JPH06502368A - シート組立体及びシート着座者の怪我を減少させる方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シート組立体および方法 技術分野 本発明は、一般的に動力車両用シート組立体およびその他の用途の他のシート組 立体に関し、そしてさらに詳細には、上方にくぼんだアーク状の径路に沿って可 動であるシート組立体に関する。

背景技術 自動車が正面衝突に巻き込まれたとき、ドライバーおよび乗客の安全性を増す装 置の開発に向けてかなりの努力が払われて来た。たとえば、ラップショルダーベ ルトのような種々の受動的抑制装置が、単独にまたは一緒に、あるいはエアーバ ッグおよびクッションダツシュボード組立体のような安全装置と組合せて使用す るため工夫されて来た。そのような安全装置は非常に車両の安全性を増加したが 、なおもぐり込み（ｓｕｂｍａｒｉｎｉｎｇ）　、すなわちシートから滑り落ち る身体の作用は危険であり、そして多くの自動車はコスト高のため、エアーバッ グを装備していない、かつドライバーも、乗客もシートベルトの使用はまばらで あり、しばしば無視される。

動力車両の正面衝突を含む殆どの場合に、車両の前部端を中心に上方に車両を旋 回しようとする傾向がある。この作用がドライバー、乗客の重量を減少せしめる ので、彼等の体重はもはや、彼等の臀部をシートに対して押していない。したが って、殆どの衝突のとき、自動車に乗っている人達は、彼等が坐っており、かつ 車両が急激に減速したとき本質的に前方に自由に移動できるシートからとび上る 。受動的ベルトが抑制するか、またはエアーバッグが使用されると、人の上半身 は停止し、身体に対するピボット点となる。しかしながら、人の下半身は、シー トと僅かなまたは無接触摩擦力を有しているので、乗客の足および下半身は、人 が衝突寸前に有しているモーメントにより無拘束に前方に移動し続けようとする 傾向がある。その結果、下半身の質量もモーメントが前方方向に作用し続けるの で、受動的抑制下にある人の身体を下方に滑らせることがある。この傾向は、急 激な停止または衝突のとき、彼等の軽ぐ曲げた足を、彼等の胸の方に引き上げよ うとする人の本能的反作用によってさらに助長される。その結果、足をダツシュ ボード組立体および／またはステアリングコラムにぶつけることによって、重傷 を負うことがある。

自動車衝突の際の人間の身体の動的運動の研究は、しばしば、実際に適切でない 仮定に基づいてきた。たとえば、人間の身体は、非常にフレキシブルであり、か つ急激な減速のとき、特に身体の１部分のみが抑制されるとき、一体として作用 しない。したがって、好ましくは、衝突のとき、車両の減速率程、高くない速さ で、車両乗客の実質的に全質量の制御された減速を行なうのが非常に望ましい。

安全性の問題の外に、いかなるシート組立体も、長時間、標準状態で、快適に坐 れるように設計するのが望ましい。長時間、快適性を向上する非常に有効なシー ト組立体は、米国特許第４，６５０，２４９号に開示された組立体であり、これ では、シートは、上方にくぼんだアーク状の径路に沿って移動するように取付け られている。そのような径路によって使用者は、彼または彼女の姿勢を椅子に坐 っている間絶えずバランスするこきができる。米国特許第４，６５０，２４９号 のシートシステムは、移動性を回復し、そして坐っている間、腰部を柱（ｌｕｍ ｂａｒ　５ｐｉｎｅ）の変形を除く。それは臀部および大腿部に亘って均一な圧 力分布を生じ、そして筋骨系統をリラックスし、しかも動的に保つことによって 筋肉作業を疲労レベル以下にまで減少する。そのような可動シートは、坐ってい る無感覚作用（ｄｅａｄｅｎｉｎｇ　ｅｆｆｅｃｔ）を妨げ、そして坐っている 使用者の移動性を回復する。

しかしながら、米国特許第４，６５０．２４９号の骨盤傾斜シート（ｐｅｌｒｉ ｃｆｉｌｌ　５ｅａｔ）組立体は、垂直位置に比較的固定されているトルソ−（ 上半身）サポートプラットフォームを有しているシート組立体内に組み込まれる ように示されている。したがって、シートがアーク状の径路に沿って移動される とき、トルソ−サポートは、使用者がトルソ−をプラットフォームのように持上 げて引き離すか、あるいはその上にトルソ−を支持しない限り、シートの運動に よって生ずる垂直のトルソ−変位を阻止する。米国特許第４，６５０，２４９号 の骨！Ｉｉ傾斜シートは、したがって、背４ｆ（ｂａｃｋ　５ｕｐｐａｒυまた は胸部サポートのない腰掛は状のシート組立体内に組み込むとき、あるいは、使 用者が静止環境に対し仕事実施中；シート組立体を使用しているきき、ふよび彼 または彼女のトルソ−の前部または背中を固定支持面に対して置いていないとき に特に有効である。

したがって、本発明の課題は、快適性を向上し、かつさらに、動力車両に使用し たとき、安全性を向上した動力車両およびその他の用途のためのシート組立体を 提供することである。

本発明の他の課題は、正面衝突のとき、シート組立体上に坐っていた人の下半身 および足の減速を制御する能力を増加する車両のためのシート組立体を提供する ことである。

本発明の他の課題は、受動的抑制装置が使用されず、かつエアーバッグ等が車両 に取付けていなかったときでも、協働して衝突の安全性を向上するシート組立体 を提供することである。

本発明のなおさらに他の課題は、車両の正面衝突のとき安全性を大きく向上する ように、シート上に坐っている人の足の変位を生ずる動力車両等のためのシート 組立体を提供することである。

本発明のさらに他の課題は、坐っているとき大きく向上した快適性と、人の筋骨 系統のよりリラックスした、かつなお動的支持を与える坐っている人を支持する ためのシート組立体および方法を提供することである。

本発明のなお他の課題は、比較的簡単に構成することができ、かつなお実質的に 向上した快適性および安全性を提供すること各個人の車両シートのための装置お よび方法を提供することである。

本発明のなおさらに他の課題は、現在の車両シート取付構造に改装できる車両等 のための安全シート組立体を提供することである。

また本発明の課題は、耐久性があり、作動の確実な、比較的保守費の安い、かつ 広い範囲の環境の使用に適しているシート組立体を提供することである。

本発明のシート組立体および方法は他のｊＪＩＩＭおよび特徴利点を有し、それ 等は、本発明実施の最適モードの添付図面および説明から明らかとなるであろう 、かつそれについてより詳細に記述する。

発明の開示 一見地において、本発明のシート組立体は、動力車両等のための安全シート組立 体を提供するように形成される。このシート組立体は、シートと、正面衝突のと きシートと人の臀部との間に摩擦接触を維持する曲率半径を有している上方にく ぼんだ径路に沿って前後方向に移動するための、全体的に水平方向にシートを取 付けている取付組立体とを含む。この径路の曲率半径は、人の臀部および下半身 質量の直線モーメントの一部分を角度モーメントに変換するには十分小さく、そ して、車両の停止のとき人の減速率を十分遅らすため、人の臀部を含めて前方に シートを移動可能にする時間を有するのに十分大きい。

他の見地では、シート組立体は、向上した快適性を備え、かつ、簡単に言えば、 シートと、シートを支持面に対してほぼ水平方向に取付ける取付組立体とを含む 。

この取付組立体はまた、シート上に坐っている人の質量中心の近くに曲率中心を 有している上方にくぼんだ径路に沿って移動するシートを取り付けている。この シート装置はさらに、腰部において人の下方の背中に係合するように位置づけさ れており、かつ、上方にくぼんだアーク状の径路に沿ってシートが移動するとき 、坐った人の腰部の高さ変化に追従するように、シートの移動に応答して移動す るように連結された下方の背凭れ（ｂａｃｋ　５ｕｐｐｏｒｔ）を含む。

本発明の方法は、簡単に言うと、車両の急停止のとき、人の下半身および足の減 速のため、人の臀部とシートとの間に接触を維持するため、車両の前後の軸線に 沿っである方向に移動するように取付けられたシートを使用するステップを含む 。

図面の簡単な説明 図１は本発明により構成された動力車両のシート組立体の概略的側部立面図であ る。

図２は、実質的にライン２−２の平面に沿って切断したときの、図１のシート組 立体の前部立面断面図である。

図３Ａは、図１に対応する縮小した側部立面図であるが、定速で通常の車両運転 中の本発明のシート組立体の他の実施例を示している。

図３Ｂは、図３Ａに対応する側部立面図であるが、通常のブレーキ作動のときの 本発明のシート組立体を示している。

図３０は、図３Ａおよび図３Ｂに対応する側部立面図であり、車両の正面衝突の ときの本発明のシート組立体を示している。

図４は、図３Ａないし図３０のシート組立体に類似したシート組立体の拡大した 概略的側部立面図であるが、その変更した実施例を示している。

図５は、図４の５−５ラインの平面に沿って切断したときの図４のシート組立体 の前部断両立面図である。

図６は、本発明のシート組立体のさらに他の実施例の概略的側部立面図である。

図７は、実質的に７−７ラインの平面に沿って切断したときの、図６のシート組 立体の前部断両立面図である。

図８は、本発明のシート組立体のさらに他の実施例の、縮小した概略的頂部斜視 図である。

図９は、図８のシート組立体の他のひじ掛は部分の拡大部分頂部斜視図である。

図１０は、本発明のシート組立体のさらに他の実施例の概略的頂部斜視図である 。

図１１は、本発明のシート組立体のなお他の実施例の概略的側部立面図である。

本発明実施の最適モード 本発明の１見地では、動力車両内のドライバーおよび乗客の安全性を向上するの に特によく適しているシート組立体および方法が提供される。図１および図２は 、正面衝突のとき、車両のドライバーに高い安全性を与えるのに特に有効である シート組立体の１実施例を例示している。

全体的に２１で示された図１および図２のシート組立体は、シート２２と、シー ト首穴れ２３と、シート２２を実質的に水平位置に取付けるための、全体的に２ ５で示した取付手段と、背凭れ２３を実質的に垂直に取付ける取付手段２４とを 含む。

例示したシート組立体では、背凭れ取付手段２４は、端分割２７でシートの背凭 れ２３に連結されている背凭れ取付アームを含み、かつ概略的に例示されている 車両の床３１に固定された取付ブラケット２９に２８で調整可能に連結されてい る。シート首穴れ２３の角度は、レバー３２により従来の方法で調整可能であり そしてシートの背凭れは、好ましくは、シート組立体に坐っている人２４の後頭 部に係合するように位置づけられたヘッドレスト３３を保持している。図１方よ び図２に示された背凭れ組立体の形状では、背凭れ２３と一体に形成された前方 に延びているひじ掛は部分３６も設けられている。図１に例示されたような背凭 れ組立体および取付手段は、しかしながら、本発明のシート組立体の新規な部分 を構成していない。

急停止または衝突のききの高い安全性は、シート取付手段２５によって本発明の シート組立体に提供されている。図りおよび図２に示された形式では、シート２ ２は、シートフレーム部材４３の上方にくぼんだ、アーク状のスロット４２内に 位置づけされた横に突出しているシート取付ロッド（またはローラー要素によっ て）４１によって取付けられている。図２から明らかなように、シートフレーム ４３は、中央部分４４と、２つの直立した側部部分４３とを存しているＵ形フレ ームであればよい。したがってシート２２は、スロット４２によって規定された ようなカーブ、またはアーク状径路に沿ってアーク状の運動をするため案内され る、これについては以下にさらに詳細に説明する。

たとえば本出願人の米国特許第４，６５０，２４９号のシート組立体に示したよ うに、上方にくぼんだアーク状の径路に沿って移動するように取付けられたシー トとシート組立体に設けることは広く知られている。しかしながら、本出願人の 前の特許では、アーク状径路に沿って移動するシート組立体の取付は、快適性を 向上し、かつ長時間坐る疲労を減少するために使用された。本発明では、スロッ ト４２によって与えられたアーク状径路は、車両の前後軸線に沿って方向づけさ れ、使用されており、そして衝突のときに安全性を高める血率を有している。

このシート組立体はまた、従来の車両シートに比べて、追加の快適性を与え、か つ使用者の疲労が少ない。

多くの自動車において、典型的であるように、ショルダーベルト４４のような受 動的抑制装置が、シート２１の近くに設けられてもよい。ベルト４４は、屋根ま たは側壁の近くで車両２１に連結された上分割端４６と、車両の床３Ｉに取付フ ランジ４８によって連結された下方端４７とを有している。例示した図では、シ ート組立体は、仮想線によって５１で概略的に表わされているステアリングコラ ムに取付けられたハンドル４９を把持しているドライバーを支持するのに使われ ている。しかしながら、本発明のシート組立体はまた、車両の乗客によっても有 利に使用されることができることは理解されるであろう。

上方にくぼんだアーク状径路に沿って移動するためのシート取付手段２５によっ て車両に取付けられているシート２２を設ける効果は、図３Ａ、３Ｂおよび３Ｃ を参照するこさによ、て最もよく理解できる。図３Ａ、３Ｂおよび３Ｃでは、シ ート取付手段２５ａは、図１および２に例示した取付手段２５と多少異なってい る。図３Ａないし３Ｃに例示したように、シート組立体２１ａの残りの構成部品 は、図１および２の構成部品と本質的に同じであり、そして取付手段２５ａは、 図１および２の取付手段２５と同じ結果を生ずる。　図３人ないし３Ｃに例示さ れた実施例では、シート２２がそれに沿って移動するトラック６６は、シート上 に坐っている人の質量中心６４の近くの曲率中心を有しているアーク状トラック である。好ましくは曲率中心は質量中心６４に一致している。図３Ａないし３Ｃ では、単一の曲率中間がトラック６６に対し与えられ、そしてカーブした径路は 、矢印６７によって示されたような半径「を有している。図［および２のシート 取付手段２５では、合成アーク状径路が設けられており、それでは、矢印７１に よって示されたような第１の半径「、と、矢印７２によって示されたような第２ の半径ｒ２とがある。半径ｒ、および「、は曲率中心を有しており、その場合に 、半径ｒ、の中心７３は、大きな曲率半径ｒ２の曲率中心７６を通過する平面７ ４上にある。これは一方の曲率半径から他方の曲率半径へのスムースな移行を提 供し、かつ以下により詳細に説明する利点を有している。

図３Ａでは、ドライバー３４は、実質的に図１に示された位置に彼の背中５２を シート首穴れ２３ｉ６よびシート２２に置いている標準運転位置で示されている 。

ドライバーの足５３は、ガスペダル５４上にあり、そして彼の手５６はハンドル ４９を握っている。ドライバーの頭５７は、ヘッドレスト３３の近く、またはそ れに対して置かれており、そしてショルダーベルト４４は、ドライバーの胸また はトルソ−５８を横切って延びている。

図３Ｂに示したように、標準ブレーキモードでは、ドライバーは彼の足をガスペ ダルからブレーキペダル５９に動かし、そして彼の足５３でブレーキペダルを押 す。この作用は、ドライバーの足のブレーキをかける足の大腿部で、シートの前 部端を押し下げようとする、そしてこれがシート２２を時計の針の方向にほぼ水 平な位置に旋回せしめる。ドライバーの背中５２は僅かにシートの背凭れ２３か ら引き離さね、そしてベルト４４およびドライバーの腕はドライバーのトルソ− の前方への運動を抑制する。図３の標準ブレーキモードでは、ドライバーの臀部 ６２および大腿部６１はシート２２の上面６３に完全に接触している。ドライバ ーの質量中心または重心６４により作用するドライバーの体重がシート面６３に 対して実質的に垂直な力を与え、そしてｅｔａが、シート６３上を前方に滑ろう きするドライバーの臀ｇｆＳおよび足のいかなる傾向をも阻止する。

図３Ｃでは、衝突のとき、または極端に拘束な車両の減速のとき起る動力学が例 示されている。従来のシート組立体を有している車両では正面衝突が起きたとき 、車両を急に停止したときのように、車の前部端を下方に下げ、そして後部端を 上方に時計の針の方向に持上げまたは回転しようとする傾向がある。これは、衝 突の衝撃のとき、ドライバーまたは乗客をシートから上方に押し上げて、重量を 減らさ瓢一方車両は、停止まで非常に高速で減速する。シート上面６３とシート に坐、でいる人の臀部６２および大腿部６１と間の摩擦は、使用者がシートを離 れて持ち上げられたとき、非常に低い値、恐らくゼロにまで急激に下降する。

したがって、しばしば、正面衝突の力学的作用が、ドライバー、乗客をシートか ら持上げ、そして彼等を簡単に、より急速な減速によって車両のステアリングコ ラム、ダツシュボード組立体およびフロントガラスの方に浮き上がらせる。勿論 、その結果、重傷を負うか、または死亡する。

ショルダーベルド４４のような受動的抑制手段の存在により、人の上半身または トルソ−は、車両と共に抑制され減速せしめられ、かつ身体はこの抑制物を中心 に旋回甘めしられる。通常そのような減速は、車両が減速して停止する最短距離 に比べて、彼のまたは彼女の上半身を減速するためにいくらかの追加の距離を使 用者に与えるベルトシステムの僅かな弾性によって行なわれる。シートに坐って いる人が空中に浮いたとき、その人の上半身の減速はベルト４４によって運動を 制御されない、あるいは、その人の下半身および足、すなわち使用者の質量の減 速を必ずしも保証しない。したがって、従来の自動車シートでは正面衝突のとき 、下半身および足をシートとの摩擦接触から離して、そして使用者の減速にもか かわらず、衝突前のモーメントで前進し続ける傾向がある。その結果、使用者の 足および下半身をベルト４４の下に、そしてステアリングコラム５１内にまで、 および／または車両のダツシュボード組立体の下までもぐり込ませる。この問題 を解決する１つのアプローチは、ひざおよびトルソ−ベルトの双方を設けること であったが、取付けられていても、そのような受動的抑制手段はしばしば使用さ れていない。この問題に対する他のアプローチは、衝撃を与えるかも知れないダ ッシュ組立体の領域にクッションを設けることであったが、多くの車両は、その ようなりッション、特に現存の車両にそのようなりッションの改装を許容するよ うに構成されていない。

本発明のシート組立体２１および２１ａは、正面衝突のとき、ドライバーまたは 乗客の臀部６３および大腿部６１とシートの上面６３との接触を維持するため、 上方にくぼんだアーク状径路を使用することによってこの問題を克服している。

図３０に示したように、シート２２は、図３８の位置から図３Ｃの位置に反時計 の針の方向に回転する。図３Ｃから明らかなように、臀部６２および大腿部６１ とシートの上面６３との間の接触を維持するため、シート２２の反時計の針の方 向の回転がシートの前部端を上方に上昇甘めしる。したがって、シート２２は、 衝撃を受けたとき、乗客の下半身および足を抑えて減速可能にするように急激に 位置を変える。臀部および大腿部はシートから離れない、したがってシートと相 対的に身体を前方の方向に移動するためにはかなりの摩擦抵抗があり、そしてそ れがさらにベルト４４の下にもぐり込むのを阻止する。

車両の前後方向に向いた上方にくぼんだアーク状径路に沿って移動するシート２ ２から得られる非常に有利ないくつかの他の効果がある。第１に、シート２２の 回転が、ドライバーまたは乗客の下半身および足の直線モーメントを減速プロセ ス中に角度モーメントに変換せめしろ。第２に、アーク状径路に沿った移動が前 方運動を含んでいるので、車両が停止する距離よりも大きな、減速し停止する距 離を有している。したがって、各個人の減速率は車両の減速率よりも少ない。

さらに、かつ非常に重要なことは、シートが回転するとき、ひざ７８が、ダツシ ュボード組立体の前、そしてなおハンドル４９の下の位置にまで来ることである 。

この位置は好ましくはまたステアリングフラム５１の下方である。ひざ７８のこ の位置は、衝突のとき、胸の方に既に僅かに曲ったひざを持上げる人間の自然な 反作用によって高くなる。最後に、そして非常に重要なのは、シート２２の反時 計方向の回転が、減速車両の時計方向の回転に反作用するので、身体をシート２ ２から押し上げようとする傾向が非常に減少されることである。

本発明のシート組立体では、シートの上方にくぼんだ径路の曲率半径は、人の臀 部の直線モーメントを角度モーメントに変換するように十分小さくなければなら ない、かつ車両停止のときシートと人の臀部の接触を維持するように車両の高減 速率のとき、臀部の前にシート自身を位置づけせしめるように十分大きくなけれ ばならない。反対に上方にくぼんだアーク状径路の曲率半径は、人の臀部の前に 来るのに十分な時間をシートに与えるように十分大きくなければならない、かつ 車両減速率の以下の率で、シート上に坐っている人の減速率を遅くするように十 分大きくなければならない。乗客抑制手段が含まれているとき、シート取付手段 ２５ａは、停止のとき乗客抑制手段に対して人の足およびトルソ−（上半身）が 下にもぐるのを阻止する曲率半径を有していなければならない。

約４インチ以上の曲率半径、そして好ましくは約４インチないし約１５インチの 範囲の曲率半径が望ましいことが判明した。最も好ましくは、曲率半径は、はぼ 、坐った人の質量中心にある。殆どの人体に対して、その曲率半径は、約１０イ ンチないし１１インチであり、驚いたことに、標準範囲の大人のドライバーでは 個人差は少ない。坐ったときの人の質量中心は、はぼ６４であり、それはシート 上に坐ったときの人のを柱の腰部の曲率中心に近い。

図りおよび２に示したシート組立体の形式では、スロット４２によって与えられ たアーク状径路は合成カーブであり、それでは、スロットの後部端における曲率 半径は、スロットの前部端における曲率半径よりも小さい。標準運動および普通 の停止のとき、シートは、図１に示したように、小さい方の曲率半径に沿って、 または２つの半径の組合せに沿って作動する。急停止または衝突のときは、径路 またはスロットの前部端の大きい曲率半径が臨機にシートを傾斜せしめて、人の 臀部および大腿部がシート面６３と接触を保ち、かつ人のひざがダッシュの前お よびハンドル４９の下に曲げ込まれるのを保証する。

本発明のシート組立体２Ｉは、正面衝突状態のときの安全性を向上するのに非常 に有効であるが、それはまたドライバーの疲労を減少することにより車両の安全 性を向上することに注目すべきである。したがって、アーク状径路に沿ってシー トを周期的に移動する能力は、を柱の腰部をよりリラックさせ、そしてストレス を少くすることができる。これはさらにドライバーの疲労を少くし、そしてそれ がドライバーの安全性および快適性を向上する。

図１および２のシート組立体は、安全性および使用の容易さをさらに向上する追 加の特徴を有している。図２で最もよく判るように、シート組立体は、車両３１ の床に固定した普通のシート取付レール８２に摺動可能に取付られている。

１対のチャンネル８１を含む取付手段２５を備えているのが好ましい。チャンネ ル８１は、殆どいかなる車両にもシート組立体の改装を可能にするため、互に間 隔をへだでて配置できる。Ｕ形取付チャンネル８４の内側に摺動可能に収容され ている取付プレート８３がチャンネル８１から内方に延びている。旋回可能な取 付プレート８６が、Ｕ形チャンネル８４の間に延びており、そして全体的に８７ で示した旋回組立体を保持しており、そしてこれが、矢印８９によって示したよ うに、垂直軸線８８の周りに旋回運動するようにＵ形フレーム中心部４４に連結 している。そのような旋回運動は、車の側部に面する位置にシートを旋回可能に することによって、シートへの出入りを容易にするので、シートの外側のひじ掛 け３６は、シート内に入ること、またはシートから出るのを妨げない。

チャンネル８４によってプレート８３に沿って全シート組立の前後変位を与える ことによって追加の安全性が行なわれる。図１で最もよく判るように、衝撃吸収 手段９１を横の取付プレート９３の前部端の固定フランジ９２と可動プレート８ ６との間に設けることができる。衝撃吸収手段９１は好ましくは、衝撃吸収器の 加速力が４５０ポンドの力を超えるまで、プレート８６およびシート組立体の前 方への移動を防止する力によって、プレート８６を最後方位置に弾性的にバイア スするように形成されている。を柱が４９５ボンドの力を超える圧縮力を受けた とき、恐らくを柱傷害を起すことが判明した。

したがって、衝撃吸収器９１の目的は、アーク状に取付けたシートと組合せて使 用することである。図３Ｃに示したように、シート２２がその最前方位置に達し たとき、連続モーメントおよび減速が衝撃吸収器９１に対して作用する。減速し きい値が４５０ポンド重を超えたとき、衝撃吸収器が変位して、使用者の身体お よび足を停止または減速する追加の距離を与える。これは、シートの傾斜位置の 結果さして使用者の臀部とシートとの開の良好な接触を維持するという理由によ り可能である。その運動は最初径路の端部に達するまでアーク状の運動であり、 その点で衝撃吸収器は荷重を受け、そして衝撃吸収器のストロークに等しい追加 の量だけ変位される。また、シートが一旦図３６の位置に再び位置づけされると 、シートの弾性もまた、固有の衝撃吸収効果を与え、そしてそれが、シート上に 坐っている人の下半身を停止する距離を僅かに長くすることに注目すべきである 。

図りおよび２では、転がりまたは滑り要素４１がシートによって保持されており 、そしてシートフレームによって保持されたスロット４２に沿って移動される。

図３Ａないし３Ｃでは、アーク状径路はシートによって保持さね、そして転がり または滑り要素９６は、シートフレームまたは取付部によって保持されている。

しかしながら、その結果か得られるアーク状の運動は、図１および２ではその運 動は、同一平面７４に関係のある２つの曲率半径を有する上方にくぼんだアーク 状径路に沿っているけれども、全く類似している。　図４および５では、シート 組立体２１ａに非常に構造が類似しているシート組立体２１ｂが示されている。

シート２２はヒップ、すなわち人体の腸骨隆線の周りに配置されている曲率中心 ７３の周りに曲率半径７２を有している１対のアーク状レール６６によって上方 にくぼんだアーク状径路に沿って運動するように取付けられている。シートの運 動を制御するため、複数のローラー要素９６が、レールまたはトラック６６に係 合している。しかしながら、全シート旋回の代りに、図４および５では、標準運 転中、大腿部６１に係合する固定前部シート部分９７と、固定フレーム部材上に 取付けられている固定側部シート部分９８（図５参照）とがある。人の臀部６２ によって係合されるシート部分２２は、急停止のとき自由に回転できる。固定部 分９７および９８は、標準運転中、使用者がシート組立体の疲労防止の利点を十 分にエンジョイするようにカーブしたトラック６６に沿ってシート２２の位置を 調整できる支持面を備えている。しかしながら、固定面９７および９８は、高減 速停止のときシートの移動を妨げない。シート組立体２１６は、シートの両側に ひじ掛けを含んでいない、したがって、シートは、垂直に伸びる軸線の周りに旋 回運動するように取付けられていない。

図６および７のシート組立体は、シート２２が水平方向のピボット取付ビン１０ １の周りのシートの旋回によって、上方にくぼんだアーク状径路に沿って移動す るように取付けられていることを除いて、組立体２１に類似している。組立体２ １の場合のように、中心部分４４と側部シート支持ポスト４３とを有しているＵ 形フレームが設けられている。ポスト４３は、人体のほぼ質量中心にピボットピ ン１０１を位置づけするように、シートの上方位置に、そして好ましくはシート の上面６３の上方の約１０インチまたは１１インチまで、シート２２の両側に沿 って上方に延びている。シート２２はシートパン部材１０２によって保持されて おり、これがまたＵ形状であって、かつピボットビン１０１まで延びている側部 １０３を有している。好ましい形式では、シート首穴れ２３は、一体のひじ掛は 部分３６を含み、これが前方に延び、かつまた支持ポスト４３に取付けられてい る。例示した形式では、ひじ掛け３６はまたスロット１０４と、シート首穴れ２ ３が支持ポスト４３に致して取付けられる角度の調整およびロッキングを可能に するロッキングノブ組立体１０６とを含む。

衝突状態のときのシート組立体２１ｃの作動は、本発明の前述の実施例に類似し ている。図６の半径矢印１０７によって示したように、ピボットピン１０１のそ ばの質量中心の周りに、上方にくぼんだ径路に沿ってシート２２は上方に回転す る。オプションとして、シート組立体はまた、可動部材２２と固定フレーム部材 ４３との間に連結されている制御手段１０８を備えている。制御手段１０８は、 スプリング荷重をかけたピストン、衝突のとき移動するため解放可能である安全 レリーズ弁を備えた加圧シリンダー、または起るかもしれない自由補動運動を緩 和するのに使用される電気ソレノイドの形をとることができる。したがって、手 段１０８は、加速度計に連結し、そしてシート回転をブーストまたは加圧するの に使用される。それはまた、車両のエアーバッグ装置、あるいは車両の油圧系統 に連結して、ドライバーによって標準運転のときシートの角度を油圧で制御する のに使用することができる、一方衝突時には係合を外される。類似の制御手段が 、前述のシート組立体に組み込むことができる。

さらに、図６および７のシート組立体では、シート２２は、首穴れの腰部の周り まで使用者の臀部の周りに延びており、かつそれに係合している後部部分１０９ を含む。また明らかなように、シート２２は、前の実施例におけるよりもはかる に、使用者の大腿部および臀部の側部に沿って延びている。

シート組立体２１ｃはまた、ひじ掛け３６に照して見て、シートへの容易な出入 すのため垂直アクセスの周りに旋回する旋回可能な取付手段８７を含む。

すべてのシート組立体２１．２１ａ、２１ｂおよび２１ｃは、約０゛または水平 の範囲から、シートが約３５°だけ後方に傾斜する位置まで、くぼんだ、アーク 状の径路に沿って移動するように取付けられたシート２２を含む。たとえば、図 １および図２のシート組立体２１に複数の曲率半径が使用されるとき、小さい方 の曲率半径ｒ１が、約Ｏ°と１５°との間の後方傾斜方向のためのシートの移動 を制御する。第２の大きい方の曲率半径ｒ、は、約１５°の後方傾斜き、約３５ ゛の後方傾斜との間のシートの移動を制御する。

図８に、本発明によって構成されたさらに他のシート組立体２１ｄが示されてい る、これは、自動車に使用されるか、あるいは、オフィスまたは一般用の車両外 の椅子として使用されてもよいシート組立体２１ｄは、シート２２が上方に延び ている側部部材】０３を有しているＵ形シートパンによって上方にくぼんだアー ク状径路の周りに回転するように取付けられている点で、組立体２］ｃに類似し ている。側部部材１０３は、矢印の半径１０７によって示されたように、アーク 状運動のため、ピボットピン１０１でシート支持ポスト４３にピボットされてい る。Ｕ形取付フレームの中央部分４２は、図８では中央ポスト１１１に取付けら れるように示されており、このポスト１１１はさらに支持面１１２にしっかり上 固定されている。組立体８７に類似している旋回可能な取付組立体が、通常、ポ スト１１１とフレーム部分４２きの間に設けられているが、図面には示されてい ない。　ひじ掛け３６と、上部首穴れ支持部分２３とを含むシート首穴れおよび ひじ掛は組立体が、上方に延びている支持ポスト部材４３に堅固に取付けられて いる。図８の改良されたシート組立体では、下方首穴れ部材１１３は、シート２ ２上に坐った人の腰部に係合するように位置づけされている。さらに、非常に重 要なことは、下方首穴れ１１３は、可動に取付けられており、そしてシート２２ の移動に応答して移動するように連結されていることである。したがって、下方 首穴れ部材１１３は、シート２２が上方にくぼんだアーク状径路に沿って移動す るとき、坐った人の腰部の高さ変化に追従する。

好ましい形式では、下方首穴れ１１３は、上部首穴れ３３に保持されたガイド部 材１１７内に摺動可能に収容されている横に延びているプレート状態部材１１６ を設けるこまによって、矢印１１４によ、で示されたように、垂直に往復（動す るように取付けられている。理解されるように、下方首穴れ部材１１３の転がり ガイド運動または滑りガイド運動を設けることができる。

シート２２と共に移動するための腰部支持部材１１３の連結は、種々の方法で達 成できる。図８に示したように、下方首穴れ１１３は、ロッド手段１１８あよ下 方首穴れ部材１１３の延長部によって提供される。ロッド１１８の遠位端を摺動 可能に、かつ旋回可能に収容するような大きさの開口１２１が）ｔロワー１１９ 内に形成されている。

シート２２が矢印１０７によって示されたアーク状径路に沿って移動するとき、 シートの後部端１２２が上下される。この運動は、ロッドおよびフォロワー組立 体によって、腰部支持部材１１３の往復運動１１４に変えられる・。

したがって、図８のシート組立体は、骨盤傾斜シート（ｐｅｌｖｉｃ　ｔｉｌｔ 　５ｅａｔ）の快適性および疲労減少の利点を有し、かつさらにシート上に坐っ た人の腰部がシート首穴れに対して人の背中を滑らす必要なく連続的に支持され るという利点を有している。その代りに下方シート首穴れは、シートの移動のと きＷ部に追従する。

非常に向上した快適性および疲労減少の外に、図８のシートはまた車両にも使用 できる。シート２２が急停止で上方に回転するとき、腰！１１３の下方へのシフ トが、使用者の臀部および足の下方への変位を促進して、衝突のときの臀部およ び大腿部とシートとの間の高摩擦接触を維持しようとするというのがその効果で ある。

図９は、上部首穴れ２３をシート２２に対して垂直にも水平にも調整できるよう にするのが好ましいことを例示している。これは、使用者がシートを使用者の身 体によく適合するように調整できるようにする。シート首穴れおよび腰部サポー トを椅子組立体に取付けているひじ掛け３６は、第２のチャンネル形状の部材１ ３２を摺動可能に収容するガイドチャンネル１３１を含む。ひじ掛け３６の内側 １３３は、スロットを通る固定手段または調整ノブ組立体１３６の収容のため１ ３４にスロットが設けられている。固定ノブ組立体１３６は、摺動可能なチャン ネル部材１３２に連結されており、かつスロット１３４に沿ってチャンネル部材 １３２の位置を解放可能に固定するのに使用できる。これは、矢印１３７によっ て示したように、背凭れ２３および腰部支持部材１１３の前後位置を調整する能 力を使用者に与える。

類似の方法で、ポスト部材１３８が垂直支持部材４３の内側に摺動可能に収容さ れるようにして、垂直調整が設けられる。スロット１３９およびロッキングノブ １４１は、フレーム翻４３の内側の可動ポスト１３はの選択的ロッドが可能であ るように設けられている。これは、矢印１４２によって示されたように、背凭れ ２３の垂直調整を可能にする。背凭れ２３の垂直調整がシート５２と腰部支持部 材１１３との間の相対的位置を変えないこきに注目すべきである。

図１０のシート組立体２８ｅは、図８に示した型式のＵ形取付構造体を含む。

ロッキングノブ組立体１４１によって所定の位置に調整可能にロックされている ひじ掛け３６は、Ｕ形直立支持ボスト４３内に入れ子式に取付けられている。シ ート２２は、矢印１０７によって示したように、アーク状径路内を移動するため 、水平なピボットビン１０１０周りにピボット止めされている。シート２２は、 シート２２と一体に形成されており、かつシート２２と共に旋回する下方首穴れ 部分１５１に係合する腰部を含む、使用者はひじ掛け３６を押すことによってシ ートの位置を調整または制御するため腕またはひじを使用することができる。し たがって、ひじ掛けは、シートの位置づけ制御のための固定支持手段として作用 し、快適性および疲労減少を維持するように腰部の動的調整を可能にする。図８ のシート組立体の型式では、ひじ掛けは、それ等が固定しており、そしてシート 位置づけを制御する支持部を設けるようにして、類似の機能を果している。同様 に、シート首穴れ２３は固定であり、そしてシート調整プロセスに使用できる。

図１０のシート組立体２１ｅは、旋回可能な取付組立体（図示せず）を含むこと ができるポスト１１１上に取付けて示されている。ポストは、図１１に示したよ うに、ローリングサポートに接続されるか、あるいは固定支持面１１２に直接取 付けることができる。この構成では、シート２２は、剛性プレート４６に固定し て取付けられているクッションストップ４５で停止し、そしてこのプレート４６ はさらにポス［１１に取付けられている。これは、水平位置からのシート２２の 後方回転のみを可能にする。したがって、シートの回転は、使用者の身体３４が 垂直姿勢から前方にかがんだ姿勢に移動したとき作動する。

図１１は、本発明のシート組立体を使用しているオフィス用の椅子の一形式を例 示している。シート２２は、１対のトラックまたはガイドレート６６を保持し、 そしてこのガイドレール６６は、図３Ａないし３Ｃおよび図４のシートと類似の 方法でローラー要素９６によって係合されている。シート上に坐った人３４の上 部の背中に係合する上部首穴れ２３が設けられている。下方の背凭れ、または腰 支持部１１３が腰部１５２の人の背中に係合している。上部首穴れ２３は、それ と一体に形成されたひじ掛は部材３６を含み、そして上部首穴れは、背凭れポス ト１５４の内側に入れ子式になっている中央ポスト１５３に取付けられている。

調整組立体１５６が上部首穴れおよびひじ掛けの高さの選択的調整およびロッキ ングを可能にする。

快適性を向上するため、腰部首穴れ１１３は、矢印１５７によって示したように 、垂直方向の往復運動のためポスｌ材１５４に摺動可能に取付けられている。

シート２２は、圧縮スプリング１５９のようなバイアス手段に抗して引張ってい る可撓性リンク１５８によって、下方首穴れ１１３に連結されている。スプリン グ１５９は、腰支持部１１３を上方に押しており、一方１６１でシート２２に連 結されたリンク１５は、シート２２がシートの後部端１６２で下方に傾いている とき、成文持器材を下方に引張っている。図１１に示した椅子では、シート組立 体２１ｆは、旋回運動のためボス）１１に取付けられており、そしてポスト１１ １は、標準ローリング脚組立体１６３によって保持されている。さらに回転する ようにポスト１１１に取付けれられており、かつ椅子を使用している人の足また は向こうずねの選択的支持手段を備えている向こうづねおよび足支持組立体１６ ４が示されている。

本発明の方法は、シートに坐っている人の臀部とシートとの接触を維持しながら 、曲率半径を有する上方にくぼんだアーク状径路に沿って車両の前後の軸線に沿 った方向に移動するように取付けられているシート組立体を動力車両に使用する ステップを含む。この接触は、人の下方質量を減速する摩擦力を保証し、そして シートの移動が、停止距離を増加し、かつまた直線モーメントを角度モーメント に変換し、そして人のひざをハンドルとダッシュ組立体との間に位置づけること によって人の減速率を減少する。取付ステップは好ましくは、シートとシートに 坐っている人との間に生ずる実質的Ｊｌ！擦力の量によって、急激な車両の減速 のとき、上方にくぼんだアーク状径路に沿って実質的に無高速な移動をするよう に、シートを取付けることによって達成される。アーク状径路は、約４インチと 約　′１５インチとの間、最も好ましくは１０インチと１１インチとの間の曲率 半径を有している。この方法は、いかなる乗客抑制装置の下への人の下半身のも ぐり込みをも防止し、そして乗客抑制装置が使用されていなくても、安全な方式 で人の下方質量の減速を行なう。　本方法はまた、高減速停止のとき人とシート との間の摩擦抵触を高めるため、シートの移動に応答して移動するようにシート 首穴れの腰部を取付けるステップを含んでもよい。最も好ましい形式では、シー トは、共通の平面に関係している異なる半径を有している２つの曲率半径の周り に白線運動をするように取付けられる。径路の最前部は最後部よりも大きな山王 半径を有し、そしてこれが摩擦接触を高め、そしてシートが前方に移動するとき 、直線モーメントの角度モーメントの変換を早める。

さらにこの方法は、衝撃吸収手段によってシート上の減速負荷を吸収するステッ プを含み、この衝撃吸収手段は、を柱損傷が起きるしきい値以下の加速しきい値 を超える減速力で弾性的に変位可能である。

Ｆｉｇｕｒｅ　２ Ｆｉｇｕｒｅ　５ Ｆｉｇｕｒｅ　７ Ｆｉｇｕｒｅ　８ 国際調査報告 ｍｌ＊＋ａｅ＋ｍ＋＋ｍ＾””””””’ｐｒＴ／■鴛。Ｉ／ｎ７１’ｌＡＡ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．シートと、 前記シートに連結されており、かつ上方にくぼんだアーク状径路に沿って車両に 対して前後方向に前記シートを移動するため、全体的に水平方向に車両内に前記 シートを取付けるように形成された取付手段とを具備していることを特徴とする 車両等のシート組立体。 ２．高減速率で前記車両の前進運動停止のとき、前記シートと前記シート上に坐 っている人の臀部との間に有効な摩擦抵触を維持する曲率半径を有している上方 にくぼんだアーク状径路に沿って移動するため、前記シートを前記車両内に取付 けるように、前記取付手段が形成されている請求項１に記載の車両のシート組立 体。 ３．前記シートを前記人の臀部の前の位置へ前方に移動可能であるように十分大 きく選択され、かつ前記人の臀部の直線モーメントの１部分を角度モーメントに 変換するのに十分小さく選択された曲率半径を有する上方にくぼんだアーク状径 路に沿って移動するため、前記シートを前記車両内に取付けるように前記取付手 段が形成されている請求項１に記載の車両のシート組立体。 ４．前記取付手段が、前記アーク状径路に沿って実質的に無拘束な運動をするよ うに前記シートを取付けている請求項１に記載の車両のシート組立体。 ５．前記取付手段が、約４インチないし約１５センチの範囲の曲率半径を有する アーク状径路に沿って運動するように前記シートを取付けており、そして、前記 アーク状径路に連結されており、かつ前記アーク状径路に沿った前記シートの移 動を制御する制御手段を有する請求項１に記載のシート組立体。 ６．垂直に変位可能な背凭れ部分を含んでいるシート背凭れと、前記車両のほぼ 垂直方向に前記シート背凭れを取付けるように形成されたシート背凭れ取付手段 とを有し、前記背凭れ取付手段か、前記シートの移動に応答して前記背凭れ部分 を変位するため、前記シート取付手段およびシートの一方に連結されている請求 項１に記載の車両のシート組立体。 ７．前記背凭れ部分がシート上に坐った人の腰部に係合するように位置づけされ 、そして 前記背凭れ取付手段が、前記径路に沿って移動中に前記前部端から離れて前記シ ートの傾斜のとき前記背凭れ部分の下方への変位を生ずるように連結されてい請 求項６に記載の車両のシート組立体。 ８．シートと、 シート背凭れと、 前記シートに連結されており、かつ前記車両に対して全体的に水平方向に前記シ ートを取付けるように形成されたシート取付手段と、そしてシート背凭れに連結 されており、かつ車両に対して全体的に垂直方向に前記背凭れを取付けるように 形成されたシート背凭れ取付手段とを具備し、前記シート取付手段がさらに、上 方にくぼんだ径路に沿って前後方向に前後車両に対して移動するように前記シー トを取付けており、前記径路が、前方に臨機に移動し、かつ前記シート上に坐っ た人の減速率を有効に遅らすため人の臀部を抑制するのに十分大きく選択され、 そして人の臀部の直線モーメントの１部分を角度モーメントに変換するのに十分 小さく選択された曲率半径を有し、したがって、高減速率で前記車両の停止のと き、前記シートと前記シート上に坐った人の臀部の摩擦接触を維持して、それに よって前記人に対する可能性のある損害を減少することを特徴とする車両のシー ト組立体。 ９．前記シート取付手段が、前記シートの近くに前記車両内に設けられた乗客抑 制手段に対して、人の足およびトルソー（上半身）のもぐるのを阻止する曲率半 径を有している請求項８に記載の車両のシート組立体１０．前記曲率半径が約４ インチよりも大きく、そして曲率中心が前記人の胸部の下方にある請求項８に記 載の車両のシート組立体。 １１．前記曲率半径が約４インチないし約５インチの範囲にある請求項１０に記 載の車両のシート組立体。 １２．前記曲率半径が約１０インチないし約１１インチである請求項１０に記載 の車両のシート組立体。 １３．前記くぼんだ径路の曲率中心が、前記シート上に坐ったときの前記人の質 量中心の近くにあり、そして 前記アーク状径路に連結されており、かつ前記シート径路に沿って前記シートの 移動を制御する制御手段を有している請求項８に記載の車両のシート組立体。 １４．前記くぼんだ径路の曲率中心か、前記シート上に坐ったとき前記人の脊柱 の腰部曲率中心の近くにある請求項８に記載の車両のシート組立体。 １５．前記シート組立手段が、前記車両内に従来の普通のシートの取付のため設 けられた現存のシート取付レールに改装するように形成されている請求項８に記 載の車両のシート組立体。 １６．前記シート取付手段が、垂直軸線の周りに旋回運動するように前記シート を取付けている請求項８に記載の車両のシート組立体。 １７．前記シート取付手段が、前記シート上方に位置づけするため前記シートの 側部に沿って上方に延びているシート支持ポストを有しているＵ形フレームを含 み、そして 前記シートが、前記くぼんだ径路に沿って移動するため、前記支持ポストに旋回 可能に取付けられている請求項８に記載の車両のシート組立体。 １８．前記シート取付手段が、複数のローラー要素と、上方にくぼんだトラック とによって設けられている請求項８に記載の車両のシート組立体。 １９．前記トラックが前記シートに取付けられており、そして前記ローラー要素 が、前記トラックと、前記車両に固定されたシートフレームとの間に回転可能に 取付けられている請求項１８に記載の車両のシート組立体。 ２０．前記トラックが、前記車両に固定されたシートフレームに取付けられてお り、そして 前記ローラー手段が、前記トラックと前記シートとの間に回転可能に取付けられ ている請求項１８に記載の車両のシート組立体。 ２１．前記シート取付手段か、スムースな径路を与えるように位置づけされた曲 率中心を有している複数の曲率半径によって規定された上方にくぼんだ径路に沿 って移動するように前記シートを取付けている請求項８に記載の車両のシート組 立体。 ２２．前記複数の曲率半径か、前記径路の後部端における第１の曲率半径と、前 記径路の前部端こおける前記第１の曲率半径よりも大きい第２の曲率半径とを含 む請求項２１に記載の車両のシート組立体２３．前記第２の曲率半径か、前記シ ートをほぼ水平な方向と、後方に約１５度傾斜した位置との間にシートを方向づ けするように前記くぼんだ径路を規定し、そして 前記第１の曲率半径が、前記シートを後方に約１５度傾斜した位置以上にシート を方向づけするように前記くぼんだ径路を規定している請求項２２に記載の車両 のシート組立体。 ２４．前記第１の曲率半径が、前記シートを約１５度ないし約３５度後方傾斜の シート方向づけをするように前記くぼんだ径路を規定している請求項２３に記載 のシート組立体。 ２５．前記第１の曲率半径が約１０インチないし約１１インチであり、そして前 記第２の曲率半径か、１１インチよりも大きい請求項２２に記載の車両のシート 組立体。 ２６．前記シート取付手段に連結された衝撃吸収手段を有し、前記シートおよび 前記人への減速力が既知のしきい値を超えたとき、前記衝撃吸収手段に対して前 方方向に前記シートの弾性変位を可能にする請求項８に記載の車両シート。 ２７．前記シート取付手段が、前記シートの下方に延ひている横の部分を有する Ｕ形フレームと、前記シートの両側の横の部分から前記シートの上方の位置に上 方に延びている２つの側部ポスト部分とを含み、前記シート取付手段がさらに、 実質的に水平な軸線の周りに旋回運動のため、前記シートを前記ポスト部分に取 付けている前記ポスト部分の各々の上部端の旋回可能な取付手段を含み、そして 前記シート取付手段がさらに、垂直軸線の周りに旋回運動するため、前記車両に 前記フレームの前記横の部分を取付けるための旋回可能な取付手段を含む請求項 ８に記載の車両のシート組立体。 ２８．前記シート背凭れが前記ポスト部分に可動に取付けられており、そして、 前記ポスト部分と選択した固定関係に前記シート背凭れを解放可能に固定してい る固定手段を有している 請求項２７に記載の車両のシート組立体。 ２９．一緒に移動するように前記シート背凭れに取付けられているひじ掛けを有 している請求項２８に記載の車両のシート組立体。 ３０．人の臀部、側部および大腿部に係合するように前記シートの周辺の近くに 位置づけされており、かつ前記シート取付手段によって、前記可動シートと固定 関係にあるように取付けられている補助シート部材を有している請求項８に記載 の車両のシート組立体。 ３１．前部端を有する車両と、 シート上の人を支持するように形成されたシート組立体と、上方にくぼんだアー ク状径路に沿って前記前部端の方向に移動するように、前記シート組立体を前記 車両内に取付けているシート取付手段とを具備していることを特徴とする安全シ ート組立体を有している車両。 ３２．前記取付手段が、約４インチないし約１５インチの範囲の曲率半径を有し ているアーク状径路に沿って無拘束移動するように、前記シート組立体を前記車 両内に取付けている請求項３１に記載の車両。 ３３．前記取付手段が、前記シートと前記人の臀部の接触を維持する曲率半径を 有するアーク状径路に沿って移動するように前記シート組立体を前記車両内に取 付けている請求項３１に記載の車両。 ３４．前記取付手段が、ほぼ水平な位置から前記前部端から離れて傾斜した約３ ５度までの範囲の方向を有しているアーク状径路に沿って移動するように、前記 シート組立体を前記車両内に取付けている請求項３３に記載の車両。 ３５．往復運動するように取付けられた可動な腰支部部分を有しているシート背 凭れと、 ほぼ垂直方向に前記背凭れを前記車両内に取付けている背凭れ取付手段と、そし て 前記前部端の方への前記シートの移動に応答して下方の方向に垂直運動するよう に前記腰支持部分を連結している手段とを有している請求項３１に記載の車両。 ３６．前記シートこ連結されており、かつ前記アーク状径路に沿って前記シート の移動を制御する制御手段を有している請求項３１に記載のシート組立体。 ３７．ａ．シートと、 ｂ．前記シート上に坐ったとき人の胸部の下方に曲率中心を有している上方にく ぼんだアーク状径路に沿って前記シートを移動するように、支持面に対してほぼ 水平方向に前記シートを取付ける取付手段と、ｃ．腰部において人の下方の背中 に係合するように位置づけされた下方の背凭れとを具備し、前記下方の背凭れが 可動に取付けられており、かつ前記シートが移動するとき、坐った人の腰部の高 さ変化に追従するため、前記シートの移動に応答して移動するように連結されて いることを特徴とする人間のためのシート装置。 ３８．前記シートが、前記シートの上方に曲率中心を有している前記アーク状径 路に沿って移動するように前記取付手段によってシートフレームに取付けられて おり、そして 前記下方の背凭れが、前記シートの移動に応答して移動するように前記シートに 連結されている 請求項３７に記載のシート装置。 ３９．前記下方の背凭れが、ロッド手段とフォロワー手段とによって前記シート に連結されている請求項３８に記載のシート装置。 ４０．前記ロッド手段が、前記シートの後方に延びているロッドとして設けられ ており、そして前記フォロワー手段が、前記下方の背凭れの延長部によって設け られ、前記ロッドを摺動可能に、かつ旋回可能に収容する大きさの開口をその中 に形成されている請求項３９に記載のシート装置。 ４１．前記シートが、前記取付手段によってシートフレームに取付けられており 、前記シートフレームが、前記シートの両側の前記シートの近くの位置に上方に 延びている１対の荷重支持ポスト手段を含み、そして前記取付手段が、前記シー トの上方の位置において前記ポスト手段に前記シートを旋回可能に連結している 請求項３７に記載のシート装置。 ４２．前記シートフレームに取付けられており、かつ前記下方の背凭れの上方、 かつその周りの位置まで垂直に延びている上方の背凭れを有している請求項４１ に記載のシート装置。 ４３．前記上方の背凭れが、前記上方の背凭れと前記ポスト手段との間の傾斜角 度の選択的調整のため、前記ポスト手段に取付けられている請求項４２に記載の シート装置。 ４４．前記上方の背凭れが、前記ポスト手段に対する前記上方の背凭れの前後位 置の選択的調整のための取付けられている請求項４３に記載のシート装置。 ４５．前記下方の背凭れが、上方の背凭れによって可動に保持されている請求項 ４４に記載のシート装置。 ４６．前記上方の背凭れか、前記フレームに可動に取付けられており、そして、 前記フレーム部材に対する前記上方の背凭れの高さの選択的固定のための手段を 有している請求項４２に記載のシート装置。 ４７．前記下方の背凭れが、案内された垂直往復運動のための前記上方の背凭れ に取付けられている請求項４２に記載のシート装置。 ４８．前記上方の背凭れか、前記シートの両側にひじ掛け部材を含み、前記上方 の背凭れが、前記シートに対して複数の固定関係にその高さの選択的固定のため 、前記シートフレームに取付けられており、そして前記下方の背凭れが、前記上 方の背凭れに、垂直往復運動のため取付けられている請求項４２に記載のシート 装置。 ４９．前記シートの前記取付手段が、前記シートの一方に取付けたトラックと支 持面とを含み、 前記取付手段が、前記シートの他方に取付けた複数のローラー要素と、前記支持 面とを含む 請求項３７に記載のシート装置。 ５０．前記トラック手段が前記シートによって保持されており、そして前記ロー ラー要素が、シートフレームに回転可能に取付けられている請求項４９に記載の シート装置。 ５１．前記トラック手段が、シートフレーム上に設けられており、そして前記ロ ーラー要素が、前記シートに回転可能に取付けられている請求項４９に記載のシ ート装置。 ５２．前記下方の背凭れが、可撓性リンク手段によって移動するように前記シー トに連結されている請求項３７に記載のシート装置。 ５３．前記可撓性リンク手段が可撓性ケーブルから成っている請求項５２に記載 のシート装置。 ５４．前記シートフレームに取付けられた垂直に延びている背凭れフレームを有 し、そして 前記下方の背凭れが、前記背凭れフレームに摺動可能に取付けられている請求項 ５２に記載のシート装置。 ５５．前記下方の背凭れが、レバー組立体によって移動するように前記シートに 連結されている請求項３７に記載のシート装置。 ５６．前記支持手段かさらに、垂直軸線の周りに前記シートを旋回運動するよう に形成されている請求項３７に記載のシート装置。 ５７．前記アーク状径路が、約４インチないし約１５インチの範囲の曲率半径を 有している請求項３７に記載のシート装置。 ５８．シートと、 前方方向および後方方向に、上方にくぼんだアーク状径路に沿って移動するため 、ほぼ水平方向の支持面に前記シートを取付ける取付手段と、そして前記シート 上に坐った人が、前記アーク状の径路に沿って前記シートの位置を制御するのに 十分なその人の体重を支えることができる位置において前記シートの近くに取付 けられた固定支持手段と、を具備することを特徴とするシート紺立体。 ５９．前記固定支持手段が、前記取付手段と固定関係に前記シートの少くとも１ 方側に近くに取付けたひじ掛けによって提供されている請求項５８に記載のシー ト組立体。 ６０．シートフレームを有し、 前記取付手段が、水平軸線の周りに旋回運動するように前記シートフレームに前 記シートを取付けており、 前記ひじ掛けが前記シートフレームに取付けられている請求項５８に記載のシー ト組立体。 ６１．前記シートフレームが、前記シートの両側に位置づけされていて、かつ前 記シート上方に延びている、上方に延びているポスト部材とともにＵ形状に作ら れており、 前記シートが、前記シート上方の位置において前記ポスト部材に旋回可能に取付 けられ、そして 前記ひじ掛け手段が、前記シートに対して前記ひじ掛け部材の高さの選択的調整 のため、前記ポスト部材に取付けられている請求項６０に記載のシート組立体。 ６２．前記固定支持手段が、前記取付手段と固定関係に前記シートの近くに取付 けられた背凭れ部材として設けられている請求項５８に記載のシート組立体。 ６３．前記背凭れ部材が、前記シートに対し前記背凭れ部材の角度方向、高さお よび距離の選択的調整のため取付けられている請求項６２に記載のシート組立体 。 ６４．前記シートが、水平部分と、前記水平部分から前記人の中央腰部を支持す る位置まで上方に延びている一体に形成された垂直部分とを含むように形成され ている請求項５８に記載のシート組立体。 ６５．前記固定支持手段か、前記取付手段と固定関係に前記シートの近くに取付 けた背凭れ部材と、前記取付手段と固定関係に前記シートの両側の近くに取付け られた１対のひじ掛けとによって設けられている請求項５８に記載のシート組立 体。 ６６．高減速率で前記車両の停止のとき、車両のシートに坐っていた人に対する 傷害を減少する方法において、 前記車両の前後の軸線に実質的に平行に向けられた方向に移動するように前記車 両内に取付けられており、かつ上方にくぼんだアーク状径路に沿って前記方向に 移動するように取付けられたシートを使用するステップを含むことを特徴とする 方法。 ６７．前記使用ステップが、前記シート上に坐った前記人の胸部下方の、曲率半 径を有する上方にくぼんだアーク状径路に沿って移動するように前記シートを取 付けることによって達成される請求項６６に記載の方法。 ６８．前記使用ステップが、約４インチと約１５インチとの間の曲率半径を有し ている上方にくぼんだアーク状径路に沿って移動するように前記シートを取付け ることによって達成される請求項６６に記載の方法。 ６９．前記使用ステップが、約１０インチと約１１インチとの間の曲率半径を有 している上方にくほんだアーク状径路に沿って移動するように前記シートを取付 けることによって達成される請求項６６に記載の方法。 ７０．前記シートの近くに、前記人のトルソー（上半身）に係合するように形成 された乗客抑制手段を取付けるステップと、前記シートと前記人の臀部の接触を 維持する曲率半径を有している上方にくぼんだ径路に沿って移動するように前記 シートを取付け、そして前記乗客抑制手段に対して、前記人のトルソーおよび足 をもぐらせることを実質的に防止するステップとを含む請求項６６に記載の方法 。 ７１．前記使用ステップが、移動のときサポートを転勤するように前記シートを 取付けることによって達成される請求項６６に記載の方法。 ７２．前記使用ステップが、移動のときサポートを摺動するように前記シートに 取付けることによって達成される請求項６６に記載の方法。 ７３．前記使用ステップが、旋回運動をするように前記シートを取付けることに よって達成される請求項６６に記載の方法。 ７４．前記使用ステップが、共通のラインに関係している２つの異なる曲率半径 を有している２つの曲率中心の周りに曲線運動するように前記シートを取付ける ことによって達成される請求項７３に記載の方法。 ７５．前記使用ステップが、前記径路の最後部よりも大きい曲率半径を有してい る前記径路の最前部を有している２つの曲率中心の周りに旋回運動するように前 記シートを取付けることによって達成される請求項６６に記載の方法。 ７６．既知のしきい値を超える減速力のとき弾性的に変位可能である衝撃吸収手 段によって前記シート上の減速荷重を吸収するステップを含む請求項６６に記載 の方法。 ７７．前記シートが前方に移動するとき、下方への変位のため前記シートの近く に取付けられた背凭れの可動部分を連結するステップを含む請求項６６に記載の 方法。 ７８．前記アーク状径路に沿った前記シートの移動を制御手段によって制御する ステップを含む請求項６６に記載の方法。