JPH06502477A - 可撓性シート材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可撓性シート材料 本発明は放射性熱源からの熱の伝達を阻止する障壁として使用するのに適した可 撓性シート材料を製造する方法に関し、またこのようなシート材料から製造され る例えは管または布のような品物に関する。

多くの場合、放射性熱源、特に赤外放射線源からの熱の伝達を阻止するのに使用 され得る可撓性シート材料に対する要求がある。例えばこのようなシート材料は 電気配線、ブレーキおよび燃料管のような構成要素を熱源、特に自動車の機関室 内に生じる熱源から保護するのに普通使用される種類の可撓性の管に形成できる 。このような管は必ずと言うわけではないが、屡織物構造の製品である。このよ うな管に対する重要な要求条件は可撓性であって、このような可撓性は本発明の 目的に対しては曲げることのできる能力、円周方向に引伸ばす能力、形状を保持 できる能力、および組込みの容易さを、保護すべき基層に対する熱の伝達を阻止 する能力とともに含んでいる。他の例としては、このようなシート材料は消防士 またはその他の高温の環境に入らなければならない人が使用するための布製品に 形成されることができる。この場合、可撓性および形状の保持能力は重要な要求 条件である。このような可撓性シート材料は品物を冷却した状態に保持てきる能 力に加えて、これとは別に品物から熱か伝達さねて遇げるのを阻止することによ って品物を温かく保持するためにも使用できる。

熱の伝達をθＩ止することは主として反射の機能であって、最も重要な熱の伝達 の機構は赤外線の波長における放射である。可視光波長の強い反射率は時として 良好な赤外線の反射率を示すか、このことは必ずしも正しくはない。何故ならば 眼に対して極めて大なる反射性に見える若ｆのｔ才料は実際上赤外線の良好な吸 収体であるからである。管によって電気配線およびブレーキまたは燃料管を保護 する１つの公知の技術は、管の廻りをアルミニウム箔の帯片にて螺旋状または長 手方向に巻回することにより管をアルミニウム箔の層内に封じ込めることである 。通常、このような箔は厚さか少なくとも２０ミクロンである。箔は接着剤また は縫い付けによって定位置に保持される。得られる製品は良好な反射率を有する か、可撓性か著しく損なわれる欠点かある。さらに最近の他の技術は管を例えば アルミニウムの薄片の形状にするのか望ましい金属の粒子を含む可撓性の重合材 料の署によって被覆することである。このことは妥当な良好な可撓性を与えるけ れとも赤外線の反射率は個々の薄片の特性から期待される程には良好でない。こ のことの理由は反射の而および漫の重合体材料による吸収作用と組合された薄片 の間に間隙か生しるのを許す金属粒子の性質に存すると考えられる。何故ならば 粒子は、主として重合体である表面−を形成しないからである。

本発明の目的は、放射性熱源からの熱の伝達を阻止する＃壁として使用されるの に適し、また良好な反射率および良好な可撓性を組合せて有するノート材料を製 造する方法を提供することである。

本発明は放射性熱源からの熱の伝達を阻止する障壁として使用されるのに適当な 可撓性のシー１〜材料を製造する方法を提供するものであるか、この方法はシリ コーン弾性体の層を形成し、厚さかｉミクロンよりも薄い金属箔を支持基層から 前記弾性体の層に移すことによって前記金属箔を面記層の一方の表面に接着する ことを含んでいる。

本発明による方法によって製造されたシート材料は良好な可撓性、良好な反射率 および良好な形状保持能力を存する。

金属箔は接着剤により、または硬化する前の弾性体の接着性の性質を利用するこ とによって弾性体の層に接着されることかできる。

この弾性体の層はシート材料の強度を増大させるような編まれるか、または織ら れた織物支持体上に形成されることかできる。織物支持体か織られたものであり 、シー）材料か実質的に管の形状に形成される場合には、この管の長さ部分は織 物の組織の緯糸の方向に対して実質的に４５°に伸長するように配置されること かできる。

このようになすことか管の可撓性を増加させることか見出されている。織物支持 体はガラスファイバー、芳香族重合体ロアイバーまたはこれらのものの混合物を 含む再生セルロースファイバーによって形成されることかできる。

弾性体はシリコーンゴムであるのか望ましく、箔を接着する面または後で発泡さ れることかできる。金属箔はアルミニウムであるのか望ましく、厚さか０．０１ ミクロンよりも薄くなし得る。実際上、２から４ナノメーターまでの厚さか満足 であることか見出されている。

また編まれるか、または織られた織物支持体上に発泡弾性体を使用することは支 持体の表面の不規則形状を平滑にして、これにより箔自体に比較的平滑な表面を 保証する傾向かあることか見出されている。表面の平滑性は良好な反射率を得る 際の要因である。

アルミニウムの適当な箔は通常ポリエステル材料の薄い重合体支持フィルム上に 得られる。

箔は通常アルミニウムの露出された表面上に接着剤のコーティングを設けられて いる。支持フィルムは箔を弾性体の層の表面に移す間または移した後で除去され る。

シリコーン弾性体の層は纒まれるか、または織られた織物支持体に付与される前 に箔に付与されることができる。弾性体の層は通常液体として付与され、支持体 上で乾燥され、硬化され、またはその他の方法で固体になされる。しかし、弾性 体の暖か箔を保持するのに充分には接着性でない場合は、アルミニウムの表面に 未だ接着剤の中間−かない時に接着剤の中間層を付与することができる。しかし 、通常この目的のために弾性体自体を使用するのかさらに便利である。

シリコーン弾性体はまた以下にさらに詳しく説明されるようにアルミニラｌ、箔 を織物の基層に移す府に織物の基Ｕに付与されることかできる。

驚くべきことに、望ましい金属箔は若干の場合、実際上半透明である程薄いけれ とも、これらの金属箔は赤外線放射線の著しく可動な反射体である。これの極端 な薄さはは破壊を生じないで、またソートの可撓性に著しい作用を与えないで、 引伸ばしたり、その他の歪曲を生じさせるのを可能になす。これらの箔は赤外線 に対して著しく反射性の良好な実質的に破壊しない表面を与える。

しかし箔の薄さは摩耗による損傷に対して若干の傷つき易さを与える恐れがある 。このことは少なくとも３つの方法によって最少限になされることができる。そ の第一の方法は赤外線に対する良好な透過性を有する重合体の薄い保護コーティ ングを付与することである。第二の方法は箔をシートの波形の表面に慎重に合致 させて、箔の大部分かこの表面の浅い凹部内にあるようになすことであり、この ことか織られた織物に特によく適合することか認められる。第三には既述のよう に弾性体の層が発泡されることか望ましい。このことは若干の弾性を与える効果 があり、また成る程度の熱の絶縁性を与える効果かあり、このことは若干の最終 用途に対して価値かある。

箔か直接に纒まれるか、丸編みにされるか、またはその池の手段により形成され た管によって構成されている＃ｌ物支持体に付与される場合には、箔（支持フィ ルム上の）は若干の方法で付与されることかできる。例えば、箔は比較的幅の狭 い帯片または複数の帯片を使用して螺旋状に巻回されることかできる。箔は管の 長さ方向に伸長する１つまたは複数の帯片を利用して長手方向に付与されること かできる。この方法はシガレットの製造に使用されるものと直接に類似している か、これにおいては単一の無端帯片が１つまたは複数の成形ダイを通過させるこ とによって無端基層の廻りに次第に巻き付けられるようになされる。この後者の 方法は簡単であるために望ましい。隣接する螺旋状巻回部の間または１つまたは 複数の帯片の隣接する縁部の間の重なり部か適当に狭い限り支持フィルムか箔に 著しい損傷を与えないて除去されてもよいことが観察されている。これと異なり 、箔が平らなシートに付与されて、その後でシートがその縁部が縫い付けられ、 接着剤で接着され、またはその他の方法で接合されて管の形状に形成されること かできる。

弾性体の層が編まれるか、または織られた織物支持体上に形成される場合、弾性 体の層は通常表面のコーティングよりも著しく厚くなく、実際上半径方向に最外 側のヤーンの表面よりも遥かに多く接触（接着）されてはならない。さもなけれ ば、含浸／コーティングが可撓性に悪影響を与える傾向を生じる恐れかある。弾 性体は箔を付与する前に別個の作業で支持体に付与されることかできるか、弾性 体の層および箔の層か支持体に一緒に付与されるように弾性体か箔に付与される のか望ましい。

本発明はまた可撓性の、主として織られた構造の織物を提供するもので、さらに 本発明による方法によって作られた織物および布製品を含んでいる。

本発明はまた放射性熱源からの熱の伝達を阻止する障壁として使用されるのに適 した可撓性管を提供するが、この管は織られた織物の支持体上に形成されたシリ コーン弾性体の層およびこの弾性体層の露出された表面に接着された厚さが１ミ クロンよりも薄い金属箔を含む可撓性シート材料によって形成され、管の長さ方 向が織られた織物支持体の緯糸の方向に対して実質的に４５°に伸長するように なっている。

本発明がさらによく理解されるために、その望ましい実施例が添付図面を参照し て母板下に説明されるが、これらの図面において、 第１図は本発明による方法によって作られた第１の管をその構造を示すように一 部分破断して示された斜視図であり、 第２図は本発明による方法によって作られた第２の管の一部分破断された斜視図 であり、 第３図は本発明による方法によって作られた第３の管の一部分破断された斜視図 であり、 第４図は本発明によって作られたシート材料から形成された第４の管の斜視図で あり、 第５図は本発明によって作られたシート材料から形成された第５の管の斜視図で あり、 第６図は本発明によって作られたソート材料から形成された第６の管の斜視図で ある。

これらの図面を参照すれば、第１図は弾性体のコーティング２を存するガラスフ ァイバーのブレードｌによって構成された管を示し、このコーティング２の上に は厚さか１ミクロンよりも薄い金属箔３か接着されている。

第２図は以下に例１に関連して説明されるように連続的な帯片４を螺旋状に巻回 することによって箔を付与する１つの方法を示している。

第３図は箔を付与するさらに他の方法を示すか、この方法では長手方向に伸長す る一連の帯片６の形状にて箔を付与するようになっている。

第４図は緯糸が管の長手方向に伸長するようになされた織られたガラスファイバ ーの織物１０によって作られた管を示している。この織物１０の組織の経糸およ び緯糸が概略的に示されていることが認められるが、通常の状況では経糸および 緯糸はともに遥かに密になされている。発泡シリコーンゴムの層１２がファイバ ー１０上に形成され、厚さが１ミクロンよりも薄い金属箔１４かこの層１２に接 着されている。この管は最初に織物１０、層１２および箔１４より成る平らなシ ートを形成し、反対両側の縁部を互いに重なり合う関係に接触させるようにシー トを曲げることによって形成されている。

第５図は、織られた織物１０の経糸／緯糸のファイバーが管の長手方向に対して 実質的に４５°に伸長し、これによりさらに大きい可撓性を与えるようになされ ている点て第４図のものと異なる管を示している。さらに、シート材料は第４図 の管とは反対方向に、織られた織物１０か外側になるように管の形状に曲げられ て、重なり合う縁部を縫製した後で、管か内側を外側に引繰り返されて箔１４が 外側になるようになされている。

第６図はシート材料の帯片を螺旋状に巻回することによって作られた管を示して いる。このシート材料は織られた織物１０と、発泡シリコーンゴムの層（図示せ ず）と、第４図および第５図に示されたものと同様の金属箔１４とを含んでいる 。管に沿うシート材料のそれぞれの巻回部は隣接する巻回部と重なり合い、縫い 目１６によってこれに固定されている。

例！ 外径２２ｍｍのガラスファイバーのブレードが０．５から１ｍｍまでの厚さの２ 部分より成るシリコーン弾性体を被覆された。この硬化されていないシリコーン 弾性体のコーティングに対してアルミニウム箔（２−３ナノメーターの厚さで、 プラスチック釈放剤フィルム上に支持されている）の連続的な帯片か引続く巻回 部の間に通常１−２ｍｍの重なり部分かあるように（第２図に示されるように） 螺旋状に巻くことによって付与された。引続いて、約５分間１３０°Ｃの加熱硬 化を施され、続いて釈放剤フィルムを除去されて、著しく反射性て可撓性のある 管状構造か得ら第１た。

この製品はゴム管上に（自動車のブレーキホースとして使用されるように）配置 されて、この組立体か（高温の排気管に似せるように）９００°Ｃの加熱機素か ら５０ｍｍの間隔をおいて取付けられた。内側のゴム管の温度は１２５°Ｃ以下 に留まり、これにより損傷を免れた。

例２ 例１か繰返されたか、この場合には弾性体層は約８００ｋｇ／ｍ３の密度で１　 ２　ｍ　ｍの厚さを育するソリコーン弾性体の発泡体であった。

この弾性体の発泡体はさらに大なる弾性コーティングを与え、摩耗を受けること の少ない上張りアルミニウム第３図に示されるように、シリコーン弾性体か例１ および例２と正確に同しガラスのブレードに付与された。

次いて箔の連続的な帯片６かブレードの長手方向に硬化されていないコーティン グに対して付与された。４つの帯片か使用され、隣接する帯片の間に約２ｍｍの 重なり合い部を与えた。次いてこのシリコーン弾性体は５分間１３０°Ｃて硬化 された。

例４ プレートおよびアルミニウムのフィルムの単一の帯片か自己発泡性のシリコーン 弾性体組成物を使用して組合されたか、後者の組成物は弾性体の硬化／発泡の前 にアルミニウム箔（ブレードに対してでなく）に付与された。

この帯片は成形ダイを通過させることによってブレードに付与され、箔か管の廻 りを次第に包囲するようになされた。この製品は例３と同様であったか単一の帯 片を使例３か編まれたガラス管を使用して繰返されたか、シリコーン発泡量か２ 倍にされた。この製品は例３のものと同様の可撓性および反射率を存していた。

例６ 例３かガラスファイバーの代りにレーヨンのブレードを使用して繰返された。こ の場合も可撓性および反射率は例３のものと同様であった。

例７ 例２にて使用されたシリコーン弾性体が１から４ナノメーターまでの厚さのアル ミニウム箔をガラスファイバーによって織られた平らなガラスファイバー布に接 合するのに使用された。弾性体を発泡および硬化させ、また箔から重合体支持フ ィルムを除去した後で、得られたシート材料は９０ｍｍの輻の帯片に切断された 。次いでこれらの帯片は第４図に関連して説明されたように管の形状に接合され た。この管は例２にて説明された管と同様の特性の可撓性および反射率を存して いた。

七 例７か繰返されたか、この場合帯片は第６図に関連して説明されたような管の形 状になるように接合された。

この管は例７の管よりもさらに大なる可撓性の管を与えた。

ソート材料か例７にて説明されたようにして！！備されたか、この場合帯片に切 断されないて、衣服の形状に作られた。この衣服は着用者を赤外放射線から保護 するとともに安楽さを与えるように充分に可撓性を有していｔこ。

国際調査報告　、、ｔ−Ｔｌ１−９６１／ｌ’Ｎ０ｏ（１，、、−＾−ト・　ｐ ＣＴ／ＧＢ　９１／Ｃフロントページの続き り８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、　ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、　ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、　ＮＬ、ＳＥ）、ＪＰ、　Ｕ Ｓ （７２）発明者　バーネット、ジョディ、ケイスイギリス国エヌエヌ７４エヌエ フ　ノーザンプトン、ダベントリイ、フローレ、ザクレスセント　１２ （７２）発明者　ジェームス、アラン イギリス国ジーブイ２２６エスビー　ウォリックシャー、ラグビイ、ピルトン、 ハイランド　イーステイト、ブラッケン　ドライブ　３２

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．放射熱源からの熱の伝達を阻止する障壁として使用するのに適した可撓性シ ート材料の製造方法において、前記方法がシリコーン弾性体の層を形成し、厚さ が１ミクロンよりも薄い金属箔を、前記金属箔を支持基層から前記弾性体の層に 移すことによってこの層の一方の表面に接着させることより成っている可撓性シ ート材料の製造方法。
2. ２．前記金属箔が接着剤によって前記弾性体の層に接着されるようになされてい る請求の範囲第１項に記載された方法。
3. ３．前記弾性体の層が編まれ、または織られた織物の支持体上に形成されるよう になされている請求の範囲第１項または第２項の何れか１項に記載された方法。
4. ４．前記弾性体が管状の織物の支持体に付与されている請求の範囲第３項に記載 された方法。
5. ５．前記弾性体が平らな支持体に付与され、引続いてこの支持体が管の形状に形 成されるようになされている請求の範囲第３項に記載された方法。
6. ６．前記織物の支持体がガラスファイバー、芳香族のポリアミドファイバーまた はこれらの混合物を含む再生セルロースファイバーによって形成されている請求 の範囲第３項に記載された方法。
7. ７．前記弾性体が前記箔を接着される前または後で発泡されるようになされてい る請求の範囲第１項から第４項までの何れか１項に記載された方法。
8. ８．前記金属箔がアルミニウムによって作られている請求の範囲第１項から第５ 項までの何れか１項に記載された方法。
9. ９．前記金属箔の厚さが０．０１ミクロンよりも薄くなされている請求の範囲第 １項から第６項までの何れか１項に記載された方法。
10. １０．前記金属箔の厚さが２から４ナノメーターまでである請求の範囲第１項か ら第７項までの何れか１項に記載された方法。
11. １１．添付図面を参照して前述で実質的に説明され、または前記例によって示さ れている通りの可撓性シート材料の製造方法。
12. １２．請求の範囲第１項から第１１項までの何れか１項に記載された方法により 作られた材料から作られた可撓性の管。
13. １３．請求の範囲第１項から第１１項までの何れか１項に記載された方法により 製造された材料から作られた織物。
14. １４．請求の範囲第１項から第１１項までの何れか１項に記載された方法により 作られた材料から作られた布製品。
15. １５．放射熱源からの熱の伝達を阻止する障壁として使用されるのに適した可撓 性の管であって、織られた支持織物上に形成されたシリコーン弾性体の層と、前 記弾性体の層の露出された表面に接着された厚さが１ミクロンよりも薄い金属箔 とを含む可撓性シート材料によって形成されていて、前記管の長さ方向が織られ た支持織物の緯糸の方向に対して実質的に４５°に伸長するようになされている 可撓性の管。