、マイクロ波感知剤を伴わずに活性化性であるタイプ、即ち、水含有タイプで あるか、又はマイクロ波感知剤を含むタイプのものでありうる。好ましくは、ホ ットメルト接着剤の中に混合されたマイクロ波感知剤を利用する。
この包装は槽を規定する受け器を含んで成り、この中においてホットメルト接着 剤は受容される。この受け器はこの槽を規定するためのマイクロ波透過材料の層 を含む。このホットメルト接着剤をその流動状態へとマイクロ波加熱したときに このホットメルト接着剤かその受け器から分取されるために、この受け器の一部 としての分取用手段が施されている。好ましくは、このマイクロ波透過層及びそ れ故その受け器は柔軟であり、これによりかかる柔軟性受は器をしぼることによ ってこのホットメルト接着剤は分取される。更に、この包装品は有利には、この ホットメルト接着剤をその流動状態へと熱したときのこの包装品の取り扱い性及 びこの包装からのホットメルト接着剤の分取を助長するための断熱手段を含んで いる。好ましくは、この断熱手段は、この柔軟性受は器の少なくとも一部を覆う 柔軟マイクロ波透過材料の層に接するように施されている柔軟断熱材の層を含ん で成り、これによりこの柔軟性受は器は使用者にやけとを負わせることなく安全 に握られ、且つ、しぼられることかできる。
一定量のホットメルト接着剤を含むマイクロ波透過包装は、電子レンジの中での このホットメルト接着剤の均一な加熱性を高める種々の形態において作られつる 。第1の態様において、断熱材の層がラミネートされたポリマー性マイクロ波透 過フィルムの柔軟な層より成る低プロフィール(low profile)パウ チが施されている。この包装は成形品へと熱シールされうろことが好都合である 。このパウチの角はこのパウチから突き出して分取用手段を提供し、これはこの パウチからこのパウチの角を切る又はちぎることにより開けられる。この低プロ フイール性及び組合せ断熱層は、このホットメルト接着剤の一部の不要な過熱を 伴うことなく、電子レンジ内でのこのホットメルト接着剤の実質的に完全な溶融 を確実にすることに役立つ。
別の態様において、低プロフイールパウチとして似たように作製した熱シールラ ミネート化パウチが提供され、これは翼状部分へと分割される。この低プロフイ ール包装を電子レンジの中で熱し、そしてこのホットメルト接着剤がその流動状 態へと変化したなら、この翼状部分を互いに向けて折り、その分取用手段を開放 し、そしてこのホットメルト接着剤を使用のために分取する。更なる別の態様に おいて、ホットメルト接着剤を含むパウチは水分バリヤーシールバッグ内に更に 置かれることができる。かかるコンビネーションノくラグ又はパウチは、その断 熱パウチに水分硬化性ホットメルト接着剤が付与されているときに有利である。
この場合、外側の水分ノくリヤーパウチを開けてから、この水分活性化ホットメ ルト接着剤を含む断熱パウチをその流動状態へとマイクロ波加熱し、そして利用 することができる。次いでこのホットメルト接着剤は水分硬化(架橋)に続いて 通常のホットメルト接着剤のように硬化する。
図面の簡単な説明 本発明を、本発明に関するいくつかの態様を例示、且つ、説明する添付図面を参 照しながら以下で更に説明するわけであるが、ここで 図1は、本発明に関するホットメルト接着剤を有するマイクロ波活性化性パウチ の上面図であり; 図2は、図1における線分2−2に沿って見た縦断面図であり:図3は、図1に おける線分3−3を時計方向に90°回転させて見た部分断面図であり: 図4は、本発明に従って成形した、ホットメルト接着剤を有する別の態様のマイ クロ波活性化性パウチであり;図5は、分取用手段の閉じられた、図4における 線分5−5に沿って見た部分断面図であり; 図6は、分取用手段の開いている、図4における線分5−5に沿って見た同様の 断面図であり: 図7は、図5における線分7−7に沿って見た部分断面図であり:図8は、ホッ トメルト接着剤をその流動状態へと活性化させた際の、図5のマイクロ波活性化 性パウチ及びホットメルト接着剤の側面図であり: 図9は、図5のパウチからホットメルト接着剤を分取することを示している透視 図であり; 図1Oは、本発明に関する、外側バリヤーバッグと組合せである、ホットメルト 接着剤を含むマイクロ波活性化性パウチの更なる別の態様の透視図であり: 図11は、図1のものと似かよった別のパウチからホットメルト接着剤を分取す ることを示す透視図であり:図12は、ホットメルト接着剤内のマイクロ波感知 剤の容量%を変えながら、種々のパウチの中心にて達せられる温度をマイクロ波 エネルギーにかけるパウチの時間と対比させたグラフ図であり:図13は、20 容量%の感知物質を育するパウチ内での複数箇所の温度を時間と対比させたグラ フ図であり;図14は、10容量%の感知物質を伴い、且つ、断熱バッグを伴わ ないホットメルト接着剤の塊の複数箇所の温度を時間と対比させたグラフ図であ り、そして 図15は、ホットメルト接着剤の塊を断熱バッグの中で熱したときの、図14と 類似のグラフ図である。
好ましい態様の詳細な説明 添付図面、そしてまずは図1−3に関して、マイクロ波相ホットメルト接着剤包 装置Oを例示する。同じ符号は複数の図面それぞれにわたって同じ構成要素を示 していることに注意されたい。
このマイクロ波相ホットメルト接着剤包装置0は、一定量のマイクロ波用ホット メルト接着剤14が中に付与されている槽13を規定する柔軟パウチ12を含ん で成る。ホットメルト接着剤は熱活性化されるセメント、シール剤、コーティン グ等を包括する。この柔軟ノくウチ12はマイクロ波透過層16より成り、これ は土壁部18及び低壁部20を含む。本明細書全体にわたって利用されている「 マイクロ波透過」とは、マイクロ波の強度又は方向を実質的に変えることなく、 それを介してマイクロ波を伝達することを可能とする材料に関する。この上壁部 18及び低壁部20は好ましくは一枚のマイクロ波透過層16の柔軟シートより 成り、そして折りたたみ部22によって互いにつなかっている。この柔軟マイク ロ波透過層16の他の側縁は、縁部24.26及び28にて互いにつながれ、且 つ、シールされており、これにより完全密閉槽13を規定している。この縁部2 4.26及び28は好ましくは熱シールによって連結、且つ、シールされている ;しかしながら、接着剤等を利用することを含むその他の連結及びシール技術が 利用されうることが考慮される。この上壁部18は低壁部20とは独立して形成 されることもできることが理解され、この場合全ての縁部を互いにつなぎ合わせ て槽13を完全に密閉する。密閉槽13を規定するのに数多くのその他のつなぎ 合わせ形態が可能であることが更に理解される。例えば図11に関して、一本の 縦の継目25が先端継目27と29の間につなげられて施されていることができ る。このパウチ12′は、好ましくは土壁部18’にわたって中央に位置する一 本の縦方向継目25のみを必要とし、その上及び下の壁部分をつなぐ縦方向の縁 の両方にて折り目が残されている。このタイプのパウチは低プロフイール型と同 様に、一般に円筒型の一定量のホットメルト接着剤を受け入れるのに特に有用で ある。
このマイクロ波透過層16は好ましくはポリマーフィルムであり、そして一枚の 層又は複数の層より成っていてよい。本発明の好ましい態様において、このマイ クロ波透過層16は、それ自体に対して熱ソール性である内層とこの熱シール層 に強度を付与し、且つ、それを支持する外層を含む二枚の層(図示せず)を有す るポリマーフィルムを含んで成る。槽13内に貯蔵されるホ・ソトメルト接着剤 のタイプに応じて、且つ、このホットメルト接着剤か任意のガス又は物質、例え ば水分、酸素等に特別に感受性であるか否かに応じて、その他の層をこれらの層 の代わりに利用する又は−緒に利用することか考えられる。以下は熱シール性層 を作製するうえでの利用に適する材料の限定でない列挙である・ポリプロピレン 、中密度ポリエチレン、イオノマー、熱シール性ポリエステル、コポリエステル 又はポリエステルとコポリエステルのブレンド。支持層について、限定でない材 料の列挙は:ポリプロピレン、ポリエステル及びナイロンである。
柔軟パウチ12は、マイクロ波透過層16に、その外面上に接して施されている 断熱層30を含んで成る断熱用手段を更に含んで成る。この断熱層30はポリプ ロピレンフオームより成るか、又は好ましくはポリスチレンとポリ酸化フェニレ ンとのフオームブレンドより成り、これは好ましくはこのマイクロ波透過層16 に接着され、且つ、ラミネート化されている。断熱的性質が獲得されうる限り、 ポリプロピレンフオームの代わりにその他の断熱材が利用されうることかでき、 そしてこの断熱層30は熱接着又は同時押出し成形のようなその他の手段によっ てこのマイクロ波透過層16に連結されうることが理解される。更に、この断熱 層30は好ましくは図1−3において示す通り、縁部24.26及び28にてマ イクロ波透過層16に熱シールされている。
断熱層30は有利に、包装置0を電子レンジの中で熱した直後に安全に取り扱う ことのできる柔軟パウチ12を提供する。更に、この断熱層30は好都合には、 ホットメルト接着剤が使用のために流動性であり続ける時間を、マイクロ波加熱 後にこのホットメルト接着剤14をより長い時間にわたってその溶融温度より高 く保たせること(こより高める。更に、この断熱層30は、マイクロ波加熱中の ホ・ソトメルト接着剤表面からの熱損失を制限することにより、電子レンジ内の このホットメルト接着剤の均一な加熱に役立つ。
本発明に関するマイクロ波用ホ・ソトメルト接着剤包装置0の女子ましい例にお いて、St、Paul市、ミネソタ州のミネソタ マイニングアンド マニュフ ァクチャリング カンノくニーより入手できる5cotchpar(商標)27 08ブランドフイルムの厚さ0.00052インチ(0,013mm)の支持層 のポリビニリデンクロリド(PVDC)側を、オレンジ市、テキサス州のクラウ ン アドバンスト フィルム ディビジョン オブ ジエームス リバー コー ポレーションより入手できる厚さ0.001インチ(0,025mm)のCP1 36ボリプロビレンフイルムの熱シール性層に、シカゴ市、イリノイス州のモー トン チオコルより入手できるAdcote 76T198(3000平方フイ ートのフィルム当り、2〜3乾燥重量ボンド)によりラミネートすることにより 、シートを作製する。チャズフオード(Chadds Ford)、ペンシルノ (ニア州のアメチックねより商標名rMIcROFOAM Jのもとて入手でき る厚さ0、0625インチ(1,59m+a)のポリプロピレンフオームの断熱 層を、図1において示すパウチへと成形する際に前記したフィルムの外部に、ダ ウナースグローブ(Downer’ s Grove)イリノイス州のスウイフ トアドヘシブ ディビジョン 才ブ レイホールド ケミカルより入手できる5 w1ft N[148803ブランド感圧接着剤によりこの)くウチフイルムの 外側(ポリエステル)に対してラミネートする。厚さ0.0005フインチ(0 ,014mm)の5cotchpar(商標)86096ブランドフイルムの層 を5cotchpar(商標)2708ブランドフイルムの代わりにすることが できる。
GarveYらの1989年lO月2日に出願された共有同時係属米国特許出願 第415.999号の中に、前記したのと類似のラミネート化材料を用いる、食 品、例えばチーズ、ソース等のマイクロ波加熱に適する電子レンジ用食品バッグ が例示、且つ、記載されている。1989年IO月2日の出願のこの同時係属出 願第415.999号の開示内容は全て、本明細書に参考として組込まれる。
柔軟パウチの槽13の中に付与されている特定のホットメルト接着剤14は、電 子レンジの中で活性化されるその能力に基づいて選択される。活性化なる語は、 熱によってこのホットメルト接着剤14か、通常の室温にて接着性を帯びる実質 的に固形な乾燥状態から、基体に適用されることかできるようになるこのホット メルト接着剤の溶融温度を超える流動状態へと変化することを意味する。本発明 の「背景」の章の参照により、かかる接着剤は例えば、ホットメルト接着剤に本 来備っているもしくは吸湿保持剤の添加によりもたらされる接着剤における水分 含有により、マイクロ波においてもとから活性化性であるものであるか、又はこ のホットメルト接着剤は、導電性であり、且つ、ホットメルト接着剤をその流動 状態へと変換せしめるのに十分にこのホットメルト接着剤の加熱性をもたらすも しくは高めるマイクロ波感知粒子の添加によってマイクロ波性にされうる。
再度図2及び3に関して、ホットメルト接着剤14の充填された槽13を例示す る。このホットメルト接着剤14は感知粒子を含まないホラ1〜メルト接着剤の タイプであるか、もしくは中に混ぜ込まれているマイクロ波感知粒子を含むタイ プのいづれかでありうる。例示しているのは、中に混ぜ込まれているマイクロ波 感知粒子34を含むマトリックスのホットメルト接着剤32を含むホットメルト 接着剤14である。本発明の好ましい態様において、マイクロ波感知粒子を含ま ないマイクロ波用ホットメルト接着剤と比べて生ずる比較的高い加熱速度のため 、このホットメルト接着剤14は、ホットメルト接着剤マトリックス32内に保 持されているマイクロ波感知粒子34の混合物として提供される。
本発明の断熱パウチにおいて有用なホットメルト接着剤のいくつかの例は、エチ レンビニルアセテ−) (EVA)、ポリエチレン(PE)、アモルファスポリ プロピレンを含むポリプロピレン(PP) 、ポリアミド、ポリエステル、ポリ エステルアミド、ナイロンのポリマー及びコポリマー、並びに上記のブレンド及 び混合物をベースとするものである。これらのポリマーのうちで、何種かのもの はその中に混ぜ込まれたマイクロ波感知粒子を伴って、又は伴わないで利用でき る。例えば、何種かのエステル及びナイロンのポリマーは更なるマイクロ波感知 粒子の存在を伴わずにマイクロ波エネルギーを吸収するであろう。マイクロ波感 知粒子を伴わないでマイクロ波エネルギーを吸収するマイクロ波ホットメルト接 着剤の特定の例は、St、ボール市、ミネソタ州のミネソタ マイニング アン ド マニュファクチャリング カンパニーより市販されている商標名rJet− WeldJTE−030熱可塑性接着剤で知られるホットメルト接着剤及びシカ ゴ市、イリノイス州のヘンケル社より商標名rMacromelt J 621 1で入手できるホットメルト接着剤である。前記したその他の非吸収性ホットメ ルト接着剤はマイクロ波感知粒子の存在に基づいてマイクロ波活性化される。
上記のポリマーの中に配合又は混ぜ入れることのできる本発明にイバー、フレー ク等の形態をとりうる。炭素はカーボンファイバー、グラファイト、カーボンブ ラック又はカーボンブラック顔料の形態において施されることができ、そしてこ れらの形態において広く入手でき、そして主として不活性である。金属マイクロ 波不活性感知物質には、フレーク、果粒又は粉末状のアルミニウム、二・ノケル 、アンチモン、銅、モリブデン、鉄、クロム、錫、亜鉛、銀、金及びこれらの金 属の種々の合金か含まれる。その他のマイクロ波相互作用感知物質も考えられ、 ここでそれらはホットメルト接着剤の中に有効に配分されることができ、且つ、 このホットメルト接着剤を電子レンジにおいて活性化性にすることを前提とする 。
ホットメルト接着剤の中に配合するのに適する更なるその他のタイプのマイクロ 波感知粒子は、1989年4月7日出願の米国出願第335、044号の一部継 続である、Chamberlainらの1990年9月26日出願の同時係属米 国出願第071588.591号(これらは共に本発明者の承認により共有とな っている)、題名rMicrowave Heatable Composi− tes(このマイクロ波加熱性複合品)」に記載、且つ、請求されているタイプ である。1990年9月26日に出願された同時係属出願第588、591号及 び1989年4月7日出願の第335.044号の両者の全内容は本明細書に参 考として組込まれる。簡潔すると、このマイクロ波相互作用感知粒子は非感知粒 子、例えばマイクロバブル又はフレークであってマイクロ波感知層によりコート されているものを含んで成る。このマイクロ波感知物質の数多くの適切な例か開 示されており、それには金属、例えばタングステン、ジルコニウム、銅、鉄、チ タン、クロム、銀、モリブデン及びアルミニウム、又はかなり高い導電率を有す る化合物、例えば金属の酸化物、窒化物、炭化物、珪化物、硼化物及び燐化物か 含まれる。かかるコート化マイクロバブル又はフレークは、柔軟パウチ12の槽 において受け入れるべき適当なホットメルト接着剤の中にそれらを配合すること によって本発明に含まれることができる。
図1〜3及び11の柔軟パウチ12及び12’を利用するため、使用者は一定量 のホットメルト接着剤14を含む柔軟パウチ12又は12’の低壁部20の面を 電子レンジの床の上に単に平らに置く。次に、この乾いた実質的に固形のホット メルト接着剤14をマイクロ波エネルギーを当てることによって流動状態へと完 全に変換するのに必要な時間にわたってこの電子レンジをオンにする。有効なマ イクロ波加熱のための温度に達成せしめるのに必要な特定の時間の詳細は以下を 参照のこと。次に、この柔軟パウチの角の部分の延長にて施されている分取用手 段36にてこの柔軟パウチ12を開ける。この分取用手段36は更に、図1にお いて示す線分Xに沿って、この分取用手段36かより簡単にちぎれることができ るようにするノツチ38を含むことが好ましいことかある。このノツチ38は縁 部24又は26の一方又は両方に施されることかできる。更に、簡単な開封のた めに線分Xに沿って広がるように、ミシン目又はその他の薄い線分(line  of weakening)を施すことができる。更に、同じ線分に沿って開封 ストリップか含まれることができる。他には、使用者は分取用手段36を開ける ために単にこの柔軟パウチ12を線分Xにて又はその近くにて直接切ることかで きる。
柔軟パウチ12をその分取用手段36にて開けたなら、その流動ホットメルト接 着剤14はこの槽13から放出されることができ、そしてこのホットメルト接着 剤14は任意の基体にその固定のために適用されうる。図11においてわかるよ うに、このホットメルト接着剤14を、使用者の手の指によって柔軟パウチ12 ′をしぼることによって基体Sに適用するプロセスにおいて例示する。このホッ トメルト接着剤を適用したら、包装置0’は、そのホットメルト接着剤が使いき られたら廃棄し、又は将来の再使用のために保存することができる。
好ましくは、包装置0の寸法は一回の使用の用途を包括するようになっている。
家庭での利用のため、種々の作業を行うために種々のパウチが提供されつる。か かる柔軟パウチ12及び12′は、この断熱層30が、典型的には200°〜2 50°Fの範囲又はそれより高い温度でありうるホットメルト接着剤の温度から 使用者を守りながらそれからホットメルト接着剤を絞り出させることをできるよ うに、使用者の指により安全に握られることができる点で有利である。更に、こ のパウチは柔軟であるため、このホットメルト接着剤はこのノ<ウチを単に絞る ことにより容易に分取されることかできる。しかしながら、その包装からそのホ ットメルト接着剤を追い出す又は加圧する手段か施されているなら、その他の非 柔軟性包装が利用できることできる。一つの特定の例(図示せず)は断熱されて いる又はされていな当いシリンジ型配列であり、そのマイクロ波加熱の後にホッ トメルト接着剤は放出されうるちのである。
マイクロ波用ホットメルト接着剤包装40のその他の態様は図4〜9に示してい る。このマイクロ波用ホットメルト接着剤包装40は、一定量のホットメルト接 着剤44を受け取る、且つ、保持するその中の槽43を規定する柔軟パウチ42 を含んで成る。図1の態様と同様に、その柔軟パウチ42はマイクロ波透過層4 6を含んでなり、これは前記で説明したように一枚の層であるか又は多重ラミネ ートでありうる。
このマイクロ波透過層46は更に上壁部48及び低壁部50を含む。この上及び 下壁部48及び50のそれぞれは、折り口部52及び54により対応の横断縁に て、また他の対応の縁にて熱シール、接着剤等によって縁部56及び58にて互 いにつなぎ合わさっている。
断熱材の層60かマイクロ波透過層46に接して、その外面にて施されている。
ここでも、このマイクロ波透過層46の外面全体か断熱層46によって覆われて いる必要はないが、ホットメルト接着剤44のマイクロ波加熱性を高め、且つ、 より長い利用のためにこのホットメルト接着剤をその流動状態に維持するために はそれが好ましい。更に、パウチ42全体を断熱材60により覆うことは、人の 指にやけとを負わせる危険性を低める。
この態様は図1の態様とは、その柔軟パウチ42か翼状部62と64に分かれて おり、そして中央に置かれている分取用手段66を含むことで異なっている。そ の分取用手段66は中央に位置した継目67が施されている箇所にて、上壁部4 8にわたって作られている。しかしなから、継目67の中に吹き出し口68が規 定されるように継目67は改質され、吹き出し口68を開封するまで外部から遮 断するシール部70か残されている。この吹き出し口68は、図5に示すように 、柔軟パウチ42の外部から槽43及び吹き出し口68を遮断するシール部70 と垂直に配置されていてよい。吹き出し口68を開けることか所望されたとき、 吹き出し口68を柔軟パウチ42の外部に対して開放するためにシール部70を 単に取外すだけでよい。これは72にノツチを含ませることにより、ミシン目も しくは薄い線分を線分Yに沿って施すことにより、又は線分Yに沿って単にシー ル部70を切り取ることにより、前記した通りに行われつる。シール部70の取 外した開放吹き出し口68を図6に示す。
図5〜7に示すホットメルト接着剤44は、電子レンジの中での利用及び活性化 にとって適切な、感知粒子を含むもしくは含まない前記のホットメルト接着剤の いづれかを含んで成りつる。好ましい態様において、このホットメルト接着剤4 4は一定容量のマイクロ波感知粒子76が配合又は混合されているホットメルト 接着剤のマトリックス74を含んで成る。このマイクロ波感知粒子76は好まし くは、本明細書に参考として組込まれる1990年9月26日出願の米国特許第 588、591号及び1989年4月7日出願第335.044号に開示されて いる前記の感知粒子に従って作られる。
マイクロ波用ホットメルト接着剤包装40の使用において、その柔軟パウチ40 を電子レンジの床にその低壁部50を下にして平らにして置く。次に、一定量の ホットメルト接着剤44を含む柔軟パウチ42に、電子レンジの活性化によりマ イクロ波エネルギーを当てる。その結果、このホットメルト接着剤は、その本来 の特性により、又はマイクロ波感知粒子の添加により、このホットメルト接着剤 44の溶融温度を超えるのに十分なる程度にまで温度上昇する。このマイクロ波 加熱はこのホットメルト接着剤44の実質全体量か溶融するまで続ける。ここで も、有効なマイクロ波加熱にとって必要とされる特定の時間の詳細については下 記を参照のこと。
次に、シール部70を有する吹き出し口68を鉛直に配備させ、そしてその分取 用手段66を、吹き出し口68が開放されるように線分Yにて又はその近くにて シール部70を切る又はちぎり取ることによって開放させる。この時にこのパウ チは簡単に取り扱われうろことに注目すべきであり、なぜならこの断熱層60は 使用者がその指先にてやけどを負うことから守るからである。この柔軟パウチ4 2をその吹き出し口68にて開けたら、この翼状部62及び64を図8において 示す通り、中央に位置する吹き出し口68を中心にして下向きに折る。次いて、 図9に示す通り、使用者が翼状部62と64を互いに押し付けて絞ぼり、これに よりこのホットメルト接着剤44をこの柔軟パウチ42から追い出すことによっ てそのホットメルト接着剤44は基体Sに分取されうる。
本発明に関する更なる態様は図10において示し、ここでは一定量のホットメル ト接着剤(図示せず)及びシールされた水分バリヤーバッグ84を含む柔軟パウ チ82を含むマイクロ波用ホットメルト接着剤包装置0を提供する。この柔軟パ ウチ82は図1の柔軟パウチ82と類似して示しているが、しかしながら任意の 上記のパウチが利用できることが理解される。水分バリヤーバッグ84か柔軟パ ウチ82をシールするために施されており、この柔軟ノくウチ内の一定量のホ・ ソトメルト接着剤に水分か影響を及ぼさないことを確実にする。このことは、こ の柔軟パウチ82の中のホットメルト接着剤か水分硬化性ホ・ソトメルト接着剤 、例えば3Mより商標rJet−WeldJ TE−030熱硬化性接着剤のも とて入手できるものであるときに特に重要である。この水分バリヤーバッグ84 は、水分の透過を妨げるのに適切な任意の既知の材料より構成されていてよく、 ホイルバッグが好ましい。更に、水分バリヤーバッグ84と柔軟パウチ82との 間に、水分ノくリャーノ<・ソゲ84がシールされているときにその中に存在し ている全ての水分を吸収せしめるための乾燥剤か施されうる。パウチ82内のマ イクロ波用ホットメルト接着剤の任意の特定の感知性に応じて、このノくリヤー バッグ84のための単層又はラミネートとして、その他のタイプのバリヤー材料 が利用できることも考えられる。
マイクロ波用ホットメルト接着剤包装置0の利用は前記の包装置0及び40の利 用と類似しているが、ただし電子レンジの床の上に柔軟ノくウチ82を置く前に 、水分バリヤーバッグ84をまず取外さなくてはならない。これに関して、ホッ トメルト接着剤を中に含む柔軟パウチ82のマイクロ波加熱のできるだけ直前に 水分バリヤーバッグ84を取外すことが好ましい。その理由はこのバリヤーを取 外した直後、このホットメルト接着剤は大気中の水分と直ちに反応し始めてホ・ ソトメルト接着剤のポリマーの架橋をもたらすからである。よく知られている通 り、この架橋はホットメルト接着剤の二次硬化として有利に知られており、これ はホットメルト接着剤を適用した後に冷却する際に生ずるホットメルト接着剤の 標準硬化に加えて起こるものである。
これより図12に関して、ホットメルト接着剤の中に配合された種々の添加容量 %のマイクロ波感知粒子を有する40gのホ・yトメルト接着剤をそれぞれが含 む、本発明に従って形成せしめた種々のパウチの時間に対する華氏における温度 (加熱速度)を示すグラフを表示する。この温度は各パウチのホットメルト接着 剤の中央に置かれているプローブによって測定した。図12−15に示す試験し たサンプルの全てにおいて、このホットメルト接着剤の中に添加された感知粒子 は、マイクロ波感知物質としてのタングステンによりコートされているガラス製 マイクロバブルである。このホットメルト接着剤はミネソタ マイニング アン ド マニュファクチャリング カンパニー、St、ボール、ミネソタより入手で きる商標r Jet−meltJ3760のもとて入手したホットメルト接着剤 より成る。
図12−15に示す全ての曲線は700ワツトの家庭用電子レンジを用いて作っ た。サンプルを電子レンジの床の中央に置き、そしてマイクロ波エネルギーに暴 露せしめたときにこのオーブンの床より2インチの高くした。
線分Aは、5容量%のマイクロ波感知粒子の添加されたホットメルト接着剤を含 むパウチの加熱速度を示す。線分BはlO容量%のマイクロ波感知粒子を有する 同量のホットメルト接着剤を有する同様のパウチの加熱速度を示す。はっきりわ かる通り、10%添加パウチは5%添加パウチとほぼ同じ温度にその半分の時間 より若干早く達成する。線分Cは20容量%のマイクロ波感知粒子の添加された ホットメルト接着剤を有する同様のパウチの加熱速度を示す。ここでも、マイク ロ波感知剤の添加の増大に関連して有意な時間の節約かあった。線分りは30容 量%のマイクロ波感知粒子の添加された同様のパウチの加熱速度を示す。ここで も、匹敵の温度を得るのに時間の短縮が達成されたが、時間の節約の程度は若干 減った。線分Eは40容量%のマイクロ波感知粒子の添加された更なる別の同様 のパウチを示す。この場合、10%の感知粒子の添加の増大によって実質的な更 なる時間の節約は観察されなかった。同様に、50容量%のマイクロ波感知粒子 の添加により示される線分Fは、線分りにより示す30容量%添加パウチはど時 間の節約の有意な達成が観察されなかった。
以上に基づく所見は、マイクロ波感知粒子の増大した添加量が事実上、電子レン ジの中でホットメルト接着剤を溶融するのに十分なる温度を達成せしめるために 必要とされる、このパウチにマイクロ波エネルギーを当てていなければならない 時間を大いに短くすることである。更にこの情報は、約30容量%の特定のマイ クロ波感知粒子の添加を超えると、マイクロ波感知粒子を有するホットメルト接 着剤のより高い容量%添加により予測される有意なる時間の節約がないことも示 す。従って、ホットメルト接着剤中のマイクロ波感知粒子の添加の容量%を0% 〜50%、そしてより好ましくは10%〜30%に維持することが好ましい。こ のことは、高めのマイクロ波感知粒子の添加を行うことができないことを意味す るわけではないが(たとえ50%以上でも)、シかし更なる非接着性物質を有す ることの潜在的な有害性は更なる時間の若干の節約の要求を上まわることがある 。しかしながら、マイクロ波エネルギーを熱に変換するうえでのマイクロ波感知 粒子の効率は添加の容量の関数として考えなければならない。もし効率性の低い マイクロ波感知粒子を用いたなら、同じ加熱速度を得るのにより高い添加が必要 とされる。
これより図13に関して、20容量%のマイクロ波感知粒子の添加されたホット メルト接着剤を含む本発明に従ってデザインしたパウチにおける、3つの異なる 位置に置かれた温度モニター用プローブの温度上昇速度を示すグラフ表示を示す 。線分Gはホットメルト接着剤の中央に置かれた中央プローブにより測定された 加熱速度を示す。
線分Hはこの中央プローブとホットメルト接着剤の先端との中点の位置に置かれ たプローブの時間に対する測定温度を示す。見てのとおり、このホットメルト接 着剤の中央及びこの中央とホットメルト接着剤の先端の中点は実質的に同じ速度 で加熱された。線分Jはこのホットメルト接着剤の先端に位置するプローブによ る時間に対して測定した温度を示す。これが示すには、このホットメルト接着剤 の実質的に均一な厚みのスラブの先端は同一のスラブの中央又は中点より実質的 に遅い速度で熱せられることにある。この徴候は電子レンジ食品に関する一般的 に測定される加熱特性とは正反対である。
一般に、電子レンジ調理用食品の場合、先端がより迅速に熱せられ、そして中央 はゆっくりと熱せられる。従って、ホットメルト接着剤のマイクロ波加熱を取り 扱うとき、接着剤の中央でのより迅速な加熱及びその先端でのよりゆっくりとし た加熱について理解し、且つ、デザインすることが重要である。従って、先端及 び薄い部分を限定し、そし厚みを最大限、且つ、均一な部分とすることが好まし い。
長方形スラブが特に有利であると見い出されており、なぜならその先端は限定さ れ、そして均一な厚みが維持されうるからである。更に、かかる長方形スラブは 本発明の断熱マイクロ波用包装の中に容易に収納される。その他の形、例えば円 筒形等も満足に実施される。
これより図14と15を一緒に参照するが、図14は断熱パウチを伴わない、マ イクロ波感知剤添加ホットメルト接着剤の相対的に薄い塊の加熱速度を示す。こ の塊は幅l、5インチ、長さ4インチそして厚み1インチを有する。図15に示 す通り、上記の寸法であり、且つ、同容量%のマイクロ波感知粒子の添加された 類似の薄い塊を、この接着剤の塊を本発明に従ってデザインした断熱パウチに付 与して電子レンジの中で加熱した。図14における線分に、L及びMは中央、中 点及び先端のプローブそれぞれの時間に対する温度を示している。
図15においては、線分N、 O及びPは同様に中央、中点及び先端のプローブ それぞれにより測定された時間に対する温度を示している。
図14と15を比較したとき、断熱バッグの中のこの薄い塊の加熱に由来するま ず明らかとなった結果は、その先端が中央及び中点とともにより均一に加熱され たことにある。この点において、線分PとMを比較のこと。さらに、この塊をこ の断熱バッグの中に付与したとき、このプローブは一般に幾分より速く上昇する 温度を測定したことか認められた。従って、この断熱バッグは一般にホットメル ト接着剤の塊の加熱速度に役立つだけでなく、これはより重要にはホットメルト 接着剤塊の先端の近く及びそこにて多く生ずる熱損失を減らす。
更に、このパウチ内のホットメルト接着剤を囲む空気の空間をなくすことにより 、その結果はより良くなることが見い出された。これを達成するため、このホッ トメルト接着剤がその流動状態にある間にパウチの中に分注することによって、 予め適合させたパウチに一定量のホットメルト接着剤を供給することができる。
このことはパウチとホットメルト接着剤との間に形成される空気の空間を最小に する。次に、硬化を行ったら、この包装はそのホットメルト接着剤にわたってよ り均一にマイクロ波加熱されうる。他方、ホットメルト接着剤を充填する際にこ の包装から空気を実質的に排除するために真空包装技術が利用されうる。
前記した通り、本発明は取り扱い、分取及び均一な加熱の促進のし易さのための 、断熱材を育するマイクロ波用ホットメルト接着剤を提供する。本発明は特に、 比較的少量のホットメルト接着剤の加熱及び利用に所望される、家庭における利 用に有用である。しがしながら、本発明は工業用硬化において用いることができ ることが理解される。これに関して、ホットメルト接着剤をより大きなワット数 を育する工業用マイクロ波発生器にかけるという考えのうえで、ホットメルト接 着剤のより大きなチューブ又はパウチが利用されうる。どのケースにおいても、 本発明は、使用者により直接的に又は間接的に取り扱われ、製造し易く、そして 有利には低価格製造性を有するホットメルト接着剤の分数%めの便利な手段を提 供する。更に、かかる断熱包装はマイクロ波加熱されることができ、その内容物 をそれから分取するために包装を絞ぼる別の機械的又は加圧装置において取り扱 われ、且つ、負荷されうる。その他の熱活性化セメント、シール剤及びコーティ ングはホットメルト接着剤の範囲に属し、そしてそれには例えば窓のコーキング 剤、機械ガスケット剤、保護(表面摩耗抵抗)ストリップ等が含まれうる。最後 に、この包装及び/又はパウチの形態は上記の原理に従って所望の通りに、円、 三角、へ角、円筒等に変わりつる。従って、本発明は本明細書のいくつかの態様 に詳細された構造に限定するべきでなく、添付の請求の範囲の語句により説明す る構造にのみ限定される。
国際調査報告 。−4l(Qj/n1ll&tPCTAIS 91108661 フロントページの続き (72)発明者 ジョンソン、ディーリンアメリカ合衆国、ミネソタ 5513 3−3427゜セントポール、ポスト オフィス ボックス33427 (72)発明者 シュワルツ、マーク イー。
アメリカ合衆国、ミネソタ 55133−3427゜セントポール、ポスト オ フィス ボックス33427 (72)発明者 トウーネン、ジエームズ イー。
アメリカ合衆国、ミネソタ 55133−3427゜セントポール、ポスト オ フィス ボックス33427

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.マイクロ波エネルギーにかけられときに実質的な固形状態から流動状態へと 変化することの可能な溶融温度を有する一定量のホットメルト接着剤を含む、少 なくとも部分的にマイクロ波透過性であるマイクロ波用包装であって、前記包装 が、前記ホットメルト接着剤をその中において受容する槽を規定するマイクロ波 透過材料の層を含む受け器、前記ホットメルト接着剤をその流動状態へとマイク ロ波加熱なれた際に前記受け器から前記ホットメルト接着剤を分取することを可 能とするための分取用手段、並びに前記ホットメルト接着剤をその流動状態へと マイクロ波加熱なれた際の前記包装の取り扱い及び前記ホットメルト接着剤の分 取を助長するための断熱手段を含んで成るマイクロ波用包装。
  2. 2.前記断熱手段が、前記受け器の少なくとも一部を覆う前記のマイクロ波透過 材料の層に接して施されている断熱材の層を含んで成る、請求項1に記載のマイ クロ波用包装。
  3. 3.前記受け器がマイクロ波透過材料の柔軟層を含んで成り、そして前記断熱材 の層が柔軟性であり、且つ、前記マイクロ波透過材料の柔軟層に接着されており 、これにより前記ホットメルト接着剤がその流動状態において前記受け器を絞ぼ ることによって分取される、請求項2に記載のマイクロ波用包装。
  4. 4.前記受け器が、前記マイクロ波透過材料の柔軟層の上部及び下部(これは前 記マイクロ波透過材料の柔軟層の折り目部によって少なくとも一緑にてつながれ ている)を有するパウチであり、前記上部及び下部がその残りの緑に沿って互い に接着されて前記ホットメルト接着剤を受容する前記槽を規定しており、そして 前記断熱材の層が前記マイクロ波透過材料の層の外面全体を覆うように配置され ている、請求項3に記載のマイクロ波用包装。
  5. 5.前記分取用手段が、前記パウチの突き出た角部分を含んで成り、これはこの ホットメルト接着をその流動状態においてこのパウチから分取するためにこのパ ウチから取外される、請求項4に記載のマイクロ波用包装。
  6. 6.前記分取用手段が、前記パウチの簡単な開封を促進するために前記角部分を 前記パウチの残りから分割する薄い線分を更に含んで成る、請求項5に記載のマ イクロ波用包装。
  7. 7.前記分取用手段が、前記マイクロ波透過材料の層の前記上部にわたって位置 している中間継目及び前記中間継目において形成されている吹き出し口(これは 前記吹き出し口を開けるために前記パウチから取り外されるシール部を有する) を含んで成り、前記中間継目と前記吹き出し口が前記パウチを二つの翼状部分( これらは、分取のために前記吹き出し口を通じて前記ホットメルト接着剤を追い 出すために、前記ホットメルト接着剤がその流動状態にあるときに互いに押し付 けられることができる)へと分割する、請求項4に記載のマイクロ波用包装。
  8. 8.前記分取用手段が、前記パウチの簡単な開封の促進のために、前記シール部 を前記パウチの残りから分割する薄い線分を更に含んで成る、請求項7に記載の マイクロ波用包装。
  9. 9.前記ホットメルト接着剤を含む前記パウチを中に受容するシールバリヤーバ ッグを更に含んで成り、ここで前記バリヤーバッグは前記パウチにマイクロ波エ ネルギーを当てる前に取り外される、請求項4に記載のマイクロ波用包装。
  10. 10.前記バリヤーバッグが水分バリヤーバッグより成り、そして前記ホットメ ルト接着剤が水分感受性ホットメルト接着剤を含んで成る、請求項9に記載のマ イクロ波用包装。
  11. 11.前記ホットメルト接着剤がエチレンビニルアセテート、ポリエチレン、ポ リプロピレン、アモルファスポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ エステラミド並びにナイロンのポリマー及びコポリマー、更には上記の混合物を 基礎とする群から選ばれる、請求項1に記載のマイクロ波用包装。
  12. 12.前記ホットメルト接着剤が、前記ホットメルト接着剤の中に混ぜ込まれた マイクロ波感知粒子を更に含んで成る、請求項11に記載のマイクロ波包装。
  13. 13.前記マイクロ波感知粒子が、金属又は酸化金属より選ばれるマイクロ波感 知物質によりコートされたマイクロバブルを含んで成り、そして前記コート化マ イクロバブルが0〜50容量%の範囲において前記ホットメルト接着剤の中に存 在している、請求項12に記載のマイクロ波用包装。
  14. 14.前記コート化マイクロバブルが10〜30容量%の範囲において前記ホッ トメルト接着剤の中に付与されている、請求項13に記載のマイクロ波用包装。
  15. 15.前記ホットメルト接着剤と、前記ホットメルト接着剤の外面を実質的に覆 う前記受け器との間の空気空間が実質的になくなるように、前記ホットメルト接 着剤が前記受け器の中に付与されている請求項1に記載のマイクロ波用包装。
  16. 16.マイクロ波エネルギーにかけられたときに実質的な固形状態から流動状態 へと変化することの可能な溶融温度を有する一定量のホットメルト接着剤を含む 、マイクロ波透過包装であって、前記包装が、前記ホットメルト接着剤をその中 において受容する槽を規定するマイクロ波透過材料の層を含む柔軟性受け器、前 記ホットメルト接着剤をその流動状態へとマイクロ波加熱し、次いで前記柔軟性 受容器を絞る際に前記柔軟性受け器から前記ホットメルト接着剤を分取すること を可能とするための分取用手段、並びに前記ホットメルト接着剤をその流動状態 へとマイクロ波加熱なれた際の前記包装の取り扱い及び前記ホットメルト接着剤 の分取を助長するための断熱手段を含んで成り、前記断熱手段が、前記柔軟性受 け器の少なくとも一部を覆う前記マイクロ波透過材料の層に接して施されている 柔軟な断熱材の層を含んで成るマイクロ波透過包装。
  17. 17.前記受け器が、前記マイクロ波透過材料の柔軟層の上部及び下部(これら は前記マイクロ波透過材料の柔軟層の折り目部によって少なくとも一緑にてつな がれている)を有するパウチであり、前記上部及び下部がその残りの緑に沿って 互いに連結されて前記ホットメルト接着剤を受容する前記槽を規定しており、そ して前記断熱材の層が前記マイクロ波透過材料の層の外面全体を覆うように配置 されている、請求項16に記載のマイクロ波用包装。
  18. 18.前記分取用手段が、前記パウチの突き出た角部分を含んで成り(これはこ のホットメルト接着をその流動状態においてこのパウチから分取するためにこの パウチから取外される)、そして前記分取用手段が、前記パウチの簡単な開封を 促進するために前記角部分を前記パウチの残りから分割する薄い線分を更に含ん で成る、請求項17に記載のマイクロ波用包装。
  19. 19.前記分取用手段が、前記マイクロ波透過材料の層の前記上部にわたって位 置している中間継目及び前記中間継目において形成されている吹き出し口(これ は前記吹き出し口を開けるために前記パウチから取り外されるシール部を有する )を含んで成り、前記中間継目と前記吹き出し口が前記パウチを二つの翼状部分 (これらは、分取のために前記吹き出し口を通じて前記ホットメルト接着剤を追 い出すために、前記ホットメルト接着剤がその流動状態にあるときに互いに押し 付けられることができる)へと分割し、そして前記分取手段が、前記パウチの簡 単な開封を促進するために前記角部分を前記パウチの残りから分割する薄い線分 を更に含んで成る、請求項17に記載のマイクロ波用包装。
  20. 20.前記ホットメルト接着剤を含む前記パウチを中に受容するシールバリヤー バッグを更に含んで成り、ここで前記バリヤーバッグは前記パウチにマイクロ波 エネルギーを当てる前に取り外され、そして前記バリヤーバッグが水分バリヤー バッグより成り、そして前記ホットメルト接着剤が水分感受性ホットメルト接着 剤を含んで成る、請求項17に記載のマイクロ波用包装。
  21. 21.前記ホットメルト接着剤がエチレンビニルアセテート、ポリエチレン、ポ リプロピレン、アモルファスポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ エステラミド並びにナイロンのポリマー及びコポリマー、更には上記の混合物を 基礎とする群から選ばれる、請求項16に記載のマイクロ波用包装。
  22. 22.前記ホットメルト接着剤が、前記ホットメルト接着剤の中に混ぜ込まれた マイクロ波感知粒子を更に含んで成る、請求項21に記載のマイクロ波包装。
  23. 23.前記マイクロ波感知粒子が、金属又は酸化金属より選ばれるマイクロ波感 知物質によりコードされたマイクロバブルを含んで成り、そして前記コート化マ イクロバブルが0〜50容量%の範囲において前記ホットメルト接着剤の中に存 在している、請求項22に記載のマイクロ波用包装。
  24. 24.前記コート化マイクロバブルが10〜30容量%の範囲において前記ホッ トメルト接着剤の中に付与されている、請求項23に記載のマイクロ波用包装。
  25. 25.前記ホットメルト接着剤と、前記ホットメルト接着剤の外面を実質的に覆 う前記受け器との間の空気空間が実質的になくなるように、前記ホットメルト接 着剤が前記受け器の中に付与されている請求項16に記載のマイクロ波用包装。
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