JPH06501999A - ドーム状又はトンネル状の構造体の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ドーム状又はトンネル状の構造体の製造方法説明 本発明は、気密シートそれ自体の膨張により又は基礎を有する膨張状・態の気密 シートにより構造体の基本形状を定め、更にシートのリブ状支持体の間にある区 域においてその膨張状態にあるソートの上に硬化用物質をスプレィすることによ りドーム状又はトンネル状の構造体を作る方法に関する。

未公告ではあるが最近提出された欧州特願ＰＣＴ／ＮＬ９１／００１３０におい て、コンクリート、特にまだ未硬化の状態において本質的に安定性を有するよう な微小シリカ成分を有するコンクリートのような硬化材料をスプレィすることに より製作されたリブ手段により、膨張されたソートが支持される方法が説明され ている。前記旧来の方法によれば、前記リブは膨張させたシートの上に最終のコ ンクリート層又は複層をスプレィする以前に製造される。

本発明はドーム状又はトンネル状の構造体、特にトンネル状構造体の高効率な製 作の可能性を開く方法を目的とする。

これは本発明によりまず達成され、これにおいては、リブ状の支持体は膨張後に 置かれ、前記支持体の間の区域への硬化用材料の適用の後で除去される一時的な 支持体であり、一方、一時的な支持体により最初に占められていた空間は、前記 支持体の除去後にスプレィ作業により充た手段により間隔を空けられた状態にソ ートを支持しこの支持体間に硬化用材料がスプレィされることにより、膨張され たシートはスプレィ作業に対する大きな安定性が与えられる。硬化用材料のスプ レィ後に、前記支持体は外され、最初に前記支持体により占められていた空間は その後、前記硬化用材料をスプレィすることにより充たされる。

前記一時的支持体は、容易に取り去りうる適宜形式の輪郭に形成することができ る。

本発明により、一時的支持体は膨張可能な管で形成されることが好ましい。勿論 、作るべき構造体の内側形状に適合した要求形状を有するかかる管は、例えば風 及び／又は雨により発生する変動に曝されるために安定性を必要とする膨張され た大きなシートに対して、その膨張状態において十分な安定性を与える。

強固な輪郭体により支持され又は支持されない膨張可能な管の使用により、前記 一時的な支持体の除去は前記管の内部の空気圧を減らすことである。

強固な輪郭体を有する前記管の後方で強固な輪郭体を有する前記管を可動フレー ム上に置き、このフレームを段階的に動かし、前記管の膨張により前記管がシー トの内側を支持するようにさせ、管の間に硬化用材料をスプレィし、管を減圧し てこれらを除去し、更にその後でフレームを次の段階に前方に動かし、その後で 最初に前記管が占めていた空間をスプレィ装置により充填することにより、トン ネル状の構造体を迅速につくることができる。

この層がシート上に最初の安定と付着とを与えることは良（知られている。その 後で、コンクリートがフオーム層の上にスプレィされる。

本発明は、フオーム層のスプレィ後に一時的支持体が置かれることによる方法を 含む。従って、この支持体は既に内側がフオーム層で覆われたシートを支持する 。この場合は、前記支持体は、更に安定性を与えかつコンクリートスプレィ用の 空間を定める。前記一時的支持体の手段、特に膨張可能な管の手段によりコンク リートをスプレィすべき吹き付ける空間を定める利点は、同様に前記一時的支持 体上に堆積されるコンクリートのスプレィ中の事象に過多の注意を払う必要がな いことである。

これら支持体は除去され、特にこれが減圧により行われるときは未硬化状態のコ ンクリートの小さな堆積は作業に影響しない。前記スプレィ作業に特別の注意を 払う必要がないという事実のため、スプレィ作業の速度が速められる。

コンクリート層を補強しなければならない場合は、前記補強は、本発明により、 フオーム層に接近するが少し間隔を空けかつフオーム層と支持体との間に置かれ る。前記一時的支持体は補強用ロッドを少なくも部分的に支持し、あるいは補強 用ロッド用の空間を定めるスペース用輪郭と組み合う。

もし膨張可能な管が補強用ロッド又は網状組織と組み合うならば、全作業を高効 率でなしうろことが明らかであろう。例えば、スペーサーを有する補強用網状組 織をフオーム層の内側と当たるように置き、管を膨張させて前記網状組織を押し てスペーサーを経てフオーム層を押すこと図１は建設中のトンネル状構造体を通 る断面図である。

図２．３及び４は、製作中の異なった面を明らかにし、例えば図１の線ＩＩ−Ｉ Ｉによる断面を示す。

図１において、外側シートは番号１を有し、このシートは図示されない基礎に連 結され膨張される。前記シート１の内側に公知の方法でフオーム層２が付けられ る。

建設中の構造体の内部にフレーム３が示され、これは図示されない手段により動 かすことができ、更に強固な輪郭体４を支持する。前記輪郭体４の外側に膨張可 能な管５が置かれ、これによりこれらの外側は補強用網状組織６及び隙間用輪郭 体７に押し付けられる。

図２は製作済みでかつ外側シート１、フオーム層２及び隙間用輪郭体７のある補 強用網状組織６を備えた構造体の当該部分の内側に押し付けられた前記管５の状 態を示す。

図３は、既設コンクリート部分９と管５の一つとの間、及び２個の連続した管５ の間におけるコンクリート層８のスプレィ作業を明らかにする。前記部分８の硬 化後に、一時的な支持柱が、例えば収縮により、及びフレーム３を図４に示され るように別の段階に動かすことにより除去される。

図４における１０のような管により最初占められていた空間はスプレィ作業によ り充たされ、このスプレィ作業中に補強用ロッド１２のある、又はこれのない仕 上げ層１１が取り付けられる。

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Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．気密シートそれ自体の膨張により又は基礎を有する膨張状態の気密シートに より構造体の基本形状を定め、更にシートのリブ状支持体の間にある区域におい てその膨張状態にあるシートの上に硬化用物質をスプレイすることによりドーム 状又はトンネル状の構造体を作る方法にして、リブ伏の支持体が一時的な支持体 であって、かつ膨張後に置かれ、前記支持体間の区域への硬化用材料の適用の後 で除去され、一方、始めに一時的な支持体により占められた空るは前記支持体の 除去後にスプレイ作業により充たされることを特徴とする方法。
2. ２．硬化用材料のスプレイ作業が、主として、合成樹脂フォームの層のスプレイ 作業を含み、このフォーム層に上にコンクリート層がスプレイされる請求の範囲 １による方法にして、フォーム層のスプレイ作業後に一時的支持体が置かれるこ とを特徴とする方法。
3. ３．フォーム層の適用後に多数のコンクリート補強用ロッド又は前記ロッドの網 状組織がフォーム層に接近するが間隔を空けて前記フォーム層と一時的支持体と の間に置かれることを特徴とする請求の範囲２に請求される方法。
4. ４．一時的支持体が前記補強用ロッド又は網状組織を少なくも部分的に支持する ことを特徴とする請求の範囲３に請求される方法。
5. ５．支持体が、フォーム層に当てて置かれかつ補強用ロッド又は網状粗織のため の空るを定める空間用輪郭体と組み合って置かれることを特徴とする請求の範囲 ３に請求される方法。
6. ６．前記支持体が膨張可能な管により形成されることを特徴とする先行請求の範 囲の一つ又は複数の方法を実行するための一時的支持体。
7. ７．管が強固な輪郭体により内側で支持されることを特徴とする請求の範囲６に 請求される支持体。
8. ８．支持体又は輪郭体が可動フレームに支持されることを特徴とする請求の範囲 ６又は７に請求される支持体。